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グルッと野毛を一巡り … 中華料理「三陽(さんよう)」(横浜市・桜木町)

「三陽」のカウンターで


 東京の友人が、横浜に遊びに出てきて、野毛(のげ)の街です。

 野毛には以前1度来ただけという友人のために、設定した野毛ひと巡りのゴールデンコースの1軒目は「福田フライ」です。平日ながら、やはりこの店に来るとニンニクがばりばりと効いた辛いソースで串揚げを食べてもらわないとね。

 2軒目に行く前に、「麺房亭」の前を通って、バス通りを渡り、一時閉店中の「武蔵屋」を外から見学です。(その後、「武蔵屋」は7月15日に営業を再開しましたが、8月1日から9月1日までは夏休みに入っています。)

 「武蔵屋」から再びバス通りに戻り、それぞれ隣り合うイタリアンな立ち飲みの「バジル」と、スペインバル「ボデゴン・ノゲ」を外から眺めつつ、大岡川沿いの都橋商店街へ。今日の2軒目は、都橋商店街の2階にある「ホッピー仙人」です。

 「ホッピー仙人」は店名のとおり、ホッピーを飲むためのバーで、キンミヤなどの焼酎はもちろんのこと、各種スピリッツ(ジン、ラム、ウォッカ、テキーラなどなど)で作ったホッピーを、それぞれ1杯500円で楽しむことができるのです。

 店を出て都橋商店街の中央階段を下りると、目の前にあるのが「喫茶みなと」という名前のバー。「名前には“喫茶”と付いてるけどバーなんだよ。おもしろいでしょう」なんて説明しつつ、同じビルの裏側へ。3軒目は、今度は“理容院”という名前だけど、やっぱりここもバーの「日の出理容院」です。

 「日の出理容院」は、店長兼女性バーテンダーのメグミさんがひとりで切り盛りしている人気のバー。昔は本当に理容院だったこのお店を、現在の「日の出理容院」の経営者(オーナー)がそのままの形で買い取って、バーにしたんだそうです。

 飲み物はビールやウイスキー、カクテルなどが1杯500~600円ほどでキャッシュ・オン・デリバリー(品物と引き換え払い)。リーズナブルな値段で楽しむことができるお店なのです。

 帰り道のJR桜木町駅に向かいつつ、「最後にもう1軒、これまた野毛に来たら、ここにもぜひ!」と立ち寄った今日の4軒目が、1軒目の「福田フライ」の向かいにある昭和43(1968)年創業の中華料理の店、「三陽」です。

「はい、いらっしゃいませ。おふたりさん、どうぞカウンターへ。ビールに餃子2人前とネギトリか?」

 と店の中に入るか入らないかのうちに、いつもどおりの店主の元気な声が飛んできます。初心者(?)は、ここでついその勢いにのまれて、思わず「ハイッ」なんて返事してしまうのです。

「餃子は1.5人前でいいです」

 いつもはネギトリ(600円)も「要らない」と断るところなのですが、今日は1軒目でちょっと串揚げをつまんだあとは、2軒目、3軒目とバーで飲んでいたので、ネギトリは出してもらうことにしました。

 まずはビール(サッポロ黒ラベル大瓶、500円)と、お通しのバクダン(ニンニク焼)が出され、追いかけるようにネギトリができあがってきます。ネギトリは、鶏肉を炒めて、自家製の特製味噌タレで味を付け、たっぷりの白髪ネギとともにお皿に盛り付けたもの。この店でしか食べられないオリジナル料理です。

 餃子は1人前7個で400円。1.5人前と注文すると11個で600円になるのです。この餃子がまたニンニクたっぷりで、明日が心配だなぁ。

 食べてるうちに「麺は?」と聞かれるのも、これまたいつものこと。餃子やネギトリでちょっと飲んで、最後に麺類を食べてしめるというのがこの店のパターンのようなのです。

 店の看板にも「周恩来も驚くラーメン!」(しょう油・みそ、500円)からはじまって、「楊貴妃も腰を抜かす ギャルのアイドル チンチンラーメン」(タンメン風塩味、700円)、「ジンギスハーンもいきり立つ! ボクちゃんのアイドル チョメチョメラーメン」(タンメン風塩味、800円)、「男のロマン ボーボーラーメン」(カレー味、800円)と、怪しげなメニューが並びます。

 しかしながら餃子とネギトリでけっこうお腹もたまっていたので、「今日は要りません」と返事をします。

 野毛の街も見学しながらぐるりと巡った、野毛の名店4軒。友人もとても楽しんでくれたようでした。野毛には、まだまだいいお店がたっぷりとありますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!

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お通しのバクダン / ネギトリ / 餃子1.5人前

店情報前回

《平成20(2008)年7月10日(木)の記録》

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