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2010年5月

〔くれ便り〕 「くれえばん」編集長と行く、呉の夜

屋台「富士さん」


 呉のタウン誌「くれえばん」の創刊は昭和62(1987)年の4月。今年で24年めに入りました。

 「くれえばん」が創刊したときには、私自身もまだ呉の独身寮にいて、「へぇ、こんな本ができたんだ」とさっそく購入したものでした。そのあと東京に転勤したのが昭和63(1988)年の2月。「くれえばん」が創刊1周年を迎える少し前のことでした。

 その「くれえばん」の木戸俊久(きど・としひさ)編集長(twitter)と、私の東京での飲み仲間・ぼあ子さんが旧知の仲だということで、さっそくぼあ子さんにお願いして、編集長をご紹介いただき、今宵、呉の街でご一緒させていただく機会を得たのでした。

 編集長から「それじゃ、この店で」とご提案いただいたのは、中通4丁目の小さな路地の中にある酒場、「魚菜や(ぎょさいや)」です。

 現れた木戸編集長は、ぼあ子さんから『木戸さんは劇団にいた事のある背の高いハンサムで爽やかな素敵な方です』と教えてもらっていたとおり、私よりも年上のはずなのに、まるで青年のような若々しさを感じます。

 L字カウンターの店内は、女将さんがひとりで切り盛り中。L字カウンターの中には、二連のおでん鍋があるほか、大皿にずらりとお惣菜が並んでいます。

 二連のおでん鍋は、ひとつが関西風、もうひとつが関東風の味付けで、好きなほうを選べます。おでんは1個150円から。大皿料理のおばんざいは、1品400円からという値段。

「ここの女将さんは、昔、屋台でおでん屋さんをやってたんだけど、素人が急に始めたもので危なっかしくてねえ。みんなで応援したんですよ」

 と編集長。その後、ここに店舗を持つに至ったのだそうです。木戸編集長の行きつけのお店の1軒です。

 呉の地酒をたっぷりといただいて、続いては同じ4丁目ながら、本通(ほんどおり)の近くにある和料理・寿司の店、「ひょうえ(兵衛)」です。

 ずらりと並ぶ魚介料理(600~900円ほど)に混ざって、アロエ(700円)、黄ニラの玉子とじ(800円)、とうふ・焼木の芽みそかけ(700円)、いたどり(700円)、天然うど酢みそ(600円)などの野菜料理も並んでいます。そんな中から、ドラゴンフルーツとトマトのサラダ(800円)をもらって、「天琴古亀」の10年古酒、20年古酒、30年古酒をいただきます。

「さあ、もう1軒行きましょう」

 と、木戸編集長にもう1軒、今度は焼酎がずらりと並んでいて、若い女将さんが切り盛りしている酒場に連れて行ってもらったのですが、私のほうは、すでにすっかり出来上がっていて、どこの店だったか覚えておらず。。。

「最後は屋台に!」

 と連れて行ってくれたのは、堺川沿いに並ぶ屋台の、一番山側のほうにある「富士さん」です。

 生ビール(450円)を飲みながら、おでん(1品100円)をつついたり、ホルモン炒めをもらったり。

 先ほど行ったお店の女将さんも合流したところで、ふと時計を見ると、そろそろ午前1時という時刻。おぉ~っ。楽しさのあまり、月曜日からついつい飲みすぎちゃいましたねえ。

 ラーメンまで行きつかなくてすみませんが、今日はお先に失礼します。

「今日は、おすすめの店の紹介だから。また来てみてください」

 とおっしゃってくださる編集長のお言葉に甘えて、今日は各お店ですっかりご馳走になってしまいました。どこも、ぜひまた行ってみたいお店ばかりでした。(三軒目は未だに思い出せませんが。。。)

 本当にありがとうございました。>木戸編集長

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〔お知らせ〕 「TOKYO大衆酒場」発売

TOKYO大衆酒場


 先日のコラムでご紹介した、KKベストセラーズCIRCUS2010年6月号増刊、「TOKYO 大衆酒場」が、5月31日に発売になります。

 先日ご紹介したとおり、私もこの本の「人情酒場の愉しみ方 ~酒場めぐりの達人たちが痛飲&放談~」という記事の中で、吉田類さん、橋本健二さんとの鼎談をさせていただいています。

 オールカラー128ページの目次は次のとおりです。

  • 特集1 いい店には○○がある!
    名店のオキテ

    • 名店に「歴史」あり
      揺るぎない老舗力。

    • 名店に名物あり
      必食! 悶死の逸品

    • 名店に旨いホッピーあり
      NOホッピー、NO酒ライフ

    • のれんCollection

    • 名店に「味なカウンター」アリ!
      魅惑の“コの字”カウンター

    • 名店に旨いチューハイあり
      元祖ハイを求めて

  • 特集2 もっともっと貪欲に酒道まっしぐら
    ディープ呑兵衛、ご用達。

    • ワザあり「せんべろ」三昧!

    • 文学と酒の時間
      酒豪作家の行きつけ。

    • 朝酒、昼酒バンザイ!!

    • 酒場めぐりの達人たちが痛飲&放談
      人情酒場の愉しみ方

  • 特集3 いい街といい酒場はセットです!
    是が非でも呑みたい街

    • 下町ゆる飲み紀行
      立石、酔ってかない?

    • なんだかウキウキするバーがたくさん
      新宿ゴールデン街

    • 北千住、新宿、品川、大井町、門前仲町、赤羽、中央線…
      横丁ハシゴ酒

    • 加賀屋って、なんかよく見かけません?

    • 都内一の酒場密度!
      新橋サラリーマン天国

 定価は600円と、100軒以上もの大衆酒場がフルカラーで紹介されている割りには、かなりお買い得なのではないかと思います。ぜひご笑覧いただけるとありがたいです。

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〔この一品〕 野毛「福田フライ」の氷下魚の明太子

氷下魚子の辛子明太子


 ニンニクがよく効いた辛いソースでいただくフライ(串揚げ)が有名な「福田フライ」ですが、実は店の奥のほうで息子のノブさんが作る魚料理も、はずせない逸品ぞろい。その日の仕入れによって、ホワイトボードに書き出される仕組みなので、季節によって移り変わるし、海の状況によっても変化します。

 刺身、焼き魚、煮魚がそれぞれ1品500円ほど。珍味類は350円からとリーズナブル。それでいて品もいいときているのですから嬉しいではありませんか。

 今日のメニューに並ぶ品々の中で「オッ」と目を引かれたのは“氷下魚(こまい)子の辛子明太子”(350円)の文字。明太子(めんたいこ)といえば、スケトウダラの卵巣を調味液に漬け込んだもの、というイメージが強いのですが、氷下魚の明太子なんてのもあるんですね。

 さっそく注文してみると、小さな明太子は、その中の卵の粒々もとっても小さくて、食感がなめらか。これはいいなあ。

「氷下魚の明太子、はじめて食べました。こんなのあるんですね」と声をかけると、

「自分で作ったんですよ。もうちょっとすると真鱈(まだら)の卵巣も出てくるので、その辛子明太子も作りますよ」

 とノブさん。なんと、この明太子は自家製だったんですね。

 なお、この明太子、いただいたのは昨年の11月末です。今の季節(初夏)にはありませんので、この冬をお楽しみに。

 いずれにしても、「福田フライ」の奥側、ノブさんのコーナーは、旬の時期だけの季節限定品や、材料がそろってノブさんの気が向いたときだけに作る裏メニューなども多いので、いつもあるとは限りません。その場その場で、出会いの品が味わえるのが、これまた楽しいのです。

店情報前回

《平成21(2009)年11月25日(水)の記録》

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〔この一品〕 野毛「ホッピー仙人」の燻製たまご

野毛「ホッピー仙人」の燻製たまご


 野毛の「ホッピー仙人」で、ぜひ黒ホッピー(500円)に合わせて食べてみていただきたいのが燻製たまごです。

 食べ物よりもむしろホッピーそのものに重きを置いている「ホッピー仙人」のつまみは、袋菓子などの乾き物が主体。カウンター上の何箇所かに、袋菓子がどっさりと置かれています。

「仙人(←店主のこと)、これもらいますね」

 と声をかけて、自分の好きな袋菓子をとり、横に置かれた升(ます)のなかに、その料金(200円のものが多い)を入れるという、セルフサービス方式です。

 燻製たまごもそれと同じ。カウンター上の笊(ざる)のなかにコロコロと置かれた燻製たまごをひとつ取り、横の升に1個100円の料金を入れます。(冒頭の写真には、笊に入る前の、パックのまま燻製たまごが背景に写っています。)

 このとき折り紙で作られた玉子の殻入れも忘れずに取ります。

 この殻入れは、女性常連客のチャコちゃんが、新聞のチラシなどを使って、毎日のようにコツコツと折ってくれる手作りの品。まったく同じように折られた殻入れがずらりと並んでストックされている様子は、感動的なまでの美しさです。

 殻を剥(む)くと、中からはちょっと茶色に色づいた玉子が出てきます。この玉子には、そのまま食べてちょうどいいくらいの味が付いているので、塩をかけたりする必要はありません。最近は半熟の燻製たまごも売られているようですが、ここの燻製たまごはしっかりと固ゆで。

 この固ゆでの黄身の名残(なごり)が口の中に残っているところへ、黒ホッピーをグイッと流し込むのがいいんです。ッカァ~ッ、うまいっ。

 なんでもない市販の燻製たまごなんだけど、黒ホッピーにベストマッチのいいつまみなのでした。

店情報前回

《平成21(2009)年11月25日(水)の記録》

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〔この一品〕 野毛「武蔵屋」のきぬかつぎ

野毛「武蔵屋」のきぬかつぎ


 野毛の「武蔵屋」というと、年中変わらぬ5品の肴(玉ねぎ酢漬け、おから、たら豆腐、納豆、お新香)が有名ですが、実はそれ以外にも何品かの肴が用意されていて、1品400円で追加注文することができます。

 なかでも、きぬかつぎは、ほぼいつもカウンター上段中央部の大きな器にこんもりと積み上げられていて、お客の少ない雨の日などは、

「天候の悪い中を、よくいらしてくださいました」

 と、ちょっとずつサービスで出してくれたりもしますので、「武蔵屋」に通うお客さんにとっては、定番の5品の次になじみが深い肴ではないかと思います。

 きぬかつぎは、小さな里芋を皮のまま蒸すか、ゆでるかしただけの一品。小芋の下側をつまんで、皮をギュッと絞るようにすると、厚い皮がくるりと剥(む)けて白い地肌が顔を見せます。

 衣被(きぬかつぎ)というのは、平安時代に、女性が顔を隠すために被(かぶ)った小袖(こそで)のことなんだそうです。皮の中から、白いお芋が顔を出す様子が似ているので、この里芋料理もきぬかつぎと呼ばれるようになったんでしょうね。

 くるりと皮が剥けたきぬかつぎは、ちょっと塩をつけて食べるだけというシンプルなもの。「武蔵屋」では、この塩に、呉・蒲刈(かまがり)島の「海人の藻塩(あまびとのもしお)」という、昔ながらの製法で作った塩を使っています。

 ねっとりとした食感と、ほんわりと甘い山芋の味わいに、櫻正宗の燗酒がよく合います。

店情報前回

《平成21(2009)年11月25日(水)の記録》

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シルクの泡を持つ逸品 … ビアホール「オオムラ」(呉)

オオムラ


 会社が休みの土曜、日曜も、必要な家具をそろえたり、部屋の中を使いやすいように調整したりと、なにかとバタバタとした日々が続いていたのですが、そろそろ呉での暮らしも落ち着いてきて、今日は久しぶりにの~んびりとした日曜日を過ごしています。

 午後6時半を回ったところで、夕食の買い出しも兼ねて、日曜日にも開いている酒場の探訪に出かけます。

 わが家の近くにある“れんが通り”商店街は、火曜定休の店が多いようで、日曜日は開いている店が多いのです。酒場のほうはというと、やっぱり日曜日が休みの店もあるようですが、けっこう多くの店が日曜日にも開いているようです。

 お客さんも、そこそこ入っている様子。呉は自動車通勤の人も多いので、むしろ土曜、日曜の休みの日に、家族と一緒に飲みに出たりすることが多いのかもしれませんね。

 おっ。ここが「オオムラ」ですか。日曜日にも開いてるんだなあ。

 先日、「仕事帰りにひとりでふらりと立ち寄れるような大衆酒場が見つからない」ということを書いたところ、遊星ギアのカズさんから、おすすめの店をコメントしていただいた中の1軒が、ここ「オオムラ」です。

『サッポロビールと乾きモノだけ。普通の樽ビールをシルクの泡を持つ逸品に変る魔法の店。ある意味「あわもり」級。』

 というのが、その推薦のお言葉。ちょうど今、男性客がひとり出てきたので、少なくとも1席は空いているはず。ちょっと入ってみましょうか。

 店の扉は開け放たれており、外と中を仕切るのは、縦に長い暖簾(のれん)だけ。その暖簾をヒョイと掻き分けて店内へと入ります。

 おぉ~っ。渋い。いかにも老舗といった古~い店内(ほめ言葉です!)に心が躍ります。

 細長い店内を縦にズ~ンと貫くカウンターは、一番手前と一番奥でやわらかく内側に折れ曲がり、全体として横長いUの字カウンターになっています。手前と奥の短辺に2~3人ずつ、その中央部の長辺に7~8人で、店全体では12席ほどのキャパシティ。

 日曜、午後7時前のこの時間、一番手前の短辺にカップルが一組いて、4席空いて男性ひとり客、1席空いてまた男性ひとり客、1席空いて女性の3人連れと、先客は7人。手前側に空いた4席の中ほどに座ろうとしたら、一番手前のカップルが「これから連れが3人来るので、3席分、空けておいて欲しいんですけど」とのこと。ちょうど真ん中で飲んでいた男性ひとり客のすぐ横に座ることにしました。

 店を切り盛りしているのは、ちょっと小太り(失礼!)で、ソバージュ風の長い髪のおじさん一人。この人が店主なんでしょうね。

 なにしろ生ビール(500円)しかないお店で、店内にはおつまみ(といっても乾き物)の品書きくらいしかないので、きっと注文しないでも生ビールが出てくるに違いない。店主がジョッキを持ってきたので、きっとあれが私のなんだろうな。

 それにしても、生ビールサーバーがすごいっ! サッポロの赤星マークがついた大きな冷蔵庫は、おそらく上の段に氷を入れて、その氷の温度で冷やすタイプのもの。その大きな冷蔵庫の横に、蛇口のようなコックが付いていて、生ビールはそのコックをひねると出てくるのです。

 ダァーッと注いで、泡がいっぱいになりそうなところでいったん止めて、泡をシャッ、シャッととなりの大ジョッキに移します。そしてまたコックを開けて注ぎ、最後は大ジョッキの中の泡をちょいちょいと戻したりしながら仕上げ、目の前にトンと出してくれます。

 ど~れどれ。

 細かい泡の中に鼻を突っ込むようにしながら、泡の下のビールをググゥ~~~ッと喉の奥に送り込みます。

 冷た過ぎもせず、ぬるくもない、ちょうどいい温度感がスゥ~ッと喉を通り、やわらかなビールの甘みが喉の奥ではじけます。なあるほど。炭酸の具合がちょうどいいんだ。これは飲みやすいビールですねえ!

 そこへ入口カップルの連れの3人組も到着。なんと3人とも女性です。現在の店内は女性客が7人に対して、男性客は3人。しかも、このカップルと連れの3人は、どうやら広島からここまでやって来たようです。生ビールしかない店なのに、すごい人気だなあ。

 つまみは駄菓子屋さんにあるような、大きなプラスチック容器に入った、のし天、するめ、かわはぎなどが並んでいて、冷蔵庫の中に、チーズ、ソーセージなどもあるようです。となりのおじさんの話では、1品が200円とのこと。わたしもさっそくイカゲソ(200円)をもらって、ビールもおかわりです。

 ビールは、中ジョッキと言うにはちょっと小ぶりの、小ジョッキくらいのサイズで出されます。

 生ビールサーバーのコックは、完全に閉めても締りが悪く、受け皿代わりに蛇口の下に置いた大ジョッキの中にポタリポタリとビールのしずくがこぼれています。この古いサーバーで作る生ビールがおいしいのかなあ。新橋の「ビアライゼ98」もそうですよねえ。

 2杯の生ビールを飲み干したところでお勘定をお願いすると、1,200円。となりのおじさんが言ってたとおりの金額ですね。

「ごちそうさま」と店を出ようとすると、

「おにいさん、ちょっと待って!」と呼び止める店主。

 あらら。何か悪いことしましたかしら。。。 ちょっと不安になりながら振り向くと、

「おにいさん、この店、はじめてみたいやから、これを持って行って」

 と手渡してくれたのは、昔懐かしい、ちょっと直径の大きい50円玉。

「ラッキーコインやからね!」

 そう言いながら、にっこりと微笑む店主。

「ありがとうございます。また来ますね」

 ちょうどいいホロ酔い加減で、ラッキーコインを握り締めながら、単身赴任社宅へと戻ったのでした。

店情報

《平成22(2010)年5月16日(日)の記録》

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店情報: ビアホール「オオムラ」(呉)

  • 店名: オオムラ
  • 電話: 0823-21-5289
  • 住所: 737-0046 広島県呉市中通4-3-19
  • 営業: 17:00-売り切れ(20時前くらいまで)、無休
  • 場所: 中通1丁目側から「れんが通り」に入って6ブロック(左手のローソンから2ブロック)、左に折れた先、右手。(「なにわ寿司」の2軒となり)
  • メモ: 戦後すぐに創業。カウンター12席ほど。生ビール500円。つまみは、のし天、するめ、いかげそ、かわはぎ、チーズ、ソーセージなどが各200円。(2010年5月調べ)

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竹鶴17年のハイボール … バー「どん底(どんぞこ)」(呉)

「どん底」竹鶴ハイボール


 金曜日の今日は、仕事関係の飲み会で、中通り(なかどおり)にある生簀(いけす)料理の「ぽんぽん船」です。店内には個室がずらりと並んでいて、いつもの「とり屋」よりはグンと高級な雰囲気が漂います。

 ハゲ(カワハギ)やオコゼ、アジなどの活造り盛り合せに続いて、タコの子(卵)の酢の物やカレイの塩焼きやオコゼの唐揚げなどなど、この近海でとれる地魚のオンパレードです。合わせる日本酒も「雨後の月・純米大吟醸」という、ほとんどつまみを必要としないお酒です。

 我われ4人のほかに、近くのスタンド(スナック形式の酒場)のママさんもいて、お酒を注いでくれたり、料理を取り分けてくれたり、話に合いの手を入れてくれたりと大活躍です。

 きっちりと食事にデザートまで付いたコースを食べ終えて、二次会で向かうのは、もちろんそのママさんが経営するスタンドです。みんなで同伴ですね。

 飲んで歌って二次会もお開きです。店の前で解散し、トコトコと単身赴任社宅に向かうものの時刻はまだ午後10時半。ちょいと一人でクールダウンして帰りましょうかね。

 よっこいしょ。重い扉を開けたのは、創業昭和28(1953)年の老舗バー、「どん底」です。

 おぉ~っ。今日はにぎやか。若い人が多いなあ。

 1枚板の広いL字カウンターの長辺には6人ほどが日本酒を飲んでいて、右手、Lの短辺には、若い男性一人客です。

 そのちょうど中間あたり、L字の角っこ付近に腰を下ろし、差し出されるお手拭きを受け取ります。

「なんになさる?」

 そう聞いてくれる、和服に割烹着姿の女将さんに、

「竹鶴をハイボールでお願いします。」

 と、前回と同じ注文をします。女将さんは、まったく覚えていないご様子。1ヶ月以上前のことだし、前回は私服、今回はスーツと、姿もまるで違うので、同じ注文をしても同一人物とはわからないんでしょうねえ。いいお店だと思ったら、最初のうちは足しげく通わないといけないですね。ちょっと反省です。

「はい、どうぞ。」

 と出してくれたのは竹鶴17年のハイボール。いやぁ、炭酸で割って飲むのは申し訳ないようなウイスキーですねえ。しっかし、このハイボールはうまいや。

「竹鶴をお飲みになる方がいらっしゃって、うれしいわ。竹鶴さん(竹鶴政孝。寿屋(現在のサントリー)山崎蒸溜所の初代工場長にして、ニッカウヰスキーの創業者。『日本のウイスキーの父』とも呼ばれている。)はこの近くの竹原(たけはら)のご出身なのよ。」

 と教えてくれる女将さん。となりの6人連れは千福の社長さんたちなのだそうです。なるほど。それでバーでも日本酒(銘柄はもちろん「千福」)を飲んでいたんですね。みなさん、とても楽しそうに、いい飲みっぷりで飲み終えて、さっと店を後にされました。

 短辺の若い男性ひとり客と二人になったところで、竹鶴17年のハイボールをもう1杯おかわりします。となりのお客さんは、若いながらもこの店の常連さんのようで、女将さんとも、とても親しげに会話を交わしています。その会話をつまみに、ハイボールをちびりちびり。静かにくつろげる時間です。

 ゆっくりと2杯目のハイボールを飲み干して、今日のお勘定は3千円。

「またいらしてくださね」

 という女将さんの笑顔に見送られながら店を後にしたのでした。

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灯籠(とうろう)看板 / 入口脇の灯り / 重厚な入口扉

・「どん底」の店情報前回

《平成22(2010)年5月14日(金)の記録》

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〔くれ便り〕 しんちゃんさんが呉にやって来た

「鳥八本店」ささみ天ぷら


 人形町のおでん屋、「ナポリ」の大常連・しんちゃんさんが、お仕事の関係で呉にやって来て、一緒に飲むことになりました。

 しんちゃんさんは、ときどき呉に出張されているんだそうで、定宿まで決まっているほど。その定宿のロビーでしんちゃんさんの呉到着を待って、まず出かけたのは、今日もやっぱり「とり屋」です。今日は中通4丁目の「鳥八本店」に入り、ビールと味噌煮(鶏皮の煮込み)でスタートします。

 ビールに続いては、しんちゃんさんは焼酎の湯割り、私は日本酒を燗でいただきつつ、つまみには刺身の盛り合わせと、じゃこおろしです。じゃこおろしは、大根おろしの上に音戸(おんど)のチリメンジャコをたっぷりと載せたもの。音戸ちりめんは、広島の特産品のひとつでもあります。刺身の盛り合せは、ハマチ、タイ、イカなどを盛り合せたもの。瀬戸内の地魚というわけではないのがちょっと残念です。

 飲み物をおかわりしながら、ささみの天ぷらや鶏ひざナンコツの唐揚げも追加注文です。このささみの天ぷらというのも、呉のとり屋の名物品のひとつ。ささみを丸ごと天ぷらにしたものが出され、天つゆでいただきます。

 2時間ほど楽しんで、ここは二人で5,800円(ひとり2,900円)。しんちゃんさんも私も、食べるよりは飲むほうなので、普段よりは安めにおさまりました。

「2軒目は私が昔行っていたスタンドにしようと思うんですがどうですか?」

 と、しんちゃんさん。それはもうぜひお願いします。

 しんちゃんさんが手にした住所と店名をキーワードに、向かった先はバー「じょうもん」です。

 男性二人客と入れ替わるように入った店内は、我われ二人のみ。コの字カウンターの中にいるのは店主(マスター)ひとりのみ。う~む、しんちゃんさん。この店はスタンドバーではなくて、オーセンティックバーそのものではありませんか。

 ちなみに、呉でスタンドバーというのは、カウンターのみのスナック風の店で、女性が1~3人くらいカウンターの中にいて、お酒を注いでくれたり、話し相手になってくれたりするお店のことです。彼女たちは女性バーテンダーではないので、カクテルなどは作りません。ロックか水割り、かろうじてソーダ割りといったところなのです。ほとんどの店にはカラオケ装置があって、つまみは比較的簡単な物ばかりというのも、スナックと同じですよね。

 ここはそうではなくて、シャキッとスーツ姿で、その立ち姿を見るだけで「どんなカクテルでも任せてください」と言わんばかりのベテランマスターが、カウンターの中にすっくと立っています。それもそのはず。このマスターは日本バーテンダー協会中国地区本部の常任相談役を務めている方。戦後間もないころから、呉の、そして広島のバー文化を築いてこられたのだそうです。

 メーカーズマークで作るバーボンソーダをもらうと、その味わいの柔らかいこと。バーボンの甘みがたっぷりと感じられるバーボンソーダです。

 私の目の前になんでもないように立っているのは、ジョニーウォーカー・ブルーラベルのボトル。

「すごいっ。こんなにさりげなくブルーラベルが置いてあるなんて…。」

 と驚くと、

「私がよそ見してる間に、ちょっと飲んでみてかまいませんよ。」

 と笑いながら、氷の入った空のロックグラスをトンと置いてくれるマスター。お言葉に甘えて、ちらりとブルーラベルを注ぐと、

「そんなちょっとじゃ、味はわかりません。じじぃ(←ご自分のこと)が一人でやってる店ですから、どうぞ遠慮なく。」

「えぇ~っ。いいんですか。」

 と言葉では遠慮しながらも、トクトクトクと、グラスにたっぷりのブルーラベルです。

 ジョニーウォーカーは、一番普通のが赤ラベル、12年が黒ラベル、15年がグリーンラベル、17年がスウィング、18年がゴールドラベルと続き、それ以上のものが、今いただいているブルーラベルで、数十年物のウイスキーがブレンドされていると言われています。っかぁ~っ。味わいが深い、濃い! アルコール度数の強さをまったく感じません。

「これも珍しいものなんですよ。」

 とマスターに進められた白州のオーナーズカスク(アルコール度数58度!)などをいただいて、お勘定はひとり2千円ずつ。安すぎるっ! ブルーラベルの1杯だけでも、けっして2千円では飲めないくらいなのに。。。 どうもありがとうございます。

 最後にもう1軒、と向かったのは、これまたしんちゃんさんがかつて行ったことがあるという「パールバー(Pearl Bar)」。ここもまたオーセンティックですねえ。聞けば呉の老舗バー「ナポレオン」の姉妹店なんだそうです。

 ここでも2杯ずつ程度いただいて、ひとり2千円ずつ。そろそろ日付も変わる時間になり、本日はこれにて終了です。

 たまの呉出張の時間を、たっぷりとお付き合いいただきありがとうございました。出張の際には、ぜひまたご一緒させてくださいね。>しんちゃんさん

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「鳥八本店」ビールと味噌煮 / 刺身盛り合せ / じゃこおろし

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ナンコツ唐揚げ / 「じょうもん」にて / 「パールバー」にて

《平成22(2010)年5月12日(水)の記録》

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〔くれ便り〕 同期の友と呉の夜

かしま支店


 私と同期入社のH君も、最初の赴任先は呉。独身寮でも私の2個となりの部屋でした。その後、都内の本社で長く勤務したあと、私より1年早く、去年の4月に再び呉に単身赴任で戻ってきていたのです。

 今日はそのH君と、呉の町に繰り出します。

 1軒目は例によって「とり屋」なのですが、人によって、また職場によって、行きつけの鳥屋が決まっていて、H君の行きつけは「鳥八茶屋」。しかし、残念ながら今日は、「鳥八茶屋」が大型連休に休まず営業した代休ということらしく、四日間の連続休暇の真っ最中。すぐ近くにある「かしま支店」に入ります。

 「かしま」という店名ながら、この店も実はとり屋の1軒。値段はやや高めながら、味がいいことで知られていて、近くに「かしま本店」もあります。

 呉のタウン誌「くれえばん」にも記事を書かれている遊星ギアのカズさんからいただいた情報、そして中国新聞過去の記事によりますと、とり屋を始めたのは、呉市の南側にある倉橋島の沖にある鹿島の上瀬稔さん。上瀬さんは終戦後、呉、大阪で四年間修業し、昭和27(1952)年に、呉市中通で活魚も食べられ、焼き鳥もあるという「鳥好」を創業したんだそうです。(その後の取材で得られた「鳥好」創業に関する新しい情報は→〈こちら〉 2012.02.19追記)

 「かしま」というこの店の店名は、きっとこの鹿島から来てるんでしょうね。鹿島は広島県最南端の有人島で、すぐ先は愛媛県の怒和(ぬわ)島、津和地(つわじ)島です。

 「かしま」では何種類かの焼き鳥(2串が1人前)や、鯛のカブト煮などで、燗酒をたっぷりといただきます。

「呉に来ると、日本酒がうまいよねえ。料理によく合う。」

 と、H君も同じく燗酒です。こちらのお酒は、ひそかに料理の影に隠れるようなおとなしい存在。きわだって美味いとか、香りが高いとかいうものではありません。その控えめな味わいが、瀬戸内の食材を引き立てるのです。

「女将からのサービスです。」

 店にいるお客、全員にふるまわれたのは、魚のアラの味噌汁です。いい魚のダシが出ていて、この汁だけで立派なつまみになるほど。これはすばらしいなあ。

 2時間ほど飲んで食べて、お勘定は二人で8千円(ひとり4千円)ほど。とり屋で飲むと、ほぼこのくらいの額ですね。「鳥八茶屋」がちょっと安めかな。

 二次会はスタンドへ。スタンドと言うのは、“スタンド・バー”の略で、他の地域でのスナックに近い業態の酒場です。呉の町にはスタンドが数多くあって、スタンドで飲むのが好きな人たちは、それぞれ自分の行きつけの店を持っているようです。昔はウイスキーの水割りを飲みながらカラオケを歌う店が多かったのですが、現在は焼酎がウイスキーに取って代わっているようです。

 会社で飲みに行ったりするときも、1軒目はとり屋、2軒目はスタンドというのが割りと標準的なコースです。スタンドは、スナックと同様に値段はそれほど明朗ではなくて、飲んで歌って、安い店で3千円ほど。通常は5千円くらいかかり、高い店だと8千円ほどいることもあります。けっして安くはない酒場です。

 2次会が終わってお腹がすいているときは、繁華街のすぐ西側を流れる堺川(さかいがわ)沿いの屋台でラーメンを食べて帰ったりします。屋台もまた、戦後間もないころから続く呉の飲酒文化の一側面だったのですが、法律の改正で道路が使えなくなり、一時は絶滅寸前だったのだそうです。現在のようなスタイルで、再び屋台営業ができるようになったのは昭和61(1986)年のこと。それ以来、新しい屋台も加わって、観光的な側面も持ち合わせるようになったのでした。

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「かしま支店」のつくね / 串かつ / 鯨の竜田揚げ

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レバー(鶏) / せせり / 鯛かぶと煮

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サービスの味噌汁 / スタンドでシャンパーニュ / 屋台でワンタンメン

《平成22(2010)年5月11日(火)の記録》

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〔くれ便り〕 鳥屋(とりや)という酒場文化

 呉に転勤してきたばかりの4月も飲み会は割りと多かったのですが、大型連休も開けて5月は、公私ともにいろいろな動きも本格化してきて、ほぼ毎日飲みに出かけているような状態。ブログを更新する時間も取れないような嬉しい(?)状況です。

 呉で飲みに行くときに、1軒めとして選ばれることが多いのが、「鳥屋(とりや)」と総称される酒場です。基本的には焼き鳥屋なのですが、店内にはほとんどと言っていいほど生け簀(いけす)が設置されていて、瀬戸内海でとれた新鮮な魚介類を食べることができます。串カツや天ぷらなどの揚げ物メニューも並んでいます。

 店名が「鳥好」「鳥八」「一とり」「三とり」などと、「鳥」や「とり」の字が入っていることも特徴的で、このことも「とりや」という呼称が付いた一因のようです。

生ビール、みそ煮、お通し 「とりや」に行くと、まず注文するのがビールと、みそ煮。みそ煮というのは、鶏皮を煮込んで、みそで味付けしたもので、東京のもつ煮込みが店によって少しずつ違うように、みそ煮も店によって異なります。味噌だきと呼ぶ店もあります。しかしながら注文するとサッと出てくるのは、どの店も同じ。まず一品というときに持ってこいのつまみなのです。ただし、ほとんどの店でお通しも出されます。

焼き鳥 焼き鳥は、鶏肉、鶏皮、砂ずり(砂肝)、つくねなどの鶏の焼き鳥。炭火ではなくて、魚焼き用のサラマンダーから発展したと思われる、上火、下火で同時に炙るような独自の焼き鳥機で焼いているお店が多いようです。このため、焼き上がりが早く、ふんわりと仕上がります。

 焼き鳥の中でモツというのも人気があるのですが、これは関西で言う玉ヒモ、つまり体内卵と輸卵管を串に刺して焼いたものです。

 ほとんどの焼き鳥は、間に長ネギが挟まれていて、タレ焼きです。タレは醤油ベースで、あまり甘くありません。この味が、広島の日本酒によく合うのです。

 串カツは、焼き鳥と同様に串に刺した鶏肉(これも間に長ネギが挟まれている)に衣を付けて揚げたもの。ソースをかけていただきます。豚肉の串カツじゃないのがおもしろいでしょう?

ハゲ造り 活ヒラメ

 そして刺身。人気があるのは、この地域でハゲと呼ばれているカワハギやヒラメ、タイ、小イワシなど。夜泣き貝(ナガニシ)やサザエなどの貝の刺身も人気です。何人かで行くと、1尾まるごとをさばいてくれて、残ったアラや中骨の部分は、あとで唐揚げにしてくれたりもします。

小イワシ天ぷら タコ天ぷら

 天ぷら。あればぜひ食べたいのが小イワシ(カタクチイワシ)の天ぷらです。これから夏にかけて、タコの天ぷらも美味しいですよね。タコの天ぷらは、生のタコで造ります。

ナンコツ唐揚げ 同じ揚げ物で、鶏ひざナンコツの唐揚げも人気があります。

 飲み物は、焼酎をボトルでもらって飲む人が多いのですが、私は日本酒を燗でいただきます。音戸の華鳩(はなはと)や、呉の千福(せんぷく)が出される店が多くて、料理ととてもいい相性なのです。

「千福」燗酒 みんなで飲んで食べて、そのときの量に応じて、一人あたり3~6千円といったところでしょうか。大衆酒場や居酒屋チェーン店ほど安くはありません。

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〔コラム〕 連休六日目は古典酒場の打ち合せ

「燗酒屋」で赤ワイン


 昨年10月にシリーズ8冊目となる「古典酒場 Vol.8」が、そして11月に総集編としての「つまみで選ぶ、今夜のうまい店」が出版されたあと、編集長が独立されたことなどもあって、しばらく間があいていた「古典酒場」。満を持しての第9号が8月ごろに出版されるご予定ということで、今日はその打ち合せです。

 近くに住む巨匠さんから「燗酒屋は、3~5日の間、特別営業で洋食屋をやってます。12~19時なので営業時間にご注意を!」というメールをいただいていたので、その旨を伝えると、かねてより「燗酒屋」にもよくいらっしゃっていた編集長も大賛成というお返事で、場所は決定。ただし、毎月、月初は編集長が(ご主人が編集長を務められている別の本の)原稿の締め切りに追われているので、その進捗度合いを見ながらということで、ドキドキハラハラしながらこの日を迎えたのでした。

 なんとか原稿のメドもたった(無理やりメドをたてた?)そうで、午後3時に「燗酒屋」改め「洋食屋」に集合。店頭には、外飲み用のテーブルが1卓出され、その提灯(ちょうちん)にも、元の「燗酒屋」という文字の上に、「GW限定!! 燗酒屋改め洋食屋」という紙が貼り付けられています。

 紺の暖簾(のれん)をくぐって店内に入ると、女将はいつもの和服に割烹着という姿。

「あれ? 洋食屋なので、洋服姿の女将が見られるかと思って、楽しみにしてたのに」

「アハハ。メイド服でやったら、っていう方もいらっしゃったんですが、昔ながらの洋食屋の女給さんということで、今日もやっぱりこの姿です」と女将。

 さっそく酎ハイをもらって、編集長と乾杯です。

 ここの酎ハイは、1杯1杯、きちんと味見しながら作ってくれる、本格的なカクテルのような酎ハイなのです。

 黒板にずらりと書き出された品書きは、野菜スティック(350円)、南蛮漬(350円)、茹であげウィンナ三種盛(550円)、アボカドとスモークサーモン(550円)、冷やしトマト(200円)、一口ピザ(アンチョビとトマト、350円)、ブルスケッタ(350円)、冷製じゃが芋スープ(350円)、鶏手羽の炙り(2本、350円)、オムレツ(450円)、ポテトサラダ(350円)、海老フライ(550円)、メンチカツ(550円)、コロッケ(450円)、ポークソテー(500円)、ハンバーグ(500円)、グラタン(450円)、茄子のミートスパ(450円)、オムライス(500円)、カレーライス(400円)、パン・ごはん(150円)などなど。これは確かに洋食屋ですねえ。

 洋食メニューの数々をいただきながら、飲み物も酎ハイから白ワイン、そして赤ワインへ。この店でワインが飲めるのも驚きです。

 今日、口開けでこの店に来て、我われが来たときにはすでに飲み終えて店を出ていた巨匠さんも、女将からの連絡で、もう一度店に戻ってきてくれました。ありがとうございます。

 JR阿佐ヶ谷駅前から路線バスで、西武新宿線・下井草(しもいぐさ)駅前に出て、今日の二次会は大衆鉄板の「こいくちや」です。

 今日の「こいくちや」は二人での営業なのでカウンター席のみ、という事前情報だったのですが、我われが到着した午後7時過ぎには、店頭のテラス席にまでお客が入っているほどの状態。カウンターにいる先客のみなさんがちょっと詰めてくれて、我われ二人も座ることができました。

 ホッピーを飲みながら、トマトチーズ焼きやら、紅しょうが肉巻きやら、スパムと目玉焼き(各280円)やらを焼いてもらって楽しみます。

 そうこうしているところへ、、宇ち中(うちちゅう)さんと、ももたまなさんも登場。今日はこの沿線で飲んでたのだそうです。宇ち中さんも「古典酒場」の座談会に登場したことがあるので、もちろん編集長とも面識あり。カウンターのとなり同士に座ることができて、ワイワイと盛り上がります。

 午後9時半ごろに「こいくちや」を出て、トコトコと歩いて向かったのは新青梅街道沿線にある長浜ラーメンの店、「御天」です。古典酒場編集長は九州(熊本)のご出身。私も学生時代を九州(博多)で過ごしたので、最後にいただく長浜ラーメンはたまりません。

 でも、その前に、せん菜(せんさい)炒めをもらって、甘くないシークワサーサワーで乾杯です。この店にやって来て、ラーメンだけで終わったことはないですねえ。あぁ、シャキシャキのせん菜がうまいっ!

 そしてラーメンを2杯に、別皿で生ニンニクを出してもらって、ビシッと〆!

 やぁ、楽しかった。そしてよく飲んだ。

 「古典酒場」の次号もお楽しみに!

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限定営業「洋食屋」 / 酎ハイとお通し / ラタトゥイユ

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オムレツ / ポテトサラダ / 白ワイン

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グラタン(ホタルイカ入り) / 角ハイボール / カレールーとパン

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「こいくちや」セロリ / トマトチーズ焼き / 紅しょうが肉巻き

100504m 100504n 100504o
スパムと目玉焼き / 「御天」せん菜炒め / 〆のラーメン

・「燗酒屋」(前回)/「こいくちや」(前回)/「御天」(前回

《平成22(2010)年5月4日(火)の記録》

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〔コラム〕 連休五日目は類さんたちと取材飲み

「まるます家」のスッポン鍋


 1週間の大型連休も折り返し点を過ぎ、今日も含めて残すところあと三日。憲法記念日の今日は、KKベストセラーズから5月31日に発売予定のCIRCUS6月号増刊「TOKYO大衆酒場」の取材で、赤羽の「まるます家」です。

 取材の中身は、「酒場放浪記」でおなじみの酒場詩人・吉田類さん、「居酒屋考現学」の橋本健二教授との大衆酒場に関する鼎談(ていだん)。

 最初に、今日も行列ができるほど人気の高い、1階店内で写真撮影をしたあと、2階の座敷席に移って鼎談です。

 うなぎの蒲焼や、こいの生刺し、あらい、そしてスッポン鍋と、次々と出される「まるます家」の名物料理に舌鼓を打ちながら楽しい鼎談の時間となりました。本のできあがりが楽しみです。

 そうそう。「まるます家」の女将さん経由で、酒呑(乃)童子さんからタラマヨの差し入れをいただきました。いつも本当にありがとうございます。>酒呑(乃)童子さん

 取材は終了し、類さん、橋本先生と打ち上げに出かけたのは、「まるます家」のすぐ近く、OK横丁の中にある串焼き・モツ料理の「八起(やおき)」です。ここで「酔わせて下町」のFさん、ライターの舟橋さんとも合流してチャーメン(特製肉入りモヤシ炒め)にホルモン煮盛り合せなどなど。

 3軒目は、これまたすぐ近くの「丸健水産」で、地元の丸眞正宗をいただきならが、おでんです。どの店に行っても、吉田類さんは人気者。ここでも周りで立ち飲んでいるお客さんたちから「いつも見てますよ」と声がかかります。

「さ~て、次はどこにしましょうか」

 と相談していると、橋本先生から、

「実は板橋あたりにもいい酒場があるんですよ」

 というご提案。さっそくタクシーに乗り込んで、向かったのは上板橋(かみいたばし)の「もつ九」です。この店は、かつてこの地に20年ほど住んでいたという橋本先生が、もっともよく通った酒場なんだそうです。古い店舗は火事で消失したものの、先月(2010年4月)から、新築の店舗で営業を再開。今日も地元の常連さんたちで満席状態です。

 そして今日の5軒目も、同じ上板橋にあるもつ焼き(やきとん)の店、「ひなた」です。ここ「ひなた」も、「秋元屋」で修業をしていた辻さんが、今年(2010年)の1月に開店したお店。「秋元屋」のやきとんメニューはもちろん、この店ならではの料理も並んでいて、初期のころの「秋元屋」を思わせるような雰囲気です。

 今日もまた、たっぷりと楽しい1日でした。「TOKYO大衆酒場」、お楽しみに!

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「まるます家」鯉のあらい / 取り分けたスッポン鍋 / スッポン雑炊

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うなぎ肝串 / 「八起」チャーメン / ホルモン煮盛り合せ

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「丸健水産」 / 丸眞正宗 / おでん

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「もつ九」のテーブル / やきとん「ひなた」 / サッポロラガービール

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ばら塩 / ニンニクの芽 / 焼きリンゴ

・「まるます家」(前回)/「八起」(前回)/「丸健水産」(前回)/「もつ九」/「ひなた

《平成22(2010)年5月3日(月)の記録》

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店情報: やきとん「ひなた」(上板橋)

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  • 店名: やきとん ひなた
  • 電話: 03-6906-4723
  • 住所: 174-0071 東京都板橋区常盤台4-25-1
  • 営業: 17:00-24:00(23:00LO)(土日祝は16:00- 、日は -22:00(21:00LO))、月休
  • 場所: 東武東上線・上板橋(かみいたばし)駅の北口を出て右へ。線路に沿ってときわ台・池袋方面に100mちょっと進み、右手に踏み切りがあるところを左折した先、左手。
  • メモ: 2010年1月5日オープン。寿司屋で修業した兄と、「秋元屋」で修業した弟が、兄弟で切り盛り。店主のブログあり。席料100円。〔やきとん100〕あぶら、とろ、ばら、こぶくろ、てっぽう、しろ、がつ、ちれ、れば、はつ、なんこつ、たんした、たん、はらみ、かしらあぶら、かしら。〔とり〕手羽先200、せせり120、ボンジリ120、とり皮120、ももタタキ300。〔野菜など120〕ウズラ、エリンギ、にんにくの芽、かぶ、長ねぎ、ピーマン、ししとう、椎茸、玉ねぎ。〔野菜など150〕アボガド、アスパラ、フランク串、厚あげ、マッシュルーム(オイル煮)、ニンニク(オイル煮)、ズッキーニ、肉巻きトマト。〔その他200〕焼きリンゴ、焼きチーズ、ジャガバタ、油揚げ、ハムステーキ。〔刺〕レバ刺350、タン刺350、コブクロ刺350、ハツ刺300、せんまい300、牛刺450。がつ酢200、キャベツキモ100、なんこつスライス200、とん足300。〔揚げもの〕メンチカツ250、ハムチーズカツ300、レバカツ250、ガツの唐揚げ250、とりもも唐揚げ250。〔あったか〕煮込み350、煮豆腐200、煮卵100。〔いっぴん〕らっきょ100、山芋しょうゆ漬150、セロリ漬150、おしんこ200、生かぶみそ200、みそor梅キューリ200、エシャレット250、冷やっこ200、ちくわキューリ200、チーズチクワ200、生青のり200、冷しトマト250、ピリ辛なめたけおろし250、焼野菜サラダ300、ポテトサラダ300、マカロニサラダ300、生ハム350、パテ・ド・カンパーニュ350、あつあつパン200、生野菜バーニャカウダ350、レバーパテ300。〔飲み物〕生ビール(キリンハートランド)中480・大700、サッポロラガー大瓶550、キリンハートランド小瓶380、黒ビール(キリン一番搾りスタウト)430、ホッピー(白・黒)セット380・中(焼酎おかわり)250・外(ホッピーのみ)250、金宮(梅割り・ぶどう割り・ストレート・ロック・水割り・湯割り)300、ウーロンハイ350、緑茶ハイ350、チューハイ380、(生レモン60、生グレープ110、梅干60、炭酸のみ150、中のみ250)、バイスサワー(赤紫蘇)380、トマト割り380、豆乳割り380、特選ハイボール300、角ハイ300、ラッキーハイボール300、マッコリ300。〔日本酒〕菊正宗(ひや・あつかん)一合300・二合600、黒龍「垂れ口」480、竹鶴「純米原酒大和雄町」530、生もとのどぶ(にごり酒)550、群馬泉「山廃本醸造」480、而今550。〔焼酎〕《芋》佐藤黒530、富乃宝山530、池の露480、山ねこ480、相良兵六480、月の中530、《麦》情け嶋480、中々480、天草480、七田530、《糟取り》七田530。〔果実酒〕梅の宿480、黒糖梅酒480、梅酒ワイン(赤・白)480、ゆず酒530。〔ワイン〕《赤》キングストン(オーストラリア シラーズ)グラス380・ボトル2000、ラ・パッション(フランス グルナッシュ)グラス430・ボトル2500、《白》タントゥー(チリ シャルドネ)グラス430・ボトル2000。〔ソフトドリンク250〕コーラ、サイダー、ウーロン茶、緑茶、トマトジュース。(2010年5月調べ)

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店情報: お酒処「もつ九(もつきゅう)」(上板橋)

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  • 店名: お酒処 もつ九
  • 電話: 03-3933-3034
  • 住所: 174-0071 東京都板橋区常盤台4-34-8
  • 営業: 11:00-24:00、水休
  • 場所: 東武東上線・上板橋(かみいたばし)駅の北口を出て、ロータリーの向こう側へ進み、突き当りの信号交差点(上板橋駅前)を左折。次の角(モスバーガー)を右折し、50mほど先、左手。
  • メモ: 上板橋の老舗居酒屋だが、2009年に火事で焼失。2010年4月15日に新店舗で営業を再開した。(2010年5月調べ)

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〔コラム〕 連休四日目はみんなで飲み会

「川名」のニラ玉


 ゴールデンウイークになると、酒友・呑んだフルさんが「川名」にやってくるというのも、今年でもう5年ほど続く恒例行事になってきました。

 今年は7連休の中日(なかび)、5月2日(日)がその日。それに合わせて集まったのは五十音順に、荒木又右衛門さん、料理研究家の伊野由布子さん、宇ち中さん、男前H氏、Qちゃん、ここっとさん、にっきーさん、ユリちゃんという面々。

 「川名」の奥座敷左側の座卓を2個くっつけて、生ビール大ジョッキで乾杯すると、後はもう「川名」の名物料理のオンパレードです。しかも、集まったメンバー全員が酒が強いとあって、飲み物の進みも速い速い。

 午後4時の開店から、3時間も腰をすえて、お勘定はひとり3千円強(10人で32,550円)。けっこう飲んで食べても2千円行くかどうかの「川名」で、3千円オーバーというのはものすごいことです。さすが呑ん兵衛ぞろいだなあ。

 二次会は、タクシーに分乗して沼袋へ。3月にオープンしたばかりの新しいもつ焼き屋、「たつや」です。オープンと同時に人気沸騰の「たつや」は、今日もほぼ満席状態。「立ち飲みでもいいから」と無理を言って、なんとか入れてもらいました。(本来は立ち飲みはありません。)

 「たつや」は、「秋元屋」で修業をしていたたっつんさんが、満を持して独立開店したお店。「秋元屋」と同様の料理のほかに、「たつや」ならではのオリジナルメニューもずらりと並んでいて、価格的には「秋元屋」と同じくらい。

 もうひとつの大きな特徴は、カウンターがまっすぐではなくて、カクカクと角が多い造りになっていること。この角を挟むように座ることで、3~4人のグループ客の端っこ同士の人も、疎外感なく楽しめます。

 三冷の黒ホッピー(380円)を飲みながら、もつカレー(パン付き、350円)やチレのガーリックバターソテー(200円)などをもらい、最後は鳥豆腐(250円)で〆ます。

 「たつや」を出て、今度は沼袋駅からみんなで西武新宿線に乗り込んで、都立家政の「竹よし」です。

 実は「竹よし」の店主(マスター)が体調を崩し、連休前に入院されていたのです。10日間ほどの入院になりそうだという情報で、『この連休中には「竹よし」には行けないだろうなあ』と、ほとんどあきらめていたのですが、なんと5月1日(土)に退院されて、翌日の日曜日(昨日)から営業を再開したとのこと。それは行かなきゃと、今日、やってきたのでした。

 カウンターでゆるゆると飲んでいたのは、かぶきさんと、にくきゅうさんのお二人。そこへ10人ほどで乗り込んで、遅れていたふじもとさんも合流です。

 カウンターの中には店主のほかにチクちゃん(手伝いの女性)がいて、まだ本調子ではなさそうな店主をサポートしています。

 すでに3次会ということもあって、魚料理はほとんど注文せず、お酒(ふじもとさんの金宮ボトル)中心の飲みの場に、チクちゃんが作ってくれた特製海鮮うどんをつまみます。

 ここらでそろそろ電車で帰るメンバーはタイムアウト(時間切れ)。店の前で見送って、残った地元のメンバーたちは「竹よし」を出て、電車で下井草の「御天」です。

 ここ「御天」も含めて、今日行った4軒は、いずれも日曜日にも営業しているお店です。しかも大型連休のど真ん中にもかかわらず、店を開けていてくれるのがうれしいではありませんか。

 最後は粉落とし・油抜きのラーメンで締めて、長く楽しい一夜が終了したのでした。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。来年もまた集まりましょうね!

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「川名」牛スジ煮込み / ザーサイ / 豚ナンコツ煮込みとセロリ漬け

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ジャガイモ / ツナコーンサラダ / しめさば

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ニンニク丸焼き / 焼き鳥盛り合せ / ゴーヤサラダ

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焼き玉ネギ / 竹の子煮 / へしこ

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よもぎ餅 / うなぎ肝串 / ポテトコンビーフチーズ

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「たつや」 / もつカレー(パン付き) / チレのガーリックバターソテー

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焼き台の様子 / エリンギ巻き / 鳥豆腐

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「竹よし」のお通し / チクちゃんの海鮮うどん / 「御天」のシークワサー割り

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せん菜炒め / 鉄鍋餃子 / ラーメン

・「川名」(前回)/「たつや」/「竹よし」(前回)/「御天」(前回

《平成22(2010)年5月2日(日)の記録》

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店情報: やきとん「たつや」(沼袋)

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  • 店名: やきとん たつや
  • 電話: 03-5942-9986
  • 住所: 165-0025 東京都中野区沼袋3-27-6
  • 営業: 17:00-23:00LO(日祝は -22:00LO)、不定休(2015年4月から水曜日も営業)
  • 場所: 西武新宿線・沼袋駅の改札(二つあるどちらでもOK)を出てバス通り(←バスがギリギリ通れるぐらいの広さ)を右へ。そのまま100mほど進み、左手の本屋さんと果物屋さんに挟まれた路地に入った先、左手。
  • メモ: 平成22(2010)年3月15日オープン。変形コの字カウンターを中心に27席。
    【特記事項】席料100円/人。席料も含めて価格はすべて税抜き表記(10円未満は切り捨てサービス)。混雑時は2時間程度で席をお譲りください。
    〔飲みもの〕キリンハートランド生 中ジョッキ550・グラス320、サッポロラガー大瓶600、キリン一番搾り大瓶600・小瓶380、アサヒスタウト(黒)小瓶450。
    たつやのハイボール400(ウィスキーの追加300)、キンミヤサンピースウイスキーEXTRA 500、ワイン(赤・白)グラス380・デキャンタ1,800・ボトル2,000、マッコリ グラス300・デキャンタ1,000。
    〔キンミヤ焼酎〕ストレート(梅/にごり梅/ぶどう/ライム)300、ロック300、水割り300、お湯割り300、シャリキンカップ(フローズンキンミヤ)500。
    ホッピー(白・黒)セット400・ナカ(キンミヤおかわり)250・ソト(ホッピーのみ)250、酎ハイ400、ガリっ酎450、梅干しサワー450、レモンサワー400、バイスサワー400、クエン酸サワー400(追加のもろみ酢100)、生グレープフルーツサワー500、たつやのシャリハイ400、お茶割り400、ウーロン茶割り400、トマト割り400、豆乳割り400、おかわり炭酸100。
    〔ソフトドリンク各250〕緑茶、ウーロン茶、サイダー、コーラ、豆乳、オレンジジュース、トマトジュース。
    〔他の飲み物〕日本酒・果実酒・本格焼酎(芋・麦・栗など)は卓上に別メニューあり。
    〔焼きもの(※はないこともある)〕《やきとん》かしら110、はらみ110、なんこつ130、れば100、あみれば130、たん110、たんした110、※たんもと150、はつ100、※はつもと130、あみはつ130、ちれ100、しろ110、てっぽう110、がつ110、あぶら100、バラねぎ180、トロ150。
    《やきとり》ねぎま130、せせり130、手羽先200、つくね160、うずら玉子130。
    《野菜》長ねぎ140、玉ねぎ140、しいたけ140、さといも140、にんにくの芽140、オクラ140、ししとう140。
    《いろいろ》トマト肉巻き180、エリンギ肉巻き150、スパムチーズ200、じゃがバター200、油揚げ焼き200、がんもどき焼き250、身欠きにしん400、赤ウィンナー炒め250。
    《お好みの串にトッピング》おろしポン酢50、ねぎポン酢50、とろけるチーズけ50、もつカレー100。
    〔逸品もの〕たつや名物・もつカレー(パン付き)400(おかわりパン100、サトウのごはん200)、もつ煮込み350、煮豆富200、煮玉子100、、牛すじ煮込み400、もつミック酢(酢もつ)200、ポテトサラダ150、冷奴200、もずく酢200、なめたけおろし250、キャベツとスティック150、冷しトマト250、オニオンスライス250、梅きゅうり200、みそきゅうり200、のりチーズ250、自家製ぬか漬け200、本日の漬けもの200~。
    【日替りの「もつやすめ」(2016年4月23日の例)】〔冷製もの〕冷製の盛り合わせ500、こぶくろ刺350、がつ刺350、はらみポン酢350、しろポン酢1本150。〔逸品もの〕新玉ねぎとイカのタイ風サラダ280、三陸わかめと蒸し鶏の酢のもの250、自家製ぬか漬け200。〔焼きもの〕鹿児島産・そら豆のあぶり焼き250、生がつ焼き150、あみはつ130、あみれば130、はらみ110。〔オススメ日本酒〕鳳凰美田「亀の尾」(純米吟醸)600。(2016年4月調べ)

  • 〔麦酒〕キリンハートランド生中550・グラス320、サッポロラガー大瓶600、キリン一番搾り大瓶600・小瓶380、アサヒスタウト(黒)小瓶450。
    〔キンミヤ焼酎〕梅割り300、ぶどう割り300、ロック、水割り300、お湯割り300、ライム割り300、シャリキンカップ(フローズンキンミヤ)500。
    〔日本酒〕玉風味(本醸造・魚沼産)大700・小350、菊正宗(佳撰)大600・小300、目黒五郎助(純米大吟醸)550、磯自慢(本醸造)500。
    〔酎ハイ(キンミヤベース〕ホッピーセット(白・黒)380、ナカ(キンミヤおかわり)250、ソト(ホッピーのみ)250、酎ハイ380、生グレープフルーツサワー480、梅干しサワー430、レモンサワー380、特製たつやのシャリハイ380、お茶割り380、ウーロン茶割り380、トマト割り380、豆乳割り380、コーラ割り380、バイスサワー(小梅ちゃんの味)380、クエン酸サワー380・追加のもろみ酢100、おかわり炭酸100。
    〔ウイスキー〕たつやのハイボール380・ウイスキーの追加300、白州(幻の10年)700、キンミヤサンピースウイスキー400。
    〔他の飲み物〕マッコリ(グラス)300・(デキャンタ)1,000、紹興酒380、ワイン(赤・白)グラス380・デキャンタ1,500・ボトル1,800。本格焼酎(芋・麦・カストリ・栗)・泡盛・おすすめ日本酒・ワイン・果実酒は卓上に別メニューあり。
    〔ソフトドリンク各250〕緑茶、ウーロン茶、サイダー、トマトジュース、オレンジジュース、コーラ、豆乳。
    〔やきもの(※はないこともある)〕かしら100、はらみ100、なんこつ100、れば100、たん100、※たんした100、※たんもと120、※のどぶえ120、はつ100、※あみはつ120、※はつもと100、ちれ100、しろ100、てっぽう100、がつ100、あぶら100、バラねぎ150、トロ150。
    〔串にトッピング!〕おろしポン酢のっけ50、ねぎポン酢がけ50、とろけるチーズのっけ50、もつカレーがけ100。
    〔やきとり〕ねぎま120、せせり120、手羽先200、つくね150、うずら玉子120。
    〔焼きものいろいろ〕スパムチーズ200、トマト巻き150、エリンギ巻き150、ジャガバター200、油揚げ焼き200、厚あげ串200。
    〔野菜串〕長ねぎ120、玉ねぎ120、しいたけ120、ししとう120、オクラ120、ニンニクの芽120、さといも120。
    〔おさかな〕※西京漬け焼き300、身欠きニシン350。
    〔逸品おつまみ〕もつ煮込み350、煮豆腐200、煮玉子100、牛すじ塩煮込み400、名物もつカレー(パン付き)350・おかわりパン100・サトウのごはん200、キャベツとステック150、もつミック酢(酢もつ)200、ポテトサラダ300、冷しトマト250、オニオンスライス250、赤ウィンナー炒め250、梅きゅうり200、みそきゅうり200、のりチーズ250、青のり(ポン酢風味)200、冷奴200、なめたけおろし250、もずく酢200、金魚屋印のごぼう漬150。
    【日替りの「もつやすめ」(2014年12月9日の例)】〔冷製おすすめ〕はらみたたきポン酢250、おまかせ3点盛500、はつ刺350、こぶくろ刺350、がつ刺350、しろポン酢150。〔焼き物おすすめ〕あみはつ120、ドカンネギ150、たんした100、がつ正油100、ねぎま120、せせり120、ればちょい焼き100 VS ればみそ焼き100。〔逸品おすすめ〕もやしのナムル200、つけもの盛200、ポテトサラダ300・ハーフ150、あつあげ焼200。〔おすすめおさけ〕宮の雪にごり酒500、若井さんちのどぶろく500。(2014年12月調べ)


  • ビール:キリンハートランド生・中550、サッポロラガー大550、キリン一番搾り大550・小380、アサヒスタウト小430。亀甲宮~キンミヤ~(梅割り、葡萄割り、水割り、お湯割り、ロック)300。日本酒:玉風味・大600・小300、菊正宗・大600・小300、磯自慢480、目黒五郎助550、成龍(貴醸酒)500、若井さんちのドブロク500。紹興酒380。サワー:ホッピーセット(赤・黒)380、ナカ(焼酎おかわり)250、ソト(ホッピーのみ)250、酎ハイ380(グレープフルーツ100、レモン50、梅干50)、特製シャリハイ380、バイスサワー380、お茶割り350、ウーロン割り350、トマト割り380、豆乳割り380、梅酒480、にごり梅酒550、ゆず酒550、マッコリ(グラス)300。本格焼酎:本日のいも(日替)500、富乃宝山550、吉兆宝山550、角玉480、七田(麦)480・(カストリ)550、ダバダ火振(栗)480、咲元(泡盛)480。ワイン(赤・白):グラス380、デキャンタ1,200、ボトル1,800。ソフトドリンク:緑茶、ウーロン茶、サイダー、トマト、オレンジ、豆乳 各250。 焼きもの:かしら100、はらみ100、なんこつ100、たん100、はつ100、れば100、ちれ100、しろ100、てっぽう100、あぶら100、がつ100、うずら120、バラ120、トロ120、トマト巻き150、エリンギ巻き150、つくね150、厚揚げ150、野菜焼き(ねぎ、ししとう、ピーマン、玉ねぎ、にんにくの芽、しいたけ)120、ジャガバター200、油揚げ焼き200、西京漬け焼き250。サイドメニュー:煮込み350、煮豆腐200、煮玉子100、鳥豆腐250、キャベツステック120、もつミック酢200、おしんこ200、ポテトサラダ300、冷しトマト250、オニオンスライス250、梅きゅうり200、冷奴200、なめたけおろし250、もずく酢200、チレのガーリックバターソテー200、鶏ももの青しそ炒め200、ジンギスカン串150、ポテちく串150、もつカレー(パン付き)350、おかわりパン100など。他に日替りのメニュー(本日のもつ休め)もあり。(2010年5月調べ)

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〔コラム〕 連休三日目はモツ三昧

「ホルモン」のアブラ、カシラ、オッパイ、タンシタ、ハツシタ


 立石から朝帰りして、わが家でちょっとくつろいだらもう夕方。それじゃ、今日も飲みに行きますかと、トコトコと歩いて出かけてきたのは、野方(のがた)の「秋元屋」です。

 連休中の土曜日だし、午後5時だしということで、店内はギッチリと満席模様。旧店舗側の入口横テーブルに陣取る常連さんたちが「ここでよければどうぞ」と声をかけてくれて、なんとか座ることができました。

 さっそく三冷の白ホッピー(380円)と、レバ、カシラ、テッポウをそれぞれ味噌焼きで1本ずつ(各100円)注文します。

 東京から離れて改めて知るのが、豚のもつ焼きが食べられる店が少ない(ほとんどない?)こと。さらに味噌焼きとなると、元祖の「喜よし」(蕨)か、ここ「秋元屋」、もしくは「秋元屋」で修業した人たちが開いた店々でしか食べられないという、かなりレア物です。

 焼く前に液体状の味噌ダレに浸けて、じっくりと味噌ダレを染み込ませながら仕上げる味噌焼きは、冷めてもうまいもつ焼きなのです。

 今日はヨッちゃん(開店当初から手伝っている女性)も奥にいるようなので、ポテトサラダ(300円)をもらって、ちょっとご挨拶。もつ焼きや煮込み、揚げ物以外の料理は、奥の厨房で用意して出してくれるのです。

 三冷ホッピー(380円)を、今度は黒でもらうと、目の前の常連さんがエノキ肉巻き(150円)を味噌焼きで注文。常連さんの間で流行っている食べ方なんだそうです。そう聞くとちょっと食べてみたいですよねえ。

「マッちゃん、私にもエノキ肉巻きを味噌で1本!」

 焼き台を担当しているマッちゃんに追加注文です。

「前は満席で入れないことも多かったんだけど、店が広がってから、どっかには入れるようになったのが嬉しいね。」

 と話す常連さんたち。たしかにそうですね。込みあった時間帯を避ければ、一人ならなんとか滑り込めるようになりました。

 出てきたエノキ肉巻きをさっそく一口。なるほどなぁ。ここの味噌ダレはピリッと辛みも効いているので、エノキの味わいが一段と引き立ちます。野菜もうまいなぁ。そういえば、ここの玉ネギ(120円)も美味しかったよなぁ。そんなことを思い出して、最後に玉ネギを1本焼いてもらって終了。

 1時間ほどの滞在。席料100円が入って、お勘定は1,730円でした。ごちそうさま。

 「秋元屋」を出て、さらに歩くこと20分弱。となり駅の沼袋(ぬまぶくろ)に出て、もつ焼き「ホルモン」です。「ホルモン」は、この連休中は今日までの営業(5/2~5は休み)なので、どうしても今日、来ておきたかったのです。

 2列平行カウンターの駅から遠い側の奥のほう(テレビの下あたり)がかろうじて空いているので、そこに入り、サッポロラガービールの大瓶(500円)と自家製お新香(110円)と煮込み(310円)からスタートです。

「今日の煮込みは、まだちょっと若いよ。」

 と言いながら煮込みを出してくれる店主。ここ煮込みは、その日ごとに作るタイプなので、夕方早い時間帯には、もつらしいプリプリした食感が味わえる若めの煮込みが楽しめ、遅い時間になると濃厚なコクが楽しめるようになるのです。

 ひとしきり煮込みを楽しんだあと、アブラ、オッパイ、カシラを1本ずつ(各110円)塩焼きでお願いすると、「タンシタとハツシタを付けといたから」と、その2本をおまけで出してくれました。

 これらの部位は数が取れないので、メニューには載せず、常連さんにチョロっと出してくれたりするのです。どうもありがとうございます。

 もつ焼きが出たところで、飲み物も焼酎(230円)の梅割りに切り換えます。

 ここ「ホルモン」も、もつ焼き以外の串物も美味しいんですよねぇ。5本のもつ焼きを食べ終えたところで、生揚げ、シイタケ、ウズラ(各110円)を1本ずつ注文すると、残念ながら生揚げは、ないとのこと。代わりにハンペン(110円)を焼いてもらいます。

 この店の生揚げや豆腐は、すぐ近所の老舗豆腐店から仕入れているのです。その店が休みの場合は、この店の生揚げや豆腐もお休みになるのでした。

 1時間ちょっと楽しんで、お勘定は1,480円でした。やぁ、美味しかった。ごちそうさま。

 沼袋駅から電車に乗って、ビューンと鷺ノ宮(さぎのみや)へ。今日の3軒目は「ペルル」です。

 マスターは再入院されていて、店は山田さんと手伝いのヒトミちゃんの二人で切り盛り中。キープしているニッカ・ウイスキーの水割りを飲んだり、他のお客さんが開けたワインのご相伴に預かったりしながら、1時間半ほどの滞在は500円(水・氷代のみ)でした。どうもごちそうさま。

〔入院治療中だった「ペルル」の店主・古川実さんは、2010年5月5日(水)に、享年83歳で永眠されたそうです。先日、「ペルル」の常連さんたちから「あまり状況が良くない」というお話を伺ったばかりだったのですが、こんなにも早くその日がやってくるとは…。もう一度、お店でお会いしたかったです。合掌〕

100501a 100501b 100501c
「秋元屋」のレバ味噌 / テッポウとカシラの味噌 / ポテトサラダ

100501d 100501e 100501f
エノキ肉巻き味噌 / 玉ネギ / 「ホルモン」

100501g 100501h 100501i
お新香と煮込み / はんぺん、しいたけ、うずら / 「ペルル」で水割り

・「秋元屋」(前回)/「ホルモン」(前回)/「ペルル」(前回

《平成22(2010)年5月1日(土)の記録》

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〔コラム〕 連休二日目は下町酒場めぐり

「宇ち多゛」


 大型連休の二日目、4月30日(金)は、連休中にポツンと挟まった平日です。午前中のうちに銀行の手続きや散髪などを済ませ、午後から宇ち中(うちちゅう)さんと示し合わせて立石です。向かうのはもちろん「宇ち多゛(うちだ)」。どうかな?

 おぉ~っ。すごい行列だ。仲見世通り商店街の入口まで行列が延びています。ちらりと裏側ものぞいてみるものの、裏もまた似たようなもの。表側に並んで、待つこと1時間弱。やっと店に入ることができました。

 時刻は午後4時前ながらタン生や新規(コブクロ生とテッポウ生のセット)もまだ残っていてラッキーです。カシラたれやナンコツ塩もうまいなぁ。

「コブクロの硬いのとレバーを1本ずつ塩で」

 と注文する宇ち中さん。違う種類を1本ずつ混ぜ合わせることができるのは生(なま)での注文だけなので、「1本ずつ」という注文をしたら、それはもう「生でください」と言ってるのと同じことになります。それを「塩で」とは、これいかに?

 出された皿には、コブクロの硬いのの生とレバー生が1本ずつのり、その横に塩がこんもりと盛られています。なるほどぉ。こういうことですか。

 鮮度の高いレバーは、塩をちょっとだけつけて食べると、甘みをより強く感じます。

 1時間ほどの滞在は、二人で3,060円(ひとりあたり1,530円)でした。

 「宇ち多゛」の次に向かったのは、お向かいの「二毛作」。バスペールエール(500円)やギネス(500円)をもらって乾杯すると、お通しとして出されたのはサバの酢〆です。ここで「東京自由人日記」のcafegentさんも合流し、さらに「酔わせて下町」のFさんとぼあ子さんも合流したところで、cafegentさんは門前仲町の「大坂屋」に向かうべく離脱です。

 「二毛作」を出て、立石を離れて八広(やひろ)へ。今日の3軒目は「丸好酒場(まるよしさかば)」です。丸好ハイボール(300円)をもらって、料理は牛モツ煮込(400円)、〆サバ(350円)、三陸産のワカメを使った若竹煮(300円)に、秘伝のタレがよく効いたニラ玉子焼(250円)、そして日本一小さいトイレで用を足した後、レバニラ炒め(650円)と肉ジャガ(250円)をもらって終了です。

 detchさん、m蔵さんご夫妻も来店されたものの、席が離れていて残念ながらお話はできず。ちょうどお勘定をしているところへなおとんさんも合流。宇ち中さんは店に残り、他のメンバーは入れ替わるように店を出て、次に向かったのは大衆酒場「岩金(いわきん)」です。

 「岩金」でもハイボールをもらって、カレー(ルーのみ)やら、もんじゃやら、カツサンドやら。「岩金」を出た時点で午後9時。

 本日の5軒目は「岩金」からもほど近い「三祐酒場(さんゆうさかば)」です。元祖と言われる酎ハイでスタートすると、お通しで出されるのは魚のお吸い物。この旨み、この温かさがいいですねぇ。アジの南蛮漬けや、岩のり、アサリの酒蒸しにお新香などを食べていたところ、Fさんの知り合いが四ツ木の「ゑびす」で飲んでいることがわかり、さっそく合流することになりました。

 「ゑびす」の小上がりで飲んでいたのは、業界紙の出版社のみなさんたち5人組。そこへ我われ3人(Fさん、ぼあ子さん、私)も合流です。先日、Fさんたちと来たときに、ここの古漬けが美味しかったので、今日もさっそく古漬けを注文。この古漬けがニンニク、ショウガがよく効いていて、酎ハイが進んで仕方ない一品なんですよねぇ。(明日の朝、ニンニクの匂いが残って大変なことになるのが玉に瑕ですが…。)

 「ゑびす」を出ると午後11時過ぎ。他のみなさんたちと一緒に電車で帰宅しようとしたところ、Fさんから「今日は宿も予約しているので、死ぬほど飲んでいけ」というありがたい(?)お言葉。素直にしたがって、Fさん、ぼあ子さん、そして業界紙のOさんと4人で向かったのは、立石の呑んべ横丁内にあるバー「はじめて」です。バーとは言うものの、その実態は年配のママさんが一人で切り盛りしているスナックといった雰囲気。焼酎の水割りを飲みながら、4人でガンガン歌いまくり、気がつけばもう午前3時過ぎ。

「こんな時間にホテルに行ってもチェックインさせてくれるかなぁ」

 と心配しながら向かったところ、すんなりとチェックイン。カクッと眠りに落ちて、気がつくともう午前9時を回っている。おぉ。チェックアウトは10時までなので、大急ぎでシャワーを浴びてチェックアウト。それを見越したように、Fさんからの「おはようメール」が届きます。

『おはようございます。朝飯には町屋の「ときわ食堂」をオススメします(笑)』

 そうか。その手がありましたね。さっそく電車に飛び乗って町屋へ。「ときわ食堂」は、駅から歩いて2分ほどのところにあります。

 「ときわ食堂」は定休日の水曜日以外は、日曜だって祝日だって、朝7時から昼過ぎ(13:30)まで、そして夕方5時から9時20分までの営業。私が到着した朝10時半は、ちょうど朝食タイムから昼食タイムに切り替わる時間帯で、最後の朝定食(400円)を注文します。

 テーブル席(6人卓と4人卓)だけの店内は、どのテーブルも客で埋まっており、相席させてもらって入るしかない状態。そのほとんどのお客がビールや酎ハイを飲んでるんだからすごいではありませんか。飲まずに定食だけを食べてるのは、もしかすると私だけ!?

 出てきた朝定食は、日替りの主菜(今日はサバの味噌煮)、ネギのヌタ、味付け海苔、漬け物(刻んだタクアン)に味噌汁(油揚げ)とごはんです。ごはんの上に梅干が1個のっているのが嬉しいではありませんか。

 ガッツリと満腹になって、長い長い下町酒場めぐりを終えたのでした。

 さぁ、今日から5月だ!

100430a 100430b 100430c
「宇ち多゛」の煮込みとタン生 / 新規(コブクロとテッポウ) / カシラたれ

100430d 100430e 100430f
焼酎梅割り / お新香(生姜のっけて) / ナンコツ塩

100430g 100430h 100430i
「二毛作」 / ビールとお通し(サバ酢〆) / かち割ワインとチーズ盛り合せ

100430j 100430k 100430l
「丸好酒場」 / 大衆酒場「岩金」 / 「三祐酒場」

100430m 100430n 100430o
「ゑびす」の古漬け / 「ときわ食堂」 / 朝定食

・「宇ち多゛」(前回)/「二毛作」(前回)/「丸好酒場」(前回)/「岩金」(前回)/「三祐酒場」/「ゑびす」(前回)/「ときわ食堂

《平成22(2010)年4月30日(金)の記録》

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店情報: 「ときわ食堂(ときわしょくどう)」(町屋)

    ときわ食堂
  • 店名: ときわ食堂
  • 電話: 03-3805-2345
  • 住所: 116-0002 東京都荒川区荒川7-14-9
  • 営業: 07:00-13:30 & 17:00-21:20、水休
  • 場所: 京成本線・町屋駅を出て町屋斎場方面へ進むこと100m(約2分)、右手。
  • メモ: 朝定食400、日替定食520、刺身盛合せ定食550、ニラレバかきソース炒め定食780、ミックスフライ定食780、ヒレカツ定食780、ハンバーグエッグ定食750、ジャンボメンチカツ定食750、牛肉スタミナ炒め定食730ほか、壁にずらりと張り出された一品料理各種。酒類も多く、朝から飲んでいる。(2010年5月調べ)

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店情報: 「三祐酒場(さんゆうさかば)」(曳船)

    三祐酒場
  • 店名: 三祐酒場
  • 電話: 03-3611-9801
  • 住所: 131-0046 東京都墨田区京島1-7-2
  • 営業: 17:00-22:30、日祝・第3土休
  • 場所: 京成押上線・曳船(ひきふね)駅を出て、ガード下を押上・浅草方面へ125m(約2分)、二つの踏切の間。
  • メモ: 昭和2年に酒屋の立ち飲み屋として創業。戦後、酒屋と居酒屋を分離した。毎日50~60品並ぶ季節感あふれる料理の材料は、店を切り盛りする姉妹が、市場に直接足を運んで仕入れてくる。酎ハイを考案した店とも言われている。元祖ハイボール300、刺身450~800、ポテトサラダ500など。(2010年4月調べ)

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店情報: 大衆酒場「岩金(いわきん)」(曳船)

    岩金酒場
  • 店名: 岩金酒場
  • 電話: 03-3619-6398
  • 住所: 131-0032 東京都墨田区東向島6-13-10
  • 営業: 17:30-23:30、不定休
  • 場所: 京成曳舟駅の出口(二つのどちらでも)を出て右へ。100mほど先の信号交差点(曳船文化センター)を右折して、曳船川通りを八広(やひろ)方向へ道成りに直進すること約500m(約10分)、左手。
  • メモ: 昭和24(1949)年創業。ハイボール300、おでん120~、地鶏ハツ塩焼き350など。(2010年4月調べ)

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宿酔にはカツカレー? … 立ち飲み「やき屋(やきや)」(荻窪)

イカ刺と燗酒


 大型連休初日は「昭和の日」で祝日。『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす』という日です。そんな祝日にも開いている名酒場の1軒が、荻窪駅すぐ近くの立ち飲み「やき屋」です。

 八戸から直送されたイカで作る各種のイカ料理が、ほぼ170円均一で食べられる「やき屋」は、いつもいつも満員の状態が続く人気店ですが、今日はさすがに祝日だけあって、午後6時半の店内は比較的ゆったり気味。右手のメイン立ち飲みカウンターの手前半分くらいが空いている状態です。

 そのカウンター手前側に立ち、燗酒(北の誉、250円)に、イカ刺(170円)とイカなんこつ焼(170円)の2品を注文します。残念ながら、冬場の名物・イカ大根はすでに終了しています。

 燗酒は徳利(とくり)で出され、小さな猪口(ちょこ)に注ぎながらいただきます。

 カウンターの奥のほうに陣取っているのは、この店の常連さんたち。それぞれ一人客で入ってくるのですが、じわりじわりと奥のほうに集結するのです。店の奥のほうは、トイレがあったり、テレビの直下であったり、女将さんがカウンターの中に物を取りに行くときの通り道になったりと、決していい条件の場所ではありません。そのあたりを常連さんたちで埋めてくれて、手前側の入りやすいポジションを空けてくれているというのが嬉しいですね。

「オレなんか、毎朝、カツカレーだね。出張先でも、探して探してカツカレーなんだ。」

 奥の常連さんの一人がそんな話を始めます。

「カレーにはターメリック(=ウコン)が入ってるし、豚肉にはビタミンB1が入ってるから、呑ん兵衛にはいいんだよ。」

 通常のアルコール分解酵素では間に合わないほどお酒を飲んだ場合には、アルコール分解のためにビタミンB1が使われるので、いつもお酒を飲んでいる人は慢性的にビタミンB1が不足気味なんだそうです。

 私はいつも、飲んで帰るとたっぷりのグレープフルーツジュースを摂取してから寝るようにしているのですが(詳細はこちらの記事を参照ください)、なるほど、そう聞くとカツカレーもいいかもね。

「しかし、毎日カツカレー食べてたら、太んないか?」

「大丈夫だよ。今は76キロくらいで安定してる。」

「一時は太ってたよねえ。どのくらいあったの?」

「最高に太ったときで96キロくらいだったかな。ダイエットして一時は70キロを切るくらいまでになったんだけど、そこまで落とすと筋肉もなくなって、体力がなくなっちゃうんだ。体力がなくなるほどダイエットしたらダメだね。今がちょうどいいくらいだ。」

 ふむふむと聞き耳を立てながら、燗酒(250円)をおかわりして、つまみには自家製のお新香(170円)をもらいます。

「ボクは、110キロくらいまで行ったことがあるんですよ。」

 別の常連さんも話しに加わりました。

「最初に体重計の針が1周を超えたときはビックリしましたね。グルッと1周して、乗る前と同じような場所に針がある! 0.1トン(れいてんいっとん)ですよね。」

 こうして他愛もない話をしたり聞いたりしながら、心地よい酔いに身を任せつつ、美味しい料理に舌鼓。こんな時間が持てることが幸せですよねえ。

 1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1,010円でした。どうもごちそうさま。

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「やき屋」 / イカなんこつ焼 / 漬物

店情報前回

《平成22(2010)年4月29日(木)の記録》

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