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はじめてのシンキお酢 … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)

シンキお酢


 早いもので、わが家の子供たちもこの4月から、娘は高校3年生、息子も高校1年生になりました。今日は会社にお休みをいただいて、息子の入学式に出席。節目ですもんね。

 入学式は午前中に終わり、午後には私自身 初めてとなる、平日昼間の「宇ち多゛」を目指します。

 「宇ち多゛」に到着したのは午後3時前。平日(火曜日)にもかかわらず、この時間帯でも店内はいっぱいで、表・裏の入口には行列までできているではありませんか! さすが「宇ち多゛」ですねぇ。しかしながら、行列は表も裏も、それぞれ4~5人といったところ。すぐに順番が回ってきました。

 これだけ人気があることからもわかるように、この店にはいいところがたくさんあって、そのうちのひとつが、並んでいるお客さんを店の人がうまくさばいてくれるところです。安心して並んでおけば、自分の順番が来たら「はい。じゃ、ここに入って」と入れる場所をきちんと示してくれるのです。

 しかも、複数人で行った場合でも、空席ができる順に、ひとりずつ店内に通されるんだけど、「はい。じゃ、こっちに移動して」という言葉に従って席を移っているうちに、短時間のうちにグループ全体が一箇所に集まれることも多いのです。

 お店の人たちは下町ならではのチャキチャキとした口調だし、くるくると忙しく立ち回る中で、短く指示を出してくれることもあって、一見、ぶっきらぼうに聞こえたりもするのですが、その采配に間違いはありません。

 まだ昼下がりなので、最初は大瓶ビール(540円)をもらって、おかず(=「宇ち多゛」では肴のことをこう呼びます。)には、長年の課題だったシンキお酢(180円)をもらいます。

 「宇ち多゛」のメニューには、おかずとしては、もつ焼き(2本)180円、もつ煮込み180円、お新香180円という3品しか載っていないのですが、実はそのバリエーションが果てしないほどあるのです。(「宇ち多゛」のファンサイトである「宇ち入り倶楽部」や、「宇ち中」ブログに、そのあたりの詳細が記載されています。)

 今回注文したシンキというのは、テッポウ生とコブクロ生を1本ずつ盛り合わせたもので、普通は醤油だけをかけて出してくれるところを、“お酢”と指定すると、醤油に加えて、お酢もかけてくれるのです。平日にしかなくて、しかも早い時間に売り切れてしまう人気の品なので、これまで1度も食べたことがなかったのです。

 生といっても、実際に生のまま出されるのはレバーだけで、他のものは、すべて下ゆでして焼く前の状態のものが出されます。

 続いてはタン生(180円)。これも早い時間に売り切れてしまう一品ですが、幸い土曜日にもあるので、前にも一度(土曜日に)食べたことがあります。お皿の上に、舌の形のまま、三日月形に並んでいる姿も、「宇ち多゛」独特ですよねえ。爪楊枝が添えられます。

 煮込み(180円)。ホネと呼ばれる“豚の顎(あご)の部分”は10個ほどしかないので、開店と同時になくなってしまっていますが、今のように早い時間帯だと、まだいろんな部分が入っていて、さまざまな食感を楽しむことができます。常連さんは「煮込み、ハツモトのところ」といった感じで、部位も指定したりしています。

 合わせて大根お酢(180円)もいただきます。メニューにあるお新香は、大根、キュウリ、紅ショウガを盛り粟あせたもの。“大根”と注文するとキュウリがなくなる代わりに、大根を多く入れてくれるのです。これまた普通は醤油だけで出されますが、“お酢”とコールすると、醤油+お酢で出されます。目の前に座っている、ご夫婦と思しき二人連れは「お新香、お酢だけ」という注文をされてました。

 ビールもなくなって焼酎の梅割り(180円)を注文すると、受け皿の上にコップが置かれ、まず焼酎がコップいっぱいまで注がれたあと、梅シロップがちょろりと入れられます。この焼酎が「宇ち多゛」の定番の飲み物で、ほとんどのお客さんがこれを飲んでいます。梅割りの他に、葡萄(ぶどう)シロップが入る、葡萄割り(180円)もあります。

 もつ焼き(180円)は、ツルを塩でいただきます。ツルというのは豚のおちんちんだそうで、コリコリ感は牛ミノに似てるんだけど、ミノよりはやわらかい弾力感で、独特の食感です。これもまた平日にしかなく、早い時間帯に売り切れてしまう一品なのです。

 焼酎との相性もよく、すぐに2杯目の梅割り(180円)をおかわりします。

 本当はカシラ塩やナンコツ塩も食べたかったのですが、もう満腹。今日はここまでといたしますか。1時間ちょっと楽しんで、1,800円。念願のシンキとツルを、初めて食べることができたのが嬉しいですねぇ。どうもごちそうさま。

 満席状態が途切れない「宇ち多゛」をあとに、京成立石駅に向かいます。ここから横須賀方面行きの電車に乗り込めば、横浜市内まで乗り換えなしで行くことができるのです。しかも、ここからならば必ず座れるので、酔い覚ましをしながらゆっくりと横浜に向かうとしますか。

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「宇ち多゛」 / タン生 / 煮込み

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大根お酢 / 梅割り / ツル塩

店情報前回

《平成21(2009)年4月7日(火)の記録》

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コメント

この店は一昨年の夏ごろから、去年の今頃までは毎週通ってました。

ウメ割り危険ですよね。
私も京急で横浜まで帰るのですが何回も寝過ごしましてしまい、大概上大岡か
金沢八景で気が付きますが、1度だけ横須賀中央まで行ったことがあります。

投稿: 神崎 | 2009.05.07 08:23

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» 宇ち中さんと土曜日に(前) … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石) [居酒屋礼賛]
 土曜日の今日は、宇ち中(うちちゅう)さんと「宇ち多゛」です。  店に着いたのは午後1時半。合流したdetch(でっち)さん、U先生とともに、表の行列に並ぶこと15分。大きな鏡の下のテーブルに4人並んで入ることができました。  いっけん怖そうに感じる「宇ち多゛」ですが、実は非常にホスピタリティにあふれていて、行列の先頭に来たときに「4人です」と申告しておくと、なるべくその4人が近い席になるように配... [続きを読む]

受信: 2010.01.14 23:16

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