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満を持して南口で再開 … 立ち飲み「やきや」(荻窪)

立呑み「やきや」


 今日から1週間の夏休みで帰京。東京駅で中央線に乗り換えて、そのまま荻窪へ。向かう先は、7月1日(金)にオープンした、新生「やきや」です。

 170円のイカ料理で大人気だった、荻窪駅北口の「やき屋」ですが、今年(2011年)の1月末に、なんの前ぶれもなく、急に『立ち退きによる閉店』となってしまったのです。

 その後、女将さんから、「かわいがってくれているお客さんも大勢いらっしゃるので、なるべく近くで新しい物件を探そうと思っているのですが、なかなか見つからないんです」というお電話をいただいたりしていたので、近いうちに再開するだろうということで、7月に出版した「さかなマニア」の校正でも、旧「やき屋」のページには、『現在閉店していて、近くに移転予定である』ということだけ書き加えて、そのまま掲載としたのでした。

 「やき屋」が載っていない「さかなマニア」というのは、考えられないですもんね。都内きってのイカ料理の名店だと、私は思っています。

 そんな「やき屋」が、今度は「やきや」として、荻窪駅南口側に再開したという話を聞いて、1日も早く行ってみたかったのですが、こういうときに限ってなかなか帰京の機会がなくて、結局、7月も終わろうという今日になってしまったのでした。

 新生「やきや」は、荻窪駅南口を出てから、徒歩2分程度の、荻窪南口仲通り商店会の路地の中にありました。

 店はうなぎの寝床風に、奥に向かって細長く、店を貫くように縦に長いコ(左右逆)の字の立ち飲みカウンターが設置されています。コの字の奥のほうは、二人ほど座れるテーブルのようにも見えます。(未確認)

 土曜日、午後4時20分のこの時間帯、店内にはまんべんなくお客が入り、ゆったりと8分目くらいの状態です。入ってすぐの、L字になっている角のあたりに陣取ると、カウンターの奥のほうにいた女将さんが、「いらっしゃいませ」と笑顔を見せながらやってきてくれたので、新装開店のお祝いを申しあげることができました。

 壁のメニューを確認すると、料理も値段も北口のときのまんま。ちっとも変っていません。ただ、カウンターの中で調理や洗い物を担当されていたゲンさんは辞められたそうで、代わりにチュウ(中条)さんが入りました。

 また旧店舗では、ゲンさんがカウンターの中にいて、女将さんはカウンターの外、入口近くのレジのところというのが定位置だったのですが、新生「やきや」ではお二人ともカウンターの中にいて、焼き台のある手前側をチュウさんが、奥側を女将さんが担当しているようです。(筆者注:ふだんはこの二人に加えて、アルバイトの若い女性もいるという情報もいただいています。)

 さっそくホッピー(セットで320円)を注文し、つまみは珍味わたあえ(170円)と、いかなんこつ焼き(170円)を同時に注文します。

 珍味わたあえは、大皿から取り分けるだけの料理なのですぐに出てきます。いっぽう、いかなんこつ焼きは注文を受けてから焼き始めるので時間がかかるのです。こうやって早く出る料理と、時間がかかる料理をいっぺんにたのんでおくと、順番に食べることができていいですよね。

 いかなんこつ焼きは、旧店舗では1人前6切れだったのですが、新店舗では1人前5切れの様子。それでも荻窪駅すぐ近くのこの場所で、このイカ料理を170円で出し続けてるというのは、すばらしいことですよね。

 この店は、もともとはスナックとして営業していたんだそうで、今でも天井あたりはいかにもスナック風の小じゃれた造りです。

 そのあとに、そのまま居抜きで入ったのが焼鳥屋さん。床や壁は、その焼鳥屋さん時代にちょっと手を入れたもののようです。カウンターの中の焼き台も、その時に備え付けたもの。

 新生「やきや」は、その焼鳥屋さんの店を、設備ごとそのまま居抜きで使って、立ち飲み形式の営業にしました。改装などに余分なお金を使わずに済んだおかげで、こうして昔のままの値段でイカ料理を出せることになったんですね。実にいい物件を見つけられたものです。そのご努力に感謝、感謝。

 ナカ(ホッピーの焼酎のおかわり、160円)をもらって、いかしょうが棒(200円)を注文。いかしょうが棒は、イカの身が入った練りものを揚げたもの(棒天)で、注文を受けてから焼き台であたためて、おろしショウガを添えて出してくれます。これに醤油をちょいと垂らして食べると、練りもの好きにはたまらないつまみになります。

 ほとんどの料理が170円という「やきや」にあって、いかしょうが棒(200円)と、しめさば(220円)の2品だけが、それとは違う値段です。この2品は、どうしても170円にはできなかったんでしょうね。この2品は旧店舗のときから、この値段です。

 続いては、これまた大好物の、きざみ穴子(170円)を注文。この値段ながら、どの料理をたのんでも外れがないのが「やきや」のすばらしいところ。旧「やき屋」では、刻んだ穴子に、その場で千切りにしたキュウリを加え、タレを回しかけたらできあがり。

 さらにナカ(160円)をおかわりして、枝豆(170円)も追加し、1時間半近くも長居して、お勘定は1,520円でした。

 ホッピーを外1中3(そといち・なかさん)で飲んで、料理を5品いただいて、この値段ですからね! さすが「やきや」です。この再開は、本当にうれしいなあ。

 「やきや」を出た後は、都立家政の「竹よし」に回って、店主に帰京のあいさつをして、生本マグロかま刺身(1,000円)で「高清水」の冷酒(300ml瓶、600円)。さらに鷺ノ宮の「ペルル」で一杯飲んでから、やっと帰宅したのでした。

 さぁ、1週間、飲むどぉ~っ!

110730a 110730b 110730c
ホッピー / 珍味わたあえ / いかなんこつ焼

110730d 110730e 110730f
いかしょうが棒 / きざみ穴子 / 枝豆

店情報前回

《平成23(2011)年7月30日(土)の記録》


《夏休みスペシャル:本日の1日1麺》

天ぷらうどん


 もともと麺好きなので、夏休みなどのように長い休みで帰京しているときは、1日1麺と言っていいほど、麺料理を食べることが多くなります。このコーナーでは、今回の夏休み中に食べた“1日1麺”をご紹介します。

 初日の今日は、呉から東京への移動日。

 呉から東京に移動する場合に、欠かせないのが広島駅1番ホームの「駅うどん」です。今日もまた、「駅うどん」の代表的メニューである、天ぷらうどん(340円)をいただいてから新幹線に乗り込んだのでした。

 私はいつも天ぷらうどんを食べていますが、夏場の「駅うどん」には、もちろん冷たいうどんもメニューに加わります。“冷やしおろしうどん/そば”(330円)や“冷やし山かけうどん/そば”(330円)がそれです。なお、“さるうどん/そば”(330円)は、通年で注文することができるメニューです。

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» もうすぐ創業13周年 … 立ち呑み「やきや」(荻窪) [居酒屋礼賛]
 「斎藤酒場」を後に、十条駅から新宿経由で荻窪へ。十条~新宿間が10分強、新宿~荻窪間はちょうど10分ほどなので、待ち時間も含めて30分もあれば、もう荻窪です。  そして荻窪での本日3軒目は、八戸直送のイカ料理で有名な、立ち飲みの「やきや」です。  中央線沿線の呑兵衛たちには、つとに知られる荻窪「やきや」ですが、その創業は平成11(1999)年7月と、実はそれほど古い店ではありません。  創業から... [続きを読む]

受信: 2012.06.18 21:32

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