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懐かしのピッカーニャ … 「カフェ・ド・セントロ(CAFE do CENTRO)」(日比谷)

ピッカーニャ


本日のメンバー ブラジルに一緒に赴任していたメンバー2人と一緒に、日比谷は帝劇ビルの地下2階にあるブラジル料理屋、「カフェ・ド・セントロ」にやってきた。

 懐かしのピッカーニャ(牛イチボ肉)をハーフサイズ(250g、2,052円)で注文すると、焼きあがったピッカーニャのお供に、なんとファロッファとヴィナグレッチが付いてきた。

 どっひゃぁ~っ!

 ピッカーニャもさることながら、ファロッファとヴィナグレッチのほうがもっと懐かしいぞ。

 日本に帰国して、はじめて見た。というか、日本にもあるんだねえ!

 ファロッファ(Farofa)というのは、キャッサバ芋をすりおろして乾燥させた粉を炒めたもの。ザラザラ、カリカリとした食感で、味はほとんどない。

 ヴィナグレッチ(Vinagrete)は、トマト、タマネギ、ピーマン、コリアンダーなどの野菜をみじん切りにして、お酢でまとめたもの。お酢はうっすらと効いている程度で、それほど酸っぱくはない。

 食べ方としては、ファロッファは肉にまぶして一緒に食べ、ヴィナグレッチは肉の合いの手にちょこちょこつまむ。ヴィナグレッチも肉にかける人もいる。

 ブラジルでは、肉を焼くときに、かなり大量の岩塩で味付けするので、できあがった肉もかなりしょっぱい。これにファロッファをまぶすと、舌に感じる塩っ気がマイルドになって食べやすいのだ。

 でも「食べやすい」だけで、けっして塩分濃度が減っているわけではない。

 その意味で、肉とファロッファの関係は、焼酎と梅シロップの関係に似ているかもしれない。梅シロップは焼酎を飲みやすくしてくれるけど、けっしてアルコール度数を下げてるわけではないもんね。

 そしてヴィナグレッチは、肉を食べる合い間、合い間に添えられたスプーンですくっていただく。ミニミニサラダみたいな感じかなあ。

 主役のピッカーニャは、とってもやわらかくて、ブラジルのピッカーニャほどしょっぱくない。このままで十分に美味しい。

 だから本来はファロッファをかける必要もないぐらいなんだけど、懐かしさに打ち震えながら、ファロッファをかけていただいた。

 そして飲みものはもちろん、ブラジルを代表するカクテル、カイピリーニャ(Caipirinha)だ。

 カクテルと言っても、8つぐらいに切り分けたライム(あればブラジルレモン)を、小さなすりこぎ状の棒でつぶして、砂糖を加え、カシャーサ(サトウキビから造った蒸留酒)と混ぜて、クラッシュドアイスをたっぷりと入れたロックグラスに入れたらできあがるという簡単なもの。この作り方から砂糖を抜くと、より呑兵衛向けになる。

「たくさん飲むんなら、ボトルを入れたほうが安いよ」

 前回、そう教えてもらったので、今回は最初からカシャーサのボトル(1リットル瓶が3,024円)と、カットライム(378円)をもらって、自分たちでカイピリーニャを作った。

 ちなみにこの店のカイピリーニャは1杯648円。みんなで6杯以上飲むようであれば、ボトルを入れたほうが安くつくのだ。

 つまみのほうは、まずはポテトフライ(Batata Frita、410円)に、干し鱈のコロッケ(Bolinho de Bacalhau、540円)、そして冒頭でご紹介したピッカーニャグリル・ハーフをもらってひとしきり飲んだあと、フェイジョアーダ(Feijoada、大1,814円)とブラジルソーセージ(Calabresa Acebolada、626円)、キャッサバ芋のフライ(Mandioca Frita、626円)を追加注文。

 フェイジョアーダは豚の足、耳、皮などの部位や、ブラジルソーセージ、牛肉などを黒豆と一緒に煮込んだブラジル伝統の料理なんだけど、この店で食べると洗練されてて上品だねえ。いくらでも食べられそうだ。

 最後の〆は、やっぱりムケッカ(Moqueca Baiana、大2,678円)だ。

 これは魚介類を、パーム油とココナッツミルクで煮込んだもの。これもさっきのフェイジョアーダと同じように、ごはんにかけていただく。

 今まで食べたムケッカの中では、この店のムケッカがもっとも美味しいと思っている。

 ただし私自身は、残念ながら日本ではここでしかムケッカを食べたことがないし、ブラジルに単身赴任していたときも、せいぜい4~5軒の店でしかムケッカは食べていない。

 だから、「もっとも美味しい」といっても、5~6軒の中での話です(大爆笑)。

 おぉ~っ。やばいっ。気がつけばもう午後10時半。4時間半も居座っちゃったぜい。そろそろ帰らなきゃ。

 カシャーサのボトル(1リットル瓶)も、残りはもう、ほんのわずかだ。

 お勘定は3人で15,496円(ひとり当たり5,200円弱)。すっかり酔っ払って、満腹になって家路についた。

 どうもごちそうさま。近いうちに、きっとまた来ます!

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ブラジルビールで乾杯 / 紙ナプキンもブラジル風 / バタタ・フリッタ(ポテトフライ)

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干し鱈(バカリャウ)のコロッケ / カシャーサをボトルでもらい / カイピリーニャを作る

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ピッカーニャ(イチボ) / ヴィナグレッチとファロッファを / 肉にまぶして

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ブラジルソーセージの玉ねぎ炒め / フェイジョアーダは / ごはんと一緒に

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マンジョッカ・フリッタ / ムケッカ・バイアーナも / ごはんと一緒にいただく

店情報前回

《平成29(2017)年1月19日(木)の記録》

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