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中島メンチで女神降臨 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

中島メンチ


 「中島メンチ」(250円)は、地元で人気の「中島屋精肉店」の自家製手造りメンチカツを炭火で炙ったもの。

 ここ「すっぴん酒場」のシロが『中野の逸品』に選ばれたんだけど、この「中島屋精肉店」のメンチカツもまた『中野の逸品』に選ばれた逸品なのである。

 つまり『中野の逸品』に選ばれた逸品(=中島メンチ)を、『中野の逸品』に選ばれた焼き手(=「すっぴん酒場」の店主)が焼いて出してくれるってことですね。

 その「中島屋精肉店」の創業は昭和10(1935)年というから、創業80年を超える老舗精肉店だ。戦災に遭わなかった野方には、古くから続く店が何軒も残っているのだ。

 土曜日の今日は、夕方になるや否やという出足の良さで、自宅からまっすぐ「すっぴん酒場」へとやって来た。

 いつものように黒ホッピー(450円)をもらい、レバ(100円)、シロ(100円)、チレ(100円)を1本ずつ注文。そして定番のお通し(100円)である「大根とキュウリの漬物」をつまみながら待つ。

 レバ、シロ、チレの3本は、ほぼ同時に焼き台の上にのせられるのだが、1本1本、ちょうどいい焼き加減が違うので、焼き時間も異なる。なので、1本ずつ、できた順に出てくることになる。

 「すっぴん酒場」の焼き時間は、他のもつ焼き屋と比べると、やや長めのようだ。その分、しっかりとした焼き具合になるのだが、けっしてウェルダン(よく焼き)というわけでもない。「ちょうどいい」という言葉がぴったりとくる焼き上がりなのだ。

 もつ焼きがブームになるにつれ、焼き時間をギリギリまで短くして、レア(生焼け)気味な状態で出すのが流行りのようになった。

 しかし、そのころから「すっぴん酒場」のもつ焼きは、今と同じようにしっかりと「ちょうどいい」状態に焼かれていたのである。

 昨年(2015年)6月12日から食品衛生法に基づいて、『豚の肉や内臓を生食用として販売・提供することが禁止』されたことにより、レア気味のもつ焼きは食べることができなくなったが、もともとしっかりと焼かれていた「すっぴん酒場」のもつ焼きは、以前と何も変わらないのでした。

 ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらいながら、アブラニンニク(100円)とハツミミ(100円)、さらにはツクネ(100円)とハラミナンコツ(100円)と、もつ焼きも追加注文する。

 そして4杯めとなるナカをもらって、シメの一品として、冒頭の中島メンチを焼いてもらったのだった。

 この時点で、ちょうど2時間程度が経過し、キャッシュ・オン・デリバリーでの支払い総額は2,250円。いつもたいていこのくらいだ。

 と、そこへ。となりに女性ひとり客が入ってきた。店主や奥さんと話しをする様子からも、かなりの大常連さんであることがうかがえる。しかも、その声や話し方になにやら聞き覚えがある。

 ところが! である。

 カウンター席でよく飲まれる方は経験があるんじゃないかと思うが、座り飲みだろうと立ち飲みだろうと、カウンターのすぐとなりの席にいる人の顔というのは、とっても確認しにくいのである。

 知り合い同士でとなりで飲んでる場合には、その顔をじっと見ても何も失礼にあたらない(場合が多い)のだが、知ってる人か知らない人かわからないのに、その顔を覗き込むわけにはいかない。でも気になって仕方がない。

 チビリチビリと飲みながら、チラリチラリと横目で確認する。

「もしかして、ポンちゃんじゃない………?」

 恐る恐る声をかけてみた。

 すると、その女性がフッとこっちを向いて、パチっと目が合った。

「あ! 浜田さん。ごぶさたしてます」

「いやあ、久しぶり。お元気でしたか?」

 この女性は、かつて『おぽんちNote♪』という人気ブログを運営されていて、地元の呑兵衛たちからは、「おぽんち」とか「ぽんちゃん」と呼ばれていたのである。

 いやそれよりも何よりも、「寄り道Blog」の寄り道さんが、彼女のことを『野方の女神』と呼んでからは、我われの間では、ずっと『野方の女神』だったのだ。

 いやあ、懐かしいなあ。何年ぶりだろう。

 ソト1・ナカ4で黒ホッピーを飲み終えたあとではあるが、改めて酎ハイ(400円)とキャベツみそ(250円)を追加注文し、つもる話に花を咲かせる。

 最後はショウガミョウガ(200円)でシメて、3時間半もの長丁場。新幹線「のぞみ」なら東京から姫路まで行けてしまうぐらいの時間だ。

 今日の支払い総額は3,100円でした。どうもごちそうさま。

 いやあ、久しぶりに『野方の女神』とも会うことができて良かった良かった。

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やきとん「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / お通しの大根とキュウリの漬物

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れば / しろ / ちれ

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あぶらにんにく / はつみみ / つくね

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ハラミナンコツ / 中島メンチ / ソースとマスタードをかけていただく

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酎ハイ / キャベツみそ / しょうがみょうが

店情報前回

《平成28(2016)年10月22日(土)の記録》

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» 焼き餅食べて、冬近し … やきとん「すっぴん酒場」(野方) [居酒屋礼賛]
 このところ、「すっぴん酒場」に来るたびに、なにか目新しい一品を注文している。  今夜、初めて注文したのは「もち」(150円)。  四角い切り餅を炭火で焼いて、プクンと膨らんできたところを皿に取り、ギュッと押さえつけながら、醤油ベースのタレで味を付けてくれる。  冷めると硬くなってしまうので、熱々のうちにハフハフといただく。  いやぁ、なんだか冬になった感じがするなあ。まだ冬じゃないけれど……。 ... [続きを読む]

受信: 2016.11.20 22:00

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