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イワシコロッケハーフ … やきとり「戎(えびす)西荻南口店」(西荻窪)

イワシコロッケハーフ


 久しぶりに風邪を引いた。

 このところ、夜明けまで暑い日が続いたり、そうかと思うと雨で気温が上がらず、明け方には寒い日があったりと、エアコンをつけたり消したり、寝室の窓を開けたり閉めたりという日々が続いていた。

 金曜日の夕方、会社を出るごろからゾクゾクと寒気におそわれて、まっすぐに帰宅。そのまま土曜、日曜と、どこにも出かけず養生していたら、月曜日(祝日)には、いつもの体調に戻った。

 『三連休で良かったなあ』なのか、それとも『せっかくの三連休なのに、なんてこった』なのか。

 実は金曜日が健康診断だったので、その前々日の水曜日から飲んでいない。結果的に、5日連続の休肝日となった。すごい記録だ。

 あまり飲まないと、逆に体に悪そうなので、軽くリハビリに出かけることにした。

 改めて考えてみると、うちの近くの酒場は月曜日に弱い。

 「川名」(阿佐ヶ谷)、「竹よし」(都立家政)、「秋元屋」(野方)は、こぞって月曜が定休日なのだ。

 せっかくなのでこの機会に、と出かけて行ったのは、西荻窪の「やきとり戎」。ここは年中無休で営業中だ。

 南口側に3店舗、北口側に1店舗が営業しているが、公式サイトでは、西荻窪界隈は、西荻南口店と西荻北口店の2店舗になっている。

 南口側の路地を挟んでゴチャゴチャっと並んでいる3店は、合わせて1店舗ってことなんだろうな。

 ここ「やきとり戎」には、これまで3~4回来たことがあるが、いつも酔っ払っていて、「居酒屋礼賛」に記録が残っているのは1回だけだ。

 今日は3軒の中で、西荻窪駅の出口からもっとも遠い、コの字カウンター15人分ほどの店に入った。ここは初めてだ。

「いらっしゃいませ、お飲みものは?」

 カウンターの中で、ひとりで切り盛りしているおにいさんにそう聞かれて、「えーと」と言いながらカウンターの上に置かれているメニューに目を落とすと、飲みものが載ってない。

「お飲みもののメニューは後ろの壁に貼ってあります」

 とおにいさん。振り返ると、そこに飲みものと焼きもののメニューがあった。

「瓶ビールをお願いします。サッポロで」

 サッポロラガーとアサヒスーパードライが選べる大瓶ビールは530円と安い。

 つまみの1品めは、「刺身3点盛」の「小」(350円)にした。

 日替りらしき「刺身3点盛」。今日はサーモン、マグロ、イワシたたきの3点だ。「大」(680円)は、サーモン4切れ、マグロ2切れ。「小」はサーモン2切れ、マグロ1切れと半分だ。イワシたたきは何切れとは数えられないものの、たぶん半分程度なんだろう。

 他のつまみも食べたい場合には、この程度の量がちょうどいい。値段も350円ならお手ごろだ。

 刺身は、同じ南口の他の店舗で作ったものが運ばれてきた。なるほど、実質上も、南口側全体として1店舗なんだね。

 祝日の午後3時半という中途半端な時間ながら、ここに来るまでに通過してきた他の「やきとり戎」も大勢のお客さんでにぎわっており、カウンターだけのこの店舗も、半分ぐらい埋まってる。

 世の中が不景気になってくると、大衆酒場がにぎわうんだよなあ。

「定番串焼き5本盛り(470円)をお願いします」

「はいよっ。味付けは塩で?」

「はい。塩でお願いします」

 刺身3点盛が残りわずかになってきたので、次なるつまみとして、やきとりの盛り合わせを注文した。

 味付けは塩でもタレでもよかったんだけど、おにいさんが「塩で?」と訊(き)いてくれたので、それに従ってみた次第。たいていのものは、おすすめに従っておけば間違いない。

 待つことしばし。出てきた5本盛りは、かしら、はつ、とりかわ、すなぎも、とり正肉が各1本ずつ。豚もつ2本、鳥3本だ。

 それぞれ1本95円なので、個別に注文すると475円となるところが、セットで注文すると5円(約1%)引き。もとの1本95円という価格が、そもそも安いよね。

 大瓶ビールに続いては、黒糖焼酎「奄美」(370円)をロックでもらう。

 ックゥ~ッ。アルコール度数30度のこの焼酎は、ジャパニーズ・ラムだなあ。

 そして「やきとり戎」名物のイワシコロッケをハーフサイズ(300円)で注文。

 これは開いたイワシの中に、コロッケの具をつめて揚げたもの。フルサイズ(490円)とハーフサイズでは、使うイワシの大きさが違うものの、どちらもイワシ1尾が使われていて、尻尾も付いたまま登場する。

 タルタルソースがよく合うねえ!

 「ひとり」と人差し指を立てながら入ってきたおじさんが、私の左どなりに座る。一言も発していないのに、サッと酎ハイ(360円)が出される。

 さっき右どなりに入ってきたおじさんもそうだった。座っただけでアサヒスーパードライの大瓶が出された。

 午後4時を回って、常連さんたちが集まり始めたようだ。

 その常連さんたち同士が、黙々と静かにグラスを傾けているのが渋いなあ。

 この店にはテレビやラジオなどの音も流れていないので、ゆっくりと静かに過ごせる。

 日替わりの「おつまみ三品盛」(320円)。今日は、おから、ほうれん草ごま和え、ゴーヤ塩昆布ということで、これにも強く引かれたんだけれど、ちょうど焼酎も飲み切った。

 6日ぶりのお酒なので、今日はこれくらいにしておこう。「おつまみ三品盛」は次回の宿題だな。

 1時間ちょっとの酒場浴。今日のお勘定は2,020円でした。どうもごちそうさま。

 おぉ。外はまだ明るくて暑いなあ。

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「やきとり戎」 / サッポロラガー大瓶 / 刺身3点盛(小)

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定番串焼き5本盛り / 黒糖焼酎「奄美」ロック / イワシコロッケハーフサイズ

店情報前回

《平成28(2016)年7月18日(月)の記録》

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 4月から同じ職場になった、青梅在住のMさん。大衆酒場に興味があるということなので、今日は一緒に西荻窪駅に降りたった。  Mさんも中央線を使っての通勤をしているのだが、西荻窪で降りたのは今日が初めてなんだそうな。 「西荻窪駅は、駅のすぐ南側一帯に、どーんと大衆酒場街が広がってるんですよ」  と紹介しながら南口を出ると、右に向かってまっすぐ伸びる通りの両側に、ずらりと「やきとり戎」の各店舗が並んでい... [続きを読む]

受信: 2017.06.12 22:02

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