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カツ丼を肴に瓶ビール … 生そば「信州(しんしゅう)」(呉)

カツ丼を肴に瓶ビール


 日曜日の夕食は、呉・本通3丁目の「信州」で、カツ丼(850円)+瓶ビール(キリン秋味中瓶550円)です。

 丼物の場合、それがそのままつまみにもなり、食事にもなるのがいいところ。

 煮汁がよく染みて、衣(ころも)がヘチャッとなったトンカツはもちろんのこと、煮汁が染みたごはんそのものも、いいつまみになります。

 首都圏と違って、呉には純粋な大衆酒場(=ご飯もの、麺類などは置いていない)は見当たらなくて、料理を出す酒場のほとんどは食事処も兼ねています。だから形態も大衆酒場ではなくて、大衆食堂だったり、小料理屋だったり、洋食屋だったり、ここ「信州」のように蕎麦屋系の定食屋だったりします。

 〆炭(=〆の炭水化物)がない酒場というと、生ビールの「オオムラ」(現在、休店中)と、通常営業のときの「魚菜や」くらいしかない。

 グレーゾーンはおでんの「迷亭」かな。「迷亭」はおでんしかないんだけど、そのおでんメニューの中に“あぶそば”といって、油揚げの中にソバを入れた一品があって、〆の一品として人気が高いのです。

 これが首都圏となると、立石「宇ち多゛」、木場「河本」、門前仲町「大坂屋」、十条「斎藤酒場」、北千住「大はし」、鶯谷「鍵屋」、神楽坂「伊勢藤」、横浜「武蔵屋」などなどと、今これを書きながら、ふと思いつくだけでも、こういった老舗名店の数々が浮かんできます。

 人口が多い分だけ、酒と肴だけに特化した店でも、昔からやってこれたんでしょうね。

 呉の場合も、二次会で行くような店となると、スタンドやバーなどといった、飲み物に特化した店が多くなるのですが、一次会で行くタイプの店は、「呑み」から「食事」まで1軒で完結し、しかも遅くとも午後10時くらいには閉店となるお店がほとんどなのです。

 大阪や神戸なんかも大衆酒場的な、酒と肴だけしか置いていない店は多いんでしょうか? 名古屋や広島、福岡などはどうなんでしょうね。

 ところで、先日、仕事の関係者30名ほどで、某所で宴会を開きました。料理のほうは、大箱店でよくある、飲み放題付きのコース料理。普通に楽しく宴会が進んでいたところへ、いかにもアルバイトという感じの店のおにいさんがやってきて、

「飲み放題の時間が、今、終了しました」とのこと。

「えっ? ラストオーダーじゃなくって?」

「はい。今の時間で、もう終了しました」

 この時点で飲み物が残り少なかった人たちは、宴会が終わるまでの間、飲み物なしで過ごすはめになったのでした。もちろん個別に追加注文すれば飲み物は出てくるんでしょうが、それもなんだか癪(しゃく)ですもんね。

(ひどい店もあるもんだ。)

 なんて憤慨していたら、ついこの間も、また別の店でほぼ同じことが発生。そっちの店では、みんなでワイワイと飲んでるところへ、女将自らがやってきて、

「飲み放題は、先ほどいただいた注文で終わってますからね」と飲み放題終了の事後報告。

 どちらの店も、この街で昔から営業を続けている、老舗といってもいい酒場。せまい街の中でこんなことを続けていると、大箱店を利用するお客はみんな、よそからどんどん進出してきている大手居酒屋チェーン店に流れていっちゃうんじゃないかなぁ。

 大震災以降、客の流れが悪くなっている今こそ、良心的な経営できっちりと客の信頼をつなぎとめていくことが重要なんじゃないかと、改めて思ったような次第です。

 「信州」でカツ丼とビールを注文したところから、話が取りとめもなく広がっちゃいましたが、ここ「信州」には、ゆっくりと1時間ほどの滞在。カツ丼で満腹になってのお勘定は1,400円でした。どうもごちそうさま。

店情報

《平成23(2011)年9月4日(日)の記録》

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