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〔コラム〕 呉~博多、出張麺喰いツアー(1)

 学会で久しぶりの博多です。呉、博多というと共に麺類が美味しい土地。この出張のついでに、各地の麺喰いツアーでもしてみようかな。それならばスタートは細うどんの「一心」だな。

 かなり前からそう計画していたのに、こんな日に限ってちょっと自宅を出るのが遅れてしまい、「一心」に行く間がない。残念ながら本日の麺類初食は、広島駅は1番線ホームの立ち食いうどん屋さんとなりました。

広島駅、天ぷらうどん

 今日の呉線はちょっと遅れていて、広島駅に着いたのが09:40頃。のぞみ1号の発車時刻が09:53なので残り時間はあと13分。大急ぎで自動発券機で天ぷらうどん(430円)の食券を買って、入口すぐのおじさん(店員さん)に食券をわたし、カバンや上着をカウンターの下に置き、コップに冷水を入れてグッと口の中を冷却。こうしておくと熱いうどんがきてもスルスルッと食べられるのです。カウンター上にそのコップを置くころには天ぷらうどんも登場。このスピードが立ち食いうどんならではですよねぇ。

 左手で丼を口の近くまで持ち上げて、スルスルスルッとすすり込みます。こうやって丼を持ち上げて食べると、ネクタイやワイシャツに汁が飛び散らないのです。

 店に入ってから5分で天ぷらうどんを完食。本当は汁も完飲していきたいんだけど、さすがに熱くて時間がかかりそうなのであきらめて新幹線ホームに向かうと、ホームに着いて2分ほどで予定の新幹線(のぞみ1号)がやってきました。

 博多到着は10:55。広島から1時間ほどで着いちゃうんですねぇ。

 新幹線を降りると、博多駅デイトスの地下に「因幡うどん」があるので、そこで昼食を食べることにします。

「ごぼう天うどん(450円)と、かしわにぎりを1個(100円)ください」

 博多のうどん屋は、各テーブルに入れ放題の刻みネギ(博多ネギ)があるのが大きな特徴です。ここ「因幡うどん」には、一味唐辛子と七味唐辛子の小鉢がも置いていて、それぞれ木製の耳かきを短くしたような小さじが添えられています。

「因幡うどん」ごぼう天うどん

 ごぼう天うどんは、天ぷらの衣をたっぷりとかき揚げにした中に、輪切りのごぼう10切れほどを入れたもので、厚さ2センチくらいにホンワリと作られていて、その厚みがわかる状態で出されます。食べるときにちょっとかき揚げを押し込むと、フワフワァ~ッと汁の中に溶け込んでいきます。

 広島のうどんもやわらかいのですが、博多のうどんはもっとやわらかいくて、箸でつかもうとするとプツンと切れそうなほど。このトロトロのうどんと、もはや丼いちめんに溶け出して、たぬきうどん状態になったかき揚げが、よく出汁のきいた汁と一緒にスルスルスルッと口の中に入ってきます。まったく噛む必要がないくらいのヤワヤワ状況のなか、唯一、ごぼうだけがその存在を誇示するように噛むことを要求するのです。この食感の対比が、博多でごぼう天うどんが好かれる原因なんだろうなぁ。

 最後に残しておいた汁(上にはたっぷりと、くずれたかき揚げが浮いている)でかしわめしをいただいて、ごちそうさま。お勘定(合わせて550円)はレシートで後払いです。

 学会と懇親会を終えて、博多駅近くのホテルから、締めのラーメンを食べようと出かけたのは、博多駅筑紫口近くにある「おっしょいラーメン」です。外から見て、お客が多かったので、このラーメン屋を選んだ次第。ラーメンは1杯480円。

おっしょいラーメン

 カウンター上の紅生姜、胡椒と、おろしニンニクを入れていただきます。他に辛子高菜も置いていたのですが、これはとても辛くて味わいが変わりすぎるので、初回の今回は使いませんでした。博多のラーメンにつきもののゴマが置かれてないなぁと思っていたら、出てきたラーメンには最初からゴマがトッピングされていました。

(つづく)

《平成22(2010)年9月14日(火)の記録》

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