« 店情報: ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺) | トップページ | 店情報: ラオ・タイ食堂「ランサーン」(吉祥寺) »

食べあるキングと行く … ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺)

シュハスキーニョ・セット


 今日は地元の飲み友だち・塩崎省吾さんにお誘いいただいて、吉祥寺のブラジル居酒屋「アウボラーダ」にやってきた。

 “アウボラーダ(Alvorada)”というのは、“夜明け”という意味のポルトガル語だ。

 そして今日の飲み会に参加してくださったのは、あまいけいきさんと、金成姫さん。

 塩崎さんも含めた3人は、それぞれ「食べあるキング」のメンバーである。

 「食べあるキング」というのは、さまざまな「食」の分野で影響力のあるフードジャーナリストやグルメブロガーのみなさんが、2014年5月に結成したグルメユニットのこと。現在は31人のメンバーがいる。

 あまいけいきさんは、大衆スイーツ全般が担当。1日も休むことなく10年間、毎日2スイーツを食べ続けた記録を持つスイーツ男子で、「おいスィ~ツ!」という決めゼリフでも知られている。

 金成姫さんの愛称(ハンドルネーム?)は「姫」。激辛料理やアジア料理の担当で、フードアナリスト協会の事務局も務められている。

 塩崎さんはもちろん「焼きそば」担当。オートバイにまたがって、全国津々浦々の焼きそばを食べ歩き、今では47都道府県すべての焼きそばを制覇している。

 この3人の他にも、「食べあるキング」の中には、ラーメン、うどん、カレー、ナポリタン、しょうが焼き、餃子、パン、ハンバーガーなど、いろんなジャンルを担当されている方がいる。

 それぞれ受け持つジャンルがはっきりと分かれているのがおもしろいよねえ。

 そういうグルメブロガーのみなさんと比較すると、我われ居酒屋ブロガーは、そんなにジャンルが分かれてないように思える。その酒場で実際に飲食したお酒や料理、そして店の様子を紹介しているブログが多い。

 やや方向性が違うのは、「寄り道Blog」ぐらいだろうか。このブログでは、書き手である寄り道さんの心情を通して、居酒屋のことを「そこはかとなく」紹介するという手法を採っている。飲み仲間たちの間では「とほほ系ブログ」なんて言われていた。

 この「居酒屋礼賛」などが叙事的ブログであるとすると、「寄り道Blog」は叙情的ブログと言えるだろう。ここ数年、更新されていないのが残念でならない。

 で、「アウボラーダ」である。

 みなさん、あまりブラジル料理にはなじみがないということだったので、この店に来たことがある塩崎さんと相談しながら、パウミット(ヤシの新芽、550円)や、ボリーニョ・ジ・バカリャウ(干し鱈のコロッケ、8個650円)、シュハスキーニョ・セット(1,700円)、そしてピッカーニャ(牛ランプ肉ステーキ200g、1,200円)を注文した。

 シュハスキーニョというのは、「シュハスコ(=シュラスコ)の小さいの」という意味。大ぶりの焼き鳥のようなものである。セットの内容は、リングイッサ(ブラジルソーセージ)、アウカトラ(牛もも肉)、そしてコラソン(鶏ハツ)が2本というもの。

 料理もさることながら、テーブル上に置かれている調味料の中に、ファロッファ(キャッサバ芋の粉)があるのがいいよね!

 そして料理にはヴィナグレッチ(小さく刻んだトマト、タマネギなどのマリネ)も添えられている。

 ファロッファとヴィナグレッチは、ブラジルの肉料理には「つきもの」なのだ。

 飲みものは、最初にブラジルビール(小瓶750円)で乾杯したあとは、砂糖抜きのカイピリーニャ(1杯750円)へと移行した。

 カイピリーニャは、ブラジルでは「もっとも安い酒」といった感覚。

 現地のレストランで飲んでいると、「日本人がそんなお酒を飲むもんじゃないよ」なんて言われるほどの庶民酒だ。

 なにしろカイピリーニャのベースになるカシャーサ(サトウキビから造られる40度ぐらいの蒸留酒)1リットル瓶の価格が、約6レアル(≒220円)なんだからねえ。

 お店で1ショット(30ml)1レアル(36円)で売っても、1リットルなら33レアル(1,200円)。十分もとが取れるどころか、原価率18%のバカ儲けなのだ。だから、たいていの店でライム(ブラジル・レモン)はサービスで出してくれるんだろうな。

 しかし日本では、値段も含めて、普通のカクテルと同じような位置づけの店が多いのだ。

 そもそも「カシャーサ51」(700ml瓶)の希望小売価格が1,350円だからなあ。単位量あたりに換算すると、ブラジルの約9倍! カイピリーニャも高くなってしまうわけだ。

 最後にフェイジョアーダ(1,300円)もいただいたのだが、黒豆がほとんどで、フェイジョアーダならではの豚の皮や豚足といった、いわゆる「畜産副産物ちくさんふくさんぶつ」が少ない(もしかすると入っていない?)のが、とても残念だった。好き嫌いが多い食材なので、あえて使っていないのかもね。

 3時間近く楽しんで、お勘定は4人で16,350円(ひとり当たり4,100円ほど)でした。どうもごちそうさま。

Img_8867a Img_8870a Img_8871a
「アウボラーダ」 / ビルの地下1階にある / ブラジル流の食べ方

Img_8872a Img_8873a Img_8875a
店内の様子 / ブラジルビールとお通し(ポテトサラダ) / ピメンタとファロッファ

Img_8877a Img_8878a Img_8880a
パウミット(ヤシの新芽) / 干し鱈のコロッケ / つぶしてピメンタをかけていただく

Img_8884a Img_8887a Img_8889a
牛もも肉にファロッファとヴィナグレッチ / リングイッサにも / ピッカーニャ

Img_8891a Img_8895a Img_8896a
カイピリーニャ / フェイジョアーダ / ごはんと混ぜてファロッファをかけて

店情報

《平成29(2017)年2月3日(金)の記録》

|

« 店情報: ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺) | トップページ | 店情報: ラオ・タイ食堂「ランサーン」(吉祥寺) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11427/64878947

この記事へのトラックバック一覧です: 食べあるキングと行く … ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺):

« 店情報: ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺) | トップページ | 店情報: ラオ・タイ食堂「ランサーン」(吉祥寺) »