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柘榴でジャックローズ … バー「アンカー(ANCHOR)」(呉)

柘榴でジャックローズ


 「本家鳥好」のカキ料理で満腹になって、今日の2軒目は中通2丁目の小さなビルの2階に、隠れ家のようにあるバー「アンカー」です。ビルの外にある錨(いかり)の看板が目印。

 店の入口横に『Today's Special』という黒板がおいてあって、季節のフルーツカクテルとして『柘榴、洋梨 etc...』と書かれているのですが、『柘榴』の漢字が読めない。

 店に入って、オーナー・バーテンダーの森貞さんが、小さなすり鉢のような器で、プツプツと小さいザクロの実をすりつぶして、先客のカクテルを作っています。そうかそうか、『柘榴』は『ざくろ』なんだ。

 ザクロの実をすりつぶして、フレッシュなザクロ・ジュースから作ってくれるところが、さすが「アンカー」ですね。私もさっそくザクロのカクテルをお願いすると、カルバドスや、絞ったライムとともに、シャカシャカシャカとシェークして、

「ジャックローズです。」

 と、赤く輝くカクテルを出してくれました。これはきれい。しばし見とれてしまいます。

 今日のお通し(テーブルチャージと合わせて500円)はドライフルーツです。

 15分ほどで、ツツゥーッとジャックローズを飲み干して、「なにかもう1品、カルバドスのカクテルを作ってください」と注文します。

 カルバドスはリンゴで作られたブランデー。そのまま飲むと、喉の奥から鼻に逆流してくる香りがリンゴっぽい。

 ちょっと考えた森貞さん。レモンやホワイトキュラソー(コアントロー)を、カルバドスとともにシェークすると、グラスの部分が平たく開いたカクテルグラスにツゥ~ッと注いでくれます。

「サイドカーの変形で、アップルカーというカクテルです。」

 へぇ。これまたきれいな色合いですねぇ。しかもサイドカーと同じく、とても飲みやすい。危ないお酒だなぁ。

 「アンカー」の創業は平成20(2008)年。とても新しいバーなのに、昔からずっとここに存在していたかのような安心感、安定感があるのは、新しいながらもオーセンティック・バーならではのスタイルをしっかりと守っているということと、若き店主・森貞さんのやわらかい人当たりによるところが大きいんでしょうね。

 森貞さんは、バーテンダー協会主催の競技大会でも受賞歴があるほど、腕のしっかりしたバーテンダーながら、カウンターの中ではそんなことはおくびにも出さず、やさしい笑顔でこちらの注文した飲み物を一所懸命作ってくれる。だから居心地がいいんだろうなぁ。

 とはいうものの、さすがに平日(水曜日)なので、あと1杯くらいで終わりにしなければ。最後はマティーニをお願いします。

 よ~く冷えたタンカレー(ジン)とベルモットがカウンターの上に出され、ミキシンググラスも氷でクルクルクルと冷されます。そのミキシンググラスに、ビターズ、ジン、ベルモットを入れてステア。こうやってカクテルが作られていく様子を見ているのがまた楽しいんですよねぇ。

 よく冷えたカクテルグラスに注いで、ちょっと高いところからギュッとレモンピールをして、マティーニのできあがり。

 今日は、オリーブは別皿で、しかも3粒も出してくれました。この3粒、それぞれ違うオリーブなのがまたいいところ。ひとつはいつもマティーニに付けてくれる、この店の定番のオリーブで、もうひとつは小豆島のフレッシュなオリーブ。そして、何だったかよく覚えていないけど、もうひとつ。

 これらをチビチビとかじって、「ふ~ん。それぞれ味も香りも違うんですね」なんていいつつ、キュンと冷えたマティーニをチビリ。アルコール度数はかなり高いはずなのに、それをまったく感じさせないのがカクテルの魔力ですねぇ。

 1時間半ほどの滞在は3,250円でした。どうもごちそうさま。

101201g 101201h 101201i
ドライフルーツ / シェークして / アップルカー

101201j 101201k 101201l
ステアして / レモンピール / マティーニ

店情報前回

《平成22(2010)年12月1日(水)の記録》

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受信: 2011.04.11 21:45

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