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土曜日は家事のあとで … おでん「あわもり」(呉・新広)

かわ、きもと泡盛


 10月末に開催された「呉酒まつり」のあと、11月第1週の週末は東京で、第2週末は愛媛で、第3週末は横浜・東京に居たので、呉での週末は4週間ぶり。久しぶりに部屋の掃除をしたり、買物をしたりしながら昼間を過ごし、夕方になってからおもむろに「あわもり」へと出かけます。

 今日はいきなり泡盛(160円)の梅割りでスタートし、おでん(1本90円)はカワとキモをもらいます。

 ックゥ~ッ。いきなりの泡盛は効きますなあ。

 カワは豚の皮。事情通の遊星ギアのカズさんから聞いたところでは、豚の皮というのは実はなかなか手に入れにくい食材なんだそうです。ここ「あわもり」では、何十年も前からずっと豚の皮を仕入れているから、今でも手に入れ続けられるんでしょうね。

 豚足にかじりついてプリプリの皮の部分を食べるのもそれはそれで楽しいものですが、こうやってあらかじめ皮だけを煮込んであると、なんの苦労もなく皮のプリッとした食感を味わうことができます。くちびるがギトッとするほどのコラーゲンを、泡盛でキュッと流すのがいいんですよねぇ。

 キモのほうは、ヤワギモとかフワギモと呼ばれる肺の切り身を串に刺して煮込んだもの。「ホンギモ(=肝臓のこと)は煮込んだら小さく、硬くなるうえに、目方で仕入れるけえ、たこつくんじゃ」と店主。東京でも「大坂屋」や「藤や」、「小林」などのもつ煮込みにはフワが使われてますもんね。フワは煮込んでも小さくなったり、硬くなったりせず、煮汁もよく染みこむようです。

 続いてはコンニャクです。コンニャクは黒く小さくなるほど煮込まれていて、噛むと、表面に近い数ミリの部分には、しっかりと煮汁の黒い色が染みこんでいます。「あわもり」の煮汁は、最初の味付けはどうか知りませんが、営業中に追加していくのは出汁(だし)と醤油だけ。ときどきデキャンタにちょっと残った泡盛や、ポットにちょっと残った日本酒なども入れますが、それはほんの気持ち程度。基本は出汁と醤油です。それでこんな味になるのは、具材として入っている天ぷら(平天や棒天)やイワシ団子などからいい味が出るからなのかなあ。

 2杯目の泡盛梅割りをもらって、おでんはジャガイモです。近くの安芸津(あきつ)の赤土で栽培されたジャガイモは、長時間煮込んでも煮崩れることがなくホクホクと甘みがあります。このジャガイモも、この店の人気の一品なんですよねえ。

 というか、人気のあるものだけが長年にわたって生き残ってきているので、現在もメニューに並んでいる十数品は、すべて人気があるものばかりといっても過言ではありません。

 スジ(アキレス腱)をもらって、泡盛は3杯めに突入です。飲んだ杯数と同じ個数の青い丸タイルがカウンター上に置かれ、後ほど、このタイルの数でお勘定をしてくれるのです。

 となりのお客がネギマを注文するのに合わせて、私もネギマを注文します。注文を受けてからおでん鍋に投入されるネギマは、ネギの間にちょっと挟んでいるマグロの身がおいしい一品。『ネギ』の間に『マ』グロが入っているからネギマという名前になるのは、東京のネギマ鍋やネギマ串などと同じですね。

 東京で食べるネギマ串は、ネギよりもマグロが主役の感があります(マグロの身が大きい)が、ここ「あわもり」のネギマはネギが主役。よ~く見るとマグロの身が挟まってるな、という程度のマグロながら、そのほんのちょっとの身が、マグロらしい風味を放っているのだからすごいですよねえ。これで90円なんだから、なにも文句は言えません。

 最後は、芯にゴボウが入っている棒天(ぼうてん)で〆て終了です。

 1時間ほどの滞在は、泡盛3杯とおでん7本で合計1,110円でした。どうもごちそうさま。

101127a 101127b 101127c
こんにゃく / じゃがいも / すじ

101127d 101127e 101127f
泡盛3杯め / ねぎま / ぼうてん

店情報前回

《平成22(2010)年11月27日(土)の記録》

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» おでん14種を全品紹介 … おでん「あわもり」(呉・新広) [居酒屋礼賛]
 広(ひろ)の「あわもり」のつまみは、年中変わらず14種類のおでんのみで、そのすべてが1個90円。飲み物は、店名にもなっている泡盛(160円)の他、日本酒(1合200円)に、瓶ビールが小瓶(350円)と大瓶(500円)という少数精鋭のラインナップ。なのに毎日のようにやってくる常連さんたちでにぎわってるんですよねぇ。  今日はポットから注がれる燗酒(200円)でスタートして、1品目のおでんは『あつあ... [続きを読む]

受信: 2011.02.18 00:27

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