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〔コラム〕 「横浜本」発売 & 読売夕刊連載開始

横浜本

 先日の「武蔵屋」の記事の中でちょっと触れた京阪神エルマガジン社のムック本(Meets Regional別冊)、「横浜本」(税込み780円)が、4月23日(木)、発売されました。

 サブタイトルは「ロマンを駆り立てるリアルなヨコハマ」。何がリアルか。

 それは、普段よく取り上げられがちな、観光地としての横浜ではなくて、横浜に住んでいる人、あるいは横浜が好きで出かけてくる人たちが、実際によく行くような、日常的な横浜がどんどん紹介されている点にあります。

 たとえば桜木町駅周辺にしても、一般的なガイドブックで取り上げられる“みなとみらい”地区ではなくて、この本で取り上げているのは、あえて“野毛(のげ)”地区です。全120ページの本書の、冒頭30ページほどが野毛界隈の特集という、驚くべき集中度です。

 中華にしても、もちろん中華街の店も載ってはいるものの、わずかに3軒。しかもその3軒が「天龍菜館」に「栄楽園」、「上海飯店」という、まさに知る人ぞ知る名店ぞろい。

 中華街以外では、横浜橋の「酔来軒」や、日ノ出町の「第一亭」、野毛の「萬里」などなどの、呑ん兵衛好みする店々がずらりと並んでいます。

 「濃い町探訪」と題して、横浜駅西口・狸小路や、よこはまばし商店街、本牧、横須賀などが載っているのも嬉しいですねぇ。横浜駅西口にずらりと並ぶ屋台のおでん屋さんも、きっちりと取り上げられているのがすばらしい。

 そして、3月14日(土)に開催された「古典酒場ほろ酔いと~く」にいらっしゃった方には面白がっていただけそうな裏話。この本の「福田フライ」のページで、福田のおばちゃんと楽しそうに話をしている女性が、実は「古典酒場」の倉嶋編集長です。よく見ていただけると、編集長の頭の後ろあたりに小さなビデオカメラが見えるでしょう? このビデオカメラで「ほろ酔いと~く」用のビデオ撮影をしているのです。

 「福田フライ」は、本来は取材お断りのお店。なんとか無理をお願いして、お店の人に対する取材はしないんだけど、こっそりと(?)ビデオや写真を撮ることだけは許していただいて、「ほろ酔いと~く」と「横浜本」のダブル撮影となったのでした。倉嶋編集長ご自身も、「他社の雑誌に、こんなに大々的に写真が載ったのは初めて。社内でも大受けしました」と笑っておられました。

 この本では、私自身も何軒分かの原稿を書かせていただいたばかりか、「武蔵屋」の記事には、なんと「浜田信郎の野毛礼賛」と、名前入りのタイトルまで付けていただき、ちょっと照れております。ぜひ手にとってお読みいただけるとありがたいです。

 お知らせ(宣伝?)がもうひとつ。今日(4月25日(土))の読売新聞夕刊の「ぶらり食記」というコーナーに、「懸命な店員 千客万来」というコラム記事を書かせていただきました。商店街の中の活気あふれるお店として、赤羽の「まるます家」と、阿佐ヶ谷の「川名」のことを書いています。

 こうやって新聞に載ったりするときには、肩書きみたいなのがいるようなのです。

読:「どういう肩書きになさいますか?」
私:「う~ん。“会社員”とか……」
読:「会社員というのはちょっと…。どこかで“居酒屋研究家”という肩書きでご紹介されているのを拝見しましたが、それでいかがでしょうか」
私:「実際には研究しているわけではなくて、ただ飲んでるだけなんです。あ、そうだ。“呑ん兵衛”という肩書きはどうでしょう」
読:「………。」

 そんなわけで、“居酒屋研究家”という立派な肩書きで紹介されることになりました。ま、特に資格などが必要な肩書きではないので、笑ってお許しください。

 この「ぶらり食記」。今後、1ヶ月に1回程度、酒場の記事を書かせていただく予定です。

 全国版ではありませんので、首都圏と札幌、九州地区にお住まいのみなさんにしかお読みいただくことができませんが、ご笑覧いただけるとありがたいです。

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コメント

“呑ん兵衛”という肩書き、最高です!!(笑)
ご紹介のムック本はとても興味深いですね。
是非購入したいと思います。
ご紹介ありがとうございました。

投稿: Hoppyman | 2009.04.25 13:30

読売の記事、拝読しました。
「居酒屋研究家」って、ありましたねー!
今後も楽しみにしております。

投稿: たこ | 2009.04.25 21:59

毎日、楽しく読ませて頂いております。
書き込みは初めてですが…。
私は今、三重県四日市に住んでおりますが、かつて東京での勤務が7年ほどあり、読むたびに懐かしい思い出が甦りますね。
こちらも少ないながら、立ち呑みの店があり、このブログと、『一人呑みのすすめ』の影響で、立ち寄るようになりました。
東京のように、人々が遊び働く街ではなく、人が住む町ですので、どうしても、居酒屋のパワーは比較になりません。
良い店はありますが、それを支えるお客様が足りない感じ、といったところでしょうか。
エルマガジン…懐かしいですね。地元神戸の学生時はお世話になりました。
これからも、日常的で個性的な呑み屋さんの紹介、楽しみにしております。

投稿: IVY | 2009.04.25 23:44

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