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〔コラム〕家族で旅行4日目 … ランカウイ島の巻

イーグルスクエア


 昨日は日付が変わるころにプーケット島(タイ)から帰船したので、今日の朝食は、少し遅めの9時半ごろから。クルーズ初日のディナーで行った、インターナショナル・ダイニング「ベラ・ビスタ」でいただくことにします。

 ここの朝食は、基本的にイングリッシュ・ブレックファスト。

 今から15年ほど前。イギリスに出張に行って、とにかく好きになったのが、このイングリッシュ・ブレックファストとラム(仔羊肉)でした。(そのときの記事は→こちら

 イングリッシュ・ブレックファストでは、まず「調理するもの(クックド)」を注文しておいてから、調理の必要がない果物やジュース、シリアルなどを、セルフサービスで取りに行きます。

 このレストランで、クックドとして選べるのは、ハム、ベーコン、ソーセージ、焼トマト、ハッシュド・ポテト、ベイクド・ビーンズ(トマトソースで煮た豆)、そして玉子料理です。玉子料理は目玉焼き(片面焼き、両面焼き)、ポーチド・エッグ、オムレツ(ベーコンやチーズの追加も可)などが選べます。

 選べるというか、ひとり一人に配られる小さなメニュー表のチェック欄に、1とか2とかの数字を書き込めばいい仕組み。ほしいものは何個でも注文できます。

 私は全部に1を立てて、玉子料理は目玉焼きの片面焼き(サニーサイドアップ)を選択。

 フレンチトーストもあったので、それも注文しておいて、ジュースやコーヒー、シリアルなどを取ってきて、朝食開始です。

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イングリッシュ・ブレックファスト / フレンチトースト

 船は今日の未明(午前3時ごろ)にプーケット島を出港し、昨日まではずっと北上だったマラッカ海峡を、今日は南下しています。

 世界地図レベルで見ると、マレー半島のすぐ横を走っているはずなのですが、船からの景色はぐるりと360度、海ばっかり。

 ものすごい数の船が行き来するマラッカ海峡なのに、他の船の姿さえ、ほとんど見かけません。

 海峡とは言うものの、海は広いなあ! 瀬戸内海とは、だいぶ違います。

 朝食を食べ終えるころには、マレーシアのランカウイ(Langkawi)島に入港です。

 ランカウイ島は、タイとマレーシアの国境付近にある島。

 昨夜は、テンダーボートという小船でプーケット島でに渡りましたが、今日はランカウイ島の桟橋にきっちりと着岸し、船側の出入り口から下船。20台近い大型バスに分乗して、島内観光のオプショナルツアーに出かけます。

 我われのバスには添乗員さんと現地ガイドの二人が一緒に乗り込んで、「ランカウイ・アンダーワールド」というマレーシア最大の水族館や、大きなワシ(鷲)の像がある「イーグルスクエア」という公園に案内してくれます。

 なんで大きなワシかと言うと、この島の名前であるランカウイの、「ラン」はマレー語でワシのこと。「カウイ」は赤褐色ということなんだそうです。つまり「ランカウイ」というのは、「赤褐色のワシ」という意味なんですね。

 午後1時半ごろ、ランカウイ島で、もっとも大きく、もっとも華やかな街というクアタウンで昼食です。

 観光バスが集中すると大変なので、バスごとにランチスポットが異なります。

 我われの現地ガイドさんが連れて行ってくれたのは、なんと、いかにも大衆食堂という雰囲気の店が建ちならぶエリア。

 これはいい! この雰囲気、大好きだ!

「ラーメンがいい人はこちらの店。焼肉丼がいい人は、向こうの店に行くからね」

 ここで娘はラーメンを選択。私も含めて残る3人は焼肉丼を選択します。

 あっちの店、こっちの店といたって、距離はすごく近い。しかもどちらの店も、戸なんてなくて、店内にいても、店外のテーブルに座っても変わりがないぐらいの状態なのです。

 内外の境目のない店内に、ずらりと並ぶ丸テーブルに空きがなくて、わが家の3人は、ひとりでチューハイっぽい飲み物をやってる、現地のおじさんのテーブルに相席させてもらうことにします。

 マレーシアの言語はマレー語ですが、多民族国家のため英語も広く使われているとのこと。さっそく英語で相席していいかどうか聞いてみますが、先客の現地の呑兵衛おじさんには通じない。でも、ニコニコと満面の笑みなので、遠慮なく相席させてもらいます。

 現地ガイドさんが片言の日本語で教えてくれた『焼肉丼』は、『ナシゴレン』というマレーシア風チャーハンに、焼いた肉をトッピングしたもの。横にちょっと添えられたソース(サンバル)が辛いこと!

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屋台のような大衆食堂で / 焼肉丼(焼肉をのせたナシゴレン)

 チューハイみたいな飲みものを飲み干したおじさんは、すぐに同じ飲みものをおかわりします。我われが相席させてもらってからでも、これで2回目のおかわり。まだ午後2時過ぎなのに、ぶっ飛ばしてますねえ!

 このおじさんが、ニコニコとこちらに話しかけてくるんだけど、何を言ってるんだかよくわからない。

 ん? なんだか、コリアから来たのかって聞いてるみたいだな。

「ノー。ウイアー・フロム・ジャパン」

「オウ。ジャパン、ジャパン(ニコニコ)」

 あぁよかった。ほんのちょっとだけだけど、意思疎通ができてうれしい。

 昼間っから、現地の呑兵衛たちで、わいわいとにぎわうこの店は、ランカウイ島の「まるます家」みたいな存在なのかなあ。

 なにしろ我われがいただいた焼肉丼(焼肉をのせたナシゴレン)だって、1人前が7リンギット(210円ほど)という安さ。

 それも、本当は3種類の肉(チキン、ポークともう1つ)から1種類を選ぶ(これだと6リンギット、約180円)ところを、ぜいたくに3種類全部のせてもらって、この値段(1リンギット、約30円分、高いだけ)ですもんね。

 店内にメニューが見当たらない(もしあっても、どれが何かわかんない)んだけど、おじさんが飲んでる、チューハイみたいなお酒も、きっと安いんだろうなあ。

 とっても気になるんだけれど、慣れないものを飲んで、腹をこわしたらいけないので、グッとがまんしておきました。

 ちなみに娘が食べたシーフードラーメン(スープがうまいっ!)も9リンギット(270円ほど)。この通りにずらりと並んでいる、屋台っぽい大衆食堂は、全体的に安いんですね。

 昼食後も島内観光は続き、午後5時ごろ帰船。そして船も出港です。

 午後6時からは、キャプテン(船長)主催の晩餐会。ドレスコードは『フォーマル』です。

 とはいうものの、この客船「スーパースター・ヴァーゴ」は、カジュアルさが売り。ドレスコード『フォーマル』も、「襟付きの服ならば大丈夫ですよ」という程度。その分、船内への持ち込み荷物も少なくなって、うれしいですよね。

 船体中央部にある大きなホールで、キャプテンの話や、乗員さんたちの紹介があったあと、今日の朝食をいただいた「ベラ・ビスタ」に場所を移して晩餐会です。

 この晩餐会に参加するには、乗船した初日に予約が必要なのですが、我われツアー客の分は、旅行会社が予約手続きを済ませてくれてました。

 席も、船尾の飾り窓の近くの、いい場所。すぐ近くではピアノの生演奏です。

 そしてこれが、この船で最後のディナー。明日の昼過ぎには、もう出発したのと同じシンガポールの港に到着する予定です。

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キャプテン主催ディナーの前菜 / 主菜、鶏肉ソテーのフルーツソース

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今宵は白ワインをボトルでもらった / デザートのケーキ

 ディナーの後は、約800名が入れるシアター、「ザ・リド」で行われるエンターテイメイント・ショーを楽しんで、クルーズ客船最後の夜が更けていったのでした。

クアタウンの町なみ

(つづく)

《平成26(2014)年3月11日(火)の記録》

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