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2016年3月

阿佐ヶ谷どうでしょう … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

昆布シメサバで燗酒


 カウンター席のまん中あたりに座り、いつものとおり生グレープフルーツサワー(411円)をもらい、つまみには昆布シメサバ(519円)とホウレン草(173円)を注文すると、サービスのお通し(←いつも果物)にはバナナが出された。

 そして出てきた昆布シメサバは、その名のとおり昆布がたっぷり!

 昆布じめにしたシメサバを、その昆布ごと刺身に引いて出してくれているのだ。

 その数、なんと14~15切れ!

 これで519円なんだから安いよねえ。

 これは絶対に燗酒だな。

 ちょうど1杯めの生グレープフルーツサワーもなくなったので、燗酒(銘柄は「蔵しぼり」)を2合(519円)でもらった。

 日曜日の今日は、杉並区の観光まちづくりシンポジウムとして、『すぎなみ「道草のススメ」 桃園川と飲み屋街散歩』が開催され、私も勉強に出かけた。

 桃園川というのは、荻窪から阿佐谷、高円寺を通過し、中野へと続く川のこと。今は地下に埋設されて暗渠あんきょになっている。

 そしてこの暗渠となっている通り沿いに、風情のある居酒屋がたくさんあって、多くの人たちの憩いの場になっているんだそうな。

 何人かの講師がご登壇されたが、私自身が最も興味をもったのは東大教授の松原隆一郎先生のお話。

 松原先生は「杉並まちなみ愛好家」として、「阿佐ヶ谷どうでしょう。」というサイトも運営されていて、「入りにくい」「入りたくない」と感じる酒場を積極的に回っておられるとのこと。

 私が好む「酒場浴」的なゆる~い雰囲気とは、まるで対極の酒場巡りである。

「アウェイ感あふれる酒場で、ずっと嫌われながら飲み続けてみよう!」

 なんてことを思いながら回り始めたところ、これが面白いんだそうだ。

「自分の価値観がガラッと変わります」と松原先生。

 そのディープな内容は、先ほどご紹介した「阿佐ヶ谷どうでしょう。」に詳しく書いてくださっているので、ぜひそちらをご覧ください。

 そして、そのシンポジウムが終わってから、おもむろに「川名」にやって来たのだった。

 今日の「川名」には、ご常連のK松さんもいらっしゃっている。

 K松さんは、この近くに住まれているのだが、4月から、ご実家のある祐天寺に移られるんだそうだ。

 名残を惜しみながら飲んでいるところへ、これまたご常連のM田さんもご来店。

 M田さんは、今日は伊豆でのマラソンに参加されたあとなんだそうで、サクッと飲んで、サクッと帰宅された。

 私のほうは、燗酒2合をおかわりして、豚バラ(130円)2本、豚トロ(130円)1本。その後さらに鳥軟骨つくね串(173円)と皮ニンニク串(173円)をもらって〆。

 お勘定は2,985円なり。どうもごちそうさま。

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生グレープフルーツサワー / バナナ、ほうれん草 / 昆布しめさば

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燗酒2合 / 豚バラ2本と豚トロ / 皮にんにく串、鳥軟骨つくね串

店情報前回

《平成28(2016)年3月20日(日)の記録》

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ランチのうな丼で燗酒 … うなぎ「川勢(かわせい)」(荻窪)

ランチのうな丼で燗酒


 うな丼をつまみに燗酒が飲みたくて、荻窪の「川勢」にやって来た。

 平日昼間に「川勢」にやって来たのは1年数か月ぶりだ。

 開店時刻の正午を5分ほど回ったばかりなのに、店内はもう満席。2階にもお客さんが入っている様子。相変わらず、すごい人気だなあ。

 かろうじて空いていた、角の席に入れてもらい、ビール(キリンラガー大瓶、600円)と、うなぎ串焼き一揃い(6本)を注文する。

 まず出てきたのは、ばら焼(220円)、ひれ焼(220円)、きも焼(220円)の3本。

 ばら焼は、うなぎの腹骨のところを集めて焼いたもの。骨はすごく細いので、それほど口にあたることもなくて、むしろ芳ばしく感じる。旨みが強く、人気が高い一品だ。

 ひれ焼は、うなぎの背ビレ、腹ビレを、ニラと一緒に串に巻いて焼いたもの。ニラの食感の中に、サクッとジューシーなヒレの感覚が混ざるのがいいんだなあ。

 ばら焼とひれ焼は、私の中で1、2を競う好物うなぎ串だ。

 きも焼は、本当はうなぎの肝臓(れば)以外の内臓を集めて焼いたもの。ればは、それだけ集めて、れば焼になるんだけれど、今日はれば焼がないそうで、きも焼の中に、ればが1切れだけ入ってた。

 うなぎの身は、蒲焼きや白焼きとして食べれるんだけれど、バラ、ヒレ、キモなどは、豚肉、牛肉でいうとホルモンと同じ。でも、ホルモンがうまいのと同じように、バラ、ヒレ、キモもうまいんだ!

 続いて出されたのは串巻(220円)だ。これは縦に細く切ったうなぎの身を、クネクネと串に刺して焼いたもの。

 追いかけるように出てきたのは、短冊たんざく焼(350円)。本来の一揃いでは、れば焼(220円)が出るんだけれど、今日はそのれば焼がないので、代わりに短冊焼になったようだ。

 短冊焼は、串に刺したミニ蒲焼きのようなもの。しかも蒸さずに焼くから、関西風の蒲焼きのような食感が楽しめるのだ。

 そして一揃いの最後は八幡巻(350円)。これはごぼうのまわりに、縦に細く切ったうなぎの身を巻いて焼いたもの。ごぼうとうなぎは相性がいい。

 この6本(合計1,580円)で一揃いは終わりだが、れば焼とこれら6種以外に、うなぎのカマのところの身を焼いた「えり焼」(220円)、レンコンのまわりにうなぎの身を巻いて焼いた「はす焼」(220円)の合計9種類が、うなぎ系の串焼き。他に、ねぎ焼、ししとう焼、しいたけ焼などの野菜の串焼き(各180円)がある。

 大瓶ビール1本で、一揃い6本をいただいたあとは、いよいよ満を持して、うな丼(ランチタイムは1,200円)と燗酒(450円)を注文。

 うな丼用の蒲焼きは、下焼きして蒸した状態でスタンバイされていて、注文を受けてから蒲焼きに仕上げて熱々ごはんに乗せてくれる。

 うな丼はもちろんのこと、定食に添えられるお新香と味噌汁もいいつまみになるんだなあ。

 普通のうなぎの蒲焼きだと、一所懸命食べないとすぐに冷めてしまうが、うな丼になっていると、ごはんの熱さもあって、お酒のつまみとしてゆっくりと食べても、なかなか冷めないのがありがたい。

 1時間ちょっと楽しんで、今日のお勘定は3,830円。超満腹である。

 そうそう。平日は12時半を過ぎると、1時に近づくにつれて、少しずつ余裕ができてくるようなので、飲みに行くのならそれぐらいの時間帯を狙うのがいいと思う。反省、反省。

 ちなみに、ランチタイムの営業は午後2時までなのでご注意を。

 最後にもうひとつ。改めて店主にも確認させていただいたところ、店の名前「川勢」の読み方は、「かわせい」だそうですので、よろしくお願いします。

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「川勢」 / 大瓶ビール / ばら焼、ひれ焼、きも焼

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串巻、短冊焼 / 八幡巻 / うな丼

店情報前回

《平成28(2016)年3月28日(月)の記録》

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〔お知らせ〕 「おとなの流儀 Vol.19」 駅前絶品やきとり酒場

おとなの流儀 Vol.19


 「おとなの流儀 Vol.19」(平成28(2016)年3月28日発売、税込760円)の巻頭大特集は『駅前絶品やきとり酒場』。

 今回の特集の中では私自身は、『焼き鳥呑みの流儀“十カ条”』という記事を書かせていただいています。

 この記事は写真取材付きで、鷺ノ宮駅近くの焼き鳥店、「くしとも」の店主や大女将さん、さらには常連のお客さんと一緒の写真も撮っていただきました。

 この焼き鳥特集の中の、各項目のタイトルは次のとおりです。

  • 駅近!焼き鳥名店 安くて旨い酒を呑む
  • 焼き鳥インタビュー(なぎら健壱)
  • 焼き鳥屋の旨い店の見分け方(河岸宏和・監修)
  • 焼き鳥『部位』トリビア
  • 焼き鳥呑みの流儀“十カ条”
  • 歌舞伎役者の市川左團次さんと人生を語りながら焼き鳥を味わう!
  • 大注目!今、ご当地焼き鳥が熱い!!
  • 難問珍問“焼き鳥”社会学クイズ!
  • “国技館やきとり”工場に潜入!
  • ひと味違う焼き鳥酒場(使って嬉しいクーポン付き)
  • なじみの店で酒を呑んで熱く語る!(中尾彬)

 そして、もう一つ。

 この本には「呑兵衛が厳選!本のつまみ 今宵はこの一冊に酔い痴れたい!」という大竹聡さんの連載があって、その中でなんと拙著「酒場百選」(ちくま文庫)をご紹介していただいているのでした!

 本当にありがとうございます。>大竹聡さん

 そんなわけで、今号もぜひご笑覧いただけるとありがたいです。

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東京でも大阪風串カツ … 串揚げ「たけちゃん」(三田)

生ビールで乾杯


 このところ、新大阪駅構内にあるエキナカ酒場「シオヤ」のほろ酔いセット(780円)に付いてくる串カツ(≒東京では串揚げ)を食べることが多いが、東京にも大阪風の串揚げが食べられるお店は多い。

 その先駆け的な1軒が、三田の「たけちゃん」だ。

 大阪は平野区にある老舗串カツ屋台「武田」の息子さんが、平成13(2001)年2月にオープン。今年で創業15年となった。

 店の入口側が立ち飲みのカウンター席と、座れるテーブル席。奥の間に2~4人掛けのテーブルが4卓。

 4人でやって来た我われは、奥のテーブル席の1つに座り、生ビール(キリン一番搾り、420円)をもらって乾杯すると、すぐに出されたのはお通しの枝豆と、串揚げとは切っても切り離せない定番のお供、ざく切りの生キャベツである。

 串揚げは「おまかせ串セット8本」(1,050円)を人数分注文した。

 単品で注文する場合は、牛肉、チーズ、ちくわ、ギョーザなどの90円ものから始まって、120円の串、180円の串、210円の串、そして220円の串という5種類の価格帯、約30種の定番串に、日替りの15種ほどが加わる。

 値段によって串が違っていて、これを目の前に置かれた湯呑みの中に立て、あとでお勘定してもらう仕組み。

 生ビールなどの飲みものも、それに応じた箸などが湯呑みに立てられ、お勘定のときに使われる。

 飲みものを、かち割りワイン(420円)に切り替えて、串揚げも何品かを追加し、もう一つの名物・どて焼き(120円)ももらう。

 2時間ほどゆっくりと過ごして、今日のお勘定は4人で17,620円(ひとり当たり4,405円)。やぁ、よく飲んだ、よく食べた。どうもごちそうさま。

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串揚げ「たけちゃん」 / 表の定番メニュー看板 / 日替りメニュー

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こんにゃく90、ちくわ120 / じゃがいも120、ウインナー120 / ワイン420

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ギョーザ90、牛肉90 / えび220、ねぎま220 / プチとまと120、もち豚120

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紅生姜120 / どて焼き120 / チーズ90

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サバ120 / レンコン120

店情報前回

《平成28(2016)年1月14日(木)の記録》

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軽くほろ酔いのはずが … エキナカ酒場「シオヤ(汐屋)」(新大阪)

ほろ酔いセット


 新大阪での会議を終えて、帰りの新幹線に乗るまでの間にやって来たのは、今回もエキナカ酒場「シオヤ」である。

 ここの「ほろ酔いセット」は、飲みもの1杯に、串カツ3本、そして小鉢ものが付いて780円。さっくりと飲むのにちょうどいいのだ。

 串カツ3本と小鉢は、「おまかせ」ということらしいのだが、前回も今回も串カツは牛肉、じゃがいも、ウインナーの3本で、小鉢はワカサギの南蛮漬けだ。

 飲みものも、いつもたいてい生ビール。

 飲みものは1杯では足りないので、ほろ酔いセット+もう1杯となることが多い。

 飲みものは、どれを選んでも1杯380円なので、ほろ酔いセットの780円と合わせて、けっきょく1,160円となる。

 ところが!

 今日はそれでは終わらなかった。

「金曜日だし、明日から三連休だから、もうちょっと飲んで帰ろう。6時半まで飲もう!」

 という話になった。ちなみに、いつもは6時ぐらいまで飲んでるから、それより30分ほど長いってことだ。

 そこで私も、生ビール+芋焼酎「こく紫」のロック(380円)に加えて、さらに「こく紫」のロックをおかわりした。

 つまみには、いつもテーブル上に置かれたメニューが気になっていた「淡路島・岩屋漁港直送の活けなまこ酢」(280円)を注文してみたら、出てきたナマコ酢の器の小さいこと! 当然のように中身も少ない。やっぱり値段なりなんだねえ(笑)

 他にも鶏の唐揚げ(280円)、ポテトフライ(280円)、トマトスライス(280円)、そして初カツオたたき(480円)などをもらって飲み進める。

 最後にもう1杯、焼酎ロックをもらって、けっきょく生ビール+焼酎ロック3杯も飲んでしまったぜい。他のメンバー(総勢6人)も同じようなもんだ。

 お勘定はみんなで1万5千円(ひとり2,500円ずつ)。

 これはもう、ほろ酔いセットならぬ、泥酔セットである。

 で、帰りは新大阪始発の新幹線の自由席に並んで座り、さらに東京まで、2時間半の間、じっくりと飲みながら帰ってきたのであった。

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ワカサギ南蛮漬け、生ビール / 串カツ3本 / 芋焼酎「こく紫」ロック

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活けなまこ酢 / メニューは大きいんだけど…… / 鶏の唐揚げ

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トマトスライス / 初カツオたたき / ポテトフライ

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新幹線で角ハイボール / 「よかいち」水割り / 車内販売でウイスキーを追加

店情報前回

◇   ◇   ◇

酢豚定食


 そうそう。ここエキナカ酒場「シオヤ」は、ランチの海鮮丼が安いことでも知られている。なにしろ海鮮丼に味噌汁も付いて380円なんだから!

 でも今日は、あえて別の店の昼食を試してみた。

 新大阪駅東口を出てすぐのところにあるラーメン「一番」だ。

 昼の定食はすべて600円で、ごはんとスープはおかわり自由。今日の定食は、酢豚、唐揚げ、ヒレカツ、えびフライ、煮込みハンバーグ、カキフライ、イワシフライ、豚肉の生姜焼きの8種類。定食には漬物とモヤシのナムル、そしてキャベツの千切りサラダが付く。

 外から見ると、そんなににぎわってる感じはしないんだけど、店内はほぼ満席。かろうじて空いていたカウンター席の一角に座ることができた。

 そして酢豚定食を注文。

 定食の出が比較的早いというのも、昼休みが短いサラリーマンにとってはありがたいよね。

 となりに座ったおじさんは、ラーメン(600円)を注文。ランチタイムはプラス100円で、ごはん(おかわり自由)と一品(←キャベツの千切りサラダだった)が付く。

 回転がいいから、どんどん客が入れ替わっていく。ここもまた大人気店なんだね。

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昼食はラーメン「一番」で / お昼のメニュー / 酢豚定食の酢豚

《平成28(2016)年3月18日(金)の記録》

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〔お知らせ〕 「おとなの流儀」 極上ホルモンの愉しみ

おとなの流儀 vol.17


 これはもうだいぶ前に出版された本ですが、ご紹介するのを忘れていたので、今さらながら……。

 「おとなの流儀 vol.17」(平成28(2016)年1月26日発売、税込760円)の巻頭大特集は『極上ホルモンの愉しみ』。

 その特集の中で、私自身は、「食」の経営コンサルタントの余語和彦さん、料理研究家でワインアドバイザーの伊野由布子さん、そして「至高のはらわた」のGaily Amahaさんと4人で、ホルモン選定委員会を設けて、

『今、食べておきたい極旨ホルモン!』

 と題して、モツ串焼き、ホルモン炒め、ホルモン焼き、モツ鍋、冷製、モツ煮という、それぞれのジャンルでのおすすめ店をご紹介させていただいたのでした。

 この委員会、実際にこの4人(+出版社の方)が都内の酒場に集まって、侃々諤々かんかんがくがくの議論をさせていただいたのですが、これがまあ勉強になること!

 私が行ったことがない、知らないお店の話題もたくさん登場したのがうれしかったなあ。

 この日、話に出たお店がぜ~んぶ掲載できれば、ものすごいホルモン本になりそうなのですが、実際には取材不可のお店も多かったのが残念でした。

 それでも、結果的にはすばらしいページに仕上げていただいたと思っています。

 同じホルモン特集のなかにある別のコーナーのタイトルは次のとおりです。

  • 注文で迷わないためのホルモン基礎知識
  • ホルモンを食べながらひとり呑み(藤木TDC)
  • 有名元アスリートが経営する料理店のモツ鍋&ホルモン!
  • ちょっと変わったホルモン料理で一杯!
  • 激戦地“亀戸”で はしごホルモン
  • ちょっと物知りになれるホルモン面白雑学
  • 地方ホルモンお取り寄せガイド
  • 「こてっちゃん」簡単おつまみレシピ

 まだ入手可能ですので、ぜひご笑覧ください。

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二階の座敷で沖縄料理 … 沖縄居酒屋「赤い鼻(あかいはな)」(西荻窪)

二階の座敷で沖縄料理


 1軒めの焼とり「よね田」を出たところで、遅れていたM野さんと合流。

 総勢8人で二次会へと向かったのは、これまた倉嶋編集長おすすめの沖縄居酒屋「赤い鼻」である。

「この店の二階席からの眺めがお気に入りなんですよ」

 という編集長の言葉に従って、2階座敷席の窓際の席に陣取る。

 この店の前の路地は、西荻窪きっての人気大衆酒場「えびす」のちょうど裏手にあたる。

 この狭い路地には、行列のできるラーメン屋「はつね」などの小さい飲食店がひしめいていて、その路地を行き交う人たちの景色がいいのだ。

 ここでもまたジーマミー豆腐(450円)、島らっきょ(450円)、ゴーヤーチャンプルー(550円)などの沖縄料理の数々を注文して、シークヮーサーサワー(450円)をグイグイといただく。

 西荻窪は東京23区の西の果て。駅から500メートルほど西に行くと、東京都下の武蔵野市に入るのだ。

 そういう場所に、まるで『最後のとりで』のように、いい酒場街が残ってるんだよなあ。

 赤羽しかり、蒲田しかり、金町しかり、小岩・江戸川しかり。他にもきっと、いろいろあるに違いない。

 たっぷりと3時間近く楽しんで、お勘定は21,450円(ひとりあたり2,680円ほど)と、これまた飲んで食べた割りには安かった。さすが西荻窪である。

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泡盛 / シークヮーサーサワー(450円)で乾杯 / お店の猫

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ジーマミー豆腐(450円) / 島らっきょ(450円) / ゴーヤーチャンプルー(550円)

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野菜チャンプルー(500円) / 人参しりしりー(450円) / 豚トマピーマン炒め(700円)

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アーサ天ぷら(550円) / ゴーヤーチャーハン(550円) / 沖縄みそ汁(700円)

店情報

《平成28(2016)年2月27日(土)の記録》

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店情報: 沖縄居酒屋「赤い鼻(あかいはな)」(西荻窪)

    赤い鼻
  • 店名: 沖縄居酒屋「赤い鼻」
  • 電話: 090-1457-8166
  • 住所: 167-0053 東京都杉並区西荻南3-11-5
  • 営業: 19:00-03:00、火と第2・4水休
  • 場所: JR中央線・西荻窪駅南口から徒歩2分。南口を出て、右手前方に見える「松屋」のある路地に入り、すぐ先のト字路(トの角がラーメン「はつね」で、その向こう側が焼とり「よね田」)を右折して、20メートルほど先、左手。「やきとり戎 西荻南口店」の裏手に当たる場所。
  • メモ: 平成13(2001)年6月創業。宮古島生まれの赤い鼻をしたマスターが営む沖縄料理屋だったそうだが、平成24(2012)年8月にそのマスターが他界。あとを継いだのが台湾の方だそうで、現在のメニューには台湾料理も並んでいる。1階はカウンター席とテーブル席。2階は座敷席(最大20名)。
    〔とりあえず!〕枝豆250、もろきゅう300、冷しトマト300、冷奴380、ゴーヤースライス400、もずく酢400、アーサ酢400、わたガラス豆腐400、すくガラス豆腐400、ミミガー(にんにく醤油)400、ミミガー(酢味噌)450、島らっきょ450、ジーマミー豆腐450、豆腐よう500、ゴーヤー納豆豆腐550、ゴーヤーマカロニサラダ550、ラフテー800。
    〔チャンプルー〕野菜チャンプルー500、ゴーヤーチャンプルー550、とうふチャンプルー600、そうめんチャンプルー600、フーチャンプルー650。
    〔焼き物&炒め物〕かまぼこ焼き350、人参しりしりー450、ポークたまご500、ニラたま500、ヒラヤーチー500、ゴーヤーカレー炒め550、豚辛味噌炒め650、豚トマピーマン炒め700、クーブイリチー500。
    〔沖縄汁そば〕沖縄そば(半玉)400/(1玉)750、カレーそば450、アーサどば650、辛味噌そば750。 〔沖縄焼きそば〕しょうゆ味600、カレー味600、ケチャップ味600、イカスミ味700。 〔ごはん物〕沖縄チャンポン800、ゴーヤーチャーハン550、フーチバージューシー500。
    〔台湾料理〕鳥胸肉和え(シークワーサー)300、鳥胸肉和え(豆板醤)300、えのきサラダ300、干し豆腐350、鴨ロース400、水餃子400、ビーフン500、マーボー豆腐600。
    〔揚げ物〕にんにく揚げ350、ゴーヤー天ぷら550、アーサ天ぷら550。 〔汁物〕アーサー汁400、湯豆腐600、沖縄みそ汁700。
    〔BEER〕キリン生ビール400、アサヒ瓶ビール400、オリオン缶ビール380。 〔酎ハイ〕さんぴんハイ350、うっちんハイ350、緑茶ハイ350、豆乳ハイ450。 〔おすすめ〕ハイボール380、ハードシードル400、にんにく酒600、ハブ酒800。
    〔南国サワー〕シークヮーサー450、アセロラ450、沖縄みかん450、生レモン450、パイナップル500、パッションフルーツ500、マンゴー500、ザクロ500。 〔梅酒〕瑞泉梅酒550、紅芋梅酒550、シークヮーサー梅酒550。 〔日本酒〕菊正宗 一合450。
    〔泡盛〕菊之露30度450、菊之露(古酒)40度550、残波(白)25度400/(黒)30度550、瑞泉30度400、くら25度450、久米仙(古酒)43度450、八重泉30度550、多良川30度450、忠孝30度450、まさひろ(古酒)43度800。 〔かわり焼酎〕二階堂500、ダバダ火振(栗)500、浜千鳥乃詩(黒糖)500。(2016年2月調べ)

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〔お知らせ〕 『酒場100軒』:「散歩の達人」創刊20周年記念

散歩の達人4月特大号


 1996年4月号で産声を上げた月刊「散歩の達人」(交通新聞社刊)は、2016年4月号で創刊20周年を迎えました。

 それを記念する特別企画として、4~6月号の3号連続で、『酒場100軒』『食堂100軒』『喫茶100軒』を特集するとのこと。

 その1冊め、3月19日に発売された2016年4月特大号(税込780円)の特集は『酒場100軒』です。

 私も、その『酒場100軒』の選者のひとりに加えていただきました。

<4月号特集「酒場100軒」に登場する選者>
亀和田武(作家・コラムニスト)/ラズウェル細木(漫画家)/
橘家文左衛門(落語家)/前田司郎(劇作家・小説家)/
町田 忍(庶民文化研究家)/西村賢太(私小説家)/
東陽片岡(漫画家)/手塚能理子(『アックス』編集長)/
倉嶋紀和子(『古典酒場』編集長)/吉田戦車(漫画家)/
福澤 朗(アナウンサー)/三遊亭好楽(落語家)/
池内 紀(ドイツ文学者)/久住昌之(漫画家・エッセイスト)/
中野純(体験作家)/渡邉和彦(『酒とつまみ』編集長)/
園子温(映画監督)/カベルナリア吉田(紀行ライター)/
杉作J太郎(映画監督・漫画家)/中里和人(写真家)/
佐野史郎(俳優)/和嶋慎治(人間椅子・ギターボーカル)/
近田春夫(ミュージシャン、コラムニスト)/瀬戸正人(写真家)/
マーティ・フリードマン(ギタリスト、作曲家)/
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)/
木村衣有子(文筆家)/大田垣晴子(イラストレーター)/
藤原ヒロユキ(ビアジャーナリスト)/岸久(日本バーテンダー協会会長)/
坂崎重盛(エッセイスト)/マッキー牧元(タベアルキスト)/
浜田信郎(居酒屋礼賛ブログ主宰)/山内聖子(日本酒・呑みますライター)/
上島竜兵・肥後克弘(お笑い芸人)/樋口毅宏(作家)/
ブラボー川上(ライター・飲み屋店主)/大島健二(建築家)/
河井克夫(漫画家)/玉袋筋太郎(お笑い芸人)/
さくらいよしえ(せんべろライター)/岩井志麻子(作家)/
しみけん(AV男優)/佐藤仁美(女優)/
村瀬秀信(「絶頂チェーン店」ライター)/散歩の達人編集部
ほか、計100人(組)

 持ち歩きに便利な小冊子「酒場100軒 持ち歩き散歩帖」(A5判/16ページ/マップ付き)が付録されています。

 ぜひご笑覧ください。

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〔お知らせ〕 宝島社「大衆酒場の達人」

大衆酒場の達人


 宝島社から「大衆酒場の達人」(2016年3月17日、1,000円+消費税)が発売されました。

 私も、「酔わせて下町」の藤原法仁さん、「至高のはらわた」のGaily Amahaさんと一緒に、『3人のレジェンドがガチンコ評価! 東京「もつ焼き」番付 2016年春』というコーナーに登場しております。

 宇ち中さんの『「宇ち多゛」を100倍楽しむ方法』も載ってます。

 この本の目次は次のとおりです。

  • 001 久住昌之 「孤独のグルメ」に学ぶ! 大衆酒場の歩き方
  • 004 絶景グラビア 東京「煮込み」三十六計
  • 014 大竹 聡 ウンチク不要の酒「ホッピー」の誘惑
  • 018 サッポロ「赤星」がレアな理由
  • 020 漫画「取材NG店」の威厳に酔う!? 東京最後の“秘境酒場”潜入記
  • 026 貝、うなぎ、いか……“専門店”飲みの悦楽 ストイックにこだわる「○○だけ」の店!
  • 032 江口寿史 「KING OF POP」が愛する定食屋でビール!
  • 036 東京「ご当地酒」の世界
  • 040 3人のレジェンドがガチンコ評価! 東京「もつ焼き」番付 2016年春
  • 048 「宇ち多゛」を100倍楽しむ方法
  • 050 柳沢きみお ビールに「氷」と「赤ワイン」“変態飲み”が実に美味し!
  • 053「2杯+1品」で大満足できる! せんべろ酒場ベスト20
  • 057 日本の酒都! 京成立石《裏》ガイド
  • 061 大人気「キンミヤ」ブームの謎に迫る!
  • 065 西村賢太 鶯谷「信濃路」へのアンビバレンツな愛着
  • 070 大阪「名物おかん」のいる店
  • 076 飲ん兵衛記者の「朝から飲める店」実況中継
  • 081 西部 邁 「演劇的精神」が失われた大衆酒場に興味はない
  • 086 橋本健二 大衆酒場ブームは本当なのか?
  • 088 東京23区の酒場で一番安い「瓶ビール」を探せ!
  • 092 鈴木琢磨 “居酒屋記者”による酒場論
  • 095 酒場で女がトキメク瞬間
  • 096 知っていますか?「アルコール依存症」の恐怖
  • 097 名古屋「老舗酒場」をゆく
  • 102 この「オリジナルメニュー」がすごい!
  • 106 新宿ゴールデン街《新》歩き方

 ぜひご笑覧ください。

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ひとりつくね1本の会 … 焼とり「よね田(よねだ)」(西荻窪)

限定つくね+目玉焼き


「あれから1か月。つくね1本食べられなかった編集長の思いを果たすべく、再度集結いたします」

 という宇ち中さんからの呼びかけに、呑み仲間たちが西荻窪の「よね田」の2階座敷に集まった。

 「あれから」というのは、1月に集まった中野「よね田」での飲み会のこと。

 「よね田」名物の限定つくね(210円)を、「ぜひひとり1本ずつ注文しましょう」と、「よね田」大常連の「古典酒場」の倉嶋編集長が提案してくれたのに、その巨大さに恐れをなした他のメンバーから「大き過ぎるから、ふたりで1本程度で……」という声が上がり、結局、「ふたりで1本」に落ち着いたのだった。

 しかしながらそのときの、

「私はいつも、ひとりで1本、食べてるんだけどなあ……」

 という編集長のいかにも残念そうな声に応えて、宇ち中さんが『今度こそひとりつくね1本の会!』を企画してくれたのであ~る。

 ホッピー(400円)をもらって乾杯し、まっ先に注文するのは、その限定つくね(210円)と、トッピング目玉焼き(100円)である。トッピングの目玉焼きには、お好みでエクストラバージン・オリーブ油かゴマ油をかけてもらうことができる。

 この巨大なつくねは、焼き上がるのに1時間ほどかかるので、それを待ちながらつまむ料理として、「鳥刺し(大)」(480円)、「煮込み豆腐(大)」(500円)、「キャベツの浅漬け」(300円)×2、「みそきゅうり」(300円)×2のほか、大山地鶏の焼き鳥も、「ボンジリ」(1本200円)と「なんこつ」(1本200円)を、それぞれ3本ずつ注文した。

 7人という人数の割りには、料理の注文が少なめだが、なにしろ最後にずっしりと重くて、それだけで満腹になりそうな限定つくねが、ひとり1本ずつ控えている。他の料理は「少なめ」にしておくぐらいがちょうどいいのである。

 あとはひたすら飲む飲む飲む。

 ひとり1本ずつのつくねも無事に完食して2時間ほどの滞在。

 今日のお勘定は、7人で13,340円(ひとり当たり1,906円)という低価格だった。

 ものすごく飲んだのに、さすが「よね田」だなあ。どうもごちそうさま。

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鳥刺し(大) / 煮込み豆腐(大) / キャベツの浅漬け

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みそきゅうり / ボンジリ / なんこつ

店情報前回

《平成28(2016)年2月27日(土)の記録》

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めかぶ山芋納豆で燗酒 … 居酒屋「丸山(まるやま)」(阿佐ケ谷)

めかぶ山芋納豆で燗酒


 手書きの黒板メニューに「めかぶ・山芋・納豆 400円」とある。

「すみません。このめかぶのメニューは、めかぶと山芋と納豆が全部入ってるってこと? それとも三つのうちどれかを選ぶってことなんでしょうか?」

 と確認してみると、三つとも全部が入ったおつまみとのこと。それはいいねえ。

 さっそく注文したら、その三種に、さらに刻みネギと刻みノリ、そしてワサビも付いた小鉢がやってきた。

 グリグリっと混ぜて味見して、ちょっとだけ醤油を加えて、もう一度混ぜたら完成だ。

 ズズズっとすすり込む。う~ん、うまし!

 これはもう、燗酒にピッタリのつまみだなあ。

 でも、ホワイトボードメニューってことは、いつもあるとは限らないってことか。あるときには必食の一品だな。

 今日は、会社の帰り道にJR中央線・阿佐ヶ谷駅と、西武新宿線・鷺ノ宮駅のちょうど間あたり(どちらの駅からも歩くと15分ぐらいかかるところ)にある居酒屋「丸山」にやってきた。

 まずはサッポロラガー中瓶(520円)をもらって、のどを潤すと、すぐに出されたお通し(200円)は、貝ヒモとウインナーの煮物だ。えっ?と思うような組み合わせなんだけど、これがうまいんだからびっくりだ。スパイシーな味わいがいいねえ。

 つまみは、日替りの黒板メニューから「沖めばる刺身」(450円)を注文した。

 刺身はすべて黒板メニューで、今日は「めじな刺身」(400円)、「あじ刺身」(400円)、「まぐろ刺身」(600円)などが並んでいる。

 出てきた沖めばる刺身は5切れと、ひとりで食べるのにちょうどいい。

 この店が開店したのは、今から15~16年ほど前。平成12(2000)年ごろのことだった。

 オープン当初は、まるでサラリーマンのような風貌だった店主が、今は、いい意味で「居酒屋の親父さん」っぽくなってきて、地元の人たちにも愛される安定感のある酒場になった。

 カウンター5席、テーブル18席の店内は、私のようなひとり飲みの呑兵衛のんべえの他、家族連れやカップル、近所の女性同士らしきグループ客と、老若男女、幅広い。

 近くに大きな会社がないので、同じ会社のサラリーマン同士という感じのグループ客はいない。これが都心部の酒場との大きな違いだろうな。

 ビールを飲み干したところで、燗酒を大徳利(2合690円)でもらうと、「あさ開」の燗酒が出された。

 ちなみにこの店には樽ホッピー(400円)もある。後ろのテーブルのお客さんは、はじめてホッピーを飲んだらしく、しきりに「これは薄いなあ」と言いながら飲んでいる。

 そう。ホッピーはプリン体ゼロに加えて、低糖質、低カロリーなので、コクがなくて、さらりと薄い味わいに感じる。

 ところがこれが意外と効くんだよなあ。「あとが怖い」お酒のひとつなのである。

 そして、沖めばる刺身のあとに、冒頭でご紹介した「めかぶ山芋納豆」(400円)を注文したのだった。

 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は2,260円だった。どうもごちそうさま。

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居酒屋「丸山」 / 瓶ビールとお通し / 沖めばる刺身

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燗酒2合 / めかぶ山芋納豆 / グリグリっとかき混ぜていただく

店情報前回

《平成28(2016)年3月17日(木)の記録》

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新大坂から松山を経て … トリスバー「露口(つゆぐち)」(松山・大街道)ほか

露口


 松山に帰省したら、「露口」に寄らずにはいられない。

 今年の夏、創業58年を迎える、松山を代表する老舗バーである。

 ポップコーンをつまみに、ビシッと濃い目の角ハイボールを3杯いただいて、今宵のお勘定は2,500円だ。


【3月11日(金)】

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 今回の松山への帰省は、金曜日の大阪出張から始まった。午前中に大阪まで移動し、昼食は新大阪駅構内の「浪花そば」で、きつねうどん(400円)+巻き寿司(4個180円)。だしがうまいのぉ!

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 大阪での仕事を終えて、今宵は「エキナカ酒場シオヤ」では飲まずに、そのまま下りの新幹線に乗り込み、ミックスナッツをつまみに缶ビールを飲みながら、岡山へと向かう。

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 岡山駅で「桃太郎の祭ずし」(1,000円)とワンカップ大関、そして缶入りの角ハイボールを買い込んで、松山行きの特急「しおかぜ」に乗車。ここから約3時間で松山だ。


【3月12日(土)】

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 今回の帰省では、自宅ではなくて道後温泉の近くに宿をとって宿泊。

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 そんな松山での朝食は、なんと「すき家」の「まぜのっけごはん朝食」(320円)。まったく松山らしくない、全国共通の味わいだ。でも近くに「すき家」を見かけると、つい食べたくなる朝食メニューなんだなあ。

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 昼食は、一転して松山名物、「アサヒ」の「鍋焼玉子うどん」(600円)である。ちなみに、この店のメニューには「鍋焼玉子うどん」の他、普通の「鍋焼うどん」(550円)、「いなり」(1皿260円、1個130円)と、ソフトドリンク(各種150円)しかない。

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 松山で鍋焼きうどんというと、ここ「アサヒ」と、すぐ近くの「ことり」の2軒が有名。「ことり」のメニューはよりシンプルで、「鍋焼うどん」(520円)と「いなりずし」(2個260円)のみ。ちょうど昼どきとあって、どちらの店にも行列ができている。

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 そして夕方。道後温泉本館で温泉に入ってから飲みに出ようと思っていたんだけど、その道後温泉本館には入浴チケットを買うための大行列ができている。う~む。仕方がない。さきに飲みにいって、帰りにまた寄ってみるか。

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 そんなわけで、やって来たのが「赤丹本店」である。このお店のことは、すでにこの前の記事でご紹介したとおり。

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 さらにそのあとが、冒頭でご紹介した「露口」だ。店に入ったときには半分ぐらいの入りだったのに、あっという間に満席になった。りんとした雰囲気のマスターと、ゆるやか~ななごみ感を持っている朝子さん(奥さま)の絶妙な組み合わせがいいんだよなあ。

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 帰り道にもう一度立ち寄った道後温泉本館。今度は入ることができた。入浴料は410円だけど、宿でもらえる「松山観光割引クーポン券」があると320円だ。貸しタオル(みかん石けん付きで60円)を借りて入る。道後温泉本館のお湯につかったのは、生まれて初めてだ。


【3月13日(日)】

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 今日の朝食も、昨日と同じく「すき家」の「まぜのっけごはん朝食」(320円)。ただし今日は、ごはんの上にまず「牛小鉢」を全部のせて、その上によ~くかき混ぜたオクラ、温玉、カツオ節をのせる。こうすることで、牛丼メニューのひとつ「かつぶしオクラ牛丼」(470円)に、温玉(60円)と味噌汁(80円)を付けたのと同じような状態になるのだ。お得でしょ!

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 昼食は、JR松山駅のすぐ近くにある、らーめん「おが多」で、基本の「らーめん」(700円)+ワカメご飯(ランチタイムは50円)。すっきりとした鶏がらスープに、たっぷりの刻みネギ。3枚のチャーシューもうまし。ワカメご飯は最後までとっておいて、麺を食べ終えてから、レンゲでスープをすすりながらいただいた。

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 午後2時過ぎの飛行機に乗ると、5時には自宅に到着。トコトコと歩いて向かうは「川名」である。焼き鳥をつまみにホッピーを飲んで。あっという間に過ぎた週末だった。

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大根煮 / 鳥軟骨つくね串173、鳥中おち串130 / 豚トロ串130、豚バラ串130

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日替りメニュー / ガーリックウインナー串195、黒ホッピー411 / エノキバター324

・「露口」の店情報前回) / 「川名」の店情報前回

《平成28(2016)年3月11日(金)~13日(日)の記録》

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変わらぬ老舗に大安心 … おでん「赤丹本店(あかたんほんてん)」(松山・松山市駅)

松山「赤丹」のおでん


 8年ぶりに松山の「赤丹本店」にやってきた。

 昭和6(1931)年創業、カウンター13席のみの店内は、一番手前側の1席と、奥から2番目の1席が空いているのみ。

「どっちでもええけど、奥のほうがええじゃろ」

 という女将おかみさんのすすめに従って、奥から2番目の席に座る。

 まずは瓶ビール(キリン一番搾り大瓶、650円←税抜き表記、以下同じ)をもらって、コップ1杯をグイッとあおり、のどを潤す。ッカァ~ッ。この冷たさが心地よいのぉ。

 そして目を上げると、女将さんが右手に菜箸、左手におでん用の赤い小皿をもって、おでん鍋の前にスタンバイしてくれている。

 これがこの店のスタイル。どの客もまずは何品かのおでんをもらうのだ。

 だから、新しいお客が来るたびに、女将さんはすぐにおでんを取れる体勢で鍋前にスタンバイするのである。

 おでんよりも何よりも、女将さんご自身がお元気であることに、まず安心した。今年で83歳になるそうだが、背筋もシャキッと伸びていて、ちっとも変わらない。

「いいやあ、だいぶボケ始めとるんよ(笑)」

 とご本人は笑うが、そんな様子はまったくない。お元気そのものだ。

 店は女将さんと、その息子さんご夫妻の、3人で切り盛りされている。

 奥から2番目のこの場所からは、おでん鍋の様子がよく見えないので、いったん立ち上がっておでん鍋をのぞき込んでから、

「厚揚げと……」と注文し始めると、

「これ?(と菜箸で指し示してくれながら)これは焼き豆腐じゃね」と女将さん。

「あ。じゃ、その焼き豆腐と、すじ(牛スジ)、あと竹の子をください」

 1ラウンドめは3本を取ってもらった。

 ゆる~く溶いた『からしみそ』が、たっぷりと添えられるのが、こちらのおでんの大きな特徴。かなり多めにつけても、辛さはほとんどない。

 さらにおでんには串が1本ずつ打ってあって、後からその串の数で計算する仕組み。床に捨ててはいけません。(推定だけど、おでんは1本120円ぐらいのようだ。長い串と短い串があるけど、値段は変わらないみたい。)

 最初の3品はあっという間に食べ終えて、イイダコを追加注文。イイダコは1串に2つ、丸のままの姿で刺され、煮込まれている。

 今がちょうどその体内に卵を持つ時期なのだが、ひと箱で仕入れると、卵が入っているものも入っていないものもあるそうだ。

 私のも、1つは卵が入っていたが、もう1つは入っていなかった。

 イイダコの“イイ”というのは、この卵がびっしりと詰まった様子が、ごはんに似ているから、イイ(=飯)ダコと呼ばれるようになったらしい。

 そう考えると、卵が入っていないイイダコは、もはやイイダコとは呼べず、ただのタコだな。それでも十分おいしいけどね。

 おでん以外のつまみは、日替りでホワイトボードに書き出されている。今日のは次のとおり。

  • [刺身]しまあじ、もいか、あわび、赤なまこ、かつお、とり貝、しめさば。
  • [一品]穴子白焼、イカ明太子あえ、蛤酒蒸し、いかなご、くきわかめ、ホタルイカ、アスパラバター、トマト、長芋。
  • [干物]ホータレ。
  • [一品]辛味大根おろし、えんどう豆、めばる煮付け、はぎ煮付け、わらび煮、カキフライ、牛ロースあみ焼。

 昔からここのメニューには値段はない。でもお勘定を聞いて、驚くようなことはない。ほとんどのお客さんは2~3千円ぐらいで納まっているようだ。

 そのホワイトボードメニューから、ホータレ(=かたくちいわし)を注文しておいて、燗酒(大関、たぶん450円)をもらう。燗酒は、おでん鍋の横についている燗づけ用の穴で、チロリで温められ、「赤丹」と書かれた湯呑み風の酒器に注いでくれる。

 干物と言っても、生干し程度に乾かしているホータレは、注文を受けてから焼き網にのせて炙ってくれる。

「つみれはもう食べたかいねえ」

 と女将さんが声をかけてくれる。

「まだ食べてない。つみれください。あと、じゃこ天もください」

 そうそう。愛媛に帰ってきたら練り物だ。じゃこ天に限らず、普通の平天や竹輪もうまいんだ。

 そしてホータレも出てきた。1皿5尾が一人前(たぶん500円)。1尾1尾がけっこう大きい。

 頭の香ばしさ、腹のほろ苦さ、そしてその身の旨みの強さに燗酒が進む進む。

 思わずもう1杯、燗酒をおかわりした。

 ゆっくりと1時間40分ほどの酒場浴。今日のお勘定は2,980円(2,760円+消費税)だった。

 どうもごちそうさま。また来ます!

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「赤丹」本店 / 焼き豆腐、牛スジ、竹の子 / イイダコ

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「大関」燗酒、おでんの串立て / つみれ、じゃこ天 / 炙ったホータレの干物

店情報前回

《平成28(2016)年3月12日(土)の記録》

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鳥とうふで菊正宗燗酒 … 炭火焼「鳥久(とりきゅう)」(阿佐ヶ谷)

鳥とうふで菊正宗燗酒


 日替りの手書きメニューの中に、「鳥とうふ」(400円)とある。

 焼き鳥をつまみながらも、この料理が気になってしょうがないので注文した。

 カウンターの中央あたりに座っているお客さんの前に、ひとり用の小さな土鍋が出ている。もしかすると、あれが鳥とうふなのかな?

 それとも、「三州屋」のような、丼で提供されるスタイルなんだろうか?

 そんな想像をふくらませながら待っていると、出されたのは小鉢に盛られた「肉豆腐風の鳥とうふ」だった。

 あるいは「関東の煮奴にやっこ風の鳥とうふ」と言ってもいいかもしれない。

 出汁に醤油、砂糖などで味つけた割下で、鶏肉、玉ねぎ、そして豆腐が煮込まれている。

 鶏肉と玉ねぎは、あらかじめ時間をかけて煮込まれていて、注文を受けてから、1人前を小鍋に移し、豆腐を加えてもう一度煮込み、仕上げてくれたようだ。

 もともと、「鍵屋」で出されるような「煮奴」とか「とりもつなべ」、「とり皮なべ」などの、割下で煮込む系の料理は大好きなので、この「鳥とうふ」もうれしいなあ。

 ちょっと濃いめの味付けも、燗酒が進んで言うことなしだ。

 阿佐ヶ谷の大人気焼き鳥店、「鳥久」にやって来たのは、平成20(2008)年5月以来、実に8年ぶり。

 今も変わらず大人気のようで、かろうじて空いていた数席のひとつに座らせてもらった。

 まずは瓶ビール(サッポロ黒ラベル大瓶、550円)を注文すると、お通しとして、レタス、キュウリ、ニンジンのマリネが、小鉢で出された。

 カウンター内の、食器棚のところに掲げられているメニューを確認し、まずは「やき鳥」、「れば」、「しんぞう」(各120円)を1本ずつ注文すると、

「ればは塩・タレ、どうなさいますか?」と聞かれた。

「タレでお願いします」と答えると、

「はい、ればはタレで。あとの2本は塩でいいですね」と確認してくれた。

 この店で「塩・タレ、どっち?」と聞かれるのは、「れば」と「つくね」(120円)の2品ぐらいかなあ? あとはほぼ塩のようである。

 待つことしばし、塩焼きの「やき鳥」と「しんぞう」が1皿で、タレ焼きの「れば」が、それとは別の1皿で出された。

 ここの「やき鳥」は、よそで言うところの「ねぎ間」で、1串に、鶏正肉と白ネギを交互に刺したもの。「しんぞう」はもちろん鶏ハツだ。

 そして「れば」。この「れば」の大きさは「鳥久」の大きな特長のひとつ。なにも変わってないなあ。

 ただひとつ、変わったことと言えば、かつては上品なご夫婦二人で店を切り盛りしていたのに、今はそれに若い男性がひとり加わって、3人になったこと。

 この若い男性は、その顔を見ただけで、店主夫妻の息子さんということがわかるぐらい、お父さんに似ている(笑)。

 となりの常連さんに聞いてみると、5年ぐらい前から、息子さんも手伝うようになったそうだ。後継者ができると、店にも安定感・安心感が出るよねえ。

 カウンター上には、冷蔵ネタケースが置かれていて、ちょうど私の目の前に「なんこつ」(130円)が置かれている。これが見るからに美味しそうなので、1本、焼いてもらう。

 きっちりと美しく並んだ「なんこつ」に、店主の几帳面さを感じるよね。

 店は決して新しくはないんだけれど、焼き台のまわりのステンレスプレートなども、いつもピッカピカに磨き上げられていて、すばらしく清潔だ。これもまた人気の理由のひとつなんだろうな。

 「なんこつ」が焼き上がってきたところで、大瓶ビールも飲み終えて、「菊正宗」の燗酒を大徳利(630円)で注文すると、お猪口がたくさん入ったザルから、お気に入りのお猪口を選ばせてくれた。

 その中に1個、今はなき「はまや食堂」風のぐい呑みがあったので、それを選んだ。

 そして、その「なんこつ」のあと、冒頭でご紹介した「鳥とうふ」を注文したのだった。

 仕事が終わって、この店に向かいながら、「〆に名物の鳥スープ(250円)を飲んで帰らなきゃなあ」と思っていたんだけれど、今日は「鳥とうふ」で満足した。

 ゆっくりと1時間半ほどの『酒場浴』。今宵のお勘定は2,390円だった。どうもごちそうさま!

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炭火焼「鳥久」 / 瓶ビールとお通し / やき鳥(奥)、しんぞう

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れば(たれ) / なんこつ / 鳥とうふ

店情報前回

《平成28(2016)年3月10日(木)の記録》

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男だらけで名物を囲む … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

ドキッ男だらけの赤羽飲み


 『ドキッ男だらけの赤羽飲み』という、おもしろいタイトルの飲み会にお誘いいただいて、出かけた先は赤羽を代表する酒場の1軒、「まるます家」である。

 集まったのは、本当に大の男ばかりが23人。「まるます家」の2階座敷が狭く感じるのぉ!

 それにしても、私自身が若かりし頃には、酒場での飲み会、特に大衆酒場系での飲み会と言えば、特に指定をしなくても「男だらけ」にしかならなかったものだった。

 たばこの煙がもうもうしていて、おじさん密度の高い酒場には、女性が好んで来てくれることは、ほとんどなかったのである。

 それが今はどうだ。あえて「男だらけ!」と指定しない限り、飲み会の場に女性がいるのはごく当たり前で、むしろ女性がいないほうが珍しい。

 安くて美味しい大衆酒場は、女性にも人気が高いのである。

 これはもう、ものすごく隔世の感があるなあ。。。

 そんなわけで、大の男たちが集まったので、今宵はあれもこれもと、「まるます家」の名物料理の数々を、た~くさんいただくことができた。


Img_0437a宴会のスタートは午後6時半。このところ休日の昼間に来ることが多かったから、久しぶりに見る夜の「まるます家」だ。空席待ちの行列が絶えぬ状態の中、予約の我われは横の入口から2階へと向かう。
Img_0440aまず出されたのは「なまず唐揚」(600円)だ。白身のこの魚は、まったくと言っていいぐらいクセがなくて、身がプリッと引き締まっている。できたての熱々を、おろしポン酢でいただく。
Img_0442a飲みものはもちろん「ジャンチュー」こと、「お徳用ジャンボチューハイボトル」(1リットル瓶、1,100円)だ。モヒート(生ライム+ミント、100円)ももらった。
Img_0444a名物「たぬき豆腐」(500円)。冷やっこに天かす、わかめ、きゅうり、かにかま。冷たいツユをかけて練りワサビを添える。かき混ぜていただきます。
Img_0445a「玉ねぎフライ」(2本400円)。私は初めて食べたけど、「玉ねぎフライは絶対にいる!」という人もいるほどの人気の品。ウスターソースをかけて、練りガラシを添えて。
Img_0447a「うなぎ肝焼き」。メニューにはないけど、ときどき登場する。山椒をふりかけていただくと、そのほろ苦い香ばしさに、お酒が進む進む。
Img_0448a「おしんこ」(400円)は、シンプルに白菜漬。さっぱりと、いい口直しになる。
Img_0450a「アスパラ」(400円)。ゆで冷ましたホクホクのアスパラに、マヨネーズをつけていただく。
Img_0452aこれぞ看板メニュー、「鰻蒲焼」(2,300円)だ。うなぎの大きさによって、2,300円のものと、1,800円のものが選べる。これは美味いよ!!
Img_0456aこれもまた人気の一品、「里芋唐揚」(5個350円)。宮古島の海の恵み「雪塩ゆきしお」をパラリと振りかけて食べるのがいいね。
Img_0458aこちらは季節限定の「カキフライ」(3個650円)。1個ずつが、ものすごく大粒だ。熱々に揚がってきたところへ、レモンを搾り、ソースをかけて、ハフハフといただく。
Img_0461aこれもまた大人気の名物品、「自家製ジャンボメンチカツ」(650円)だ。揚げるのに時間がかかるので、ゆっくりと待てるときに注文しよう。
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「すっぽん鍋」。2階の座敷席では3~5人前で雑炊付きのものが4,000円だ。1階は小鍋で出される「すっぽん鍋」(1人前750円、プラス200円で雑炊)のみ。
Img_0468a『鯉とうなぎ』が看板メニューの「まるます家」。信州佐久で養殖された鯉は、生刺なまさし(600円)でも食べられるほどクセがない。今日は「鯉あらい」(400円)をいただいた。
Img_0472a「すっぽん鍋」の〆は雑炊。さっきも書いたけど、これが4千円。1テーブルを4人で囲めば、ひとり千円ずつで、雑炊付きのすっぽん鍋を堪能できるってことですね。
Img_0478a「にんにく揚」(600円)は、にんにく丸々1個を、そのまま揚げたもの。カリッと揚がった皮を取って、ホックリと湯気の立つにんにくに味噌をつけていただく。
Img_0484a「しらすおろし」(350円)。他にもネギヌタ(400円)、もろきゅう(300円)、キムチ(400円)、岩のり(300円)、もずく酢(400円)などのつまみがある。
Img_0485a「まぐろ中とろ」(900円)。刺身は仕入れによって短冊メニューで張り出されるが、マグロは定番メニュー。中とろの他、「まぐろ赤身」(800円)、「まぐろぶつ切り」(500円)がある。
Img_0503a「おもち煮おろし」(400円)。〆にもぴったりのメニュー。みんなで飲んで食べて、今夜のお勘定は、ひとり3,600円ずつだった。どうもごちそうさま!

 最後に今宵の幹事のみなさん。とても楽しい『ドキッ男だらけの赤羽飲み』を企画していただき、本当にありがとうございました。ぜひまたよろしくお願いします!

店情報前回

《平成28(2016)年3月5日(土)の記録》

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あったかい豆腐がいい … 名代きしめん「住よし(すみよし)」(名古屋)

とうふ(温)


 とうふ(190円)の食券を渡したら、

「お豆腐はあったかいのにしますか? 冷たいのにしますか?」と聞かれた。

「あったかいのでお願いします」と答えると、

「は~い」と返事したおねえさん、パックの豆腐を開封し、どんぶりの中にツルンと入れたと思ったら、きしめん用のツユをおたまですくって、豆腐にかけた。

 しかるのちに、電子レンジでさらにチンと温め、刻みネギと、カツオ節をトッピング。レンゲを添えて出してくれた。

 豆腐の一角をレンゲでつつき崩し、ツユと一緒にすくって口に含む。

 旨みが強いツユがかけられたことで、普通の湯豆腐と比べて、より一層、お酒のつまみとしての性格が強くなってるなあ。

 な~るほど、これはいいね。

 呉の「森田食堂」の湯豆腐や、西荻窪「みちのくらさん」のエロうま豆腐、あったかくはないけれど赤羽「まるます家」のたぬき豆腐などにも通じるものを感じる。

 しかも、これがたったの190円というのが、これまたうれしいではありませんか。

 今日もまた、予定の新幹線までの待ち時間を利用して、同行のI和泉さん、S藤さんと3人で、名古屋駅在来線7・8番ホームの名代きしめん「住よし」にやってきた。

 ひとり千円ずつの会費を集めて、食券の自動販売機にお札を投入する。

「待ち時間が30分ほどしかないから、軽めにしようね」

 ということで、今夜は「生ビール(大)」(620円)はやめて、「生ビール(中)」(390円)を3つと、つまみには「枝豆」(210円)、「どて」(270円)、そして冒頭でご紹介した「とうふ」(190円)の食券を、それぞれ1つずつ購入して店に入ったのだった。

 この時点で支払い総額は1,840円。

「あと1,160円残ってますよ~」生ビール(中)

 と言いながら飲み始めたところ、3人とも、生ビール(中)はあっという間に飲み干してしまった。

「最初から生ビール(大)にしておけばよかったね」

 と反省しつつ、生ビール(中)をさらに3つ追加したところで、千円ずつの会費をオーバーし、合計3,010円となった。

 オーバーついでに、最初から気になっていた「いわしフライ」(210円)も追加したところ、揚げたて熱々で出されたこの「いわしフライ」も良かった。

「新幹線ホームには飲める店はないの?」

 改めて店のおねえさんに確認してみたところ、

「3・4号車あたりの店には酒類は置いてません。14号車あたりにも店があって、そちらにはビールがあります。そのかわりおつまみはないんです。みなさん、うどんをつまみにビールを飲んだりされてるようですよ」とのことだった。

 そして気がつくと、予定の新幹線まであと10分ほど。そろそろ行きますか。どうもごちそうさま。

 20分ほどの滞在。支払い総額は3人で3,220円(ひとり当たり1,073円ほど)でした。

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どて / 枝豆 / いわしフライ

店情報前回

《平成28(2016)年3月8日(火)の記録》

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揚げたて熱々天玉そば … そば「ala 麓屋(あらふもとや)」(三田)

天玉そば


 1軒めの「内田屋 西山福之助商店」に続いて、2軒めは「鹿島屋」へと飲み進み、三田飲みの3軒めは「ala 麓屋あら ふもとや」である。

 不思議な店名のこの蕎麦屋の店主は、フランス料理の出身なんだそうな。

 立ち食いと座り食いとが混在しているこの店は食券制。

「ひとり1杯と1品ずつ食券を買おう」

 という話になって、私は「焼酎のそば湯割り」(350円)に、つまみは「地タコのマリネ」(350円)を選択。

 同行のふたりは、それぞれ好みの飲み物に加えて、ひとりは「牡蠣フライ」(350円)、もうひとりは「納豆のかき揚」(350円)のボタンを押した。

 立ち飲みカウンターで飲みながら待っていると、奥の厨房から順次つまみが出てくる。

 牡蠣フライも、納豆のかき揚げも、揚げたての熱々で提供されるのがいいではありませんか。

 たまたまだろうけど、牡蠣フライは3個で1人前。3人で分けやすくていいね。

 1品350円という値段にもかかわらず、つまみは美味しくて、しかもボリュームもけっこうあるので、みんな2杯めの飲み物に突入。私は2杯めもそば湯割り(350円)にした。

 そしていよいよ最後の〆である。

 「立ち食いそば屋に来たらこれしかない!」とばかりに、「かき揚げ天ぷらそば」(650円)に、トッピングで「生卵」(50円)を付けて「天玉そば」にしたら、その天ぷらもまた、揚げたての熱々で、しかもそばとは別皿で提供された。

 そのかき揚げ天のボリュームがすごいこと!

「うわぁ、こんなに大量には食べられないぞ」

 と、ちょっとだけ心配したんだけれど、揚げたての「かき揚げ天ぷら」も、石臼挽きという「そば」も美味しくて、絶対に残せない。

 気がつけば超満腹である。

 同行の2名が注文した「ざるそば」(450円)も美味しそうだったなあ。

 この店、昼には「Aセット」(780円)という、ざるそばと日替りの丼ものがセットになったランチメニューもあるらしい。

 また来なきゃね!

 すてきな店をご紹介いただき、ありがとう!>宇ち中さん

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注文は食券で / 焼酎そば湯割り / 店内のメニュー

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地ダコのマリネ / 牡蠣フライ / 納豆のかき揚

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今週のAセット / 同行のふたりは、ざるそば / 私はかき揚げ天ぷらそば+生卵

店情報

《平成28(2016)年2月3日(水)の記録》

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店情報: そば「ala 麓屋(あらふもとや)」(三田)

  • 店名: à la 麓屋(あら ふもとや)
  • 電話: 03-3451-6882
  • 住所: 108-0014 東京都港区芝5-26-10
  • 営業: 11:15-15:30 & 17:30-22:30、土日祝休
  • 場所: 都営三田線三田(東京都)駅A3口 徒歩2分
  • メモ: 店内10席、立ち食いも可。禁煙。
    〔冷たいお蕎麦〕ざる(本格石臼挽き)450、おろし500、胡麻ざる(特製胡麻だれ)580、冷したぬき(温泉卵、揚玉、わかめ)620、サラリ(わかめ、みずな、おろし、生姜、柚子)650、コテリ(チャーシュー・煮玉子・揚玉、胡椒、青ネギ、にんにくチップ)720、天ざるちくわ天580、天ざるかき揚げ650、天ざる季節天(時価)
    〔温かいお蕎麦〕かけ450、たぬき(揚玉)500、月見たぬき(温泉卵、揚玉)550、サラリ(わかめ、水菜、おろし、生姜、柚子)650、コテリ(チャーシュー・煮玉子・揚玉、胡椒、青ネギ、にんにくチップ)720、天婦羅ちくわ天580、天婦羅かき揚650、天婦羅季節天(時価)、汁無し坦々そば(辛肉味噌、卵黄、山椒、ネギ、ピーナッツ)750、胡麻辛つけそば(チャーシュー、煮玉子、胡麻辛ダレ、ネギ、揚玉、わかめ)850。
    〔その他、蕎麦全般〕季節そば(時価)、そば大盛(2倍)+200、そば半盛(1.5倍)+100。
    〔蕎麦トッピング〕おろし50、わかめ50、生卵50、揚玉50、ねぎ50、海苔50、温泉卵80、煮たまご100、ちくわ天130、かき揚げ200、小ライス50・ライス150。
    〔おどんぶり(そばとセットなら割引)〕チャーシュー丼(単品)450、かき揚丼(単品)450、本日丼(時価)。
    〔飲みもの〕グラスワイン(赤・白)350、エビス黒(小瓶)450、ビール(中瓶)520、蕎麦湯割り350、日本酒(冷・燗)350、特選焼酎450、特選日本酒450、角ハイボール400。
    〔つまみ〕シェフのおつまみ(日替り)350~。(2016年2月3日の例→)なすのペペロンチーノ350、納豆のかき揚350、地ダコのマリネ350、あぶり〆サバ350、牡蠣フライ350。(2016年2月調べ)

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煮込みはフワとアブラ … 「鹿島屋(かしまや)」(三田)

名物の煮込み


「芝で生まれて 神田で育ち 今じゃ火消しの まとい持ち」

 という都々逸どどいつまであるくらい、芝と神田は、江戸っ子中の江戸っ子が住むとされた町。

 今夜はそんな芝の地に、昭和6(1931)年に創業した、もつ焼きと煮込みの店、「鹿島屋」に、男3人でやってきた。今年で創業85年である。

 いかにも老舗といった感じの古びた店(←褒め言葉です!)の店頭(店の外)には、もつ焼き用の焼き台が置かれており、その横にある入口を入ると、店内は手前にカウンター8席とその奥に4人用テーブルが1卓。さらに店の一番奥は小上がりになっていて、6人掛けの座卓があるようだ。

 週まん中の水曜日、午後7時半のこの時間帯、先客はカウンターに座っている男性ひとり客のみ。

 奥の4人掛けテーブルに座って、その男性客と談笑している高齢の女性二人が、二代目としてこの店を切り盛りされている、鈴木よし子さん(姉)と田辺秀子さん(妹)のご姉妹だな。吉田類さんの「酒場放浪記」で、お顔を拝見しましたよぉ~。

 お姉さんが「いらっしゃいませ」と立ち上がってカウンターの中へ。

 我われ3人は、空いているカウンター席へと座らせてもらい、まずは大瓶ビールをもらって乾杯だ。

「煮込みをお願いします。あとキンピラと、このヤリイカもください」

 つまみのほうは名物の煮込みに加えて、カウンター上に並んでいる大皿料理の中から、すぐに食べることができるキンピラと、プクッとふくらんで、いかにも美味しそうなヤリイカの煮つけ(2尾300円)を注文した。

 ん~~っ。ヤリイカ、正解! 卵がいっぱい詰まってる。

 とそこへ、二人連れのお客さんが2組入ってきた。

「我われ(3人)が奥のテーブルに移りましょうか?」

 と店主姉妹に声をかけると、

「そうしてくれる。悪いわねえ」

 と言いながら、まず店主姉妹が4人用テーブルを立って、小上がり席のふちに腰を下ろし、そのあとに、我々3人が移動。新しく入ってきたお客さんたちはカウンター席に座った。

 そして名物・もつ煮込みもやってきた。

 串に刺したまま煮込まれた大ぶりの煮込みは、牛のフワ(肺)とアブラ(腸)。もつ煮込みはこの2種類しかなくて、1本が100円。

 もうもうと上がる湯気がいいねえ!

 練り辛子が添えられているのも、おもしろい。

 まずはフワからいただく。フワ自体には味も香りもなくて、ただフワ独特の弾力感があるのみ。そのかわり、煮汁をたっぷりと吸い込んで、煮汁そのものの味と香りになる。

 だから、その店の煮汁の味が、とてもよくわかる一品に仕上がるのだ。

 おぉ、なるほど。けっこう甘みが前面に出てますねえ。

 この店と同じ昭和8年に創業した、麻布十番の「あべちゃん」の煮込みも甘い。このあたりのもつ煮込みは、もともとこういう甘さが特徴なんだろうなあ。

 そしてアブラ。牛の腸なんだけど、シロと呼ばずにアブラと呼ぶのは、腸のまわりにたっぷりとついた脂を、そのまま煮込んでいるからなんだろう。

 つまり、ここのアブラは、腸そのものよりも、そこについている脂が主役なんだな。

 こりゃまた濃厚だなあ。コクたっぷり!

 もつ焼きは、つくね、ナンコツ、ハツ、タン、レバー、シロなどがあり、これまた1本が100円。注文が入ると、妹の秀子さんが、店の外の焼き台に焼きに行く。

 こんな寒い日に、外で焼いてきてもらうのはちょっと気が引けるので注文しなかったが、あとから入ってきた常連さんと思しきお客さんたちは、ごく普通に注文してた。次回はぜひ注文してみたい。

 マグロ中落ち(600円)も、煮込みと並び立つこの店の名物なんだって。これもまた次回は必食だな。

 午後9時過ぎまで、1時間半ちょっとの滞在で、お勘定は3人で5,400円(ひとり当たり1,800円)ほど。

 たまたま店主姉妹の近くに座れたので、この店の、そしてこの地域の昔話をた~くさん聞かせていただくことができた。

 どうもごちそうさま。ありがとうございました。

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きんぴらごぼう / 今宵のメンバー / 子持ちヤリイカ煮

店情報

《平成28(2016)年2月3日(水)の記録》

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店情報: 「鹿島屋(かしまや)」(三田)

    鹿島屋
  • 店名: 鹿島屋
  • 電話: 03-3454-7201
  • 住所: 108-0014 東京都港区芝4−6−9
  • 営業: 17:00-21:00、土日祝休
  • 場所: 都営地下鉄(三田線 or 浅草線)のA8出口またはA10出口を出て左へ、左手のNEC本社ビルの横を1ブロック進み、「芝三丁目」信号交差点を右折(右手前角が東京女子学園高校)。道なりに3ブロックほど進んだ右手角(すぐ先にビルの1階に「すき家」が見える)を右折した右側。駅から徒歩10分(500m)ほど。
    JR田町駅・三田口(西口)や、都営地下鉄の他の出口からは、大通り(第一京浜・国道15号線)を浜松町・新橋方面に10~15分ほど進み、「芝四丁目」信号交差点の1個手前の角を左折した先、左手。
  • メモ: 茨城県鹿島市出身の初代が昭和6年に芝で創業した、もつ焼きと煮込みの店。初代を継いだ妻を経て、二代めとなる娘たち(姉:鈴木よし子さん、妹:田辺秀子さん)へと受け継がれている。店頭でもつを焼くスタイルは当時のまま。
    カウンター8席、4人用テーブル×1、小上がり6人用卓×1。
    煮込み(各100円)は、牛のフワ(肺)とアブラ(腸)の2品のみ。もつ焼き(各100円)は、つくね、ナンコツ、ハツ、タン、レバー、シロ。マグロ中落ち(600円)は、煮込みと並ぶ「鹿島屋」の名物品。飲み物は瓶ビール、日本酒(菊正宗)2合650、ウーロンハイ350、レモンサワー350、うめサワー350、青りんごサワー350など。(2016年2月調べ)

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これぞまさに酒池肉林 … 「肉山(にくやま)」(吉祥寺)

店主・光山さん


 世間はチョコレートでにぎわうバレンタインデーの今日、宇ち中さんと私の男二人で、『肉山登山』へとやってきた。

 『肉山登山』というのは、肉料理の名店「肉山」で、「もう食べられない」というほど大量の肉料理を堪能すること。

 料理は、ひとり5千円の「おまかせコース」のみで、キムチ、焼野菜、色んな肉と、〆ごはん(玉子かけごはん、またはカレー)が順番に出される。

 飲みものは、生ビール(600円)、ウイスキー(ハイボールや水割り、800円)、グラスワイン(赤・白・スパークリング各800円)、焼酎(各種500円)、梅酒(各種500円)、キンキンな日本酒(800円)などが並んでいるほか、ひとり5千円で「飲み放題」を選ぶこともできる。

 宇ち中さんも私も酒好きなので、今日は「飲み放題」でお願いした。

 完全予約制の店内20席は、開店時刻の正午(←昼営業は土日のみ)に、ぴったりと満席になった。

 まずは生ビールをもらって乾杯すると、すぐに出されたのはキムチ(1品め)とプチトマト(2品め)、そしてお好みで肉に付けていただく、タスマニア産の粒マスタード、ゆず胡椒、韓国のコチュジャンという3種の調味料だ。

 3品め(肉の1品め)はコンビーフ、4品め(肉の2品め)は80分かけてじっくりと焼き上げたという豚ロース、5品めはホクホクに塩焼きされたアスパラだ。

 2杯め飲みものとして、スパークリングワインをもらう。

 6品め(肉の3品め)は牛肉のソーセージ、7品め(肉の4品め)は群馬ジャージー牛リブロース。脂肪分のほとんどない赤身の牛肉がうまいね!

 ブラジルでも、赤身の牛肉はよく食べたが、ここ「肉山」の牛肉は、焼き具合が絶妙で、肉質もとてもやわらかい。

 8品めはエリンギ。プリッとした弾力感が、まるで貝柱か何かを食べてるようだ。

 飲みものの3杯めは白ワインをもらうと、南アフリカの「プティ・シュナン・ブラン(Petit Chenin Blanc)」を出してくれた。

 目の前の焼き台には、とてもきれいな赤身肉がのせられた。

「後輩が撃ってきたエゾシカなんですよ」

 と店主の光山さん。なんとジビエ(野生の鳥獣の狩猟肉)なのか。これは楽しみだなあ。

 9品めは、みそきゅうり。ここにきての生野菜が、口中のリフレッシュにもなって、とてもいいね。

 そして10品め(肉の5品め)は、サッと炙った程度の、ほとんど生の馬肉。ワサビをちょっと添えていただく。

 11品め(肉の6品め)は牛カツ。牛は赤身で衣も美味い。ウスターソース味もいいなあ!

 4杯めの飲みものとして赤ワインをもらうと、これまた南アフリカ産の「デリウク・ピノ・ノワール(Driehoek Pinot Noir)」を注いでくれた。

 12品め(肉の7品め)には、先ほど焼き台にのっていたエゾシカの登場だ。真紅の鹿肉が、見てるだけでも美味しそう。口に入れて噛みしめると、予想以上のうまさに、赤ワインもおかわり(5杯め)だ!

「肉はこれで最後です」

 と出された13品め(肉の8品め)は、牛ランプ肉のステーキだ。これもきっちりと赤身のみ。これまた旨みがすばらしい。

 飲みもののほうもペースが上がってきて、サントリー「響」をハイボールでもらう。(6杯め)

 〆のごはん(14品め)には、玉子かけごはんか、カレーライスかを選ぶ仕組み。

 玉子かけごはんをもらって、カレールーも少し小鉢で出してもらった。

 この玉子かけごはん、ゴマ油+塩で味つけされていると思うんだけれど、満腹でもスルスルッと入ってしまう逸品なのだ。今日はそれにカレーもかけて、玉子かけカレーだ。

 14品の料理(そのうち8品が肉料理)をすっかり完食して、最後(8杯め)にアイラモルトをストレートでもらって、飲みものも〆とする。

 宇ち中さんは「ボウモア(Bowmore)」を、私は「ラフロイグ(Laphroaig)」をお願いすると、冷凍庫でキンキンに冷されているアイラモルトを注いでくれた。

 あぁ、超満腹。

 そしてお酒もたっぷりといただいて、とっても気持ちがいい。

 これぞまさに酒池肉林しゅちにくりんだよなあ。

 多くのお客さんは、ここで食事をすると同時に、次の予約をして帰っている。宇ち中さんも次回の予約をすると、最短の土日で空きがあるのは、7ヶ月先の9月だった! 相変わらず、すごい人気だなあ。

 お勘定はひとり1万円(料理5千円+飲みもの5千円)なり。この1万円は、すごく安く感じる。どうもごちそうさま。

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ビルの2階が「肉山」 / 生ビール / キムチ、トマトと調味料

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コンビーフ / 80分かけて焼いた豚ロース / アスパラ

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スパークリングワイン / 牛肉のソーセージ / 群馬ジャージー牛リブロース

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エリンギ / 南アフリカの白ワイン / 焼き台にのったのはエゾシカ

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みそきゅうり / ちょっと炙った馬肉 / 牛カツ

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南アフリカの赤ワイン(ピノノアール) / 〆のカレーの準備も始まった / エゾシカ

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牛ランプ肉ステーキ/ 響ハイボール / 玉子かけごはん

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小鉢でカレーももらう / 玉子かけごはん+カレー / アイラモルトのストレートで〆

店情報前回

《平成28(2016)年2月14日(日)の記録》

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名古屋駅でも立ち飲み … 名代きしめん「住よし(すみよし)」(名古屋)

生ビール(大)


 今宵は名古屋である。

 予定の新幹線までの待ち時間を利用して、同行のI藤さんと一緒に、在来線7・8番線ホームの「住よし」にやってきた。

 ここは『名代きしめん』の有名店なんだけど、立ち飲みでお酒も飲めるのだ。

 店の入口横に置かれた自動発券機で、生ビール(大、620円)×2、串カツ(2本、240円)×2、枝豆(210円)×1、どて(270円)×1の合計2,200円分の食券を買って店内へ。

 ひとりで切り盛りしている店員さん(おじさん)に、その食券を渡すと、ステンレス製の銀色のカウンターの上に1枚1枚の食券を並べながら内容を確認し、

「串カツはこれから揚げるので5~6分かかります。よろしいですか?」

 と確認してくれる。

「はい、かまいません。よろしくお願いします」

 すぐに「どて」と「枝豆」が出され、追いかけるように大ジョッキの生ビールが出された。

 JR名古屋駅には、在来線6本(1・2番線、3・4番線、5・6番線、7・8番線、10・11番線、12・13番線の東京方面寄り)、新幹線2本(上り14・15番線、下り16・17番線の新大坂方面寄り、3号車と4号車の間)の合計8本のプラットホームがある。

 これのうち、12・13番線ホームを除く7本のホームに名代きしめん「住よし」の店舗があるのだ。

 ただし、お酒が飲めるのは在来線ホームのみ。新幹線ホームは各種きしめんと、いなり(1皿2個で100円)だけである。

 グイグイと生ビールを飲んでいるところへ、串カツもできあがった。

 1人前が1皿2本ということだったので、2種類の串カツが盛られるのかと思って、2人前たのんだわけだが、1皿2本は同じ串カツだった。でもトマトや千切りキャベツも添えられてるのがいいね。

 店員さんに確認してみたところ、在来線ホームの「住よし」は、どのホームも同じメニューで飲めるんだけど、5・6番ホームの大阪寄りにある麺亭「憩いこい」が、つまみのメニューが充実しているそうだ。

 ちなみに、この「憩いこい」も、「住よし」と同じ会社がやっているとのこと。今度はそっちでも飲んでみなきゃね。

 生ビールのあと、吟醸生貯蔵酒(冷、390円)×2をもらって、40分ほどの立ち飲みタイム。総支払額は2,980円(ひとり当たり1,490円)だった。

 実は今日の昼、名古屋に着いてすぐにも、「住よし」7・8番線ホーム店にやってきた。もちろん飲むためではなくて、昼食を食べるため。

 いただいたのは、この店1番の人気メニューらしい「かき揚げ(玉子入り)きしめん」(570円)、通称「かき玉きしめん」だ。

 かき揚げは、すでにできあがっているものを、注文を受けてからもう一度揚げ直してくれる。だからカリッと熱々のかき揚げ天ぷらを食べることができた。これはうれしかったねえ!

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名代きしめん「住よし」 / 食券販売機 / どて

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枝豆 / 串カツ / 吟醸生貯蔵酒

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かき揚げ(玉子入り)きしめん / 麺と具のアップ / 汁まで完食!

店情報前回

《平成28(2016)年3月3日(木)の記録》

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店情報: 名代きしめん「住よし(すみよし)」(名古屋)

    名代きしめん 住よし
  • 店名: 名代きしめん 住よし
  • 電話: (未調査)
  • 住所: 450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4、名古屋駅構内
  • 営業: 07:00-20:00、無休
  • 場所: JR名古屋駅の在来線各ホームの東京寄り、新幹線の各ホームの新大阪寄り(3号車と4号車の間)。ただし、お酒があるのは在来線ホームのみ。
  • メモ: 関連サイト
    〔きしめん・そば〕かき揚げ(玉子入り)570、みそ(玉子入り)620、すきやき風(玉子入り)620、えび天(玉子入り)620、かき揚げ520、海老天570、イカ天(玉子入り)570、牛肉(玉子入り)620、名古屋コーチン870、カレー620、にしん入り620、豚しゃぶ600、イカ天520、力もち510、山菜490、たぬき(玉子入り)450、わかめ420、きつね420、玉子入り400、かけ350。
    〔トッピング等〕いなり(国産米使用)1皿2個100、玉子50、麺大盛(1.5倍)100。
    〔つまみ〕枝豆210、串カツ(2本)240、イカ下足フライ240、ゆでイカ240、いわしフライ210、さつま揚げ190、天つま(かき揚げ天ぷら)190、どて270、とうふ(温・冷)190。
    〔飲み物〕生ビール(大)620・(中)390、清酒260、本醸造酒370、吟醸生貯蔵酒(冷)390、焼酎(梅・レモン)310、チューハイ310。(2016年3月調べ)

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新大阪ほろ酔いセット … エキナカ酒場「シオヤ(汐屋)」(新大阪)

串カツ


 出張の帰り、電車や飛行機の時間を待つ間に、さっくりと飲める酒場の存在がありがたい。

 大阪出張の帰り道、同行の面々と7人で、新大阪駅構内にある、「エキナカ酒場 シオヤ」に入った。

 午後5時を回ったばかりの店内は、まだそれほど混んでなくて、二つつながった4人掛けテーブルに、7人でかたまって座ることができた。

 4人掛けテーブルの中央には、通常は目の高さぐらいまでのボードが立っていて、向かい側に座る人たちと目が合わないようになっているが、こうして同じグループでテーブルを囲む場合は、その目隠しボードをはずして、通常の4人掛けテーブルのようにしてくれる。

 ここに来たら、なんといっても「ほろ酔いセット」(780円)なんだそうだ。

 大阪名物の串カツ3本(内容はおまかせ)に、小鉢ものが1品。そして飲み物は、生ビール中ジョッキ、ウイスキーハイボール、酎ハイ、焼酎の中から、いずれか1品を選ぶ。これで780円なんだから、うれしいよねえ。

 さらに、ずらりと並ぶ飲み物(ビール、焼酎、日本酒などのアルコール飲料)は、どれを選んでも380円という均一料金。

 だから、ほろ酔いセットに、なにか飲み物を1杯追加しても、1,160円ですむ。

 今日も、まずは全員で生ビールのほろ酔いセットをもらって乾杯し、2杯めはそれぞれ好みのお酒を注文した。

 これくらいの、まさに「ほろ酔い」気分で電車に乗り込むのがちょうどいい。あとは寝ながら帰ればいい。

 でも今日は、東京・横浜方面に帰るメンバーが、私も含めて4人いたので、新大阪始発の新幹線の自由席を向かい合わせて、『居酒屋新幹線』である。

 新大阪から東京まで約2時間半。

 売り子のおねえさんが横を通るたびに飲み物を追加購入していたら、東京に着くまでの間に、すっかりできあがってしまった。きっと明日は二日酔いだなあ。

 そうそう。この「エキナカ酒場 シオヤ」。安いランチでも有名だ。

 海鮮丼が、みそ汁も付いて、なんと380円! 大阪は安いなあ。

 ごはんを大盛り(+100円)にしてもらっても480円と、ワンコインでお釣りがくる。

 昼、新大阪駅に着いたところで「シオヤ」で海鮮丼を食べ、夜、新幹線に乗る前に「シオヤ」でほろ酔いセット。

 「シオヤ」に始まり、「シオヤ」に終わった大阪出張だった。

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セットの生ビールで乾杯 / 小鉢の南蛮漬け / 追加で芋焼酎「こく紫」ロック

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ランチメニュー / 海鮮丼の全景 / とても380円とは思えない豪華さだ!

店情報

《平成28(2016)年2月23日(火)の記録》

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店情報: エキナカ酒場「シオヤ(汐屋)」(新大阪)

    エキナカ酒場シオヤ
  • 店名: シオヤ(汐屋)新大阪駅店
  • 電話: 06-6390-2233
  • 住所: 532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5−16−1
  • 営業: 07:00-23:00、無休
  • 場所: 新大阪駅構内3F(JR改札口フロア)。改札の外、新幹線中央口改札と在来線東口改札の中間あたり。
  • メモ: 1969年に創業した(株)汐屋が、2004年2月に新大阪駅構内に出店した食事処&海鮮居酒屋。メニューには大阪名物の串カツも並ぶ。朝7時から、夜11時まで、無休で営業しているので、朝食、昼食、夕食、そして居酒屋と、その守備範囲が広い。
    ほろ酔いセット(串カツ3本+小鉢もの+生中・ハイボール・酎ハイ・焼酎のいずれか1杯)780
    〔串揚げ〕おまかせ串カツ5本盛600/8本盛900、牛串カツ100、豚バラ100、とりつくね100、生レンコン100、じゃがいも100、うずら卵100、たまねぎ100、かぼちゃ100、しし唐100、チーズ100、オクラ100、茄子100、ウインナー150、いかゲソ150、たこ150、海老180、アスパラ180。
    〔冬限定〕(活け)なまこ酢(淡路島・岩谷漁港直送)280。
    〔名物〕おまかせ造り盛合せ(3種)580/(5種)880、アワビおどり造り380、アワビ醤油バター焼き380、車海老おどり造り180、車海老天ぷら180。
    〔定番〕鶏の唐揚げ280、ポテトフライ280、トマトスライス280、胡瓜の漬物280、冷奴280、ポテトサラダ380、だだ茶豆380、だし巻き玉子380。
    〔食事〕かっぱ巻き200、ネギトロ巻き300、鉄火巻き300、梅茶漬け480、鯛茶漬け480、海鮮ユッケ丼580、まぐろ丼580。
    〔日替りメニュー(2016年2月23日の例)〕天然おまかせ造り(3種)580/(5種)880、コチ薄造り480、ヨコワたたき480、マナガツオ造り580、ベビーホタテ貝酒蒸し340、海鮮汐焼きそば680、厚切り焼ベーコン480、イカ下足のガーリックバター炒め480、カマスゴ天ぷら380、モズクかき揚げ280、鯛カマ唐揚げ280、鯛皮せんべい280、おでん盛り(5種)580、ぶり大根煮480、カキ土手鍋880、大粒カキフライ(2個)380、マグロのサイコロステーキ480、ナマコポン酢280、数の子醤油漬け280、マグロユッケ380、鯛肝ポン酢280、長芋のワサビ漬け380、九条ネギのぬた和え280、茄子田舎煮280。
    〔飲み物(各380)〕生ビール(アサヒスーパードライ)中ジョッキ、ハイボール、ライムハイボール、オレンジハイボール、梅ハイボール、コーラハイボール、ゆずハイボール、酎ハイ、レモンハイ、梅ハイ、カルピスハイ、ライムハイ、ウーロンハイ、ゆずハイ、梅酒ロック、梅酒水割り、梅酒お湯割り、トマトビール、トマトサワー、日本酒「沢の鶴」(常温・熱燗)、日本酒「山田錦」(冷酒)、日本酒「八海山」(冷酒)、芋焼酎「こく紫」、芋焼酎「黒霧島」、芋焼酎「さつま国分」、麦焼酎「一番札」、麦焼酎「中々」、麦焼酎「兼八」。
    〔ソフトドリンク(各300)〕オレンジジュース、コーラ、ウーロン茶、カルピス。
    〔ランチ(11:00-14:00)(+100円でご飯大盛り)〕海鮮丼(味噌汁付き)380、穴子野菜天丼(味噌汁付き)680、カツ丼(味噌汁付き)680。
    〔朝食(07:00-11:00)〕海鮮丼(味噌汁付き)380(大盛+100)日替り麺セット(卵かけご飯、麺(そば or うどん)、漬物)380(冷やしも可)、朝定食(ご飯、味噌汁、海苔、漬物)220(プラスメニュー:生卵+50、ひきわり納豆+100)。(2016年2月調べ)

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手作りの博多焼き餃子 … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)

博多焼きぎょうざ


 飲んだあとの〆は、なんといっても博多ラーメン「ばりこて」だ。

 私自身の個人史の中で、「外食として食べるラーメン」の歴史は、博多で過ごした学生時代から始まった。

 それまでは、自宅以外でラーメンを食べたことはほとんどなかったのだ。(自宅で食べるラーメンはもちろん、袋のインスタントラーメンだった。)

 だから、ラーメンというと、すぐに博多ラーメンが思い浮かぶのである。

 この店に来るといつも、まずはちょっと飲むところから始める。

 いきなりラーメンを食べたことはないんじゃないかなあ……。

 今夜も芋焼酎「黒霧島」(400円)をロックで注文して、つまみには「ひとくちめんたい」(160円)をもらう。

 ひとくちめんたいというのは、醤油皿ぐらいの小さいお皿にポテッと盛ってくれた辛子明太子からしめんたいこのこと。

 量としては、明太子ひと袋(半腹)の1/3本分ぐらいだろうか。

 これを箸先でちょっとずつ崩し取りながらプツプツとかじり、芋焼酎のロックでさらりと流す。

 ん~~っ。うまいのぉ~っ。

 いつもはこの後、ラーメンに進むのだが、この時間帯(午後10時ごろ)、たまたまお客さんが少なくて、店長が手の空いた時間を利用して、餃子を包み始めた。

 実は餃子もまた、博多ならではの料理のひとつなのだ。

 博多の餃子は「一口餃子ひとくちぎょうざ」という小ぶりのものが多くて、これがまたいいつまみになるのだ。

(これは美味しそうだなあ。でもラーメンも食べたいし……。餃子もラーメンも食べるとなると、明らかに食べ過ぎになってしまう。どうしようかなあ。)

 と思い悩んでいるところへ、となりに座ったカップルが、ラーメンの注文をするついでに、「あと、焼き餃子も1人前お願いします」と餃子も注文した。

「すみません。こちらも焼き餃子をお願いします」

 カップルの注文に背中を押されるように、こちらも思わず餃子を注文してしまった。

 ちなみに店のメニューには、「博多焼きぎょうざ」(8個320円)と「茹でぎょうざ」(5個320円)の二つの餃子メニューがある。

 焼き餃子が出てきたのに合わせて、芋焼酎のロック(400円)もおかわりした。

 「ばりこて」というと、私はいつもここ都立家政店に来るのだけれど、本店は東高円寺にあるとのことで、さらに高田馬場店もあるんだそうな。(→公式サイト

 焼き餃子も食べ終わり、最後は当初の予定どおり「博多ラーメン」(650円)だ。麺は「ばりかた」で注文。

 満腹なのに、スルスルッと食べてしまうんだよなあ。

 ゆっくりと1時間ほどの滞在で、今夜のお勘定は1,930円。どうもごちそうさま。

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ひとくちめんたいで芋ロック / 手作り餃子が見るからに美味しそう / ラーメンで〆

店情報前回

《平成28(2016)年2月19日(金)の記録》

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