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2016年8月

倉嶋編集長と球磨焼酎 … 「南酒店(みなみさけてん)」(熊本)

倉嶋編集長と球磨焼酎


 出張で熊本にやってきた。

 「古典酒場」編集長の倉嶋紀和子さんが、熊本で取材中だったので、連絡してみると、ラッキーにもたまたまその日が、取材がお休みの日。

 せっかくのお休みの日なのに、ご無理をお願いしてご一緒させていただいた。

 倉嶋さんは、8月14日から9月の頭まで、熊本に滞在されて取材を進めている。

 今年の4月に発生した熊本地震で被害を受けた熊本の日本酒蔵、酒場、酒屋を取材し、今年11月に、「古典酒場」特別編集本「熊本 酒援酒場」を出版されるご予定なのだ。

 3週間の短期決戦。大忙しの状況である。

 私自身はというと、3年ほど前までは熊本にはほとんどご縁がなくて、熊本の酒場にも来たことがなかった。

 2013年に、熊本にも事業所がある会社と経営統合したのをきっかけに、熊本にもときどき来ることができるようになったのでした。

 それでもなお、熊本市内で飲むのは今回が初めて。

 お店の選択は、熊本出身の倉嶋さんにおまかせである。

 しかしここで、われとわが身を振り返ってみると、私自身は松山出身ながら、松山には高校を卒業するまでしかいなかったので、松山の酒場のことはほとんど知らない。

 12年ぐらい前から、やっと「露口」や「赤丹本店」に通い始めた程度である。

 倉嶋さんとて、それは同じこと。

 熊本には高校を卒業するまでしかいらっしゃらなくて、それ以降は東京暮らしである。

 でもその心配は杞憂にすぎなかった。

 「熊本の酒場にはそれほど精通していなんです」とご謙遜されつつも、さすがは古典酒場編集長。「行ってみたい酒場があるので」と、ビシッと予約まで入れてくださっていた。

 さらに「予約の酒場に行く前にちょっと1軒」と連れて行ってくれたのが、熊本の飲み屋街、下通しもどおりの一角にある「南酒店 熊本県産酒試飲所」である。

 店内は基本的に立ち飲みのようだが、イスも数脚おかれていて、空いている時間には、ゆっくりと座って飲むこともできる。

 今はまだ先客がひとりしかいないので、我われもイス席に座り、まずは瓶ビール(キリン一番搾り)を1本もらって乾杯する。

「支払いは、その場払い(キャッシュ・オン・デリバリー)ですか?」

 店を切り盛りするおねえさんにそう確認すると、

「基本的にはそうですが、後払いでもかまいませんよ」とのこと。

「じゃ、キャッシュ・オンにしましょう。まずは1枚ずつですかね」

 と千円札を1枚ずつ、合わせて2千円をカウンターの上に置くと、

「そんなの飲むご予定なんですか!?」と驚かれた。

 店内には特にメニューも見当たらず、ずらりと焼酎の一升瓶が並んでいるだけだけれど、きっと安いんだろうな。

 そこへ、ひとり、またひとりと、いかにも常連さんらしき男性客が入ってきて、立ったり座ったりしながら飲み始めた。

 熊本の呑兵衛たちは、いきなり球磨焼酎(米焼酎)なんかを飲み始めるんじゃないかと思っていたら、みなさん、冷蔵庫から缶チューハイを取り出して飲み始めた(笑)

 1本のビールを2人で飲み干した我われも、いよいよ焼酎へ突入だ。

「『大石』(球磨焼酎)を、えぇ~と、水割りでください」

 2軒めを考慮して、軽めの水割りから入ろうとする倉嶋さん。

「そりゃあ、いかん。球磨焼酎はロックで飲むか、水は入れたとしても、ちょっと垂らすぐらいじゃなきゃ」

 それまで、我われ2人のことなんか、まるで目もくれていなかった常連さんたちから、いきなりそんなアドバイスが飛んできた。みんな聞いてないようで聞いてるなあ。球磨焼酎には厳しいのだ。

「そぎゃんですか。じゃ、ロックでお願いします(笑)」と倉嶋さん。

「それじゃ私も、『川辺』(球磨焼酎)をロックでお願いします」

 こうなるとロックでいくしかないね。

 このロックが、大きな湯呑ゆのみになみなみと注がれて登場だ。この量! さすが熊本である。

 純米焼酎「川辺」はすっきりとした飲み口。それに対して倉嶋さんが注文した「大石」のほうは、濃厚でまろやかな味わい。

「黒い湯呑に注いだからよくわからないですが、『大石』のほうは、熟成されてやや褐色がかった色合いなんですよ」

 店のおねえさんが、そう説明してくれる。

 倉嶋さんがつまみにベビー・チーズをもらっていたので、私も同じベビー・チーズの「ゆず胡椒」味のものをもらった。

 小さなチーズをつまみに、たっぷりの球磨焼酎を飲み干して、40分ほどの角打ちタイム。

 キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は、二人で1,450円(ひとり当たり725円)でした。どうもごちそうさま。

 店を出て、トコトコと予約の店に向かっていたら、交差点の角で、さっきまで一緒に立ち飲んでいたおじさんがパウンドケーキを売っていた! なるほど、おじさんはパウンドケーキ屋さんだったんですね。

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棚にはずらりと熊本県産酒 / まずはビールで乾杯 / ベビー・チーズ

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球磨焼酎「大石」 / 球磨焼酎「川辺」 / さっきまで一緒に飲んでたシェフ

店情報

《平成28(2016)年8月26日(金)の記録》

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店情報: 「南酒店(みなみさけてん)」(熊本)

    南酒店
  • 店名: 南酒店 熊本県産酒試飲所
  • 電話: 096-354-2355
  • 住所: 860-0807 熊本市中央区下通1-4-3 熊本ビル1F
  • 営業: 17:00-22:00(金・土は -24:00)、日祝休
  • 場所: 熊本市電・市役所前駅から徒歩5分(150m)ほど。三年坂通ぞい。
  • メモ: 公式サイト公式Facebookあり。(2016年8月調べ)

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佐賀の二大エイリアン … 「ふもと赤鶏(あかどり)」(田町)

ワラスボ

 どっひゃあぁ~~~っ。いかつい顔だ。

 ずらりお並んだ歯が怖いよね!

 日本では有明海のみに生息しているワラスボ(藁素坊、藁苞)である。

今日のメニュー

 今日の「ふもと赤鶏」のメニューには、ワラスボとムツゴロウという、佐賀の二大エイリアンが並んでいる。(メニューの絵はかわいいけど……。)

 ワラスボは干物(1匹520円)で、ムツゴロウは甘露煮(1匹490円)だ。もちろん両方を1人1匹ずついただいた。(価格はすべて税別表記)

 はじめて食べたワラスボは、ものすごく淡白。

 普通の干物は、噛めば噛むほどジンワリと旨みが出てくるものだが、ワラスボはそうならない。噛んでも噛んでも淡白なのだ。これはおもしろい味わいだなあ。

 そしてムツゴロウ。頭の骨も、中骨も太いんだけど、しっかりの煮込まれているので、骨ごとすべて食べることができる。こりゃ日本酒にピッタリだね。

 今日はこの2品があったために、これらが主役になってしまったけれど、本来のこの店の名物は、店名のとおり「ふもと赤鶏」である。

 佐賀県三瀬村でとれた「ふもと赤鶏」が、解体された翌日には東京に届く。これを炭火焼きの焼き鳥にして食べさせてくれるのだ。

 この店には飲み放題付きの宴会コースもあるんだけれど、今日は個別注文で楽しむこと3時間弱。6人でのお勘定は32,011円(ひとり当たり5,335円ほど)。

 そのうちの6割ほど、19,176円(ひとり当たり3,196円)が飲み物代。うちの職場には呑兵衛が多いのである!

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ムツゴロウ甘露煮(490円) / 名物レバテキ(490円) / 串盛り5本セット(700円)

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ワラスボ干物(1匹520円) / 食べやすく切り分けて / 頭は別にとっておく

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熱々燗酒にワラスボの頭 / 天山 夏吟 / 古伊万里 前 純米吟醸

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天山 超辛口 / ジャージー牛乳ハイ(590円) / 佐賀海苔とろ醤油のまぜ豆腐(490円)

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海苔醤油をかけて混ぜる / 牛乳ハイのナカおかわり / 鶏ガラだし汁皿うどん(590円)

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脂めし(サービス) / 脂めしにも海苔醤油 / 文左衛門

店情報

《平成28(2016)年8月23日(火)の記録》

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店情報: 「ふもと赤鶏(あかどり)」(田町)

    ふもと赤鶏
  • 店名: 佐賀県三瀬村 ふもと赤鶏 田町本店
  • 電話: 03-5419-4101
  • 住所: 108-0023 東京都港区芝浦3-11-10 エタニビルB1
  • 営業: 11:30-14:00 & 17:00-23:00LO(土は昼営業なしで22:30LO)、日祝休
  • 場所: JR田町駅・東口の左側の階段を下りて、道なりに進むこと約2分(信号の待ち時間は含まない)、左手ビルの地下1階。
  • メモ: 座敷席、掘りごたつ席、カウンター席を合わせて60席。「ぐるなび」あり。以下、価格はすべて税別表記。
    〔食べもの〕《炭火串焼もん》もも肉150、葱間150、極上せせり150、むね柚子胡椒150、ささみ山葵150、レバー150、ハツ150、ヤゲンなんこつ150、砂肝150、トロ皮150、ぼんじり150、名物ねり250、名物デミチーズねり350、ふもと赤鶏串焼5本盛り700、ふもと赤鶏串焼7本盛り1,000。
    《超希少部位の炭火串焼もん》鶏トロ(肩の付け根)200、ソリレス(ももの付け根)200、ツナギ(心臓と肝臓の間の血管)200、ハラミ(横隔膜)200。
    《炭火炙りもん》名物レバテキ490、名物ハツテキ490、長芋のワサビ焼390。
    《お手軽もん》佐賀海苔とろ醤油のまぜ豆腐490、塩もみキュウリ390、枝豆290、漬物盛り490、長芋のワサビ漬け390、セロリの浅漬け390、ぼんボーン(ぼんじりの骨煎餅)190。
    《野菜サラダもん》冷やしトマト390、アボカドの刺身490、温ポテトサラダ490、カルボシーザーサラダ590、ムネささみと水菜のサラダ690。
    《逸品もん》名物超限定!鶏白子ポン酢(みつせ鶏)590、自家製レアチーズ豆腐490、自家製 厚揚げ490、ささみアボカド和え490、出し巻き玉子490、鶏皮ポン酢390、名物ツナギの鉄板旨焼き(みつせ鶏)590、名物激辛鶏モツ野菜炒め490、鶏ガラだし汁皿うどん590。
    《揚げもん》九州名物チキン南蛮590、ふもと赤鶏 白い塩からあげ590、鶏ナンコツ揚げ 390、ポテトフライ390、砂肝の旨揚げ390。
    《鍋もん》麓どりのタッカンマリ鍋(2~3人前)2,600・(4~6人前)4,800、〆めんセット250、〆おじやセット250。
    《〆もん》おにぎり(梅、昆布、鮭)1個190、お茶漬け(梅、昆布、鮭)490、鶏スープ茶漬け590、炭火炙り親子丼(レギュラー)790・(ミニ)490。
    《〆甘味もん》三瀬どんぐり村のジャージーミルクプリン390。
    〔飲みもの〕《ビールもん》アサヒスーパードライ エクストラコールド490、アサヒスーパードライ390。
    《焼酎もん》【芋】芋将軍(佐賀)490、のんのこ(佐賀)490、さつま司黒麹仕込み(鹿児島)590・ボトル3,000、魔界への誘い(佐賀)590・ボトル2,800、隆盛と重信(佐賀)590。【麦】竹伝説(佐賀)490・ボトル2,800、のんのこ黒(佐賀)490。【ひし】ひし娘(佐賀)590。【粕取】天山(佐賀)490・ボトル3,200。【甲類】鏡月ボトル1,900。 《ボトルセットもん》梅80、レモン200、ソーダ200、ウーロン茶400、緑茶400、氷150、水(無料)、お湯150。
    《ハイボールもん》ブラックニッカハイボール390、竹鶴プレミアムハイボール490、ジンジャーハイボール490、佐賀キウイハイボール490、佐賀みかんハイボール490、佐賀生トマトハイボール590、みつせ村ジャージー牛乳ハイボール590。 《酎ハイ、サワーもん》ウーロンハイ390、緑茶ハイ390、もろこし茶ハイ490、レモンサワー390、佐賀キウイサワー490、佐賀みかんサワー490、生グレープフルーツサワー490、すりおろし白桃サワー490、佐賀生トマトハイ590、みつせ村ジャージー牛乳ハイ590。 《カクテルもん》カクテルもん(カシス・ジン・モヒート)(カクテルは各種ソフトドリンクで割れます)各490円。 《梅酒・果実酒もん》梅酔い人(佐賀)490、濃醇梅酒490、天山ゆず酒(佐賀)590、さがほのか(佐賀)590。 《ワインもん》赤・白(フルボトル)2,300・(ハーフボトル)1,400。 《ノンアルもん》ノンアルもん各種(ウーロン茶、緑茶、もろこし茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、コーラ、ジンジャーエール、トニックウォーター)各290、みつせ村ジャージー牛乳390、アサヒドライゼロ(ノンアルコールビールテイスト飲料)490。
    《佐賀ん酒(地酒)》鍋島 大吟醸(半合)700・(1合)1,400、古伊万里 前 純米吟醸無濾過生原酒(半合)500・(1合)990、東鶴 特別純米(半合)450・(1合)890、竹の園(半合)400・(1合)790、文左衛門 超辛口 本醸造(半合)350・(1合)690、東一 純米吟醸「Nero」(グラス)1,200、東一 山田錦純米(半合)450・(1合)890、天山 純米吟醸 岩の蔵(半合)450・(1合)890、天山 本醸造 男の酒 超辛口(半合)350・(1合)690、天山 上撰酒(半合)290・(1合)590。
    ランチメニューや宴会用コースメニュー(飲み放題付き)もあり。(2016年8月調べ)

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横須賀で呉酒場を偲ぶ … 「鳥好(とりよし)」(横須賀中央)

だんご


 呉の焼き鳥と、横須賀のとっても濃いホッピー。

 その両者がいっぺんに楽しめるのが、ここ、横須賀の「鳥好」だ。

 しかも、横須賀「鳥好」の大将は、呉の焼き鳥屋が、もっとも華やかな時代に独立して、この店を立ち上げているので、『古き良き時代の呉の焼き鳥屋』が、そのままここに、時代を超えて定着されているのである。

『古き良き時代の呉の焼き鳥屋』とは何なのか。

 すごく単純なことなんだけど、「焼き鳥に専念してる」というのがその答えだ。

 呉(倉橋の室尾)出身の長尾一良さんが、呉の「鳥好」(現在の「本家鳥好」)を開店したのは、昭和26(1951)年のこと。

 長尾さんは、戦時中に働きに出ていた大阪で焼き鳥と出会い、戦後、呉に戻って焼き鳥屋を開いたのだった。

 その焼き鳥屋が、行列ができるほどの大人気店となり、次々にのれん分けした店舗が広がっていったのだった。

 それらの店が「鳥八」「三とり」「鳥晃」などなどと、「鳥」や「とり」が入った店名だったことから、これらを総称して『とり屋』と呼ぶようになったのだった。

 そんな呉の『とり屋』が転機を迎えたのは、昭和50年ごろのこと。

 大手居酒屋チェーン店が、呉にも進出してきたのである。

 これ以降、それら大手居酒屋チェーン店に負けないように、呉の『とり屋』の多くに生簀いけすが設置され、瀬戸内海の新鮮な魚介類などもメニューに並ぶようになったのだった。

 横須賀の「鳥好」が開店したのは、この転機が訪れる前、昭和40年代後期だった。

 だから横須賀の「鳥好」には魚介類のメニューはない。

 呉の『とり屋』も、昔はきっとこんな感じだったんだろうなあ、と思わせてくれる酒場なのである。

 そんな横須賀の「鳥好」に来たら、まずはホッピー(380円)と「鳥皮のみそ煮」(1本70円)だ。

 鳥皮と同じ鍋で煮込まれた玉子とコンニャクも食べたかったので、セット(鳥皮3本+玉子とコンニャクが各1個)でもらった。

 後で知ったことだけど、このセットが500円。実は玉子とコンニャクが意外と高いんだなあ……。

 ちなみに玉子とコンニャクは単品では出していないので、セットでしか食べることができない。

 そして、忘れてはならないのが、だんご(2本1皿300円)と串カツ(3本1皿380円)だ。

 だんごというのは“つくね”のことだんだけど、ここのは揚げてソースをかけているのが大きな特徴。

 これは呉の「本家鳥好」も同じ。というか、「本家鳥好」が元祖だ。

 「本家鳥好」の焼き台は、工夫好きな2代目店主・上瀬弘和さんが若かりし頃(昭和35年頃)に独自に考案したもので、上下から一気に焼き上げることができる。

 普通の焼き鳥はこの焼き台を使うことで短時間で焼けるのだが、つくねの場合はこの高火力が災いして、表面がいい感じで焼けても、中がレアになってしまうのだ。

 そこで、だんごだけはフライヤーを使って揚げることで、焦がさずに、中までじっくりと火を通すことができるようにしたというのが、「鳥好」ならではのだんごの始まりだ。

 カリッとした表面の食感が実にいいのである。

 串カツも「本家鳥好」と同じで、焼き鳥用に串刺しにした鶏肉をカツにしたもの。呉には、この鶏串に衣をつけて天ぷらにして出してくれる店もある。

 最後は横須賀「鳥好」の店主・野村宏さんの生まれ故郷である成田の名産品、「瓜の鉄砲漬」をいただいて〆とした。

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横須賀「鳥好」 / ホッピー / みそ煮セット

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鳥わさ / 串カツ / 瓜の鉄砲漬

店情報前回

《平成27(2015)年12月19日(土)の記録》

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銀色の皿でナポリタン … 居酒屋「千成(せんなり)」(有楽町)

スパゲティナポリタン


 〆でいただいたスパゲティナポリタン(650円)。

 昔ながらの楕円形の銀色の皿で出されるという外観もそうだが、その味わいもまた昔ながら。

 歌の文句じゃないけれど、学生街の喫茶店でスパゲティナポリタンを注文すると、こんなのが出てきてたよなあ。

 なんとも懐かしいかぎり。

 この日は、「古典酒場」の倉嶋編集長が、Webラジオ「オシキリシンイチの脱力主義!」に出演。

 生放送終了後に、番組パーソナリティの押切伸一さんたちと打ち上げをしているところに合流させていただいた。

 やって来たのは有楽町の老舗居酒屋「千成」である。

 店は有楽町駅から、少し新橋駅側に進んだ先のJR山手線のガード下にある。

 ガード下ながら、店内にはずらりとテーブルが並んでいる。100人ほども入れる、けっこう大箱の店らしい。

 まずは生ビール(中、550円)をもらって乾杯する。

 生ビールだけでも、中(550円)、大(700円)、メガ(1,000円)、そしてピッチャー(2,000円)とそろっているところがすばらしい。

 つまみにもらったのは、若竹煮(650円)、いか塩辛(400円)、さわら焼霜(750円)、そして名物のコンビーフポテトチーズ焼き(600円)など。

 大衆酒場と比べると、やや高めの価格設定ながら、銀座にも近い有楽町ガード下と考えると、こんなものなんだろうなあ。

 自ら「美味千成」とも名乗っているとおり、料理はいずれもおいしい。

 飲みもののほうも、ビール、ホッピー、酎ハイ・サワー類、カクテル、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーハイボールと各種そろっていて、各人の好みに合わせることができる。

 私は、生ビールのあとは黒ホッピー(セット450円、ナカ200円)をもらった。

 最後は「ペパロニサラミのアメリカンピザ」(900円)と、冒頭でご紹介した「スパゲティナポリタン」(650円)をもらって〆。

 2時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は4人で1万2千円(ひとり3千円)ほど。

 いやあ、こんな店が有楽町ガード下にあることを、まったく知らなかったなあ。

 またナポリタンを食べに来なきゃね。どうもごちそうさま!

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「千成」 / 生ビール(中)とお通し / 若竹煮、山クラゲ

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自家製いか塩辛 / さわら焼霜 / 名物・コンビーフポテトチーズ焼き

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うきうき山本(うすにごり生) / ペパロニサラミのアメリカンピザ / (なんだっけ?)

店情報

《平成28(2016)年3月22日(火)の記録》

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店情報: 居酒屋「千成(せんなり)」(有楽町)

    千成
  • 店名: 美味千成
  • 電話: 03-3501-6879(予約専用:050-5869-4754)
  • 住所: 100-0006 東京都千代田区有楽町2-1-1
  • 営業: 16:00-24:00(土は -23:00)、日祝休
  • 場所: 東京メトロ銀座駅または日比谷駅のA1またはC1出口を出てJRガード下へ、「登運とん」の近くから狭い通路を線路の真下に入り、新橋方面に向かってすぐ。メトロ出口から徒歩3分ほど。
  • メモ: テーブル93席、カウンター7席の合計100席。予約可、カード可。Facebookあり。
    〔食べもの〕《串焼き》(鶏レバー、鶏もも、手羽先、つくね、せせり、鶏皮、いかだ、砂肝、ししとう、なんこつ)1本120、5本セット550、10本セット1,000。
    《千成名物・だちょう料理》だちょうのカルパッチョ650、炙りダチョウのねぎ塩軍艦550。
    《逸品》豚肉スタミナ焼き500、牛スジ煮込み450、トンテキ600、ゴーヤーチャンプル600、ソーセージ盛り合せ600、和風たこ焼きピザ650、唐揚げねぎ味噌焼き450、出し巻き玉子500、チーズジャーマンポテト550、キムチチヂミ500、チーズオムレツ600、ばくだん550。
    《おつまみ》冷奴250、冷しトマト350、お新香350、梅きゅー350、枝豆400、スナックえんどう塩茹で400、野菜チップ400、鶏皮ポン酢450、ざく切り塩キャベツ350、ピリ辛こんにゃく400。
    《サラダ》海鮮 男のサラダ700、温玉のシーザーサラダ600、蒸し鶏のぱりぱりサラダ600。
    《魚》まぐろ刺身650、北海たこ刺し500、するめいか刺し500、ししゃも450、ホッケ一夜干650、カレイ唐揚げ600、鮭ハラス550、いか丸干し500、エイヒレ400、大皿カルパッチョ(限定5皿)1,500。
    《千成オリジナル》コンビーフポテトチーズ焼き600、牛タンメンチ500、豆アジフライ600、チリビーンズ&チップス600、ナチョス750。
    《揚げ物》なつかしのハムカツ550、若鶏の唐揚500、イカゲソ唐揚500、さつま揚500、鶏皮カリカリ揚400、スパイシーポテト400、川海老唐揚400、さきいか天450。
    《お食事》焼きそば450、おにぎり(梅、酒、明太子、おかか)250、細巻(鉄火、コンビーフマヨネーズ)250・(納豆、かっぱ、山ごぼう)200、ばくだん巻き巻き550、せいろそば550、天せいろ650、味噌汁150。
    〔飲みもの〕《ビール》生ビール(中)550・(大)700・(メガ)1,000・(ピッチャー)2,000、大瓶ビール600、黒ビール小瓶400。
    《ホッピー》シャリキンホッピー450、ホッピー(白・黒)ビン250、ホッピー(白・黒)セット450、なか200。
    《酎ハイ・サワー》酎ハイ400、レモンサワー400、ウーロンハイ400、緑茶ハイ400、ライムサワー400、青りんごサワー400、カルピスサワー400、すだちサワー400、ジャスミンハイ400、ウコンハイ450、梅干しサワー450、生グレープフルーツサワー450、沖縄みかんサワー450、自家製梅肉エキスサワー450。
    《カクテル》カシスソーダ450、カシスウーロン450、カシスオレンジ450、カシスグレープフルーツ450、スクリュードライバー450、ブルドッグ450。
    《日本酒》白鷹(2合)600、他におすすめメニューあり。
    《ワイン(赤・白)》グラス400、ボトル2,000。
    《ハイボール》千成ハイボール400、竹鶴ハイボール550、リタハイボール400、角ハイボール450、ジャックダニエルハイボール550。
    《ボトル》自家製かめ出し(芋)1,800、さつま白波(芋)2,100、黒霧島(芋)2,200、いいちこシルエット(麦)2,100、二階堂(麦)2,200、たんたかたん(しそ)2,100、千成ハウスボトル(芋・麦)1,900。(2016年3月調べ)

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ハツとタンの塩焼で〆 … もつやき専門店「カッパ」(荻窪)

ハツとタンの塩焼


 6年ぶり、もつ焼き「カッパ」である。

 コの字カウンター15席の店内は、8割ほどの入り。

 空いている席のひとつに座り、大瓶ビール(キリンラガー、600円)とお新香(220円)をもらう。今日のお新香はキュウリだ。

 6年も来ないうちに、焼き台も若いおにいさんが担当するようになっていて、まるで新しい店に来たようなアウェイ感がある。

 この店のもつ焼き(1本100円)は、1種類が2本ずつで出されたと思うんだけれど、焼き台を見ると1種1本ずつで焼かれているものが多いようだ。

「もつ焼きは1本ずつでも注文できるんですか?」

 念のため確認してみると、

「はい。1本ずつで大丈夫ですよ」

 と、さわやかな笑顔で答えてくれる、焼き台のおにいさん。

「それじゃあ……」

 と、レバ(肝臓)、リンゲル(膣)、ヒモ(大腸)、ナンコツ(喉笛)の4種類を1本ずつ、タレ焼きで注文した。

 まず出されたのはレバ。プリッと新鮮なレバが、ちょうどいい焼き加減で提供される。

 そして、1本、また1本と、焼けた順に、もつ焼きを皿の上に置いていってくれる。

 知らぬ間に店内は満席になり、それでもやって来たお客さんのために、焼き台のおにいさんが、店の外に出て、入口前に臨時テーブル席をセッティングし始めた。

 代わりに焼き台に入ってきたおねえさんには見覚えがある。

 以前この店に来ていたときに、焼き台を担当していたおじさんと交代で、もつ焼きを焼いていたおねえさんだ。

 そのおねえさんに、トロ(直腸)とカシラ(ほほ肉)を1本ずつ、タレで注文し、少し話もうかがわせていただいた。

 このおねえさんが、創業者(現在92才、お元気!)の娘さんで、さっきまで焼き台にいた若者(ゆうき君)は、なんと、おねえさんの息子さんなんだって!

 おねえさんが三代目の焼き手で、ゆうき君が四代目だ。

 おねえさんの前にいた焼き手のおじさんは二代目で、現在75才。ときどき仕込みを手伝いに来てくれたりしているそうだ。

 三代目(おねえさん)、四代目(ゆうき君)はもとより、初代、二代目もお元気というお話をうかがって、なんだかとても安心した。

 中野の「カッパ」も一緒に経営しているそうだ。

 最後にタン(舌)とハツ(心臓)を1本ずつ塩焼きでもらって、しめとした。

 1時間ちょっとの酒場浴。大瓶ビール1本ともつ焼き8本、お新香で、今夜のお勘定は1,620円なり。

 どうもごちそうさま!

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もつ焼き専門店「カッパ」 / ビール(大) / オシンコ

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レバ(肝臓) / リンゲル(膣) / ヒモ(大腸)

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軟骨(喉笛) / トロ(直腸) / カシラ(ほほ肉)

店情報前回

《平成28(2016)年8月20日(土)の記録》

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しめ鯖たっぷり半身分 … 立呑み「やきや」(荻窪)

しめさば


 八戸直送のイカ料理を中心に、つまみのほとんど(全22品のうち20品)が170円均一の「やきや」。

 170円じゃないのは、「いかしょうが棒」(200円)と「しめさば」(270円)の2品だけだ。

 今日はホッピー(320円)と「げそ揚げ」(170円)をもらってスタートしたあと、ナカ(おかわり焼酎、160円)をもらって、この店の最高級品(=もっとも高価な料理という意味)である「しめさば」を注文した。

 「しめさば」は、3枚におろした半身が1人前のパックになっていて、注文を受けて開封し、食べやすい大きさに切り分けてくれる。

 つまり270円という値段ながら、サバ半身分のシメサバが出されるということだ。

 そう考えると、ここの「しめさば」は、ものすごく安いと言えよう。

 だから、この店の最高級品ながら、注文する客が多い人気の品でもあるのだ。

 半身分のシメサバというのは、ボリュームもあって、これを食べている間に、さらにもう1杯、ナカをもらった。

 ホッピーがセットで320円、ナカが160円というのも安いよねえ。

 ここ「やきや」がものすごく安い理由のひとつは、ほぼ170円均一の料理にあるが、もうひとつの大きな理由は、飲みものが安いことなのだ。

 日本酒(北の誉、冷・燗)は1合250円、同じ「北の誉」のにごり酒は270円。

 ビールの中瓶が400円、生ビールは380円、レモンサワーやウーロンハイは280円。

 特筆ものはウイスキー水割(ブラックニッカ300ml水割ボトル)の380円だ。

 このウイスキー水割ボトルの380円とホッピーセット320円という値段は、都内でも1、2を競う安さなんじゃないかと思う。

 最後にもう1杯、ナカ(160円)をもらって、つまみには「なんこつ焼」(170円)を注文。

 ゆっくりと立ち飲むこと2時間弱。ホッピーがソト1・ナカ4に、つまみ3品で、お勘定は1,410円だった。どうもごちそうさま!

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「やきや」 / げそ揚げ / なんこつ焼

店情報前回

《平成28(2016)年8月20日(土)の記録》

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ドーンと煮込みホホ肉 … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)

煮込みホホ肉


 1週間の帰省から東京に戻ってきたら、食べたいものは、やっぱりもつ焼きである。

 会社の帰りに「弐ノ十」にやって来ると、店は満席。さすが人気店だ。

 ちょうどカウンターにいた2人連れが帰るところで、なんとか入ることができた。

 黒ホッピー(380円)をもらって、つまみを検討する。(カッコ内の価格は、すべて税別表記)

 満席のにぎわいとあって、焼き台の上にはもつ焼きがずらりと並んでいる。

 こりゃ焼きものは時間がかかりそうなので、まずは煮込みにしておきますか。

 もつ煮(350円)、煮豆腐(200円)、煮たまご(100円)のほか、今日はボリュームたっぷりの「煮込みとんそく」(350円)もある。

 冬場の煮大根(200円)も、もつ以上にもつらしい風味が味わえていいのだが、夏場の今はない。

 あれっ? 「煮込みホホ肉」(250円)というのもあるじゃないか。初めて見る品書きだなあ。これにしてみよう。

「すみません。煮込みホホ肉をお願いします」

「ハイヨッ。少しお時間をいただきますが、いいですか?」と店主のアキさん。

「じゃ、ガツ酢もください」

 あっという間に出てくるガツ酢(250円)も、あわせて注文した。

 煮込みホホ肉も、煮込み鍋からあっという間に出てくるのかと思っていたんだけれど、さにあらず。

 じっくりと煮込んだホホ肉のかたまりを、炭火でじっくりと焼き上げて、最後にタレをつけて仕上げる。

 刻みネギをトッピングし、練りガラシを添えて出してくれる煮込みホホ肉は、これはもう豚ホホ肉のステーキだ!

 でも煮込んでいるので、身はホロリとやわらかくて、はしで簡単に切り分けることができる。

 これはうまいねえ!

「煮込みホホ肉は、いつもあるわけじゃなくて、あってもすぐに売り切れるんですよ」

 となりの常連さんがそう教えてくれたとおり、この日も、私のあとにもうひとりが煮込みホホ肉を注文したところでヤマ(=売り切れ)になった。

 逆どなりの常連さんが注文したのはハムキャベツ(200円)。

『えっ? ハムキャベツ? 渋谷の「富士屋本店」の名物メニューだよなあ。ここにもあるんだ』

 出てきたハムキャベツを見ると、ハムがたっぷり! 下のキャベツ千切りが見えないぐらいびっしりとハムがのっている。

 これもいいねえ。煮込みホホ肉を食べ終えた後、私もハムキャベツを注文した。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、黒ホッピーはソト1・ナカ4(ナカは250円)。お勘定は2,080円+消費税(10円未満切り捨て)で、2,240円なり。

 もつ焼きは食べなかったものの、煮込みホホ肉やハムキャベツに初挑戦することができて良かったなあ。どうもごちそうさま!

 さて、いつも大人気で、満席が続く「弐ノ十」ですが、現在、となりに新店舗ができつつあります。

 野方「秋元屋」と同じように、今の店と新店舗は、つうつうにつながっていて、行き来することができるようになっているものの、新店舗のカウンターにも焼き台が付きそうな感じ。

 今は補助席的に使っている新店舗。できあがって本格運用が始まるのが楽しみですね。

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ガツ酢 / ハムキャベツ(下に千切りキャベツ) / 「弐ノ十」(左側が準備中の新店舗)

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《平成28(2016)年8月18日(木)の記録》

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創業58年の開店記念日 … サントリーバー「露口(つゆぐち)」(松山)

店主ご夫妻


 「露口」の創業は昭和33(1958)年8月15日。ちょうど今日、創業58周年を迎えた。

 まずはお祝いのシャンパンをいただいて乾杯したあと、「露口」名物の角ハイボールへと進む。

 この店の角ハイボールは、8オンス(240ml)のタンブラーに、ウイスキー(角瓶)を50ml入れる。

 氷を入れて、ソーダ(炭酸水)を満たし、やわらかくステアしたらできあがりだ。

 ビシッと濃い目のハイボールは、ウイスキーのうまみや香りを、たっぷりと感じることができる。

 氷入りの角ハイボールではここ「露口」のが、氷なしの角ハイボールでは銀座「ロックフィッシュ」のものが最高にうまいと私は思っている。

 「露口」の店主・露口貴雄さんは、昭和11(1936)年、徳島生まれ。

 18歳のとき(昭和29年)に大阪に出て、「サントリーバー」に就職。

 3年ほど修業したところで、四国で初めてのトリスバー(松山)の店長となり、22歳のとき(昭和33年)に独立、ここ「露口」をオープンしたのだった。

 そういう経緯もあってか、今も「露口」の店内には、サントリーのCM曲が流れているし、飲みものや炭酸水なども、基本的にサントリーの製品を使っている。

 店主が25歳のとき(昭和36年)、奥さま(朝子さん)と出会い、それ以来、今日までずっと二人三脚で、「露口」を切り盛りされてきたのである。

 最後はマティーニを作ってもらって、キリッとしめた。

 創業58周年、おめでとうございます!

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「露口」 / 今日からこのコースター / まずはシャンパンで乾杯

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角ハイボール / オレンジピール / 最後にマティーニ

店情報前回

《平成28(2016)年8月15日(月)の記録》

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今が旬、瀬戸内のギゾ … おでん「赤丹(あかたん)」(松山)

ギゾ刺身


 お盆休みでで帰省したときの最大の楽しみは、旧友たちと大いに呑み語ること。

 卒業してから40年になるのに、話し始めるとすぐに昔に戻るのがいいよね。

 そんな連夜を終えて、今日は久しぶりに「ひとり酒」である。

 やって来たのは松山市駅前のおでんの老舗「赤丹本店」だ。

 店に着いたのは午後4時半。まだ真っ昼間の明るさだし、なにしろ暑い。

 店は奥に向かって、うなぎの寝床のように細長く、その全体を一本の直線カウンターが貫いている。

 手前から中央にかけては、ポツポツと先客が座っている状態。さすがにいつもよりは少ないなあ。

「あっちに座ったらええわい」

 と女将にうながされるままに、奥から2番めあたりの席に座り、まずは大瓶ビール(650円)をもらうと、あっという間にキリン一番搾りが出てきた。

 ちなみに中瓶は550円、小瓶は450円である。

 暑くても、「赤丹」に来たら、おでんである。

 新しいお客が入ってくると、女将がおでん鍋の前に立ち、「なん取ろか?」とスタンバイしてくれているのである。

 言ってみれば、おでんがお通しのようなもんですね。自分で物を選べるのがありがたい。

 まずはイイダコと焼き豆腐をもらった。

 イイダコは、漢字で書くと「飯蛸」。頭の中にびっしりと詰まった卵が、まるでご飯のように見えるから飯蛸と言うんだそうな。

 でも残念ながら、頭の中にびっしりと卵が詰まる季節は冬から初春(12月~3月)。今のイイダコには卵はない。

 そのイイダコと焼き豆腐をつまみながら、今日のホワイトボードメニューを確認する。

【刺身】かつお、しめさば、ぎぞ、しまあじ
【一品】かまあげ、生たこ焼、はも塩焼、アスパラバター、トマト、長芋
【干物】ホータレ
【一品】ほご煮付、なごやふぐ煮付、はも唐揚、生たこ天麩羅、あまぎ唐揚、牛ロースあみ焼

 刺身メニューの中に「ギゾ」とあるのを見て、さっそく注文した。

 ギゾと言うのは愛媛では人気が高い白身の魚で、標準和名はキュウセン。各地ではギザミとかベラなどとも呼ばれている。

 関東地方ではあまり食用にしないんだけど、関西地方、特に瀬戸内海沿岸では高値で取り引きされるんだって。

 だいぶ前に亡くなった私の叔父が、亡くなる直前に「何が食べたい」と聞かれて、

「ギゾの焼いたんに、味噌をつけて喰いたい」

 と答えたというほど、我われ愛媛県人にとってはなじみが深い魚なのだ。

「活きがええギゾじゃったけん、肝もつけといたよ」

 と言いながら出してくれたギゾの刺身がきれいなこと!

 その肝は、とても小さいので、肝醤油にしたりするほどじゃない。まず最初に、その肝に醤油をつけて、つるんといただいた。

 ん~~っ。小さいけれど濃厚じゃ。これはうまいのぉ~っ。

 そして、その白身をひと切れ、またひと切れ。

 夏の魚らしくすっきりとした味わいなんだけど、旨みが強い。

 こりゃ日本酒だね。燗酒(大関)を、ぬる燗で作ってもらう。

 ギゾの刺身を食べ終えたところで燗酒をおかわりして、ニシ貝とツミレのおでんを取ってもらう。

 自家製のツミレは、この店の自慢のおでんネタのひとつなのだ。

 さらにもう一品、ここに来たら食べておきたい料理がある。

 ホータレだ。

 カタクチイワシのことを、この辺ではホータレと呼ぶ。瀬戸内海の対岸、広島では小イワシだ。

 新鮮なホータレがあるときは刺身で、そうでないときは干物で出してくれる。今日は干物だ。これを軽く炙って出してくれた。

 このホータレをつまみに、燗酒をもう1杯(3杯め)もらう。

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。

 お勘定をお願いすると、なんと4,500円。

 ここのメニューには値段が書かれていないが、ほとんどの場合、びっくりするような金額にはならない。

 今日は思ってたよりもちょっと高かったので、レシートをチラリと確認すると、ギゾ刺身(丸1尾分)が1,400円で、ホータレの干物は400円。(おでんは、食べ終えた串で清算するため、レシートには書かれていない。)

 今が旬のギゾは、けっこうな高級品だったんですね。でも美味しかった。

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「赤丹本店」 / 焼き豆腐、イイダコ、大瓶ビール / 燗酒(大関)

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ニシ貝、ツミレ / ホータレ干物 / おでんは食べ終えた串で清算

店情報前回

《平成28(2016)年8月15日(月)の記録》

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チイチイイカの天ぷら … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

チイチイイカの天ぷら


 今治から福山に向かう高速バスは、きっと遅れるだろうと思って、かなり早めに実家を出発した。

 その「かなり」が、かなり「かなり」で、乗換案内で出てくる時間よりも2時間も早い。

 実は福山に着いてから、予約の新幹線を待つ間に、「自由軒」に行ってみようと思っているのである。

 どこかの酒場で飲むには1時間では少な過ぎる。2時間以上になると、もう1軒行きたくなってしまう。

 だから、どれだけバスが遅れても、1時間以上は飲むことができるように、この時間での移動を選んだ次第。

 案の定、お盆帰りの渋滞に巻き込まれて、高速バスが福山駅に着いたのは、予定時刻の30分遅れだ。

 でも大丈夫。あと1時間半はあるもんね。

 さっそく「自由軒」へと向かう。

 とは言うものの、「自由軒」のお盆休みを確認しているわけではない。

 「開いてるかどうか」。開いてたとしても、席が「空いてるかどうか」。

 ふたつの「あいてるかどうか」問題にドキドキしながら天満屋てんまや(福山店)の裏側へと向かう。

 おぉ~っ。開いてる開いてる。あとは空いてるかどうかだけだ。

 のれん越しに店内をのぞき込むと、コの字型のカウンター席は6割程度の入り。やったね、入れそうだ。

「ひとりです」

 と言いながら店に入ると、入口すぐの、コの字の角のあたりの、ゆっくりと座れる場所に案内してくれた。

 さっそく大瓶のビール(550円)を注文すると、「キリンとアサヒがありますが」とおねえさん。キリンをもらうことにした。

 おでんは「自由軒」の看板メニュー。真夏の今でもおでんはあるのだ。

 目の前のおでん鍋から、スジ(300円)と豆腐(150円)を取ってもらう。

 ほとんどのおでんは1個150円。スジ(300円)とロールキャベツ(250円)だけがスペシャル価格である。

 コリコリと硬めのスジには、自動的に「自由軒」秘伝のミソがかけられ、豆腐のほうは、おねえさんが目顔で「どうする?」と聞いてくれたので、「それもミソで」とミソをかけてもらった。

 赤味噌と白味噌をブレンドして、ほかの食材(山椒の実など)も混ぜ合わせながら作る、この店独自のおでん用のミソだれ。これがうまいのだ。ここに来たら絶対に、このミソだれをかけてもらわないとね。

 そのおでん2品がなくなりかけたところで、ネブト唐揚げ(400円)を注文する。

 ネブトの標準和名はテンジクダイ。もともと小さい魚なんだけど頭(の中にある耳石じせき)が硬くて、丸ごと食べることはできない。

 その硬い頭をとると、身の部分はほんの親指の先ぐらいの小ささになってしまうんだけど、これを唐揚げにすると、お酒(特にビール)によく合うつまみになるんだなあ。

 呉ではメンパチと言いますよね。

「ごめん。ネブトは海に逃げたみたいじゃ」

 注文を受けた、奥の厨房の女性陣から、そんな返事がかえってきた。ありゃ残念。売り切れちゃったんですね。

「じゃ、小イワシ天(400円)をください」

 ネブトと同じく、小イワシも今。夏場(6~8月)が旬の魚である。

 ほとんど待つこともなく出てきた小イワシ天は、呉や広島でよく食べる丸ごとの天ぷらではなくて、小イワシを3枚におろして、身の部分だけを天ぷらにした上品なもの。

 だからできるのも早かったんですね。

 これを山椒塩でいただくというのも、また上品ではありませんか。

 新幹線の時間を見すえながら、ゆっくりといただこうと思っていたのに、箸が止まらない。ひと切れ、またひと切れと、次から次へと食べてしまう。

 それくらいうまいのである。

 まわりのお客さんたちが麦焼酎の水割り(350円)を飲んでいるので、私も麦焼酎の水割りをもらう。

「ネブトはなかったけど、今日はチイチイイカの天ぷらがあるよ」

 小イワシがおいしい、おいしいと言ってたら、カウンターのおねえさんが、そう声をかけてくれた。

 チイチイイカというのは、ミミイカとかベカ、ベコとも呼ばれる、瀬戸内海や有明海の特産の小さなイカ。ホタルイカと同じぐらいの大きさだろうか。これまた夏が旬の魚介類である。

 「つかまえるとチイチイと鳴くから、チイチイイカと言うんだ」という話も聞いたことがあるけど、本当だろうか?

 うちの故郷いなかのほうでは、チンチイカなんて呼んでましたけどね(笑)

 ゆで冷まして酢味噌で食べることが多いんだけど、天ぷらでは食べたことがないなあ。(ちなみに、「自由軒」のメニューにはチイチイイカ酢味噌(450円)もあります。)

 おねえさんのおすすめにしたがって、チイチイイカ天(500円)を注文すると、丸ごと天ぷらにされたチイチイイカが小鉢にたっぷり。クシ切りのレモンと、粗塩が添えられている。

 ど~れどれ。できたて熱々のチイチイイカ天ぷらをほお張ると、熱が加わったイカの旨みが強いこと! これはいいねえ。

「おねえさん、これ、ものすごくうまいよっ!」

 思わずそう声をかけると、

「あぁ良かった。おすすめした甲斐かいがあったわ」

 と、おねえさんもうれしそう。麦焼酎の水割り(350円)もおかわりした。

 その2杯めの水割りを飲み終えるころには、もう福山駅に急がないといけない時間になった。

 後ろ髪を引かれる思いでお勘定をお願いすると、今日のお勘定は2,600円なり。

 常連さんたちに「お先に」とあいさつしながら、店を後にした。

 いいねえ、「自由軒」。また来なきゃね。どうもごちそうさま!

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しまなみ海道(来島海峡大橋) / 「自由軒」 / スジ(おでん)

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豆腐(おでん) / 小イワシ天 / 麦焼酎の水割り

店情報前回

《平成28(2016)年8月17日(水)の記録》

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電車を待つ間にビール … 定食屋「つくし」(今治)

砂ズリと大瓶ビール


 「しまなみ海道」を渡る高速バスが、今治駅前に到着したのは午後8時半。

 私が乗る予定の電車は、午後9時2分発なので、まだ30分ほど時間がある。

 こういうときは駅前の大衆酒場でちょいと一杯ですね。

 あたりを見回してみると、駅前バスロータリーの先に、「定食・うどん つくし」と書かれた黄色い電灯看板を発見。ほかには大衆酒場や大衆食堂らしき電灯看板は見当たらない。

 今治駅は、特急電車も停車する駅なので、ここしかないということはないと思う。少し離れた別のエリアに、酒場街が凝縮されてるのかもね。

 時間も30分ほどしかないので、今日は迷わず「つくし」に飛び込むことにした。

 店内は手前にテーブル席が3つあって、その奥にL字(ゆったり9席)のカウンター席がある。

 そのL字カウンターの一番奥側の席で新聞を読んでいた年配の女性が、「いらっしゃいませ」と立ち上がる。おぉ、「先客ひとり」かと思ったら、そのお一人もお店の人でしたか。

 カウンターの中には年配の男性がひとり。どうやらご夫婦二人でこの店を切り盛りされているようだ。

 看板に「定食・うどん」とあったとおり、壁のメニューは定食(800円か900円のものを中心に30種類ほど)と麺類が中心で、その他には200円から500円ぐらいの一品料理が16品ほど並んでいる。

 メニューには飲みものは見当たらない。

「電車の時間まで、ちょっとビールでも飲ましてもらおうと思って入ってきたんですけど、いいですか?」

 カウンターの中の大将にそう聞いてみる。

「生にする? ビンにする?」

 お、やった。あるんだね。

「大瓶があれば大瓶でお願いします」

 カウンターの後ろ側(客の背中側)にある冷蔵庫から瓶ビールが取り出され、シュポンッと栓を抜いて出してくれる。銘柄はアサヒスーパードライだ。

 つまみには一品メニューの中から「砂ズリ」(300円)を注文した。砂ズリは、鶏の砂肝のことだ。(「魚のお腹の下の身(マグロなら大トロの部分)」のことを「砂ズリ」と呼ぶこともあります。)

 ビールを飲みながら待つことしばし。すぐに出てきた砂ズリは、薄くスライスした砂肝を、シンプルに塩コショウで炒めたもの。クシ切りのレモンが1切れ添えられている。

 それにしても量が多い!

 この量の砂肝を焼き鳥(串焼き)にしたら、4~5本分にはなりそうだ。

 これで300円というのは安いよなあ。

 砂肝は大好物なので、テンションも上がりまくる。

 そこへ入ってきたのは、まるでジョギングをするような格好の、若いおにいさん。若いといってもすごく若くて、大学生ぐらいだろうか。

「豚しょうが焼(800円)をお願いします」

 と注文。豚しょうが焼は定食しかなく、単品の設定はない。

 続いて入ってきた男性二人連れは、これまたもっと若い。高校生ぐらいだ。

「とりからあげ(800円)ください」

「ボクも、とりからあげ」

 と二人仲良く、鶏唐揚げ定食だ。これも単品の設定はない。

 駅前の食堂というと、ステレオタイプ的に、「我々のような呑兵衛おじさんがたむろしてる場所」というイメージをもってしまうんだけど、この「つくし」食堂は、なんだかさわやか。すごく健全である!(いつもそうかどうかは、わかりませんが……。)

 あっという間の30分。最後はちょっと急ぎ気味にビールと砂ズリを食べ終えて、お勘定は900円なり。

 ということは大瓶ビールは600円だったんですね。

 どうもごちそうさま!

 大急ぎで駅に向かうと、予定の電車は6分遅れて到着。

 しかも今治駅でのすれ違いが予定されている特急電車も遅れており、結局、15分ほど遅れての出発。(JR予讃線は単線なので、行き違い電車が来ないと、出発することはできないのでした。)

 15分もあれば、もっとゆっくり飲み食いできてたのになあ。とっても残念なり!

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今治駅前の猿飛佐助の銅像の向こうに「つくし」 / 大瓶ビール / 砂ズリ

店情報

《平成28(2016)年8月11日(木)の記録》

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店情報: 定食屋「つくし」(今治)

    つくし
  • 店名: 定食屋「つくし」(「つくし食堂」)
  • 電話: 0898-32-6573
  • 住所: 794-0028 愛媛県今治市北宝来町1-5-2
  • 営業: 12:00-23:00、日休
  • 場所: JR予讃線・今治駅を海側(市役所側)に出て、ロータリーの右奥にあるビルの1階の定食屋。駅から1~2分。120mぐらい。
  • メモ: 入口を入ると4人掛けテーブルが左に2卓、右に1卓、その奥にゆったりと9人が座れるL字のカウンター席。合計21席。
    〔定食〕とんかつ800、梅しそとんかつ900、カツ鍋900、えびフライ900、えびカツ鍋900、豚しょうが焼800、豚キムチ焼800、とりからあげ800、チキンカツ800、照焼チキン800、チキン南蛮漬800、とりもも塩焼800、地味あじ刺身900、地味あじタタキ900、地味あじ塩焼900、地味あじ煮付900、みすきカレイ煮付1,100、剣先イカ煮付900、剣先イカ刺身900、塩サンマ800、イサキ塩焼900、イサキ煮付900、イワシフライ800、イワシかば焼800、小イワシ天プラ800、あじフライ800、白身魚フライ800、日替りランチ(数種)500。
    〔麺類・丼物〕うどん400、つくしうどん500、玉子うどん500、ワカメうどん500、きつねうどん500、月見うどん500、肉うどん600、天ぷらうどん700、梅おろしうどん600、鍋焼きうどん800、うどんセット600、ザルそば600、ザルうどん500、冷うどん500、そうめん500、玉子丼500、親子丼600、カツ丼700、他人丼700、かきあげ丼700。
    〔一品〕あげだしトーフ400、冷ヤッコ300、山いもとろろ400、山いもたんざく300、さきいか天400、野菜炒500、玉子焼400、大根サラダ300、トーフサラダ400、もやし炒200、もやしキムチ炒300、手羽先から揚げ400、ニラレバ炒500、スルメイカ塩焼600、砂ズリ300、トマトスライス300。
    〔飲みもの〕大瓶ビール600、生ビールほか。(2016年8月調べ)

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変わらぬ品書きに驚く … 居酒屋「いづみや」(日暮里)

肉豆腐


 8年ぶりにやって来たのに、メニューがまったく変わっていない。値段も含めて、すべてが同じだ!

 唯一の違いは、以前はあった「タン焼300」というメニューが、上に白い紙を貼って隠されていることだけ。

 そのことだって、すべてのメニューが、並びも値段も変わってないからこそ、わかること。すごいことだ。

 木曜日ながら祝日の今日、日暮里駅前の「いづみや」にやってきたのは、午後1時過ぎ。

 こんな時間なら客も少ないかと思いきや、さにあらず。

 入口の左右から、店の奥に向かって伸びる2本の平行カウンターは、それぞれ入口に近い2席が空いているだけ。

 平行カウンターの、もっとも入口側の上部にテレビが置かれてるので、入口側の2席ほどは、テレビが見えにくいのである。

 でもカウンターは、そこしか空いてないので、空いてる1席に座り、「ビール大ビン」(サッポロラガービール、470円)と、人気のつまみ「ハムポテトサラダ」(350円)を注文する。

 ここ「いづみや」は、昼前11時半に開店し、中休みなしで夜9時までの営業。

 定休日も「月2回不定休」ということで、たいていは開いている。(ちなみに今月の休みは、8月8日(月)と8月22日(月)の二日であることが、店内に掲示されている。)

 ハムポテトサラダに続いては、これまたこの店の名物的な存在の「肉豆腐」(300円)を注文し、「梅割焼酎」(210円)をもらう。

 梅割焼酎は、あらかじめ梅割にして、一升瓶で冷やしているものを注いでくれる。もうちょっとドライな(「梅割の素」が少ない)ほうが好きかな。

 肉豆腐の豆腐は、一緒に煮込まれている豚バラ肉の旨みをよく吸っていてうまい。これくらいじっくりと豆腐を煮込むのもいいねえ。

 1時間ほどの酒場浴。お勘定は1,330円なり。

 帰省用の大きなカバンを持っていたからか、女将さんが「ありがとうございます。お気をつけて!」と見送ってくれた。

 どうもごちそうさま。

 変わらぬ「いづみや」に、ほんわりと心が落ちついた。

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居酒屋「いづみや」日暮里店 / ビール大ビン / ハムポテトサラダ

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店内のメニュー / 梅割焼酎 / お勘定用のレシート

店情報前回

《平成28(2016)年8月11日(木)の記録》

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もつ煮込みのカレー版 … やきとん「たつや」(沼袋)

もつカレー


 「たつや」名物の「もつカレー」(パン付き400円)である。(カッコ内の価格はすべて税抜き表記。)

 もつカレーは、もつ煮込みのカレー版。

 これを、炭火でトーストして添えてくれる2切れのパンにのせながらいただく。

 黒ホッピー(セット400円、ナカ250円)にぴったりのつまみだ。

 パンが足りない人のために、「おかわりパン」(2切れ100円)もある。

 さらに、このもつカレーをごはんにかけて、カレーライスとして食べたい人には、「サトウのごはん」(200円)も出してくれる。

 ちなみにここ「たつや」には、普通のもつ煮込み(350円)のほか、煮豆富(200円)、煮玉子(100円)、牛すじ煮込み(400円)も用意されていて、好みの煮込みを食べることができるのだ。

 私の会社は、明日から1週間の夏休み。

 その間、四国に帰省しようと思っているので、今日は「もつの食いだめ」にやってきた。

 黒ホッピーセット(400円)をもらって、最初のつまみは、サッと出てくる「冷製もの」から選ぶことにした。

 今日の「冷製もの」は、「冷製の盛合わせ」(500円)、「こぶくろ刺」(350円)、「がつ刺」(350円)、「はらみポン酢」(350円)、「しろポン酢」(1本150円)の5種類。

 たいていは冷製の盛合わせを注文するのだが、今日はなるべく多くのもつ料理を食べたいので、はらみポン酢を選択した。

 ゆで冷まして、ひと口大にカットした「豚はらみ」を小皿に盛り、オニオンスライスと刻んだパセリ、白ゴマをトッピングして、ポン酢をかける。

 さっぱりとしていて、暑い夏の日にピッタリのおつまみだ。

 そのはらみポン酢が残り少なくなってきたところで、レバ(100円)とシロ(110円)を、タレで1本ずつ注文する。

 もつ焼きの中でも、もつの定番的な存在が、このレバとシロ。この2種類は絶対に外せないのだ。

 もし、「もつよりは肉が好き」あるいは「もつ焼きはあまり食べたことがない」という人と一緒のときは、カシラ(110円)、ハラミ(110円)、タン(110円)、ハツ(100円)などの、『赤もの』と呼ばれるものを注文すれば間違いない。肉そのものが嫌いでない限り、『赤もの』はきっと大丈夫だ。

 レバも『赤もの』なんだけど、これは好みが分かれるところ。

 逆に『白もの』と呼ばれるのは、ガツ(110円)、シロ(110円)、テッポウ(110円)などの、いわゆる消化器系のもの。

 外観も、いかにも内臓っぽいので、見た目だけで食べられない人もいる。食べてみると美味しいのにね。

 この店には、ねぎま(130円)、せせり(130円)、手羽先(200円)、つくね(160円)などの鶏串焼きもあるので、本格的に「もつ」がダメな人はそっちかな。

 でも、本格的に「もつ」がダメな人は、そもそも、やきとん屋に来ないか?!

 もつ焼きに続いては、「もつミック酢」(200円)をもらう。

 もつミック酢は、いわゆる「酢もつ」。湯通しして、小さく刻んだ各種の豚もつを、酢漬けにしたものだ。

 これもお酒が進む一品なんだよなあ。ナカ(250円)、おかわり!

 そして最後に、冒頭でご紹介したもつカレーをいただいて締めとした。

 ゆっくりと2時間ほどの「もつの食いだめ」。

 黒ホッピーをソト1・ナカ4でいただいて、席料100円に、消費税(10円未満は切り捨て)がついて、今日のお勘定は2,600円なり。

 どうもごちそうさま!

 なお、沼袋「たつや」は、8月14日(日)から18日(木)まで、5連休だそうです。

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沼袋「たつや」 / 黒ホッピー / はらみポン酢

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れば / しろ / 「本日のもつやすめ」メニュー

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もつミック酢(酢もつ) / ナカおかわり / もつカレー

店情報前回

《平成28(2016)年8月10日(水)の記録》

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チレの美味さを再認識 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ちれ(塩焼き)


 おぉ~っ。ビシッと焼けたチレ(100円)がうまいなあ。

 実は、チレはあまり得意じゃなかった。

 プニュプニュ、クニュクニュとしていて、噛んでるんだか噛んでないんだかよくわからないような食感がねぇ……。

 好きな人はその食感が好きなんだろうけど、苦手な人にはそれが苦手。

 数あるもつ焼きの中でも、かなりはっきりと好みがわかれる一品かもしれない。

 前回、これまであまり注文していなかった品々をもらってみたところ、改めて「なにを食べてもはずれがない」ということが確認できたので、今日はチレにもチャレンジしてみた次第。

 たいていのもつ焼き店では、チレは、比較的大きめにカットしたしたものを串に刺し、レアめに仕上げることが多い。

 しかし、ここ「すっぴん酒場」では、わりと小さめにカットしたチレをずらりと串に刺し、しっかりとよく焼きにしている。しかも塩焼きである。

 グイッと噛みしめると、やはりチレ独特のクニュクニュ間はあるんだけど、噛んでいる感じがある。

 しかもチレの身が縮むほどによく焼きされているので、チレの旨みもギュッと凝縮されている。

 なるほどなあ。チレ本来の味わいは、こうだったんだ。これなら大好きだ。

 よ~し。じゃ、冷奴(200円)も食べてみるか。

 必ず注文する人がいるほど人気が高い一品が、この冷奴。

「これも食べてみたかったんですよ」

 と話すと、店主と奥さんとが声を合わせて、

「えぇ~っ! 前回も食べてましたよ!」って。

 目の前に冷奴が出てきて、やっと思い出した。そういや前回も食べたなあ。いやまったくオオボケである。

 今日もいつものように黒ホッピー(450円)とお通し(お新香100円)に、レバ(100円)とシロ(100円)からスタートし、らっきょ(100円)を食べたあと、チレから、つくね(100円)、冷奴へと進んだ次第。

 今夜もまた、ソト1ナカ3で2時間半ほど立ち飲んで、お勘定は1,750円でした。どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピーとお通し / れば(たれ)

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しろ(たれ) / らっきょう / カウンター背後の袋菓子

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つくね / 冷奴

店情報前回

《平成28(2016)年8月6日(土)の記録》

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肉玉イカそば広島焼き … お好み焼「ぱある」(野方)

肉玉イカそば広島焼き


 うちのカミサンは呉出身。だからときどき広島風のお好み焼きが食べたくなるらしいんだけど、残念ながら広島風のお好み焼きを家庭で作ることはむずかしい。


(1) 鉄板の上に生地を丸く薄くのばす

(2) 生地の上に千切りキャベツを山のようにのせる

(3) さらにモヤシや天カスをのせる

(4) てっぺんに豚肉やイカなどのネタをのせる

(5) しばらく焼いたら、上につなぎの生地を少しかけて…

(6) 一気にひっくり返す!


 ここがまずむずかしい。

 なにしろ千切りキャベツの上に、モヤシやらネタやらがのってるだけなので、どんなにベテランがひっくり返しても、キャベツなどがある程度ちらばってしまうのだ。

 大きな鉄板の上ならば、ちらばってもそこは鉄板の上。コテでチャチャッと集めてくれば、またすぐにお好み焼きの丸い形の中におさまるんだけれど、家庭用のフライパンだと、ひっくり返すことすらむずかしい。大きめのホットプレートがあれば、やっとなんとかなるかもしれないといったレベルだ。


(7) 時間をかけてじっくりと蒸らす。

(8) 野菜がしんなりとなってきたら、横でソバをほぐして火を通す。


 お好み焼きを焼いてる横で、焼きそばも焼かないといけないんだから、フライパンなら2個分。かなり広いスペースがいるのだ。

(9) 十分に蒸らしたお好み焼き本体を、2つのコテで左右からすくい上げて、お好み焼きと同じ大きさに丸く整形したソバの上にのせる。

(10) そして、ここで初めてお好み焼きをコテでギューッと押さえつけて、薄くする。

(11) しばらくしたら、お好み焼きの横で卵を割って、コテで黄身をプツンとつぶし、これまたお好み焼きと同じサイズに丸く薄くのばす。

(12) その卵の上に、お好み焼き本体をのせて、ひっくり返す。

(13) 上面になった卵の上に、ハケでソースをたっぷりとぬって、青のりをふったらできあがり。


 そのままの形でお客の前に出してくれるので、それを小さなコテで切り分けながら、コテから直接いただくのが広島流だ。

 長くなったけど、そんなわけで、自宅で広島風のお好み焼きを作るのはむずかしいので、今日は野方の「お好み焼 ぱある」にやってきた。

 「とんぺい焼」(450円)という豚と目玉焼きのシンプルなおつまみと、広島焼きを「肉玉イカそば」(850円)で注文。

 すぐに出された「とんぺい焼」をつまみに、瓶ビール(キリンラガー)をいただく。

 1本めのビールを飲み終えるころに、できたて熱々の広島焼きがやってきたので、ビールもおかわり。2本めはキリン一番搾りの「東京づくり」だ。

 最後に「広島名物じゃけん食べてみんさい」と書かれた「生ソーセージ」(2本350円)をいただいて、1時間半ほどの夕食タイム。

 お勘定は二人で2,880円(ひとり当たり1,440円)だった。どうもごちそうさま。

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「ぱある」店内 / キリンラガービール / とんぺい焼き

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鉄板にはタコ焼き器も! / 広島焼メニュー / キリン一番搾り「東京づくり」

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生ソーセージを / 焼いていただく

店情報

《平成28(2016)年8月6日(土)の記録》

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店情報: お好み焼「ぱある」(野方)

    ぱある
  • 店名: お好み焼「ぱある」
  • 電話: 03-3338-8813
  • 住所: 165-0027 東京都中野区野方5-18-11
  • 営業: 17:00-24:00(23:00LO)、木休
  • 場所: 西武新宿線・野方のがた駅の南口を出て、正面にある交番とサンドラッグの間の路地(ときわ通り商店街)に進む。「第三秋元屋」の前を通り過ぎ、左手のダイニングバー「野方インター」(右手は輸入食品の「ジュピター」)の先の突き当りを左に曲がった先、右手。駅から150m、徒歩約2分。
  • メモ: かつては1階で関西風、2階で広島風という営業だったが、現在は1階のみで営業中。店内は左手の鉄板カウンターの前に2人用テーブル×2、右手壁ぎわに4人用テーブル×2、奥の小上がりに4~6人座れる掘りごたつ席。広島風お好み焼き、関西風お好み焼き、もんじゃ焼き、たこ焼き、焼きそば、鉄板焼きなどなどがそろっている。twitterfacebookあり。
    〔広島焼(焼いてくれる)〕肉玉そば又はうどん750、肉玉イカそば又はうどん850、肉玉イカ天そば又はうどん850、肉玉モチそば又はうどん850、肉玉チーズそば又はうどん900、肉玉タコそば又はうどん950、肉玉エビそば又はうどん950、肉玉牛スジそば又はうどん950、肉玉キムチそば又はうどん950、肉玉ジャガチーズそば又はうどん1,000、肉玉カキそば又はうどん1,050、肉玉ミックス(ブタバラ、イカ、エビ、カキ、チーズ)そば又はうどん1,500、そば・うどんの大盛り+100。
    〔関西焼(自分で焼く)〕月見焼650、ブタ玉750、イカ玉750、チーズ玉800、タコ玉850、エビ玉850など。〔その他〕豆腐ステーキ450、きのこ焼450、やさい焼450、焼きしゃぶ450、ブタキムチいため450、ゲソバター450、イカバター650、ホタテバター650、カキバター650、バター焼ミックス(イカ、エビ、カキ、ホタテ)1,200、にんにく焼440、とんぺい焼450、ねぎロール580など。(2016年8月調べ)

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梅割り焼酎は3杯まで … 薬師「四文屋(しもんや)」(新井薬師前)

梅割り焼酎


 13年ぶり! 「四文屋」にやってきた。

 これまで14年間も単身赴任をしていたものだから、あちこちの酒場に、行きたくても行けずにいたのだが、それにしても13年というのは久しぶり過ぎる。

 なにしろ「四文屋」は私の生活圏内にたくさんある。

 うちの近くのどの駅を見ても、駅のすぐ近くに「四文屋」がない駅はないぐらい、どこにでも「四文屋」があるのだ。

 だからこそ、逆に行きそびれてたのかもしれない。

 「いつでも行ける」というこの感覚が、「いつまでたっても行けていない」という、今の状況を生んでしまったのかもね。

 そんなわけで、しばらくぶりにやって来た、ここ新井薬師前にある「四文屋」が、今や40軒ものチェーン展開をしているという「四文屋」グループの本店なのでした。

 カウンター席の一角に座り、まずは「四文屋オリジナルハイボール」(350円)と「冷製肉三点盛(小)」(300円)を注文。(カッコ内の価格はすべて税抜き表記、以下すべて同じ。)

 冷製肉三点盛は、本来はレバ、ハツ、タンの3点が盛られるんだけれど、今日はレバがなくなったとのこと。

「代わりにミミ(豚耳)かセンマイ(牛胃)になりますが、それでいいでしょうか?」

 ということだったので、ミミにしてもらった。

 「四文屋」新井薬師本店は平成10(1998)年の創業というから、現在、創業18年ほど。それで40店にも広がっているというんだからすごいよね。

 江戸時代に広く流通していた寛永通宝かんえいつうほうが、1文銭(裏に模様がない)と4文銭(裏に波模様がある)。

 当時の1両が、今の10万円ぐらいの価値で、4文銭はちょうど100円ぐらいの感覚だったようだ。

 だから「四文屋」というのは、江戸時代の「100円ショップ」という意味合いのネーミングなんだろうな。

 今も焼きとん串や焼きとり串は、どれを選んでも基本的に1本100円である。

 「四文屋オリジナルハイボール」をおかわりし、焼きとん串はレバ、シロ、ナンコツ(各100円)を1本ずつ注文する。

 たまたまかもしれないけれど、今ここにいるお客さんたちは、焼きとんの味を指定しない。

 注文を受けたお店の人も、特に「塩ですか? タレですか?」といったことを聞かない。

 ここでは、焼きものの味は指定しないというのが定番なのかもしれないなあ。そう思って、私も味は指定せずに注文した。

 すると、レバ、シロはタレで、ナンコツは塩で焼いてくれた。

 「四文屋オリジナルハイボール」は、下町の酎ハイのような感じで、ちょっと味がついた酎ハイ。下町ハイボールに比べると、甘み酸味がちょっと強いのが特徴かな。

 その「四文屋オリジナルハイボール」を2杯もらったあとは、金宮焼酎(25度)を使った「梅割焼酎」(350円)をもらって、つまみには煮込豆腐(350円)を注文する。

 煮込豆腐の豆腐は、注文を受けてから投入して煮込んでくれるようで、しばらく待ってから煮込豆腐が登場した。

 おぉ~っ。牛シロの甘みと濃縮された旨みがいいねえ!

「うちの煮込みは牛もつ(牛シロ)と豚もつ(各種)の混合なんですよ。『牛の四文屋』では、牛もつだけの煮込みをお出ししています。これがビーフシチューのような味わいで、ガーリックトーストともよく合うんです。今度ぜひ試してみてください」

 目の前で、焼き台を担当している店長さんらしきおにいさんが、そう声をかけてくれる。

 それは行ってみなきゃなあ。

 ここ「四文屋」は、チェーン展開の過程で、「牛の四文屋」、「魚の四文屋」といった形態の店も出てきて、それぞれに特徴を出しているのだ。

 これら各形態の料理を、いっぺんに味わうことができるのが、今年7月に新宿アルタ裏に開店した「どすこい四文屋」なんだって。

 新宿という土地柄もあって、まだまだお客が多いだろうから、もうちょっと落ちついてから行ってみようかな。

 最後にもう1杯、梅割焼酎をいただいて、1時間半ほどの酒場浴。

 今夜のお勘定は、席料100円と消費税が付いて、2,268円でした。どうもごちそうさま。

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薬師「四文屋」本店 / 四文屋オリジナルハイボール / 冷製肉三点盛(小)

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レバ / シロ / ナンコツ

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煮込豆腐 / 食べものメニュー / 飲みものメニュー

店情報前回

《平成28(2016)年8月4日(木)の記録》

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店情報: 薬師「四文屋(しもんや)」(新井薬師前)

    四文屋
  • 店名: 薬師「四文屋」新井薬師本店
  • 電話: 03-3228-4481
  • 住所: 164-0002 東京都中野区上高田3-40-5
  • 営業: 15:00-00:00(23:00LO)、月休
  • 場所: 西武新宿線・新井薬師前駅の南口改札を出て右へ。すぐ先のバス通りを左(踏切じゃない側)へ。信号交差点を渡って1ブロック。左手にあるバス停(新井薬師駅前)の手前の路地を左に入った先、左手。駅から150m、徒歩2分ほど。
  • メモ: 平成10(1998)年創業。ひとり1杯以上の飲みものを注文すること。以下、価格はすべて税抜き表記。席料100円/人。
    〔食べもの〕《焼とん串》レバごま塩100、タン100、ハツ100、カシラ100、シロ100、レバ100、ガツ100、ナンコツ100、テッポウ100、子袋100、ハラミ100、アゴ100、トロ100、ハツモト100、タンスジ100、チレ100、ヒラ100、ノドブエ100、フワ100、豚バラ(塩・みそ)150。
    《焼とり串》手羽ねぎ100、もも肉100、とり皮100、砂肝100、つくね100。
    《その他の焼きもの》シマ腸串200、本日の牛肉串200~250、本日の牛ステーキ350、自家製ホエイ豚ソーセージ350、牛レアステーキ350、ホエイ豚ステーキ350、栃尾揚げ焼(大)400・(小)200。
    《冷製肉各種》レバ冷製200、タン冷製200、ハツ冷製200、ハラミ冷製200、ミミ冷製200、ナンコツ冷製250、センマイ冷製250、豚スモーク冷製250、ガツ冷製串100、子袋冷製串100、冷製肉三点盛(小)300・(大)500。
    《単品》ガツキムチ100、レバしぐれ100、ホルモン漬150、鶏にこごり150、地鶏ゆずポン250、馬刺し350、ホエイ豚しゃぶ350、ポテトサラダ200、白菜キムチ150、枝豆150、冷奴200、キュウリ浅漬150、長芋正油漬150。
    《煮込各種》もつ煮込350、煮込豆腐350、煮込ライス300、煮玉子100、煮込豚足(大)450・(小)250。
    《生野菜》キャベツ100、キュウリ100、エシャレット100、大根酢正油100。
    《焼野菜》アスパラ100、ねぎ100、しいたけ100、ししとう100、にんにくのめ100、かぼちゃ100、にんにく100、季節のお野菜100~。
    《その他》肉希少部位100~、その他おすすめ100~、浅漬三点盛400、焼おにぎりスープ付250。
    〔飲みもの〕生ビール500、ビンビール(中)500・(小)350、黒ビール350、ウーロンハイ350、緑茶ハイ350、ハイサワー350、レモンサワー350、グレープフルーツハイ350、グレープフルーツサワー400、金宮サワー400、三ツ矢サイダー割500、梅酒(ロック・ソーダ・水・湯割り)500、マッコリ(白・黒)(ボトル)1,600・(グラス)350、ハイボール350、四文屋オリジナルハイボール350、梅割り焼酎(金宮25度)350、富乃宝山(芋)500、瀧の司(清酒・愛知)350、八海山(清酒・新潟)500、赤ワイングラス350、焼酎お湯割り350(紀州梅1個200)、ウーロン茶250、緑茶250、グレープフルーツジュース250、三ツ矢サイダー250。(2016年8月調べ)
  • HTML版(2003年以前): (03.05.16)

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鯛かぶと煮で千福燗酒 … 大衆酒場「大露路(おおろじ)」(新橋)

鯛かぶと煮で千福燗酒


『東京にも鯛のかぶと煮があるじゃないか!』

 壁にかかった短冊メニューをじっくりと確認していたところ、その中に、鯛のかぶと煮(300円)があることに気がついた。

 大喜びで注文すると、その注文が通ると同時に、その短冊メニューが外された。

 いやぁ、私の注文が最後の一人前だったのか。早めに気づいて良かったなあ。

 待つことしばし。鯛のかぶと煮の登場とともに、燗酒(300円)ももらう。

 ここの日本酒は、呉の「千福」。鯛にはぴったりのはずだ!

 いつも呉の酒場で食べてるように、鯛のかぶと煮をチマチマとつつきながら、日本酒もチビリチビリ。

 おぉ、やっぱり相性がいい。幸せじゃのぉ!

 カマの身を食べ終え、脳天の身も食べ、ギュッとしまったほっぺたの身もいただく。

 食べるにつれて出てくる骨を、皿の向こう側に並べて置いていく。

 本当に魚が好きな人は骨も残らないというが、残念ながら私はまだ、そのレベルには達していない。

 ところがである。

 皿の向こう側にどんどん骨を置いているのに、料理のボリュームがあまり減らないのだ。

 おかしいなあ、と思いながら鯛の頭を持ち上げてみると、その下にも、たっぷりとあら煮が盛られていた。

 これで300円って!

 さすが「大露路」って感じだけと、すご過ぎない?!

 「鯛のかぶと煮」だけで300円、その下に盛られている「鯛のあら煮」で300円と、2つに分けて出しても安いぐらいだ。

 最後の一人前だったから、残ってるのを全部入れてくれたのかもなあ。ありがたや、ありがたや。

 久しぶりとなる「大露路」にやってきたのは、午後6時過ぎ。

 店内には右手に椅子が6つ置かれたテーブルが2卓、左手に椅子が8つ置かれたテーブルが2卓の、全28椅子。

 ただし、椅子はぴったりとすき間なく置かれているので、きっちりと椅子の数どおりに着席することはむずかしい。

 椅子が6つのほうのテーブルは4人、椅子8つのテーブルは6人がちょうどいいぐらいかなあ。

 店内はほぼ満席状態だったが、左手奥のテーブルの一角に、ひとりなら座れるぐらいの空きがあり、そこに案内された。

 まずは大瓶ビール(キリンラガー、550円)をもらうと、お通し(サービス)として出されたのは、もやしのナムル。

 つまみには、この店の名物・ハムメン(300円)を注文した。

 ハムメンと言うのは、ハムフライ(300円)とメンチ(300円)の盛り合わせのこと。

 ハムフライもメンチも、本来は1人前に2個ずつ盛られてくる。

 これを「ハムメンで」あるいは「ハムとメンチを1個ずつ盛り合わせで」と注文すると、それぞれを1個ずつ盛り合わせて、1人前の価格(300円)で出してくれるのである。

 「大露路」に来たのは3年ぶりなんだけど、料理も飲みものも、まったく値段が変わっていなくて、基本的に全品300円均一。ビールだけが例外なのだ。

 ハムメンは、かなりボリュームフルなので、途中で大瓶ビールを飲み切ってしまい、酎ハイ(300円)を追加注文した。

 そして、そのハムメンを食べ終える頃合いで、メニューの中に「たいカブト煮」があるのを発見した次第。

 ちなみに壁に並んでいる今日の料理メニューは、すじ子おろし、わけぎぬた、まぐろぶつ、たこさし、ホタテさし、冷しゃぶポン酢、〆さば、いわし酢、まだいこぶ〆、がんも煮、ベーコンエッグ、肉どうふ、メンチ、しし唐焼、まぐろステーキ、ハムフライ、いかバタ、牛サイコロステーキ、エリンギベーコン炒、きゅうり漬物、冷しとまと、冷奴、肉やさい炒め、あつあげ、納豆いり油揚焼、新しょうが、さつまあげ、いかげそ焼、ししゃも焼、丸干し、ほたてバタ焼、あじフライ、焼そば、焼うどん、セロリ、まぐろみそ漬、しいたけ焼、きんぴら、冷し茄子、ポテトサラダ、たいカブト煮、さば塩焼、えだ豆、コーンバタ、ゴーヤ炒め、なす油ミソ、こんにゃくぴり辛、ウィンナ炒め、山芋千切り、とり唐揚、いんげんおひたし、半ぺん照焼、小あじ唐揚、串かつ、ホルモン炒め、オムレツ、ニラ玉、新じゃがフライという60品ほど。

 これらすべてが300円なんだから驚くでしょう?!

 最後にトマトハイ(300円)をもらって、すっきりと締めくくる。

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。

 料理2品(+お通し)と飲みもの4品でのお勘定は2,050円なり。

 どうもごちそうさま!

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大瓶ビールとお通し / ハムメン(ハムフライ+メンチ) / 酎ハイ

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鯛カブトの下に鯛あら煮 / トマトハイ / 鯛カブト&鯛あら煮を完食!

店情報前回

《平成28(2016)年8月3日(水)の記録》

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半熟玉子+納豆で燗酒 … 「山田屋(やまだや)」(王子)

半熟玉子+納豆で燗酒


 7年ぶりの「山田屋」なれど、店もメニューもほとんど変わってないなあ。

 大瓶ビールと半熟玉子を注文すると、7年前に460円だった大瓶ビールは500円に、240円だった半熟玉子は250円に値上がりしていた。

 この7年の間に、消費税が5%から8%になったことも考えると、この値上がり分は微々たるもんですね。(半熟玉子は消費税の分しか上がっていない。)

 さて半熟玉子。これはこの店の名物料理であり、この店一番の人気料理でもある。

 小鉢に半熟玉子と、少量の冷麦をおき、だし汁を張る。出すときに刻みネギがトッピングされる。

 冷蔵庫でキーンと冷やされているので、今のような夏の時季には、ありがたいなあ。(冬でももちろん美味しいんだけれど。)

 大瓶ビールは、キリンラガーと、同じくキリンの一番搾りが選べるので、今回は後者をもらった。

 続いて注文したハムカツ(170円)は、半熟玉子とは一転して、揚げたての熱々がやってきた。これにウスターソースをサーッとかけて、添えられた練りガラシをつけていただく。

 昔ながらの、ハムは薄く、衣は厚いタイプのハムカツが、なんだか懐かしい。

 「山田屋」の店内は、まるで教室のように広くて、一番小さくても6人掛け程度の、大きめのテーブルが、デンデンデンと置かれている。

 カウンター席はなくて、入口のすぐ近くに、横に長~いテーブルがひとつあって、我われのようなひとり客は、たいていその長テーブルのどこかに座る。

 この長テーブルがカウンター代わりなんだろうな。

 二人以上のグループは、大きなテーブル席に相席しながら座っている。

 店内はほぼ満席で、だれかがお勘定して出ると、だれかが入ってきて、常に1卓だけが空いているような状況だ。

 このフロア全体で70人ほど入れるそうだから、すごいにぎわいだよね。

 それにしてもこの半熟玉子。だし汁がうまい。

 これをそのまま液体のつまみとして飲んでもいいんだけど、それじゃあ、あまりにもったいない。

 なにかいい手がないかなあ。

 そう思いながら、改めてメニューを確認する。

 おぉ。納豆(120円)がある。これだな。

 注文するとすぐに出てきた納豆は、刻みネギと刻み海苔がトッピングされ、練りガラシも添えられている。

 これをグリグリと混ぜてから、半熟玉子の残り汁に投入する。

 これには絶対に燗酒だな。

「お酒の大を、あったかいのでください」

 お酒も何種類かあるようだが、標準的なお酒は、秋田の「八重寿やえす」。大徳利は440円、小徳利なら250円だ。

 その燗酒に、納豆+半熟玉子の汁がピシャリと合う。いいねえ、これ。

 まわりの席もゆるやかに盛り上がっている。

 ハレとケで分けると、大衆酒場は明らかにケの空間。毎日でも来たい場所なのだ。

 常連の呑兵衛さんたちにとっては、ここが日々の夕食の場(≒大衆食堂)でもあるんだろうなあ。

 なにしろずらりと並ぶこの店の料理のうち、一番高いものが「銀だら煮付け」の600円なんだから。ほとんどの料理は250円か310円だ。

 生ものの品ぞろえもいい。まぐろの刺身(310円)、くじらの刺身(420円)、紋甲いかの刺身(310円)、こはだ酢(310円)、つぶ貝(310円)、すじこ(420円)、すじこの粕漬(510円)、ほたるいかの沖漬け(250円)、青柳の酢(310円)などなど。

 さば味噌煮(330円)や、身欠きにしん焼き(280円)、あじフライ(250円)などの調理した魚介類もそろっている。

 毎日のようにやって来ても飽きないよなあ。

 最後に「玉ねぎのマヨネーズ和え」(140円)をもらって、さっぱりと締めくくる。

 午後8時半になると、各テーブルに「ラストオーダーですが、追加オーダーはありませんか?」と確認に来てくれる。

 私はこれで十分だな。

 ゆっくりと2時間近くの酒場浴。今夜のお勘定は1,620円でした。

 どうもごちそうさま。

 ちなみに「山田屋」のお盆休みは、8月11日(木祝)から16日(火)までの6日間です。

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「山田屋」 / 半熟玉子(250円) / ハムカツ(170円)

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納豆(120円) / 半熟玉子に納豆を投入 / 燗酒大(440円)

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メニューの一部 / 玉ねぎのマヨネーズ和え(140円) / ごちそうさま!

店情報前回

《平成28(2016)年8月2日(火)の記録》

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骨せんべいは150円 … 大衆立呑酒場「富士屋本店(ふじやほんてん)」(渋谷)

骨せんべい


「これは何でしょう?」

 立ち飲んでいる目の前の容器に、アジの中骨のフライが山積みされているのが気になって、店のおにいさんに聞いてみた。

「骨せんべいです」

 なるほど。このままつまみになるのか!

「これ、ください」

 さっそく注文した。

「はいよっ」

 と返事したおにいさん。アジの中骨フライを2枚とって、フライヤーに投入した。

 待つことしばし、熱々のカリカリに揚げあがった「骨せんべい」が出てきた。

 商品と引き換え払いに、カウンター上に置いておいたお金から、骨せんべいの料金が取られる。

『骨せんべい、いくらなんだろうなあ?』

 と思いながら見ていると、なんと、2枚でたったの150円だった。

 しっかりと2度揚げされた骨せんべいは、中骨もシャクシャクと芳ばしくて、とてもおいしい。

 予想していたとおり、これはいいつまみだなあ。

 改めて、じっくりと壁のメニューを探してみると、あったあった。「骨せんべい2枚150円」の短冊たんざく。とにかくメニューが多いので、すべてを把握するのはむずかしいのである。

 横浜から東急東横線で渋谷まで戻り、大衆立呑酒場「富士屋本店」に入店したのは午後7時半過ぎ。

 土曜日は8時半までの営業なので、あと1時間弱。

 でもその分、店内には少しだけ空きがあった。(いつもは「超」がつくほど満員なんだけど、今日はひとりか二人なら立てそうな場所が数箇所ある。)

 店の形に添って、店内を「凹」字に取り囲むカウンターの、ちょうど凹に引っ込んだ場所に立って、大瓶ビール(サッポロ黒ラベル、450円)と、名物のハムキャ別(350円)を注文し、財布から2千円を取り出して、カウンター上に置いた。

 あっという間に登場するビールとハムキャ別。

 カウンター上の千円札1枚が取られ、残るもう1枚の千円札の上に、おつりの200円が置かれる。

 渋谷駅からもほど近い酒場で、大瓶ビール1本が450円というのは安いよねえ。改めて驚かされる。

 そしてハムキャ別。平皿に千切りキャベツをたっぷりと盛って、マヨネーズをかけ、その上にハムを何枚か置いただけのシンプルなこの料理。ハムでキャベツをくるむようにしていただくと、これがうまいんだ!

 で、そのハムキャ別を食べ終えるころに、骨せんべいを注文したのだった。

 さっきも書いたことだけど、その骨せんべいと引き換えに、千円札の上の100円玉2個が取られ、代わりに50円玉1個が千円札の上に置かれたのには、びっくりしたね。安いにもほどがある(笑)

 閉店時刻が近づいてくると、店内でも厨房の清掃作業などが始まった。

 私もそろそろ退散しよう。8時半まで、1時間弱の酒場浴。キャッシュ・オン・デリバリーでのお勘定合計は950円でした。どうもごちそうさま。

 なお、2016年の「富士屋本店」のお盆休みは、8月11日(木祝)~17日(水)の1週間だそうです。

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「富士屋本店」 / 階段を下りて店内へ / ビールとハムキャ別

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今日のメニュー / カウンター上のフライ / 入口には「本日お営業終了」を示す札

店情報前回

《平成28(2016)年7月30日(土)の記録》

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豚の尻尾でウーロン割 … 「豚の味珍(まいちん)」(横浜)

豚の尻尾


「ヤカンのセットに、シッポとラッパ」

 ここに来ると、このところ毎回、まったく同じ注文をしている。

 ヤカンというのは焼酎(特撰宝焼酎「マイルド」25度、400円)のこと。

 背の高い独特な形状をした銀色のヤカンから注がれるので、ヤカンと呼ばれている。

 セットは、その焼酎をウーロン茶割りにできるように、缶入りウーロン茶(150円)とグラス、氷をセットで出してもらうことを言う。

 ここの焼酎は、もともとはカウンター上に置かれた「梅割りの素」をチビッと入れて、梅割りにして飲むのが基本形。ヤカンの中には、冷蔵庫で冷やされた焼酎が入っているので、氷なしでも十分に冷たいのだ。

 でも、この焼酎。アルコール度数が25度なので、に近い状態の梅割りだと飲むのがつらい人もいる。

 そこで始まったウーロン茶とのセットなんだけど、これが常連さんたちにも広まって、最近は最初からセットで注文する人も多いようなのだ。

 シッポは、言わずと知れた「豚の尻尾」(720円)。

 豚の頭、舌、足、耳、胃、尾という6種類(いずれも1人前が720円)から選べる、この店の名物料理のひとつである。

 どれも、それぞれに個性的でおいしいんだけど、私はシッポがもっとも好みに合うのだ。

 1人前はけっこう量が多いので、ひとりだと1種類か、がんばっても2種類ぐらいしか食べることができないのが残念でならない。

 6種類をちょっとずつ盛り合わせ1人前にしてくれるようなメニューがあると、とってもうれしいんだけどなあ。

 そしてラッパは、辣白菜ラーパーサイ(310円)という白菜の漬物。あらかじめ1人前の小鉢に準備されているものが、サッと出されるので、まず真っ先のつまみとしてもちょうどいい。

 ラッパをつまみつつ、ヤカンのセットを飲みつつ、さらには豚料理用のタレ(練りガラシ+お酢+好みでラー油や醤油など)を作りつつ、シッポが出てくるのを待つのである。

 ヤカンのセットで、シッポをいただいた後、ヤカンをもう1杯もらって、今度は梅割りでやる。

 つまみには皮蛋ピータン(アヒルの卵、310円)をもらった。

 2時間弱の酒場浴。今日のお勘定は2,290円なり。どうもごちそうさま。

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「豚の味珍」 / ヤカン(焼酎)のセット / 辣白菜(ラーパーサイ)

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皮蛋(ピータン) / 食べものメニュー / 飲みものメニュー

店情報前回

《平成28(2016)年7月30日(土)の記録》

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あれこれと食べてみた … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ねぎおやじ


 「ねぎおやじ」(150円)は、半分に切った白ネギの中に、「おやじつくね」(150円)のネタを詰めて焼いたもの。

 その「おやじつくね」は、ひき肉の中に、細かく刻んだニラやニンニクを混ぜ込んだもの。ざっくりと言うと、餃子の中身のような感じかな。

 ここ「すっぴん酒場」は、つくねの種類が多いのも特徴のひとつだ。

 普通の「つくね」(100円)の他に、「チーズつくね」(150円)や、軟骨を練り込んだ「たたきつくね」(150円)、れんこんの穴につくねを詰め込んだ「れんこん」(150円)、ピーマンにつくねを詰めた「ピーマン肉詰」(200円)。

 そして冒頭で紹介した「おやじつくね」に「ねぎおやじ」の、全7種類だ。

 考えてみると、ここではいつも黒ホッピー(セット450円、ナカ250円)を飲みながら、「しろ」(100円)、「れば」(100円)、「しょうがみょうが」(200円)といった定番の料理をもらうことが多い。

 今日は金曜日でゆっくりと過ごせるので、定番の品に加えて、いつもはあまり注文していない料理にもチャレンジしてみることにした。

 まずもらったのは「らっきょう」(4個100円)だ。

 このらっきょうは自家製で、なくなると、次に食べられるのは来年となる。

 けっこう人気があるので、わりと早めになくなりそう。食べたい人は急がないと!

 「豚バラ味噌だれ」(200円)も初めて食べた一品。味噌ダレもうまいなあ。

 さらには「冷奴」(200円)ももらう。私自身は初めて食べたが、これも必ず注文する人がいるほど人気が高い一品なのだ。

 今日は、その豆腐が入る煮込み(400円)ももらったので、豆腐比率が高くなった。

 ソト1・ナカ4で2時間半ほど立ち飲んで、キャッシュ・オン・デリバリーでの支払総額は2,650円。

 なにを食べても、はずれがないね。どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピーとお通し / らっきょう

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れば / 煮込み / しろ

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豚バラ味噌だれ / 冷奴 / しょうがみょうが

店情報前回

《平成28(2016)年7月29日(金)の記録》

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やっと来れた新宿酒場 … 酒処「浪曼房(ろまんぼう)」(新宿)

浪曼房


 居酒屋の第一人者・太田和彦さんが、平成5(1993)年に出版された「精選 東京の居酒屋」。

 その本の中で、「最も新宿的な居酒屋」と紹介されているのが「梟門きょうもん」だ。

『新宿に房チェーンがあり「池林房ちりんぼう」「陶玄房とうげんぼう」「浪漫房」「犀門さいもん」「梟門」である。それらの特徴は(1)うまいもの本位の実質料理、(2)若い男が黙ってテキパキ働いている、(3)安価な値段、(4)朝5時まで営業。つまり最も新宿的といえようか。だからいつ行っても満員の盛況。大声でワイワイ話ながら酒を飲む連中がにぎやかにやっている。』

『店は伝統的和風居酒屋ではなくウィスキー、ワイン、焼酎も置いてあるし、洋風の料理もあり、どちらかといえばパブに近い。でありながら渋谷あたりのファッションぽい若者向けオシャレ店とは違い、それはやはりあくまで<新宿的>なのである。』

 というのがその内容。

 この房チェーンを経営する「株式会社 竹馬」の代表取締役が太田篤哉(おおた・とくや)さん。

 北海道生まれの篤哉さんは、東京オリンピックが開催された昭和39(1964)年、19歳のときに上京し、新宿の居酒屋「どん底」(昭和26年創業)に入った。

 それから14年、33歳のときに自らの酒場、「池林房」を開店したのである。

 以降、房チェーンの居酒屋を次々に開店していった。

・1978 池林房オープン
・1983 陶玄房オープン
・1986 浪曼房オープン
・1989 犀門オープン
・1990 梟門オープン(2004.10 移転のため閉店)

 この経緯の詳細は、太田篤哉の著書「新宿池林房物語」(本の雑誌社、1998年11月)に詳しく書かれている。

『一度行ってみなきゃなあ』

 と思いながら、なかなか来ることができなかった房チェーンの1軒、「浪曼房」に、今宵、初めてやって来た。

 ここ「浪曼房」が、房チェーンの中でもっとも広くて、小上がり座敷25席を含めて、120人が入れる。いろんな形のテーブル席が並んでるのがおもしろいなあ。

 エビス生ビール(560円)で乾杯して、ハムミルカツ(450円)、魚ロッケ(450円)、ローストビーフ(1,000円)などの料理を次々と注文する。

 ちなみにハムミルカツは、薄いハムをミルフィーユ状に重ねてカツにしたものだ。

 メニューにずらりとならぶ料理やお酒は、安くはないけれど、けっして高くもない。どの料理も、はずれることなく美味しいのがうれしいね。

 ゆっくりと2時間半の酒場浴。3人でのお勘定は14,260円(ひとり4,750円ほど)でした。どうもごちそうさま。

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店は地下1階にある / 生ビール(560円)で乾杯 / お通し(500円)

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ローストビーフ(1,000円) / ハムミルカツ(450円) / 魚ロッケ(450円)

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ハーフ(560円) / あさりと岩のり酒蒸し(750円) / 小海老とアボカドのサラダ(850円)

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黒ホッピー(セット550円、ナカ250円) / 干しいちじく(500円) / 冷奴(450円)

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天井が特徴的 / 肉厚しいたけ天ぷら(550円) / 本日のメンバー

店情報

《平成28(2016)年7月27日(水)の記録》

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店情報: 酒処「浪曼房(ろまんぼう)」(新宿)

    浪曼房
  • 店名: 浪曼房
  • 電話: 03-3352-1991
  • 住所: 160-0022 東京都新宿区新宿3-35-3 君嶋ビルB1
  • 営業: 17:30-02:00(01:00LO)(土日祝は16:30- )、月休
  • 場所: JR新宿駅東南口から徒歩3分。地下鉄・新宿三丁目駅A5出口から徒歩5分。
  • メモ: 座席120席(小上がり座敷25席)。予約可、カード払い可。公式サイトあり。
    〔食べもの〕自家製いかの塩辛450、かつをの酒盗450、ほたるいかの沖漬450、辛子明太子600、えいひれ550、たたみいわし550、干しいちじく(ソフト)500、冷奴450、冷やしトマト450、梅きゅうり550、キャベツと唐辛子味噌500、自家製きゅうりのぬか漬450、自家製ピクルス550、ミックスナッツ450、刺身盛り合わせ2,000~、小海老とアボカドサラダ850、空芯菜の塩炒め750、牛ハラミステーキ900、豚バラのスモーク600、海老マカロニグラタン800、自家製ピザ(ミックス)950、自家製ピザ(ブルーチーズ&ハチミツ)950、海鮮チヂミ700、ポーク玉子650、若鶏唐揚げ850、蓮根と海老のはさみ揚げ600、手造りさつま揚げ600、鮭ハラス焼650、ほっけ開き700、五目あんかけ焼きそば950、本日のチャーハン800、自家製肉しゅうまい650、稲庭うどん(冷・温)750、など。
    〔本日のおすすめ(2016.07.27の例)〕かつをたたき1,000、あじなめろう500、あさりと岩のり酒蒸し750、穴子とにらの玉子とじ700、冷製ローストビーフ1,000、ゴーヤチャンプル750、みょうが豚巻き天600、ハムミルカツ450、牛もつのトマト煮込み950、エビとセロリのタイ風サラダ850、水茄子ねぎ塩和え500、加賀きゅうり冷し坦々ソース550、オクラのおひたし400、枝豆500。
    〔飲みもの〕《ビール》エビス生ビール560、エビス黒生ビール560、エビスハーフ&ハーフ560、琥珀エビス生ビール500、エビス中ビン630、エルディンガー・ヴァイスビール(小瓶)800、ギネス・エクストラ・スタウト(小瓶)700。 《焼酎》いいちこ深薫(麦)500、中々(麦)500、山ねこ(芋)500、八幡(芋)650、佐藤(芋)750、龍宮(黒糖)650、野うさぎの走り(麦)650、ダバダ火振り(栗)550、信濃の仁右衛門(そば)500。 《ワイン》N.Vアルテバン(赤)グラス500・デカンタ1,900・ボトル2,800、シャトー・サン・ジャック(赤)グラス650・デカンタ2,400・ボトル3,800、ベリンジャー・シャルドネ(白)グラス500・デカンタ1,900・ボトル2,800、オルキディア・シュール・リ(白)グラス600・デカンタ2,200・ボトル3,400、自家製サングリア グラス630・デカンタ2,400。 《日本酒》富久鶴(山形)550、くどき上手(山形)650、新政(秋田)850、写楽(福島)700、八海山(新潟)900、九頭龍(福井)550、酔鯨(高知)800、獺祭(山口)900。 《サワー》氷点ハイボール560、生レモンハイ500、りんご酢ハイ500、生ライムハイ550、グレープフルーツハイ550、焼酎シークワサー割(水・ソーダ)550、焼酎(ウーロン・緑茶・ジャスミン茶・ウコン茶)500、ホッピー(白・黒)550。 《リキュール・梅酒》山名の柚子酒650、丹波 深山ぶどう650、プレミアムジンジャー650、梨園650、天狗舞梅酒550、すっぱい梅酒600、三州梅酒650。 《ウィスキー・スピリッツ類》竹鶴・ラフロイグ10年・IWハーパー・ワイルドターキー8年などが500~。 《カクテル・スパークリングカクテル》カシス650、ディタ650、カンパリ650、ミモザ700、ペリーニ700、キールロワイヤル700。(2016年7月調べ)

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ファミレスも大衆酒場 … 中華レストラン「バーミヤン」(品川)

バーミヤン


 しばらく前からブームになっていた『ファミレス飲み』や、牛丼屋での『ちょい飲み』が、今もなお、とどまるところを知らない人気っぷりを見せているらしい。

 今回も、職場での飲み会を計画していたら、参加者のひとりから、

「バーミヤンのコストパフォーマンスはおすすめです」

 というメールをいただいた。

 ちょうど気になっていたところだったので、さっそく近くの「バーミヤン」に、席だけの予約を入れた。

 予約の時刻は午後6時だったのだが、「バーミヤン」のことをよく知るメンバーが、

「6時前に店に到着するように急ごう!」

 と声をかけてくれて、5時55分ごろに店に到着した。

「生ビールを人数分お願いします!」

 席に着くや否やという速さで、さっそく生ビールを注文する。

 午後4時から6時までの2時間は『ハッピーアワー』で、通常450円(税抜価格、以下同じ)の生ビールを、200円で飲むことができるんだそうな。

 しかもこの生ビール、通常時間でも2杯目からは399円と、1杯目よりも安くなる。(ハッピーアワーから飲み始めた人は、ハッピーアワー中は何杯飲んでも1杯200円、6時を過ぎると399円となる。)

 他の飲みものはというと、ワイン、紹興酒、梅酒が、なんと1杯100円!

 400mlのデキャンタ(ワインは480ml)も389円という低価格だ。

 焼酎だって、「黒霧島」の900mlボトルが1,249円だからねえ。氷、水、お湯は無料だし、もし残ってもボトルキープができる!

 棚にずらりと焼酎のキープボトルが並んでるところを見ると、居酒屋代わりにこの店を使っている人がいかに多いか、ということがよくわかる。

 品川駅の港南口近くという場所がらかもしれないけれど、今だって、店内のほとんどの客は飲んでるからねえ。居酒屋チェーン店となんら変わらない感じだ。

 さあそして、つまみだ。

 通常のメニューの中にある焼餃子(239円)や小龍包(349円)、海老チリ(699円)などももちろん注文することができるのだが、特筆ものは1品が299円、2品同時に注文すると500円になるという「おつまみセット」の存在だ。

 その内容は「おつまみ3種盛り」、「おつまみバンバンジー」、「ネギザーサイ」、「茶豆」、「揚げワンタン」、「ポテト&からあげ」、「肉味噌きゅうり」の7種類。

 8人でやって来た我われは、この7種類すべてを2皿ずつ注文した。

 あとはもう、焼酎ボトルやワインのデキャンタを次々にもらって飲む飲む飲む。

 午後8時を回ったところで、そろそろ〆の食事ものをもらうことにする。

 なにしろここはファミリーレストラン。食事のメニューは豊富だ。

 ひとりずつが思い思いに、タンタン麺(599円)をたのんだり、カニ入り天津飯(599円)をたのんだりしている。私はチャーハン(499円)をもらった。

 たっぷり飲んで、たっぷり食べてのお勘定は、消費税(8%)も加算されて19,812円(ひとり当たり2,476円)。

 これでも十分に安いんだけど、ネットの10%割引クーポンをレジで提示することで17,830円(ひとり当たり2,229円)になった。

 聞きしに勝るコストパフォーマンスに、改めて驚いた。まるで大衆酒場だ。

 『ファミレス飲み』、いいねえ!!

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「バーミヤン」 / ハッピーアワーの生ビール / おつまみセット

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おつまみセット / 海老の熟成豆板醤チリソース / 最後に記念写真

店情報

《平成28(2016)年7月26日(火)の記録》

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店情報: 中華レストラン「バーミヤン」(品川)

    バーミヤン
  • 店名: 中華レストラン「バーミヤン」品川グランドコモンズ店
  • 電話: 03-6718-2973
  • 住所: 108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル3F
  • 営業: 10:00-23:00、無休
  • 場所: 品川駅港南口を出て、駅直結のスカイウェイを右へ。手前から2つめのビル(太陽生命品川ビル)の3階。(スカイウェイは2階レベルであることに注意!)
  • メモ: テーブル47卓128席。16:00-18:00はハッピーアワー。公式サイトあり。(2016年7月調べ)

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熱々ガンスで夏にごり … 立ち呑み「脱藩酒亭(だっぱんしゅてい)」(新橋)

生がんす


 揚げたて熱々の「生がんす」(450円)である。

 「がんす」というのは、広島県で生産されている魚肉練り製品のひとつ。

 「かまぼこ」の原料と同じような魚のすり身に、刻んだ玉ネギなどの野菜や、一味唐辛子などを混ぜて、円形や長方形に平たく成型し、パン粉を付けて揚げたもの。

 パッと見には、平天のカツのような感じなんだけど、玉ネギや唐辛子が入っているので、口に入れると、ピリッと辛みを感じたり、ふんわりと玉ネギの甘みを感じたりする。

 一般的には、揚げた状態で商品として売られているんだけど、「生がんす」は揚げる前の状態で(たいていは冷凍食品として)販売しているもの。

 ここ「脱藩酒亭」では、注文を受けてからその「生がんす」を揚げて、食べやすく切り分け、さらに野菜サラダやマヨネーズをトッピングして出してくれるのだ。

 っくぅ~っ。うまいでがんす。

 広島弁(昔の言葉?)の「がんす」は、「~です」「~でございます」という意味合いで使われる。

 つまり「うまいでがんす」は、「おいしいです」という意味だ。

 この「がんす」が、そのまま練り物の「がんす」の名前の由来でもあるのだ。

 今夜はこの「生がんす」に、この季節限定の「千福」の濁り酒、「夏にごり」(1合500円)を合わせた。

 「脱藩酒亭」は、酒王「千福」で知られる呉市の三宅酒造が、2011年1月に新橋に開店した立ち飲み店。正式には「廣島呉藩 立ち呑み 脱藩酒亭 新橋浪人店」という長い名称だ。

 ついこのあいだ開店したような気がするのに、もう5年半か。早いなあ。

 そういう経緯の店だからか、広島出身のお客さんが多く、店内には広島弁が飛び交っている。

 でも、ひとりで店を切り盛りしている店長・芳賀徳之信さんは会津の出身だ。呉の「千福」で働いていて、この店を任された。

 だから、広島出身者じゃなくてもウェルカムなのである。

 立ち飲み屋だけど、お勘定は最後のまとめて店長に支払うタイプ。

 今夜のお勘定は二人で2,050円(ひとり当たり1,025円)だった。

 どうもごちそうさま。

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「脱藩酒亭」 / 店頭のおすすめメニュー / お通し(ひとり300円)と飲みもの

店情報前回

《平成28(2016)年7月25日(月)の記録》

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夏でもうまいネギマ鍋 … 「銀座じゃのめ」(銀座)

ネギマ鍋


 久しぶりの銀座である。

 そして料理も久しぶりのネギマ鍋である。

 本来のネギマ鍋は、ネギとマグロだけを割下で煮たシンプルなものらしいんだけど、ここのネギマ鍋には、キノコや水菜などもたくさん入っていて具だくさん。

 銀座じゃのめ流のネギマ鍋なのだ。

 このネギマ鍋、1人前が680円で、2人前以上での注文となる。(冒頭の写真は2人前)

 冬場なら燗酒と合わせるところを、今日は冷酒でいただく。

 冷房の効いた店内でいただく夏場のネギマ鍋もうまいもんじゃのぉ!

 今日は、ブラジルで同じ職場にいたN口さんが仕事で上京してきたので、ここ「銀座じゃのめ」で夕食とした。

 もともと横浜勤務だった私は、昨年末にブラジルから戻ってきて以来、東京勤務となった。N口さんも、もとは呉勤務だったのに、ブラジルから戻ってくると名古屋勤務となったのだった。

 まずは「刺身舟盛り」の小(1,280円)を注文しておいて、それを待つ間に、「豚モツ煮込み」(180円)と「ゲースジの醤油煮込み」(180円)を、それぞれ2つずつもらう。

 この豚モツ煮込みと鯨スジ煮込みの180円という値段。けっして誤記ではありませんよ。本当に180円。この店のサービス品と言っていい一品なのだ。

 特筆ものは鯨スジ。昔々、給食のときに出てきた、噛んでも噛んでも噛み切れない鯨スジとはまるで違って、適度な弾力感をもった旨みのかたまり!

 これだけでグイグイと酒が進んでしまうのである。

 それともう1品!

 キティちゃん(=店を切り盛りしている女性)が、「これは売り物(商品)じゃないんだけど」と言いながら出してくれた「海老えびの卵の塩辛」。

 これが日本酒にドンピシャの絶品だった。

 あまり量が取れないから商品にならないんだろうけど、ぜひ商品化を希望します!

 最後に、つゆとともに、少し具材も残しておいたネギマ鍋で、雑炊(+480円)を作ってもらって〆。

 たっぷりと3時間ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で8,640円(ひとり当たり4,320円)なり。

 あぁ、よく飲んだ、よく食べた。どうもごちそうさま!

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お通し(鯨竜田揚げ、マグロづけ) / 豚モツ煮込み / 鯨スジの醤油煮込み

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刺身舟盛り(小) / 海老の卵の塩辛 / 〆のネギマ雑炊

店情報前回

《平成28(2016)年7月25日(月)の記録》

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今夜もやっぱり貝三昧 … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)

貝ざんまい


 鉄板焼き「しん」を後に、歩くこと10分弱。

 中井の名大衆酒場「錦山」にやってきた。

 常連さんたちに迷惑をかけないために、『取材お断り』という方針を掲げているこの店は、どの酒場本にも載っていないし、もちろんテレビなどでも紹介されたことがない。

 それにも関わらず、「錦山」の店内はいつもほぼ満席状態。ひとりでも入れないことが多いのだ。

 今夜はどうかな?

 入口引戸を開けて、「二人ですけど」と店内に入ると、今日も店内はほぼ満杯。

 左手のテーブル席なんか、定員オーバーで、カウンター席用のイスをテーブル席側に持ってきて、ものすごい人数が囲んでいる状態。

 それでもカウンター席に、数席分だけイスが残っていて、そこに無理やり入れてもらった。

 燗酒(小210円)をもらって、つまみは今夜もやっぱり「貝ざんまい」。今日は赤貝、とり貝、つぶ貝、姫さざえの盛り合せで820円だ。

 さらにはお新香(380円)と、焼き鳥もレバーを2本、タレ焼きで注文する。

 「錦山」ののれんには、「やきとり」と大書されているのに、この店に来て焼き鳥をたのんだのは初めてだ。ボリュームもあってうまいなあ。

 燗酒をどんどんおかわりしながら2時間ほどの酒場浴。

 今宵のお勘定は2人で4,040円(ひとり当たり2,020円)でした。

 どうもごちそうさま!

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お通しのフキ煮 / おしんこ / レバーのタレ焼き

店情報前回

《平成28(2016)年7月24日(日)の記録》

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ふわふわのお好み焼き … 鉄板焼き「しん」(中井)

豚玉


新宿区中井の街で数々の伝説を作りつつも、2012年の秋に惜しまれつつ閉店した「お好み焼き 丸助」

 その丸助で長年修行を重ねた店長・しんが、中井の街に新たなお店をオープンします。

 ご注文いただいてから20分、じっくり焼き上げる関西風のお好み焼きは絶品。

 その他、店長が腕によりをかけたお料理、おつまみを用意して、皆様のお越しをお待ちしています。

 女性の方でも、お一人様でも、お気軽に立ち寄り楽しい時間を過ごせるお店にしたいと思っています。

 お店の公式サイトに書かれている、店主・添田真(そえだ・しん)さんの文章である。

 そしてその店は、昨年(2015年)1月にオープンした。真さんの店だから「鉄板焼き しん」。わかりやすいネーミングだ。

 〆でもらったお好み焼きの「豚玉」(850円)は、お皿に取り分けようとするとプルルンとふるえるほど、ふわふわ。

 山芋の量が多い生地を、じっくりと20分ほど時間をかけて仕上げるから、この軟らかさになるんだそうだ。

 しかも焼き始めたら、放置時間が長い。

「大丈夫かな? 焦げないのかな?」

 とこっちが心配になるほど、じっとそのまま鉄板の上に置いておいて、おもむろに1度だけひっくり返す。するとこれが、いい焼き色になっているんだ!

 この鉄板、厚さが18ミリあるというから、船を造るのに使う鉄板と同じぐらいだ。この厚みが、ムラのない焼きあがりを生むんだって。

 今日は料理研究家の伊野由有子(いの・ゆうこ)さんのご紹介で、伊野さんと一緒にこの店にやって来た。

 伊野さんご自身も、つい先日、お友だちからのご紹介でこの店のことを知ったそうなのだが、そのときは他の店で飲食したあとの二次会で来店。満腹のためお好み焼きまで行きつかず、残念な思いをされたそうなのだ。

 今日はそのリベンジで、1軒めとしてやって来て、しかも最後は絶対にお好み焼きで締めようという計画なのだった。

 午後6時の開店と同時に入店したのは、浴衣姿も麗しい母娘ふたり連れと、我われの合計4人。

 コの字カウンターのみの店内の定員は8人なので、開店と同時にその半分が埋まったということだ。

 エビス樽生ビール(550円)をもらって乾杯すると、まっ先にお通しの玉子豆腐が出された。今日も暑い1日なので、ビールと玉子豆腐の冷たさが心地よい。

 つまみには、牛スジ煮込みのハーフサイズ(380円)とゲソバター(650円)を注文する。ゲソはモンゴウイカの太い足だ。

 飲みものを、伊野さんは白、私は黒のホッピー(セットで480円)に切り替えて、焼野菜の盛合わせハーフ(650円)と梅水晶(380円)も追加注文する。

 焼野菜の盛合わせは、本来はレンコン、長芋、アスパラの3種盛りだが、今日はレンコンの代わりにナスを焼いてくれた。

 さっきのゲソもそうだったんだけど、焼き野菜も、鉄板の上で焼きながら、コテでスパッと切り分けてくれる。そのスパッとの切れ具合が、まるで包丁のように鋭いのだ。

「ものすごい切れ味ですねえ!」

 驚いて店主にそう声をかけると、

「実はコテの先を、包丁を研ぐのと同じように研いでるんですよ」

 とのこと。なるほどなあ。だからこんなに切れるんだ。

 そしていよいよ満を持してお好み焼きの「豚玉」(850円)を注文。

 なにしろ焼くのに20分はかかるから、早めに注文しておかないといけない。

 このお好み焼きが、本体はふわふわトロトロに仕上がるのだが、表面には豚肉ものってカリッと仕上がっているので、本来であればとっても切り分けにくい一品なのだ。

 これを切るのに、先ほどの鋭い切れのコテが必要なのである。

 伊野さんも私も、ホッピーをソト1・ナカ3でいただいて、2時間ほどの滞在。今日のお勘定は二人で5,929円(ひとり当たり2,965円)でした。どうもごちそうさま。

 それにしても中井。「錦山(きんざん)」、「くりから」をはじめ、いい酒場がそろってるなあ。

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鉄板焼き「しん」 / 生ビール / お通しの玉子豆腐

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牛スジ煮込み(ハーフ) / ホッピー(セット) / ゲソバター

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焼野菜の盛合わせ(ハーフ) / 梅水晶 / お好み焼(豚玉)

店情報

《平成28(2016)年7月24日(日)の記録》

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店情報: 鉄板焼き「しん」(中井)

    鉄板焼き「しん」
  • 店名: 鉄板焼き しん
  • 電話: 03-3565-6326
  • 住所: 161-0032 東京都新宿区中落合1-17-12
  • 営業: 18:00-24:00(23:00LO)、月火休
  • 場所: 西武新宿線・中井駅の改札(1ヶ所のみ)を出て左折し、踏切を渡たら、右手の路地に入り、道なりに80mほど進む。突き当りに「炉ばた焼 権八」があるT字路に突き当たったら、その左手前角が「鉄板焼き しん」。駅から徒歩3分ほど。
  • メモ: 平成27(2015)年1月15日開店。カウンター8席のみ。公式サイト公式FBページあり。
    〔食べもの〕《一品料理》牛スジ煮込み(レギュラー)600/(ハーフ)380、牛タンにんにく煮込み600、カリカリパン200、スパイシー鶏皮550、梅水晶380。
    《鉄板焼き》焼野菜の盛合わせ(レンコン、長芋、アスパラ)(レギュラー)1,200・(ハーフ/野菜単品)650、とん平チーズ焼700、チョリソー600、ゲソバター650。
    《お好み焼》豚玉850、ミックス玉(豚、イカ、タコ、エビ)1,300、チーズ玉1,000、しそ玉950、牛スジ玉1,050。
    《焼そば》ソース焼そば750、塩焼そば800。
    《トッピングメニュー》豚200、イカ200、タコ200、エビ200、牛スジ200、モダン(そば)150、チーズ150、たまご100、しそ100。
    〔飲みもの〕《ビール》エビス樽生550、サッポロラガービール中瓶500。《ウイスキー》角(ロック/水割り)400、角ハイボール480。《サワー》レモンサワー450、梅サワー450、ウーロンハイ450。《ホッピー》ホッピー(セット)480、中200、外280。《果実酒》グラスワイン(赤/白)500、梅酒450。
    《焼酎・日本酒》黒霧島(芋)600、白霧島(芋)600、いいちこ(麦)550、一粒の麦(麦)680、白岳(米)600、れんと(黒糖)600、鍛高譚(しそ)、菊正宗 生もと辛口(日本酒)580。《ソフトドリンク》ウーロン茶350、コーラ350、ラムネ350、ジンジャーエール350、オレンジジュース350、グレープフルーツジュース350。
    〔日替りのホワイトボードメニュー(2016年7月24日の例)〕エリンギバター650、トマトとチーズのハーブ焼750、鉄板ナポリタン850、サーロインステーキ(150g)1,980。(2016年7月調べ)

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