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ひとり2本は当たり前 … 宣伝酒場「春駒(はるこま)」(呉・新広)

ポテトサラダと冷酒


 「あわもり」を出て、広(ひろ)での2軒目は宣伝酒場「春駒」です。前回も同じ流れで「あわもり」→「春駒」と流れたのですが、それももう1ヶ月近く前の話。まだまだ『足繁く通っている』とは言えない状態ですねぇ。

 広は、呉からみると“となり町”的な存在。私もここに来るときは、会社を出発し、単身赴任寮を通りすぎて、ここまでやってこなければならないのです。

 しかしながら、最低でも週に1度は「宇ち多゛」に通う宇ち中さんや、毎日のように「ナポリ」に通うしんちゃんさんたちは、会社からいったん自宅とは反対方向に飲みに行って、飲み終わるとまた会社の前を通り過ぎて自宅まで帰るという人たちと比べると、まだマシなのかなぁ。

 てなことを思いつつ、もう「春駒」に到着。「あわもり」と「春駒」とは徒歩2分ほどの近さなのです。

「こんばんは」と入った店内は、右手の直線カウンター(6~7人分)の手前側に先客ふたり(男性二人連れ)。左手の小上がり(4人卓×2)は空いています。

 私は男性ふたり連れ向こう側、カウンターの奥から2席めあたりに座り、今回も冷酒・賀茂鶴(700円)をもらいます。この賀茂鶴は特別純米酒。それが300ml瓶で出されて700円なので安いのです。つまみはもちろん鳥足骨付(500円)の親です。まずは塩で注文します。

 冷蔵庫から注文した賀茂鶴を出してくれながら、

「インターネットに何か書かなかった?」と女将さん。

「え!? ちょっと書きましたけど…。何かありました?」

「インターネットで見たというお客さんが来てくれたのよ。私はインターネットが見られないから、娘の家に電話して内容を読んでもらったら、あぁ、あのときのと気がついてね。普通に飲んどるように見えるのに、よう覚えとってじゃね」と女将。

「待ってる間に、これでもつまんでてね」とポテトサラダ(280円)をサービスで出してくれました。ネットに書いたことを怒られるかと思いきや、そうじゃなかったようで一安心。このポテトサラダは注文する人が多い人気の品。一度は食べてみようと思っていたのでうれしいなぁ。キュウリ、ニンジン、玉ネギなど、野菜がたっぷりと入ったポテトサラダです。

 しかし! ここの鳥足骨付は、どういうわけかあまり待たないで出てくるのです。あらかじめ焼いた状態で冷蔵パックしてるのかなぁ。注文するとフライパンで仕上げて、予想よりもうんと早く出してくれます。

 この店は女将のお母さんが始めたお店。先代の頃は、鳥を焼くのに鉄のフライパンを使っていて、連日の酷使でフライパンの中央部が盛り上がって変形してしまうほどだったんだそうです。現在のフライパンはテフロン加工だからか、そういうことはないそうです。

 出された鳥足骨付(親)の両側に突き出た骨を両手でしっかりと持って、中央部の肉がたっぷりとした部分にかじりつきます。親鳥の肉なのですごく硬いのですが、ところどころに切り目を入れてくれているので、ガシッと噛んでおいて、両手でエイッと肉を向こうに押しやると、ブチッと硬い肉がちぎれます。これを噛みしめる、噛みしめる、噛みしめる。噛めば噛むほど味わい深いのが親鳥ですねぇ。若鳥だとこうはいきません。噛みはじめのしょっぱなが一番うまくて、噛むほどにジューシーさがなくなってきます。若鳥はやわらかいので、実際にはそんなに噛みしめなくても大丈夫ですけどね。

 私の後からも、男性3人連れのお客さんが入ってきて、小上がりの座卓を囲んでいます。彼らが注文するのも、やっぱり鳥足骨付の親。しかもおかわりしながら、ひとり2本ずつはペロリの様子。さらにその上にシメサバ(400円)なども注文しているのです。

 私自身は「あわもり」に続いての2軒目だからなぁ、と思いつつも、やっぱり2本目の鳥足骨付(親)に突入。今度はタレ焼きです。

 タレ焼きの場合は、手で押しやってブチッと肉を切ると、タレが自分のほうに飛び返ってくるので注意が必要です。できるだけブチッとならないように、歯で噛み切れるくらいの分量ずつ、小刻みに食べるのがオススメの食べ方です。う~む。食べ方のノウハウがだいぶ習得できてきたなぁ。

 途中で冷酒を飲みきって、続いては自家製の梅酒(380円)をロックでもらうと、この梅酒は甘ぁ~い。その甘さゆえ、アルコール度数の高さを感じないのが怖いですねぇ。

 2本目の親足も「上手に食べたねぇ」と感心してもらえるほどの状態まで完食して、超満腹。2時間ちょっとの滞在は2,080円でした。どうもごちそうさま。

100806g 100806h 100806i
鳥足骨付(親)塩 / 鳥足骨付(親)タレ / 自家製梅酒(380円)をロックで

店情報前回

《平成22(2010)年8月6日(金)の記録》

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コメント

私もここの親鳥のファンになりました!
かなりの咀嚼力がいりますが、それが大変だけれど後をひく快感。そして、肉の美味しさをジワジワとかみ締める喜び。
一人2本親鳥を食べたら、後であごが痛くなりそうですけどねぇ。
教えていただいて、ありがとうございました。

投稿: yasuko | 2010.09.02 11:17

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受信: 2011.01.05 23:25

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