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〔コラム〕 真夏に食べる韓国水炊 … 「ハンマリ家」(浜松町)

タッハンマリ鍋


 日本では、鍋といえば冬の風物詩ですが、お隣の国、韓国ではむしろ夏こそが鍋の季節なんだそうです。がんがん暑い夏の日に、唐辛子のビシッと効いた熱々の鍋を食べて、新陳代謝を促進し、夏ばてを防止するんだそうで、今日は、その韓国式の鶏水炊き、タッハンマリ鍋のお店にやってきました。

 タッハンマリ鍋は、その名のとおり、鶏(タック)を、一羽丸ごと(ハンマリ)入れた鍋なんだそうで、注文するとまず、スープの中に鶏一羽がそのまま入った鍋が出され着火されます。

 鍋が沸くのを待つ間に、タレ作りです。お店のおにいさんに教えられるとおり、小鉢の中にタテギという、唐辛子ベースの味噌っぽい調味料を入れて、そこに酢と醤油を入れて混ぜ合わせます。お好みでマスタードや刻みニンニクも投入します。「豚の味珍」(横浜)のタレ作りと似てますね。

 鍋が沸騰してしばらくしたころ、おにいさんがやってきて蓋を取り、左手にトング、右手にハサミを持って、一羽の鶏を一口大に解体していきます。

「トングでこの部分をつかんで、まずは尻尾のほうからハサミを入れて…」

 と説明しながら解体ショー(?)を見せてくれるのですが、その手際のいいこと。あっという間に骨も付いたままの一羽の鶏が、普通の水炊きと同じような鶏肉に分割されていきます。

 解体が終わったら、別皿に用意されていたネギやトック(韓国式の餅)を入れて再び蓋をします。

「もう一度沸いて、しばらくしたらできあがりです。本当はここでキムチを入れてもいいんですが、まずこのまま(澄んだスープのまま)食べてみてください。その後、キムチを入れて食べてみると違いが分かると思います。韓国では、鍋が真っ赤になるくらいたっぷりとキムチを入れたりするんですよ」

 なるほどねぇ。それにしても、鶏以外には、ネギ、トック、キムチだけなので、比較的シンプルな鍋ですね。

 どーれどれ。そろそろ出来上がったかな。

 事前に用意したタレにつけて、ハフハフといただくと、想像していたよりは辛くない。うーむ。鶏肉もさることながら、鶏を丸ごと入れてたっぷりと煮た、このスープが美味しいなぁ。よーし、キムチも投入しましょうね。

 このタッハンマリ鍋、鶏一羽分(2~4人前)で3,800円で、今いただいたのが基本セットです。オプションで鶏(半羽1,400円、一羽2,500円)や、トック(350円)、ネギ(300円)、キムチ(500)がそれぞれ追加できるほか、基本セットにはなかったジャガイモ(200円)やレタス(200円)も入れることができます。

「鍋の残りのスープを、うどん(500円)か雑炊(600円)にすることもできますよ」

 うどんを選択すると、ピリ辛ダレでいただくうどんがまた美味しいこと。

「韓国の人は、これにラーメンを入れて食べたりするんですよ」

 それもいただこうじゃありませんか。ラーメンはカムジャラーメン(800円)という乾麺で、教えられたとおり、パキッと二つに割って鍋に投入します。見た目は普通のラーメンなのに、これがまた韓国冷麺と同じように、ものすごくしっかりとした腰(弾力感)があって、辛いスープとよく合います。後で調べてみるとカムジャというのはジャガイモのことで、カムジャラーメンはジャガイモで作った麺なんですね。おすすめです。

 二東マッコリ(500ml、1,400円)や、珍しい虎マッコリなどを飲みながら、他の料理もたくさんいただいて、2時間ちょっとの滞在は3人で16,300円(ひとり5,430円ほど)でした。

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虎マッコリ / タッハンマリ鍋 / 最後にカムジャラーメン

  • 店名: 「ハンマリ家」
  • 電話: 03-6905-6500
  • 住所: 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング1F
  • 営業: 11:00-23:30、無休
  • 場所: JR浜松町駅北口を出て、道路の向こう側を右(海側)へ。左手2つめのビル(汐留ビル)1階の一番奥(新橋側)にある。
  • メモ: 平成20(2008)年2月創業。タッハンマリ鍋3,600、生ビール480、韓国焼酎(360ml)980、ウーロンハイ450、チューハイ450、二東マッコリ(ポット500ml)1,400、(グラス160ml)650、グラスワイン450、〆うどん500、〆雑炊600、〆ラーメン800、川えび唐揚げ480、パリパリ鶏皮せんべい500、黄金のトマトサラダ600、チャンジャ(タラの塩辛)500、マンドック(韓国風式餃子)700、ケランチム(韓国式茶碗蒸し)600、豆腐ステーキ480など。公式サイトあり。(2008年8月調べ)
《平成20(2008)年8月8日(金)の記録》

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受信: 2008.09.14 13:05

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