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〔コラム〕家族で旅行3日目 … タイに向けてクルーズの巻

操舵室


 インサイドの部屋のいいところは、窓がないので陽ざしがないということ。思いっきり眠ることができる。

 昨日の夜のうちに「朝は8時に部屋の前に集合して、朝食に行こう!」ということだけ決めてたので、その時刻に部屋の前に集まります。

 客船の部屋は、基本的に二人部屋。わが家は男組2人、女組2人に分かれて、となり合った部屋にいるのでした。

 3軒の無料レストランのうち、今日の朝食として選んだのは、船尾側最上階にあるインターナショナル・ビュッフェ「メディテラニアン」です。

 なにしろここはビュッフェスタイル(バイキング式)なので、自分の好きなものを、好きなだけ持ってこれるのがいいですよね。出張中のホテルの朝食と同じ感じです。

 乗客のみんなが朝食を終えるころになると、船も全速前進。

 夜、眠っている間は、「本当にこれが船の上か?」と思うほどだった静かさに対して、今はもう、目的地に向かってまっしぐらという感じで、とっても船らしい揺れ方(と言っても酔うほどではありません)でグイグイと進んでいきます。

 クルーズ客船のすばらしさは、こういうところにあるんですよね。

 貨物船は、とにかく効率優先で、最短航路をバリバリと走るのですが、客船は効率よりも快適さ優先。天候(海象)の悪いところは基本的に避けて通ります。

 で、今の時間のように、乗客のみんなが起きているであろう時間帯には、ちょっとがんばって目的地に向かうわけですね。

 シンガポールを出港した船は、マラッカ海峡をタイのプーケット島に向かって走っています。

 この航路の右にはマレー半島、左にはインドネシアのスマトラ島があるはずなんだけと、船から見える光景は、360度、見わたす限りの水平線が、すべて海。他には何も見えません。マラッカ海峡って、こんなに広いんですね。

 朝食を終えると、昨日の続きで船内見学。船の外は常夏の暑さなんだけど、船内はエアコンがギンギンに効いていて寒いほど。両極端で、春や秋の「ちょうどいい季候」っていうのがありません。ギンギンにエアコンが効いているということが、常夏の東南アジアでは最大の「おもてなし」なのかもしれませんね。

 船内では、その日に行われるイベントを紹介する船内新聞(各国語)が、毎日、部屋に届けられるほか、旅行会社からのイベントガイドも部屋に届きます。

「よろしければ船内見学に出かけませんか」

 というのが、今日の旅行会社のイベント。これにも、もちろん参加しますねえ!

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ビュッフェで朝食 / 朝から賑わうプール

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船首展望室 / ウイング展望室から後方を見る

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スロットマシン / レセプション前の大きなホール

 船内見学を終えたあとは昼食。クルーズ料金に含まれている3軒のレストランのうち、最後の1軒、中華料理の「パビリオン・ルーム」に行ってみることにします。

 とにかくこのレストランが、この船の中では、もっとも人気があるようで、いつも満席で、入口には待ち行列ができている。わが家は、ランチタイムのスタートと同時に行ったので、並ばずにスッと入ることができましたが、その後すぐに満席になりました。

 でも。なんて言ったらいいのかなあ。出てくるのが東南アジア風にアレンジされた中華料理で、香辛料の香りが独特。私自身は、ビールのつまみとして、けっこう美味しくいただくことができたのですが、他の家族の口には合わなかったようです。

 料理はコースなんだけど、何人で行こうが、同じ料理がドンッと一気に出てきます。気に入った料理は、何度でもおかわりできる仕組みです。

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ランチにタイガービール / 東南アジア風の中華料理

 小エビのサンバル炒めイカンビリス添え(Stir Fried Sambal Shrimp with Ikan Bilis)は、サンバルという辛子味噌がよく効いている。イカンビリスは東南アジアのイリコってところでしょうか。揚げピーナッツもピリッと辛くて、ビールが進みます。

 冬瓜と干ほたて貝柱入りスペアリブスープ(Double Boiled Pork Rib Soup with Winter Melon and Dried Scallop)には、よく煮込まれた鶏の足も入ってて、私は大喜び! 他の家族はドン引きです。

 魚の唐揚げオイスターソース(Deep Fried Fish with Oyster Sauce)やチキンカレー(Curry Chicken)、和風ソースのゆで野菜(Poached Vegetable with Soya Sauce)は、家族もなんとなく食べられたようですが、それでも「香辛料がちょっと独特!」と、あまり好みではない様子。

 おもしろかったのは、ごはんかと思って食べたら、そうではなかったナシレマ(Nasi Lemak)。お米にココナッツミルクや塩を加えて炊き上げる、マレーシアではとても一般的な家庭料理なんだそうです。

 乗客の中に、中国人やインド人、東南アジアの人たちが多いようなので、彼らにとっては、このレストランの味が、いちばん好みに合うのかもしれませんね。

 わが家は早々に退散して、今朝の朝食をいただいたインターナショナル・ビュッフェ「メディテラニアン」で、はしご酒ならぬ、はしごランチ。朝は船内のテーブル席でいただきましたが、今回は船尾側のテラス席でいただきます。

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後部テラス席から見える航跡 / そのテラス席でデザート

 東南アジア風中華料理もひとしきり食べてきたので、ここはパンやフルーツ、デザート類が中心の、おやつのような食事ですね。

 昼食が終わると、よく寝る息子は部屋で昼寝。母娘ふたりは、12階中央部にあるパルテノンプールを独占しての水泳。午前中はけっこう人が多かったのに、昼下がりの今の時間帯はガラガラなんですね。

 残念ながら、「強風のため」ということで、ウォータースライダーは使えませんでした。

 プールの周りにはジャグジー(泡風呂)もいくつかあって、温まることもできるようになっています。(ちなみに今日も気温は33℃以上あります!)

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午後は広いプールを二人占め / ジャグジーもゆったり

 泳ぎ終わった女性陣が、部屋に着替えに帰るタイミングで、昼寝をしていた息子が起き出してきて、今度は男性陣二人でカジノ見学です。

 カジノは写真撮影禁止なので画像はないのですが、スロットマシーンは、船内のゲームコーナーにあるスロットマシンと同じものにしか見えない。賭け事なのか、単なるゲームなのかの違いだけなんでしょうね。

 ルーレットなどもありますが、人が多いのはカードゲームのコーナー。一番単純なのは、1枚ずつ引いて、それが親のカードよりも上か下かというもの。親よりも上のカードなら、賭けたチップが倍になって戻ってきて、親よりも下なら賭けたチップは没収。

 これがブラックジャックになったり、ポーカーになったりすると、よりルールが複雑になって、戻ってくる額も倍だけではなくて、3倍になったり、5倍になったりと、より刺激が強くなるようになってるんですね。

 カジノが開いてるのは、船が沖合いにいるときだけで、陸地が近くなってくると閉店となるようでした。それぞれの国の法律とも関係があるんでしょうね。

 さあ、そろそろ夕食だ。今宵は先ほどのプールサイドでBBQ大会が開かれる予定。そのあと午後7時ごろに、いよいよタイのプーケット島に入港です。

本船の模型

(つづく)

《平成26(2014)年3月10日(月)の記録》

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