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2017年2月

ずっしりとバラねぎ塩 … やきとん「たつや」(沼袋)

バラねぎ塩


 呉出身のカミサンと、映画「この世界の片隅に」を見にいった帰り道、夕食も兼ねて「たつや」に立ち寄った。

 お酒が飲めないカミサンは、初めての「たつや」である。

 ウーロン茶(250円)とホッピー(400円)をもらって乾杯し、1巡めのつまみとして、「冷製の盛り合わせ」(500円)、「もつカレー」(パン付き、400円)、「おかわりパン」(100円)、そして「自家製ぬか漬け」(200円)を注文した。

 冷製の盛り合わせは、いわゆる「豚もつの刺身」であるが、生ではなくて、内部までしっかりとゆでて冷ました豚もつをスライスしたもの。今日はコブクロ、タン、レバの3点盛りだ。

 これをニンニク、ショウガ、刻みネギなどと一緒に、醤油につけて、刺身のようにいただく。

 レバはカウンター上に置かれているゴマ油と食塩でいただくのもいい。

 2015年6月に、豚もつの生食が禁止されたとき、「これでもう(牛も豚も)レバ刺しは食べることができないのか」と、単身赴任先のブラジルで悲しんだものだった。

 しかし! それに代わるものとして登場した、ゆで冷ましてスライスしたレバが、生レバとも、焼いたレバとも違う、ゆで冷ましならではの、いい味わいを提供してくれた。

 「宇ち多゛」で、『ボイル』と呼ばれているレバも、やはりゆで冷ました豚レバである。

 もつ焼きの名店のみなさんは、転んでも(転ばされても?)ただでは起きませんねえ!

 そして、たつや名物もつカレー。スプーンと、炭火でトーストしたバゲットが2枚添えられるので、バゲットの上にカレーを盛っていただくのがいい。

 パン2枚では足りない人のために、おかわりパンも用意されている。2人以上で来た場合は、おかわりパンは必須だと思う。

 ピリッと辛みのあるカレーと、たっぷりと入った豚もつの濃厚なコク。クセになる逸品なのだ。

 焼きものは、かしら(110円)、はらみ(110円)、あみはつ(130円)、たんもと(150円)、エリンギ巻き(150円)を1本ずつ、味はおまかせで注文する。

 タン、ハツ、カシラ、ハラミは、もつの中でも、精肉に近い品々。もつが苦手な人でも、たいてい大丈夫だ。

 「この人は、もつが食べられるかどうか、わかんないな」という人と一緒に行く場合は、この4品あたりから入るのがおすすめです。

 「あみはつ」というのは、ハツ(心臓)を、網脂あみあぶらという、内臓のまわりについている網状の脂肪で包んで焼いたもの。ハツそのものは脂肪分は少ないが、網脂で包むことで、脂の甘みとコクが加わるのである。

 タンも、ここ「たつや」には、たん(110円)、たんした(110円)、たんもと(150円)という、同じタンの中でも部位が異なる3種がそろっている。

 3杯めとなるナカ(おかわり焼酎、250円)をもらい、金柑串(200円)、玉ねぎ(140円)、バラねぎ塩(180円)を追加注文。

 前にも書いたとおり、もつ焼き屋の炭火で焼いてもらう玉ねぎがうまいんだ。ずっしりと重い、バラねぎ塩もいいね!

 2時間弱の酒場浴。今夜のお勘定は二人で3,970円なり。どうもごちそうさま。

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やきとん「たつや」 / 本日のもつやすめ / ホッピーセット

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冷製の盛り合わせ / 自家製ぬか漬け / もつカレー

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おかわりパン(左上部) / かしら、はらみ / あみはつ

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たんもと、エリンギ巻き / 金柑串 / 玉ねぎ

店情報前回

《平成29(2017)年2月11日(土)の記録》

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残ったスープもいい肴 … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)

一口明太で芋ロック


 「竹よし」で飲んだあとの、〆の定番は「ばりこて」だ。

 飲んだあとのラーメンは、できるだけ避けるようにしているんだけれど、ここ「ばりこて」と、沼袋の「GOMA」には、ついつい立ち寄ってしまうんだなあ。

 いつものように、まずは芋焼酎(400円)のロックと、ひとくちめんたい(160円)をもらって飲み始める。

 この店には、ビール、焼酎(麦・芋・黒糖・お茶ハイ)、日本酒と各種飲みものがそろっているほか、味噌ずり、鳥皮ポン酢、がめ煮、もつ煮込み、めんたいポテト、レンコンつくね、めんたいだし巻きなど、つまみ(各300円)が充実してるからいいんだよなあ。

 でも、なにしろラーメンそのものの人気が高い有名店なので、ほとんどのお客さんは、お酒は飲まずに、最初からラーメンを食べている。

 ひとしきり飲んだところで、博多ラーメン(650円)をバリカタ(←麺の硬さ)で注文する。

 すると一緒に「竹よし」から流れてきたMさんは、なんと半ラーメンを注文した!

 へぇ、知らなかったなあ。「替玉かえだま」(120円)に、「替玉半分」(60円)というのがあるのは知ってたけれど、最初から半ラーメンを注文することもできるんだ。

 そういえば呉に単身赴任しているとき、〆の屋台では、半ラーメンを食べることが多かった。飲んだあとには、半ラーメンぐらいの量がちょうどいいのだ。

 でも、ここ「ばりこて」で普通の量のラーメンが出てくると、その量でもスルッと食べてしまうことができるんだよなあ。さすがに替玉まではいけないけれど。

 替玉をしないかわりに、黒糖焼酎(400円)をロックでもらい、残ったスープをつまみに飲む。これがまたうまい。

 さっくりと1時間弱の滞在。お勘定は1,610円でした。どうもごちそうさま。

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博多ラーメン「ばりこて」 / メニュー / 博多ラーメン

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残ったスープに / 薬味も足して / 黒糖焼酎をロックでいただく

店情報前回

《平成29(2017)年2月10日(金)の記録》

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近くて遠い?都立家政 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

しめさば


 わが家から歩いて15分ほどのところにある魚料理と天ぷらの店、「竹よし」。

 『いつでも行けるから』なんて気楽に考えているうちに、けっきょく1月は1度も行くことができず、もう2月に入ってしまった。

 遅ればせながらの新年のごあいさつに伺うと、ちょうど「澤乃井 立春 朝搾り」(1合、750円)が置かれていた。

 そうか。もう立春も過ぎたんだ!

 さっそくちくちゃんに、その「澤乃井 立春 朝搾り」をついでもらい、つまみには「しめさば」(550円)を注文する。

 どうしてこんなにも都立家政とりつかせいにやってくる頻度が落ちたのか。

 原因は通勤定期券の存在にあるように思われる。

 14年間の単身赴任中は、通勤定期券は持っていなかったので、うちの近所の酒場に出かけるときは、基本的には徒歩。都立家政、野方のがた、阿佐ヶ谷は完全に徒歩圏内だった。

 しかも、都立家政のほうが、野方よりも近い。だから軽く飲みたいときは、都立家政に出かけることが多かったのだ。

 ところが西武新宿線の通勤定期券を手に入れてからは、沿線の各駅であれば、どこででも途中下車することができる。

 それでつい、歩いてでも行けるところはさておいて、沼袋ぬまぶくろや中井あたりで途中下車することが増えたんですね。

 その上、たとえば野方で飲んだ場合にでも、帰り道は歩かずに、つい電車に乗ってしまう。そんなこともあって、ますます都立家政が遠くなっていたのでした。

 「澤乃井 立春 朝搾り」に続いては、同じ「澤乃井」の「本醸 生」(300ml瓶、600円)をもらうと、店主が最近始めたという「いか明太子」(400円)を、お試し用として少しだけ出してくれた。

 このところの、国産スルメイカの記録的不漁で、この店の名物「しおから」(350円)も作れたり、作れなかったりするんだそうな。そこで「しおから」が作れないときにでも、イカが出せるようにと「いか明太子」をメニューに加えたんだって。

 イカの不漁の影響は、いろんなところに出ているようで、八戸直送の鮮度抜群のイカ料理の数々を、びっくりするような安値で楽しませてくれる荻窪の「やきや」も、イカ料理だけやむなく170円から200円に値上げしたそうだ。

 イカの仕入れ値が、例年の3~4倍と言われているなか、「竹よし」にしても、「やきや」にしても、これまでと大きくは変わらない料金でイカ料理を提供してくれているのがうれしいですね。

 1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は1,900円でした。どうもごちそうさま。

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「竹よし」 / 澤乃井 立春 朝搾り / 澤乃井 本醸 生

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今日のメニュー(左半分) / (右半分) / いか明太子

店情報前回

《平成29(2017)年2月10日(金)の記録》

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なんといっても鳥豆腐 … 大衆割烹「三州屋(さんしゅうや)」(神田)

鳥豆腐


 「三州屋」といえば、なんといっても「鳥豆腐(とりどうふ)」(450円)。

 ざっくりと言うと、鶏の水炊き1人前を、丼鉢によそって出してくれたようなもの。

 これをミニ小鉢で出してくれるポン酢醤油(+もみじおろし)につけていただく。

 食べ方もまさに水炊きそのものである。

 しかしその具材は、鶏もも肉と豆腐、そして春菊の3点のみと、とてもシンプル。

 逆に、シンプルだからこそうまいんだろうなあ。

 特にスープ! とてもいいダシが出ていて、これだけでつまみになるほどだ。

 ひとりのときは、いちいちポン酢醤油につけて食べるのがめんどくさいので、ミニ小鉢のポン酢醤油を、すべて丼のほうに投入して、一気に全体に味を付けてしまい、空いたミニ小鉢を取り皿代わりに「鳥豆腐」をいただくことが多い。

 でも今日は6人で3つの「鳥豆腐」をシェアしてるので、勝手にポン酢醤油を投入するわけにはいかない。基本どおり、ポン酢醤油につけながらいただいた。

 都内には何軒もの「三州屋」があるが、今日やってきたのは神田駅北口のすぐ近くにある「三州屋 神田駅前店」。

 午後6時15分に店に到着すると、店内はすでにほぼ満席。

 予約が取れない店なんだけれど、職場が神田という幹事のEさんが、早めに突入して6人分の席を確保し、待っていてくれた。まるでお花見の場所取りなみである(笑)!

 大びんビール(サッポロ黒ラベル、610円)で乾杯し、たこぶつ(580円)、板わさ(220円)、かきどーふ(620円)、玉子焼き(390円)などのつまみも注文した。

 まぁしかし、とにかくまわりが、にぎやかで、にぎやかで、6人でも声が届きにくいのが難点だ。

 店内は、何人ものおばちゃんが切り盛りしているんだけど、お客の数もまたものすごく多いので、注文を通すことすらむずかしい。

 なにしろカウンター23席、テーブル32席、座敷32席の合計87席が、ほぼ埋まってるからなあ。あいかわらずの大人気店だ。

 6人もいるからということで、ビールの後は、キンミヤ(甲類)のボトル(2,000円)と、それを割るための緑茶(750円)と氷(200円)をもらって、緑茶割りにした。

 がしかし! 3時間ほど飲んだり食べたりしたのに、キンミヤはこのボトル1本で足りた。しかも、そのほとんどは私がいただいた(爆)。

 いつも呑兵衛たちとばかり飲んでるから、6人もいれば、キンミヤのボトルが3本ぐらい空いてしまうんじゃないかと思ってたんだけれど、普通の人は、そんなにガブガブ飲まないんですね。びっくりした。

 そしてお勘定は6人で12,620円。なんとひとり当たり2,100円だ。

 あまり飲まないと、こんなにも安いんだなぁ! このお勘定にも、改めて驚いた。

 「ごちそうさん」と店を出て、神田駅で解散。早くも次の機会を楽しみにしています!>旧FCHIKENのみなさん

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「三州屋」神田駅前店 / お通しとビール / 水谷哲也さんと新著

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かきどーふ / 金宮焼酎の緑茶割り / 鳥豆腐

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本日の旧FCHIKENメンバー / メニュー(左半分) / メニュー(右半分)

店情報前回

《平成29(2017)年2月10日(金)の記録》

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黒い宝石、見つけたり … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ピータンピーマン


 大人気の「ピータンピーマン」(200円)は、この店のオリジナル料理。

 ピーマンの中にチーズと、刻んだピータンを詰め込んで、全体を豚バラ肉で巻いて焼きあげる。

 熱々チーズの濃厚なコクと、鼻の奥からふわりと漂うピータンの香り。

 でも今までピータンの姿は見たことがなかった。

 ところが今日は、二つに切り分けたその断面のところに、ちょうどピータンがあった。

 まるで黒い宝石のように、黒く透き通る輝きがいいね!

 おとといの「宇ち多゛」(立石)、昨晩の「鳥勝」(立会川)に続き、今宵は「すっぴん酒場」(野方)へとやってきた。

 いずれ劣らぬ「もつ焼き」「もつ煮込み」の名店ぞろいである。

 そして今夜の「すっぴん酒場」はお客が多い。ほぼいつもの常連さんたちなんだけれど、まさにオールスターキャストといった顔ぶれだ。

 いっぱいのように見えても、ギュッとつめれば、まだまだ入るのが立ち飲みのいいところ。

 入口近くにかろうじて空いていたすき間に立って、いつものように黒ホッピー(450円)をもらって、すぐに出されるお通し(100円)のお新香(大根とキュウリ)をつまみに飲み始めた。

 1巡めに注文した焼きものは、レバ、シロ、チレ(各100円)。

 味付けは指定しないのが、この店の基本的な流れ。レバ、シロはタレ焼きで、チレは塩焼きで焼いてくれる。

 もつ焼きは3本ぐらいずつ、何回かに分けて注文すると、焼きたての、おいしい状態のものを食べることができる。

 そこへやってきたのは、地元の飲み仲間であるとともに、焼きそばブロガーとしても知名度が高い塩崎省吾さんだ。塩崎さんもまた、この店の常連さんなのである。

 ナカ(ホッピーの焼酎部分のおかわり、250円)をもらって、焼きものの2巡めは、タン、ハツ、コブクロ(各100円)をもらう。

 店の奥のほうでは、いつもの常連さんたちが、これまたいつものように、笑い転げるほど大笑いしながら飲んでいる。この大笑いが、毎日のストレス解消になるんだろうなあ。

 この時点でシロとコブクロ、チーズつくね(150円)、ピーマン肉詰(200円)、そして中島メンチ(250円)が売り切れた。

 3杯めとなるナカをもらって、冒頭でご紹介したピータンピーマン(200円)を注文したのだった。

 ピータンピーマンやピーマン肉詰は、焼きあがってから真ん中で縦に2分割して出してくれるので、分量的には2本分なのである。

 ソト1・ナカ4の4杯めとなるナカをもらって、焼きものの4巡めは、カシラとハラミナンコツ(各100円)を注文。

 店の前に自転車が止まり、入ってきたのはなんと、野方の女神である!

 今日は本当にオールスターキャストだなあ。

 そして今日も2時間半の立ち飲み酒場浴。キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は2,200円でした。どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / お通し(お新香)と黒ホッピー / れば

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ちれ、しろ / たん / はつ

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コブクロ / ピータンピーマン / ハラミナンコツ、かしら

店情報前回

《平成29(2017)年2月8日(木)の記録》

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マグロ中落ちもいいね … 「鹿島屋(かしまや)」(三田)

マグロ中落ち


 マグロ中落ち(たぶん1人前が600円で、上の写真は2人前)がすばらしい!

 「旨み」がものすごく強くて、口の中いっぱいに濃厚な味わいが広がっていく。

 ここは昭和6(1931)年創業の「鹿島屋」。現在は創業店主のお子さん姉妹が、二代目として切り盛りされている。

 実はこの姉妹の間にひとり、男の兄弟がいて、彼が築地でマグロの仲卸をやっていたことから、こんなにも質のいいマグロを、安価に提供できるようになったんだそうな。

 今日は職場が近い宇ち中さんと一緒に、ここ「鹿島屋」にやってきた。

 宇ち中さんの職場と、私の職場は、田町駅を挟んで線路の向こう側と、こっち側。ただし、「鹿島屋」が駅から少し離れた場所にあるので、どちらの会社からも歩いて15分ぐらいはかかってしまうのだ。

 店内はカウンター8席と、その後ろに4人掛けのテーブルがひとつ。さらにその奥の小上がりに6人用の座卓があるが、そこはあまり使われないようだ。小上がりのふちのところが、店主姉妹が腰かけて休憩する場所になっている。

 毎日のようにやってくる常連さんも多いようで、店内はいつもそこそこにぎわっている。

 我われはカウンター席の最深部に陣取って、まずは大瓶ビール(キリンラガー、たぶん600円)をもらって乾杯し、つまみにはマグロ中落ちと、名物の煮込み(たぶん1串100円)を注文した。

 ちなみに店内にメニューはない。マグロと煮込み、もつ焼きは、つとに知られている。

 すぐに出されたのが、大きめの小鉢(というか小さめの丼)にたっぷりと盛られたマグロの中落ち。おそらくこれで2人前なんだろう。量もすごいね。

 そして煮込み。ここの煮込みは串打ちの「牛もつ煮込み」だ。シロ(腸)とフワ(肺)が2本ずつ。もつが大きい!

 味付けは仙台味噌。黒々と、そしてこってりと煮込まれているのが大きな特徴だ。

 シロは、そのしっかりとした弾力感と、たっぷりと付いた脂の旨みがいい。

 フワはクニュクニュとした食感で、それ自体にはほとんど味はないのだが、煮汁の味がしっかりとしみ込んで、煮汁と同じ味わいになる。つまり、フワと食べると、その店の煮汁の味がよくわかるのだ。

 大瓶ビールを2本いただいて、煮込みは完食。

 「マグロ中落ちには、やっぱり燗酒だよね」

 ということで燗酒(大徳利、たぶん600円)も1本いただいた。

 さっくりと1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で3,400円(ひとり当たり1,700円)なり。どうもごちそうさま。

 急きょお付き合いいただき、ありがとうございました。>宇ち中さん

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「鹿島屋」 / 大瓶ビール / 牛もつ煮込み(シロとフワ)

店情報前回

《平成29(2017)年2月7日(火)の記録》

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生野菜シングル+ガツ … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)

生野菜シングル+ガツのせ


 2週間ぶりの「鳥勝」である。

 実は先週もやってきたんだけれど、「誠に申し訳ありませんが風邪の為、2月4日(土)まで臨時休業させていただきます」という張り紙が出ていたのだった。

 で、昨日が1週間ぶりの営業再開で、今日が再開2日め。

 予想どおり、1週間のお預けをくらった「鳥勝」ファンで、店内はほぼ満席ながら、かろうじてカウンターに1席分だけ空きがあり、待たずに入ることができた。

 まずはホッピー(360円)をもらって、のどを潤す。

 そして、カウンター上に置かれている小さな紙に、注文の品を書き込んでいく。

  『生野菜シングル+ガツのせ』
  『ハラミステーキ』

 今日はこの2品にした。前に来たときに、となりの常連さんから、「この店に来たら、この2品は絶対に食べるべし!」と教えてもらったのだ。

 生野菜というのは、サラダのこと。小さくカットしたレタス、トマト、キュウリに、マヨネーズと、この店秘伝の焼肉のタレをかけて出してくれる。シングルが270円、ダブルが470円である。

 『ガツのせ』というのは、生野菜の上に「ガツ刺身」(240円)をのせてもらうというオプションだ。マヨネーズと焼肉のタレは、ガツをのせてからかけてくれる。

 ガツ刺身といっても、生ではなくて、ゆで冷ましたガツである。しっかりとした弾力感がいいんだなあ。

 ハラミステーキ(450円)もやってきた。

 これはひと口大にカットしたハラミを、ざっくりと刻んだ玉ネギと一緒に炒めたもの。味付けはシンプルに黒コショーと塩。肉もうまいが、たっぷりと添えられた玉ネギの甘みもいいね。

 できたて熱々の間に、一所懸命いただいた。

 そして、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、200円)である。

 ナカをもらう時には、店の中ほどにある製氷機のところで、自らジョッキに氷を入れて、そこから最も近いカウンターの端っこ(入口から見ると、カウンターの一番奥)のところで、「ナカをお願いします」と注文してジョッキを手渡し、焼酎を入れてもらうのだ。

 このやり方が、なんとはなしにルールのようになっている。

 もともとダイヤ焼酎の一升瓶をキープ(2,000円)している人が多いので、氷がなくなると自分で取りに行っていたもののようだが、そのやり方が、キープをしていない人たちにまで広がったようなのだ。

 さっくりと1時間半ほどの酒場浴。ホッピーがソト1・ナカ3に、つまみが2品で、お勘定は1,720円なり。どうもごちそうさま。

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「鳥勝」 / ホッピー / ハラミステーキ(玉ネギの下にもハラミが隠れてる)

店情報前回

《平成29(2017)年2月7日(火)の記録》

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やっぱりカキのおでん … おでん「丸忠(まるちゅう)」(京成立石)

カキのおでん


 この季節、「丸忠」に来たら、やっぱり「カキのおでん」(500円)だね。

 注文を受けてから、おでんのツユに生の牡蠣かきを投入し、絶妙な加減に仕上げてくれる。

 牡蠣にはツユの旨みが加わって、ツユには牡蠣の風味が溶け出して。牡蠣もツユも、その両方がいいつまみになるんだなあ。

 月曜日の今日は、宇ち中さんと「宇ち多゛」で飲んだあと、ここ「丸忠」にやってきた。

 というか、「宇ち多゛」を出たあとは、必ず目の前にある「丸忠」をのぞいてみるようにしているんだけれど、いつも満席で入ることができない。とにかく大人気店なのだ。

 ここ「丸忠」は、もともと「二毛作」だった店である。その「二毛作」が、平成27(2015)年3月に、京成線の線路沿いの今の場所に移転して、新店舗としてリニューアルオープンしたのに伴って、旧店舗のほうも閉めることなく、引き続き「おでん丸忠」として再スタートをきったのである。

 しかも「丸忠」の切り盛りを任されているのは、旧「二毛作」時代にも、「二毛作」店主・日高寿博さんと、ずっと二人三脚で店を切り盛りされてきた西村浩志さんだ。

 現在の「二毛作」は日高さんを中心として新しいスタッフが、「丸忠」は西村さんを中心として新しいスタッフが、それぞれの店を手伝っているのである。

 ま、ざっくりと言えば、1軒だった「二毛作」が、「二毛作」と「丸忠」の2軒に増えたような感じかな。

 でも「二毛作」と「丸忠」では、実はおでんのネタや味付けも変えているそうなので、ぜひ両店のおでんをじっくりと味わってみてください。

 さて、そんなわけでとっても久しぶりの「丸忠」。どれくらい久しぶりかというと、前に来たのは、ブラジルに単身赴任していた頃。一昨年の10月に一時帰国したときだったので、1年4ヶ月ぶり。日本に帰国してからは、立石に来るといつも満席で、一度も入ることができなかったのだ。

 だから、「丸忠」が「居酒屋礼賛」ブログに登場するのも、これが初めてだ。

 それに引きかえ、「丸忠」にも、「二毛作」にも、何度も何度も来たことがある宇ち中さんは、席に座るなり「熟撰ください」と流れるように注文。「じゃ、私も熟撰で」と追いかけた。

 ここの生ビールは「プレミアム熟撰」(600円)と「琥珀の時間とき」(600円)の2銘柄が選べる。生ビールを「うすはり」のグラスで出してくれるのがいいよね。

 すぐに出されたお通し(200円?)はシャコ。内部にたっぷりと卵が詰まっている。

 そして冒頭でご紹介した「カキのおでん」だ。

 牡蠣で生ビールをいただいたあとは、「発酵ソーセージ」(400円)をもらって、飲みものは「蔵王スター(山形)かち割りワイン」(450円)の赤に切り換えた。

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今夜のお勘定は二人で3,600円(ひとり当たり1,800円)でした。どうもごちそうさま。

 西村さんと、「丸忠蒲鉾店」の女将さん(日高さんのお母様)に見送られながら店をあとにした。

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おでん「丸忠」 / おでん鍋 / となりが「丸忠蒲鉾店」

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お通しとプレミアム熟撰 / シャコには卵が! / カキのおでん

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発酵ソーセージ / 蔵王スター(山形)かち割ワイン(赤) / 厚揚

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大根の浅漬け / 赤ワイン / ごちそうさまでした!

店情報前回

《平成29(2017)年2月6日(月)の記録》

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店情報: おでん「丸忠(まるちゅう)」(京成立石)

    丸忠
  • 店名: おでん丸忠
  • 電話: 03-3696-6788
  • 住所: 124-0012 東京都葛飾区立石1-19-2
  • 営業: 14:00-22:00(日祝は13:00-21:00)、木と第3水休
  • 場所: 京成立石駅の改札を出て右側階段を降りる。降りたら右にUターンして次の角を左折して仲見世商店街に入る。すぐ右手にもつ焼きの「宇ち多゛」があり、そのすぐ先の左手。
  • メモ: 平成19(2007)年、仲見世商店街の「丸忠蒲鉾店」の店先で創業した「二毛作」が、平成27(2015)年3月に京成線の線路沿いに移転して、リニューアルオープンしたのに伴って、旧「二毛作」は、そのままの形態で「丸忠蒲鉾店」直営の「おでん丸忠」として営業することとなった。店長の西村浩志さんは、旧「二毛作」時代にも、「二毛作」店主の日高寿博さんと二人三脚で店を切り盛りされてきた。だから今でも「二毛作」時代と変わらぬ味と雰囲気が楽しめる。
    〔Beer〕アサヒスーパードライ(缶)400、生・プレミアム熟撰600、生・琥珀の時間とき600、Guiness 550。
    〔Le Vin Nature (自然派ワイン)〕MASIERI イタリア・ヴェネト州、LE CANON Rose Primeur、LE CANON Rouge グラス750~・ボトル4,500~。
    〔Whisky〕イチローズモルト1,000~、マッカラン12年600、ラフロイグ10年600、ボウモア12年700。
    〔Rhum〕リヴィエールデュマ700。
    〔日本酒〕神亀 真穂人まほと(埼玉)、小笹屋 竹鶴 大和雄町(広島)、生もとのどぶ(奈良) ぜひお燗でどうぞ!正一合750~。本日の冷酒850。
    〔サワー〕ウーロンハイ、トマトハイ、酎ハイ、レモンハイ、スダチハイ、グレープフルーツハイ etc. ALL400
    〔カクテル〕ジントニック、ジンバック、カシスソーダ、DITAグレープF、テコニック、ソルクバーノ etc. 650~。蔵王スター(山形)かち割ワイン(赤・白)450。
    〔おでん〕大根、じゃがいも、玉子、がんも、厚揚、こんにゃく、白滝、焼竹輪、はんぺん、もちきん、ちくわぶ、スジ、ウィンナー巻、ギョーザ巻、シューマイ巻、下足巻、ゴボー巻、うずら巻、チーズ巻、つみれ、中華揚、五目揚、生姜天、ゴボー天、イカ天、アサリ天、ボール、カレーボール、タコ、つぶ貝、豆腐、大粒しいたけ、のり、コンブ。カキのおでん500、おでんのトマト400、牛スジ煮込み400、おじん(おでん+おじや)500、うでん(おでん+うどん)700。
    〔本日のおすすめ〕北海道うに刺950、刺し盛り1人前600、イワシ刺・なめろう500、ツブ貝刺(ウニ正油添)950、〆サバ刺600、地だこの桜煮800、ブリ刺500、シャコ刺500、うの花(コンビーフ入り)400、トリ貝刺500、青柳刺500、ホタテ刺500、ホタテの酒盗焼き600。
    カリーライス500、ひげパンマンの天然酵母のパン500・ハーフ300、牛たたき600、しいたけガーリックバター600、白子ポン酢600、鴨のロース煮750、豚バラ生姜焼き(自家製ダレ)600、塩煎り銀杏400、焼きホッキ貝600、発酵ソーセージ400。
    〔定番のつまみ〕エイヒレ400、イカの塩辛400、しらすおろし300、極上明太子400、ふる漬け300、自家製さつま揚げ400、ミックスナッツ200、ビーフジャーキーナチュラルチーズ盛り合せ1,000。(2017年2月調べ)

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初めて並ばずに入れた … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(京成立石)

レバたれ


 仕事を終えて、京成立石駅に到着したのは午後6時半。

 大急ぎで「宇ち多゛」の入口(=裏口)に向かうと、なんと行列は大常連のIさんひとりだけ。ひとりじゃ行列とは言わないか……。

 そのIさんの後ろに並ぼうとしたとたんに、二人そろって店内へと入ることができた。

 「宇ち多゛」に通うこと16年。並ばずにスパッと店内に入れたのは、今回が初めてだ!

 でも残念ながら、我われが店内へと入った瞬間に、「煮込みこれで終わり」という声が飛んだ。今日は煮込みを食べようと思ってたのになあ……。

 気を取り直して、まずは小瓶のビール(キリンラガー、400円)をもらい、もつ焼き(2本200円)は「レバたれ」を注文する。

 ブラジルへの単身赴任から帰国してから、「よく焼き」のもつ焼きも好みになった。しっかりと火が通ったレバもおいしいね。レバのひと切れがずっしりと大きいのもいい。

 このところ、来るたびにレバが売り切れていることが多かったので、「宇ち多゛」のレバをいただくのも、本当に久しぶりだ。その点でも、うれしいなあ。

 続いては「ガツなまお酢」をもらって、飲みものも焼酎の梅割り(200円)へと進む。

 「生」といっても、本当の「生」ではない。

 「宇ち多゛」のもつ焼き(レバ以外)は、下ゆでした豚もつを串に刺してスタンバイしている。これを、注文を受けて焼き上げてくれる。

 つまり焼く前から、もつの内部にまで火が通っている状態なのだ。

 だから焼きあがるのが早いし、生焼けなんてこともない。

 で、さっきの「生」という注文は、『焼く前の、下ゆでしてスタンバイされている串をそのまま出してちょうだい』ということなのだ。

 「生」には醤油をさっとかけてくれる。「ガツ生」と注文すると、この状態。これにさらにお酢もかけてもらって、酢醤油の味にするのが「ガツ生お酢」なのでした。

 酢醤油によって豚もつのコクが緩和され、さっぱりといただくことができる。

 そこへ、これまた大常連の宇ち中さんもやってきた。

 宇ち中さんも最初は小瓶のビールからスタートして、つまみは「シロみそ」である。

 「シロみそ」というのは、素焼きしたシロを、煮込みの汁にどっぷりと浸けて出してくれるもの。煮込みが味噌あじだから、「みそ」っていうんだろうな。

 今日のように煮込みが売り切れているときには、煮込みの代わりになる一品でもある。

 「お新香」(200円)を注文しようとしたら、すでにキュウリがなくなってるとのことだったので、「大根、ショウガのっけて」(200円)に切り換える。

 「お新香」はキュウリと大根のぬか漬けの盛り合わせ。「大根」は、キュウリがなくなるかわりに、大根の量が増えるのだ。

 「お新香」や「大根」には、最初から「紅ショウガ」がちょっとトッピングされている。この「紅ショウガ」の量を増やしてもらうのが、「ショウガのっけて」というオプションなのだ。

 宇ち中さんも焼酎の梅割りに移行し、「アブラ素焼き」を追加した。素焼きで注文すると、焼き上がりに、サッと醤油をかけて出してくれる。

 閉店まで、1時間ちょっとの酒場浴。今宵のお勘定は1,400円(宇ち中さんは1,200円)でした。どうもごちそうさま。

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まずは小瓶のビール / ガツ生お酢 / 焼酎梅割り

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大根ショウガのっけて(右端はガツ生) / 宇ち中さんのアブラ素焼き / 梅割り2杯め

店情報前回

《平成29(2017)年2月6日(月)の記録》

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ガンダーラ岩塩のピザ … 大衆酒蔵「酔の助(よのすけ)」(神保町)

ガンダーラ古代岩塩のピザ


 大人気の一品、「ガンダーラ古代岩塩のピザ」(480円)である。

 生地の上にチーズをのせ、ガンダーラ地方の岩塩で味つけしただけというシンプルなピザは、酒のつまみとしてピッタリだ。

 今日は『大都会PART2』と題した、NMBE新年会。

 42名もの呑兵衛たちが、会場となった神保町の「酔の助」に集まった。

 「酔の助」の『酔っぱらいコース』は、料理6品で2,100円。これに2時間の飲み放題(1,250円)を付けて、ひとり当たりの会費は3,350円である。

 入口を入ると、4人掛けのテーブル席(一部、形状の違うテーブルもある)がずらりと並んで49席。その奥に座敷席があって、そちらが64席。合計113人が入れる大箱店である。

 我われ42人は奥の座敷席へ。まるで1クラス並みの人数ですね。

 席につくと、すでに刺身4種盛り(コハダ、カンパチ、エビ、マグロ)や、揚げ物盛り合わせ(若鶏の唐揚げ、粗挽きウインナー、ポテトフライ、さきいかの天ぷら)、枝豆、そして関東風すき焼き(うどん入り)がスタンバイされている。

 夏場は、関東風すき焼きの代わりに、冷しゃぶサラダごまだれ風味と屋台風ソース焼きそばが出されるらしい。

 さて飲みもの。基本的に飲み放題なのだが、今日は、博水社の社長・田中秀子さんも、出席者のおひとりとしていらっしゃっていて、お店も了解のうえで「ハイサワーハイッピー クリア&ビター」を大量に差し入れてくれたので、多くの出席者がハイッピーを楽しんだ。

 仙人(=「ホッピー仙人」店主)までもがハイッピーを飲んでるのがおもしろいなあ。

 2時間の飲み放題時間も終了し、『酔っぱらいコース』もすべて出終わったところで、幹事団のみなさんが協議された結果、

「二次会も、引き続きこの店でやることになりました。この後は別料金での二次会に突入します。ここでいったん中締めとします」

 と発表された。移動することなく二次会というのはうれしいですねえ。かなり多くの人たちが、そのまま二次会にも参加された。

 そして、その二次会の切り札的なつまみとして、幹事さんが注文してくれたのが、冒頭でご紹介したガンダーラ古代岩塩のピザだったのでした。

 一次会が2時間、二次会でさらに2時間20分。たっぷりと楽しませていただきました。

 なお、二次会の追加費用は、なんとひとり当たり1,000円という安さでした。

 毎回、ありがとうございます!>幹事団のみなさま

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大衆酒蔵「酔の助」 / 刺身4点盛り / 関東風すき焼き

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生卵と枝豆 / 揚げ物盛り合わせ / ハイッピー クリア&ビター

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すき焼きができあがった / 出席されたみなさん(ごく一部)

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出席されたみなさん(ごく一部)

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幹事団のみなさんのごあいさつ / 今夜もお世話になりました

店情報

《平成29(2017)年2月4日(土)の記録》

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店情報: 大衆酒蔵「酔の助(よのすけ)」(神保町)

    酔の助
  • 店名: 酔の助 神保町本店
  • 電話: 03-3295-9530
  • 住所: 101-0051 東京都千代田区神田神保町1-16-4
  • 営業: 16:00-23:30(23:00LO)(日祝は -23:00(22:30LO))、無休
  • 場所: 地下鉄・神保町駅A5出口から徒歩1分。A5出口を出て左へ。次の角(30mほど先)を左に曲がり、40mほど進んだ突き当りが「酔の助」。
  • メモ: 昭和54(1979)年創業。テーブル49席、座敷64席の計113席。予約可(ネット予約も可)、カード可。公式サイトあり。
    〔料理〕お通し210。
    《ヘルシー一品料理》枝豆350、もろ味噌キュウリ350、ソウルキムチ380、茄子の浅漬け320、お新香290、冷やっこ290、梅キュウリ350、たこわさび370、しらすおろし380、チーとろカマンベール380、ほうれん草のおひたし280。
    《サラダ》チキンサラダ・ベトナム風480、マグロの洋風サラダ・わさびソース580、生ハムサラダ500、生野菜・和風ドレッシング380、ポテトサラダ370、バンバンジーサラダ480。
    《焼き魚》ししゃも3尾320、ブリカマの塩焼き840、まぐろのカマ焼き800、コマイ生干し焼き530、ホッケ焼き450。
    《焼き鳥》焼き鳥(タレ・塩)3本290、つくね(タレ・塩)3本290。
    《お刺身》刺身五点盛り1,280、刺身三点盛り980、〆サバ刺し580、馬刺し580、かんぱちの刺身580、くじらベーコン750、まぐろの中トロ刺し750、まぐろの刺身580、まぐろの中落ち450、ねぎとろ刺し380、エンガワ刺し480、ホタテの刺身480、こはだの酢漬け450、げそわさ450、たこのぶつ切り480、つぶ貝のぬた450、くじら刺し650。
    《酔の助オリジナルメニュー》まぐろのホホ肉のスタミナソース500、鉄板焼きコロッケ400、アスパラもみじ焼き450、若鶏の北京ダック風580、ガツ炒め400、ベーコン厚切りステーキ690、ホタテのベーコン巻ソテー580、和風ガーリックポテト390、たこ焼きのミートグラタン400、ガンダーラ古代岩塩のピザ480、玉ねぎの玉ねぎソース320、若鶏の照り焼きピザ600、つぶ貝のエスカルゴ風690、ポテトの明太子グラタン450、ホルモンスタミナ炒め480、豚軟骨の柔らか煮480、ガーリックトースト290、とり皮のポン酢430。
    《一品料理》山芋の鉄火巻き480、牛サイコロステーキ480、豆富ステーキ420、エビのチリソース炒め680、いかの一夜干し450、いかのしょっつる漬け530、エイヒレ380、厚焼き玉子380、じゃがバター290、コーンバター380、砂肝黒コショウ炒め480、ほうれん草とベーコンのバター炒め380、豚トロ肉の塩焼き500、粗挽きウインナー320、水餃子420、ニラの玉子とじ400、お好み焼き450、どじょうの柳川鍋690、豚の柳川鍋420、山いもそうめん380。
    《季節の一品料理》なすのベーコンチーズ焼き500、おでん420、モツの煮込み420、かきのチーズ焼き600。
    《揚げ物》手羽餃子2本480、ちくわの磯部揚げ320、串カツ2本480、川海老の唐揚400、若鶏の唐揚400、とり軟骨の唐揚400、イカゲソの唐揚320、小あじの唐揚450、あじフライ2尾400、えびカツタルタルソース450、山いもスティック380、まぐろの竜田揚げ480、鯨カツ590、横濱メンチカツ2個480、男爵コロッケ2個320、ハッシュド・ポテト350、ポテトフライ290、チーズフライ320、穴子の天ぷら600、エンガワ天ぷら580、にんにくの天ぷら380チーズチキンの大葉巻き370、若鶏のねぎ塩南蛮480、とり皮のせんべい(カレー風味)350、揚げ餃子320、揚げだし豆富370。
    《お食事》さんまのげんこつロールおにぎり茶漬け(限定10食)500、ねぎトロ手巻き寿司2本480、焼きおにぎり2個・お吸い物つき320、お茶漬け(鮭・たらこ・梅・のり)各320、ペペロンチーノ600、ソース焼きそば400、お好み焼き450。
    《デザート》アイスクリームの天ぷら400、抹茶アイス280、バニラアイス280、メロンシャーベット280、柚子シャーベット280。
    《鍋(冬季限定)注文は2人前から》ゆどうふ650、かき鍋950、たらちり950、寄せ鍋1,200、ぞうすいセット350。

    〔飲みもの〕《生ビール》アサヒスーパードライ(中ジョッキ)330・(大ジョッキ)590、エクストラコールド480。
    《瓶ビール》アサヒスーパードライ大瓶480、アサヒプレミアム生ビール熟撰(中瓶)420・(小瓶)350、キリンクラシックラガー中瓶420。
    《輸入ビール》ジーマ(アメリカ)520、ヒューガルデン(ベルギー)620、モレッティ(イタリア)620、グロールシュ(オランダ)730、ドゥシャス・ド・ブルゴーニュ(ベルギー)880。
    《酎ハイ、サワー》レモンサワー350、焼酎ハイボール350、ライム酎ハイ350、下町ハイボール350、焼酎ウーロン茶割り380、焼酎緑茶割り380。
    《カクテル》モスコミュール350、ジントニック350、ピーチフィズ350、カシスソーダ350、ブルーハワイ350。
    《果実酒(ロック・ソーダ割)》あんず酒350、うめ酒350、ライチ酒350、グレープフルーツ酒350、南高梅うめ酒300ml820。
    《ホッピー》ホッピー380。
    《ハイボール》ウヰスキーハイボール”Dハイ”350。
    《ウヰスキー・グラス(水割り・ロック・ストレート)》ブラックニッカ350。
    《ウヰスキー・ボトル(ボトルキープ期限2ヶ月)》ニッカ・モルトクラブ700ml2,940、スーパーニッカ700ml3,940。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶(ホット・アイス)260、日本茶(ホット・アイス)260、ジンジャエール260、コカコーラ260、オレンジジュース260。
    《ワイン》アサヒワインやわらぎ(赤・白)820。
    《ハーフボトル375ml》B&Gカルベネソーヴィニヨン(赤)1,140、ラロッシュ・シャブリ(白)1,760。
    《フルボトル750ml》「サンタ・ヘレナ」シャルドネ(白)2,000・カルベネ・ソーヴィニヨン(赤)2,000、「ローズ・マウント」シャルドネ(白)2,400・シラーズ(赤)2,400。
    《焼酎(ボトルキープ期限2ヶ月)水割り・お湯割・ロック・ストレート》さつま白波(芋)鹿児島(グラス)350・(ボトル700ml)1,800、黒霧島(芋)宮崎(グラス)480・(ボトル900ml)2,500、富乃宝山(芋)鹿児島(グラス)480、晴耕雨読(芋)鹿児島(グラス)480、黒白波(芋)鹿児島(ボトル720ml)2,000、さつま司(芋)鹿児島(ボトル720ml)2,300、薩摩こく紫(芋)鹿児島(ボトル720ml)2,300、一刻者(芋)鹿児島(ボトル720ml)2,500、玄海(麦)福岡(グラス)350・(ボトル700ml)1,700、いいちこ(麦)大分(ボトル900ml)1,900、知心剣(麦)大分(ボトル720ml)2,300、雲海(そば)宮崎(グラス)350・(ボトル720ml)1,900、玄庵(そば)福岡(ボトル720ml)2000。
    《ボトルのお友に》水割りセット300、氷300、お湯300、ソーダ水300、日本茶(500ml)260、ウーロン茶(1リットルパック)500、レモンスライス300、カットレモン300、紀州産梅干し100。
    《日本酒 大とっくり(お燗・ぬる燗・ひや酒)》松竹梅(京都)460。
    《日本の銘酒》松竹梅 豪快“生”(京都)(小瓶300ml)620、菊正宗“樽酒”(兵庫)(小瓶300ml)830、菊川 にごり酒(岐阜)(小瓶300ml)830、じょっぱり(青森)(小瓶300ml)1,020、東光(山形)(小瓶300ml)1,020、お福正宗(新潟)(小瓶300ml)1,020、鉄斎(京都)(小瓶300ml)1,020、浦霞(宮城)(グラス)420、八海山(新潟)(グラス)500、〆張鶴“雪”(新潟)(グラス)480、久保田“千寿”(新潟)(グラス)560、王禄(島根)(グラス)580、磯自慢(静岡)(グラス)650、飛露喜(福島)(グラス)780、田酒(青森)(グラス)680、越乃寒梅(新潟)(グラス)590、銀盤(富山)(グラス)420、真澄(長野)(グラス)460、男山(青森)(グラス)420、春鹿(奈良)(グラス)500、麓井(山形)(グラス)680、本州一(広島)(グラス)580。

    〔宴会料理(5名より3日前までに予約)、冬季は冷しゃぶサラダとソース焼きそば(茶そば)が関東風すき焼き(うどん入り)になる。飲み放題120分(90分でLO)は+1,250円〕6品・酔っぱらいコース(刺身4種盛り合わせ、冷しゃぶサラダごまだれ風味、揚げ物盛り合わせ(若鶏の唐揚げ、粗挽きウインナー、ポテトフライ、さきいかの天ぷら)、屋台風ソース焼きそば、枝豆、デザート)2,100、7品・のんべいコース(刺身5種盛り合わせ、中華四川風海老のチリソース、冷しゃぶサラダごまだれ風味、揚げ物盛り合わせ(若鶏の唐揚げ、粗挽きウインナー、ポテトフライ、さきいかの天ぷら)、釜揚げ茶そば、枝豆、デザート)2,650、8品・助六コース(刺身5種盛り合わせ、中華四川風海老のチリソース、若鶏の照り焼きピザ、冷しゃぶサラダごまだれ風味、揚げ物盛り合わせ(若鶏の唐揚げ、粗挽きウインナー、ポテトフライ、さきいかの天ぷら)、釜揚げ茶そば、枝豆、デザート)3,000。(2017年2月調べ)

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マイルドで飲みやすい … ビヤホール「ランチョン」(神保町)

アサヒ生ビール


 神保町のビヤホール「ランチョン」。

 ずっと来たかった老舗ビヤホールに、やっと来ることができた。

 どれくらい老舗かって、なんとその創業は明治42(1909)年。今年で創業108年だ!

 本やTV番組などで、東京のビールの特集をやると、必ずといっていいぐらい、ここ「ランチョン」、「ビヤホールライオン銀座七丁目店」、「ビアライゼ'98」、「神谷バー」なんかが登場する。

 でも、その中では「ランチョン」にだけ、来たことがなかったんだよなあ。

 ビルの1階の入口を入り、らせん階段で2階に上がると、そこが店内だ。

 ずらりと並んだテーブル席のひとつに案内される。

 メニューに並ぶ生ビールは、「アサヒ生ビール」、「アサヒの黒生ビール」、「レーベンブロイ生ビール」の3種類。それぞれ1杯が650円だ。

 同行の宇ち中さんは「レーベンブロイ生ビール」を、私は「アサヒ生ビール」を注文する。

 そしてちょっと遠い席ではあるが、注ぎ方を観察する。

 サァーッと注いで、泡がたっぷりと立ったビールをしばらく置く。泡が減ってきて、ギュッとしまった硬い泡になったところで、またスゥーッとビールを注ぎ足す。いい感じの泡の量ですねえ。

 はいっ、かんぱぁ~いっ!

 ググゥ~ッと飲み込むビールのおいしいこと。

 泡をたくさん出すからか、ビールの味わいがとってもマイルドだ。

 呉の「オオムラ亜」の生ビールもそうなんだよなあ。

 泡を出した分だけ、ビールの中に含まれる炭酸分が減るからか、とっても飲みやすいビールになる。まさに「グッと1杯、思わず2杯」と、何杯でも飲める感じになるのだ。

 テーブル上に置かれたメニューの裏側には、「ランチョンの名前の由来」が書かれている。

『ランチョンの店名は英語でluncheon(ちょっと気取ったlunchなどという意味)です。1990年(明治42)年、駿河台下の一角で初代・治彦が西洋料理店を開業しました。その当時は近所に同業者がいなかったので、店名が無くても「洋食屋」で通っていたのです。
 ところが、ご常連でそのころ最もハイカラだった音楽大学(現 芸大)の方たちから、「名前が無いのは不便だ! ランチョンと呼ぶのはどうだ」と、横文字で名付けられた治彦は、意味すら分からぬまま、ありがたく頂戴したのだそうです。
 お蔭様で今日まで100年以上に渡り大切に使わせていただいております。』

 洋食屋でもあるだけに、「自慢メンチカツ」(1,100円)や「オムレツ(ホワイトソース添え)」(1,000円)、「ソーセージ盛り合わせ」(1,100円)、オムライス(950円)、「スパゲッティーナポリタン」(950円)など、料理のメニューも多くて、その数ざっと60品。

 でも今日は、大きな飲み会の前のゼロ次会としてやってきたので、ビールだけにしておく。

 2杯めは、宇ち中さんも私も、「アサヒの黒生ビール」をもらった。

 の~んびりと1時間ちょっとの生ビールタイム。お勘定は二人で2,600円(ひとり1,300円ずつ)だった。どうもごちそうさま。

 今度は料理も食べたいね。

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「ランチョン」 / 温かいペーパーナプキンとコースター / アサヒの黒生ビール

店情報

《平成29(2017)年2月4日(土)の記録》

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店情報: ビヤホール「ランチョン」(神保町)

    ランチョン
  • 店名: ビヤホール ランチョン
  • 電話: 03-3233-0866
  • 住所: 101-0051 東京都千代田区神田神保町1-6
  • 営業: 11:30-21:30(21:00LO)、土は -20:30(20:00LO)、日祝休
  • 場所: 地下鉄・神保町駅A5出口を出て左へ約1分、左手角。入口は1階で、らせん階段を上がって2階の店内へと進む。JR
  • メモ: 明治42(1909)年11月創業。総席数110席。公式サイトあり。食べものメニュー飲みものメニュー。初代(創業者)・鈴木晴彦さん、2代目・鈴木信三さん、3代目が現在の当主・鈴木一郎さん&喜久子さん、4代目は次男・鈴木寛さんと三男・治さん。(2017年2月調べ)

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〔お知らせ〕テレビ番組放送のご案内「有吉ジャポン」(2月24日(金))

有吉ジャポン


 2月3日(金)の放送に引き続いて、今度は2月24日(金)の深夜、24:20~24:50に放送予定の、TBS「有吉ジャポン」の中で流れるVTRに、またちょっと登場する予定です。

 今回、番組で取り上げるのは、「北区おでんタウン」。

 そして、今回も北区の各店で「おでん」を味わっていただくのは、モデルの滝沢カレンさんです。

 ぜひまたご笑覧いただけるとありがたいです。

滝沢カレンさん おでん


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松浦店長が今月で卒業 … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

しろ、かわ


 「秋元屋」の『まっちゃん』こと松浦店長が今月末で「秋元屋」を退いて、満を持して独立されるという。

 まっちゃんが店長をやっている間にと、今日は「秋元屋」にやってきた。

 店に着いたのは午後7時半。

 おぉ~っ、すごい人だ。火曜日でも混んでるなあ!

 表のテラス席に取り付けられている、防寒用の引き戸を開いて、「ひとりです」と店内に入る。

 まっちゃんが焼き台にいる旧店舗は残念ながら満席。まっちゃんに手を振ってあいさつだけして、店のおにいさんに案内されるまま、新店舗側のカウンター席の中央部に腰をおろす。

 旧店舗、新店舗と言っても、内部はつながっていて、店としては両方合わせて1軒だ。

 まず飲みものだけを注文したら、1巡めの料理の注文は、おにいさんに手渡される小さな紙に書いて渡すのが秋元流。1巡めに、いろんなものを注文する人が多いから、間違いが少ないように、紙に書いてもらうようにしたんだろうな。

 飲みものとして注文した白ホッピー(ナカ・ソトのセットで400円)を作り、ググッとりながら、1巡めの注文を検討する。

 改めて「やきとん」のメニューを眺めつつ、『似たような感じのものを一度に注文して、じっくりと違いを探ってみるのもいいなあ』と思い立った。

 たとえば、「かしら」と「かしらあぶら」と「あぶら」。

 「しろ」と「ひら」と「てっぽう」。

 「たん」と「たんした」、「はつ」と「はつもと」。

 単品、単品では食べたことがあるんだけれど、似たようなもの同士の食べ比べはあまりやったことがない。気になるよねえ。

 いっぺんにたのむと食べきれないので、まずは「かしら」「かしらあぶら」「あぶら」(各120円)を1本ずつ、味は「おまかせ」で記入し、焼きものができるのを待つ間のつまみには「煮豆腐」(200円)をもらうことにした。

 注文の紙をおにいさんに渡すと、予想どおり、あっという間に煮豆腐が出てきた。

 これは、もつ煮込みの大鍋から、一緒に煮込まれている豆腐だけを選り分けて小鉢についでくれるもの。刻みネギをトッピングして出してくれる。

 もつの旨みがたっぷりとしみ込んだ、熱々の豆腐がうまいのだ。

 その煮豆腐をほぼ食べ終えるころ、まずはカシラ(ミソ)とカシラアブラ(タレ)が焼きあがってきた。

 カシラは、豚の頭部の肉なので、「もつ」(畜産副産物)とは言いつつも、「豚肉そのもの」だ。その肉が頭(コメカミやホホ)のものか、胴体(枝肉)のものかという違いだ。

 カシラアブラは、同じく頭の肉なんだけど、頭の後ろのほうの脂身の部分を焼いたもの。「宇ち多゛」のアブラもこのタイプだ。

 追いかけるように出てきたアブラ(タレコショー)は、ハラアブラとも呼ばれる、胃袋周辺の脂を焼いたもの。沼袋「ホルモン」のアブラもこれである。

 「ナカ」(おかわり焼酎、270円)をもらって、せっかく新店側にいるので「レバカツ」(300円)を注文する。揚げものを作るフライヤーは新店側に設置されているのだ。

 ビロ~ンと巨大な衣付きの生レバが、目の前でフライヤーに投入される。ジャーッという音とともに、あんなにも大きかったレバがどんどん縮んでいく。

「薄~くスライスしてますからねえ。フライヤーに入れるときは伸びるんですよ」

 フライヤーを担当しているおにいさんが、揚げあがったレバカツを、食べやすいように2センチ幅ぐらいにスライスしてくれながら、そう話してくれた。

 できあがったレバカツは、千切りキャベツを盛った皿にのせられ、マヨネーズと練りカラシが添えられる。

 できたて熱々のレバカツに、ウスターソースをジャブジャブとかけて食べるのもうまいし、中濃ソースをドロリとたらしていただくのもいい。

 さらに3杯めとなるナカをもらって、「てっぽう」と「はらみ」(各120円)を1本ずつ、ミソで注文したところで、本店側での「焼き担当」を終えたまっちゃんが、本店と新店の間の「中継ぎ担当」の場所に来てくれた。

 私の席も、この中継ぎの場所に近いところだったので、やっとまっちゃんと話をすることができた。

 まっちゃんがこの店に来て、はや9年。店長になってからでも7年だ。だからもう「秋元屋」と言えば、まっちゃんというほど、切っても切れない存在になっていたのだ。

 そして、まっちゃんの奥さんも7年間、沼袋「たつや」で、仕込みを修業されてきた。その奥さんも、まっちゃんが「秋元屋」を退職されるのと同時に、「たつや」を退職され、まっちゃんの新しい店に移る。(ただし奥さんは、「たつや」のときと同じく、昼間の仕込みだけを担当される予定とのこと。)

 新しい店は、東中野駅のすぐ近くなんだそうな。

 白ホッピーはソト1・ナカ3で飲み終えたが、まっちゃんともう少し話がしたいので、ハイッピーレモン(400円)を追加注文し、「しろ」(120円)と「かわ」(130円)を1本ずつ、タレで焼いてもらった。

 2時間弱、ゆっくりとさせてもらって、今宵のお勘定は2,790円(席料100円を含む)なり。どうもごちそうさま。

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やきとん「秋元屋」 / 白ホッピーセット / 煮豆腐

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かしら、かしらあぶら / あぶら / レバカツ

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てっぽう / はらみ / ハイッピーレモン

店情報前回

《平成29(2017)年2月14日(火)の記録》

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おでん2品で燗酒1杯 … おでん「平澤かまぼこ(ひらさわかまぼこ)」(王子)

はんぺん、ちくわぶ


 「集っこ」を出て、JR王子駅へと向かっているうちに、前回、「平澤かまぼこ」でおでんを1品も食べなかったことを思い出した。

 平日はなるべくハシゴ酒をせず、1軒でさっくりと終わるように心掛けてるんだけれど、せっかくここまで来ているので、軽く「平澤かまぼこ」のおでんもいただいて帰りましょうね。

 「集っこ」と「平澤かまぼこ」は、王子駅中央口から見ると、ちょうど点対称の位置にある。中央口から少し北上して右に折れると「集っこ」で、南下して右に折れると「平澤かまぼこ」だ。どちらも駅から近い。

 店内は今日も立ち飲み客でいっぱい(と言っても8人ほど)だ。

 「奥へどうぞ」という、ネパール出身の男性店員・パティさんの指示に従って奥へと進むと、カウンターの一番奥あたりが空いていた。

 その後ろ側、壁に作り付けのカウンターで、若い女性ふたり客が立ち飲んでるから、みんなちょっと遠慮しちゃったのかな。

 メインカウンターと、背後の壁に作り付けているカウンターとの間は狭いので、両側に人が立つと、背中同士が触れ合うぐらいになってしまうのだ。

 「飲みものは何にしますか?」と聞いてくれるアルバイトのおねえさんに、「燗酒を1合でください」と注文する。

 この店の日本酒は、地元・北区で造られた「丸眞正宗」。コップで出される1合が350円、徳利で出される2合は600円だ。それとは別に、冷酒の生酒(300ml瓶、750円)もある。

 ほとんど待つこともなく、コップの燗酒と、お通し(サービス)の大根の漬物が出される。ここの漬物は、65年間使い続けている「ぬか床」で作った、自家製のぬか漬けで、単品(150円)で注文することもできる。

 おでんは軽く「はんぺん」(100円)と「ちくわぶ」(100円)をもらう。両方とも白いので、あまりフォトジェニックじゃなかったな。でも「はんぺん」のフワフワ度合いは半端ない。

 この店のおでん種(練りもの)は、この店の母体でもある昭和37(1962)年創業の老舗かまぼこ店、「平澤蒲鉾店」(北区神谷2-28-15)で作られたもの。「はんぺん」以外だと、「カレーボール」(150円)、「げそ巻」(150円)、「やさいつみれ」(150円)、あとはシンプルに「さつま揚」(150円)などにも引かれますねえ。

 さっくりと30分ほど立ち飲んで、品物と交換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払いは550円なり。どうもごちそうさま。

 いやあ、今回はおでんを食べることができて良かった良かった。

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「平澤かまぼこ」 / お通しと燗酒 / 店内のメニュー

店情報前回

《平成29(2017)年1月31日(火)の記録》

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北区おでんで町おこし … 「集っこ(つどっこ)」(王子)

大きな大根


 「北区おでん」をご存知だろうか?

 北区は荒川や隅田川といった、豊富な水量の河川に恵まれていて、昔から酒造り、豆腐造り、おでん種造りなどが盛んにおこなわれてきた。

 明治以降は、その水を利用したものづくり(工業)の街としても栄え、そこで働く人々が屋台などに繰り出したことから、今もなお東京を代表する酒場街が集まっている。

 酒、豆腐、おでん種が地元にあって、それを欲する呑兵衛も多いとなると、それらを提供する店も当然のように多くなってくる。

 「丸健水産」しかり、「平澤かまぼこ」しかり。

 そこで、東京都北区と東京商工会議所北支部とが連携し、平成24(2012)年から、「北区おでんのまち」をブランド化し、おでんで街を元気にすることを目的とした、「北区おでんまちの推進事業」を実施してきたんだそうです。

 今日やってきた「集っこ」のマスター・平田賢(ひらた・まさる)さんが、その「北区おでん本部」の実行委員長なのだ。

 一軒家の店内は、1階はカウンター5席と、その背後にテーブル席が1卓4人分。9人で満席になる。2階には10人ほど入れる座敷もあるらしい。

 店はマスターと、そのお母さんが二人で切り盛りされている。

 この店を居抜きで引き継いで、平成21(2009)年7月に開店。それから7年半が経過した。

 瓶ビール(サッポロラガー中瓶、550円)をもらうと、すぐに出されるお通し(300円)は、鱈出汁たらだしの豆腐。この豆腐がうまいっ!

 お通しは、お母さんが作る手料理。内容は日替りなんだって。

 そしておでんは、「大きな大根」(180円)を取ってもらう。

 箸で簡単に切り分けられるぐらい、やわらかく煮込まれているのが東京のおでんの大根の特徴だ。たっぷりと煮汁がしみ込んでるのがいいよねえ。

 さらに酎ハイ(350円)をもらって、マスターやお母さん、さらにはカウンターで飲んでいるお客さんたちにいろんな話を伺いながら、1時間半ほどの酒場浴。

 お勘定は1,490円でした。どうもごちそうさま。

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瓶ビールでおでん / お通しの鱈出汁の豆腐 / 酎ハイ

店情報

《平成29(2017)年1月31日(火)の記録》

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店情報: 「集っこ(つどっこ)」(王子)

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  • 店名: 集っこ
  • 電話: 080-1306-8572
  • 住所: 114-0002 東京都北区王子1-5-3
  • 営業: 17:00-24:00、日休
  • 場所: JR王子駅の中央口、地下鉄南北線1番出口、都電荒川線・王子駅前から、大通り(明治通り)を100mほど北上し、右手前角に肉屋(ミートショップ・イイダ)がある角を右折して路地に入り、道なりに進むこと約30m、突き当たりの左手前角。駅からは徒歩2分(135m)ほど。
  • メモ: 平成21(2009)年7月8日オープン。一軒家の居酒屋。1階はカウンター5席、テーブル4席。2階は座敷10~12席。予約可。飲み放題コースもあり→食べログホットペッパー
    〔料理〕おでん4点盛り(おすすめ)580、王子牛すじ煮込みチーズ焼900、もつ煮込み450、王子牛すじ(大)750、じゃがピザ780、あま~い☆玉子焼580、鶏モモ岩塩焼き650、鶏豆冨650、油揚のふんわり納豆はさみ焼600、油揚のお餅ピザ600、プチすき焼き850、お通し(日替り)300。 《おでん》玉子150、竹輪麩150、厚揚げ150、竹輪150、こんにゃく150、白滝150、つみれ150、ボール150、昆布150、大きな大根180、半ぺん180、さつま揚げ180、もち巾着200、がんも200、すじ(魚)200。 《とりあえず…》まり子☆の塩辛450、鳥皮ぽん酢450、筋子おろし450、きのこおろしポン酢450、枝豆400、キムチ400、冷奴350、お新香単品350、お新香盛り合わせ650、納豆キムチ冷奴550。 《サラダ》大根帆立サラダ780、大根パリパリサラダ700、おつまみキャベツ450、オニオンスライス400。 《あったかお鍋》もつ野菜鍋950、湯豆腐650、チゲ鍋650~。 《一品料理》鶏皮たまごキャベツ炒め650、豚肉と玉ねぎ炒め650、チキンの照り焼き650、牛肉バター炒め850、イカ下足わた焼き750、イカ下足玉子炒め650、イカ下足焼き450、豚肉と葱の玉子炒め700、豚キムチ700、豚キムチーズ780、豚ガーリック650、鳥皮ガーリック550、鳥皮焼いちゃいました450、油揚焼いちゃいました450、手作りポテトフライ580、ベーコン/ハムエッグ500、オムレツ500(トッピング:チーズ/ベーコン/納豆 各50)。 《お腹が空いたら…》ママの気まぐれパスタ950、牛すじじゃが丼650、ぶっかけ海苔ご飯450、オムライス900、チキンライス700、キムチチャーハン700、焼き飯650、焼うどん650、おにぎり小鉢400、おにぎり250、ごはん200、お味噌汁150、カレー煮込みうどん950、チゲうどん950、牛すじうどん950、牛すじ煮込みチーズ焼900。
    〔飲みもの〕《おすすめ》あんず棒サワー550、梅酒ウーロン500、あんずウーロン500、アプリコットジンジャー550、100%クエン酸サワー500、カシス生グレープフルーツ650。 《ビール》生ビール500、瓶ビール550、ハートランド 小瓶550、コロナ・エキストラ550。 《カクテル》カシスソーダ500、カシスウーロン500、カシスオレンジ600、カシスミルク600、カシスジンジャー600、カシスビア600、シャンディーガフ600、カルーアミルク600、モスコミュール600、スクリュードライバ600、ブルドッグ650、ソルティードッグ700、ジンバック600、オレンジブロッサム600、テキーラジンジャー600、テキーラショット500、ブラックルシアン700、ブレイブ・ブル700。 《サワー》酎ハイ350、ウーロンハイ400、緑茶ハイ400、特製うこん茶ハイ450、ジャスミン茶ハイ450、カルピスサワー450、梅干サワー450、生レモンサワー500、ラムネサワー550、生グレープフルーツサワー550。 《焼酎》いいちこ(麦)450、山猿(麦)550、小鹿(芋)500、白霧島(芋)450、鳥飼(米)600。 《ウイスキー・ハイボール》角瓶450、ワイルドターキー550、カティーサーク550(ジンジャー割り+150)。 《果実のお酒(ソーダ割りは各+50)》梅酒400、あんず酒400、かぼす酒400。 《日本酒(酔仙)》一合(180ml)500、二合(360ml)950。 《琉球泡盛》残波・黒450、久米島の久米仙450、華忠孝500、華忠孝(原酒44度)700。 《ボトル》美祥(清酒粕)3,500(グラス500)、いいちこ深薫(麦)3,000、黒霧島(芋)3,000(グラス450)、赤霧島(芋)3,500(グラス550)、純(甲類)2,000、角瓶(ウイスキー)3,500。 《ボトルセット》セット(お一人様)100、ウーロン茶450、緑茶450、うこん茶450、さんぴん茶450、炭酸450、お湯400、お水300、レモンスライス200、梅干し100、氷500。 《ソフトドリンク(ジョッキは各+100)》ウーロン茶250、緑茶250、ジャスミン茶250、うこん茶250、カルピス250、ラムネ300、ジンジャーエール300、カルピスソーダ300、オレンジジュース300。(2017年1月調べ)

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手で練ってもちを作る … ラオ・タイ食堂「ランサーン」(吉祥寺)

カオニャオを手で練る


 金成姫さん、あまいけいきさん、塩崎省吾さんという、「食べあるキング」のみなさんと行く二次会は、ブラジル居酒屋「アウボラーダ」と同じビルの2階にあるラオス料理&タイ料理の店、「ラオ・タイ食堂 ランサーン」だ。

 なにしろ、金成姫さんは「食べあるキング」のなかでも、激辛料理やアジア料理のご担当。このビルにやってきたときから、「ランサーン」のこともビビッとロックオンされていたようだ。

 ラオスビール「ビアラオ」(580円)で乾杯すると、アジア料理に詳しい金成姫さんが、「ラープ」(香草入り肉のサラダ、1,100円)、「ソムタム・ラオ」(青いパパイヤサラダ・ラオス風、1,300円)、「ガイヤン」(ラオス風焼き鳥、1,030円)などのラオス料理を注文してくれた。

 そして、「これも絶対」と注文したのが「カオニャオダム」(500円)。黒米入りの蒸したもち米で、日本の“おこわ”のような感じ。

 カオニャオというのが普通の“おこわ”で、それに「ダム」が付くと、“黒米入りのおこわ”となるんだそうな。

 ラオスやタイでもお米は主食で、いろんな料理と一緒にカオニャオも必ず注文する。

 この店のメニューにも『カオニャオの美味しい食べ方』というのが載っている。

1.おしぼりで手をきれいにします。
2.「カオニャオダム」を手でつかみましょう。
3.練って、練って練り続けましょう。
4.粘りが出たら料理につけてお召し上がり下さい。

 つまり、カオニャオを手で練って、手の中で簡易的なおもちを作り、それとおかずを一緒に、手づかみで食べるのだ。(ちなみに、冒頭の写真は、まだ練りが足りない。もっともっとお餅のようになるまで練ること。)

「えぇ~っ?! 手で練るんですか?」

 ちょっと躊躇する我われに、

「大丈夫よ。自分の食べる分だけ、自分の手で練るんだから(笑)」

 と女将さん。この女将さんがおもしろい。

 二戸にのへ(岩手県)出身で、40歳ぐらいらしいんだけど、童顔なのと、話がおもしろいのとで、ぐんと若く感じる。

 ラオスビールのあとは、ラオスの焼酎「らおらお」(530円)をいただく。

 アジアのピリ辛料理。いいですねえ!

 これまた3時間近く楽しんで、お勘定は4人で8,111円(7,510円+税、ひとりあたり2,030円ほど)。どうもごちそうさま。

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「ランサーン」 / ラオスビール「ビアラオ」 / ソムタム・ラオ、ラープ、カオニャオダム

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ガイヤン / ラオスの焼酎「らおらお」 / 塩崎省吾さん、あまいけいきさん

店情報

《平成29(2017)年2月3日(金)の記録》

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店情報: ラオ・タイ食堂「ランサーン」(吉祥寺)

    ランサーン
  • 店名: ラオ・タイ食堂 ランサーン
  • 電話: 0422-21-8412
  • 住所: 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-9 モトハシビル2F
  • 営業: 11:30-14:00(13:30LO) & 17:00-23:00(22:30LO)、土日祝は夜のみ、無休
  • 場所: 吉祥寺駅の北口を出て右(西荻窪方面)へ。中央線ガード沿いを進むこと約5分。左手1階にセブンイレブンがあるビルの2階が「ランサーン」。
  • メモ: ラオス料理のメニューの一部は次のとおり(価格は税抜き表記)。
    カオニャオダム(黒米入り蒸したもち米)500、カイチョー・ムーサップ(豚ひき肉入り卵焼き)680、ガイヤン(ラオス風焼き鳥)1,030、コーイ・パー(香草入り魚サラダ)1,200、サイワ(タイ産腸詰め)980、ムートードカティサムピッタイ(豚肉とニンニク揚げ)1,260円、ソムタム・タイ(青いパパイヤサラダ)1,300、ソムタム・ラオ(青いパパイヤサラダ・ラオス風)1,300、ケーン・ノーマイ(竹の子スープ)1,150、ラープ(香草入り肉のサラダ)1,100、トム・ヤム・クルアンナイ(牛のモツスープ)1,500、ラオスビール「ビアラオ」580、ラオスの焼酎「らおらお」530、らおらおベースのカクテル「ビエンちゃん」600。(2017年2月調べ)

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食べあるキングと行く … ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺)

シュハスキーニョ・セット


 今日は地元の飲み友だち・塩崎省吾さんにお誘いいただいて、吉祥寺のブラジル居酒屋「アウボラーダ」にやってきた。

 “アウボラーダ(Alvorada)”というのは、“夜明け”という意味のポルトガル語だ。

 そして今日の飲み会に参加してくださったのは、あまいけいきさんと、金成姫さん。

 塩崎さんも含めた3人は、それぞれ「食べあるキング」のメンバーである。

 「食べあるキング」というのは、さまざまな「食」の分野で影響力のあるフードジャーナリストやグルメブロガーのみなさんが、2014年5月に結成したグルメユニットのこと。現在は31人のメンバーがいる。

 あまいけいきさんは、大衆スイーツ全般が担当。1日も休むことなく10年間、毎日2スイーツを食べ続けた記録を持つスイーツ男子で、「おいスィ~ツ!」という決めゼリフでも知られている。

 金成姫さんの愛称(ハンドルネーム?)は「姫」。激辛料理やアジア料理の担当で、フードアナリスト協会の事務局も務められている。

 塩崎さんはもちろん「焼きそば」担当。オートバイにまたがって、全国津々浦々の焼きそばを食べ歩き、今では47都道府県すべての焼きそばを制覇している。

 この3人の他にも、「食べあるキング」の中には、ラーメン、うどん、カレー、ナポリタン、しょうが焼き、餃子、パン、ハンバーガーなど、いろんなジャンルを担当されている方がいる。

 それぞれ受け持つジャンルがはっきりと分かれているのがおもしろいよねえ。

 そういうグルメブロガーのみなさんと比較すると、我われ居酒屋ブロガーは、そんなにジャンルが分かれてないように思える。その酒場で実際に飲食したお酒や料理、そして店の様子を紹介しているブログが多い。

 やや方向性が違うのは、「寄り道Blog」ぐらいだろうか。このブログでは、書き手である寄り道さんの心情を通して、居酒屋のことを「そこはかとなく」紹介するという手法を採っている。飲み仲間たちの間では「とほほ系ブログ」なんて言われていた。

 この「居酒屋礼賛」などが叙事的ブログであるとすると、「寄り道Blog」は叙情的ブログと言えるだろう。ここ数年、更新されていないのが残念でならない。

 で、「アウボラーダ」である。

 みなさん、あまりブラジル料理にはなじみがないということだったので、この店に来たことがある塩崎さんと相談しながら、パウミット(ヤシの新芽、550円)や、ボリーニョ・ジ・バカリャウ(干し鱈のコロッケ、8個650円)、シュハスキーニョ・セット(1,700円)、そしてピッカーニャ(牛ランプ肉ステーキ200g、1,200円)を注文した。

 シュハスキーニョというのは、「シュハスコ(=シュラスコ)の小さいの」という意味。大ぶりの焼き鳥のようなものである。セットの内容は、リングイッサ(ブラジルソーセージ)、アウカトラ(牛もも肉)、そしてコラソン(鶏ハツ)が2本というもの。

 料理もさることながら、テーブル上に置かれている調味料の中に、ファロッファ(キャッサバ芋の粉)があるのがいいよね!

 そして料理にはヴィナグレッチ(小さく刻んだトマト、タマネギなどのマリネ)も添えられている。

 ファロッファとヴィナグレッチは、ブラジルの肉料理には「つきもの」なのだ。

 飲みものは、最初にブラジルビール(小瓶750円)で乾杯したあとは、砂糖抜きのカイピリーニャ(1杯750円)へと移行した。

 カイピリーニャは、ブラジルでは「もっとも安い酒」といった感覚。

 現地のレストランで飲んでいると、「日本人がそんなお酒を飲むもんじゃないよ」なんて言われるほどの庶民酒だ。

 なにしろカイピリーニャのベースになるカシャーサ(サトウキビから造られる40度ぐらいの蒸留酒)1リットル瓶の価格が、約6レアル(≒220円)なんだからねえ。

 お店で1ショット(30ml)1レアル(36円)で売っても、1リットルなら33レアル(1,200円)。十分もとが取れるどころか、原価率18%のバカ儲けなのだ。だから、たいていの店でライム(ブラジル・レモン)はサービスで出してくれるんだろうな。

 しかし日本では、値段も含めて、普通のカクテルと同じような位置づけの店が多いのだ。

 そもそも「カシャーサ51」(700ml瓶)の希望小売価格が1,350円だからなあ。単位量あたりに換算すると、ブラジルの約9倍! カイピリーニャも高くなってしまうわけだ。

 最後にフェイジョアーダ(1,300円)もいただいたのだが、黒豆がほとんどで、フェイジョアーダならではの豚の皮や豚足といった、いわゆる「畜産副産物ちくさんふくさんぶつ」が少ない(もしかすると入っていない?)のが、とても残念だった。好き嫌いが多い食材なので、あえて使っていないのかもね。

 3時間近く楽しんで、お勘定は4人で16,350円(ひとり当たり4,100円ほど)でした。どうもごちそうさま。

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「アウボラーダ」 / ビルの地下1階にある / ブラジル流の食べ方

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店内の様子 / ブラジルビールとお通し(ポテトサラダ) / ピメンタとファロッファ

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パウミット(ヤシの新芽) / 干し鱈のコロッケ / つぶしてピメンタをかけていただく

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牛もも肉にファロッファとヴィナグレッチ / リングイッサにも / ピッカーニャ

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カイピリーニャ / フェイジョアーダ / ごはんと混ぜてファロッファをかけて

店情報

《平成29(2017)年2月3日(金)の記録》

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店情報: ブラジル居酒屋「アウボラーダ(ALVORADA)」(吉祥寺)

    アウボラーダ
  • 店名: アウボラーダ(ALVORADA)
  • 電話: 0422-20-2797
  • 住所: 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-9 モトハシビルB1F
  • 営業: 18:00-25:00(土日祝は15:00- 、日月は -24:00)「火」と「祝日の月」定休
  • 場所: 吉祥寺駅北側(サンロード側=丸井の反対側)へ出て、JR高架に沿った道を右手の新宿方面に。2つめの十字路のビル(セブンイレブンがあります)の地下1階(ゆっくり歩いて4分)
  • メモ: 公式サイトあり。食べものメニュー飲みものメニュー。(2017年2月調べ)

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白子追加で鱈の親子鍋 … 「丸千葉(まるちば)」(南千住)

白子追加で鱈の親子鍋


 冬場に「丸千葉」に来ると、必ず鍋ものを食べる。

 それがこの店の常連・Oさんの定番なんだそうな。

 今日は「たらちり」(1,000円)をもらって、ひとしきり食べたあと、さらに白子を追加して、とろりととろける熱々の白子を堪能した。

 これはまさに「たらの親子鍋」と言ってもいい一品。

 鍋ものに、いろんな具材を追加することができるのも、「丸千葉」のいいところなのだ。

 今夜はOさん、宇ち中さんと3人で、平日午後7時の「丸千葉」にやってきた。

 どの時間帯でも、いつも満席なのがすごいよね。

 「丸千葉」は、最寄りの南千住駅からも歩いて15分ほどかかる上に、近くに同じような酒場(≒居心地のいい大衆酒場)がないので、ここまで来て入れないと、ダメージが大きいのだ。

 店内は、左が凹の形のカウンター18席。右は6~8人がけの長テーブルが2卓。長テーブルの付け根の壁際には、端から端までのベンチシートが作りつけられているので、このシートも利用すると、かなり大人数が入ることができる。(今日なんて、入口に近い側の長テーブルは、近所の常連さんらしき男女11人が座っている!)

 我われ3人は、店の奥側の長テーブルに通された。今回もOさんが予約してくれていたのだ。

 まずは各メーカーのものが選べる大びんビール(600円)を、サッポロラガーでもらって乾杯し、つまみには「ほうれん草ごまあへ」(350円)、「にしんさしみ」(600円)、「なすみそいため」(650円)の3品を注文する。

 壁にずらりと並んだ品書きは、すべてを見るのは大変なぐらいの数があり、しかもその値段は、鍋ものや刺身の盛り合わせ以外は、ほぼ3ケタ(千円未満)。ほとんどの品は700円以下なんだから恐れ入る。

 どれを選んでもハズレがないのがいいよねえ。すべてうまい。

 この品書き、定番のものも多いが、季節によって、日によって、どんどん変わるそうなので、たとえものすごい常連さんであっても、全品制覇することはむずかしいんだって。

 飲みものを、前回ボトルキープしたキンミヤ焼酎(2,100円)に切り換えて、お茶やトマトジュースをもらって割る。

 つまみとして、Oさんおすすめの「オムレツ」(650円)、「かつ煮」(カツ丼の頭、700円)、「ナットきつねやき」(300円)を追加注文すると、

「ナットきつねやきは、1人前2個なんです。3個にしましょうか?」

 と聞いてくれる。「超」が付くほど忙しいなかで、この気配りができるのが「丸千葉」なんだよなあ。

 そして最後に、「カキフライ」(600円)と「たらちり」(1,000円)と、鍋への追加具材として、白子をもらったのだった。

 ゆったりと3時間弱の酒場浴。お勘定は3人で9,000円(ひとり3,000円)なり。どうもごちそうさま。

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「丸千葉」 / サッポロラガービールで乾杯 / ほうれん草ごまあへ

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にしんさしみ / なすみそいため / オムレツ

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かつ煮 / キンミヤ焼酎のトマト割り / お茶割り

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ナットきつねやき / カキフライ / たらちり

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たらちり完成 / しらこ皿 / 白子もできあがった

店情報前回

《平成29(2017)年2月2日(木)の記録》

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ここはまさにケ中のケ … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

水割りとポッキー


 ものすごくよくやって来ているのに、このブログへの登場頻度は極端に少ない。

 そんな店の筆頭が、ここ居酒屋「ペルル」である。

 「非日常」と「日常」のことを、「ハレ」と「ケ」と言ったりする。

 何ヶ月かに1度ぐらい、おめかしして出かけていくレストランが「ハレ」の世界だとすると、毎日のように仕事帰りに立ち寄れる大衆酒場は「ケ」の世界。まったくの日常空間である。

 私にとって、ここ「ペルル」はまさに「ケ」中の「ケ」みたいな感じの店なんだろうなあ。あまりに「ケ」すぎて、あえて書くことが思い浮かばないぐらいだ(爆)。

 この店に最初にやってきたのは今から14年前、平成15(2003)年2月のことだった。

 その当時、足しげく通っていた、もつ焼き「鳥芳」のすぐとなりが「ペルル」だったのだ。でも、「鳥芳」に行き始めてから、「ペルル」に行くようになるまで、2年ぐらいかかったなあ。

 今でもそうだけど、初めてのバーに入るときは、その店の常連さんに連れて行ってもらわないと入ることがむずかしい。

 たいていのバーは、外から中の様子をうかがうことができないようになっていて、しかも入口の扉も重厚な造りになっている。一見さんにとっては、すごく敷居が高いのだ。

 そのころの「ペルル」は、赤いレンガの建物で、当時放送されていたTVアニメ「笑ゥせぇるすまん」に登場するBAR「魔の巣」のモデルになった店だった。

 そして店内に入ると、店主の故・古川実(ふるかわ・みのる)さんもまた、「魔の巣」のマスターそっくりだったのだ。(古川さんはダジャレ好き、「魔の巣」のマスターはとても無口というところが大きく異なっていたが……。)

 店は昭和35(1960)年の創業。それぞれ近所ではあるが、2度の移転を経て、3軒めとなる店舗が現在の店である。(BAR「魔の巣」のモデルは2軒めの店。)

 私自身も、いつのころからか連名のキープボトル(ニッカウイスキー)を持つようになり、ここに来るとたいていウイスキーの水割りを飲んでいる。

 ボトルがあれば、いるのは氷代(500円)と、自分が注文したつまみの料金だけ。明朗会計であり、しかも安い。

 今日は、つまみとしてポッキー(400円)を注文したら、2種類たっぷりのポッキーを出してくれた。

 ちょうどウイスキーもなくなったので、久しぶりに新しいボトル(ブラックニッカ・スペシャル、4,500円)を入れる。

 この「ブラックニッカ・スペシャル」。去年(2016年)6月をもって製造を終了したとのこと。残っている在庫分がなくなったら、もう手に入らなくなるらしい。このウイスキー、とても好きだったのに、残念だなあ。

 ゆっくりと2時間半ほどの酒場浴。ボトルも入れて今夜のお勘定は5,400円なり。どうもごちそうさま。

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「ペルル」 / ポッキー / ニューボトル

店情報前回

《平成29(2017)年1月27日(金)の記録》

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おでん以外もおすすめ … おでん「平澤かまぼこ(ひらさわかまぼこ)」(王子)

おでん以外もおすすめ


 JR王子駅北口を西側に出ると、すぐ右側。森下通り商店会の入口近くにあるのが、立ち飲みのおでん屋、「平澤かまぼこ」だ。

 平日の午後1時過ぎにもかかわらず、すでに何人ものお客さんたちが店内で立ち飲んでいる。

 「奥へどうぞ」という、店のおにいさん(パティさん)の声に従って、カウンター中央部の、ちょうどひとり分だけ空いているすき間にすべりこむ。

 すると、ちょうど目の前に大女将・平澤京子(ひらさわ・きょうこ)さんが座ってた。今は午前中から、午後の比較的早い時間帯にだけ、お店に出ているそうだ。

 その代わりに、メーンとなって店を切り盛りしているのが、さっきのパティさんだ。

 パティさんはネパールの出身。4年前にアルバイト店員として、この店を手伝うようになり、その後、ここの正社員として採用された。日本語も達者である。

 そんなパティさんに、地元・北区の「丸眞正宗」の燗酒を徳利(600円)でもらい、つまみには「にこごり」(350円)と「鳥煮込み」(大山地鶏の鳥皮、300円)を注文する。

 すぐに出される燗酒とつまみ。お通し(サービス)の大根の漬物も出してくれた。

 お勘定は品物と引き換えにその場で支払う仕組み。キャッシュ・オン・デリバリーだ。

 「丸眞正宗」は、生酒(300ml瓶、750円)、徳利(2合、600円)、コップ酒(1合、350円)という3タイプから選べる。

 この店の母体は、昭和37(1962)年創業の老舗「平澤蒲鉾店」(北区神谷2-28-15)。築地から仕入れた新鮮な魚で作る練りものが自慢のお店である。

 その平澤蒲鉾店のおでん種で作ったおでんを、お酒とともに提供できるようにと、平成11(1999)年にオープンしたのが、ここ王子駅前の「平澤かまぼこ」なのだ。

 平澤蒲鉾店は今年で創業55年となるが、「平澤かまぼこ」だって、今年で創業18年。王子を代表する酒場の1軒として、広く知られる存在になっている。

 そんな経緯なので、看板メニューはもちろん「おでん」。30種類以上の品を、50円(1種)、100円(9種)、150円(12種)、200円(8種)、250円(2種)という、5つの価格で提供してくれる。全体として安い。

 が、しかし!

 ここの常連さんたちは、おでんよりも、むしろそれ以外の一品料理を注文することも多いのだ。

 私が注文した「にこごり」と「鳥煮込み」もそう。他にも「国産牛の牛すじ」(300円)や「じっくり煮込んだ焼豚」(300円)などが人気が高い。

「うちはおでん屋なんで、煮るのはプロですから」

 何年か前に、牛すじの取材をさせていただいたときに、社長の平澤慶彦(ひらさわ・よしひこ)さんが、そう話してくれたことを思い出す。

 そこへ、女性のひとり客が入ってきて、私と、左どなりの男性との間の、小さなすき間にすっぽりと収まった。

 大女将さんと話しているのを聞くと、どうやら左どなりの男性の奥さまらしい。

「今朝、退院したばかりなのに、家に帰ってこないで、先にここに来ちゃうんだから! もう!」

 と言いながら、ご主人の背中をペチンとぶつ。でも、そんなに怒っているわけではなくて、退院したことがとてもうれしそう。

「いやあ、入院中は酒もたばこもダメだったから、出所(なのか?!)したら真っ先にここに来たかったんだよ」

 ご主人もうれしそうである。しかし、退院されていきなりの立ち飲みはすごいなあ。

 燗酒(2合、600円)をおかわりした頃合いで、大女将がみんなに玉子焼きをサービスしてくれた。

 そして大女将は午後2時半ごろに店を後にされ、パティさんひとりでの切り盛りとなった。夕方の忙しい時間帯になると、また別の人が加わるらしい。

 最後にもう1杯、今度は梅サワー(300円)をもらって、たっぷりと2時間半ちょっとの立ち飲みタイム。その場払いでの支払い総額は2,150円でした。

 どうもごちそうさま! って、今日はおでんをひとつも食べなかったなあ……。

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「平澤かまぼこ」 / 玉子焼き / 梅サワー

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《平成29(2017)年1月30日(月)の記録》

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まぐろ刺身で燗酒二合… 「山田屋(やまだや)」(王子)

まぐろの刺身


 王子を代表する大衆酒場「山田屋」にやってきた。

 平日お昼どきの店内は、昼の定食を食べるお客さんたちで大にぎわい。

 近くの会社に勤めている人たちが多いのか、若い女性ばかりのグループもいたりして、なんだか違う店に来たような印象すら受ける。

 でも大丈夫。入口に近い長テーブルには、昼から飲んでるお客さんも何人もいる。

 私もその長テーブルの一角に腰をおろし、すぐに注文を取りに来てくれた店主(だと思う)に、燗酒の大徳利(440円)と、まぐろの刺身(310円)、そして名物・半熟玉子(250円)を注文する。

 あっという間に燗酒(銘柄は秋田の「八重壽」)が出され、追いかけるように「まぐろの刺身」もやってきた。小ぶりのトロが2切れと、同じく小ぶりの赤みが3切れ。量は少ないがモノはいい。これが310円なんだから、うれしいではありませんか。ひとりで飲むには、このくらいの量がちょうどいい。

 「半熟玉子」もきましたよ。小鉢に少量の麺(そば)と麺つゆを入れ、刻みネギをトッピング。ゆで冷ました半熟卵を添えたらできあがり。

 半熟卵を箸で切り分け、全体をグリグリっとかき混ぜていただくのがいい。

 そばに絡まる麺つゆの旨みに、半熟卵のコクも加わって、いいつまみになるのだ。

 残った麺つゆに、別に注文した納豆(120円)を投入していただくのもまたうまい。

 ここ「山田屋」の営業時間は、朝の8時から昼1時まで(08:00~13:00)の5時間と、夕方4時から夜9時まで(16:00~21:00)の5時間という二つの時間帯に分かれていて、合計10時間。日曜・祝日が定休日である。

 赤羽の「まるます家」、「いこい」、「丸健水産」や、同じ王子の「平澤かまぼこ」などを筆頭に、ここ北区には朝から飲める酒場が多いのだ。

 昼の定食は、たとえばハムカツ定食(500円)や鶏の唐揚げ定食(520円)、メンチカツ定食(590円)、あじフライ定食(640円)、さば味噌煮定食(690円)、まぐろと冷や奴(または湯豆腐)定食(720円)、刺身定食(850円)、とんかつ定食(900円)などなど。御弁当(850円)というメニューもある。

 ただでさえ安いのに、『ライス大盛50円増し、半ライス50円引き』というオプションもあるので、女性陣の多くは「半ライス」で注文している。あじフライ定食の半ライス(都合590円)に引かれるなあ。

 12時45分を回ったごろから、店内のお客さんたちが次々にお勘定をして店を出始める。ちょうど昼休みが終わるころなんだろう。

 私も1時前に席を立つ。お勘定はちょうど1,000円。

 「ごちそうさま」と店を出ると、外はものすごく明るい!

 まっ昼間のふんわりとした「ほろ酔い」加減が心地いいね。

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「山田屋」 / 燗酒(大徳利) / 半熟玉子

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《平成29(2017)年1月30日(月)の記録》

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そのまま食べられます … おでん「丸健水産(まるけんすいさん)」(赤羽)

発泡酒&おでん


 赤羽は「丸健水産」にやってきた。

 土曜日などはものすごい行列ができていて、つい諦めてしまうのだが、平日の昼間はゆったりとしている。

 それでもすでに4~5人が立ち飲んでいるということが、逆に驚くべきことかもしれない。

 さすがは「丸健水産」、さすがは赤羽だなあ。

 注文待ちの行列は2人ほど。

 おでん鍋に向かって右側から、左方向に向かって並び、おでんとお酒を注文し、お勘定を済ませたら、お店の人が指定する席に移るというのが、この店のルール。

 私は、つみれ、スタミナ揚げ、はんぺんを注文して、飲みものには発泡酒「キリン淡麗」(250円)をもらう。これで合計830円だ。

 はんぺんは注文を受けてから、おでん鍋に入れて煮るので、できあがるのに5分ほどかかる。先にそれ以外の2品を出してくれた。

 まずはあったかいおでんのツユをひとすすり。

 っくぅ~っ。すきっ腹にジュワァ~ンと染みこんでいく。

 キューッといただく発泡酒がよく効く。ここに来たら、本当は北区のお酒、「丸眞正宗」のカップ酒、「マルカップ」(300円)がいいんだけれど、すきっ腹にいきなりマルカップじゃ、効きめが強烈すぎる感じがして発泡酒にしたのでした。

 続いて、つみれをひと口。そしてスタミナ揚げ。

 「丸健水産」のおでん種は自家製なので、というか、もともとがおでん種屋さんだったのが、その店頭でおでんも売って、立ち飲みできるようになったので、おでんの種そのものがおいしい。

 そういえば、安くて美味しいおでんを提供してくれる店としてパッと思いつくのは、ここ「丸健水産」の他に、王子の「平澤かまぼこ」、立石の「おでん丸忠」(「二毛作」)など、自前でおでん種を作っている店々だ。

 名物の「はんぺん」もできあがった。

 店内の厨房では、新たなおでん種がどんどん作られている。

 揚げもの用の大きな鍋に、おでん種の素(=ねりものなど)が投入されるたびに、ジャァァァァ~ッ! という、ど派手な音が店内に響き渡る。

 その音がだんだん小さくなっていって、しばらくするとおでん種が完成する。

「シューマイ、揚げ上がりましたよー。そのまま食べられますよーっ!」

 揚げものを担当している女性から、そう声がかかる。

「ひとつちょうだい!」

 となりで立ち飲んでいるおじさんが手をあげた。

「はい、どうぞ。150円です」

 揚げあがったシューマイを1個、新しいお皿に載せて出してくれる。汁は入れない。シューマイだけだ。

「できたてなので、こっちから先に食べてね」

 そう言われて、おじさんは食べていたおでんを、ひとまず横に押しやって、できたて熱々の揚げシューマイにかぶりつく。

 なるほどなあ。「丸健水産」には、こんな楽しみ方もあったんだ。はじめて知った。

 30分ほど立ち飲んで、「ごちそうさん」と店をあとにした。

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「丸健水産」 / はんぺんも出てきた / スタミナ揚げの中身

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《平成29(2017)年1月30日(月)の記録》

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京急もつ煮ライン (3/3) … やきとり「鳥佳(とりよし)」(上大岡)

牛もつ煮込み


 『京急もつ煮ライン』の最後の1軒。本日の3軒めは、横浜を代表するもつ焼き店、「鳥佳」だ。

 横浜方面で「もつ」の話をするときに、この店は絶対に外せない。

 創業は1972(昭和47)年。現在の店主(2代目)・八木達雄さんのお母さんが、お持ち帰り専用の焼き鳥屋を始めたのだ。その翌年には、店内で立ち飲みできるようになった。

 76年から達雄さんも手伝うようになり、以降20年間、母子での営業が続いた。96年にお母さんが引退し、達雄さんが2代目店主となった。

 2002(平成14)年に現在の場所に移転し、今は達雄さんの息子で3代目となる陽道さんも、店を手伝っている。

 私自身も、横浜に単身赴任しているときは、この近くに住んでいたのだが、そのころからすでに大人気店。03年に、となりの店舗を吸収してテーブル席を増設、08年には裏手の住宅を改装して「はなれ」も増設。

 その後、08年に2号店(一火@上大岡)、10年に3号店(大洋@金沢文庫)、13年に4号店(鳥火@上大岡)と支店も増えていっているのである。

 そんな「鳥佳」に、久しぶりに入って、びっくりした!

 土曜日ということもあってか、なんと店内の客のほとんどが若い女性。私のとなりの席に座っている女性なんて、おしゃれなグラスでシャンパンを飲んでいる。

 店全体がそんな状況なので、同行の滝沢カレンさんは、なんの違和感もなく、すぐに溶け込めているが、おじさんである私は、すっかり浮いている(爆)。

 もつ焼き屋に入って、こんなにも浮いてしまうのは初めての経験かもしれない。すごいねえ!

 でも、「いらっしゃい」と静かに迎えてくれる店主の笑顔は、以前とちっとも変わっておらず、ホッと安心した。

 その店主が焼いてくれる「やきとり(=もつ焼き)」が最高にうまいのだが、今日の収録の主旨は煮込み。さっそく「牛もつ煮込み」(540円)を注文する。

『昔、上大岡に「煮込みの達人」と呼ばれる方の屋台がありました。「鳥佳」の煮込みは、その方のレシピなんです。達人が屋台をたたむときに先代がレシピを譲り受け、以来約40年作り続けている伝統の味です』

 メニューにはそう書かれている。番組でもお伝えしたとおり、このレシピは“一子相伝”で、2代目・達雄さん、3代目・陽道さんしか知らないんだそうな。

 「醤油ベースのこの店の煮込みに合う日本酒を」とお願いしたら、広島の「竹鶴(純米)」(756円)を出してくれた。

「美味し~い。甘酒をイメージしてるのか知らないですけど、すごくクッとくる! と思いきや全くこないんですね。甘くて、お米っぽい味を引き出してくれているので濃厚です」

 という滝沢さんらしいコメントに、まわりの若い女性たちも大受けだ。

 広島のお酒らしく、スゥ~ッと飲みやすく、それでいて米の風味がキリッと引き立つ日本酒である。たしかにこの煮込みに合うね!

 滝沢さんは、この飲みやすさを「甘さ」や「クッとこない感覚」としてとらえ、米のキリッとした風味を「お米っぽい味」と表現されているんですね。

 VTRの中で、となりの女性たちがしていたように、煮込みの汁にバゲット(フランスパン、1枚54円)を浸して食べるのも人気なのだそうだ。

 さらにこの店には、牛もつ煮込みをごはんの上にかけた「煮込み丼」(864円)もあるという。(ちなみに親子丼、焼鳥丼、月見つくね丼も同額である。)

 そして男性常連客に人気なのが、その煮込み丼に、さらに「赤玉」(162円)と呼ばれる生卵をかけた裏メニュー、「プレミアム煮込み丼」(1,026円)だということで、収録のときはそれをいただいた。



 今回の一連の収録を通して感心したのは、滝沢さんがきちんと食べてコメントされるということ。

 お酒こそチビチビという感じだったけれど、料理のほうは最後のプレミアム煮込み丼まで、しっかりと食べてのコメントだった。

 横で見ていて、とっても気持ちのいい食べっぷり。「ここの煮込みが美味しいよ」と紹介した立場として、本当にうれしかった。

 ありがとう! カレンさん。

 このときの「有吉ジャポン」は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で見ることができます。→ 『有吉ジャポン #174 2月3日(金)放送分』(2017年2月10日(金) 24:19 配信終了)

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《平成29(2017)年1月21日(土)の記録》

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京急もつ煮ライン (2/3) … 「豚の味珍(ぶたのまいちん)」(横浜)

牛もつ煮込み


 『京急もつ煮ライン』の2軒目は横浜駅西口・狸小路たぬきこうじの中にある豚料理の老舗、「豚の味珍まいちんだ。

 終戦後、横浜駅西の川沿いで屋台として創業した「味珍」は、昭和31(1956)年に現在の場所での営業を開始した。

 現在は、本店1階、本店2階、新店1階、新店2階という、向かい合う2軒4店舗で営業しているのだが、取材のときはたいてい新店2階。ここが一番広いのだ。

 本店も新店も、2階へと上り下りする階段はとても急傾斜。酔った帰りの下り階段は、転げ落ちないように気をつけないとね。

ヤカン(焼酎) 「味珍」の飲みものと言えば、なんといってもヤカンである。

 ヤカンというのは焼酎(特撰宝焼酎「マイルド」25度、400円)のことなんだけど、背の高い独特な形状をした銀色のヤカンから注がれるので、ヤカンと呼ばれているのだ。

 ツツゥ~ッと高い位置から注いでくれるのがいいね。

 カウンター上に置かれた「梅割りの素」をチビッと入れて、梅割りにして飲むのが基本形。

 それでも番組中で滝沢カレンさんが「ゴホッ、ゴホッ」とむせてたように、25度の焼酎はかなりきつい。

 合わせる料理は「味珍」ならではの豚料理。

 豚の頭、舌、足、耳、胃、尾という6種類が選べ、それぞれ1人前が720円。今回は一番人気の尻尾を注文した。

 豚料理を注文したら、それ出てくるのを待つ間に、カウンター上に置かれた練りガラシ、お酢、お好みでラー油、醤油などを小皿に入れてかき混ぜて、つけダレを用意するのが「味珍」の流儀。

 今日はTVの取材だったので、新店2階の店長・簗瀬敏(やなせ・さとし)さんが、おすすめの分量でつけダレを作ってくれた。

 そしていよいよ本日の収録の主役、牛もつ煮込み(590円)をもらう。

『豚料理が看板の「味珍」に牛もつ煮込みなんてあったっけ?』

 という方もいらっしゃるでしょうが、実は牛もつ煮込みは10月から5月ごろまでしかない、季節限定メニューなのである。しかも、常連さんたちからの人気は高い。

 牛のシロ、ミノ、スジ、カシラと、使われている部位が多いうえに、大根、里芋、人参、コンニャク、ネギなどの野菜類や豆腐も入っているので、味わいの幅が広く、奥行きも深い(コクがある)のだ。

 この煮込み、煮込んで1日、寝かせて1日の、合計2日かけて作られる。

 具材が多いうえに、1日、じっくりと寝かせるので、暑い時季には提供することを控えているんですって。

 番組中で滝沢さんもやってたように、この煮込みの汁に、豚の尻尾や豚足などを浸していただくのもまたうまい。

 尻尾や豚足などの豚料理は、脂が溶け出すのを防ぐために、店内では常温で供されている。(開店直後は、ほんわりと余熱が残っていて、とてもうまいのだ!)

 これを煮込みの汁につけて温めることで、脂がとろりとやわらかくなるのでした。

 逆に、牛もつ煮込みに入っている「もつ」を、豚料理用の練りガラシ+お酢ベースのつけダレにつけていただくのもいい。

 また、ここの煮込みは、ミソ味ではあるが、野菜も多い「さっぱり系」なので、カウンター上に置かれている「おろしニンニク」を入れるとコクが増す。ラー油の沈殿物をチョコっと入れるのも合うらしいので、ぜひお試しあれ!

 このときの「有吉ジャポン」は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で見ることができます。→ 『有吉ジャポン #174 2月3日(金)放送分』(2017年2月10日(金) 24:19 配信終了)

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「豚の味珍」 / やかん(焼酎)のセット / 豚の尻尾

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《平成29(2017)年1月21日(土)の記録》

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京急もつ煮ライン (1/3) … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)

煮込み


 2月3日(金)の深夜、24:20~24:50に放送されたTV番組、「有吉ジャポン」の、「京急もつ煮ライン」というVTRに出演させていただきました。

 京急電鉄は電気鉄道としては日本で3番目、関東では最初という、明治32(1899)年の開通。

 沿線が京浜工業地帯で、多くの労働者が京急を利用することと、東京食肉市場(品川)と横浜食肉市場(鶴見)があることから、美味しいモツ煮込みが食べられるお店も多い。

 今回は、沿線でオススメの3軒を、JJモデルの滝沢カレンさんと一緒に収録。

 滝沢さんは各店の煮込みの印象や味わいをレポートする役目、私は『もつマニア』という立場で、滝沢さんに各店の煮込みの特徴や楽しみ方を指南する役目です。

 1軒目の「鳥勝」(立会川)に到着したのは、土曜日の夕方5時過ぎ。普段ならぜったに入れない時間帯だけれど、そこはロケだから大丈夫。カウンター席のいちばん奥側に、われわれ二人用の席が確保されていた。

 ロケ隊は午後4時前に到着し、開店前の行列の様子などを撮影したそうだ。

 ちなみに場面と場面との間に、箸で持ちあげたモツのアップが写ったりする、「インサート」と呼ばれる動画は、この前の週に、すでに撮影が終わっている。

 番組スタッフのみなさんは、事前確認等のために、店で煮込みを注文して、インサート動画を撮影するとともに、味も確認したり、店の人たちに話を聞いたりしながら、ロケ用の台本を作ってくれているのだ。

(後日、改めてお店にうかがったところ、この収録のあとにもまた何人かのスタッフの方がいらっしゃって、追加の撮影などをされたとのこと。「全部で5回ぐらい来られたんじゃないかしら」と、おかみさん。TV番組のVTRって、そんなにも時間をかけて、手間をかけて作られているんですねえ!)

 「基本的な流れは台本に書いてありますが、それはそれとして、ご自分の言葉で熱く語っていただいてかまいませんからね」というディレクターさんの言葉に従って、まずはホッピー(360円)をもらって滝沢さんと乾杯すると、すぐに出されるのは「鳥勝」自慢の煮込み(490円)である。

 もつ焼き・もつ煮込みが中心の店で、お通しが出されることはほとんどない。注文するとパッと出てくる煮込みは、お通し代わりの1品としてちょうどいいのだ。

 その煮込みをひと口食べた滝沢さん。「おいしい~っ!」と目が輝いた。

 ここの煮込みは牛シロのみ。これを朝からコトコトと煮込んで、みそで味付けする。

 牛シロにたっぷりと付いたあぶらの旨みと甘みが濃厚なんだけど、しつこくなく、ホッピーとの相性も抜群。

 滝沢さんは、あっという間に煮込みを完食である。

 いやあ、そんなに喜んでもらえると、こっちもすごくうれしいですねえ。

 カウンター席とテーブル席、合わせて31席の店内を切り盛りしているのは田中勝さんご夫婦。

 勝さんは30歳で脱サラし、昭和57(1982)年にこの店を開いた。

 なるべく安く商品を提供するために、アルバイトは雇わず、ずっとお二人でやってきている。

 番組の中でもご紹介したとおり、お二人の1日は長い。朝の5時には店に来て、毎日、品川の東京食肉市場から買いつける「もつ」を洗って、下ゆでする。もつ焼き用の肉も切り分けて、串に刺して準備する。

 夕方の4時半(土曜日は4時ごろ)に開店時刻を迎え、それから夜9時までが営業時間。

 店を閉めたら後片づけをして、2階の自宅でひと眠りしたら、もう翌朝の5時がやってくる。「超」が付くほどの長時間労働なのである。

 ご夫婦の、このご努力があるから、私たちはこんなにも安くて美味しい「もつ料理」をいただくことができるんですね。本当にありがとうございます。

 そして追加注文したのは、もうひとつの名物料理・煮込豆腐(980円)だ。

 一人用の土鍋の底に豆腐を置いて、その上に先ほどの煮込みを、おたまで2~3杯、すくい入れる。それに白菜も追加してコンロで煮込み、春菊を入れて仕上げる。

「この値段で、2~3杯分の煮込みが入ってるし、豆腐や白菜も加わるしで、本当にお得な一品なんですよ」

 となりに座っている常連さんたちも、そんな話を聞かせてくれた。

 唯一の欠点は、ボリュームがありすぎて、ひとりだとこの一品だけでほぼ満腹になってしまうこと。まさに「うれしい悲鳴」という状態になるのである。

 このときの「有吉ジャポン」は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で見ることができます。→ 『有吉ジャポン #174 2月3日(金)放送分』(2017年2月10日(金) 24:19 配信終了)

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やきとり「鳥勝」 / ホッピー / 煮込豆腐

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《平成29(2017)年1月21日(土)の記録》

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放課後の部活のような … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

じゃがー


 このところ、少なくとも週に1回は「すっぴん酒場」にやってきている。

 ……なんてことを自慢げに書いたら、毎日のようにやってくる常連さんたちに大笑いされそうだ。

 この店の常連さんたちは、本当に毎日のようにやってくる。

 いつ来ても、何曜日に来ても、必ず同じ面々がそろっているんだから、すごいよね。

 毎日でも立ち寄れる行きつけの大衆酒場は、「放課後の部活」のようなもんだろうと私は思っている。

 学年が違ったり、同学年でもクラスが違ったりする仲間たちが、放課後になると集まってきて、帰宅までの少しの時間、共通の趣味に没頭する。

 この時間を過ごさないと、1日が終わった感じがしない。完全にルーチン化してしまうのである。

 私のように、週に1回ぐらいしか通わなくても、そこそこルーチン化してくる。

 たとえば注文のパターンがある程度、決まってくる。

「ホッピー(黒のみ、450円)と、レバ、チレ、シロ(各100円)をお願いします」

 私の場合は、ほぼこれだ。

「バーレー、レーチー、ローシー、ってたのまなきゃ(笑)」

 すかさず、常連のS藤さんからのツッコミが入る。

 そのS藤さんは、黒ホッピーをソト1・ナカ3で飲み終えて、4杯めとなる酎ハイ(400円)を注文したところだ。この酎ハイも、このあと2杯ぐらいナカをもらって、全体では6杯ぐらい飲んで帰るのが、S藤さんの日常なのだ。強者つわものである。

「横田ね!」

 奥の常連さんから注文が飛ぶ。

「じゃ、私も横田。あとナカ(2杯め、250円)もお願いします」

 と便乗注文する。『横田』というのは、「じゃがー」(たぶん200円)というメニュー名の、ジャガイモの串焼きのこと。女子プロレスラーの『ジャガー横田』から、常連さんたちが『横田』と呼ぶようになったもののようだ。

 表面にこんがりと焦げ目がついて、なかが熱々でホクホクなのが人気なのだ。

 常連さんたちが、「表面に辛子をぬって食べるとおいしいよ」と教えてくれた。

 さらにナカ(3杯め)をもらって、ハツ、ガツ、ツクネ、コブクロ(各100円)を追加注文したものの、残念ながらコブクロは売り切れ。かわりにカシラ(100円)を焼いてもらう。

 このあたりで、毎日やってくる4人の常連さんたちが、「ごちそうさま。お先にぃ~っ」と言いながら連れ立って店を出ていく。

 ママさんによると、ここでひとしきり飲んでから、4人で一緒に二次会に行くのが、このところの流れになっているんだそうな。

 なるほどなあ。「放課後の部活」をこよなく愛するベテラン同好者たちが、「さらにディープな部活」へと出かけていくわけですね。

 私も4杯めとなるナカをもらって、ハラミナンコツ(100円)と、本日2本めとなるシロ(100円)で締めくくる。

 たっぷりと2時間半の立ち飲み酒場浴。今夜の総支払額は2,400円でした。どうもごちそうさま。

 電車の中で立つのは10分ほどでもしんどいけれど、立ち飲みだと2時間でも3時間でも大丈夫なんだなあ。「立ってる」ということすら、すっかり忘れてしまってる感じ。これは気持ちだけの問題なんだろうか……。

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「すっぴん酒場」 / お通しと黒ホッピー / れば

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ちれ / しろ / じゃがー

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はつ / がつ / つくね

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かしら / しろ / ハラミナンコツ

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《平成29(2017)年1月27日(金)の記録》

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煮込豆腐だけで超満腹 … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)

煮込豆腐とホッピー


 仕事を終えて、立会川の「鳥勝」にやってきたのは午後6時20分。店の入口前には男性がひとり立っている。

 「満席なんですか?」と声をかけてみると、

 「そうなんですよ。店内で2人待ってて、私が3人め。私も二人連れなんで、もし1席だけ空いたら、先に入ってくださいね」とのこと。

 この時間帯(午後6時から6時半ぐらい)が、午後4時半の開店と同時に店内に入ったお客さんたちの入れ替え時間になっているんだそうで、少し待っていればすぐに空席ができるんだそうな。

 まったくそのとおりで、すぐに二人連れのお客さんが出てきて、店内で待っていた二人がその席へ。私の前で待っていたお客さんが店内へと入り、店の外で待ってるのは私ひとりになった。

 すると、すぐにまた入口引き戸が空いて、私の前にいたお客さんから、「カウンターが1席空いたから、先に入ってください」と声がかかる。

 けっきょく、10分も待たずに店内へと入ることができた。

 今日、注文するものは決めている。前に来たときに、気になって仕方がなかった「煮込豆腐」(980円)だ。

 この店の名物「煮込(牛)」(490円)の倍もするので、「高っ!」と思ってしまったのだが、となりに座っていた常連さんが、「煮込豆腐には、3倍分ぐらいの煮込みが入る上に、豆腐や白菜などもたっぷりと入るから、実はお得なんだよ」と教えてくれたのだった。

 その後、近くに座っていた人が注文した煮込豆腐を見ると、ひとり用の土鍋にたっぷり。

 でも、そのボリュームがすご過ぎるので、その時点(=すでに煮込みや串焼きをいただいていた)で追加注文したのでは絶対に食べきれない。『今度来たときに、まず真っ先に煮込豆腐を注文しよう』と心に決めたのだった。

 そんなわけで、今日の注文は「白ホッピー(360円)と煮込豆腐をお願いします」というシンプルなもの。

 すぐに出されるシロホッピーをチビチビとやりながら、煮込豆腐ができる様子を見学する。

 ひとり用の土鍋の底に、直方体の豆腐が置かれる。よく見るとこの豆腐、ひと口大に切り分けられているのだが、崩れることなく一体となって置かれている。

 そこにカウンター内に置かれている煮込みの鍋から、おたまで3杯ぐらい、煮込みがつがれる。そして、この状態で、入口側の調理場にいる店主に土鍋がパスされる。

 ここから先は、カウンター席からはよく見えないんだけれど、その土鍋の中にたっぷりの白菜が投入され、火にかけられたようだ。

 クツクツ、クツクツと煮ることしばし。最後に春菊を入れたらできあがり。

 「お待たせしました。熱いですから気をつけてくださいね」と目の前にやってきた。

 おぉ~っ、スープ(煮汁)もたっぷりになっている。白菜から水分が出たんだな。

 一緒に出してくれる小鉢に、レンゲで取り分けながらハフハフといただく。

 いやぁ、煮込みそのものもうまいんだけれど、煮込豆腐はまた別もんだなあ。

 これはもう牛もつ煮込みをベースにした「小さな鍋もの」だね。ごはんがあれば、完全な食事メニューにもなりそうだ。

 前に来たときにもとなりに座っていた、N原さん、F田さんは、今日もやっぱりとなりにいて、「また一緒になったから」とキープしているダイヤ焼酎の一升瓶(2,000円だって!)から、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり)をごちそうしてくれた。

 N原さんとF田さんは、それぞれご近所に住んでいるひとり客同士。毎日のようにやってくるから、いつも店内で一緒になるんだそうな。

 「この一升瓶が、4日ぐらいで空くんだよ」とのこと。2週間で3本ぐらいのペースである。すごいなあ。

 そして目の前の煮込豆腐を見ながら、「20代なら、ひとりでいけるだろうけど、いま食べろと言われるときついなあ。美味しいんだけど、量が多いからなあ」。

 おっしゃるとおり。とっても美味しいんだけど、食べても食べても減った気がしない。

 なんとか汁まで完食して、この1品だけで、じっくり2時間の酒場浴。ホッピーはソト1・ナカ3なんだけど、ナカはN原さんとF田さんにいただいたので、お勘定は1,340円でした。

 どうもごちそうさま。うぅ~っ、超満腹じゃ!

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やきとり「鳥勝」 / 煮込豆腐 / 小鉢に取っていただく

店情報前回

《平成29(2017)年1月23日(月)の記録》

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最後は野方で締め括る … やきとん「第三秋元屋(だいさんあきもとや)」(野方)

上しろ


 野毛のげで飲み、銀座で飲んで、次にやってきたのは西武新宿線きっての呑兵衛タウン・野方のがたである。

 現在の時刻は午後4時過ぎ。ついさっき「秋元屋」が開店したところである。

 その「秋元屋」はというと、開店と同時に満席。ひとり客でも入れそうにないほど大盛況だ。

 ここは無理せず、近くの直営店、「第三秋元屋」へと回ると、こちらは大丈夫だった。

 さっそくそのカウンター席の一角に腰をおろし、このところお気に入りの「コーヒー焼酎豆乳割り」(400円)をもらい、つまみにはチーズ(300円)を注文する。

 前回、コーヒー焼酎豆乳割りとベーコンチーズ串(300円)がよく合ったので、今回もチーズにしてみた次第。

 待つことしばし。出てきたチーズは、お皿の上にクラッカー+スライスチーズが4枚。

 これをチビチビとかじりながら、コーヒー焼酎豆乳割りをいただく。

 なるほど。コーヒー焼酎豆乳割りをメーン(つまみはサブ)とするには、チーズがいいかもね。ボリューム的な満足感も欲しいときはベーコンチーズ串のほうが良さそうだ。

 開店直後の焼きものが一段落し、焼き台に空きができたところで「上しろ」(120円)を、タレで2本、焼いてもらう。

 上シロというのは、豚の「直腸」のこと。テッポウとか、トロなどと呼ぶ店も多い。

 普通のシロ(腸)よりも厚みがあるのが特徴なんだけど、トロと呼ぶ店があることからもわかるように、表面だけカリッと焼いて、内部はふんわりと軟らかい仕上がりで出してくれる店が多いのだ。

 冒頭でも書いたとおり、今日は野毛→銀座→野方のハシゴ酒。

 店でいうと「第一亭」→「ロックフィッシュ」→「第三秋元屋」と回った。

『「ロックフィッシュ」の代わりに、中野の「第二力酒蔵」に行ってたら、「第一…」→「第二…」→「第三…」のハシゴ酒になって面白かったかもなあ』

 なんてことを思いつつ、コーヒー焼酎豆乳割りを飲み干した。

 さっくりと1時間ほどの酒場浴。今日のお勘定は1,040円でした。どうもごちそうさま。

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「第三秋元屋」 / コーヒー焼酎豆乳割り / チーズ

店情報前回

《平成29(2017)年1月22日(日)の記録》

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神戸から進出して15年 … バー「ロックフィッシュ(ROCK FISH)」(銀座)

銀座ハイボール


 「第一亭」を出て、京急・日ノ出町駅から電車に乗り込むと、35分ほどで、もう新橋である。(横浜駅で快速特急に乗り換えた。)

 かつて、「野毛ハイボール」店主のハルさんが、「銀座とハマで飲んでます。」というブログを書かれていたことをご紹介したが、銀座とハマは意外と近いのである。

 横浜から東京へと向かうには、この京急線のほか、東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線、東急東横線など、多くの路線がある。

 しかしながら、呑兵衛に人気が高いのは、なんといっても京急線だ。京急線単体というよりは、京急本線~都営浅草線~京成押上線というつながりがいいのだ。

 なにしろこのつながりの中に、横須賀中央、汐入(どぶ板通り)、上大岡、黄金町(横浜橋)、日ノ出町(野毛)、横浜、川崎、蒲田、立会川、新橋(銀座)、日本橋(八重洲)、浅草橋、浅草、そして立石と、呑兵衛垂涎の酒場街がずらりとそろっている。

 ただし、つながっている路線が長いだけに、飲んだあとに乗るときは気をつけないと、西は三崎口から、東は印旛日本医大あたりまで、思ってもいなかったほど遠くまで運ばれてしまうのである。

 さて新橋。この駅で降り立つと、その海側がもう銀座南端の銀座8丁目だ。ここから北に向かって、銀座7丁目、銀座6丁目、……と続き、有楽町駅の海側にある銀座1丁目に至るのだ。

 今ではもう日本を代表する一大繁華街としてのイメージしかないが、実は銀座も東京下町なのである。

 そして新橋駅から歩くこと7~8分(400m弱)、銀座7丁目は第26ポールスタービルの2階にあるのが、平成14(2002)年に、神戸からこの地に進出してきたバー「ロックフィッシュ」だ。

 土日の営業は午後2時から、夕方5時半までの3時間半。野毛の「ホッピー仙人」(午後7時から10時までの3時間営業)並みの短期集中である。

 今日は店主・間口さんは出張中とのことで、スタッフの増谷さんが、ていねいにハイボール(1,080円)を作ってくれた。

 っくぅ~っ。やっぱりここのハイボールはうまいのぉ。

 カウンターの上に置かれた落花生や、せんべいをつまみながら30分ほどの立ち飲みタイム。

 お勘定は1,080円なり。どうもごちそうさま!

店情報前回

《平成29(2017)年1月22日(日)の記録》

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