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生ホッピーのおいしさ … 酒処「秀(ひで)」(立石)

生ホッピー


 宇ち中(うちちゅう)さんと一緒に京成立石にやって来て、ぜひ行ってみたかったのが生ホッピーの飲める店、「秀」です。「秀」は「宇ち多゛」から見ると線路の反対側(北側)、「鳥房」や「おでんや」などがあるエリアの一角、もつ焼きの「江戸っ子」の向かい側にあります。

 生ホッピーとは言うものの、樽の中に詰められているのは普通の瓶のホッピーと同じもの(*)で、通常はよく冷えたジョッキに、これまたよく冷えた焼酎を規定量(通常70mlほど)を入れた上に、生ビールサーバーからホッピーを注ぎます。

 こうやって生ビールサーバーを使ってホッピーを入れることで、とてもきめ細かい泡が立つのが、生ホッピーの最大の売りどころ。とても瓶入りのホッピーと同じものとは思えないようなホッピーの味が楽しめるのです。

 実は瓶ビールと生ビールも状況は似ていて、ビール工場に見学に行くと、瓶詰めも樽詰め(生ビール用)も、同じ銘柄の生ビールであれば同じ生ビールが詰められているのです。違いは生ビールサーバーを使って注ぐかどうかという点です。

 ただし、生ビールが製法として「生」である(熱処理していない)のに対して、ホッピーは製法的には「生」ではないと思います(*)ので、「生ホッピー」というのは「生ビールサーバーで注がれたホッピー」の略語であると認識するのが正しいのかもしれませんね。(メーカーであるホッピービバレッジの公式サイトにも、現在は「生ホッピー」あるいは「樽生ホッピー」の記載はありません。「生ホッピー」というのは、あくまでも俗称と考えるのがいいようです。)

(*: 「古典酒場 銀座昭和浪漫編」の「ホッピー酒場店主座談会」の中で、ホッピービバレッジの加藤木工場長が『樽は火を通さないわけではないんです。通してはいるんですが、時間が短いんですね。持ち味、旨味を残すために。』という話をされてます。それをチルドの状態で運搬するそうです。そんなわけで、瓶ホッピーと樽ホッピーは中身も少し違うんですね。)

 ホッピーもビールも、瓶から注ぐ場合には、その泡はまわりの空気を巻き込んだ泡になります。ところが生ビールサーバーで注ぐ場合には、サーバー内の泡立て機能で泡が作られるため、泡の中には空気は混ざりません。つまりホッピーであればホッピー分100%の、ビールであればビール分100%の泡になるのです。泡までホッピー、泡までビールの状態になるんですね。

 さぁ、ここで考えていただきたいのがホッピーの成分です。ホッピーのアルコール分は0.8%程度と、ほとんどアルコールが含まれていません。ということは、生ホッピーのクリーミーできめ細かい泡の中にも、アルコールはほとんど含まれていないということなんです。

 生ホッピーをグイッと飲んだときに、普通のホッピーと比べて(アルコール度数が)軽く感じるのは、この泡のせいなんだろうな、と私は思っています。

 泡の下の液体の部分は最初に入れていた焼酎と混ざり合いますが、泡のところは焼酎と混ざらないですものね。

 生ホッピーの泡の軽快感(ライト感)に惑わされてグイグイと飲んでいると、液体部分の濃さ(アルコール度数)は普通のホッピーと同じですので、あとでガッツリと効くことになってしまいます。気をつけないと危ない飲み物です。

 さて、ここ「秀」でも他のホッピーを扱っているお店と同じく、生ホッピーは今年5月に入ってから、これまでの380円から450円に、一気に18%の値上げとなったのだそうです。ホッピー自体がかなり値上げしたらしいので、仕方がないといえば仕方がないのですが、もはや『安いからホッピー』とは言えない焼酎の飲み方になっちゃいましたねぇ。

 そんな高級(?)生ホッピーを飲みながら、つまみは「宇ち中」ブログでもよく目にした、ボリュームたっぷりのコーンバター(390円)です。

 生ホッピーの後は、この店のオリジナル・チューハイである秀ハイ(ひではい、300円)とメンチカツ(300円)をもらって、2時間ほどの滞在はふたりで3千円弱でした。

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店内の様子 / コーンバター / メンチカツ

店情報

《平成20(2008)年10月3日(金)の記録》

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コメント

中野にも生ホッピーの店がありますね。
入ったことはないけど四文屋の近くのオレンジのテントの店。
やきとん屋です。
こんど行ってみますね。

投稿: 赤い酔星 | 2008.11.04 12:37

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受信: 2010.01.12 21:45

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