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黒さで見るカキの鮮度 … 居酒屋「どん底(どんぞこ)」(呉)

どん底


 広(ひろ)から呉(くれ)に戻り、今日の2軒目は、昭和28(1953)年創業の老舗バー、「どん底」です。

 この店も、もともとは店主ご夫妻で始められたのですが、ご主人が60代の若さで亡くなられたあとは、昭和4年生まれの女将がひとりで切り盛りされています。

 息子さんは、名前を聞けば誰でも知っているような大きな会社にお勤めで、現在はご家族とともに東京にいらっしゃるんだそうです。

「継いでほしいと、こっちから言ったこともないし、息子のほうからも、そんな話はないわねぇ」

 この店も、跡を継ぎたいという希望者(家族・親族ではない他人)はいらっしゃるそうなのですが、ここもまた2階以上は女将さんの住居なのです。

 すべてにゆったりとした造りの広い店内。樹齢600年という欅(けやき)1枚板のカウンターに座り、今日も「竹鶴12年」をロックで注文すると、メジャーカップの大きいほう(45ml)で2杯とちょっと入れてくれます。ウイスキーのシングルは、一般的に30mlなので、この量はトリプル+αですね!

 今日のお通しは、カキの煮物。ゴボウのキンピラの上に、しっかりと煮たカキが3個ほどのっています。ちょっと甘めに煮冷ましたカキの滋味あふれる味わいがいいですねぇ。

「新鮮なカキは、このくらいしっかりと煮てもおいしいのよ」

 と女将さん。カキの鮮度は、ふちの黒い部分の黒さでわかるんだそうです。新鮮なものは、くっきりと黒く、古くなるとだんだん灰色になってくるんだそうです。

 午後10時から11時まで、1時間の滞在は、竹鶴ロック1杯とお通しのカキ煮物で3,000円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《平成22(2010)年12月27日(月)の記録》

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 居酒屋チェーン店での宴会のあと、ひとりで「どん底」です。樹齢400年の欅(けやき)の1枚板でできた広いカウンター席に座り、「竹鶴17年」をロックでいただくと、お通しには小鉢のカキぬたが出されます。  今日は私以外には客がいなくて、広い店内も女将も独り占め。この店の、そして呉の昔話を聞かせてもらいながら、ちびちびとなめるようにウイスキーをいただきます。  「どん底」の創業店主である、故・垣内廣明(... [続きを読む]

受信: 2011.05.08 18:16

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