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煮汁まで味わい尽くす … もつ焼「ホルモン」(沼袋)

煮汁まで味わい尽くす


 沼袋「ホルモン」の煮込み(350円)の具材は、豚もつ100%のシンプルタイプ。

 もともと煮込み用として仕入れている豚もつの他に、もつ焼きの仕込みをするときに発生する豚もつの切れ端なども入ってるから、いろんな味や食感が楽しめる。

 しかも、それらバラエティ豊かな豚もつから溶け出した旨みで、煮汁のコクがこれまたすばらしいのである。

 ここで煮込みを注文したときは、具材を食べ終えたあとも、煮汁は煮汁で、濃厚な豚もつスープとしてチビリチビリとすすりながら、焼酎の梅割りをいただくのが楽しみなのだ。

 でも今日は、別の楽しみ方を思いついた。

「すみません。レバとヒモ(=シロ)を1本ずつ……」と注文しかけたところで、

「はい。塩ですか、タレですか?」と聞いてくれる店主。

「どちらも素焼きでいただけますか?」とお願いしてみる。

「ははぁ、それに入れますか」

 と微笑みながら、具材を食べ終えて、煮汁だけが残った煮込みの小鉢のほうに目をやる店主。

「ええ、そうなんです。きっと美味しいと思って」

 待つことしばし、レバとヒモの素焼きが焼きあがってきた。(もつ焼きはすべて1本120円)

 それをすべて串から外して、煮汁の中に投入する。(冒頭の写真は投入直後のもの)

 それをグリグリっとかき混ぜて、素焼きのもつ焼きに、煮汁がよ~くからんだところで、パクッといただく。

 クゥ~~~ッ。

 予想どおりと言えば予想どおりなんだけど、これはうまいなあ。

「煮込んでないから、中まで味が染みてないんじゃないですか?」

 と心配してくれる店主。

「いや、こうやってもつ焼きの表面だけに、軽く煮汁がついてる状態も、煮込みとはまた違う美味しさがあるんですよ。これうまいです!」

 立石「宇ち多゛」のもつ焼きの味付けに、“ミソ”というのがある。

 それを注文すると、素焼きで焼き上げたもつ焼きを、仕上げにちょいと煮込み鍋の煮汁をからめて出してくれるのだ。

 今日、残った煮汁を見て、素焼きのもつ焼きを思いついたのも、まさにこの「宇ち多゛」の“ミソ”を思い出したから。

 さらにはアブラとオッパイも1本ずつ素焼きで焼いてもらう。

 これもいい!

 煮込みに入っている各種の豚もつも、部位ごとの味や食感に違いがあるのだが、こうやって素焼きの豚もつを投入すると、部位ごとの味や食感の違いがより大きくて、その分、楽しみも大きい。

 それぞれ甲乙つけがたしなんだけど、私の好みではオッパイが1番で、その次がヒモ(シロ)かなあ。レバとアブラは同率3位だけれど、1位から3位までの差は、ごくわずかだ。

「豆腐(やっこ、270円)を注文して、残った煮汁の中に入れるお客さんもいますよ」

「なるほど! たしかにそれも美味しそうですねえ。次はそれもやってみなきゃ!」

 1時間ちょっとの酒場浴。今日のお勘定は1,810円なり。どうもごちそうさま。

 「ホルモン」の煮込みの、新たな食べ尽くし方が発見できた夜となった。

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もつ焼「ホルモン」 / サッポロラガー大瓶 / 煮込みとお新香

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煮込みの具材完食 / レバとシロの素焼きを / 煮込みの汁に投入する

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焼酎梅割り / アブラとオッパイの素焼きも / 煮込みの汁に投入する

店情報前回

《平成28(2016)年11月15日(火)の記録》

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 土曜日だけどちょっと用事があって、沼袋の「ホルモン」にやってくることができたのは午後8時前。  店内は、特にカウンター席はゆるやかに満席に近い状態で、お客さんとお客さんのすき間に、かろうじて何席かの空席がある状態。そのひとつにすべり込ませてもらう。  いつものように大瓶ビール(520円)をラガー(サッポロラガー)でもらって、つまみはお新香(120円)と、もつ焼き(各120円)は、レバ、ヒモ(シロ... [続きを読む]

受信: 2016.12.13 22:00

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