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〔コラム〕 今夜もハシゴ酒 (荻窪・下井草編)

「やき屋」


 金曜日の帰り道は、ほぼ毎週と言っていいくらいハシゴ酒。普段はどうしても翌日が気になって、深酒しにくいものですが、金曜日だけは例外です。「もしひどい二日酔いになったとしても、土日の休みの間になんとか回復することができそうだ」という安心感もあって、実に楽しく、しかも盛大に飲めるのです。

 今日も横浜での仕事を終えて、湘南新宿ラインから中央線を経由して、荻窪へと帰ってきました。今夜はここ荻窪からハシゴ酒のスタートです。

 1週間の仕事を終えて、「やれやれ」という1軒は、行きつけの、失敗のない店が望ましい。疲れて帰ってきて、いきなり嫌(いや)な思いをするのは避けたいですもんね。

 今日の1軒目として選んだのは、荻窪駅北口にある立ち飲みの「やき屋」です。ここは私が大好きな酒場の1軒。もう少し自宅に近いか、自宅への経路上にあれば、もっと通えるのにと、いつも残念に思っているお店なのです。

 なにがすごいって、八戸直送の新鮮なイカ料理の数々がすべて170円均一(ホタテとシメサバの2品だけが、これよりちょっと高い)で、しかも美味しいのです。

 今日もまずは瓶ビール(アサヒスーパードライ中瓶、400円)と、イカの足の付け根の部分を焼いた、イカなんこつ焼き(170円)から始めて、飲み物を徳利の燗酒(北の誉、250円)に切り換えて、自家製のイカ塩辛(170円)。燗酒をおかわりして、これまた自家製の漬物(170円)とイカミミ刺身(170円)をいただきます。

 1時間ほど立ち飲んで、ビール1本にお酒が2本、そして料理が4品で、しめて1,580円というんだから、なんとも嬉しいではありませんか。

081017a 081017b 081017c
イカなんこつ焼き / お新香 / イカミミ刺身

・「やき屋」の店情報前回

            ◆   ◆   ◆

「カッパ」


 1軒目でうまくスタートが切れたら、心地良い酔いも手伝って、2軒目はもうどこでも大丈夫。よーし。じゃ今日は、このところいつ来ても満席で入れたことがない、もつ焼き「カッパ」に向かってみましょうか。

 午後9時過ぎの「カッパ」は、すでに焼き台担当が大将から、おねえさんに代わっているものの、コの字カウンター席の一角が空いています。やぁ、まずは入れて良かった良かった。

 2軒目なのでちょっと強力なお酒を、ということで焼酎(300円)をもらって、つまみには名物のレバ刺しをタレ塩(100円×2本)をもらいます。

 ここのもつ焼きは、1種類2本(100円×2本)が基本単位。あえて指定すれば1本ずつ焼いてもらうこともできますが、ほとんどのお客さんは2本ずつもらっているようです。

 レバ刺しというのは、もつ焼きのレバを焼かずに生のまま出してくれるもので、タレ塩とお願いすると、まずそのレバをタレに浸けてから、塩をパラパラっと振ってくれます。こうやって味をつけると、甘いレバから、ちょっと苦めのレバまで、どのレバでも美味しくいただくことができるのです。

 さらにお新香(200円)をはさんで、トロ(直腸、100円×2本)と、ヒモ(腸、100円×2本)を味を指定しないで注文すると、どちらもタレ焼きで出てきました。

 久々の「カッパ」は、1時間弱の滞在で1,100円。やぁ、満足、満足。

 お酒の量的にも、お腹の膨れ具合的にも、この辺で切り上げて帰れるとちょうどいいのに。と冷静に判断できるのは酔ってないときの話。ここまでお酒が入ってくると、1週間の仕事を終えてヤレヤレなんて気持ちはどこへやら。すっかり気分も高揚し、もう矢でも鉄砲でも持ってこい状態です。頭の中も「さぁ、次はどこへ!」ということしか考えていないのでした。

081017d 081017e 081017f
レバ刺(タレ塩) / トロ(タレ) / ヒモ(タレ)

・「カッパ」の店情報前回

            ◆   ◆   ◆

「こいくちや」


「そう言えば、荻窪駅前(中央線・丸の内線)から下井草駅前(西武新宿線)に行くバスが出てたよなぁ」と駅前ロータリーへ。4番乗り場からバスに乗り込むと、15分ほどで下井草駅前に到着です。

 下井草で向かったのは、先日初めてやってきた「こいくちや」。飲むほどに、酔うほどに、強いお酒、こってりとした料理が欲しくなってくるんですよねぇ。

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」

 と「こいくちや」の店主に案内されたのは、「ペルル」の常連さんでもある、TOMファンさんのとなりです。前回ここに来たときにもTOMファンさんがいらっしゃって、親しくお話させていただいていたのを店主が覚えてくれていて、今日もそのとなりに案内してくれたようです。さすがですねぇ。

 ホッピー(380円)をもらって、料理は数々の大衆鉄板焼きがほぼ280円均一の中から、「本日のおすすめ」にラインナップされている椎茸のツナマヨ焼き(280円)を注文します。目の前の大きな鉄板で焼き上げられる料理がいいんですよねぇ。

 さらにホッピーのナカ(焼酎のおかわり、250円)をもらって、日付けが変わる直前までの1時間半ほど楽しく過ごし、お勘定は1,060円でした。

 3軒目ともなると、飲む量も食べる量も少なく、しゃべってばかり。お店にはすっかりご迷惑をおかけいたしました。

081017g 081017h 081017i
「こいくちや」 / ホッピー / 椎茸のツナマヨ焼き

・「こいくちや」の店情報前回

            ◆   ◆   ◆

「ゴテンズバー」


 そんなご迷惑をかけておいて、これで帰るかと思いきや、次に向かったのは同じ下井草にある焼酎バー「ゴテンズバー」です。この土地に来たら、この店にも行っとかなきゃ、っていうところがあるんですよねぇ。しかもここで、この店の常連さんであるにっきーさんとも合流です。

 午前1時半近くになって、地下の「ゴテンズバー」から、地上のラーメン屋「御天」へと移動して、ツブ貝や、大好物のせん菜炒め(550円)で、抹茶ハイなどをいただいてから、最後にラーメンに、別皿で生ニンニクをもらってしめます。この生ニンニクを入れると入れないとでは、豚骨ラーメンの味がうんと変わりますからねぇ。

 午前3時までたっぷりと7時間、5軒のハシゴ酒でした。

 金曜日はいいねーっ!!

081017j 081017k 081017l
つぶ貝煮 / せん菜炒め / ラーメン

・「御天」の店情報前回

《平成20(2008)年10月17日(金)の記録》

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コメント

やきや、久しくいってないな! よし次いうぞ!

昨夜は友人と中野の珉珉で小一時間食事して帰りました。

投稿: ebisu | 2008.11.15 08:40

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