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〔コラム〕家族で旅行2日目 … 出航&初ディナーの巻

シンガポール港を出航


「初日なので、よろしければご一緒に夕食をとりませんか。そこで船内でのお食事の方法などもご説明したいと思います。ご希望される方は、午後7時までに、この7階のレセプションの前に集まってくださいね」

 クルーズ客船「スーパースター・ヴァーゴ」に乗船して、ウェルカムドリンクで一息ついたところで、ツアー客みんなにそう声をかけてくれたのは、添乗員のSさん。

 今回は、同じ旅行会社のツアー3組が、それぞれ別会社の飛行機で、羽田からここまでやってきました。

 我われの組は30人ほど。そのほとんどは中高年のご夫婦で、子供連れ(といっても子供たちは二人とも成人してますが…)の家族は、わが家だけです。

 船内の客を見ても、やはり中高年層が多い。クルーズ客船の、ゆったり、のんびりとした船旅だから、そうなのかもしれませんね。

 7時までの4時間ほどは、船内での自由時間。さっそく船室にこもって昨夜の寝不足を解消する人あり、ここぞとばかりに船内見学に出かける人あり。

 私はもちろん船内見学です。

 ざっくりと言うと、今いる7階が、この船の主甲板(メインデッキ)。これより下(5~6階)に下級船室があり、これより上(9~11階)に上級船室があります。

 4階より下は、エンジンルームなどがあって、我われ乗客は行くことができません。

 各階の船首・船尾側と、7階、8階、12階、13階(=ほぼ屋上)がパブリックスペース。レストランやプール、カジノ、ゲームセンター、シアター、免税店、さらには図書室(日本の本もある!)などが並んでいます。

 ふと気がつくと、船は静かに桟橋を離れて、港を出ようとしているところ。エンジンの振動すら感じないのがすごいなあ。客船って、こんなに静かなんだ。

 となりの桟橋にとまっていたクルーズ客船「アムステルダム」が見る見る小さくなっていきます。

 船内はとても広くて、全体を見ることなんてほとんどできないまま、あっという間に午後7時。さあ、初ディナーだ。

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船内一周ウッドデッキ(7階) / 船首部にある建造所銘板(7階)

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船尾にある子供用プール(10階) / 船の後方が展望できるテラス席(11階)

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屋上のテラスカフェ(13階) / 船中央部にあるパルテノンプール(12階)

 この船には、軽食店も含めると11軒もの飲食店がそろっていて、しかもその内の3軒はクルーズ料金に含まれていて、料金は必要ないのです。ただし、残念ながらアルコール飲料などは別料金です。

 その3軒のうち1軒めは、船尾側最上階にあるインターナショナル・ビュッフェ「メディテラニアン・ビュッフェ&テラス」。ビュッフェというのは、日本でいうバイキング方式のことで、ずらりと並ぶ大皿料理から好きな料理を取り分けていただきます。インターナショナルという名のとおり、各国の料理があれこれと並んでいます。ベジタリアン・コーナーもあるので、ベジタリアンの人たちも大丈夫です。

 2軒めは、ちょうど船体中央部にある中華料理店「パビリオン・ルーム」。ここは朝・昼・夕ともに、日替りのセットメニュー(定食コース)が出されます。気に入った料理はおかわり自由なので、食べ足りないということはありません。

「旅&我が家の犬&そぞろ」ブログより 3軒めは、インターナショナル・ダイニング「ベラ・ビスタ」。このレストランは、6階のもっとも船尾側。左の写真で、飾り窓のように見える部分の内側にあって、3軒の中では、いちばん格調が高い。アジア料理や西洋料理を楽しむことができます。

 格調が高いといっても、そこは常夏の東南アジア方面をクルーズする客船のこと。プールに行くような格好でなければ、普段着のままで利用することができます。このカジュアルさも、このルートを航行するクルーズ客船の売りのようです。

 そしてこの船内での初ディナーも、ここ「ベラ・ビスタ」です。

「レストランの入口で、アクセスカードを提示して、一緒に食事をする人数を申告します。そうするとテーブル番号を教えてくれるので、そのテーブルで食事をとってください」

「『ジャパニーズメニュー、プリーズ』と言うと、日本語のメニューを出してくれます。このレストランは、前菜、主菜、デザートをメニューから選ぶようになっていますが、それぞれ何品選んでもかまいません」

「水や食後のコーヒーは無料ですが、ジュースやコーラ、アルコール飲料などは有料です。アクセスカードを提示して、レシートで金額を確認し、サインしてください。下船時に清算することになります」

 添乗員のSさんが、きめ細かい説明をしてくれるので、困ることはなにもありません。

 私は前菜:シーフードスープ、主菜:ラムチョップ、デザート:アイスクリームを選択し、タイガービールをもらいます。

 350ml缶で出されるタイガービールは9シンガポールドル(SGD)。1SGDが85円ほどなので、約750円ですね。他の飲み物も、アルコール飲料はほぼ9SGD。ジュースなどのソフトドリンクが4~5SGD(340~420円)といったところです。

 ほかの店でも、アルコール飲料はたいてい9SGD。乗船前のランチの店でも、ビールは9SGDだったので、これが標準的な値段なのかなあ。かなり高い感じがする。

 息子は主菜を何品ももらい、カミサンと娘はデザートを何品ももらっています。カミサンにいたっては、デザートは「エブリシング」という注文。すごいなあ!

 主菜のラムチョップが出てきたところで、オーストラリアはヤラバレー産の赤ワイン(これも9SGD)をもらいます。

 それにしてもこの船は、まったく揺れない。振動も感じない。

 船自体が大きかったり、フィンスタビライザー(減揺装置)が付いているということもあるけれど、天候(海象)がとてもいいというのが最大の理由でしょうね。

 1時間ちょっとで食事を終えて、夜は「ザ・リド」というシアターでのイリュージョンショーを見に行きます。

 このシアターは、最船尾の7~8階をぶち抜いて作られていて、NHKホールなどの、街なかにあるホールと少しも変わりません。船の中とは思えないなあ。

 開演前に「カメラやビデオでの撮影はお断りします」という案内があったのですが、これまたかなりアバウトなところで、場内ではスマートフォンで撮影している人も多い。iPadを頭上にかかげて、堂々と撮影している人までいる。それでもまったく注意もされないところも、アバウトですねえ(笑)。

 ショーが終わったあとは船室に戻り、シャワーを浴びて爆睡。

 部屋はインサイド・ステートルームという、この船ではもっとも安い、窓なしの部屋なのですが、部屋に戻るのは寝るときだけといってもいいので、これで十分な感じ。

 部屋の中はビジネスホテルのツインルームといったところで、さっきも書いたとおり、揺れも振動もないので、本当に地上のホテルの部屋にいるようでした。

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タイガービール / オーストラリアの赤ワイン

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わが家のメインディッシュ / 私はラムチョップを選択

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たのみ過ぎ?! デザート / 私はアイスクリーム1品だけ

クルーズ客船「アムステルダム」

(つづく)

《平成26(2014)年3月9日(日)の記録》

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