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宇ち中さんと土曜日に(前) … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)

タン生


 土曜日の今日は、宇ち中(うちちゅう)さんと「宇ち多゛」です。

 店に着いたのは午後1時半。合流したdetch(でっち)さん、U先生とともに、表の行列に並ぶこと15分。大きな鏡の下のテーブルに4人並んで入ることができました。

 いっけん怖そうに感じる「宇ち多゛」ですが、実は非常にホスピタリティにあふれていて、行列の先頭に来たときに「4人です」と申告しておくと、なるべくその4人が近い席になるように配慮してくれるのです。

 とはいうものの約40人のキャパシティの中に、ひとり客からグループ客まで混在していますので、そう都合よく4人分が空くとは限らない。

 ポコっと空いた席に、ひとり、またひとりと入っていって、4人全員が入れる状態になったときに、ひとり客のみなさんに場所を移動してもらったりして、近くに寄せてくれたりするのです。(もちろん、必ずうまくいくというわけではありませんので、多大なる期待はしないようにお願いします。)

 ただし! 店内での待ち合わせは禁止で、必ずグループ全員がそろってから列に並ぶことがルールです。

 まずは大瓶ビール(キリンラガー、540円)をもらって乾杯し、おかず(←「宇ち多゛」では肴のことをこう呼びます。各180円)には煮込みと、お新香、タン生をもらいます。

 「宇ち多゛」の煮込みは、具はシンプルにもつのみ。ただし、そのもつがいろんな部位が入っていて、早い時間帯であれば、好みの部位を多めに入れてもらったりすることも可能です。

 口開け直後であれば、ホネと呼ばれる豚の顎(あご)の骨の部分が10人前程度あることも有名ですね。私も1~2回、いただいたことがありますが、よく運動する口のまわりの、骨ぎわの身が美味しいことは言うまでもありません。

 お新香は大根とキュウリのぬか漬け。普通にお新香と注文すると、これに紅生姜をちょっとトッピングして、醤油をかけて出してくれます。

 もつ焼きや煮込みに、いろんなオプションの指定があるのと同じように、お新香にもオプションがあります。

 有名なのは「お新香お酢」や「大根」でしょう。お新香のあとに「お酢」と指定すると、醤油をかけたあとにお酢もかけて出してくれるので、さっぱりとした味わいになります。「大根」は、キュウリなしで、大根だけ(紅生姜のトッピングはあり)を出してくれるものです。こちらも「お酢」という指定ができます。

 今日の注文は「お新香、生姜のっけてお酢」という長いフレーズ。こう注文すると、トッピングの紅生姜を増やしてくれるのです。

 常連さんの中には、醤油もお酢もかけないで、シンプルにぬか漬けそのもの味を楽しみたい人もいらっしゃるようです。この場合の注文は「お新香、かけないで」となります。

 もちろんこれらはあくまでもオプションで、通常は「お新香ください」と注文するだけでOKです。

 逆にオプションの呪文と唱えるときは、必ず約束事にしたがって唱える必要があります。まるで戦場のように大忙しの状況の中で、普段とは違う注文の仕方をされると、みんなが混乱してしまうのです。オプションの呪文は、お店に何度か通って、十分慣れてから唱えたほうがいいのではないかと思います。私もまだ呪文はうまく唱えられなくて、今日の注文もすべて宇ち中さんが唱えてくれています。

 そしてタン生。「宇ち多゛」には焼いたタンはなくて、タンはすべて生になります。

 生といっても、本当に生なのはレバだけで、ほかのもつは、すべて下ゆでを終えた状態のものが生と呼ばれます。

 タン生も、きれいなピンク色のみごとなゆで加減。丸ごとゆでた舌を、縦方向にスライスしてから、ひと口大にカットするのが「宇ち多゛」の特徴で、お皿の上には三日月形のタン生が並びます。プリップリの弾力感がたまりませんねえ。

(つづく)

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煮込み / お新香 / タン生

店情報前回

《平成21(2009)年10月17日(土)の記録》

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 飲み物を焼酎梅割(180円)に切り換えて、もつ焼き(1皿2本で180円)に突入です。もつ焼きはシロ、レバ、ガツ、アブラ、ナンコツ、ハツ、カシラ、ツルの8種類。このうち遅い時間(土曜日は午後2時前ですでに遅い時間なのです!)でも残っている確率が高いのはシロ、レバ、ガツ、アブラの4種類です。  その4種類もだんだん減ってきて、最後はシロとレバの2種類程度。それでも十分に楽しめるのが「宇ち多゛」のすば... [続きを読む]

受信: 2010.01.15 12:16

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