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絶品だれで生キャベツ … もつ焼き「松竹(しょうちく)」(押上)

生キャベツ


「はい、生キャベツ。おいしいタレを出すからちょっと待ってね」

 そう言いながら、ママが小皿にマヨネーズを入れ、そこにもつ焼きのタレをちょいと入れてくれます。この店の生キャベツ(150円)は、もつ焼きのタレ+マヨネーズでいただくのです。これをお店の人も、客の側もみんなで“おいしいタレ”と呼んでいるのがおもしろい。でも、このタレにグイッとキャベツを押しつけて、シャクシャクとかじりつくと、これが本当に美味しいのです。

 押上(おしあげ)駅近くの小さな交差点の角にある「松竹」は、L字カウンター10席程度のみの小さなもつ焼き屋。昭和30年創業という老舗を、みんなから“おかあさん”と呼ばれている女将さんと、みんなから“ママ”と呼ばれている娘さんの、母娘ふたりで切り盛りされています。今年(2009年)の7月にママに初孫が生まれ、ママはおばあちゃんに、おかあさんはひいおばあちゃんになったのだそうです。

 店内のほとんどのお客さんは常連さんで、店に入って席に座り、飲み物を注文したら、いきなりもつ焼きから入るお客さんが多いのが特徴的。ここのもつ焼きは1皿4本が1人前で480円。1種類2本ずつを2種類組み合わせて1皿にします。味付けはタレと塩が選べ、一皿の中で2本タレ、2本塩と混ぜることも可能です。常連さんたちは、2皿(8本分)くらいを一気に注文します。

もつ焼きを担当するのは、おかあさん。焼き台の上で、串をあっちに向けたり、こっちに向けたり、また置き場所場所もあちこち変えながら、ていねいに焼き上げてくれます。

 煮込み(480円)も、この店ならではの独特の品。ガツ(豚の胃袋)とコンニャクを煮込んだものです。注文すると、小鍋で温めて、刻みネギをトッピングして出してくれます。みそ汁風のやさしい味付けは、汁まで飲み干せます。

 この店には刺身としてレバ刺し(480円)のほかに、ガツ刺し(480円)もあります。ガツのいいところはガツ刺しに使って、残りを煮込みにするとのこと。あまり煮過ぎるとガツが黒くなっておいしくなくなるので、大鍋で煮込んだあとは、注文ごとに小鍋に移して温めるという方法を採っているのだそうです。

 注文した皿は下げずに置いておいて、最後に飲み物+皿の数でお勘定する仕組み。「酎ハイ2杯に2皿。あと生キャベツ」とママからおかあさんに伝えられ、おかあさんが計算してくれたお勘定は1,910円。どうもごちそうさま。

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酎ハイ / 煮込み / もつ焼き(ナンコツ塩、テッポウたれ)

店情報

《平成21(2009)年12月1日(火)の記録》

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コメント

おお、押上にこんな良い店があるとは!
月に2回程度は京成を使って千葉方面に行くときに押上で乗り換えています。
次の千葉での仕事の帰りに酔って、いや寄ってみます!
塩のもつ焼きとキャベツでエネルギー充填してから帰ります。

投稿: コディ | 2010.06.22 05:41

はじめまして

アジア大陸の某都市へ赴任する前には
週二回はこのお店に通っていました

夏は向かいの銭湯でひとっプロ浴びて
店先の青空席で飲むのが好きでした

小生が「ママ」から聞いた話だと
母娘のご関係ではなく姑嫁とのこと

いずれにしても家庭的で素敵な店です

投稿: 蛙 | 2010.06.22 18:20

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