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2013年5月

レバみそもいいねえ! … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

レバみそ炒め


 「ヌビチノ」を出て、大岡川沿いを上流(京急・日ノ出町駅方面)へと進み、今日の2軒目は、豚もつ料理を中心とした台湾料理で呑める店、「第一亭」です。

 全体的な雰囲気はというと、中華の大衆食堂。食事の客も、飲む客も、ごっちゃ混ぜでワイワイと楽しめるお店です。

 今日は紹興酒ダブル(650円)を、お燗で出してもらって、つまみにはレバみそ炒め(600円)を注文します。

 中華料理ならではの強力な火力で、ズゴッ、ズゴッ、ズゴッと大きく中華鍋を振って、あっという間に作られていくレバみそ炒め。

 こうして、目の前で短時間のうちに料理ができあがっていく様子を見ることができるのも、この店のいいところですよねえ。

 レバニラ炒め(600円)がとても美味いので、レバみそ炒めもきっと美味しいだろうと思って、はじめて注文したのですが、これがもう予想どおり!

 レバのプリップリ感は両者に共通。

 具材は、レバニラ炒めが、レバとニラに加えて、モヤシやニンジンなども入って具だくさんなのに対して、レバみそ炒めはシンプルに、レバと白ネギのみ。

 味付けに使っている味噌ダレは、ホルモン炒め(600円)の味噌ダレと同じなのかな。もつ料理にとてもよく合う味噌ダレです。白ネギの食感もまた、いいアクセントになりますねえ。

 しかしなんですね。この店にも、もう8年ぐらい通っていますが、いまだに初めて注文する品があるというのがうれしいですね。

 というか、いつもいつも、同じものばっかり注文してるから、新しいものを試してみる機会が少なかったんですね。

 ちなみに以前、女将さんにうかがったところでは、この店の三大人気もつ料理は、ホルモン炒め、チート(豚胃)生姜炒め(600円)、レバニラ炒め。今回いただいたレバみそ炒めは、ちょっと甘い味付けが女性に人気なんだそうです。

 熱々の料理は熱々のうちに。あっという間にレバみそ炒めを食べ終えて、続いて注文したのは、つまみも食事も兼ねた一品、五目やきそば(700円)です。この料理、麺の硬軟が選べるので、硬いほうを選びます。

 硬麺(かためん)の五目やきそばというと、つい長崎皿うどん風のものを想像してしまいますが、ここのはそれとは違います。

 まず麺が太い。その太い麺を油で揚げた上に、八宝菜風の餡(あん)がかけられますが、この餡も、普通の八宝菜風の味付けで、長崎皿うどんのように甘くない。

 呑ん兵衛には、この味付けのほうが向いてるなあ。具だくさんで、本当にいいつまみにもなります。

 午後8時まで、1時間半ほどの滞在。今日のお勘定は1950円でした。どうもごちそうさま。

 飲み終えるにはまだまだ早い時間帯ではありますが、明日からの仕事に備えて、今日はここまでとしておきますか。

 ふんわりといい酔い心地で、単身赴任社宅へと向かったのでした。

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「第一亭」 / 五目やきそば(硬) / 電灯看板

店情報前回

《平成25(2013)年3月3日(日)の記録》

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富山エールを飲み比べ … 生ビール「ヌビチノ(El Nubichinom)」(桜木町)

アメリカン・ゴールデン・エール


 月曜日の朝、早起きするのがつらいので、いつも日曜日の夜のうちに、横浜の単身赴任社宅まで移動しています。

 たいていの場合、土曜日に飲み過ぎるほど大酒をかっくらっているので、日曜日はおとなしく移動するだけのことが多いのですが、今回は土曜日にそれほど多くは飲まなかったので、日曜日の今日も元気!

 となると、やっぱり寄らずに素通りするわけにはいかないでしょう、野毛(のげ)。

 そんなわけで、社宅に向かう道すがら、桜木町駅で途中下車して、野毛の町に入ります。

 よその町だと『日祝休』という酒場が多いんだけど、JRAがあるギャンブルタウンでもある野毛は、日曜日は書き入れどき。「福田フライ」を筆頭に、開いている酒場が多いのです。

 今日、行きたい先は生ビールの「ヌビチノ」です。横浜に戻ってきて以来、まだ「ヌビチノ」に行けていないのです。

 いや、店の前までは何度も行ったのですが、たまたま臨時休業だったり、たまたまTV取材が入っていたりで、店主・加治正慶さんにも、まだ『横浜に戻ってきたよ』というごあいさつができていないのでした。

 よしっ。今日は開いている。

「こんばんは。ごぶさたしてます」

 数ある野毛の酒場の中でも、ぐんを抜いて狭い「ヌビチノ」の店内。立ち飲みなんですが、5人も立てばカウンターは満員。奥の窓際まで詰めても、8人が立てるかどうか。

 今日の先客は3人。私もカウンターの一角に立つことができました。

 ここのビールは、午後9時までならSサイズ(200ml)が500円、Lサイズ(410ml)は1000円。ワイングラスを大きくしたような、独特の、丸っこいグラスに注いで出してくれるのです。

 生ビールは常時5~6種類ほどが開栓されています。今日は「きんかん・ラガー」(宮崎)、「ゴールデン・エール」(富山)、「アメリカン・ゴールデン・エール」(富山)、「そば茶・エール」(三重)、「アビイ・トリプル」(厚木)、そして1種類だけ特別価格(9時までなら100mlが1000円)のバーレイワイン「ナインテイルドフォックス’12」(栃木)の6種類。

 加治さんのおすすめにしたがって、まずは本日開栓したばかりという、富山は城端麦酒の「ゴールデン・エール」をSサイズでもらい、そのビールがまだ残っているうちに、「アメリカン・ゴールデン・エール」もSサイズでもらって飲み比べます。

 アメリカンのほうは、ホップがアメリカ産のもの。柑橘系の香りが強いのがアメリカン・ホップの特徴なんだそうです。

 三杯めは、三重は伊勢角屋麦酒の「そば茶・エール」。そば焼酎のそば湯割りに炭酸が加わったような味わいなんだけど、飲み進むと明らかにビール。これは面白いなあ。

 サクッと1時間ほどの立ち飲みタイム。お勘定は1500円でした。ごちそうさま!

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「ヌビチノ」 / ゴールデン・エール / そば茶・エール

店情報前回

《平成25(2013)年3月3日(日)の記録》

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ぺるじいの想いは今も … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

今宵はハイボール


 鷺ノ宮(さぎのみや)の夜は「ペルル」で締めます。いつものキープボトルと一緒に、今日は炭酸水(300円)も出してもらってハイボールをいただきます。

 この店は、ボトルをキープしておけば、氷と水は500円で使い放題。なので、キープさえあれば、500円玉が1枚だけあれば、たっぷりと飲むことができるのでした。

 ちなみにボトルキープの料金は、ブラックニッカやサントリー角が4,500円。八女茶焼酎であれば2,400円です。

 ボトルキープがなくても、それほど高くはありません。たとえばブラックニッカやサントリー角の水割り(シングル)ならば、1杯が300円。人によっては、むしろボトルキープしないほうが安いかもしれません。

 カクテルも、マティーニやギムレット、マンハッタンなどのショートが700円。ジンフィズやジントニックは600円なのですから、まあ普通のバーよりは安いですね。

 しかも席料もお通し代もないので、飲んだお酒の値段、食べた料理の値段を払うだけ。

 これは今に始まったことではなくて、この店がオープンした、昭和35年当時から、ずっとそうだったらしいのです。

 創業店主の古川実さん(人呼んで『ぺるじい』)は、創業50周年であった今から3年前、2010年5月5日に亡くなられました。しかしながら、当時からこの店を手伝っていたメンバーを中心に、ぺるじいが居たころと変わらない営業を続けてくれているのです。

 だからここに来ると、今も一番奥の席で、ぺるじいがみんなのことを見ているような気がするんですよねえ。よくもこの雰囲気を守りとおしてくれたものだと、いつも現在のスタッフのみなさんたちに感謝しています。

 でも、今の「ペルル」は、ぺるじいのことを知らないお客さんも増えてきていいる。それもそれで嬉しいことですよね。ぺるじいもきっと喜んでくれていると思います。

 今宵は氷セット(500円)と炭酸(300円)2本で閉店時刻(午後11時半)まで。お勘定は1,100円でした。どうもごちそうさま。

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「ペルル」の電灯看板 / 日本酒もいただいた / 帰りに「ばりこて」でラーメン

店情報前回

《平成25(2013)年3月2日(土)の記録》

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鷺ノ宮に2号店が開店 … やきとん「たつや」(鷺ノ宮)

もつカレー


 私が地元の酒場で飲み始めたころには、鷺ノ宮で『もつ焼き』が食べられる店は「鳥芳」ぐらいしかなかったのですが、ここ数年の間に、まさに雨後の竹の子のように、続々と新しいもつ焼き店ができてきて、もつ焼き好きにはとても嬉しい状態。

 そしてついには沼袋の人気もつ焼き店、「沼袋たつや」の2号店、「鷺の宮たつや」まで開店いたしました。

 さっそくそのカウンター席の一角に座り、まずは黒ホッピー(400円)と「もつカレー(パン付き)」(380円)を注文します。

 もつカレーは、「沼袋たつや」でも人気の名物品。こちら「鷺の宮たつや」でも、それはきっちりと踏襲されています。

 「沼袋たつや」のもつカレーの場合、もつカレーの入った小鉢に、うさぎの耳のような形で2枚のパンを刺して出してくれますが、こちら「鷺の宮たつや」では、四角い平皿に、もつカレーの入った小鉢と、2枚のパンを並べて置いて出してくれました。

 もつカレーと黒ホッピーとが、爆発的によく合うんですよねえ!

 「鷺の宮たつや」の店長は、伊達さんというカッコイイ女性。

 伊達さんは、以前、下井草の焼酎バー「Goten's Bar」でバーテンダーをされていたこともあり、その後、「沼袋たつや」の手伝いを経て、ここ「鷺の宮たつや」を任されたのでした。

 それゆえなのかどうか、「鷺の宮たつや」の飲み物メニューには、「沼袋たつや」の飲み物類に加えて、500円均一価格のカクテルが、なんと50種類以上も並んでいます。

 もつ焼き以外のサイドメニューにも、ケサティージャ(メキシコ式チーズサンド サルサ付き、350円)とか、「お好みの串をはさんでどうぞ」と書かれたタコスセット(270円)があったりと、このあたりもまた伊達さんカラーなのかなあ。

 そんな新メニューにちょっと引かれつつも、やっぱり「沼袋たつや」でもよく注文する、ボリュームたっぷりの「おしんこ」(200円)をもらって、日本酒をいただくことにします。

 初めての「鷺の宮たつや」は1時間半ほどの滞在。席料100円が付いて、今日のお勘定は1,480円でした。どうもごちそうさま。

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「鷺の宮たつや」 / 三冷黒ホッピー / おしんこ、日本酒

店情報

《平成25(2013)年3月2日(土)の記録》

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店情報: やきとん「たつや」(鷺ノ宮)

    鷺の宮たつや
  • 店名: 鷺の宮たつや
  • 電話: 03-6383-0285
  • 住所: 165-0032 東京都中野区鷺宮3-15-13
  • 営業: 17:00-01:00(24:00LO)、日休
  • 場所: 西武新宿線・鷺ノ宮駅の改札を出て、右側の階段を降りる。右にUターン気味に出て、線路と平行する道を、都立家政・西武新宿方面に進むこと約2分、右手。(そば処「豊年屋」のちょっと手前)
  • メモ: 平成25(2013)年2月14日開店。以下、料金はすべて税抜き表記。席料100。
    〔焼きもの〕かしら100、はらみ100、はつ100、れば100、しろ100、てっぽう100、がつ100、たん120、なんこつ120、ちれ120、てっぽうおろし130、ばらねぎ180、ねぎま130、せせり130、手羽先210、つくね150、シシケバブ200、サテアヤム200、ぶつ切りラム200、スパムチーズ200、油揚げ200、がんもどき250、ジャガバター150、トマト肉巻き180、玉ねぎ130、長ねぎ130、ピーマン130、ししとう130、しいたけ130、おくら130。
    〔サイドメニュー〕煮込み350、もつカレー(パン付き)380、キャベツスティック180、もつミック酢250、自家製ぬか漬200、ツナサラダ320、ポテトサラダ1個150、オニオンスライス250、冷しトマト250、梅きゅうり250、なめたけおろし250、ケサティージャ(メキシコ式チーズサンド、サルサ付き)350、赤ウィンナー炒め270、のりチーズ270、焼うどん350、冷奴200、もずく酢200、サトウのごはん200、おかわりパン100、トルティーヤ1枚100、サルサ120、タコスセット(お好みの串をはさんでどうぞ)270。
    〔冷製〕がつ刺350、こぶくろ刺350、はらみたたきポン酢270、しろポン酢130、おまかせ三点盛500(薬味は、にんにく、しょうが、ゆずごしょう)。
    〔飲み物〕キリンハートランド生(ジョッキ)500/(グラス)350、サッポロラガー大びん600、キリン一番搾り大びん600、バドワイザー(320ml)500、ヴェデット・エクストラホワイト700、ホッピーセット(白/黒)400、ソト250、ナカ300、酎ハイ400(グレープフルーツ100、レモン(4カット付)50、梅干し100、おかわり炭酸150)、お茶割り380、ウーロン割り380、バイスサワー400、クエン酸サワー400、亀甲宮(キンミヤ焼酎)(ストレート/ロック/水割り/お湯割り/ナカ)300/シャリキンカップ550、富乃宝山(芋)580、吉兆宝山(芋)580、中々(麦)580、梅酒500、ワイン(フランジア赤・白)(グラス)380/(デキャンタ500ml)1000、マッコリ(グラス)350/(デキャンタ500ml)950、燗酒(白雪上撰辛口)大600/小300、冷酒(澤乃井本地酒)500、サントリー角ハイボール380、ジョニーウォーカー黒ハイボール600。
    〔ソフトドリンク〕ウーロン茶350、コーラ350、ジンジャーエール350、オレンジジュース400、グレープフルーツジュース400、パイナップルジュース400、トマトジュース400、ミネラルウォーター(クリスタルガイザー500ml)200。
    〔カクテル すべて500〕《ジン》ジントニック、ジンリッキー、ジンバック、オレンジブロッサム、グレイハウンド、《ウォッカ》スクリュードライバー、ブルドック、モスコミュール、ブラディマリー、《ラム》ラムコーク、ラムトニック、ラム&パイン、ラム&オレンジ、《テキーラ》テキーラトニック、テキーラコーク、テキーラパイン、テキーラサンライズ、《ワイン》キール、カーディナル、キティ、オペレーター、カリムーチョ、《カシス》カシスソーダ、カシスオレンジ、カシスウーロン、カシスミルク、カシスグレープフルーツ、《カンパリ》カンパリソーダ、カンパリオレンジ、カンパリグレープフルーツ、カンパリトニック、《ピーチ》ピーチツリーソーダ、レゲェパンチ、ファジーネーブル、《ライチ》チャイニーズアイスティー、ライチグレープフルーツ、ライチオレンジ、ライチソーダ、ライチトニック、《パッソア》パッソアソーダ、パッソアオレンジ、パッソアグレープフルーツ、《マリブ》マリブコーク、マリブパイン、マリブグレープフルーツ、マリブミルク、《ミドリ(メロンリキュール)》メロンボール、ミドリミルク、メロンソーダ、《グリーンティー》まっ茶グレープフルーツ、グリーンティーミルク、照葉樹林(まっ茶&ウーロン)。
    〔たつや本日おすすめ(2014年12月10日の例)〕真あじの開き380、えいひれ炙り350、シシケバブ200、はんぺんチーズ焼き200、辛口チョリソー串180、厚切りベーコンエッグ300、ポテトエンチラーダ(メキシコ式ポテトグラタン)350、コーンバター(スパム入り)300、バナナタキートス(メキシコ式揚げバナナ)300、カキクリームコロッケ240、玉こんにゃくと豚ばら肉煮200、ポテトサラダ1個150、チョリソーのピリ辛Pizza 380、自家製ぬか漬け200、焼うどん350、赤霧島(芋)550、コロニータエキストラ(コロナの妹)500、ヒューガルデンホワイト700。(2013年3月調べ、2014年12月再確認)

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〔お知らせ〕 「古典酒場 VOL.12 FINAL号」発売中

古典酒場 VOL.12


 「古典酒場 Vol.11 ~絆KIZUNA酒場~」から1年2ヶ月。古典酒場シリーズの最新刊である「古典酒場 VOL.12 FINAL号」が、満を持して2013年5月20日(月)に発売されました。

 何が悲しいって、この号が「FINAL」。このシリーズの最終巻なのです。

 思い起こせば、このシリーズの第1号、「TOKIO 古典酒場 Vol.1」が出版されたのが、今から6年前、2007年4月でした。

 倉嶋編集長から、「座談会をやるので出席してもらえませんか」というメールをいただいて、トコトコと出かけてみると、会議室に来られていたのは「橋本健二の居酒屋考現学」の橋本健二さんと、「酔わせて下町」のFさん。

「やあ、どなたと座談会をするのかとドキドキしていたら、お二人でしたかあ!」

 なんてことで、初回からお酒をいただきながらの楽しい座談会。それが毎年1~2回程度のペースで続きながら、座談会出席者も徐々に増えてきたのでした。今号では、ひとりも欠席することなく、6人全員が出席。ファイナルを飾る座談会となりました。

 そして今号の大特集が、「古典酒場、ボクの原点。」

 「酒とつまみ」創刊編集長の大竹聡さんが、酒場の先達7名に『酒場の魅力に開眼した原点となる酒場、酒場半生記をロングインタビューする』というもの。

 太田和彦さんや、吉田類さん、大川渉さん、外波山文明さん、マイク・モラスキーさん、藤木TDCさんという大御所に混ざって、なんと私も野毛の「武蔵屋」でインタビューをしていただきました。おそれ多くも、ありがたや、ありがたや。

 さらに連載中だった「くれ酒場散歩」は、まるで今回のファイナル号に合わせるように、私自身が呉から横浜に再転勤となったため、ちょうど今回(第4回)が最終回。早朝から、とってもリーズナブルな価格で飲むことができる、呉の大衆食堂をご紹介させていただいています。呉にいる間、大衆食堂にはずいぶんお世話になりましたもんねえ。

 今号は税込み2,000円と、これまでの古典酒場シリーズ史上、ずば抜けて高い価格設定となっています。しかしながら、この価格は、ファイナル号として末永く読み続けられるよう、開きによる劣化の少ない超高耐久の製本にて仕上げいるからとのこと。

 自分が載っているということとは無関係に、全体として酒場ファン必携のすばらしい書籍だろうと感じています。ぜひご笑覧いただけると、私自身もうれしいです。

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うなぎ短冊入り湯豆腐 … 鰻「味治(みはる)」(中野)

うなぎ短冊入り湯豆腐


 荻窪の「やきや」を出て荻窪駅北口方面へ。本日の2軒目は、うなぎ串焼きの「川勢」を目指します。

 「川勢」に到着したのは、開店時刻(午後5時)の5分前ながら、すでに暖簾(のれん)が出ていて、店内にもずらりと客が入っている。

「すみません。ひとりですけど…」と声をかけてみるも、

「ごめんなさい。満席です」と、すまなそうな顔の店主。

 なんと! 先週の土曜日の「川二郎」も満員でしたが、「川勢」も開店前からすでに満員状態なんですねえ。

 さてどうしよう。気持ちはすっかり『うなぎの串焼きが食べたいモード』なので、今日ももう一度、「川二郎」をのぞいてみることにしますか。

 荻窪駅から中野駅までは電車で5分ほど。今から向かえば、午後5時半の開店前に「川二郎」に着くことができそうです。

 そんなことで中野まで移動し、「川二郎」の前まで行ってみると、開店前の「川二郎」には長蛇の行列! 店の定員の2倍以上の人数が並んでいます。ということは、開店してもこの半分くらいしか入れず、それより後ろの人たちは1回転終わるまで、ずっと待っていないとダメなんですね。

 こいつはすごいや。今、うなぎの串焼き店は行列ができるほどの人気なんだ。

 それじゃ、もう1軒、と向かったのは、同じ中野5丁目にあるうなぎの店、「味治」。こちらは比較的ゆったりとした感じで、10席ほどのカウンターには先客が4人。奥側にカップル、手前側にサラリーマンらしき男性二人連れ。私はその真ん中、ちょうどカウンターの中央あたりに腰をおろし、アサヒとキリンが選べる瓶ビール(中瓶、550円)をキリンで注文し、うなぎの串焼きは、きも焼(300円)と、えり焼(300円)を1本ずつ焼いてもらいます。

 きも焼は、にが玉(胆のう)とレバー以外のうなぎの内臓一式を焼いたもの。えり焼は、うなぎの頭の、目より後ろ側、身より前側の、言ってみれば首のあたりの部分を集めて焼いたものです。

 豚のもつ焼きが部位によって味や食感が異なるように、うなぎの串焼きも部位によって味と食感が違う。それが楽しいんですね。

 串焼きに続いては、「季節限定」と書かれた「小短冊入り湯豆腐」(600円)を注文します。

 短冊(たんざく)というのは、ひと口大にカットしたうなぎの身を串に刺してやいたもの。ここの湯豆腐には、その短冊を入れてくれるんですね。

 ひとり用の土鍋で出された湯豆腐には、豆腐と短冊(素焼き1本分)の他に、白菜やシメジ、白ネギ、麩(ふ)が入っていて、ポン酢醤油に浸けていただきます。

 これはやっぱり燗酒(420円)ですね。秋田の「八重壽(やえす)」が、1合瓶で出されます。

 ここ「味治」は、「川二郎」の先代店主が、2008年に新たにオープンした店。なので、串焼きの味は「川二郎」と同じなのです。荻窪「川勢」の店主も、この「川二郎」の先代店主の下で修業をしたので、その味は「川勢」にも引き継がれています。

 店内は徐々に客で埋まってきて、「3人です」という若者がやってきて、カウンター席の客たちが、それぞれどっちに詰めない限り入れないというタイミングでお勘定をお願いします。(自分が抜けると、その左右を合わせてちょうど3席が空くので。)

 1時間ちょっとの滞在。お勘定は2,070円でした。

 帰り道にもう一度「川二郎」をのぞいてみると、開店1時間後(午後6時半)の店の前には、今も開店前と同じ(店の定員×2)ぐらいの行列ができていてびっくり! うなぎ串焼きも、1時間以上行列してでも食べたい料理になっちゃったんですねえ!

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お通しとビール / えり焼、きも焼 /燗酒

店情報

《平成25(2013)年3月2日(土)の記録》

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店情報: 鰻「味治(みはる)」(中野)

    鰻 味治
  • 店名: 鰻 味治
  • 電話: 03-6677-1990
  • 住所: 164-0001 東京都中野区中野5-57-10
  • 営業: 12:00-14:00 & 17:00-21:00、日休
  • 場所: 中野駅北口を出て右へ。線路沿いに東中野・新宿方面に進むこと約90m、最初に現れる左手の路地(ふれあいロード)に入り、道成りに約200m進み、右手前にファミリーマートがある交差点を右折し、次の左手路地(約30m先)に入ったすぐ先、左手。中野駅北口からは約330m、徒歩約6分。
  • メモ: カウンター10席、4人掛けテーブル2卓の計18席。うな丼(お吸物・お新香付)1,200、うな重(肝吸い・お新香付)2,200、白焼き定食(肝吸い・お新香付)2,200、白焼き1,800、かば焼き1,800、うなぎ燻製1,100、短冊焼300、きも焼300、えり焼200、八幡焼300、ねぎ焼200、うなぎ骨唐揚げ300、うなぎきも刺500、ライス(お新香付)200、肝吸い200、お吸物150、短冊(かぼ酢1人前2本)600、短冊(ニンニク醤油1人前2本)600、湯豆腐(小短冊入り、季節限定)600、冷奴300、お新香400、キャベツ300、冷しトマト300、枝豆300、鰻弁当(大)1,900/(小)1,300。生ビール500/(小)350、ビール中瓶(キリン/アサヒ)550、日本酒(八重壽)420、冷酒(菊正宗)600、焼酎(金宮)300、ウーロンハイ380、緑茶割380、レモンサワー450、梅酒800、にごり酒500、ワイン(白/赤)1,000、ウーロン茶250、緑茶250、コーラ250、オレンジジュース250、キリンレモン250。(2013年3月調べ)

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イカトンビを串焼きで … 立呑み「やきや」(荻窪)

イカトンビ


 毎週土曜日は、朝から「今日はどこに行こうか」と考えるのが大きな楽しみ。今日は荻窪方面に出てみることにしました。

 荻窪となると、まずはなんといっても「やきや」ですね。

 平成11(1999)年7月創業と、まだそれほど古い店ではないのですが、八戸直送のイカ料理がほぼ170円均一で食べられるとあって、店内はいつも満員状態の大人気店。

 今日は開店の5分後、午後4時5分に店に到着したので、スッと入ることができました。(それでもけっこう先客がいるのがすごいっ!)

 この時刻に来ると、さすがに売り切れているメニューはなくて、好きなものが選びたい放題。まずは燗酒(250円)をもらって、人気の「珍味わたあえ」(170円)でスタートです。

 珍味わたあえは、イカゲソを、ちょっと甘めの味をつけたイカワタで和えたもの。カウンター上の大皿から、1人前を小皿に取り分けて出してくれるので、すぐに出てくるのがいいですね。甘みと旨みの織りなす濃厚なコクがすばらしい。本当は日本酒よりもホッピーに合うのかもね。(日本酒のときは、なにしろイカ塩辛(170円)がおすすめです!)

 続いては、初めて見る品書きである「イカトンビ」(170円)をもらいます。

 イカトンビというのは、イカの口の部分。口の周りの固い肉の中から、カラストンビと呼ばれる黒い口ばしの部分を取り除いたものを何個か串に刺して、塩焼きで焼き上げてくれます。

 2串が1人前で、これは燗酒にもよく合うなあ。

 燗酒をおかわりして、つまみは「いかみみ焼」(170円)。これはイカのエンペラの部分を焼いたもので、イカ3ハイ分、3枚が1人前です。

 サクッと1時間ほどの滞在。燗酒2本とイカ料理3品で、お勘定は1,010円でした。どうもごちそうさま。

 やっぱり「やきや」はいいねえ!

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珍味わたあえ、燗酒 / いかみみ焼

店情報前回

《平成25(2013)年3月2日(土)の記録》

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閉店間際に30分ほど … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

いか塩辛で高清水


 都内での会社関係の飲み会のあと、西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅まで戻ってきたのは午後10時半。

 どうしようかなあ。。。

 「竹よし」の営業時間は11時まで。あと30分か。

 そんなことを思いながらも、もう店の前まで来てしまいました。なにしろ駅から2分ほどしかかかりませんもんねえ。

 おっ。カウンター席(6席ほど)は満席だ。

 もう片付けモードに入っていたら、遠慮して帰ろうかと思ってたけど、これだけお客さんがいるならば、ちょいと30分ほど飲ませてもらおうかな。

「こんばんは」

「おぉ、ハマちゃん」と笑顔を見せる店主。

「もう。なんでみんな、そろそろ終わろうかという時間になってやってくるのよ!」

 と、プッとふくれて見せながらも、これまた笑顔で注文を取りに来てくれるチクちゃん(=金曜日に店を手伝っている女性)。

「ごめんごめん。30分だけ! 高清水(300ml瓶600円)と、イカ塩辛(350円)をください」

「イカ塩辛は初日と四日目…」

「ミックスで!」

「は~いっ」

 最近の会社関係の飲み会は、たいていコース料理+飲み放題。あれこれ食べて、あれこて飲んで、食も酒もじゅうぶんに足りてるんだけど、それでも最後にフッと一人で、行きつけの酒場でくつろいで飲みたいんですよねえ。この時間が大好きだ。

 そろそろ閉店ということで、マスターがちょっとずつ出してくれた、小柱の刺身とマグロのぶつ切りが美味いこと。

 チャチャっと30分くらいで切り上げるはずが、やや超過して終了。遅くにやってきて失礼いたしました。どうもごちそうさま!

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小柱 / マグロぶつ切り / ノドグロ、カマス

店情報前回

《平成25(2013)年3月1日(金)の記録》

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マグロとイカの刺身盛 … 「はまや食堂(はまやしょくどう)」(杉田)

マグロとイカの刺身盛


「大瓶ビール(480円)に、特別定食(980円)……」

「今日は厚焼き玉子、ほうれん草、大根煮付けの3品(それぞれ単品なら200円)から2品をお選びいただくんですが、何になさいますか?」

「全部つけて。3品目は追加で払うから。あと冷しトマト(150円)と納豆(100円)もね」

 すっごい。相変わらずよく食うなあ、このおじさんは。十日ほど前にもこの店でお会いしたのですが、そのときもあれやこれやとたくさん注文していて驚いたものでした。しかも食べるのが早いんですよねえ。私よりも後にやってきて、私よりも先に帰ってしまう。

 そこへ、私がひそかに『刺身定食のおっちゃん』と呼んでいる、年配の男性一人客もやってきた。この人は、私がここに来たときは必ずいるので、おそらく毎日来られているんだと思います。

 そして必ずマグロ刺身定食(780円)と冷しトマト(150円)、そして酢の物(180円)を注文して食べ進み、途中でこれまた必ず小ライス(150円)をおかわりする。

 「孤独のグルメ」という漫画の主人公・井之頭五郎が、とてもよく食べるのを見て、『実世界で、こんなにたくさん食べる人が本当にいるのかなあ』なんて思っていたものですが、この店に来てみると、そんなお客さんがわんさかいて驚きました。

 私も今日は大瓶ビール(キリンラガー、480円)をもらって、つまみは特別定食(980円)です。今日の特別定食の主菜はマグロとイカの刺身。3品から2品選べる副菜は、大根煮付けと厚焼き玉子を選びました。

 すぐに出てきたのは大根煮付け。さつま揚げやがんもどき、こんにゃくなんかも入っていて、これはもうほとんど『おでん』ですね。ほんわかと、野菜の甘みを感じる味付けがとてもいい。

 そして出てきたのは、できたて熱々の卵焼き。ふんわりとやわらかくて、じわっと甘い。ちょっと醤油をかけても美味しそうだけど、このあと刺身も出てくるので、ここは醤油なしのままいっときましょうか。

 ここらでビールもなくなり、熱燗の大徳利(500円)をもらいます。徳利の口からあふれんばかりの量で出してくれるのがうれしいですね。

 さあ、いよいよ本日のメインディッシュ、刺身も出てきましたよ。マグロとイカの紅白の色合いもいいですねえ。

 ねっとりと甘みのあるイカに、マグロのすっきりと切れのあるコク。燗酒にもよく合います。『刺身定食のおっちゃん』が毎日のように刺身を食べてるのもうなずけるなあ。こいつはうまいや!

 あっという間に大徳利もなくなって、同じ熱燗を今度は小徳利(280円)で追加。このお酒で、すっかりおかずを食べきってから、〆のライスセット(←特別定食に付くライスセット)を出してもらいます。

 ライスセットには、中ごはんの他に、みそ汁と小皿のお新香がつきますが、それだけではちょっとおかず不足なので、納豆(100円)を追加して、ぐいぐいと完食。

 大瓶ビールと、燗酒3合ですっかりいい気分になって、しかも満腹。今日のお勘定は2,340円でした。どうもごちそうさま。

 1時間半ほどの、ゆっくりとした晩酌タイムとなりました。

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大瓶ビールとお通し / 大根煮付 / 厚焼玉子

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燗酒 / ライスセットとフルーツ / 納豆

店情報前回

《平成25(2013)年2月28日(木)の記録》

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ふんわりと納豆玉子焼 … 居酒屋「田舎屋(いなかや)」(桜木町)ほか

納豆玉子焼


 仕事を終えて、野毛(のげ)に出て来たものの、残念ながら「武蔵屋」は臨時休業中。(注:その後、3月5日に再開しました。)

 それじゃ、と向かったのが、その「武蔵屋」からバス通りを挟んだ反対側の、野毛の飲み屋街の中にある老舗の居酒屋「田舎屋」です。

 店内は、左手にカウンター6席、その背後、通路を挟んで右手の壁際にに2人掛けテーブル席が2卓。とまあ、ここまでであれば「小ぢんまりとした酒場ですね」といったところですが、この店はさらに奥がどかんと広がっていて、4人掛け・6人掛けのテーブル席が5卓ほど並んでいて、一番奥の壁際には大きなカラオケ用テレビが鎮座しています。

 火曜日7時半の店内は、先客は3人。カウンターの奥側に男性ひとり客、右手テーブル席のひとつに男性ふたり連れ。3人とも常連さんの様子で、すっかりくつろいだ雰囲気です。

 私もカウンターの真ん中あたりに腰をおろし、まずは瓶ビールを注文すると、すぐにキリンラガービール中瓶(500円)と、お通し(300円)のキュウリとセロリの塩漬けが出されます。

 つまみは、焼き鳥や刺身の他、一品料理も数多くならんでいます。焼き鳥は1本100円、何種類かから選べる刺身はいずれも500円ほどで、盛り合せならば1,500円。一品料理は300~700円ほどとリーズナブル。

 そんな中から、最初の一品として注文したのは、焼き鳥セット(500円)です。

 店は女将さんがひとりで切り盛りされているようで、焼き鳥も女将さんが焼いてくれます。

 そうやって一人で働く女将さんに対して、常連さんたちも協力的で、「生ビールもらうよ~」と声を掛けながら、カウンターの奥にある生ビールサーバーから、自分でおかわりの生ビールを注いだりしている。女将さんも「はいよ~、ありがとうね~」って。

 ややあって、出された焼き鳥セットは、正肉(皮付き)、豚ばら、ねぎ肉、れば、ピー肉の5本組。正肉が、鳥皮付きの肉なのがいいですね。添えられたニンニク味噌がうまい。

 野毛で焼き鳥を食べると、たいていニンニク味噌を添えてくれるのです。

 ビールに続いては、燗酒小(350円)と納豆玉子焼き(400円)を注文。

 すぐに出される燗酒小は、徳利(とくり)にも猪口(ちょこ)にも「日出盛(ひのでざかり)」の名が入っているので、中身もきっとそうなんでしょうね。

 できたての熱々で出してくれる納豆玉子焼きは、女将さんご自身も「これはボリュームがあるわよ」と言いながら出してくれるほどの大きさです。

 この玉子がふんわりとやわらかくて、おいしいこと。

 さらに燗酒小350をおかわりして、1時間半ほどの滞在は、2,400円でした。

 2軒目は「ホッピー仙人」に立ち寄って、瓶白(びんしろ=瓶の白ホッピー、500円)。

 その後、入ってこられたハルさん(=「野毛ハイボール」の店主)の注文に合わせて、私も瓶黒三(びんくろさん、500円)。これは瓶の黒ホッピーで、焼酎が「金宮」の代わりに「三楽」を使ったものです。

 「ホッピー仙人」には1時間ほどの滞在。お勘定は1,000円でした。

 まだ火曜日なので、今日はこれくらいにしておきましょうね。どうもごちそうさま。

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お通しと瓶ビール / 焼き鳥セット / 燗酒小 / 「ホッピー仙人」にて

・「田舎屋」の店情報 / 「ホッピー仙人」の店情報前回

《平成25(2013)年2月26日(火)の記録》

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店情報: 居酒屋「田舎屋(いなかや)」(桜木町)

    田舎屋
  • 店名: 田舎屋
  • 電話: 045-242-8070
  • 住所: 231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町2-66
  • 営業: 17:00-23:00、不定休(ほぼ無休?)
  • 場所: 野毛大通り(バス通り)と野毛小路(酒場街のメイン通り)の間にある、「なかどおり」の真ん中あたり。イワシ料理で有名な老舗「村田家」のとなり。
  • メモ: お通し300。生ビール500、ハイボール400、サワー各種300~、焼酎各種300~、ホッピー外250・中200、もつ煮込み350、シメサバ500、カンパチ刺500、タコ刺500、マグロブツ500、イナダ刺500、アジ刺500、アジタタキ500、刺身盛り合せ1500、イワシ唐揚400、カレイ唐揚500、帆立バター焼500、イカバター600、ホッケひらき500、さば文化干500、赤魚かす漬700、ししゃも300、丸干300、白もつ炒め500、かつとじ600、豚肉しょうが焼500、みそきゅうり300、とまと300、おひたし300、さつまあげ300、揚げだし豆腐400、肉じゃが400、ウィンナー+玉ねぎorピーマン(玉ねぎかピーマンのどちらかを選ぶ)500、ウィンナーフライ500、とり唐揚500、チキンカツ600、はんぺん300、サラダウドン500、エイヒレ500、ポテトフライ400、厚あげ納豆400、納豆玉子焼400、マグロ納豆600、納豆豆腐400、冷奴200、温奴300、サラダ奴400、山かけ700、鶏ちゃん炒め500、あたり目醤油漬500、串カツ500、串焼き(ねぎ肉、ピー肉、正肉、とり皮、すなぎも、カシラ、豚バラ、シロ、バラとまと巻、シシトウ、ぎんなん)各100、串焼セット500、焼おにぎり180、焼ソバ500、もつ鍋600、インスタントラーメン鍋500など。(2013年2月調べ)

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〔コラム〕 横浜にも路麺店が増えてきたんだけど…

「きそば鈴一」


 都内ではよく見かける路麺(ろめん=立ち食いそば)店ながら、横浜方面に来ると、その数はガクッと減ります。

 そんな中、横浜駅南西口(相鉄口)の交番前で、昔から営業を続けている人気路麺店が「きそば鈴一」です。

 店内は5~6人も入ればもう満員、といった狭さながら、入りきれない客たちは、みんな丼を片手に持って、店の外で食べている。

 身体を少し「く」の字型に折り曲げて、もし汁が垂れた場合にも、服にかからないように食べるのが基本形。冒頭の写真のとおり、最近は若い女性客も多いのです。

 横浜駅には、他には「星のうどん」という立ち食いうどん屋ぐらいしか路麺的な店はなかったのですが、昨年(2012年)2月、南口改札内に「濱そば」ができました。

 新横浜駅の在来線ホームにある「濱そば」と同じく、JR東日本グループの外食企業(NRE)が経営する路麺店です。

 横浜にも、少しずつ路麺の風が吹いてきているのか、私がいる単身赴任社宅の近くにも、つい最近、新たな路麺店が登場しました。店頭にひるがえる「かけそば190円」というのぼりにびっくり! なにしろ社員食堂のかけそば(200円)よりも安いのですから。

 ところが。近くに寄って、じっくりと値段を見てみると、かけそばは190円ながら、トッピングは、一番安いものが玉子や、わかめの80円。油揚げ120円、ちくわ天1本150円、かき揚げ200円、えび天250円と、トッピングの値段がすっごく高い!

 普通の天玉そば(かけ+かき揚げ+玉子)を食べようとすると、なんと470円にもなってしまいます。「吉野家」「松屋」「すき屋」などの牛丼(並)が280円なのに。。。 (ちなみに「きそば鈴一」の天玉そばは390円です。)

 そのまた近くにあるチェーンのうどん店も、かけうどんは安いんだけどトッピングが高い。かけうどんは210円なのに、きつねうどんにすると、急に399円になります。

 基本となる『かけそば』や『かけうどん』の値段を安くすることで割安感を出しておいて、トッピングで客単価を上げていくという経営方針なのでしょうか。最初の1回だけは割安感に引かれて入ってくれるかもしれないけど、2回目以降、どうかなあ。。。

 せっかく近くに路麺店ができたのですが、やっぱりこれまでどおり、社員食堂の天玉そば(290円)を食べることになりそうです。残念!

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呉の「千福」を樽酒で … 樽酒「路傍(ろぼう)」(中野)

千福樽酒


 中野での3軒目は、呉のお酒「千福(せんぷく)」の樽酒が飲める店、「路傍」です。

 店内はJ字カウンター8席ほどと、たいていは荷物置き場として使われている、小上がりに3席ほど。

 そのカウンター席の一角に座り、さっそく「千福」の樽酒(800円)をもらいます。

 樽酒は、樽からトックトックと片口に入れられ、その白い片口から1合升に注いでくれる。別の小皿で添えてくれる塩をなめなめ飲むと、いくらでも飲めそうなのがすごいっ。それくらい軽快な味わいです。

 お通しとして出してくれたのはスナップエンドウ。鰹節をのせて、醤油をサッとかけただけの簡単な料理がおいしいこと。

 昭和36(1961)年創業のこの店は、創業者の息子さん夫婦が二人で切り盛りしています。

 樽酒を飲み、自然な食材が多いつまみを食べながら、店主夫妻を中心に、カウンターを囲む客全員が話に加わって盛り上がるのがこの店の大きな特長。はじめての客でも、スッと話の輪に入っていけるのは、店主のみごとな采配に依るところが大きいんでしょうね。

 2杯目の樽酒をもらって、つまみには煮こごりをいただきます。

 日付けが変わる午前0時まで、2時間ほどの滞在。お勘定は2,300円。3年半ぶりぐらいにやってきたのですが、店はちっとも変っていなくて安心いたしました。どうもごちそうさま。

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千福樽酒 / スナップエンドウ / 煮こごり

店情報前回

《平成25(2013)年2月23日(土)の記録》

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グリルサンドも美味い … パブ「ブリック(BRICK)」(中野)

グリルサンド


 焼とん「いちふじ」を出て、中野での2軒目は、駅の北口側に出て、サントリーパブ「ブリック」です。

 1階のL字カウンターの手前側、L字の短辺のあたりがたまたま空いていたのでそこに座り、まずは昭和39(1964)年の創業から続く名物・トリハイ(220円)をもらいます。

 都内で焼酎ハイボールが流行りはじめたとき、負けじと作ったメニューが、このトリハイなんだそうです。トリスを1ジガー(45ml)に炭酸水を入れて、レモンピールしたらできあがり。トリスで作るハイボールだからトリハイです。

 さてつまみ。久しぶりにここのグリルサンド(450円)を食べてみたい気分なので、つまみはそのグリルサンドを注文すると、お通しにはキスチョコを出してくれます。

 この店では、常時3~5種類ぐらいのお通しを用意しているようで、その中から、こちらが注文した料理とかぶらないものをセレクトして出してくれるのです。

 市販のホットサンドメーカーで作られるグリルサンドの具材は、半分がハム&チーズで、もう半分がツナサラダ。バーでいただくグリルサンドが美味しいんですよねえ。

 ここ「ブリック」は、とてもリーズナブル価格の老舗オーセンティックバー。値段は安いけれど、オーセンティックバーならではの凛(りん)としたバーの雰囲気は本格派。

 お客がいないときには、カウンターの席は右30度ぐらいに傾けて整列されて、次のお客の来店を待ちます。店に入った瞬間に、ビシッと並んだこれらの椅子が見えると、もうそれだけでこっちの背筋もピンと伸びるのです。

 1杯目のトリハイを飲み終えて、2杯目には角のハイボールをもらいます。

 店員さんたちは、そろいの白いバーコート。そこそこに継ぎがあたっていたりして、決して新しいとは言えないバーコートなんだけど、それがいつもきっちりと清潔に保たれていて、見た目にすがすがしい。気合が客に伝わります。

 そのバーコートでシェイカーを振ってくれるところが見たくて、3杯目にはジンフィズを注文します。ジンに砂糖とレモンジュースを加えてシェイクしてグラスに入れ、ソーダ水で割ると、ジンフィズが完成します。

 のんびりと1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,130円でした。どうもごちそうさま。

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「ブリック」 / お通しとトリハイ / ジンフィズ

店情報前回

《平成25(2013)年2月23日(土)の記録》

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ビル地下に戦後の名残 … 焼とん「いちふじ」(中野)

ビル地下に戦後の名残


 土曜日の今日は、久しぶりに「川二郎」で、うなぎの串焼きを食べようと、中野5丁目まで出かけてきたものの満席。しばらく周辺を散策して、再び、みたびと「川二郎」をうかがうも、まったく席が空く様子がない。

 うなぎが値上がりしたものの、「川二郎」などの、うなぎ串焼きの店のほとんどは、以前と変わらぬ値段で出しているようなので、うなぎ好きな人たちが押し寄せてるのかもしれませんねえ。

 そんなわけで、今日は「川二郎」はあきらめて、以前からぜひ行ってみたいと思っていた、中野駅南口のビルの地下にある、昭和20年創業の「いちふじ」に向かいます。

 午後7時の店内には先客はなし。店内はL字カウンター9席に、4人掛けテーブルと2人掛けテーブルがそれぞれ1卓ずつの合計15席。この店内を、女将がひとりで切り盛りしていますが、普段は息子さんも手伝いに入っているようです。

 L字カウンターの、縦の辺(5席)の真ん中辺りに座り、まずはホッピー(400円)をもらうと、お通し(200円)は枝豆。ホッピーは中ジョッキに氷入りで、それとは別に瓶ホッピー(ソト)と、小さいジョッキでおかわりの焼酎が出されます。(結果的に、このセットだけで3杯(ソト1ナカ3)のホッピー割りができました!)

「お料理はどうしましょう? 焼き鳥もできますし、煮込みもあります」と女将さん。

「まずは煮込みをお願いします」と、『とんもつにこみ』(400円)を注文します。

 店内には有線の演歌も流れているけど、テレビ(野球の日本対オーストラリア戦)も流れているという、二重音声状態。(有線もテレビもステレオなので、実際には4つの音が流れています!)

 煮込みに続いて、店内の写真付きメニューで気になった『ガツとコブクロの酢の物』(500円)をもらうと、ガツはコリコリの部分と、やわらかい2色になった部分の2種類。それに小ぶりでクルリと巻いたコブクロ。さらに白髪ネギ、パセリ、おろし生姜、おろしニンニク、練りガラシが添えられ、それとは別にポン酢醤油の小鉢が出されます。

 最初のうちは、ガツやコブクロを一切れずつ箸で取っては、小鉢のポン酢醤油をつけながらお上品に食べていたのですが、最終的には薬味も含めてすべて小鉢に投入して、グリグリっとかき混ぜて完全な酢の物風にしていただきます。うん。ニンニクもカラシも効いてていね!

 常連さんらしき男性ひとり客が入ってきて焼き鳥を注文したタイミングで、私もつくね(100円)タレと、鶏ハツ(120円)塩、そして、『とまとやき』(120円)をもらうと、サービスで小皿に盛られた生キャベツも出されます。

 とまとやきは、1串にプチトマトが4個。熱が入ると甘みが減って、酸味が増して、とてもいいつまみになります。

 つくねは半玉が3個で、都合1個半玉分。タレも甘みと、とろみがあってうまいっ。

 男性ひとり客は、ササッと焼き鳥を食べ終えるとあっという間に席を立ち、入れ代わりに入ってきたのは、これまた常連さんらしき中年女性ひとり客。

 「寒いねえ。スープちょうだい」と注文したあと、お持ち帰り用の焼き鳥をいろいろと注文し、「私はレバーを焼いてね」と、今ここで、自分が食べて帰る分も注文します。

 スープというのは、戦後すぐの開店以来の名物でもある『とんもつスープ』(500円)のこと。鶏がらスープに、豚のタン、ハツ、レバーと、豆腐が入り、塩で味つけたもの。ニンニクも入ったスタミナたっぷりのスープで、『中野の逸品グランプリ2008』でも、ベスト20に選ばれたんだそうです。次に来たら、食べてみなきゃね。

 午後9時前まで、2時間ほどの滞在。お勘定は2,100円でした。ごちそうさま。

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お通しとホッピー / とんもつにこみ / ガツとコブクロの酢の物

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鶏ハツ(塩)、とまとやき / 生キャベツ(サービス) / つくね(たれ)

店情報

《平成25(2013)年2月23日(土)の記録》

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店情報: 焼とん「いちふじ」(中野)

    焼とん「いちふじ」
  • 店名: 焼とん「いちふじ」
  • 電話: 03-3381-9102
  • 住所: 164-0001 東京都中野区中野2-25-6 ノイビルB1F
  • 営業: 17:30-24:00、日祝休
  • 場所: 中野駅南口を出て左へ、ロータリーを回り込むように進み、交番の先、フィットネスクラブなどの入った比較的大きいビルの地下飲食店街の中の1軒。階段を降りてすぐ左手にある。
  • メモ: 昭和20年に中野駅前で屋台として開業。店内はL字カウンター9席+4人テーブル+2人テーブルの合計15席。ホッピーセット400、酎ハイ350、中瓶ビール550、お通し200、とんもつにこみ400、とんもつスープ500、ガツとコブクロの酢の物500、はつ100、たん100、こぶくろ100、はつもと100、てっぽう100、しろ100、つくね100、鶏ハツ120、とまとやき120、ねぎま130、なんこつ(鳥)150、ぼんじり200、手羽焼200など。(2013年2月調べ)

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〆の食事をがっつりと … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)

〆の食事をがっつりと


 「竹よし」を出たところで午後11時過ぎ。最後にもう1軒いきましょうか。

 今日は、「鍵屋」から「竹よし」と、都区内を東から西へとハシゴして、1軒目で日本酒を2合、2軒目で中瓶ビール1本と日本酒を3合と、酒量としてはもう十分。

 そんなわけで3軒目は「竹よし」から歩いて1分ほどのところにある博多ラーメンの店、「ばりこて」。「竹よし」の常連でもあるMさんも一緒です。

 お茶ハイ(350円)をもらって乾杯し、つまみは「味噌ずり」(280円)と「博多焼きぎょうざ」(8個300円)、そして「ひとくちめんたい」(150円)をもらいます。

 毎回のように書いていますが、この店はとってもストイックな感じの博多ラーメン屋さん。ほとんどの客は、店に入ってくるとスッとラーメンを注文して、あっという間に替え玉(ラーメンの麺だけおかわり)をして、20分ほどでお勘定をして帰っていきます。

 そんな中にあって、我われ「竹よし」組は、いつもここで飲んだくれ。

 なにしろ飲み物も生ビール、瓶ビール、焼酎(麦・芋・黒糖)、お茶ハイ、冷酒、淡麗とそろっているし、つまみだって焼きぎょうざや茹でぎょうざの他に、さっき注文した一口めんたいや、もつ煮込み、鳥皮ポン酢、がめ煮、めんたいポテト、レンコンつくね、めんたいだし巻と種類も豊富なので、ついつい飲んじゃうのでした。

 そこへ、「竹よし」の片づけを終えたチクちゃんも合流。3人でひとしきり飲んだところで、〆の博多ラーメン(600円)をいただきます。

 途中でニンニクを足したり、紅ショウガを入れたり、辛子高菜(からしたかな)を入れたりしながら食べるのもまた楽しい。

 チクちゃんは、「竹よし」での仕事中は、ほとんど食べ物を口にしないので、ここでがっつりと食事です。替え玉(120円・半分は60円)にいくかと思いきや、ごはん(100円)をもらって、おじやです。

 なるほどなあ。なにしろスープが美味しいから、おじやもいいだろうなあ。

 日付けも変わって、午前1時前に「ばりこて」前で解散。たっぷりと楽しい夜でした。

130222d 130222e 130222f
味噌ずり / お茶ハイ / 博多焼きぎょうざ

130222g 130222h 130222i
ひとくちめんたい / 博多ラーメン / ごはんをイン!

店情報前回

《平成25(2013)年2月22日(金)の記録》

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刺身小盛り合せで燗酒 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

刺身小盛り合せで燗酒


 金曜日、横浜の職場から、都内の自宅へと戻る途中での寄り道。2軒目は都立家政にある魚料理の店、「竹よし」です。

 店内はカウンター6席に、その背後にあるテーブル席も3席×2卓ほど。そして魚料理を担当する店主を、曜日替わりで手伝う女性陣。金曜日は、チクちゃんの日です。

 カウンター席に座り、アサヒ、キリン、サッポロと選べる中瓶ビール(各500円)の中から、サッポロラガービール(赤星)をもらって、つまみのほうは刺身小盛り合せ(600円)を注文します。

 魚料理屋なので、当然といえば当然ですが、刺身類はすべて注文を受けてから引き、煮魚・焼魚は注文を受けてから調理を始めます。これを店主ひとりでやるので、客が多いときは、少し待たなければなりません。

 そういうときにおすすめなのが、イカ塩辛(350円)や、もずく(300円)、酒盗とクリームチーズ(450円)など、手伝いの女性陣にも作れるもの。これらを肴にチビチビとやりつつ、料理のできあがりを待つのが、この店の常連さんたちのやり方です。

 今日は料理の待ち行列はなかったので、刺身小盛り合せはすぐに出されます。

 今日の刺身小盛り合せは、マグロ(頭の身)、タイ、ノドグロ、トビウオの4点盛り。それぞれ2~3切れずつ盛り合わせられます。(なお普通サイズの刺身盛り合せ(1,000円)の場合は、3切れずつの5点盛りになります。)

 これはやっぱり日本酒ですね。まだビールも残っているもの、それはチェイサーとして飲むことにして、菊正宗(350円)を燗酒でいただきます。

 「竹よし」が開店したのは、平成5(1993)年3月11日。今年の3月で20周年を迎えます。

 私が最初にこの店に来たのは、今から12年前、平成13(2001)年7月のこと

 そのときは天ぷらの盛り合わせをもらって菊正宗の燗酒を飲んだのですが、天ぷら盛り合せの値段は、今と変わらず1,000円。菊正宗に至っては、当時が400円、今は350円なので、なんと値下がりしています。

 さらに菊正宗(350円)の燗酒と、緑(みどり、600円)の冷酒をいただいて、2時間ほどの滞在。今日のお勘定は2,400円でした。ごちそうさま。

店情報前回

《平成25(2013)年2月22日(金)の記録》

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煮やっこで飲む櫻正宗 … 酒「鍵屋(かぎや)」(鶯谷)

煮奴で櫻正宗


 横浜の勤務先から、都内の自宅へと帰る道すがら、鶯谷駅で途中下車して「鍵屋」です。

 京浜東北線に乗り込めば、横浜、川崎、品川、新橋、神田、上野、赤羽、さらには浦和、大宮方面まで、乗り換えることなしに行くことができるので、この沿線で飲んで帰るのが金曜日の夜の楽しみになっているのでした。

 金曜日、午後8時前の「鍵屋」は、予想どおり満席に近い状態ながら、前回同様、カウンター中央部の、ちょうど燗づけ器の前の特等席が、ポツリとそこだけ空いていて、そこに滑り込むことができました。

「櫻正宗(530円)と煮やっこ(580円)をお願いします」

 座ると同時に、お通しのところてんと割り箸を出してくれる店主に、そう注文。

 前回は、とりもつなべ(690円)で菊正宗(530円)をいただいたので、今回はちょっと変化をつけてみました。

 昔ながらの料理で飲めるのが「鍵屋」のいいところ。今(2月下旬)のように寒い時期は、なんといっても鍋料理がうれしいですよね。

 ここ「鍵屋」には、煮やっこ、とりもつなべの他に、とり皮なべ(690円)、湯どうふ(730円)という、合計4種の鍋物が用意されていて、それぞれ一人用の小さな鍋で、できあがった状態で出してくれるのです。

 煮やっこは、冷やっこ、湯豆腐と並んで、江戸時代から伝わる三大豆腐料理のひとつ。

 本来は、鰹(かつお)だしに醤油で味をつけて、豆腐を煮込むというシンプルな料理なのですが、ここ「鍵屋」の煮やっこは、それに甘味も加わった割下(わりした)風の味付けで、豆腐や、少量の鶏もつ、玉ねぎなどを煮たもの。

 前回、となりに座っていた客が、「具で2本、残った汁で1本いけるよね」と話してくれましたが、まさにそのとおり。汁もまたいいつまみになるのです。

 煮やっこで、櫻正宗を2本いただいて、今日のお勘定は1,640円でした。ごちそうさま。

「鍵屋」の暖簾 煮奴 店頭の電灯看板
「鍵屋」の暖簾 / 煮奴 / 店頭の電灯看板

店情報前回

《平成25(2013)年2月22日(金)の記録》

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〔コラム〕 居酒屋の定番「煮込み」探訪@おとなの流儀

おとなの流儀Vol1


 KKベストセラーズから2013年4月22日に発売された雑誌、「おとなの流儀」(690円)で、『大人の呑兵衛・定番メニュー「煮込み料理」を究める!』という特集ページ(P.51~55)を監修させていただきました。

 以前(2008年10月)、このブログでも『もつ煮込みの名店を探る』というコラム記事を掲載しましたが、それに現在の状況を盛り込んで、雑誌化したような感じでしょうか。

 この「おとなの流儀」。今回の号は、同じKKベストセラーズから出されている月刊誌「一個人」の6月号増刊という形になっていますが、今回のものをVol.1として、隔月刊として出版していきたいとのこと。

 ミドルエイジ~シニア(45歳~60代)をターゲットとしたビジュアル誌で、私なりにざっくりと例えてみれば『大人版プレイボーイ』みたいな雰囲気の雑誌でしょうか。

 内容としては大きく分けて、食&健康、教養、趣味、老後、好奇心、旅行という6つのテーマを盛りだくさんに取り込んでいて、ビジュアル誌と言うだけあって、ほぼ全ページ写真。

 セミヌードっぽい写真も多いのですが、写っているモデルでもっとも若いのが、1980年生まれの壇蜜さんというのも、メインターゲットを50代としたこの雑誌らしいですね。

 ぜひご笑覧いただけるとうれしいです。

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大衆食堂のフルコース … 「はまや食堂(はまやしょくどう)」(杉田)

豚生姜焼き+ライスセット


 「はまや食堂」の特別定食(980円)で酒を飲む。これはもう大衆食堂のフルコースと呼んでもいいんじゃないかと、最近、思っているところです。

 特別定食は日替わりなので、毎日、メニューが変わります。

 今日の主菜は豚生姜焼き。副菜はポテトサラダ、ほうれん草おひたし、大根煮付けという3品の中から2品を選びます。これにライスセット(ごはん、みそ汁、お新香)と、デザートの果物が付いて、特別定食が完成します。

 定食だけを注文した場合は、これらすべてをひとつのお盆に載せて、一度に出してくれるのですが、お酒と一緒に注文すると、コース料理よろしく、1品、また1品と、できた順に出してくれるので、お酒を飲むのにちょうどいい状態になるのでした。

 今日は、大瓶のビール(キリンラガー、480円)と特別定食(980円)を注文。特別定食の副菜はポテトサラダと大根煮付けの2品を選びます。

 すぐに出される大瓶ビールと、お通し(サービス)の枝豆。まずは最初の1杯をググゥ~ッと飲み干して、『今日の仕事も無事に終わったなあ』という気持ちを込めて、「っはぁ~っ」と大きく息を吐き出します。

 ほとんど待つこともなく、すぐに大根の煮付けが出されます。

 日替わりの煮物は、この食堂の名物メニューのひとつ。大根煮付け、じゃがいも煮付け、里芋煮付け、ごぼう煮付けなどなど、その日の仕入れによってメニューが変わりますが、基本的なところは不変。にんじん、いんげん、こんにゃく、ちくわ、さつまあげ、がんもどきが必ず入っていて、それに日替わりのメイン食材、今日の場合は大根が加わる格好です。

 日替わりの煮物は、単品では200円か250円。フキの煮物や、山菜の煮物、タケノコの煮物などのように、季節性が高いもののときは250円になるようです。

 ポテトサラダも出てきました。ポテトサラダは、毎日注文することができる定番メニューのひとつでもあって、単品だと200円。じゃがいもの他に、にんじん、きゅうりなどもたっぷりと入っていて、自然な甘みが感じられるサラダです。

 店主夫妻が二人で切り盛りしているこの食堂。奥さん(女将)が接客を担当し、調理はご主人ひとりがやっているので、何人かのお客さんから注文が入ると、注文を受けた順に、順番に料理を作っていきます。

 地元の人気店でもあるので、たいていの場合、お客さんもたくさん入っていて、自分の注文した料理が出てくるまでには早くて10分ほど、遅いと1時間ほど待たないといけなかったりするのですが、先に書いたとおり、お酒と一緒に特別定食を注文すると、その副菜は早めに出してくれるので、それらをつまみに飲みながら、順番に従って主菜が調理されるのを待つことができるのでした。

 今日は注文から20分後ぐらいに、主菜である豚生姜焼きとライスセットが出てきました。ちなみに、もうちょっと腰を据えて飲みたい場合には「ライスセットは後で」とお願いしておくと、この段階では主菜だけを出してくれて、後ほどライスセットだけを出してもらうこともできます。

冷や酒(小) 主菜とライスセットが出てくるタイミングで、ちょうど大瓶ビールのビールもなくなったんだけど、まだもうちょっと飲み足りない。日本酒を冷や(=燗をつけない)で、小さい徳利(280円)でもらいましょう。

 今日の席は、ファンヒーターの前なのでポカポカと温かい。なので、冷や酒くらいがちょうどいい感じなのです。豚生姜焼きにも、冷や酒のほうが合いそうだし。

 豚肉をひと切れ取って、オン・ザ・ライス。それを少量のごはんとともに口に入れ、それを食べ終えたところで、冷や酒をちびり。う~む。カツ丼で日本酒もいいもんですが、豚生姜焼き丼もどきで冷や酒もいいですねえ。

 豚肉、豚肉と続いたあと、みそ汁をちょっとすすって冷や酒。また豚肉、豚肉と続いて、今度はお新香をひと齧(かじ)りして冷や酒。

 給食のときの『三角食べ』じゃないですが、豚生姜焼き、ごはん、みそ汁、お新香、そして日本酒の全体が、ちょうどいいバランスで減っていき、最後はすべて一緒にフィニッシュすることを目指して、ゆっくりと食べ進みます。

 そして最後に、デザートとして出される、少量のグレープフルーツ+ヨーグルトを食べて終了。

 1時間半ほどの大衆食堂のフルコース。今日のお勘定は1,740円でした。どうもごちそうさま。

大根煮付け他 ポテトサラダ グレープフルーツ+ヨーグルト
大根煮付け他 / ポテトサラダ / グレープフルーツ+ヨーグルト

店情報前回

《平成25(2013)年2月21日(木)の記録》

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創業5年となりました … 炭火焼鳥「一火(いちか)」(上大岡)

なんこつ(たれ)


 予約時刻の午後7時に店内に入ると、予約されていた席はカウンターの焼き台前という特等席。GAさんも少し前に到着されたとのことで、キャベツ酢漬け(350円)をつまみながら、キリンクラシックラガー大瓶(580円)を飲み始めたところ。私もそのビールをグラスに注いでもらって乾杯です。

 同じ上大岡にある、人気やきとり店「鳥佳」の2号店として、2008年4月にオープンした「一火」は、いまや「鳥佳」同様に人気が高く、いつも満席状態が続くお店になっています。あっというまの5周年ですねえ。

 焼き物のほうは、まずはお得なハラペコセットからスタート。ハラペコセットは、店長のチョイスで串6本が出されて700円。「一火」の焼き鳥は、1本150円からなので、その150円のものだけが6本でも本来ならば900円ですから、かなりお得なんですね。

 今日はレバー(150円)、鳥ねぎ(150円)、ハツ(150円)、シロ(150円)、ししとう(150円)、そしてこのセットを注文すると、最近、店長が必ず入れてくれるという、ささみサビ(200円)の6本です。プリッとレアな状態で出される、ささみがいいですねえ!

 飲み物をGAさんがキープされている焼酎に切り替えて、鳥佳グループ自慢の牛もつ煮込み(500円)もいただきます。そうそう。ここ「一火」は鳥佳2号店なのですが、2010年に鳥佳3号店の「大洋」が金沢文庫にオープンしたんだそうで、今は3軒のグループになっているんだそうです。

 ハラペコセットの6本が終わったところで追加で、銀杏(180円)、たんもと(150円)と、かしら(150円)を焼いてもらって、手書きの『本日の美味』からは「三浦大根たくあん」(250円)をいただきます。

 実は最初にもらったキャベツ酢漬けも、『本日の美味』からの1品。他には馬刺し(900円)、鶏たたき刺し(420円)、カツオたたきの大根サラダ(420円)、ヤゲンナンコツ(150円)、ヘルシー野菜つくね(180円)が並んでいます。

 その日、その日の『本日の美味』は、「一火」のブログで確認することができます。

 そしていよいよラストスパートです。

 「一火」の店長・しんたろうさんと言えばやっぱり、なんこつ(150円)たれ焼き。

 私が一番最初に、しんたろうさんのもつ焼きに出会ったのは、今から6年半前の2006年10月のこと

 その日、お休みしていた店主に代わって、「鳥佳」の焼き台をあずかっていたのが、若き日のしんたろうさん(今でも若いですが)だったのです。

 そこで小腹セット(5本700円)をお願いしたところ、ちょうど真ん中、3本目に「なんこつは、あえてたれ焼きにしてみました」と、なんこつたれ焼きを出してくれたのでした。なんこつと言えば塩焼きにするもの、という固定観念を打ち破る見事な味わいは、今も変わりませんねえ! こいつはうまいや。

 ラストスパートの2品めは、半熟うずら(250円)。このうずらの卵はグループ3店舗分をまとめて本店の「鳥佳」で茹でて作っていて、鳥佳グループのみんなが、「鳥佳」に集まって仕込みをするんだそうです。殻を剥くときに割れちゃったり、串を刺すときに失敗しちゃったうずらの卵は、自分たちで食べるんですって。

 そして最後の1品が、しいたけ(180円)。表面に「一火」という飾り包丁が入っていることを初めて知りました。

 新しいボトルも入れて、今日のお勘定はふたりで7,190円(ひとりあたり3,595円)でした。

 しばらく見ぬ間に、店長・しんたろうさんがすっかり頼もしい感じになっていて、すばらしい焼き鳥を堪能することができました。どうもごちそうさま。

130220a 130220b 130220c
「一火」 / キャベツ酢漬け / レバー(たれ)

130220d 130220e 130220f
鳥ねぎ、ハツ(塩) / 焼酎のボトル / シロ(たれ)

130220g 130220h 130220i
昔ながらの牛もつ煮込み / ししとう / ささみサビ

130220j 130220k 130220l
銀杏(ぎんなん) / たんもと / 三浦大根たくあん

130220m 130220n 130220o
かしら / 半熟うずら / しいたけ

店情報前回

《平成25(2013)年2月20日(水)の記録》

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