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香るアールグレイハイ … 立ち飲み「パニパニ(Pani Pani)」(中野)

香るアールグレイハイ


 中野「パニパニ」には、とても個性的な焼酎割りが多い。

 私がいちばん好きなのは、自家製アールグレイハイ(360円)だ。

 これは、その名のとおり焼酎を、フレーバーティーの一種である「アールグレイ」という紅茶で割ったもので、とにかく香りがいい。

 他にはパニパニサワー(380円)、ファイト一発サワー(390円)、神宮サワー(390円)、珈琲豆乳ハイ(420円)、パニ茶ハイ(380円)、うっちん茶ハイ(390円)などがメニューに並んでいて、それぞれ人気が高い。

 つまみの1品め、お通しとしてだされたのはペンネ・ボロネーゼ風小鉢(260円)なんだけど、プリップリの弾力感を残したマカロニに、ひき肉が加わったスパイシーな味付け。

 黒板に手書きされている料理の数は約25品。その価格は250~390円と立ち飲み価格なんだけれど、ひと手間かけて出してくれるのがいいんだよなあ。

 その黒板メニューを眺めながら、お通しに続く2品めを「柔らかトリッパのガーリックソテー」(350円)にしようか、「ヤリイカのバターソテー」(390円)にしようか、それとも「フィッシュ and チップス」(390円)にしようかと迷っていたら、同じカウンターに並んで立ち飲んでいた女性客二人(それぞれひとり客)が、それぞれトリッパとヤリイカを注文した。

 同じものを注文しても、まったく問題はないんだけれど、せっかくだから私はフィッシュ and チップスをいただきましょう。アールグレイハイもおかわりだ。

 店は店主夫妻とアルバイトの女子大生で切り盛りしていて、料理を担当するのは店主とその奥様。

 二人で25品もの料理をチャチャッと作るためには、あらかじめある程度の状態まで仕込みを済ませておくことが不可欠なんだそうな。そして注文を受けてから最後の仕上げだけを行う。

 だから、営業時間中はもちろん忙しいが、店が閉まっている間だってけっこう忙しいのである。人気店はどこもそんな努力をされているように感じるなあ。

 3杯めのアールグレイハイとともに、お通しも含めて3品めの料理として注文したのは、開店当初からこの店の名物である「焼きたてギョーザ」(4個290円)だ。当初は3個と5個が選べたんだけど、今は間を取って4個1皿だけになったようだ。

 この店も、ついこの間オープンしたような気がするのに、今年の夏でもう創業10年となる。オープン直後から人気は高かったが、今や押しも押されもせぬ中野の名店になった。

 店主・長谷部智明(はせべ・ともあき)さんは、ここ中野で生まれて育ち、今も中野北口昭和新道商店街の商店会会長をされていたり、中野チャンプルーフェスタの実行委員長をされていたりと、公に私に、中野のために大活躍をされている。

 まさにパニパニ(宮古島の言葉で「元気いっぱい!」という意味)を地でいく方なのだ。

 そしてみんな、そんな店主をしたって、元気をもらいにやって来るんだね。

 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は2,180円。どうもごちそうさま!

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立ち飲み「パニパニ」 / お通しのペンネ・ボロネーゼ風小鉢 / 今日の料理メニュー

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フィッシュ and チップス / 焼きたてギョーザ

店情報前回

《平成28(2016)年4月7日(木)の記録》

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コメント

初めまして。図書館で居酒屋礼讚の文庫本、もつマニアを拝読しておりました。
パニパニさんは早稲田在住の食べ歩き仲間U田H憲さんに案内されて伺いました。私はもっぱらビール党ですがこちらのアールグレイハイが大好きになりました。おつまみも秀逸で、所沢から電車とバスを乗り継いできた甲斐がありました。これからも投稿を楽しみにしております。

投稿: 所沢のれいこ | 2016.04.14 16:05

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