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2016年5月

女将の怒声もまた名物 … 「大坪屋(おおつぼや)」(南千住)

元祖・酎ハイ


 10年ぶりにやって来たのは「大坪屋」である。

 この店の創業は大正12(1923)年、今年で創業93年の老舗大衆酒場なのだ。

「はいっ、そこっ。店内の写真を撮っちゃダメ! 写真を撮っていいのは自分の注文した料理だけっ!」

 おぉ~っ。スマホで店内の写真を撮ろうとしていたお客に、いきなり厳しい指導が飛んでいる。

 チャキチャキの女将さんの叱り声もまた、この店の大きな名物のひとつなのである。

 店内の写真ということで言うと、立石の「宇ち多゛」も同じだ。

 自分が注文した料理やお酒は注文していいけれど、それ以外の店内の撮影などは禁止。

 これは店内に企業秘密があるわけではなくて、そこで飲んでいるお客さんの顔が写ってしまうのがまずいんですね。

 どう使われるかわからない写真に写りたい人はまずいない。

 だから私も、知人同士で飲みに行ってるときは、その人たちの写真を撮ることもあるけれど、そうでないときは極力、人が写り込むような撮り方はしないように心がけています。

 『元祖・酎ハイ』というのがこの店のうたい文句。まずはその酎ハイ(200円)を注文すると、女将さんがタン、タ、タ~ンとリズミカルな音を立てながら、ジョッキに焼酎を入れ、炭酸水の栓を抜いて出してくれる。

 料理は「肉どーふ」(300円)と「まぐろぶつ切り」(200円)を紙に書いて女将さんに手渡した。

 「まぐろ」は、この店の看板メニューのひとつ。注文した「ぶつ切り」(200円)の他に、「ねぎとろ」(350円)、「まぐろさし」(350円)、「中とろ」(550円)などがそろっている。ここに来たら、「まぐろ」は必ず食べたほうがいいと思うよ。

 それにしても、10年ぶりに来たわりには、値段がほとんど変わっていなくて驚いた。

 酎ハイは相変わらず200円だし、もつ焼きも3本が200円。

 3個200円だった「おでん」が、3個250円になっているなあ。

 それでもなお、さすがは南千住という安さである。

 今度また、じっくりと腰をすえて飲みに来なきゃね。どうもごちそうさま。

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「大坪屋」 / まぐろぶつ切り / 肉どーふ

店情報前回

《平成28(2016)年2月6日(土)の記録》

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魚料理が猛烈にうまい … 「瀧元(たきげん)」(大久保)

三点盛りのお通し


 お通しとして出された、揚げたて熱々のメゴチの竜田揚げを食べた瞬間、その美味さに驚いた。

 テレビのグルメ番組などで、「外はサクッと芳ばしくて、中はフンワリとやわらかい」なんてコメントが決まり文句のように使われているが、ここのメゴチの竜田揚げは間違いなくそのとおり。それ以外に使う言葉が見つからないほど、すばらしい食感だ。

 お通しからこんな料理が出るなんて!

 今日は、大久保駅のすぐ近くにある「瀧元」にやってきた。

 この酒場の存在は、実は15年ほど前から知っていた。

 この店の向かい側にあった「くろがね」に飲みに来たときに気が付いていたのだ。

 ただ、店の暖簾のれんや、その上の電灯看板に、「ヤヱガキ酒蔵」と大書されていて、しかもけっこう派手はでな外観だったので、チェーン居酒屋の1軒かと勝手に思いこんでしまい、敬遠していたのだった。

 今回、久しぶりに「くろがね」に顔を出してみようかと思って調べたら、なんと「くろがね」は4年ほど前(2012年5月ごろ)に閉店していたようだ。ぜんぜん知らなかったなあ。

 「くろがね」のことを調べていて、改めて浮上してきたのが、向かいにある「ヤヱガキ酒蔵」のことだった。実際の店名が「瀧元」だということも初めて知った。

 しかも、やはり4年ほど前に、「吉田類の酒場放浪記」にも登場しているではないか!

『大久保駅前周辺の喧騒とは無縁の大衆酒場。昭和45年創業当時から、日本酒は播磨の酒蔵「ヤエガキ」のみ。店主自ら毎朝、築地市場から最良のネタを仕入れ、生でも焼いても煮ても魚がおいしい店。その日の魚介類を使った豪華な「お通し」は、それだけで一品料理。誰もが頼む名物は、鱈と特注の豆腐を利尻昆布と鰹節の出汁が入った鍋で煮込んだ「たらどうふ」。ランチの魚定食も好評だが、残念ながらお酒の提供はない。』

 番組の紹介ページには、そう書かれている。

 そんなわけで、今日は、仕事帰りに大久保駅で下車したのであった。

 店内は、入ってすぐ左手に8席の直線カウンター席、その奥には、部分的にしか見えないけれど、23席分の座敷席があって、合計31人が入れるそうだ。

 木曜、午後7時過ぎのこの時間帯、カウンター席には一番奥に先客がひとり居るだけ。でも、奥の座敷席には何組かのグループ客が飲んでるらしく、ワイワイと楽しそうな声が聞こえている。

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」

 とカウンター席を指し示してくれたので、入口から2番目ぐらいの席に腰を下ろした。

「お飲み物は?」

「大びんのビール(サッポロ黒ラベル、580円)をお願いします」

 店は男性3人が切り盛りしていて、ふたりはカウンター内の厨房で調理を担当。ひとりがカウンターの外にいて、接客や飲みものを担当している様子。

 カウンター内の男性から、「お通しが出ますからね」と声がかかる。

 ビールを飲みながら、写真付きのメニューを眺めているところへ、お通しの三点盛り(550円)が出された。

 お通しの内容は、日によって変わるらしいが、今日は「エビとブロッコリーのマヨネーズソース」、「エシャレットとモロキュウ」、そして冒頭でご紹介した「メゴチの竜田揚げ」の3点だ。

 このお通しの存在も、実はこの店の名物のひとつらしい。これだけでビールの1~2本、あるいは酒の1~2杯なら軽く飲めそうだ。

 このお店、表の看板に『酒客の友・大衆酒場』と書かれているものの、料理の値段はけっして大衆酒場の価格ではない。

 たとえば刺身。「マグロぶつ」が900円。盛り合わせは一人前が1,500円だ。

 魚料理は煮物も焼物も、だいたい700~900円ほど。でも、写真を見ると、いずれもボリュームがあって美味しそうだ。

 そんな中、「酒場放浪記」のサイトでも紹介され、この店のメニューでも、それだけ1ページ丸ごとを使って、『当店名物』と大書されている「たら豆腐」(950円)をもらうことにした。初回はやっぱり名物を食べておかないとねえ。

 「たら豆腐」は、大鍋にツユだけスタンバイされていて、注文をうけてから、下ごしらえを終えて冷蔵庫に保存されているタラひと切れと、ひとかたまり(半丁ぐらい?)の豆腐を、その場で二つに切り分けて、鍋に投入する。数分待ったらできあがり。

 丼のような器に盛って、刻みネギとカツオ節をトッピングし、レンゲを添えて出してくれる。

「お好みで、ポン酢をかけてみてくださいね」とのこと。

 薄味のツユの旨さもさることながら、タラの食感(=できたての煮魚のようなジューシーな感覚)が素晴らしい。

 これと比べると、冬場によくいただく小鍋のタラ豆腐は、「タラに火が通りすぎて、身がパサパサになってしまっていることが多い」というのがよくわかる。

 ポン酢をかけると、味がきゅっと締まったような感じになって、またうまい。

 複数人でひとつの「たら豆腐」をたのんだ場合には、取り分けるための小鉢にも、ツユを張って、それを人数分、出してくれている。なにしろツユが美味しいだけに、これもうれしいサービスだね。

 その「たら豆腐」に合わせて、「八重垣 男酒 辛口酒」(400円)を燗でもらうと、受け皿の上に大きな一合猪口ちょこが置かれ、燗づけされている大きな徳利から、表面張力になる(ちょっとだけ受皿にこぼれる)まで、お酒を注いでくれる。

 このお酒がまたいい。知らなかったなあ、「八重垣」。

 1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は2,480円。

 本当にしっかりとした魚料理の店だった。どうもごちそうさま。

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「瀧元」 / たら豆腐 / 八重垣 男酒 辛口酒(燗酒)

店情報

《平成28(2016)年5月26日(木)の記録》

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店情報: 「瀧元(たきげん)」(大久保)

    「瀧元」
  • 店名: 酒客の友・大衆酒場「瀧元たきげん
  • 電話: 03-3371-3789
  • 住所: 169-0073 東京都新宿区百人町1-23-7
  • 営業: 11:30-14:00 & 17:00-22:00(土は昼営業のみ)、日祝休(酒場としては土日祝休)
  • 場所: JR大久保駅南口改札を出て右(山手線から離れる方向)へとUターンするように回り込み、中央線のガードに沿って、中野方面に60m(1分)ほど進み、下に逆「ト」のマークがあるところを左折し、さらに130m(2分)ほど左手。
  • メモ: 昭和45(1970)年創業。カウンター8席、座敷23席の合計31席。魚料理の店。その魚は店主自らが毎朝、築地市場から仕入れてくる。看板にでかでかと「ヤヱガキ酒蔵」とあるとおり、日本酒は播磨の「ヤヱガキ」のみ。ランチの魚定食も好評だが、昼は酒類の提供はなし。
    最初に出されるお通しは3点盛りで550円。お通しの揚げ物は、揚げたての熱々で出してくれるのがうれしい。まずはゆっくりとこのお通しをいただきながら、次の料理を選ぶといい。
    〔名物〕たら豆腐950(当店自慢の「たら豆腐」。シンプルなだけに素材にはこだわっています。「だし・鱈」においては、極寒の北海道に出向き、旬の利尻昆布と鱈を年間契約し、お客様には安心で安全な最高級の物をご提供いたしております。また鱈の身は低脂肪・高蛋白で、胃腸を温め血行を良くし、冷え症や風邪の予防などにピッタリの食材と言われています。この機会にぜひ一度ご賞味ください。)
    〔刺身〕二人前盛り合わせ3,000、一人前盛り合わせ1,500、とろ1,200、赤見900、ぶつ900、白身850、鰹たたき850、しめ物850、いか750、帆立貝850、赤貝850、青柳850。
    〔煮物〕あら魚旨煮800、カレイ煮800、銀むつ旨煮800、さば味噌煮800、秋刀魚生姜煮750、いか丸煮700。
    〔焼物〕特大とろあじ塩焼き850、えてがれい塩焼き850、かぶと焼き900、さば塩焼き750、ほっけ塩焼き750、つぼ鯛塩焼き850、特大まとう鯛塩焼き1,000、とろほっけ西京焼き750、白子のポン酢焼850、地鶏の塩焼き650、あこう鯛粕漬焼き850。
    〔一品〕冷奴350、枝豆(夏季限定)350、ホーレン草おひたし350、オクラおひたし350、くきわかめ350、いか沖漬け400、南瓜煮350、しらすおろし400、なめこおろし400、明太子おろし400、小柱の酢の物400、白魚とび子和え400、お新香350、海老マヨネーズ500、帆立貝酒蒸し700、あさり酒蒸し700、うにもずく600、もずく450、山かけ(夏季限定)650、月見(夏季限定)500、姫さざえ酒蒸し800、豚肉のソテー800、フライ盛り合わせ800、若さぎの唐揚500、もつ煮込み(冬季限定)600、若鶏の唐揚げ800。
    〔飲物〕男酒(辛口酒)400、どぶろく風にごり酒400、冷酒生酒(300ml)850、サッポロビール(大)580・(小)480、サッポロ生ビール(大)600・(小)500、チューハイ400、ウーロンハイ250、レモンサワー400、青りんごサワー400、うめサワー400、焼酎ロック300、焼酎お湯割り250、焼酎水割り250、ハイボール400、ウーロン茶220、コカコーラ220、サイダー220、オレンジジュース220。
    〔宴会〕おすすめコース(八寸盛り、焼き物、お刺身、たら豆腐)4,000。(料理は旬のものをお出しします。人数、予算、料理内容等、気軽にご相談ください。)(2016年5月調べ)

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豆腐と油の相性が抜群 … 「兵六(ひょうろく)」(神保町)

炒豆腐


 2年半ぶりの「兵六」である。

 ブラジルに赴任していた1年半を差っ引いても、その前後、それぞれ半年ずつの間、来ることができてなかったってことだよなあ。

 あちこちの酒場に不義理をしてしまっていて、本当に申しわけないことこの上ない。

 店主に「こちらにどうぞ」と指示されるままに、店主を囲むように作られたコの字型のカウンター席の一角に腰をおろす。

 この店では、座る場所を、店主がきちんと采配してくれる。

 特にコの字カウンターの椅子は、丸太を2本渡したベンチシート形式なので、つめれば詰まるし、開ければあく。

 お客が増えてくると、「こちらを少し寄っていただいて、もうひとり入れてください」というところまで面倒を見てくれるので、客の側はとっても楽なのだ。

「お湯割りをお願いします」

 ここに来たら、やっぱり焼酎だ。

 お湯割りでお願いすると、丸っこい徳利に入った芋焼酎「さつま無双」(700円)と猪口ちょこ、それとは別に小さなアルマイトのヤカンに入った白湯さゆが出される。

 これらを使って、小さな猪口の中で、芋焼酎のお湯割りを作るのである。

 お通し(サービス)として出されたのは、卯の花(おから)だ。

 さあて、お通しのあとの料理は何にするかなあ。久しぶりなので、あれもこれもが気になってしかたがない。

「料理は炒豆腐ちゃーどうふ(600円)をください」

 けっきょく炒豆腐を選択した。

 炒豆腐は、豆腐を、豚肉、キャベツ、タマネギと一緒に炒めて、中華風に味つけをしたもの。好みで一味唐辛子を振りかけていただく。豆腐と油の相性が抜群で、焼酎が進むこと間違いなしの一品だ。

 常連さんたちとお会いして、お話させてもらうのも久しぶり。

 それぞれの店に、それぞれの店の常連さんたちがいて、店と一体化するような感じで、その店ならではの空気(酒場の雰囲気)を作り上げている。

 これはもう、実際にその店に行かない限り、絶対に味わうことができないものなんだよなあ。

 焼酎のお湯割りをおかわりして、つまみには月見納豆(380円)をもらう。

 小鉢に盛られた納豆には、たっぷりと青のりがかけられ、その上にウズラ卵の黄身がのっている。それをグリグリとかき混ぜたら、ズズッとすすり込む。なるほど、青のりが決め手だね。

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今夜のお勘定は2,380円でした。どうもごちそうさま。

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「さつま無双」湯割りとお通し / 月見納豆 / かき混ぜていただく

店情報前回

《平成28(2016)年5月24日(火)の記録》

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堀越さんと中酒で呑む … 「中央酒場(ちゅうおうさかば)」(横須賀中央)

堀越さん&みっちゃん


 「ホッピー仙人」に「堀越ほりこしさん」という、人気オリジナルカクテルがある。

 これは青リンゴサワーと白ホッピーをハーフ&ハーフにしたもので、1杯が800円。

 ホッピーの淡い黄金色から、青リンゴサワーの涼しそうな淡緑色へのグラデーションが美しいうえに、青リンゴの甘酸っぱい味わいが、のどにも心地いいのである。

 この「堀越さん」。堀越さんという方が「青リンゴサワーと白ホッピーを混ぜて作って」というお願いをして、仙人に作ってもらったカクテルだから、その名が付いたんだそうな。

 そんな堀越さんご本人に、今日は「中央酒場」(略称「中酒ちゅうさか」)で初めてお会いした。

 横須賀在住の酒友・みっちゃんに「横須賀に飲みに行くよ」という連絡を入れたところ、同じく横須賀在住の堀越さんにも連絡をしてくれたのである。(ありがとう!>みっちゃん)

 堀越さんは、ホッピービバレッジ株式会社の元社員。ホッピー文化を横須賀に根付かせた第一人者として、同社から「ホッピー大使」にも任命されている。

 実は青リンゴサワーも、ホッピービバレッジの商品のひとつ。

 堀越さんのホッピー愛(ホッピービバレッジ愛?)から生まれたカクテルが、「ホッピー仙人」の「堀越さん」だったんですね。

 まだ飲んだことがない方は、ぜひ「ホッピー仙人」でお試しください。

 さて、「中央酒場」。

 昭和28(1953)年創業のこの酒場は、昭和朝10時から、夜の10時半まで、中休みなしの営業で横須賀の呑兵衛たちを受け入れてくれる。

 140mlの焼酎で作る濃いめの三冷ホッピー(450円)が大人気だ。

 つまみには、上面に練りガラシを塗った「湯どうふ」(400円)や、安くてボリュームたっぷりの「げそ天ぷら」(450円)。そして今日は残念ながら「しこ刺身」(450円)がなかったので、そのかわりに「いわし刺身」(450円)をもらった。

 ちなみに「しこ刺身」の「しこ」というのは、カタクチイワシ(=シコイワシ)のこと。広島で小イワシと呼んだり、愛媛などでホウタレイワシと呼んだりするのと同じものだ。

 午後2時過ぎに飲み始めたのに、店を出たのは5時過ぎ。3時間もの長っちりになってしまった。どうもごちそうさま。

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横須賀のホッピーは濃いぞ! / 湯どうふ / げそ天ぷら

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2杯めは黒ホッピー / いわし刺身 / そして燗酒

店情報前回

《平成27(2015)年12月19日(土)の記録》

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最後はバリカタで〆る … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)

博多ラーメン


「ばりこて」 閉店時刻まで「竹よし」にいたら、次に流れてくるのは博多ラーメンの「ばりこて」(都立家政店)だ。

 「竹よし」から「ばりこて」までは歩いて1~2分。

 このあたりの酒場からも近く、しかもわが家から歩ける距離(10分ほど)に「ばりこて」ができてから、少し離れた「御天」に行く頻度が落ちてしまってるなあ。ごめんなさい。>岩佐社長

 「御天」でもそうなんだけど、こちら「ばりこて」でも、いきなりラーメンを食べることは、ほとんどない。

 まずはやっぱり飲まなくっちゃね。(筆者注:これは我われ呑兵衛の話。両店ともに、最初からラーメンを食べているお客さんも、たくさんいらっしゃいます。むしろそっちのほうが多いです。)

 芋焼酎「黒霧島」(400円)をロックでもらって、つまみには「ひとくちめんたい」(160円)だ。

 このところ、この組み合わせが定番になってるなあ。

 同じように「竹よし」から流れてきた常連さんたちと、チビチビとやっているところへ、「竹よし」の片づけを終えたチクちゃんも合流だ。

 チクちゃんの注文に合わせて、私もお茶ハイ(380円)をもらう。

 そして最後は博多ラーメン(650円)を「ばりかた」でもらって、ビシッと〆る。

 「竹よし」を手伝っていて、夕飯を食べていないチクちゃんは、さらに小さいごはんももらって、ビシッ、ビシッと強力に〆る。

 やあ、おいしかった。今夜のお勘定は1,590円なり。どうもごちそうさま。

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芋焼酎、ひとくちめんたい / 広くて清潔な厨房スペース / チクちゃんのひと口ごはん

店情報前回

《平成28(2016)年5月20日(金)の記録》

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秋元さんと大いに呑む … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

「竹よし」にて


 最後に地元でもう1軒と入った「竹よし」では、なんと「秋元屋」店主の秋元宏之(あきもと・ひろゆき)さんが、ひとり呑みを楽しんでいる。

 「竹よし」の店頭の提灯ちょうちんは、実は秋元さんからの贈り物。秋元さんは「竹よし」のご常連のひとりでもあるのだ。

 さっそく秋元さんのとなりに座らせてもらい、「賀茂鶴 純米吟醸 一滴入魂」(300ml瓶600円)とホヤ酢漬(400円)を注文した。

 「秋元屋」の創業は平成16(2004)年。それ以降、あっという間の12年で、「秋元屋」そのものも、本店、桜台店(=2号店)、「第三秋元屋」(=3号店)と3店舗になったほか、「秋元屋」で修業した人たちが、『秋元系』と呼ばれる「もつ焼き店」を次々に開店して、いまや東京西部を代表する「もつ焼き店」グループの一つになっている。

 「秋元屋」そのものは、各店舗をしっかりとした店長が守っているので、店主(=社長)は外で飲んでいても安泰なのでした。

 この沿線の、もう一つの「もつ焼き店」グループの核が、新井薬師前に本店を構える「四文屋しもんや」だ。こちらの創業は平成10(1998)年と、「秋元屋」よりも6年ほど早い。

 ただし「四文屋」の場合は、もはや『西武線沿線』とか、『東京西部』とか言っている場合じゃない。都内はもとより、全国的な展開を見せているようです。

 私にとっての『もつ焼きの元祖』と言える店が2軒ある。1軒が恵比寿の「たつや」で、もう1軒が今はなき鷺ノ宮の「鳥芳とりよし」だ。

 恵比寿「たつや」でもつ焼きを覚え、その後、鷺ノ宮「鳥芳」が自分の行きつけの店になっていくにつれ、もつ焼きが大好物になった。

 だから「鳥芳」が平成15(2003)年末に閉店したときは、大きな喪失感を味わったものだった。

 それと入れ替わるように、翌年の1月にオープンしたのが「秋元屋」だった。これは本当にうれしかったなあ。

 その「秋元屋」も、いまや有名店になりすぎて、自分自身もなかなか入ることができないのが最大のネックなのだ。

 今日は久しぶりの『酒友としての秋元さん』との会話に夢中になってしまい、飲むのも食べるのも二の次になってしまった。とってもごめんなさい。>「竹よし」マスター&チクちゃん

 そんなわけで、今日のお勘定は「賀茂鶴」とホヤ酢漬で、ジャスト千円なり。どうもごちそうさま。

 もう帰ろうとされているところだったのに、長時間おつきあいいただき、ありがとうございました。>秋元さん

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提灯は秋元さんの贈物 / 賀茂鶴 純米吟醸 一滴入魂 / ほや酢漬

店情報前回

《平成28(2016)年5月20日(金)の記録》

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酒場であり食堂であり … 「信濃路(しなのじ)」(鶯谷)

カレイ煮つけ


「昭和の時代には、男尊女卑なんてことも言われてたけど、いまは逆。女のほうが上。女尊男卑じょそんだんぴだよな」

「本当にそう思うよ。オレなんかいつも、カミさんの3歩後ろじゃなくて、3メートルぐらい後ろを歩いてるもんなあ……」

 左どなりの男性二人連れがそんな話で盛り上がっているなか、右どなりの男性ひとり客はというと、左手でスマホを操りながら、右手には箸を持って酢豚(350円)をつまみながら黒ホッピー(370円)を飲んでいる。

 この酢豚が、350円という値段からは想像できないほど、豚肉のボリュームもたっぷりで、ホカホカと立ち上る湯気の甘酸っぱい香りが、まわりの人たちの食欲まで刺激する。

『次にこの店に来たら、絶対に酢豚を食べよう』

 私自身も、早くも次の来店のことを考え始めている。

 ここはJR山手線・鶯谷駅のすぐ近くにある、24時間営業・年中無休の食堂(兼)酒場、「信濃路」だ。

 金曜日ということもあるのか客は多くて、今も3人連れでやってきたグループ客が、「ごめんなさい、満席です」と断られたところだ。

 飛び飛びに1席ずつ、数席分ぐらいは空いてるみたいなんだけれど、まとまって3席分は空いてないんだろうな。

 私は、シメサバ(500円)をつまみにホッピー(370円)を飲んでいる。

 本当はカツオタタキ(500円)を注文したんだけど、残念ながら売り切れていて、シメサバになったのだった。

 刺身系の500円というのは、この店ではけっこう高価なつまみだ。マグロ、タコ、イカとシメサバの4品(いずれも500円)が定番で用意されている他に、カツオタタキのような、日替わりの刺身が何品か加わるようだ。

「すみません! ナカとアジフライね!」

 背後の、壁に作り付けのカウンター席に座っているお客さんから注文が飛ぶ。

 ナカ(ホッピーの焼酎おかわり)は250円で、アジフライは180円。コロッケ130円、メンチカツ190円なんてのも安いよね。

 ちなみに私の近くに4~5人ほどいる店員さんは、すべてアジア系の外国人。

 ブラジルの酒場で飲んでたときは、我われ日本人がたどたどしいポルトガル語で注文してたけど、ここ「信濃路」では、店員さんたちがたどたどしい日本語で注文を受けてくれる。立場は逆だけど、なんだかブラジルの酒場に戻ったようで、すごく親近感を感じるなあ。

 そのおねえさん同士も、たどたどしい日本語で会話したりしてるのがおもしろい。きっとお国(母国)が違ってて、それぞれにネイティブな言語が違うんだろうな。(ちなみに同じ母国語のおねえさん同士は、その母国語で会話しているようです。)

 ホッピーのナカをもらって、カレイの煮つけ(400円)を追加注文する。

 カレイの煮つけは、あらかじめ調理されているものを電子レンジで温めなおして、「お皿、熱いので気をつけてくださいね」と言いながら出してくれた。

 グイッと醤油辛い味つけが下町風か。これはまた酒が進むのぉ。

 このカレイ。それほど大きくはないものの、頭だけ落とした、丸ごと1尾の煮つけである。

 ちょうど半身を食べ終えたところで、さらにナカをもらう。ナカと同時に、氷もたっぷりと足してくれるので、ソト(瓶のホッピー)の入るすき間はほとんどない。濃いねぇ~っ!

 ところで、ここ「信濃路」の看板には、「お食事と呑み処 信濃路 鶯谷店」と書いてある。

 わざわざ「鶯谷店」と書いているところを見ると、他にも「信濃路」があるのかなと思って探してみると、どうやら平和島蒲田大森などにも店舗があるようだ。

 平和島も蒲田も大森も、すべて大田区内で、それぞれ近い。だとすると、ここ鶯谷店だけがそれら3店舗からは離れて、ポツンと台東区にあるということなのか。他の3店にも行ってみなきゃね。

 1時間40分ほどの酒場浴。ホッピー・ソト1ナカ3に料理2品で、今日のお勘定は1,770円でした。どうもごちそうさま。

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「信濃路」 / ホッピー / シメサバ

店情報前回

《平成28(2016)年5月20日(金)の記録》

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おひとりのお客様限定 … 魚専門「みはる食堂」(野方)

“少”刺盛り


 午後6時の開店時刻ちょうどに、本日第一号の客として店内へと入り、カウンターの一番奥にある、やや鋭角にせばまった部分に身体を落ち着ける。

 ここは場所としては狭いし、店内ではおそらく唯一、テレビが見えない(画面の真横にある)席なんだけれど、魚の本や、酒場の本がたくさんストックされていて、気になったときに、すぐに調べることができるのだ。

 まずは赤星と黒ラベルが選べる瓶ビール(中瓶500円、以下すべて税別表記)の、赤星(サッポロラガービール)のほうをもらって、のどを潤し、手渡された日替わりの手書きメニューに目を通す。

店頭のお品書き あれこれと目移りがして仕方がないような品々が60品ほど並んでいる中に、『お一人のお客様限定』と書かれた欄に目を引かれた。

 ひとり客に限って、お酒(アルコール飲料)と合わせての注文であれば、「“少”刺盛り」を650円、「“少”骨無しアラ煮」を150円で提供してくれるようだ。

 ちなみに、ひとり客じゃない場合には、「本日の刺身盛り合わせ」は(小)が950円、通常サイズの(中)は1,150円となる。(大)はない。普通の「骨無しアラ煮」は250円だ。

 よしっ。今日はこの『お一人のお客様限定』に乗ろう。

「ひとり客用の“少”刺盛りと“少”骨無しアラ煮をお願いします」

 両方とも注文した。

 ビールを飲みながら待つことしばし。

 まず出てきた「“少”刺盛り」は、生本マグロ刺、梅雨イサキ刺、白イカ刺、カマス焼霜造り、梅雨イワシ刺、生ボタンエビ、シメサバの豪華7点盛りだ!

 1品がそれぞれ2切れずつぐらいなんだけど、ひとりにはちょうどいい。これが650円というのは、うれしいなあ。

 追いかけるように出てきた「“少”骨無しアラ煮」も大ぶりの小鉢に、けっこう入ってる。

 そういえば、私のあとからもお客さんが入ってきているのだが、それぞれ2人客や3人客で、ひとり客はいない。

 ひとりで来ると、あれやこれやを食べることができないので、刺身とアラ煮を、少量サービスで出してくれてるんだろうな。

 ビールがなくなったところで、長崎は壱岐いきの麦焼酎「村主すぐり」(500円)を注文するも、残念ながら売り切れ。同じく壱岐の麦焼酎「ちんぐ(黒)」(500円)をロックでもらう。麦焼酎にしては、ひとクセあるのがおもしろい。

 ゆっくりと1時間半ほどの“酒場浴”&“魚浴”。今宵のお勘定は1,800円+消費税で、1,940円なり。

 大満足な『お一人のお客様限定』メニューの存在、本当にありがとうございます。どうもごちそうさま。

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サッポロラガービール / “少”骨無しアラ煮 / 麦焼酎「ちんぐ(黒)」ロック

店情報前回

《平成28(2016)年5月22日(日)の記録》

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最後はやっぱりここで … 「二毛作(にもうさく)」(立石)

おでん


 宇ち中さんと二人で、「宇ち多゛」「江戸っ子」と立石をハシゴして、「最後にもう1軒!」と3軒めを探ります。

 本来であれば、今日の〆は、宇ち中さんの行きつけの1軒である、京成高砂駅近くの「高砂家」のはずだったのだが、残念ながら今週から「高砂家」は臨時休業中。

 そこで3軒めも立石エリア内で探すことにした。

 「江戸っ子」を出ると、すぐ近くにあるのが昨年(2015年)5月に、線路の反対側から、ここ「呑んべ横丁」の中に移転してきた「串揚100円ショップ」。

 午後9時を回ったこの時間帯、すでに店頭の灯りは消え、店内に残っている数人のお客さんが帰れば閉店するような状態。もっと早い時間に来なきゃいけないなあ。

 続いて、餃子の店「蘭州」(こちらは午前2時までの営業)に向かうと、なんと店の外に待ち行列ができている。さすが、こちらも人気店だなあ。

 そんなわけで、今日もやっぱり「二毛作」に行くことに決定。

 実は4日前の土曜日にも、宇ち中さんと一緒に「不毛作」(←「二毛作」の2階で開催されたイベント店)にやって来たばかり。いつもいつも酔っ払ってやって来て、申しわけない限りなのである。

 そして今日も今日とて、生ビール(アサヒプレミアム熟撰、600円)をもらって乾杯だ。

 最初のビールに続いては、一貫して焼酎梅割りや焼酎ハイボールを飲み続けてきたので、最後の最後でいただく生ビールが心地よい。

 あれやこれやと話をしながらゆっくり飲んで、2杯めの生ビールに入るころになってやっと「そうだ! 料理をたのまなきゃ!」ということで、看板メニューのおでんを、盛り合わせで出してもらった。

 1時間半ほど愉しんで、お勘定は二人で4,300円(ひとり当たり2,150円)ほど。今夜もどうもごちそうさま!

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「二毛作」 / 生ビール / お通しイカ明太

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本日のおすすめ / 飲みものメニュー / 地酒のラインナップ

店情報前回

《平成28(2016)年5月18日(水)の記録》

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ボール煮込み豆もやし … もつ焼き「江戸っ子(えどっこ)」(立石)

ボール・煮込み・豆もやし


 「宇ち多゛」を出て、宇ち中さんと一緒に向かった2軒めは、『立石の関所』こと、「江戸っ子」である。

 ここに来るのはなんと7年ぶり。

 立石に来ると、どうしても「宇ち多゛」に寄ってしまうので、同じ系統(=もつ焼き屋)である、ここ「江戸っ子」や「ミツワ」に、なかなか来ることができずにいるのでした。

 平日(水曜日)の午後8時というこの時間帯ながら、「江戸っ子」は満席で、入口前には5人ほどの行列ができていて、我われ二人もその後ろに並んだ。

 すぐに先頭の2~3人が店内へと入り、我われの前のグループに、「テーブルに相席でもいいですか?」と声がかかる。

「いや、カウンターが空くのを待ちます」

「その次の方はどうですか?」と我われのほうにお鉢が回ってきた。

「私らはテーブルでいいです」

 ということで、ほとんど待つ間もなく店内に入ることができた。

 しかも、そのテーブル席(6人掛け)に先客として座っていた3人組は、少し前まで「宇ち多゛」で一緒に飲んでいた人たちだ。考えることは同じだなあ。

「ボールを二つ、お願いします」

 『ボール』というのは、この店の名物、『江戸っ子“特製”焼酎ハイボール』(350円)のこと。この店では、ほとんどの客がボールを飲んでいる。

 そして、つまみの名物は煮込み(360円)だ。

「豆腐がなくなったんですけど、それでもいいですか?」

「ええ、いいですよ。あと『豆もやし』(200円)もください」

 ここの煮込みは白味噌で、大根も入ってる。「宇ち多゛」の赤味噌で、もつ100%の煮込みとは対照的だ。どっちも捨てがたいなあ。

 豆もやしも人気があるようで、相席の3人組も、やっぱり豆もやしをもらってる。

 今日はお腹いっぱいなので注文しないが、ここのもつ焼きは4本1皿で360円。1本あたり90円だ。

 レバ、シロ、カシラ、ナンコツ、アブラは、それぞれ2本ずつを組み合せて1皿にしてもらうことができる。タンとハツも、2本ずつで1皿にしてもらうことができる。

 味付けは通常の塩、タレ(甘ダレ)の他に、辛ダレというのも選べる。

 入店してから1時間。午後9時にはもう閉店だ。

 お勘定は二人で2,310円(ひとり当たり1,155円)だった。どうもごちそうさま。

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ボール / 煮込み / 豆もやし

店情報前回

《平成28(2016)年5月18日(水)の記録》

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平日夕方にゆったりと … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)

ビールと煮込み


 今の職場は三田にあるので、京成立石までは電車1本、35分ほどで行ける。

 仕事を終えて6時前の電車に乗ると、6時半にはもう立石だ。

 この時間帯、「宇ち多゛」の待ち行列は5人ほど。その最後尾に並ぶと、ほんの5分ほどで店内に入ることができた。

 まずはビール(キリンラガー大びん、600円)と煮込み(200円)をもらう。

 ここの煮込みは、豚もつ100%。野菜など、豚もつ以外のものは、いっさい入っていない。

 そして、その豚もつの種類がものすごく多いというのも大きな特徴だ。

 だから、まずこの煮込みをもらうだけで、いろいろな豚もつの食感を楽しむことができるのである。

 この煮込みが売切れた段階で、新たなお客さんは入れなくなり、その後は店内で飲んでるお客さんたちが出るのを待って閉店となるのだ。

 つまみ、煮込みは「宇ち多゛」の営業時間を左右する、重要な一品ということですね。

 豚もつの合いの手用に、お新香(200円)ももらうことにする。

「キュウリは売り切れてて、大根になるけどいい?」と声がかかる。

「いいです、いいです。大根を『しょうがのっけてお酢』でお願いします」

 通常はキュウリと大根のぬか漬けを、一皿に半分ずつに盛り合わせてくれるのだが、キュウリがなくなると、それが大根だけになるのである。

 お新香の場合でも、大根だけになった場合でも、上にちょっと紅ショウガをのせて、醤油をサッとかけてくれるのが標準系。

 これに『しょうがのっけて』のオプションを付けると、紅ショウガが多めになり、『お酢』のオプションを付けると、醤油に加えてお酢もかけてくれるのでした。

 ちなみに『かけないで』なんてオプションもあって、「お新香、かけないで」と注文すると、醤油をかけずに出してくれる。

 そろそろ煮込みを食べ終わるかという頃合いに、宇ち中さんもやってきて合流。

焼酎梅割り 焼酎の梅割り(200円)をもらって、「ガツとアブラ、1本ずつお酢」(200円)を注文する。

 平日の午後7時前というこの時間帯、残っている「もつ焼き」(1皿2本で200円)は、レバ、シロ、ガツ、アブラの4種類だけ。

 入店したときには「レバのボイル」もあったんだけど、ついさっき、売り切れてしまったようだ。

 レバのボイルというのは、串に刺した豚レバーをゆでて冷ました、レバーの冷製のこと。レバ生(=レバ刺し)を出すことができなくなった今、それに代わる人気の品。レバのボイルは、平日しか置いていないそうです。

 実はどのもつ焼きもゆで冷ました状態まで下ごしらえしてあって、注文を受けてから、それを焼きあげてくれる。つまり、「宇ち多゛」のもつ焼きは、焼く前から、もう火が通った状態になってるってことだ。

 それを焼かずにそのまま出してもらうのが「ナマ(生)」という食べ方だ。

 レバ以外の串は、ナマで注文することができる。

 そしてナマで注文する場合に限って、2種類を混ぜて1皿にすることができるのでした。

 だから、先ほどの注文、「ガツとアブラ、1本ずつお酢」も、『1本ずつ』と指定した段階で、ナマだということがわかるんですね。

 ナマも、醤油をかけて出してくれるのが標準形。今回はさらに「お酢」もかけてもらった。

 最後にもう1杯、焼酎の梅割り(200円)をもらって、「レバたれ」(200円)を焼いてもらう。

 土曜日の昼間は、『東京下町を代表する一大観光地』という感じがするほどのにぎわいを見せている「宇ち多゛」だけれど、平日の夕方、遅い時間は会社帰りの常連さんが多くて、ゆったりとした時間が流れている。

 みんな2品と2杯(これでお勘定は800円!)ぐらいで、サクッと帰っていく。きっと毎日のように寄り道して帰ってるのに違いない。

 久しぶりにやってきた私は、4品と2杯+ビール大びんで、超満腹!

 それでもお勘定が1,800円なんだから、うれしいよねえ。

 どうもごちそうさま。また来ます。

 あまりの嬉しさに、思わず知らず長文になってしまったぜい。

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大根しょうがのっけてお酢 / ガツとアブラ1本ずつお酢 / レバたれ

店情報前回

《平成28(2016)年5月18日(水)の記録》

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いかみみ刺身わたあえ … 立呑み「やきや」(荻窪)

いかみみ刺身わたあえ


 今日は「いかみみ刺身わたあえ」をつまみにホッピーである。

 実は「やきや」には、そんなメニューはない。

 この料理を楽しむには、まずは名物の「珍味わたあえ」(170円)をいただく。

 これはイカゲソを、イカワタ(イカの内臓)で和えたもので、イカワタの濃厚なコクと、イカゲソの弾力感が味わえる人気の一品なのだ。

 そしてこの「珍味わたあえ」を食べ終わったあとに、「いかみみ刺身」(170円)をもらって、通常はワサビ醤油でいただくところを、「珍味わたあえ」の小鉢に残ったイカワタをまぶしていただくのである。

 このとき、「いかみみ刺身」に添えられたワサビを、イカワタの中に溶かし込むとまたうまい。

 「いかみみ刺身」の代わりに、「いか刺身」(170円)や「げそわさ(=げそ刺身)」(170円)にしてもいける。

 みんなに人気の「珍味わたあえ」は、早い時間帯に売り切れてしまうため、ひとり1回しか注文することができない。しかし、こうして刺身と組み合わせることで、2倍楽しめるのであ~る。

 金曜日の今日は、出張先からそのまま帰ってきたので、荻窪駅に到着したのは午後5時半。この時刻であれば、まだ「やきや」もいているんじゃないかと、期待しながらやってきたのだった。

 ところが!

 さすが「やきや」である。午後5時半でも、店内はほぼ満員だ。

 みんな、出足がいいなあ。

 ラッキーにも入口近くの焼き台前に、ちょうどひとり分の空間があったので、そこに入らせてもらい、まずはホッピー(320円)と「珍味わたあえ」でスタートした。

 八戸直送のイカ料理を中心としたつまみが、ほぼ170円均一というのも驚きだけど、ホッピーの320円というのも安いよねえ。

 「珍味わたあえ」で1杯めのホッピーを飲み干したあとは、ナカ(ホッピーのおかわり焼酎、160円)をもらって、つまみには「いかなんこつ焼」(170円)を注文する。

 イカ軟骨は、足の上部、イカの胴体の中にある、イカの頭部の身。脳や目を衝撃から守るために他より硬い身になっているんだそうな。

 このイカ軟骨をひと口大にカットして串に刺したもの2本をタレ焼きにしてくれる。これもまた、「やきや」の人気のメニューのひとつだ。

 さらにナカをおかわりして、いよいよ満を持して「いかみみ刺身」である。

 注文を受けてから、イカミミ2枚を、スィ~ッ、スィ~ッと細切りの刺身に引いてくれる。

 イカワタがすっかりなくなって、小鉢がまるで舐めたようにきれいになるまでイカワタを食べ切ってしまったら、まだ残っているミミ刺しは、普通どおりにワサビ醤油でいただく。これもまたうまいのぉ。

 最後にもう1杯、ナカをもらって、これでソト1・ナカ4となった。ホッピー(=ソト)1瓶に対して、焼酎(=ナカ)が4杯ということだ。

 ソト1・ナカ4で合計800円。1杯あたり200円だから安いよねえ。そして、このホッピーを4杯飲むと、かなりしっかりと酔っ払うこと間違いなし!

 最後のホッピー用にもらったつまみは「きざみ穴子」(170円)。

 蒲焼きにした穴子を細く切り、同じくらいの大きさにカットしたキュウリと一緒に小鉢に盛ったもの。これもまた大好物なんだ。

 ゆっくりと1時間40分ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,480円。

 大衆酒場の目安は、『2品と2杯で1,500円以内』だろうと思っているのだが、今日の「やきや」はなんとその倍、『4品と4杯で1,480円』だ!

 美味しくて、安くて、思いっきり酔って。なんともうれしい限りなのである。

 今夜もどうもごちそうさま!

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ホッピー / 珍味わたあえ / いかなんこつ焼

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いかみみ刺身 / きざみ穴子 / 「やきや」のメニュー

店情報前回

《平成28(2016)年5月13日(金)の記録》

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アユほろ苦く、夏近し … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

アユほろ苦く、夏近し


 あぁ。「竹よし」の今日のネタケースにはあゆが並んでいる。

 新緑の季節に、灰緑色に輝く鮎の身体のなんと美しいことよ!

 今日は絶対にこれにしよう。

「鮎の塩焼き(550円)をお願いします」

「はい。今日は鮎にしますか」

 魚好きな大将マスターも、季節の鮎の注文に笑顔を見せてくれる。

 つまみを注文しておいてから、冷蔵ケースに日本酒を探しにいく。

 おろっ。広島の酒、「賀茂鶴かもつる」がある。

 ひと目でこれに決めた!

 「賀茂鶴 純米吟醸 一滴入魂」(300ml瓶600円)だ。

 その「賀茂鶴」をチビチビとやっているところへ、鮎もできあがってきた。

 ん~~~っ。このほろ苦さがいいねえ。

 秋の秋刀魚さんまのほろ苦さとはまた違うんだよなあ。

 その鮎に、広島のやわらかい水でできたお酒がよく合う!

 今日は日曜日なので、軽く1時間ちょっとの滞在。お勘定は1,150円なり。

 どうもごちそうさま。

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「竹よし」 / 賀茂鶴 純米吟醸 一滴入魂 / 鮎の塩焼き

店情報前回

《平成28(2016)年5月8日(日)の記録》

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フルさんの征西12年め … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

ポテトサラダ


 ど~んと出てきたこの料理は、ポテトサラダ(346円)である!

 大きな丸皿の中央部に、レタスにのったポテトサラダが鎮座し、右手前に大きなバナナが2本分、左手前にメロン、奥にはたっぷりのオニオンスライスだ。

 ひとりでやって来て、このポテトサラダが出てくると、これでもう満腹になってしまう。

 今日はゴールデンウイーク恒例の「呑んだフルさんの征西」の日。

 いつもは都内東部で飲んでいる呑んだフルさんが、「たまには都内西部でも飲んでみよう」とやって来る。

 呑んだフルさんの征西が始まったのは11年前。平成17(2005)年5月のことだった。今年でもう12年めに入るんですね。

 呑んだフルさん以外のメンバーは、宇ち中さんここちきさんと私の4人。開店直後(午後4時)の「川名」の、奥の小上がりに集まった。

 まずは瓶ビール(サッポロラガービール大瓶、519円)をもらって乾杯し、つまみはくだんのポテトサラダの他に、豚煮込み(324円)、皮にんにく串(173円)2本、鳥軟骨(108円)2本、豚軟骨(108円)2本、刺身盛り合わせ(540円)を注文する。

 「川名」の原点は精肉店なので、焼鳥は「鳥(鶏)」もあれば「豚」もある。ときには「合鴨」などもあるのがおもしろい。

 だから、今回のように鶏ナンコツと豚ナンコツの食べ比べをしたりすることができるのだ。

 鶏ナンコツの軟骨は、いわゆる薬研(やげん)ナンコツ。胸骨の先っぽにある、断面がY字の軟骨です。

 一方で豚ナンコツの軟骨は、豚の喉や気管の部分。

 どちらもそれぞれに個性があって人気の一品なのだ。

 さらに生グレープフルーツサワー(411円)やホッピー(411円)をもらいながら、合鴨もも串(195円)、合鴨つくね串(195円)も追加した。

 たっぷりと3時間も楽しんで、今日のお勘定は、ひとり108円の席料も加わって、4人で7,352円(ひとり当たり1,838円)なり。どうもごちそうさま。

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焼鳥を焼く店主 / 店内(カウンター席)の様子 / 今日のホワイトボードメニュー

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サッポロラガービール大瓶とお通しのオレンジ / 豚煮込み / 刺身盛り合わせ

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皮にんにく串・鳥軟骨・豚軟骨 / 生グレープフルーツサワー / 合鴨もも・合鴨つくね

店情報前回

《平成28(2016)年5月7日(土)の記録》

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帰京したら即もつ焼き … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)

もつ煮込み


 松山から東京に戻ってきて、自宅に荷物を置いてすぐに出かけた先は、やきとん「弐ノ十」だ。

 ちょうど1週間前に、野方の「すっぴん酒場」で、豚もつの食いだめをしてから松山に帰省したんだけれど、すでにもつ切れ。早く豚もつを補給しなくっちゃ!

 カウンター席の一角に座るや否やというタイミングで注文したのは黒ホッピー(380円)と、もつ煮込み(350円)。

 もつ煮込みは、大鍋からついでくれるだけなので出が速いのだ。

 ん~~~っ。久しぶりの豚もつが美味いのぉ!

 煮込みを食べて、もつ切れが少し落ち着いてきたところで、ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらって、かしらみそ(100円)とナンコツたれ(100円)を1本ずつ注文する。

 ここのもつ焼きは、女性店主・アキさんが自ら焼きあげてくれる。

 「石松」や沼袋「ホルモン」、「すっぴん酒場」なども、その焼き台は店主がしっかりと守っている。

 「宇ち多゛」や「秋元屋」の焼き台は、店主ではないものの、それぞれ専任のベテランがついている。

 もつ焼きの「焼き」という工程は、それくらい大事なものなので、軽々しく人に任せることはできないのである。

 さらにナカをもらって、今度はタン塩ねぎ(100円)とテッボー正油(100円)を焼いてもらう。

 タン塩ねぎは、ゴマ油が効いてるのがいいね。

 こうしていろんな味のもつ焼きを一度に注文しても、1本ずつ、それぞれ別々の小皿で出してくれるのも、うれしい。

 4杯め(ソト1・ナカ4)となるナカをもらって、最後はハラミポンズ(100円)で〆る。

 まいどのことながら、「弐ノ十」のもつ焼きにも、ハズレはないね!

 今夜もゆっくりと2時間半ほど楽しんで、お勘定は2,130円。どうもごちそうさま。

 なんとか豚もつ切れを解消することができて、良かった良かった。

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黒ホッピーセット / かしらみそ / ナンコツたれ

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タン塩ねぎ / テッポー正油 / ハラミポンズ

店情報前回

《平成28(2016)年5月6日(金)の記録》

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瀬戸内海の地魚に舌鼓 … お食事処「磯之河(いそのかわ)」(光洋台@松山市)

鯛御膳


 愛媛を代表する魚、たい

 鯛の全国年間生産量約7万1千トンのうち、半数以上の約4万トンが愛媛県産だというんだから驚くよねえ。

 平成5(1993)年には、その鯛が『愛媛の県魚』として認定された。

 そんなわけで、愛媛は松山に帰省しての1食めは、お食事処「磯之河」の鯛御膳(2,160円)である。

 この定食には、鯛の刺身、鯛のあら煮(かぶと煮)、鯛釜めし(鯛めし)、鯛の潮汁うしおじるという鯛づくしに加えて、海藻サラダ、茶碗蒸し、お新香が付いている。じつに豪華だ。

 ランチタイムなんだけれど、これだけの内容であれば絶対に飲むよねえ。せっかくの鯛なんだから、飲まなきゃもったいない。

 他の料理もさることながら、特に鯛釜めしが絶品。ごはんであるにもかかわらず、そのまま素晴らしい酒のつまみにもなる。

 ちょっと分けてもらった「たこ釜めし」もまた瀬戸内の味だ。

 帰省初日からこんな感じで、その後も1週間ほど実家でゆっくりとしている間に、オコゼの刺身やオコゼの唐揚、オコゼの味噌汁というオコゼづくしや、メバルの煮つけ、ママカリの酢漬けなどなどを、毎日のようにいただきながら、愛媛の地酒をちびりちびり。

 庭に生えてたタラの芽の天ぷらや、焼いたそら豆なんかも美味しかったなあ。

 瀬戸内の海の幸・山の幸をたっぷりといただいた連休となった。

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鯛刺身 / 鯛かぶと煮 / 鯛釜めし

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とれたて大根とその葉っぱ / そら豆 / おこぜ刺身

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めばる煮付け / おこぜの味噌汁 / おこぜ唐揚げ

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じゃこ天 / ママカリ酢漬けと梅錦 / タラの芽の天ぷら

店情報

《平成28(2016)年4月30日(土)~5月6日(金)の記録》

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店情報: お食事処「磯之河(いそのかわ)」(光洋台@松山市)

  • 店名: お食事処「磯之河」
  • 電話: 089-994-2853
  • 住所: 791-0000 愛媛県松山市磯河内甲1-1
  • 営業: 11:00-14:00 & 16:30-21:00(日祝は中休みなしの通し営業)、火休(祝日の場合は翌日)
  • 場所: JR予讃線・光洋台こうようだい駅から徒歩11分(600m弱)。伊予鉄バスならば「磯の川」停留所下車、徒歩5分。
  • メモ: 総席数100席(テーブル7席、座敷6室、大広間)。磯之河定食(梅)1,405・(竹)2,160・(松)2,810、鯛釜めし865、鯛釜めし唐揚定食1,405、鯛釜めし天ぷら定食1,405、鯛釜めし刺身定食1,620、たこ釜めし865、たこ釜めし唐揚定食1,405、たこ釜めし天ぷら定食1,405、たこ釜めし刺身定食1,620、鯛御膳2,160、刺身定食975、風早弁当975、鹿島弁当1,080など。(2016年4月調べ)

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豚もつ焼きの食いだめ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ビロビロ


 明日から1週間ほど松山(愛媛県)に帰省する予定なので、「すっぴん酒場」に豚もつ焼きの食いだめにやってきた。

 いつものように黒ホッピー(450円)をもらって、焼きものはレバ(100円)とシロ(100円)という、王道の2品からスタートする。

 レバとシロは、その店の仕入れ(モツの鮮度)と仕込み(下ごしらえの度合い)がずばりとわかる品。

 これに「焼き」と「味付け」が加わって、絶品のもつ焼きができあがっていくのである。

 『焼き鳥は高いけど、(豚の)もつ焼きなら安い』といった、『焼き鳥の代用品』的な扱いを受けた時代もあったけれど、今は確実に『安くて美味しいから(焼き鳥ではなくて、あえて)もつ焼きを食べに行く』という時代。

 もつ焼きは明らかに『美味しい料理』の一つのジャンルとして市民権を得ているのだ。

「もつ焼きはまだ食べたことがない」

 という方がいらっしゃったら、ぜひともここ「すっぴん酒場」をはじめとする、都内でも名高い『もつ焼き専門店』のもつ焼きを味わってみてください。“豚もつ”に対する考え方が一新すること請け合いです。

 ちなみに「もつ焼き」も「やきとん」も、ともに「豚もつの串焼き」のことを指す名称。店によっては「やきとり」と称している場合もある。

 辞書でも「焼き鳥・焼鳥」のことは、『鳥肉を串に刺して、たれや塩をつけてあぶり焼いた料理。鳥のほか、豚や牛の臓物を焼いたものにもいうことがある』(大辞林 第三版)とされているので、「焼き鳥」と称して、もつ焼きを出しても、問題はないようである。

 さて「すっぴん酒場」。

 まず出されたのは四角く定形に切りそろえられたレバのタレ焼きだ。

 ほぼ定形になっているからこそ、火の通り方が均一なんだろうな。串の手元のあたりで、その定形が少しずつ小さくなっているのも、食べ進んでいく時間の違いを考慮しているのに違いない。

 そして「すっぴん酒場」名物の、サクッと香ばしい表面を噛み破るとチュルンととろけるシロのタレ焼き。ここのシロは、実際には上シロ(=テッポウ)なので、その食感もすばらしいのだ。

 ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、250円)をもらって、続いてはピーマン肉詰(200円)である。

 つくねもまた「すっぴん酒場」の名物料理。種類も多くて、普通のつくね(100円)のほかに、おやじつくね(100円)、チーズつくね(100円)、レンコン(150円)、そしてさっき注文したピーマン肉詰がラインナップ。ちなみにレンコンは、厚めにスライスした蓮根れんこんの穴の中に、つくねを詰めて焼きあげたものだ。

 そのピーマン肉詰めをいただいているところへ、奥で立ち飲んでいた女性ひとり客から煮込み(400円)の注文が入った。

「すみません。こっちも煮込みをお願いします」と便乗で注文する。

 ここの煮込みは、あらかじめ煮込み終えたものを冷蔵保存していて、注文に応じて小鍋に移し、豆腐などを加えて再び煮込み、仕上げてくれるのだ。

 と、今度は入口側に立っている男性客から、「ビロビロを焼いて」という注文が入った。

『ビロビロってなんだ?』

 と思っていたら、焼きあがったビロビロを分けてくれた。

 これはコブクロの端々の、仕込みをするときに切り落として捨てていた部分。

 あるとき、ミャンマー人の常連さんが「そこも美味しいのに、捨ててしまうのはもったいないよ」と食べ始め、常連さんたちの間で人気の「メニューにはないネタ」になったんだそうな。(冒頭の写真がビロビロです。)

 ホタテ貝のヒモを思わせるような食感は、たしかにうまい!

 最後は定番のショウガミョウガ(200円)で〆て、2時間半ほどの立ち飲みタイム。

 黒ホッピー外1・中4をいただいて、キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は2,300円なり。

 明日からの帰省の前に、たっぷりと豚もつ焼きの食いだめをすることができた。どうもごちそうさま!

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黒ホッピーとお通しのお新香 / れば / しろ

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ピーマン肉詰 / 煮込み / しょうがみょうが

店情報前回

《平成28(2016)年4月29日(金)の記録》

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マヨネーズが決め手! … 居酒屋「丸山(まるやま)」(阿佐ヶ谷)

厚揚納豆焼


 「これって、どんな料理なんだろう?」と思いながら注文した厚揚納豆焼(320円)。

 炙った厚揚げにマヨネーズをたっぷりとかけて、その上に納豆+刻んだ白ネギ。醤油をちょっとだけかけていただく。

 これがうまいっ!

 マヨネーズが決め手なんだなあ。

「なかなかいいでしょう。つまみが足りないなあ、というときに、ご自分でも簡単にできますよ」

 と笑顔で話してくれる大将。

 そのやり取りを聞いていた、カウンターの入口近くに座っているおにいさんも、

「美味しそうですねえ。私もその厚揚納豆焼をもらおうかな」

 と厚揚納豆焼を追加注文した。

 明日からゴールデンウイークという木曜日の帰り道。美味しいものが食べたくて立ち寄ったのは居酒屋「丸山」である。

 店頭の電灯看板には、今日のおすすめメニューが書き出されている。

 冒頭でご紹介した厚揚納豆焼(320円)の他に、天然ぶり刺身(450円)、活すずき刺身(400円)、めじな刺身(400円)、生しらす(390円)、石川産いわし刺身(340円)、赤魚かす漬け焼(450円)、めひかり唐揚(450円)、ブロッコリーマヨネーズ(300円)、ナンカレー(600円)、たい茶漬け(450円)というのが、今日のおすすめメニュー。

 まずは樽生ホッピー(400円)と天然ぶり刺身(450円)をもらった。

 ここのホッピーは、氷入りのジョッキに、レモンスライスが半切れ入る。樽ホッピーのライトな感じに、レモンスライスの酸味がよく合うんだ。

 そのホッピーをおかわりして、2品めのつまみには「竹の子きんぴら」(350円)をもらう。竹の子も美味いが、一緒に煮込まれてる油揚げがいいね。

 さらに3杯めのホッピーをもらって、厚揚納豆焼を注文したような次第。

 ホッピーは、おかわりするたびにレモンスライス半切れが追加されていくので、今、何杯めなのかはレモンスライスの数を見ればすぐにわかるのだ。

 1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は2,520円でした。どうもごちそうさま。

 さあ、明日から連休だ!

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ホッピーとお通し / 天然ぶり刺身

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2杯めのホッピー / 竹の子きんぴら

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3杯めのホッピー / 厚揚納豆焼

店情報前回

《平成28(2016)年4月28日(木)の記録》

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創作料理が止まらない … 食酒「みちのくらさん」(西荻窪)

怪しい焼き鳥


「ぜひこれを食べてみてください」

 そう言いながら、店主の高橋さんが出してくれた料理は……。

 なんじゃこりゃ?

 平皿の中央に盛られた円筒形の料理はパテかリエットか。

 添えられたスプーンで、ひと口分を取っていただく。

 おぉ~っ。これはしっかりとした肉だ。

 この料理の名前は「くらさんの怪しい焼き鳥」(630円)。

 鶏もも肉と鶏皮の焼き鳥を串からはずし、とろりとパテのようにした鶏レバーにからめて、円筒形に仕上げたもの。

 焼き鳥の弾力感と、レバーのコクとがうまくからまって、とてもいいつまみになる。

 続いて出てきたのは「日本人のガーリックトースト!」(460円)。

 「日本酒に合う!」「日本人による、日本人のための」と書かれているこのガーリックトーストは、ニンニクの香りをつけて焼いたあと、味噌チーズが塗られている。

 これはまた酒が進むのぉ!

 そしてキャンプファイヤーのたきぎのように、井桁いげた型に組まれて登場したのは、これまた《くらさんオリジナル》の「チーズ納豆」(630円)だ。

 チーズも酒に合うし、納豆も酒に合う。それを組み合わせたチーズ納豆がお酒に合わないはずがない。これもいいねぇ。

 飲み物も、基本の東北6県の地酒をはじめ、「ゆずのシャーベットロック」(680円)や、はじかみがたくさん入った「ジンジャーハイサワー」(650円)などなどと、これまたおもしろい。

 「みちのくらさん」には、ブラジル赴任中(一時帰国のとき)にも、本帰国した直後(昨年末)にも寄らせていただいているのだが、倉嶋さんといっしょに最後の〆として来ることが多いので、すっかり酔っ払っていて、ブログに書けるほどのことを覚えていないのが残念きわまりない状態なのだ。

 今日も今日とて、倉嶋さん、宮野さんご夫妻、今村さんご夫妻とともに、三次会として「みちのくらさん」にやって来た。

 なにしろ呑兵衛ばかりの飲み会なので、三次会ぐらいになると、もう相当にでき上がっている。

 飲みものには梅酒ホッピー(580円)をもらって、つまみは今やこの店の大名物となった「エロうま豆腐」(550円)を注文する。

 エロうま豆腐というのは、熱々崩し豆腐のこと。ゴマ油、ネギ油など4種類の熱した油を、豆腐にかけたもの。

 この熱々の豆腐をグズグズに崩して、スプーンでつるりといただく。

 クァ~ッ、なんたるうまさ。

 これがもう、えろううまい(えらくうまい)から「エロうま豆腐」という名前になったそうなのだが、芳ばしい香りを放ちながら、トロットロにやわらかい熱々豆腐が口中を刺激する様も官能的だ。まさに「エロうま豆腐」だなあ。

 来るたびに、何か新しい料理や飲みものが登場するのも、「みちのくらさん」にやって来る楽しみのひとつ。

 次回もまた期待しています!>高橋さん(←店主)

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「みちのくらさん」 / 日本人のガーリックトースト! / チーズ納豆

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宮城「阿部勘」特別純米 / ゆずのシャーベットロック / ジンジャーハイサワー

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梅酒ホッピー / エロうま豆腐は / グズグズに崩していただく

店情報前回

《平成28(2016)年2月27日(土)の記録》

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〔コラム〕 懐かしの「かめや」のうどん

「かめや」のうどん


 松山駅(愛媛県)で、空港行きリムジンバスを待つ間に、駅前の「かめや」で、『かけうどん』(340円)をいただく。

 高校生のとき、松山まで電車通学をしていた。

 中間試験や期末試験で、午前中だけで帰宅するときに、いつも通学仲間たちと昼食を食べていたのが、ここ「かめや」だったのである。(場所は今とはちょっと違うところだったが……。)

 食べるのはいつも『大増しうどん』。

 『すうどん』の大盛りである。

 『大増し』の読み方はきっと「だいまし』なんだろうけど、誰が言い出したのか、みんな『だいまわしうどん』と呼んでいて、我われもそうやって注文していた。

 「かめや」の『すうどん』には、刻みネギの他に、斜めにスライスした竹輪が数切れ入っていて、さらに『天かす』もテーブル上に置かれていて、無料で入れ放題。ごっそりと山盛りにして食べていた。

 今は『かけうどん』と、その呼び方も標準語風になり、『大増し』とは言わずに『大盛り』(プラス100円)となってしまっているのが、ちょっと淋しいなあ。

 でも竹輪が入ってたり、天かすを好きなだけ入れられるのは昔のまま。

 麺も、つゆの味も、昔のままのようで、これはうれしい。

 つゆまで、すっかり完食して、丼の底に描かれている亀の模様を確認してから席を立った。

 どうもごちそうさま!

 松山から東京へと向かう便は、久しぶりに窓際の席。

 予約するときに座席表を見ると、たまたま窓際の席が空いていたので、「たまには窓際席で景色を見ながら帰ろうか」と、その席を予約したのだった。

 ところが!

 この日の松山地方の天候は雨。

 雨雲を突き抜ければ雲海が広がっているかと期待したのだが、上がっても上がっても雲を突き抜けない。

 けっきょく雲の中での水平飛行となった。

 せっかくの窓際席の外は、羽田空港に着陸する寸前まで(=雲の下に出るまで)、ただただ真っ白。なんにも見えなかった。

 うどんは美味しかったのに、飛行機はついてなかったのぉ。。。

 でも東京ディズニーリゾートがチラッと見えたから、それで良しとするか。

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うどん「かめや」 / かけうどん / 汁まで完食!

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松山空港を離陸 / 窓の外は真っ白 / 着陸直前に東京ディズニーリゾート

《平成28(2016)年5月6日(金)の記録》

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にっきーさん名古屋へ … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)

居酒屋「満月」


 北海道(札幌)に単身赴任されている酒友・にっきーさんと巡る西武新宿線沿線酒場。その4軒めは居酒屋「満月」である。

 ここは夕方から深夜まで営業しているんだけれど、我われは深夜の時間帯にしか来たことがない。

 早い時間帯は女将さんと娘さんが店を切り盛りしているらしいが、夜遅くは息子のアキラくんが一人で切り盛りしている。我われが来る時間帯は、いつもアキラくんだ。

 つまみにミートボール(400円)を選び、飲みものはそれぞれの好みで。私は豆乳割りをもらった。

 最近、ひとしきり飲み食いしたあとは、トマト割りとか豆乳割りなどの「つまみ 兼 飲みもの」みたいなお酒をゆるゆるといただくのが好きなのだ。

 にっきーさんがこのたび一時帰宅したのには理由わけがあった。

 ご自宅を、名古屋へと引っ越すためだったのだ。

 しかしまあ、にっきーさんのご実家は東京だし、勤務先の本社も都内なので、東京と無縁になるわけではない。

 むしろ、これまで東京と札幌だったベースキャンプに、新たに名古屋も加わるという展開になるんでしょうね。

 にっきーさんと飲むと、このあとさらに「御天」のラーメンで締めることも多いんだけれど、明日もまだまだ引っ越しの準備が続くということで、ここでお開き。

 引っ越し準備でお忙しいなか、今日はお時間を取っていただき、ありがとうございました。またご一緒させていただけることを楽しみにしています。

 今夜の「満月」では、ご常連の玉川さんとも久しぶりにお話をすることができて良かった良かった。

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豆乳割り / ミートボール / 壁のメニュー(一部)

店情報前回

《平成28(2016)年4月23日(土)の記録》

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早くもあの世で7年生 … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

常連さんたちと


 にっきーさんと巡る西武新宿線沿線酒場。3軒めは居酒屋「ペルル」だ。

 この店に最初に来たのは平成15(2003)年2月のこと

 その年の11月に、にっきーさんがキープしていた「ブラックニッカ・スペシャル」をいただいたのがきっかけとなって、このボトルを連名でキープさせてもらうようになったのだった。

 あれからもう13年以上たったのか。

 その間に、店の場所も移り、その存在自体がこの店の名物だった創業店主・古川実(ふるかわ・みのる)さんも亡くなった。

 今年(2016年)の5月5日で亡くなって丸6年、7回忌である。

「明日からあの世の一年生、居なくなっても笑ってね」

 マスター(=創業店主)が亡くなった日に、愛用のベストのポケットから見つかった本人直筆のメモである。

 早くもあの世で7年生になるんですねえ。

 それにしても、マスターが亡くなってもなお、この地域の名酒場であり続けているのはすばらしい。

 その頃と同じような営業を続けてくれているお店のスタッフのみなさんや、変わらず通い続けている常連さんたち、マスターが亡くなったあとにこの店に通い始めた新しい常連さんたちのすべてに大感謝である。

 今日はキープボトルをハイボール(炭酸割り)でもらって、つまみには「山うにクラッカー」(500円)をいただく。

 山うにクラッカーも久しぶりだけど、ギターの上手な鈴木さんとこの店でお会いするのも久しぶりだなあ。

 今夜も閉店時刻の午後11時半まで、1時間半ほど楽しませてもらった。どうもごちそうさま。

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居酒屋「ペルル」 / キープボトルを / ハイボールでいただく

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山うにクラッカー / パンも出してくれた / マスターの遺影にワイン

店情報前回

《平成28(2016)年4月23日(土)の記録》

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久々の天ぷら盛り合せ … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

海老天ぷら


 北海道(札幌)から一時帰宅されているにっきーさんと巡る西武新宿線沿線酒場。

 2軒めは都立家政の「竹よし」である。

 少し前までは、月曜定休、火曜は「焼き魚の日」、水~日曜の5日間が通常営業だったんだけれど、今は定休日(月曜)は変わらず、火曜と水曜の二日間が「天ぷらの日」になり、木~日曜の4日間が通常営業となったようだ。

 なぜ火曜日や水曜日が、「焼き魚の日」になったり、「天ぷらの日」になったりするかというと、そこが店主のひとり営業の日(曜日替わりの手伝いの女性が入らない日)だから。

 ひとりでの営業なので、メニューを絞って、店主ひとりでも切り盛りしやすいようにしているのでした。

 しかしながら、土曜日の今日も、どういうわけだか店主ひとりで営業中。

 お客さんはけっこう入っていて、料理が追いついていない状態。

 我われ二人も、冷蔵庫から赤星(サッポロラガー中瓶500円)を取ってきて飲みはじめる。

 しばらくして、やっと店主の手が空いたところで、入口近くに座っているお客さんから、天ぷらの注文が入った。

「すみません。こっちも天ぷら盛り合わせ(1,000円)をお願いします」

 ここぞとばかりに便乗注文すると、他の常連さんたちからも天ぷらの便乗注文が入る。

 天ぷらは、我われが注文した「盛り合わせ」の他に、「かき揚げ」(800円)と、野菜の単品(各200円)がある。

 野菜天ぷらは、たらのめ、竹の子、ふきのとう、大しいたけ、なす、こごみ、アスパラ、かぼちゃの8品が選べる。

 そして天ぷら盛り合わせが、揚がった順に出始めたところで、飲みものを「高清水 辛口生貯」(300ml瓶600円)に切り替える。

 天ぷら盛り合わせは、日によっても変わるようだが、今日はエビ2本→なす→キス→ふきのとう、という5品が出された。

 天ぷらに続いては、ここでも「焼きそらまめ」(500円)をもらって、飲みものは「澤乃井 本醸生」(300ml瓶600円)。

 2時間ちょっとの酒場浴。お勘定は二人で3,200円(ひとり1,600円)だった。

 今夜は久しぶりに「竹よし」の天ぷらを食べることができて良かったなあ。どうもごちそうさま。

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「竹よし」 / 天ぷら用の温かい天つゆ / 「高清水」辛口生貯

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海老天ぷら / なす天ぷら / きす天ぷら

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ふきのとう天ぷら / 焼きそらまめ / 「澤乃井」本醸生

店情報前回

《平成28(2016)年4月23日(土)の記録》

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午後5時開店と同時に … やきとん「たつや」(沼袋)

冷製の盛り合わせ


 昨年(2015年)の9月から、北海道(札幌)に単身赴任されている酒友・にっきーさんが一時帰宅されたので、開店と同時に「たつや」で飲むことにした。

 まずは黒ホッピー(セット400円)をもらって乾杯する。

 つまみには「冷製の盛り合わせ」(500円)と、初ものだという「鹿児島産・そら豆のあぶり焼き」(250円)を注文した。

 出された冷製盛り合わせは、れば、こぶくろ、がつの冷製の3種盛り。

 生のレバ刺しも美味しかったけれど、ゆで冷ました冷製のレバもいいですねえ!

 そしてもつ焼き用の焼き台(炭火)でじっくりと焼かれたそら豆。熱々ホクホクと本当にうまいっ。

 ホッピーのナカ(焼酎おかわり250円)もおかわりしながら、積もる話に花が咲く。

 北海道の冬は、それはそれは厳しい寒さだったそうな。

 私自身、日本国内で行ったことのある北限は、スパリゾートハワイアンズ(かつての常磐ハワイアンセンター、福島県いわき市)でしかないので、北海道はまだその先の先の先。

 でも、にっきーさんが赴任されている間に、ぜひ1度は行ってみたいなあ。

 ここ「たつや」の店主、“たっつん”こと藤井龍成さんは、にっきーさんが単身赴任されてすぐに、ご夫婦で北海道を訪問されたんだそうな。

 私が呉に単身赴任していたときも、たっつんがご夫婦で来てくれて、呉・江田島を飲み歩いたことを思い出した。(→そのときの記録:〔その1〕〔その2〕〔その3〕)

 つまみに「しろ」(110円)と「かしら」(110円)の「もつカレーがけ」(+100円)をもらい、にっきーさんが「ガリっ酎」(450円)という、薄切り生姜の甘酢漬けが入った焼酎を追加注文するころには、店内はすっかり満席になった。

 外には空席待ちの行列もできてきたので、口開けから2時間ほど飲んでいる我われは、そろそろ河岸かしを変えることにした。

 どうもごちそうさま。

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黒ホッピー / 鹿児島産・そら豆のあぶり焼き / サヤから出して皮ごといただく

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もつカレーがけ / 中身はシロとカシラ / ガリっ酎

店情報前回

《平成28(2016)年4月23日(土)の記録》

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〔コラム〕 野毛の立ち食いそば屋「越」

天玉そば


 野毛(宮田町)でいただく朝食は、立ち食いそば屋「越」の天玉そば(450円)。

 ここは立ち食いそば屋ながら、注文を受けてから生そばを茹でてくれるのが大きな特長だ。

 トッピングの天ぷらも自家製らしく、カウンター上に置かれたガラスのネタケースに、かき揚げ天、えび天、いか天、ちくわ天、なす天、ごぼう天などがずらりと整列している。

    そば越
  • 店名: 立喰いそば「越」(食べログ
  • 電話: (未調査)
  • 住所: 231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-33
  • 営業: 〔火~金〕09:00-21:00、〔土日〕08:00-19:00、月祝休
  • 場所: 京急本線・日ノ出町駅から平戸桜木道路(県道218号線)をJR桜木町駅方向に250mほど進み「宮川町3丁目」信号交差点を右折し、さらに50mほど進んだ先、右手。日ノ出町駅からの総距離は約300m、徒歩約4分。JR桜木町駅からは野毛仲通りを通って約600m、徒歩約7分。
  • メモ: 店内禁煙、全席立ち食い。
    〔そば・うどん・丼物(大盛は100円増し)〕かけ300、もり400、ざる500、かきあげ丼400、天丼(えび、イカ、野菜)500。
    〔天ぷら各種・その他〕えび天200、かきあげ天100、イカ天100、ちくわ天100、ナス天100、ごぼう天100、カボチャ天100、コロッケ100、みそ汁50、いなり150、温泉玉子50、生タマゴ50。
  • 前回: (15.12.19)

 野毛周辺には路麺店は少ない。

 もっとも有名なのは桜木町駅(改札の外)にある立ち食いそばの「川村屋」(食べログ)。

 店は平成26(2014)年に駅ビルとともにリニューアルしたばかりなので新しいが、なんと明治33(1900)年の創業と、「超」が付くほどの老舗。

 06:30~20:00と営業時間が長く、しかも年中無休。名物は「とり肉そば」(370円)である。

 こうして朝食を野毛で食べるということは、ご察しのとおり、昨夜は野毛に宿泊した。

 野毛周辺には、「カプセル inn 都」(男性専用)、「ビジネスイン・ニューシティー」(男性専用)、「リゾートカプセル桜木町」(男女OK)などのカプセルホテルが充実していて、安価に宿泊することができる。

 自宅に帰ろうとして、酔っ払ったまま電車に乗ると、ついつい眠ってしまって、思わぬほど遠くに行ってしまうこともある。カプセルホテルに泊まってしまったほうが安心できるのだ。

《平成28(2016)年4月23日(土)の記録》

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いまや二代目の安定感 … ジャズと演歌「パパジョン(papajohn)」(桜木町)

在りし日の秀二さんと研一さん


 創業店主の故・島村秀二さんは、今はなき横浜・元町のゴーゴーバー「アストロ」などでバーテンダーとして働いたあと、昭和55(1980)年3月、43歳のときに独立して「パパジョン」を開店した。

 それ以来、年中無休の営業を続け、平成20(2008)年2月14日に70歳で亡くなられ、そのお通夜が営まれた2月17日前夜までの10,188日間(28年弱)、二代目となる息子の研一さん(当時30歳)へと経営がリレーされながら、前人未到の連続営業記録を築き上げたのだった。

 二代目になってからは、毎週火曜日が定休日となった以外は、お父さんと変わらぬ営業スタイルを続けてくれている。

 そう言えば、演歌がかかることもなくなったのかな?

 店の看板には「ジャズと演歌 パパジョン」と書かれているが、その演歌は美空ひばりの歌のこと。

 先代の秀二さんは、横浜出身の美空ひばりと同じ昭和12年の生まれ。

 そのこともあって、美空ひばりの歌だけは、ジャズと同様に大事にしたんだそうな。

 そんな秀二さんが亡くなって、はや8年。

 今や「パパジョン」も、すっかりケンちゃん(二代目の研一さん)のお店として、安定感が出てきたように感じる。

 実は、この店に来る前に、「日の出理容院」にも寄ってきた。

 私がブラジルに赴任した平成26(2014)年6月、「日の出理容院」を一人で切り盛りしていた女性バーテンダーが、新しい人に交代していたのだった。

 それ以来、久しぶりの「日の出理容院」だったんだけれど、私の中では、前のバーテンダー・めぐみさんのイメージが強くて、なんだか違う店で飲んでいるような、ちょっと落ち着かない気分だった。

 ここ「パパジョン」もそうだった。秀二さんが亡くなって数年間は、秀二さんの面影がどうしても頭から離れなかった。

 今回、はじめてその感じがなくなって、ゆっくりと「二代目・研一さんのパパジョン」を堪能することができたように思う。

 角ハイボールをいただきながら、1時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は1,400円。

 どうもごちそうさま。また来ます。

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「日の出理容院」 / ハイボール / 立ち飲み屋もにぎわっている

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「パパジョン」 / 角ハイボール / お通しのおつまみセット

店情報前回

《平成28(2016)年4月22日(金)の記録》

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〔コラム〕 さらに続く、一日一麺

 冷たい麺でも、作るときは熱い。

 昨年12月に、ブラジルから帰国して以来続いている一日一麺。

 5月が近づいて暑くなってきたら終わるんだろうなあ、と思っていたら、今年の4月は意外に涼しくて、まだまだ麺が続いてる。

 昨年12月2日から、5月1日までの152日間で176麺。平均1.16麺/日。

 まだまだ1週間で8食のペースである。

 麺類というと、外食としていただく外麺(そとめん)の人が多いんだろうけど、私はどちらかというと家で食べる内麺(うちめん)が多い。

 しかもそのほとんどは朝食としていただく朝麺(あさめん)である。

 飲んだ翌朝でも、汁たっぷりの麺類ならば、すっと喉を通るのだ。

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(→前回の一日一麺コラム

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ミントをギュギュっと … バー「野毛ハイボール(のげはいぼおる)」(日ノ出町)

都橋モヒート


 「野毛ハイボール」の名物のひとつが「モヒート」(1,200円)だ。

 店主におまかせで作ってもらうこともできるが、フレッシュなミントを自分の好きなように押しつぶしながらいただくこともできる。これもまた楽しそうだ。

 「野毛ハイボール」の黒板に書き出されている名物的な飲み物は、その都橋モヒートも含めて4種類。

 その筆頭に書かれているのは、店名にもなっている「氷なしハイボール」(700円)。ベースとなるウィスキーは角瓶、マッキンレー、ブラックニッカの3種類が選べる。

 この店の店主・ハルさんこと佐野晴彦(さの・はるひこ)さんは、かつてはサラリーマン。野毛に住みながら、銀座の職場に通勤していたのだった。

 呑兵衛サラリーマンの多くは、職場の近くと、自宅の近くの2箇所に行きつけの酒場を持っている。

 ハルさんもそうだった。

 職場の近くの行きつけ酒場は、銀座「ロックフィッシュ」。そして自宅近くの行きつけの酒場は、今はなき野毛の「武蔵屋」だったのだ。

 どちらも東京、横浜を代表する酒場というか、日本を代表する酒場の2軒といっても過言ではない。

 ハルさんは、そんな2軒を行きつけの酒場として持ちながらも、あちこちの酒場で飲み歩く様子を、ご自身のブログ「銀座とハマで飲んでます。」にも綴られていた。

 そして平成23(2011)年12月、ここ都橋商店街に、ご自身の「BAR 野毛ハイボール」をオープンしたのだった。

 前置きが長くなったが、この店の「氷なしハイボール」は、ハルさんが通い詰めていた銀座「ロックフィッシュ」の氷なしハイボールをもとに、ハルさんが美味しいと思うウィスキーを取り入れたりしながら作ったものなのである。

 黒板の2品めは、「都橋ミュール」こと、「自家製モスコミュール」(800円)。ウォッカの中にたっぷりの生姜しょうがを浸けこんだ自家製ジンジャーウォッカを使って作るモスコミュールは、ビシッと辛口なのが大きな特長。

 私自身、1杯めは「氷なしハイボール」、2杯めは「自家製モスコミュール」という流れで飲み物を注文することが多い。

 3番めに名前を挙げられているのが、店主自慢のオリジナルカクテル、「メキシカンハイボール」(900円)。私はまだ飲んだことがないけれど、テキーラをベースに、トマトジュースとジンジャーエールで作るカクテルなんだそうな。今度、飲んでみなければ。

 で、4番めに書かれているのが、冒頭でご紹介したモヒート。3~9月ごろの、新鮮なミントが手に入る時季にだけ出される、季節限定の人気カクテルなのだ。

 ちなみにこの店にはビールは置いていない。

 この店は禁煙でカウンター8席程度。立ち飲みは禁止で、席数分だけしか客を入れない。

 数少ない席を酒好きなお客さんに提供しようという方針で、基本的にソフトドリンクも置いていない。

 また、その小規模さゆえに、5人以上のグループ客もお断りである。

 おつまみもまた呑兵衛のんべえ仕様で、8種類のカレー缶(各600円)に、ノザキのコンビーフ缶(700円)、5種類のやきとり缶(各400円)、そしてチーズ(300円)とシンプルだ。

 店主・ハルさんがセレクトした懐かしい音楽に身をゆだねながら、今夜も1時間半ほど。お勘定は1,500円なり。どうもごちそうさま。

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バー「野毛ハイボール」 / 氷なしハイボール / 自家製モスコミュール

店情報前回

《平成28(2016)年4月22日(金)の記録》

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一人でハーフ&ハーフ … 「ホッピー仙人(ほっぴいせんにん)」(日ノ出町)

サーバーのハーフ&ハーフ


 「栄屋酒場」をあとに、今夜も大にぎわいの「第一亭」や、のれん下のくもりガラス越しに満席の様子が見て取れるおでんの「あさひや」にも心引かれながら、「ホッピー仙人」へと向かう。

 「ホッピー仙人」がある都橋みやこばし商店街は、大岡川にそって、三日月のような弧を描く2階建ての古いビル。

 その昔、野毛本通りには露店や屋台がずらりと並んでいた。

 昭和39(1964)年の東京オリンピック開催に伴って、野毛の街並みをきれいにしようということになり、それらの露店や屋台を収納するために建てられたのが、この都橋商店街なんだそうな。

 都橋商店街の中は、まるでアパートのような区分けになっていて、1階が101号から131号までの31区画。2階も201号から231号までの31区画。合計62区画の商店街だ。

 私が野毛に通いはじめた平成12(2000)年ごろは1階が商店、2階が酒場といった感じだったが、今は1階も2階も、そのほとんどが飲食店になっている。

 自分が行ったことがあるお店で言うと、1階の111号が立ち飲み「○豊(まるとよ)」、117号が地ビールの「ヌビチノ(El Nubichinom)」。2階の208号がバー「野毛ハイボール」、214号が、いま向かいつつある「ホッピー仙人」、224号がスナックのような中華のような「(はな)」である。

 最近では、ブラジル料理屋があったり、若者や女性にも人気のおしゃれな店もできてきたりと、古い商店街は意外と新陳代謝が激しいのである。

「こんばんわぁ~」

 と入った「ホッピー仙人」の店内は、ちょうど先客が出たところらしくて、珍しくカウンター角のところが3席ほど空いていて、立ち飲み客もいない状態。空いている1席に座らせてもらう。

 「ホッピー仙人」はカウンター8席だけの店ながら、立ち飲み客も店に入れてくれる(店外での立ち飲みは禁止!)ので、座っている客の後ろに立ち飲み客が立ち、さらに混んでくると、常連さんがカウンターの中に入って立ち飲みするという状態になって、なんと最大25人ほど入るのである。それはもう床が抜けるかと思うぐらいなのだ。

「今日はサーバーの白・黒、瓶の白・黒、ぜんぶあります」

 「仙人」こと、店主の熊切憲司(くまきり・けんじ)さんから、そう声がかかる。

「久しぶりなので、基本の瓶白(びんしろ)をお願いします」

 サーバー白・黒、瓶白・黒、どれを選んでも1杯500円。

 サーバーのホッピーは、金属製の樽に入れられたホッピーを、生ビール用のサーバーで注いでくれるもの。

 瓶のホッピーも、樽のホッピーも中身は同じものなんだけど、飲み口は樽ホッピーのほうが軽くて、飲みやすく感じる。泡が美しいのもサーバーのホッピーならではだ。

 ここ都橋商店街に「ホッピー仙人」が登場したのは平成13(2001)年9月15日(土祝)のこと。つい先日のような気がするのに、今年でもう創業15年だ!

 仙人がいま61歳だから、開店したときは46歳だったのか。よく思い立ったし、よく思い切ったよなあ。

 今じゃ、野毛を代表する大人気店だ。

 2杯めには、サーバーのハーフ&ハーフ(白と黒の半々、500円)をもらう。

 瓶ホッピーの場合は、二人で来て、白と黒を注文して分け合わない限りハーフ&ハーフはできないが、サーバーの場合は一人でもハーフ&ハーフが注文できるのもいいところ。

 そのハーフ&ハーフを飲み終えるころには、カウンターの後ろにも、カウンターの人数(8人)と同じぐらいの立ち飲み客がいる状態になった。

 1時間半ほどの仙人浴。今夜のお勘定は1,000円でした。ごちそうさま!

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「ホッピー仙人」 / サーバーのハーフ&ハーフ / 「堀越さん」はホッピー+青リンゴ

店情報前回

《平成28(2016)年4月22日(金)の記録》

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