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こたつ式のテーブルで … 「倉形屋酒店(くらがたやさけてん)」(産業道路)

こたつ式のテーブルで


 今日は、「ホッピー仙人」の小さな新年会ということで、仙人(=「ホッピー仙人」の店主)をはじめとする8人が、京急大師線の終点、小島新田こじましんでん駅の改札前に、祝日の午後3時に集合。

 向かったのは、駅から歩いて10分ほどの、住宅街の中にある「倉形屋酒店」です。

 その名前からわかるとおり、酒屋が営業している酒場です。

 がしかし! 立ち飲みの角打ちではありません。3卓ほどのテーブル席があって、ゆっくりと座って飲むことができるのです。

 しかもしかも! 普通に椅子に座る形式のテーブル席なのに、そのうちの2卓はコタツ布団もかけられた、コタツ席になっているのです。

 椅子に座るテーブルだけに、コタツ布団も床までは届かない長さですが、この布団を、椅子に座った太ももの上にかけておくと、中はとってもあったかい。

 もうひとつ面白いのが、この店のメニュー。

 今も酒屋の営業もしているので、酒類はまさに「売るほどある」状態なのですが、食べ物は日替わりで、手書きの看板が店の外に立てられます。

 今日のメニューは「とんかつ 300円」と「串かつ 150円」の2品。

 えっ? たった2品なの? って感じですが、いつもこんなもんなんだそうです。

 それ以外に、袋菓子の渇きものや、缶詰などは、店内で売っています。

「なんでこんな店を知ってるの?」

 と聞いてみると、「ホッピー仙人」の大常連さんであるチャコちゃんが、「出没!アド街ック天国」の川崎大師の回(2012年1月14日放送)で、この店が紹介されたのを見て、すぐにやって来てみたところ、いい酒場だった。それをきっかけに、ときどき来るようになったんだそうです。

 すばらしい行動力ですよねえ。私も、「アド街ック天国」はよく見ているのですが、なかなか実際に出かけていくだけの実現力・実行力が伴わないのが困りもの。類さんの「酒場放浪記」で紹介された酒場の中にも、行ってみたい店はとても多いんだけど、これまたなかなか行けてないのでした。

『昭和で時が止まったかのような空間。お酒のお供に人気なのが「ぶた肉のすきやき」です。野菜の上に敷かれる美しい肉は千葉県産の銘柄豚「林SPF」。赤身と脂のバランスが絶妙で柔らかくきめ細やかです。また、土間に置かれた巨大な壺の中には炭で焼いた「焼きいも」が。今日もちょっと1杯のつもりがついつい長居したくなります』

 というのがアド街サイトでの、この店の紹介文。

 今日はチャコちゃんが、我われの席の予約とともに、その「ぶた肉のすきやき」も予約してくれてました。

「先に『とんかつ』を出すから、『すきやき』のコンロに火をつけるのは、それからにしてくださいね」

 と言いながら、卓上コンロの上に、南部鉄製のすきやき鍋を置いてくれるお父さん(=店主)。お店は店主夫婦が二人で切り盛りされています。

 その間に、今日の参加者8名はホッピーで乾杯。

 そしてすぐに出された「とんかつ」。脂身の甘みがすばらしいですねえ。

 この「とんかつ」や「串かつ」は、店内のみならず、お持ち帰り用に買って帰ることもできるんだそうで、我われが飲んでる間にも、近所の人たちが次々に「とんかつ」を買いに来ます。

 元々は純粋に酒屋として営業していたこの店。だんだんとお酒の売り上げが下がってきたので、飲食店の許可も取って、店内での居酒屋営業も始めたんだそうです。

 ホッピーに続いて、日本酒をお願いすると、

「今日は『八海山』の新酒・生原酒がありますよ」と店主。

「いいお酒は、味がわかるうちに飲もう!」

 ということで、通称で「青越後あおえちご」と呼ばれている、「八海山 しぼりたて原酒 越後で候」を冷酒でいただきます。

 ックゥ~ッ。なんと飲みやすい。これでも原酒なのか!

 強さに気づかず、グイグイと飲めてしまいそうな、危ないお酒ですねえ。

 さあそして。「とんかつ」の登場と同時に、コンロに火を入れておいた「すきやき」も、ぼちぼちとできあがってきたようです。

 牛のすき焼きと同じように、溶かした生卵にからめながらいただく、この「ぶた肉のすきやき」。林SPFの豚肉もさることながら、椎茸やしめじ、えのき茸などのきのこ類もたっぷりと入っているのが美味しくて、うれしい。

「これは燗酒だね!」

 ということで、「八海山」本醸造の燗酒を、次から次からおかわりです。お酒が強いメンバーがそろっていると、ものすごいね!

 午後5時を回ると、地元の常連さんたちも続々とやって来ます。

「それじゃ、我われはこの辺で席を立ちますか」

 このあたりの、きれいな引き際もさすがです。

 2時間ほどの間、満腹になるほど、思いっきり飲み食いしたのに、お勘定は8人で15,800円(ひとり2千円ほど)。恐るべし、小島新田。恐るべし「倉形屋酒店」ですねえ。どうもごちそうさまでした。

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「倉形屋酒店」 / とんかつ / ぶた肉のすきやき

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トマト割り / 燗をつける大きな火鉢 / 乾き物ももらう

店情報

《平成26(2014)年2月11日(火)の記録》

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コメント

凄いところですね。場所が小島新田ということで仕事で偶に行くところなので一度のぞいてみようと思います。

投稿: のんぶ〜 | 2014.02.17 07:38

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 平成24(2012)年1月14日(土)に放送された「出没!アド街ック天国」で、 『昭和で時が止まったかのような空間。お酒のお供に人気なのが「ぶた肉のすきやき」です。野菜の上に敷かれる美しい肉は千葉県産の銘柄豚「林SPF」。赤身と脂のバランスが絶妙で柔らかくきめ細やかです。また、土間に置かれた巨大な壺の中には炭で焼いた「焼きいも」が。今日もちょっと1杯のつもりがついつい長居したくなります』  と紹... [続きを読む]

受信: 2015.04.25 20:53

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