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古民家酒場の2階座敷 … 煮込・肴「あて」(市ヶ谷)

古民家酒場の2階座敷


 「ハーミテイジきくや」を出ると、外はけっこうな雨。

 その雨の中を、本日の2軒め(「鈴傳」から始めた私は3軒め)として向かったのは、「酒とつまみ」創刊号で、大竹聡(おおたけ・さとし)さんの連載「中央線で行く東京横断ホッピーマラソン」にも登場したホッピー酒場「三晴(みはる)」です。

 この酒場にキープボトルも置いている「古典酒場」の倉嶋編集長が、さっそく店内に入って確認してくれますが、なんと店内は満席。毎月3日、13日、23日、30日の4回の「3」が付く日は、『5名様以上のグループに焼酎(お店指定)を1本サービス』という『三晴のサービスデー』なんだそうです。通常でも酎ハイ、ホッピー、そしてサワー類や、焼酎の湯割り・水割り・ロックが、それぞれ350円という安さなのに、今日13日のような日は、5人以上で来ればさらに安く飲めるわけですね! 我われもちょうど5人なのに、残念!

「どこにしよう? 近くでいい店、知らない?」という問いかけに、

「いい店があります!」と日本酒大好きなアヤパンマンさん。「あて」という名前のその店も、日本酒の品ぞろえがいいんだそうです。

 しかし、目指す「あて」は、今いる外堀通りからは川を越えた先、靖国通りの近くにあると言う。

「よ~し。それじゃ地下をくぐって、靖国通りに出よう!」と言いながら、みんなを引き連れて地下鉄入口の階段を下りたものの、目の前は改札口で行き止まり。

 そうだった。市ヶ谷駅は、改札口を通って地下鉄駅の構内に入らない限り、川の下をくぐるような横断はできないんでした。「ごめんごめん」とみんなに謝りながら、再び地上へ。上りはエスカレーターがついててよかったなぁ。

 ここ市ヶ谷駅は、かつての通勤経路。JR中央線から地下鉄有楽町線への乗り換え駅だったのです。そのころは定期券だったので、地下鉄構内だろうがものともせず、あっちに抜け、こっちに抜け。なので、私の頭の中には、「市ヶ谷駅は地下でどこにでもつながってる」というイメージが残ってしまってたんですね。たいへん失礼いたしました。

 雨の降る地上をトコトコと歩いて到着した「あて」。これは渋い。市ヶ谷にもこんな古民家が残ってたんだ! これぞハーミテイジ(=隠れ家、人里離れた一軒家)だなぁ!

 中に入ると、1階は掘りごたつのカウンターと2人用テーブルが2卓。我われ5人は2階へと通されました。その2階は二間続きの座敷で、それぞれの部屋(といっても仕切りはない)に6人くらいで囲める座卓と、予備用なのか2人程度用の小さな座卓もいくつかあります。

 そのうちひとつの6人卓に我われ5人が座って、店内に用意されている席は、これで満席。しかしながら、空間的にはまだまだたっぷりと余裕があって、二間続きの向こうの部屋で飲んでいるグループとも、すっごく距離があります。この空間の使い方もまたなんとも贅沢(ぜいたく)だなぁ。

 お通し(350円)として出されたのは、小さな握りずしが2個。このお通しは、この店の定番のようです。

 飲み物は「三芳菊」(800円)と「睡龍」(750円)を、それぞれ2合ずつお願いし、料理は酢〆(850円)を2人前に、焼き筍(650円)、蕎麦の実焼味噌(400円)、味噌漬けチーズ(400円)。呑兵衛好みする料理のラインナップがいいではありませんか。

 さらに「竹鶴」(800円)と「カネナカ生もと純米」(800円)とを、これまた2合ずつもらって、牛すじ豆腐(650円)に胡麻和え(450円)、紫蘇巻味噌(450円)、岩海苔山葵(400円)。料理の名前に漢字が多い! でも日本酒によく合う!

 午後11時半まで、2時間ほど楽しんで、お勘定は5人で13,807円(一人当たり2,760円ほど)でした。これはおもしろい店だなぁ。さすがアヤパンマンさんだ。

120413j 120413k 120413l
お通しと「三芳菊」 / 酢〆 / 蕎麦の実焼味噌

120413m 120413n 120413o
焼き筍 / 味噌漬けチーズ / 牛すじ豆腐

120413p 120413q 120413r
胡麻和え / 岩海苔山葵 / 紫蘇巻味噌

店情報

《平成24(2012)年4月13日(金)の記録》

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