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2016年2月

美味!ピーマン肉詰め … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ピーマン肉詰め


 初めて食べた「すっぴん酒場」のピーマン肉詰め(200円)が、爆発的にうまいっ!

 もともと、つくねが自慢の店なんだけど、そのつくねが、ちょっと苦みのあるピーマンと合わさって、いい味わいを醸し出す。

 炭火で焼かれたピーマンの焦げ目のところがいいんだな。

 金曜日の今日は、東京タワーの真下、赤羽橋駅から都営地下鉄・大江戸線に乗って、中井まで帰ってきた。

 まずは中井の「錦山」をのぞいたものの、ひとり客でも入れないほどの満席状態。さすがである。

 続いて、うなぎ串焼きの「くりから」に行ってみると、こちらもまた外から見てもわかるほど(カウンター席は)満席。なにしろ金曜日の夜7時過ぎというゴールデンタイムだからなあ。

 仕方がないので、西武新宿線で野方に移動し、「すっぴん酒場」へ。

 これまた、外から見てもわかるほどの満席状態なんだけど、「立ち飲みだから、なんとかなるか?!」と、意を決して店内へ。

 先客のみなさんが、ちょっとずつ詰め合わせてくれて、なんとか入ることができた次第でした。

 いつものように、まずは黒ホッピー(450円)をもらうと、お通し(100円)の大根とキュウリのお新香が出された。

 焼き物は、しろ(100円)、れば(100円)から、はらみナンコツ(100円)、はつみみ(100円)に進むのは、このところの定番である。

 それにしても金曜日に来ると、ほとんどの札が黒いのが嬉しいなあ!

 この店の短冊メニューは、売り切れると裏返しになり、赤字に変わるのである。

 改めて、黒字が並ぶ短冊メニューを眺めていて、いつ来ても赤字になっているピーマン肉詰めがあることを発見し、注文したのだった。

 そして最後は、こぶくろ(100円)で締め。

 この店に来ると、立ち飲みなのについつい長っちりになってしまう。

 今夜もまた、2時間近く立ち飲んで、黒ホッピー外1中4に、やきとんが6本。

 キャッシュ・オン・デリバリ(品物と引き換え払い)での支払総額は1,550円だった。どうもごちそうさま。

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黒ホッピーとお通し / れば / しろ

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はらみナンコツ / はつみみ / こぶくろ

店情報前回

《平成28(2016)年2月19日(金)の記録》

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激安!ほろ酔いセット … 「因幡うどん(いなばうどん)」(博多)

ほろ酔いセット


 熊本での仕事が早めに終わり、博多まで移動して来たんだけれど、東京行きの飛行機が全便満席で、早い便に変更することができない。

 せっかく特割じゃない航空券にしたのに、これじゃあ、あんまり意味ないなあ。

 仕方がないので博多駅地下街で、ちょいと飲みながら時間をつぶすことにした。

 博多駅の地下街には、早い時間から安く飲める店が多いのである。(こちらのサイトが参考になります→「北九州の居酒屋&BARを制覇せよ!」)

 今日は「因幡うどん 博多デイトス店」にやってきた。

 博多駅には、博多口側の地下1階にある「因幡うどん 博多一番街店」と、筑紫口側の地下1階にある「因幡うどん 博多デイトス店」の2軒の「因幡うどん」があるが、メニューも味も雰囲気も、ほぼ同じ。近いほうに入ればいい。

 店名のとおり、ここはうどん屋なんだけど、メニューには「ほろ酔いセット」も並んでいる。

 生ビール、日本酒、焼酎のいずれかに、おつまみ小鉢が3種類付いたAセットと、おつまみ小鉢1種類+ベーコンエッグが付いたBセット。

 値段は飲み物によって異なるが、Aセット、Bセットともに同じ値段で、生ビール(ジョッキ、単品450円)か日本酒(燗または冷酒の正一合、単品400円)なら650円、焼酎(グラス、280円)なら550円だ。これは安いぞ!

 頭の中でチャチャッと計算して、コストパフォーマンスがもっとも高い、生ビールを選択。A、B、どちらにも引かれたが、今回はAセットで。

 すぐに出てきたAセットのつまみは、玉子焼き、きんぴら、そしてミニサラダの3品だった。

 最初の生ビールはあっという間に飲み干して、すぐに麦焼酎「白水はくすい」(280円)をロックで注文すると、ロックグラスになみなみと注がれた焼酎が出てきた。

 「ほろ酔いセット」の3品のつまみを食べ終わったところで、つまみを兼ねて丸天うどん(450円)を注文し、さらに麦焼酎のロックもおかわりする。

 丸天というのは、魚のすり身を揚げたもの。まん丸い薩摩揚げのようなものだ。

 だから、いいつまみになる。

 博多のうどんは、ちょっと甘めの濃いつゆが大きな特徴。

 「因幡うどん」の汁は、北海道・羅臼産の天然昆布に、五島・島原産の煮干いりこを使って出汁だしを取り、日田・原次郎左衛門の醤油と、赤穂の塩で味付けした、昔ながらのもの。

 なので、この汁もまた、いいつまみになる。

 うどん?

 腰が抜けるほど柔らかく茹でるのが、博多のうどん。元々のびてるようなものだから、ゆっくりと食べても、まったく問題ないのであ~る。

 1時間ちょっと楽しんで、今日のお勘定は1,660円。どうもごちそうさま。

 さあ、福岡空港まで移動して、ラウンジでもうちょっと休んだら、東京に向かって出発だ。

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つまみメニュー / 飲みものメニュー / 麦焼酎「白水」ロック

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丸天うどん / 卓上の薬味をトッピングして / 焼酎と共にいただく

店情報前回

《平成28(2016)年2月26日(金)の記録》

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大瓶ビールが370円 … 「内田屋 西山福之助商店(うちだや にしやまふくのすけしょうてん)」(三田)

大瓶ビールが370円


 酒屋の店内で立ち飲ませてくれるという、「角打ちかくうち」の店なんだけど、大瓶ビールの値段がなんと370円だ!

 大瓶ビールが安いことで知られている横浜の「じぃえんとるまん」だって380円だから、それより安いぞ!

 店内は禁煙で、入口を入ってすぐの所に6~7人用の立ち飲みテーブルが2卓あり、その奥、左手に2~3人用の立ち飲みテーブルが2卓、その右側奥に10人ほど立てるL字の立ち飲みカウンターがある。

 週まん中の水曜日、午後6時過ぎという時間ながら、すでに手前の大きな立ち飲みテーブル2卓には、それぞれサラリーマンのグループが陣取って、盛り上がっている。

 奥の2~3人用の立ち飲みテーブルは空いていて、立ち飲みカウンターには、サラリーマン2人連れが一組いるだけ。

 このカウンターの中にいる男性が、この店の店主に違いない。店はひとりで切り盛りされているようだ。

 テーブルの客も、カウンターの客も、小さめの丸いザルのなかにお金を入れているところを見ると、キャッシュ・オン・デリバリ(品物と引き換え払い)なんだな。酒屋の角打ちでは標準的な支払い方法だ。

 さっそく一番奥にある壁一面の大型冷蔵棚からサッポロラガービール大瓶を1本取り出し、店主に千円札1枚を渡すと、おつりの630円が入ったザルと、ビール用のグラスを手渡してくれた。

「栓抜きは壁にかかってますから」

 ここの店主は、間違いなく人がいい。たった一言と、その表情で、それがわかった。

 カウンターのすぐ後ろ側の、2~3人用の立ち飲みテーブルに立ち、まずはグイッと1杯、のどを潤す。

 そして改めてカウンター上に置かれた袋菓子の中から、ミックスナッツの袋を手に取り、店主にその料金、100円を支払う。

 カウンター上や、店の壁際に並んだ棚に置かれている袋菓子(乾きもの)は100円ぐらいから。缶詰類は200円ぐらいからと安い。

 そのほか、カウンター内の壁に、板わさ(150円)や冷奴(150円)、サバ煮(200円)など、何品かの短冊メニューも並んでいる。

 2杯めとなるビールを注いだところへ、宇ち中さんがやってきた。この店で待ち合わせていたのだ。

 あらかじめもう一つ出してもらっていたグラスで乾杯し、つまみには、棚に並ぶ缶詰の中から「いなば」の「ツナとタイカレー(グリーン)」(250円)を選ぶと、なんと缶詰の中身を温めて、深皿に盛り、プラスチック製のスプーンを付けて出してくれた。

 スプーンだけをもう一つ出してもらうのも悪いので、「チキンとタイカレー(レッド)」(250円)ももらって、二つ並べて楽しむことにした。

 こうして並べてみると、グリーンは確かに緑色だし、レッドは確かに赤いんだね。

 そうしているところへ、S口さんが到着。これで本日予定のメンバーが、みんなそろった。

 大瓶ビールも追加しつつ、S口さんが選んだつまみは「キョクヨー」の「にしん昆布巻」(200円)の缶詰だ。

 これもまた、缶詰のままではなくて、深皿に盛って出してくれた。このひと手間がうれしいね。

 ひとり千円ずつ(合計3千円)をザルに入れてたんだけど、2千円ちょっとしかかからなかった。すばらしいコストパフォーマンスだ。

 さあ! 次へ行きましょう!

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ミックスナッツ / レッドカレー、グリーンカレー / にしん昆布巻

店情報

《平成28(2016)年2月3日(水)の記録》

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店情報: 「内田屋 西山福之助商店(うちだや にしやまふくのすけしょうてん)」(三田)

    内田屋
  • 店名: (株)内田屋 西山福之助商店
  • 電話: 03-3451-0386
  • 住所: 108-0014 東京都港区芝4-7−1
  • 営業: 17:00-20:00、土日祝休
  • 場所: 都営地下鉄(三田線 or 浅草線)のA8出口またはA10出口を出て左へ、左手のNEC本社ビルの横を1ブロック進み、「芝三丁目」信号交差点を右折(右手前角が東京女子学園高校)。道なりに3ブロックほど進んだ右手角。ビルの1階、「すき家」のすぐ手前。駅から徒歩10分(500m)ほど。
    JR田町駅・三田口(西口)や、都営地下鉄の他の出口からは、大通り(第一京浜・国道15号線)を浜松町・新橋方面に10~15分ほど進み、「芝四丁目」信号交差点を鋭角に左折。左手の「すき家」の先、左手角。
  • メモ: 『明治30年頃創業の老舗酒屋で、現在の店主は3代目。数年前からここビジネス街に立ち飲みを復活させ、酒屋で飲むいわゆる角打ちを楽しめる。地元サラリーマンやインターネットを見て訪れるお客が多いとのこと。酒屋だけに酒類は豊富。つまみは、乾き物、缶詰、や日替わりでもつ煮込み、漬けまぐろ、ぬか漬け等の一品料理がある。』(「吉田類の酒場放浪記(2007.08.10)」より)
    店内は禁煙で、6~7人用の立ち飲みテーブル2卓と、2~3人用の立ち飲みテーブル2卓、奥に10人ほど立てるL字の立ち飲みカウンターがある。一番奥の冷蔵庫にビールなどが冷えており、それ以外のお酒や、乾き物(100円ぐらいから)や缶詰(200円ぐらいから)を中心としたつまみ類は、壁の棚に並んでいる。好きなものを取って、カウンターの中にいる店主に、その場でお勘定をしてもらう仕組み。缶詰は、必要に応じて切ったり、温めたり、マヨネーズや七味唐辛子を添えたりして出してくれる。
    飲みものは缶ビール・瓶ビール・缶チューハイ・ワンカップなどは、店頭での小売価格+30円、各種2合瓶は+150円、各種4合瓶・ボトルウイスキー・ボトルワインなどは+300円、一升瓶は+500円で、グラスなどを出してくれて、店内で立ち飲むことができるようになる。店主が作ってくれる飲み物は、レモンサワー・梅サワー・緑茶割り・ハイボール・焼酎ロック・ホイス・ウーロン割りなどが各320円、ホッピーセットが330円、生ビール350円、日本酒250円、量りワイン260円など。食べ物のほうも、乾き物や缶詰以外にもキムチ100、にんにく100、塩から100、板わさ150、豆腐(やっこ)150、厚揚トーフ150、いか焼200、鴨スモーク200、サバ煮200、ウインナー200、スモークハム200などがあるようだ。(2016年2月調べ)

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この量でちょっと盛り … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)

お刺身ちょっと盛


 金曜午後8時前の「錦山」は、ほぼ満席。

 かろうじて空いていた、カウンターの1席に座らせてもらうと、これできっちりと満席になった。

 私のすぐ後にやってきた一人客は、「ごめんなさい。満席なんです。本当にごめんなさい」と断られていた。

 まずは大瓶ビール(キリンクラシックラガー570円)をもらうと、すぐに出されるお通し(たぶん200円)は、ほうれん草のおひたしだ。

 料理の1品めはもう決まってる。「お刺身ちょっと盛」(700円)だ。1軒めとしてこの店に来たら、絶対に注文しようと心に決めていた一品なのだ。

 今日のお刺身ちょっと盛は、まぐろ、ネギトロ、カンパチ、タイ、エビ、タコの7種。ネギトロは海苔に巻かれて2個。1個にはイクラが、もう1個にはカニのほぐし身がトッピングされていて、見た目も豪華なり!

 これで700円は安すぎる。

 刺身に合わせて、今日の地酒(4種ほどがすべて360円)の中から、青森の「田酒でんしゅ」をもらったら、この1合で、ちょうど「田酒」がなくなって、短冊メニューが外された。

 店内はずっと満席状態が続いている。

 ひとり客は、私以外にはいなくて、何人かのグループが出ると、また何人かのグループが入ってきて、カウンターもテーブルも、数席でも空いている時間は本当に短い。

 こんなにもにぎわう店内を、店主夫妻が二人で切り盛りしてるんだからすごいよなあ。

 普通に一人で飲みに来たら、「飲みもの」も「食べもの」も、これでもう十分な分量(ちなみにこの時点でお勘定すると1,830円)なんだけど、せっかく最後の1席に座れたんだから、今夜はもうちょっと飲んでいこう。

 日替りの「おすすめメニュー」に並んでいるのは、「冬珍味三品(あんきも、白子、カキ)」(520円)、「穴子の白焼」(480円)、「鶏モツ豆腐煮」(480円)、「カキレタス炒め」(420円)、「小いか豆腐煮」(420円)、「ふろふき大根」(380円)、「小えび唐揚」(380円)などなど。

 その中から、穴子の白焼と、小えびの唐揚を選んで、飲みものは佐賀の「東鶴あずまづる(うすにごり)」(360円)をもらう。

 この店も、なにをもらってもハズレがないなあ。

 そうそう。『この店の看板や暖簾のれんには、「やきとり」と書かれているのに、ずらりと並ぶメニューには「やきとり」がないよなあ』と思っていたら、カウンター上に置かれた、「ペン立て」の中に、やきとりを注文するための注文票があることを発見。

 値段は書かれていないけれど、ものとしては、正肉、ねぎま、タン、ハツ、カシラ、ナンコツ、シロモツ、レバー、砂肝、つくねの10種類があって、それぞれ塩・タレが選べるようだ。

 ゆっくりと2時間弱の酒場浴。お勘定は3,050円だった。どうもごちそうさま!

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電灯看板 / のれん / お通しと大瓶ビール

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本日のおすすめ / 田酒 / やきとりの注文票

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穴子の白焼 / 小えび唐揚 / 東鶴(うすにごり)

店情報前回

《平成28(2016)年2月12日(金)の記録》

 1995年(ブログは2004年)より続く、掲載酒場数延べ約4000軒の飲み歩きサイト『居酒屋礼賛』が、ついに電子書籍となって登場!
 第一弾となる「立石編」(162円)では、居酒屋の聖地・立石で行くべきディープなお店を10軒厳選しました。

 立石駅に降り立ったら、この1冊(スマホ)片手に、千ベロのハシゴに挑戦!
 行きたいお店が決まったら、MAPリンクをポチッ。
 巻末には、立石エリアをまとめた便利なMAPもついているので、効率よくハシゴ酒を愉しめます!

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店全体が和気あいあい … 「丸千葉(まるちば)」(南千住)

レッドアイを作る


『いつも大人気で、予約なしには入ることがむずかしい』

 と言われている「丸千葉」に、6人で予約をしてやってきた。

 開店時刻の午後2時に向けて、その15分ほど前に店の前までやってくると、まだのれんも出ていない店の前にはポツリポツリと行列ができ始めている。

 我われもその行列の中に並んで待っていると、午後2時になると同時に、のれんが出され、

「まずご予約のお客さんから入ってください」

 と声がかかる。

 我われと、さらにもう2組ほどの予約グループが行列から抜け出して、先に店内へと入れてもらう。

 予約している名前を告げると、「こちらにどうぞ」と、あらかじめ確保されている席に通される。

 6人の我われは、二つある6人テーブルのひとつに通される。2~3人で予約している人は、それぞれカウンターに確保されている予約席に案内されている。

 「お待たせしました」と外で待っている行列に声がかかり、店内にドドドッとお客さんたちが入ってくると、あっという間に満員打ち止めとなった。すごいっ!

 惜しくも入れなかった常連さんらしき中年カップルの女性は、

「残念だわ。また来るわね」

 と、本当に残念そうな顔をしながら帰っていった。

 「宇ち多゛」の場合は、1巡めで入れなくても、そのまま外の行列に並んで待つのだが、ここ「丸千葉」は、開店後に外に行列を作って待つという習慣はない(というか、むしろ外に行列を作って並んではいけない)みたいだ。

 まずは大瓶ビール(600円)で乾杯すると、つまみは、それぞれ名物らしきシメサバ(600円)やポテトサラダ(450円)などを、この店に何度も通っていて、今日の幹事でもあるO庭さんたちがサラサラっと注文してくれた。

 この店の人気の理由はいろいろとあると思うが、なんといってもその第一は、接客を担当している「やっちゃん」(男性)の存在だろう。

 やっちゃんは、こんなにも忙しそうな中で、お客みんなのことをよく見ていて、気軽にどんどん声をかけてくれる。初回から、まるで常連さんになったような気分にさせてくれるのだ。

 やっちゃんがかもし出してくれる求心力で、店全体が和気あいあいとひとまとまりになる。ほんわかとしたこの雰囲気がすばらしい。

 こういう店で、ゆっくりとくつろぐことが、まさに『酒場浴』なんだよなあ。

 鍋ものの締めに雑炊を注文すると、やっちゃんが(まわりに目を配りながらも)つきっきりで雑炊を作り上げてくれた。

 こうやって雑炊を作ってくれるのは、「O庭さんが常連だから特別」というわけではなくて、この店では普通のことらしい。それがまたすごいよね。

 あまりの居心地の良さに、3時間もの長っちりをしてしまった。

 気持ちよく過ごすことができると、料理やお酒まで、よりおいしく感じるよね。

 お勘定は6人で2万円(一人当たり3,333円)ほど。

 ああ楽しかった。どうもごちそうさま!

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開店前の「丸千葉」 / しめさば(600円) / ポテトサラダ(450円)

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カキフライ(600円) / あぶりとろ(500円) / オムレツ(650円)

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ゴボー天ぷら(450円) / 金宮ボトル(2,100円)でトマト割り / あんきも

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湯どうふ(800円)2人前 / できあがり / 鍋用の豆腐と白子を追加注文

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白子鍋できあがり / 雑炊を作ってくれるやっちゃん / 雑炊

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ソースやきそば(500円) / とりからあげ(600円) / 営業中の「丸千葉」

店情報

《平成28(2016)年2月6日(土)の記録》

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店情報: 「丸千葉(まるちば)」(南千住)

  • 店名: お食事処「丸千葉」
  • 電話: 03-3872-4216(予約可)
  • 住所: 〒111-0021 東京都台東区日本堤1-1-3
  • 営業: 14:00-21:00、水休
  • 場所: 南千住駅、三ノ輪駅から徒歩15分。浅草駅から徒歩25分。南千住駅を南側(上野側)に出て、大通り(都道464号・言問橋南千住線)に沿って南下すること約10分(750mほど)、「東浅草二丁目」の信号交差点を右折したすぐ先、右手。
    東京駅八重洲口から都バス「東42甲・南千住車庫前行」で(浅草橋駅前、蔵前駅前、東武浅草駅前等を経由して)約30分、清川二丁目バス停下車すぐ。
    上野駅前から都バス「上46・南千住駅東口行」で約20分、清川二丁目バス停下車すぐ。
  • メモ: 昭和30(1955)年頃の創業。平成8(1996)年にリニューアルして、現在のビルになった。
    にら玉子350、ソースやきそば500、生やさい500、ゴボー天ぷら450、串カツ500、イカフライ550、アジフライ550、カキフライ600、とりからあげ600、ミックスフライ750、とんかつ700、チキンステーキ550、ハムカツ450、きゅうりもみ400、いか丸やき550、天ぷら盛合せ1,100、とんなべ1,500、とりなべ1,500、たらちり1,000、湯どうふ800、かきなべ1,600、あんこう鍋2,200、よせ鍋2,800、たこからあげ450、まぐろぶつ切り550、かんぱち700、あじさしみ/たたき650、しめさば600、玉子丼700、親子丼800、かつ丼950、てっか丼950、エビフライ750、おさしみ三点盛1,100、かつ煮700、なす入マーボードーフ700、オムレツ650、山かけ500、月見500、とろろ千切500、玉子焼350、目玉焼300、まぐろ・いかさし盛合750、まぐろ・あまえび盛合750、とん汁350、なめこ汁300、チャーハン(汁付)750、おじや500、おかゆ500、まぐろ・かんぱち2点盛800、まだいさしみ650、あら煮500、たち魚バター炒め600、あげ玉入やっこ300、ふつうやっこ300、とり肉入りさといも煮380、とんそく400、もずく250、中おち550、マグロフライ600、たこからあげ450、なまあげ焼/煮250、にんにく焼/揚げ250、げそわさ350、うなぎも450、いかしおから250、ちくわ磯部揚げ350、焼きなす400、冷トマト300、春まき400、カキとレン草のバター炒め700、牛もつにこみ500、ししゃもかんろ煮450、なの花からしあへ300、にこごり20、牛タン入つくね350、くじらたつたあげ700、ポテトサラダ450、マグロナット450、イカナット450、ほうれん草ごまあへ350、なすみそいため650、肉入やさいいため700、肉入ピーマンイタメ650、イカニンニクイタメ700、あぶりとろ500。
    サッポロ大生750・中生600・小生420、大ビール(サッポロ、アサヒ、キリン)600、酒徳利(大)600・(小)300、ウーロンハイ400、白ハイボール400、焼酎300、ウイスキーハイボール450、冷酒700、にごり酒300、菊正宗400、デンキブラン330、梅酒オンザロック400、いいちこボトル2,200、眞露ボトル2,100、金宮ボトル2,100、麦焼酎「和ら麦」ボトル2,500。(2016年2月調べ)

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〔コラム〕店側だけの効率重視にびっくり!

老舗酒場


 日曜日、飲み友達と二人で、有名な老舗酒場に行った。

 午後2時半という、まさに昼下がりのこの時間、外から見た感じで9割ほどの入りだろうか。さすが人気店だ。

 表にある立ち飲みスペースは、7~8割り程度の入りで、ゆったり気味。

 我われも、吸い込まれるようにこの立ち飲みスペースに入った。

「お二人さんですか? 裏のテーブル席に回ってもらえますか」

 焼き台の向こう側に立っているおにいさんから、そう声がかかった。

『ん? どういうことだろう?』

 と不思議に思いながらも、言われるがままに、立ち飲みスペースの裏手にあるテーブル席が並ぶスペースへと回る。(もしかすると、この店の立ち飲みスペースには、ひとり客しか入れないのかもしれない。)

 テーブル席の入口を入るとすぐに、今度は店のおねえさんが、

「お二人さんですか? 相席あいせきでもいいですか?」

 と聞いてきた。もちろんいいですとも。人気店ではそれが当たり前だろう。

 ところが、店内へと進んでいくと、まだそれほど込み合ってなくて、完全に空いてるテーブルもある。

『え? 空いてるテーブルがあるのに、なんで相席なのかな?』

 と思いながら、おねえさんについていくと、一番手前側にカップルが向いあって座っている6人用テーブルの前にきた。

 6人用テーブルとはいうものの、本当に6人が座るとギューギューとなるぐらいのサイズだ。

『間の2席を空けて、奥に向かい合って座れというんだろうな』

 と奥に進もうとすると、おねえさんの口から、思ってもみなかった言葉が飛び出してきた。

「奥のどちらかに、おふたりが横並びになるように座ってください」

 なんですとっ!

 こんな季節なので、手前のカップルは、それぞれの上着(防寒着)を横の椅子の上に置いている。

 それをどかしてもらって、そこに我々が横並びで座れってこと?

 ということは、我々が座った後に残る横並びの2席にも、また次の二人客を入れようと考えてるわけだね。まだ空いてるテーブル席もあるのに……。

 この時点で、この店で飲もうという気は、まったくなくなってしまった。

「やめよう。ほかの店に行こう。こんな店で飲んじゃダメだ!」

 おそらく私は、もう2度とこの店には来ないと思う。

 酒場のきもは、やっぱり居心地。残念ながらこの店からは、『(客側の感情は無視した)店側だけの効率重視』という印象しか受けることができなかった。

 創業60年に近い老舗酒場。今はまだ、過去の遺産で人気を保つことができているのだろうけれど、こんな商売をしていたら、きっと長くは続かないだろうなあ。

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創業60年、横浜の老舗 … 「豚の味珍(ぶたのまいちん)」(横浜)

豚の頭


 「じぃえんとるまん新杉田店」からの帰り道、今年から単身赴任で横浜に越してきたI藤さんと二人で横浜駅で途中下車。I藤さんに「豚の味珍」をご紹介しようというねらいである。

 横浜駅西口・狸小路の中に、向かい合って本店(1階・2階)、新店(1階・2階)と、4軒の「豚の味珍」が並ぶなか、いつものように本店2階に上がり、カウンター席に座る。

 ちなみに店は4軒あるが出入口は3つ。本店2階の出入り口は、本店1階の出入り口と共有なのだ。

「やかん?」

 と聞いてくれる本店2階店長のきょうさんこと川野恭一さんに、

「えぇ、セットで2つ。あと頭と尻尾。ラッパもお願いします」

 と一気に注文。

 「やかん」というのは焼酎(400円)のこと。銘柄は特撰宝焼酎「マイルド」(25度)だ。

 「セットで」とお願いすると、缶ウーロン茶(150円)と、氷入りのコップを出してくれる。これでウーロン割りにしたりして楽しむわけだが、今日はI藤さんが「梅割りで飲んでみたい」ということで、焼酎は梅割りで、ウーロン茶はチェイサーとしていただいた。こんな飲み方もありだ。

 「ラッパ」は「辣白菜ラーパーツァイ」(310円)という白菜の漬物のこと。豚料理の合いの手にちょうどいい。

 そして名物の豚料理(各720円)は、いつもの尻尾の他に、今日は豚の頭も注文した。

 頭は、豚の頭肉かしらにくをチャーシュー状に巻いてスライスしたもの。豚肉そのものなので、この料理が食べられない人はいない。

 「内臓や、足、尻尾は苦手」という人もいるので、念のため頭をたのんでおいたのだけれど、I藤さんは尻尾も気に入ってくれたようだ。

 やかん(焼酎、400円)をおかわりして、つまみにはピータン(熟成されたアヒルの卵、310円)を追加注文した。

 1時間半ほど楽しんで、お勘定は二人で3,960円(ひとりあたり1,980円)だった。どうもごちそうさま!

 そうそう。「豚の味珍」は今月末(2016年2月29日)に創業60年を迎えます。

 そこで2月29日(月)から3月5日(土)までの6日間、豚料理6種類720円600円、やかん(焼酎)400円300円、ビール中瓶570円500円、清酒(富翁)410円300円、紹興酒410円300円などを割引価格で提供してくれるそうです。詳しくはお店のホームページをご確認ください。

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「豚の味珍」 / やかん(焼酎)のセット / ラッパ(辣白菜)

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豚の尻尾 / ピータン(皮蛋)

店情報前回

《平成28(2016)年2月5日(金)の記録》

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横浜名物の立ち飲み店 … 国民酒場「じぃえんとるまん新杉田店」(新杉田)

仕事帰りに軽く一献


 横浜での仕事を終えて、帰宅の前に軽く立ち飲みである。

 国民酒場「じぃえんとるまん」は、上大岡の本店の他、ここ新杉田店、そして相鉄線沿線に天王町店、二俣川店、三ツ境店が並び、もはや横浜名物の立ち飲み店といった感がある。

 私自身は、横浜への単身赴任時代に、この近くに住んでいたこともあって、ここ新杉田店に来ることが多かった。

 おぉ。大瓶ビール(アサヒスーパードライ)が380円という値段は変わっていないのがすばらしい。

 今日は3人でやってきたので、ひとり千円ずつを、立ち飲みテーブル上の小さいかごに入れて、生ビール中ジョッキ(370円)を3つもらって乾杯。

 つまみはマグロなかおち(250円)、しめさば(250円)、竹の子の土佐煮(100円)、みそにんにく(100円)からスタートだ。

 マグロなかおち、しめさば、にし貝、真いわし、赤いかなどの刺身類がそれぞれ250円。

 梅にんにく、みそにんにく、枝豆、冷奴、キムチ、かまぼこ、ちくわ、小肌、らっきょ、三角チーズなどの小鉢物がそれぞれ100円というのがうれしい。

 飲みものも料理も、キャッシュ・オン・デリバリ(料理と引き換え払い)で、籠の中からお金が取っていかれ、お釣りが置かれる。あとどのくらい飲み食いできるのか、ひと目でわかるのがいいよね。

 飲みものを焼酎のロックに切り替える。私は黒糖焼酎「里の曙」(200円)を選択。カシャーサやラム酒と同じ原料ながら、日本で造るとちゃんと焼酎になりますねえ。

 さらに籠のお金を少し追加しながら、キュウリ1本のぬか漬け(150円)や豚もつぴり辛炒め(300円)、注文を受けてから店内の厨房で揚げてくれる厚揚(200円)をもらって、焼酎もおかわりだ。

 1時間半ほど立ち飲んで、支払総額はひとり1,200~1,300円ほど。

 横浜にいるときは、ここからほんの10分ほどのところに住んでたのになあ。これから人の多い電車で東京まで帰らないといけないと思うと、なんとも気が重い。

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生ビールで乾杯 / マグロなかおち、竹の子の土佐煮 / しめさば

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みそにんにく / 黒糖焼酎「里の曙」ロック / ぬか漬け(きゅうり1本漬け)

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豚もつぴり辛炒め / 厚揚 / 今日の料理メニュー

店情報前回

《平成28(2016)年2月5日(金)の記録》

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もつだけのもつ煮込み … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

もつ煮込み


 もつ焼き屋の楽しみのひとつが「もつ煮込み」の存在。

 たいていのもつ焼き屋では、お通しが出されることはないので、出が速いもつ煮込みは、お通し代わりの「まず一品」的なつまみにもなるのだ。

 しかし、どの店のもつ煮込みもけっこうボリュームがあるので、「もつ煮込みを食べるか」、それとも「もつ煮込みを食べるのをあきらめて、その分、もつ焼きをたくさん食べるか」をはかりにかけないといけない。

 その結果、私自身はほとんどの場合、「もつ焼きをたくさん食べる」ほうを選んでいたのでした。

 ここ「ホルモン」でも、前にもつ煮込みを食べたのは、6年半前の夏のことだった。

 今日は久しぶりに、そのもつ煮込み(350円)をいただいた。

 毎朝10時頃から、レバ以外の残モツ(もつ焼き用に下ごしらえした残りの部分)を煮込み始めて、開店直前の午後5時ごろ、味噌で味付けしたら、ひとまず完成する。

 しかし、営業時間中も、ずっととろ火での煮込みが続いているので、時間が経つにつれて、だんだんと「よく煮」の状態になってくるのである。

 そして注文を受けると、大鍋から小鉢によそい、刻みネギをトッピングして出してくれる。

 これに卓上に置かれている一味唐辛子をパラパラとかけていただくのだ。

 シンプルな、もつ100%の煮込みがうまいことは言うまでもない。

 今日は午後6時過ぎに店に到着。

 焼酎の梅割り(250円)のあと、いつものようにまずはお新香(120円)をもらって、あぶら、おっぱい、ればを1本ずつ(各120円)、それぞれ塩焼きで注文。

 そのもつ焼きを食べたあと、もつ煮込みへと移行したのでした。

 私のとなりの席で、美味しそうにもつ焼きをつまんでいるのは、アリゾナ州(アメリカ南西部の州)出身で、早稲田大学に留学しているジョイさんという学生さん。

 すでに常連さんと言っていいほど、この店に通っているんだそうな。

 私もさらに焼酎の梅割りをおかわりして、2時間ほどの酒場浴。今日のお勘定は1,580円だった。どうもごちそうさま。

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もつ焼き「ホルモン」 / お新香と焼酎梅割り

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あぶら、おっぱい、れば(塩) / 卵付きこぶくろ、はつした、たんした(塩)

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《平成27(2015)年12月29日(火)の記録》

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具だくさんのネギマ鍋 … 「銀座じゃのめ」(銀座)

ネギマ鍋


 2~3センチ程度の長さにぶつ切りにした白ネギを、すき焼きのような割下(醤油、酒、みりん、だし)で煮る。

 この上に適当に切ったマグロをのせて、好みの煮え加減でいただく。

 マグロにはネギの香りが移り、ネギにはマグロの脂と旨味が移って双方が美味となる。

 戦前までは、あまり上等とは言い難い庶民的な料理だったが、江戸の町で好まれた鍋料理である。

 Wikipediaでは葱鮪ねぎま鍋のことがそう紹介されている。

 『ネギ』と『マ』グロだから、ネギマ鍋。きわめて単純なネーミングだ。

 しかしここ「銀座じゃのめ」の『マグロねぎま鍋』(1人前680円、注文は2人前から)には、さらにキノコ類や春菊なども入っていて具だくさん。マグロも美しいのぉ。

燗酒とお水 今日は、ブラジルに一緒に行ってたメンバーのひとり、I重さんが上京されたのに合わせて、同じくブラジルメンバーのI和泉さん、T内さんと私の合計4人が「銀座じゃのめ」に集まった。

 まずはヱビス生ビール(580円)で乾杯したあと、飲みものを日本酒に切り替えて、村上産の天然岩もずく(380円)、牛スジ煮込み(180円)などの定番のつまみをいただいたあと、マグロねぎま鍋(冒頭の写真は2人前)に突入した。

 さらにエイヒレや漬物盛り合わせなどでグイグイと飲んだあと、マグロねぎま鍋のスープで雑炊を作ってもらって〆とした。

 お勘定は4人で18,619円、ひとり当たり4,655円だった。どうもごちそうさま!

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ヱビス生 / お通しのメンマ(480円) / 村上産の天然岩もずく

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牛スジ煮込み / 取り分けたネギマ鍋 / 今宵のメンバー

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エイヒレの炙り / 漬物盛り合わせ / ネギマ雑炊

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《平成27(2015)年12月21日(月)の記録》

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これぞ究極の樽酒バー … 樽酒「路傍(ろぼう)」(中野)

樽酒


 せっかくの中野なのでもう1軒、ということで、やってきたのは樽酒「路傍」だ。

 土曜日、午後9時過ぎの店内は、ほぼ満席。

 店内はJ字型のカウンター10席程度のみなので、満席でも10人ほどである。

 囲炉裏を囲むようにJ字型に曲がった、いちばん奥の席だけが空いていたので、そこに座らせてもらう。

 この席に座るのは初めて。店主とほぼ同じ位置から、カウンター席にずらりと並んだ客の顔が見えるという特等席である。

 そして飲み物はもちろん、「千福」の樽酒である。

 この店の楽しみのひとつが、「千福」の樽酒を飲めること。「千福」の地元・呉でも、その樽酒は、めったに飲むことができないもんね。

 「千福」の樽酒は、樽の香りも少なくて、サラリとやわらかで、本当に飲みやすい。いい意味で、まさに「水のような」お酒なのである。

 この店の創業は昭和36(1961)年。今年で創業55年だ。

 現在は、二代目となる創業者の息子さん夫婦(と言っても私よりは年上)が切り盛りされている。

 昔ながらの普遍的居酒屋の姿を守ろうとされており、取り扱う料理(酒の肴)も、冷凍ものなどはなくて、昔ながらの季節の野菜を中心とした料理が多い。

 店主ご夫妻の共通の趣味が渓流釣りで、カウンター内上部に、ときどき自家製の川魚の干物がぶら下がっていたりする。

 その店主夫妻を中心に繰り広げられるお客たちの会話が、この店の最大の特徴でもある。

 店主の話題は幅広く、しかも話すだけはなくて、上手に客をのせて、話をさせる。たとえ一見さんであっても、ほとんどの場合は、知らず知らずのうちに店全体の会話の輪の中に取り込まれてしまうのだ。

 だからこの店には、ひとりか、せいぜい二人ぐらいで行くことが望ましい。

 そんな会話の中で楽しく過ごしているうちに、気がつけばそろそろ日付けが変わるころになっている。ここに来るといつも、時間が過ぎるのが速い。

 お通しのワサビ漬けと松前漬けの盛り合わせをつまみに、樽酒はけっきょく3杯(=3合)いただいたかなあ。お勘定は3千円弱。今夜もごちそうさまでした。

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樽酒「路傍」 / お通し(ワサビ漬け&松前漬け) / 店主ご夫妻と樽酒

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《平成28(2016)年1月9日(土)の記録》

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いつも絶妙な焼き加減 … もつやき「石松(いしまつ)」(中野)

牛シビレ


 店主・三浦さんの『焼き』の技術を味わうために、中野の「石松」にやってきた。

 焼いている肉の内部が見えているんじゃないかと思うほど、絶妙な焼き加減で出してくれる。

 ただし店内はカウンター7席のみと狭くて、たいてい満席。なかなか入ることができない店なのだ。

 ボトルキープしている「金宮焼酎」(1,500円)をお茶割りでもらって、他の人の注文に便乗して牛シビレ(150円)を注文すると、まず出されたのはお通し(350円)のウィンナー焼とウズラ焼。

 ちょうどそれらを食べ終わったころに、牛シビレも出てきた。これは串焼きではなくて、バラで焼いたもの。

 やっぱり焼き加減は絶妙だ。

 続いては好物の牛ミノ(150円)を焼いてもらう。牛ミノは、いつも醤油味で出してくれる。

 この店の場合、注文を受けてから肉を切って串に刺し、渋滞することなくそのまま焼き台で焼きあげて出してくれる。

 だから肉の鮮度もすばらしいのだ。

 考えてみれば、魚の刺身だって、あらかじめ造ったものを皿に並べて置いている店よりは、注文を受けてから刺身を引いて造ってくれたほうが鮮度がいいもんね。それと同じだ。

『最後にサッパリと野菜串でも焼いてもらおうかなあ』

 と思っていたら、ちょうどとなりの人がピーマン(150円)を注文したので、これまた私も便乗した。

 注文を受けてから下ごしらえをする店なので、他の人の注文と合わせて注文すると、いっぺんに下ごしらえすることができて出が早いのだ。

 サッと炙っただけのピーマンもおいしいね。

 1時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は800円なり。どうもごちそうさま!

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「石松」 / メニュー / キープボトルでお茶割り

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お通しのウィンナー焼とウズラ焼 / 牛ミノ / ピーマン

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《平成28(2016)年1月9日(土)の記録》

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改めて煮込みを味わう … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

もつ煮込み


 先日、飲み仲間たちと、「どこのもつ煮込みがおいしいか」という話で盛り上がった。

 すると直ちゃんから、「私は今は『すっぴん酒場』の煮込みが一番だと思う」という気になる発言があった。

 私自身はというと、このところ「すっぴん酒場」のもつ焼きにはまり気味で、もつ焼きはよく食べてるんだけど、もつ煮込みを食べてなかったなあ。

 2年ぐらい前に一度いただいたっきりだ。

『これはぜひもう一度食べにいかなきゃ!』

 ということで、土曜日の今日、「すっぴん酒場」へとやってきた。

「黒ホッピー(450円)と煮込み(300円)。あとシロ(100円)とハラミナンコツ(100円)をお願いします」

 こうして一気に注文したのには理由わけがある。

 一般的に、煮込みはあらかじめ大鍋で煮込まれていて、そこから小鉢に注いでくれるだけ。待たずにパッと出てくることが多い一品だ。

 でもここの煮込みは違う。

 下煮込みまでは済ませて、冷蔵庫で保存している煮込みを、注文を受けてから小鍋に取って、豆腐などの具材も加えて加熱し、この店の「もつ煮込み」として仕上げていくのである。

 いわゆる受注生産方式。だから煮込みができあがるまでに、ちょっと時間がかかる。

 このできあがりを待つ間にシロとハラミナンコツをいただこうという腹づもりなのだ。

 お通し(100円)のミニポテトサラダをつまみながら黒ホッピーを飲んでいるうちに、その腹づもりどおり、先にシロ(たれ焼き)、そしてハラミナンコツ(塩焼き)が焼きあがってきた。これらはもう安定のうまさである。

 さあ煮込みもできあがった。

 注文してから20分弱。それくらいはかかるのだ。

 お通しと一緒に出される、はしがわりの串2本で、もつをつまみながらいただく。

 なるほど! できたて熱々の煮込みは、たしかにおいしいや。

 沼袋「たつや」の『もつカレー煮込み』、都立家政「弐ノ十」の『煮大根』や『煮込みとんそく』に加えて、ここ「すっぴん酒場」の『もつ煮込み』か。

 この沿線で、ぜひ食べなきゃいけない煮込みがまた増えて、まさに「うれしい悲鳴」である。

 さらにツクネ(100円)やお新香(今日はカブとキュウリなので100円)、最後にレバ(100円)で〆て、黒ホッピーはソト1・ナカ4。

 1時間40分ほど立ち飲んで、その都度払いの支払総額は2,100円だった。どうもごちそうさま。

 「すっぴん酒場」のもつ煮込み、いいね!

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / お通しのポテトサラダ

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シロ / ハラミナンコツ / ツクネ

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お新香(カブとキュウリ) / レバ

店情報前回

《平成28(2016)年1月9日(土)の記録》

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馬刺し4点盛り合わせ … 郷菜ダイニング「えるもんど」(長洲)

馬刺し4点盛り合わせ


 いったん今夜の宿に戻ってひと休みしたあと、仕事を終えたS田さんと二人で、再び「えるもんど」へと向かう。このあと午後9時半ごろに、I和泉さん、S藤さんの2人が東京から到着し、この店で合流する予定なのだ。

「名物の馬刺しは、みんながそろってからにして、まずは普通のつまみで飲みましょう」

 先ほどの、ひとりゼロ次会とはうって変わって、今度は奥の掘りごたつ席で、ポテトフライ(400円)、トマトの揚げ出し(500円)、そしてイベリコ豚の炙り焼き(800円)を注文して、S田さんと乾杯です。

 午後9時前の店内は、8割以上の入り。火曜日でこうですからねえ。

 週末などは予約していないと入れないほどなんだそうな。

 注文した3品の料理がほぼ出そろったところへ、I和泉さん、S藤さんも到着。

 私も含めて4人とも、去年までブラジルで一緒に働いていたメンバーだ。

 こうして熊本に集まって飲めるとは。うれしいなあ。

 みんながそろったところで、名物の「馬刺し4点盛り合わせ」(2,300円)を注文。

 これは特選馬刺し(バラ肉、前バラと呼ばれる、馬肉の中で一番おいしいとされる部位)、ふたえご(あばら肉の外側をおおっている、身を脂がはさんでいる、馬にしかない部位)、たてがみ(コウネともいう、70%ほどがゼラチン質の部位)、赤身(脂身がないのでサッパリしているヒレ肉)の4種を盛り合わせたもので、見た目も美しい。これだけで3~4人前の量がある。

 「馬刺し3点盛り合わせ」(1,500円)というのもあって、こちらは4点盛りから特選馬刺しを抜いた2~3人前。

 部位ごとの単品の馬刺しや馬ユッケ、さらに馬レバー刺しなどもある。

 我われのほうはというと、米焼酎をボトル(2,500円)でもらって、湯割りでグイグイ。

 料理のほうも、さらに本日2度めとなる「馬ヒモの串焼き」(1人前2本で400円)や「厚切りベーコンと半熟玉子の和風サラダ」(700円)、魚介の「刺身3点盛り合わせ」(900円)を追加注文。

 日付けが変わるちょっと前まで楽しんで、お勘定は4人で14,700円(ひとり当たり3,675円)。

 焼酎ボトルも、2本めがちょっと残っているだけ。

 今夜もたいへんよく飲みました。どうもごちそうさま!

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「えるもんど」 / お通しと米焼酎の湯割り / ポテトフライ

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トマトの揚げ出し / イベリコ豚の炙り焼き / 赤身とたてがみを重ねていただく

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馬ヒモの串焼き2人前 / 厚切りベーコンと半熟玉子の和風サラダ / 刺身3点盛り合わせ

店情報前回

《平成28(2016)年1月26日(火)の記録》

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