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荒木さんの還暦を祝う … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

とりもつ、とりはつ


 うちの近所にお住いの先輩呑兵衛・荒木マタェモンさんが、このたびめでたく還暦を迎えられた。

 荒木さんや、その飲み友達のみなさんは、毎週日曜日、「秋元屋」の口開けに集まって飲んでいるので、私も4時を目指して「秋元屋」へと出かけて行った。

「ちょっと狭いですが、そこに入ってください」

 店員さんにそう案内してもらって入ったのは、コの字カウンターの「2番席」だ。

 「秋元屋」本店のコの字カウンターは、1辺に5人ずつ、3辺で15人が座ることができる。

 そして、『コ』の形の左下が1番席で、そこから反時計回りに15番まで番号が付いているのである。

 主役の荒木さんはというと、14番席、私のちょうど真向いあたりに座っている。

 私の左どなり、1番席には常連さんが座り、私のすぐ右側、3番から15番までの13席は、すべて荒木さんの酒友のみなさんだ。

 私も含めると、15人のカウンターの中で、1番の常連さんと、荒木さんご本人をのぞく13人が、荒木さんのお祝いのために集まっていることになる。

 とはいうものの、さすがに「秋元屋」の中で、みんなが固まって大騒ぎするわけにはいかないので、みなさん、自分の飲みものが出てくると、荒木さんに「おめでとう!」と声をかけて軽くジョッキをあげて、いつもと同じように、ひとりひとりがお気に入りのつまみをもらって飲み始めている。

 大人の誕生パーティーだなあ。

 私も黒ホッピーセット(400円)をもらって、荒木さんに目礼し、つまみは「煮豆腐、お新香、ればみそ×1、てっぽうみそ×1」と紙に書いて注文する。

 開店直後は一気に注文が入るので、みんな自分で紙に書いて注文するのだ。

 すぐに出てくる煮豆腐(200円)は、もつ煮込みの鍋で、もつや大根などと一緒にクツクツと煮込んだ豆腐のこと。もつ煮込み(380円)ももちろんいいんだけれど、ときどき煮豆腐も食べたくなるんだなあ。この豆腐はうまいよぉ!

 そしてお新香(200円)。大人気の名物・キャベツみそ(120円)にしようか、お新香にしようかと、ちょっと迷ったのだが、今日はお新香にした。

 お新香は、キュウリ、キャベツ、大根、ニンジンなどの盛り合わせ。普通サイズの他に「小」(120円)も選べる。

 温かい煮豆腐と、冷たいお新香を、交互につつきながら黒ホッピーを飲んでいるところへ、ればみそ(120円)が焼きあがってきた。

 沼袋「たつや」でも、都立家政「弐ノ十」でも、秋元系やきとん店に行ったときは、必ずと言っていいぐらい「ればみそ」を注文する。それぞれにちょっとずつ味わいが違うのが、またいいんだね。

 ちょうど「ればみそ」を食べ終えた頃合いで、「てっぽうみそ」も出てきた。

 本来のわらびの「喜よし」の味噌焼きは、「冷めても美味い」というところが売りのひとつで、「テイクアウトで持ち帰って食べても美味しい」ということを狙ったもつ焼きだったのだ。

 でもその味噌焼きでもやっぱり、焼きたての熱々だと、もっともっと美味しいよねえ。

 ナカ(焼酎おかわり、270円)をもらって、追加で注文したのは「とりもつ」(130円)と「とりはつ」(130円)の塩焼き。実は「秋元屋」には『焼き鳥(=鶏肉や鶏もつの串焼き)』もあるのだ。

 さらにナカをもらって、「自家製つくね(卵黄付き)」(250円)。そして「牛上みの」(200円)は醤油で焼いてもらう。

 松ちゃん(=「秋元屋」本店の店長)の「焼き」もビシッと安定していて、相変わらず素晴らしいねえ!

 開店後、1時間半を過ぎたころから、荒木さんの飲み友達のみなさんが、ひとり、またひとりと、少しずつ間を空けながら席を立っていく。ドッと一斉に二次会に向かわないところも大人だ。

 空いた席には、外で空席待ちをしていたお客さんが順に入ってきて、店内はほぼ満席という状態が継続している。

 残っている荒木さん関係者が、荒木さんご本人+もうお一人ぐらいになったところで、私も席を立つことにした。

 ゆっくりと1時間50分ほど楽しんで、ホッピー外1・中3に、串焼き6本に料理が2品。今日のお勘定は2,410円なり。どうもごちそうさま。

 荒木さん、還暦、おめでとうございます!

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煮豆腐 / お新香 / ればみそ

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てっぽうみそ / 自家製つくね(卵黄付き) / 牛上みの醤油

店情報前回

《平成28(2016)年6月5日(日)の記録》

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コメント

実におめでたいレビューかと思います。
落ち着いたご報告も、やはり大人かと。
例え離れた席であっても、荒木さんの還暦をお祝いして、またご一献できるのを楽しみにしています。

投稿: 祝 | 2016.06.09 21:54

当日はお越し頂き有難うございます。実は、私は途中まで誕生日パーティーをして頂いているということを「秋元屋」時点では理解していませんでした。いつもの様に高円寺の居酒屋へ移動した段階でケーキが用意されていて祝られていることに気付いた次第。私が当日気まぐれに「秋元屋」へ行かなかったら と思うと、いつもの行動を取っていて良かったなぁ。

投稿: 荒木マタェモン | 2016.06.11 11:07

本日は楽しいお話しありがとうございました。

思い出しました。
前回、お会いしたのはこの時でしたね。
あー、この中で俺だけ無関係だなぁって思いながら飲んでましたw

また、お会い出来た際は、よろしくお願いいたします。

投稿: ひざげり | 2016.09.04 23:03

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