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南房総名物さんが焼き … 割烹「味とめ(あじとめ)」(三軒茶屋)

サンマのさんが焼き


 「味とめ」の壁全面にずらりと並んだメニューは、その数ざっと350種類以上。あれやこれやと、ないものはないんじゃないかと思うくらい。

「今日はサンマのさんが焼きがあるわよ」

 という女将(おかみ)さんのおすすめに従って、さっそくそのサンマさんが焼きをいただくと、くるりと大葉に包まれたさんが焼きが、陶板焼きの状態で登場です。

 鯨のメニューだって、くじら刺(1,050円)、くじら立田揚(890円)、干くじら(630円)、くじら天ぷら(890円)、くじら皮刺(1,030円)、さらしくじら(630円)という品ぞろえ。干くじらや、くじら天ぷらなんて、食べたことがないでねえ。

 干くじら(630円)をいただいてみると、これは味付けした鯨の干し肉をさっと炙ったもの。干しても軟らかいのが鯨ならではでしょうか。

 この干くじら、千葉県南房総に江戸時代から伝わる伝統的な食べ物なんだそうで、「くじらのたれ」とも呼ぶんだそうです。

 ここの女将さんが千葉(南房総)出身なので、なめろうや、さんが焼き、くじら料理などはまさに地元の味なのです。

 女将さんは70代だというのに記憶力抜群で、今日も、店に入る前、まだ通りを歩いている段階で「あら、久しぶり」と、たまたま店の外に出ていた女将さんに声をかけられたのでした。

「新聞や雑誌を見てね、おいしそうだな、と思うものはすぐに取り寄せるのよ。食べてみておいしかったら、すぐにメニューに加えてたら、こんなにたくさんになっちゃったのよ」と笑う女将さん。

「そこの席はね」と、私が座っていた、入り口から見て一番手前の、一番左端の席を指して、「太田和彦さんがはじめていらしたときに座った場所なのよ。それを何かの本に書いてくださってね。お客さんがたくさん来てくれるようになったのよ。この横丁も、どんどんお店が入れ替わってるんだけど、うちはなんとかがんばってます(笑)」と話してくれます。

 さらにウツボのたたき(980円)や、もずくの天ぷらをいただきながら、ホッピー(430円)をぐびぐび。もずくの天ぷらが、これまたうまいですねえ! これも初めていただきました。

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干しくじら / ウツボのたたき / モズクと野菜の天ぷら

店情報前回

《平成21(2009)年10月22日(木)の記録》

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