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7年ぶりの牛串煮込み … 「藤や(ふじや)」(北千住)

牛串煮込み


 久しぶりに北千住にやって来た。

 目指すは明治10(1877)年間創業の老舗酒場、「大はし」である。

 金曜、午後7時の「大はし」は、入口のすりガラス越しに、店内の待合席で待っている人の背中が見えるほどの満員状態。

 でも、ひとりならば入れることもあるので、念のため入口引戸を開けて、中をのぞき込んだ。

 その瞬間、カウンターの奥のほうに立っている息子さん(5代目)から、両手で大きくバッテンを作りながら、「すみません。満席です」と声がかかった。

 ついでに見渡してみた店内は、確かにビッシリと満席で、ひとり客でも入れそうにない。

 ものすごい人気だ。

 インターネットで、口コミ情報が広い範囲について、速く伝搬されるようになって依頼、人気が高い店はより人気が高くなり、そうでない店は、徹底的に閑古鳥が鳴くようになってきたように思う。

 景気もそんなには良くないので、私だけじゃなく、みんなもやっぱり、安くていい店に行きたいんだろうなあ。

 次に向かったのは、立ち飲みの名店「徳多和良とくだわら」や、もつ煮込みの「藤や」がある路地だ。

 この2軒は、同じ通りのすじ向かいにある。

 どちらかには入れるんじゃないかという期待を込めてやって来たのだ。

 さあ、今度はどうかな?

 おぉ~っ。「徳多和良」の前には5人ほどの行列ができている。この店も人気が高いですねぇ。

 「藤や」のほうも、客が多い気配がする。

 ここは基本的にL字カウンター8席しかないから、すぐに満席になっちゃうんだよなあ。(奥にちょっとした小上がり席もあるけど、お客さんが座ってるところは見たことがない。)

 それでも念のためのぞいてみると、そのL字カウンターの一番奥の1席が空いていた。

「飲みものは?」

 と聞いてくれるのは、女将さんではなくて親父さんだ。

 以前は基本的に女将さんが店を切り盛りしていて、親父さんはごくたまぁ~に顔を出してくれる程度だったんだけど、今は基本的に親父さんがやってるのかな?

 もうひとり、若い男性も手伝っている。

「お茶割りをお願いします」

 金宮焼酎のほうじ茶割り(たぶん400円)は、この店の名物だ。

「まず煮込みね。温めてからお出ししますからね」

 といいながら、煮込み鍋のコンロに火をつける。

 煮込み鍋に火を入れると、そのまわりの席にも熱気が伝わるから、夏場は必要なときにしか火を入れないんだろうな。

 でもコンロの火はつけたり消したりしているらしく、すぐに煮込みも温まった。

「はい、お待たせ。5種類5本ね」

 と出してくれたのは、ハツモト、ハチノス、フワ、スジ、そしてナンコツだ。(たぶん1本が120円)

 ここの煮込みは、もつの種類ごとに串に刺して煮込んでいる。味付けは八丁味噌だ。

 いやぁ、久しぶりだなあ。

 前に来たのは平成21(2009)年2月だから、実に7年半ぶりに食べるこの店の牛串煮込みだ。

 もう1杯、ほうじ茶割りをおかわりして、“自家製”と書かれた塩らっきょうをもらう。

 常連さんたちに混じって、1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定はちょうど2千円でした。どうもごちそうさま。

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牛串煮込み「藤や」 / お通し、ほうじ茶割り / 自家製・塩らっきょう

店情報前回

《平成28(2016)年9月30日(金)の記録》

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