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手羽先で偲ぶブラジル … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

手羽先


 今夜初めていただいたのは手羽先(200円)。

「これって、いつもありましたっけ?」と聞いてみると、

「ときどきしか置いてないんですよ」とマスター。

 これもまたいいねえ。

 ブラジルに単身赴任していたときに、よく手羽先を食べに行った、「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」を思い出す。

 ガレート(ガレットとも言う。要は「レ」の音にアクセントがあるということ)というのは、若鶏の炭火焼きのこと。ブラジルでは街のあちこちで見かけるし、通り沿いにガレート専門の屋台も出ているぐらい、ポピュラーな料理なのだ。

 その中の1軒が「ガレート・ペキン」だった。

 入口がない、開けっぴろげな造りで、いつも地元客でにぎわっている。しかもほとんどの客が、ビールやウイスキーを飲んでいる。

 いかにも楽しそうなこの様子に、辛抱たまらず、ブラジル赴任の2週間後には、ひとりでこの店に飛び込んだのだった。(→その時のブラジル・ブログ

 それからはもう、毎週のように「ガレート・ペキン」に通い詰めた。

 残念ながらこの店は朝9時から、夕方4時までしか営業していないので、行くのはいつも、会社が休みの土曜日か日曜日の昼間。

 看板メニューのガレート(若鶏炭火焼き)ももちろん食べたんだけれど、いちばんの好物は手羽先(Asa)だった。

 この手羽先、1本が1レアル(約36円)。ほとんどの場合は、手羽先を8本もらって、大びんビール(8レアル、約288円)を1本飲む。これで合計16レアル(約576円)の昼食となる。

 お通しのバタタフリッタ(ポテトフライ)や、肉料理につきもののファロッファ(キャッサバ芋の粉)&ヴィナグレッチ(刻んだトマト、タマネギなど酢漬け)は無料で付いてくるので、けっこう満腹になったものだ。

 昼間から、もっと飲みたい気分のときはカシャーサ(ブラジル産サトウキビ焼酎)1杯が2レアル(約72円)。ブラジルレモン(≒ライム)は無料で付いてくるので、これを搾り入れれば、簡易カイピリーニャができあがる。これがうまかったなあ。

 土曜日の昼間に、「宇ち多゛」で焼酎の梅割りを飲むのと同じぐらいの楽しさを感じたものだった。

 「すっぴん酒場」の手羽先をいただきながら、そんな思い出がよみがえってきた。

 さて今日は、週初めの月曜日から「すっぴん酒場」にやってきた。

 でも店内の常連さんは、いつもと変わらない。みなさん、本当に毎日来てるんだなあ。

 ここ「すっぴん酒場」は、基本的に月半ばの日曜日だけが定休日。つまり日曜日が4回ある月ならば、第2、第3日曜日が定休日で、第1、第4日曜日は開いている。

 今月(2月)がまさにそのパターン(日曜日が4回)。だから昨日(月末の日曜日)も営業日だった。

 それゆえか、今日の短冊メニューは赤字(売り切れ)が多くて、いつも注文するシロとチレも、残念ながら売り切れている。

 でもレバ(100円)はあるので、まずはホッピー(黒のみ、450円)とレバを2本注文すると、今日のお通し(100円)はポテトサラダである。

 そのレバ2本で、1杯めのホッピーを飲み終えるタイミングで、ちょうど入ってこられた常連のKさんが、ピーマン肉詰め(200円)を注文したので、私もそれを便乗注文。

 そのKさん、今日が給料日なんだそうで、1万円札をビシッと両替して、みんなに袋菓子(どれも100円)をご馳走してくれた。ありがとうございます。

 最後に手羽先をいただいて、2時間弱の立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4で、支払い総額は2千円なり。どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / お通しのポテトサラダ

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れば / ピーマン肉詰め / 袋菓子はどれでも100円

店情報前回

《平成29(2017)年2月27日(月)の記録》

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