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大衆酒場で大衆食堂で … 「丸大ホール(まるだいほおる)」(川崎)

丸大ホール


 9年ぶりにやって来ました。川崎の「丸大ホール本店」です。

 店の横幅いっぱいにかけられた、長~いのれんには、「大衆酒場・大衆食堂」の文字。

 そう、ここは麺類や定食類もおいてるんだけど、ほとんどの客が酒を飲んでるという、なんとも不思議な大衆酒場、いや大衆食堂なんです。

 日曜、午後8時過ぎの、この時間帯ならゆったりかと思いきや、6人掛けテーブルが6つ並んだ店内はほぼ満席状態。(奥に座敷席もありますが、この時間帯は灯りも落としていて、使われていません。)

 店のおねえさんにうながされるまま、4人の男性客(二人連れ1組と、ひとり客が二人)が座っているテーブルに相席させてもらいます。

 すぐに出される小皿のお通し(サービス)は、大豆と小松菜の煮物。

 ホッピーセット(400円)をもらって、最初のつまみは「あさりバター」(400円)を注文します。

 昭和11(1936)年ごろに創業したというこのお店。現在は故・2代目店主の奥様である野中通子さん(85歳)を筆頭に、年配のおねえさんたち4~5人で切り盛り中。厨房の中に一人だけ、年配の男性の姿も見えます。

 入口側を除いた三方の壁に、短冊メニューがずらりと並んでいて、その数ざっと140種。

 もっとも安いのは生玉子の50円で、もっとも高い食べ物はカツカレーの900円。ほとんどのおかずは200~500円ぐらいです。

 『売り切れ』と書かれた黄色い付箋ふせんが貼られているのが、人気のメニューなのかな。

 まぐろ中落(400円)、サバのみそ煮(400円)、かき酢(350円)、生しらうお(350円)、ホタテ刺身(350円)、あん肝(350円)の6種が売り切れです。

「アサリバターはどちら?」と店のおねえさん。

「はいっ! こっちこっち」

 店のおねえさんたちが、それぞれ年配ということもあってか、注文はなかなか通しにくくて、大きな声で「すみませぇ~んっ!」と声をかけて、やっと気づいてくれるぐらい。

 注文した品は、その場で厨房に伝達されますが、しばらくして厨房からできあがった料理が出てきたときは、

「トンカツはどなたでしたっけ?」

 と忘れていることも多いのがご愛嬌あいきょう

 それでも常連さんらしき年配客のみなさんは、大きな声を出すこともなく、スッと自分の注文を通しているので、なんかうまいコツがあるんでしょうね。

「中身(ホッピーの焼酎おかわり、250円)をお願いします。あと、ハムエッグ(450円)もください」

 おねえさんが横を通過するタイミングで、私もスッと注文することができました。

 平日にやってくると、サラリーマンも含めて、近所の労働者たちでいっぱいになる店内ですが、日曜のこの時間帯は、若者の3~4人組ぐらいのグループ客あり、カップル客あり、酒場ファンらしき男性ひとり客(私もその一人)ありと、客層が比較的若くて、着ている服の色合いも、全体的に明るい。

 8時半を回るごろ、多くのお客さんがシメの食事を注文し始めます。

「鍋焼きうどんと鍋焼きそばをお願いします」

 なぬ? 鍋焼きそばだと?

 改めてメニューを確認してみると、うどん、そば系統の料理はすべて、うどんとそばとが選べるようになっています。鍋焼きも、「鍋焼きうどん・そば(700円)」となっている。

 鍋焼きそばというのは、いまだかつて食べたことがないけど、おいしいかもね。

 ラーメン(400円)も大人気で、どんどん注文が入っています。

 ハムエッグを半分ぐらい食べて、2杯めのホッピーを飲み終えたところで午後9時。

「ラストオーダーの時間です。注文はありますか」

 残っているお客さんたちに注文を聞いて回る店のおねえさん。

「日曜日は閉まるのが早いんですか?」と確認してみると、

「そうなんです。日曜・祝日は9時にラストオーダーで、9時半閉店なんです」とのこと。

「じゃ私は、中身(250円)をもう1杯と、半食はんしょく(170円)をお願いします」

 この店のメニューには「定食」(200円)というメニューがあります。これは、ごはん、お新香、みそ汁のセットのこと。このごはんを小盛り(半ライス)にしたものが「半食」(170円)です。いろんなおかずに、この「定食」か「半食」をつけると、どれもが立派な定食メニューになるんですね。

 焼酎の中身は、毎回、新しいジョッキに氷入りで出してくれます。残っていたホッピー(ソト)を入れて、結果としてソト1・ナカ3となる分量。これで合計900円なので、1杯あたりだと300円ということですね。

 ごはんの上に残しておいた半熟の目玉焼きをのせて、千切りキャベツはハムで巻いて、添えられているポテトサラダはそのままで。それら3種をそれぞれをつまみにしながら、最後の1杯となるホッピーをちびりちびり。

 カツオ出汁がものすごくよく効いたみそ汁や、お新香(タクアン2切れ)も、これまたいいつまみになりますねえ。

 午後9時半まで、1時間20分ほど楽しんで、今日のお勘定は1,920円でした。どうもごちそうさま。

131117a 131117b 131117c
お通し(サービス)とホッピー / あさりバター / 半熟で出されるハムエッグ

131117d 131117e 131117f
小ごはんに目玉焼きをのせて / キャベツはハムで巻いて / みそ汁もいいつまみだ

店情報前回

《平成25(2013)年11月17日(日)の記録》

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