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2017年4月

ホッピーとハムキャ別 … 大衆立呑酒場「富士屋本店(ふじやほんてん)」(渋谷)

ホッピーとハムキャ別


 渋谷駅のすぐ近くにあるビルの地下1階。大衆立呑酒場「富士屋本店」にやってきた。

 ここに来るのは、ほぼ1年ぶり。外は雨だけど、今日もにぎわってるなあ。

 入って左手の、テレビ前(といってもテレビの位置は背後)あたりが空いていたので、そこに立つと、速攻で注文を取りに来てくれる。

「ホッピーとハムキャベツをお願いします」

 迷うことなくそう注文した。階段を下りながら、最初に注文する品は決めていたのだ。

「ホッピーは白? 黒?」

「白で」

「はいよっ」

 これで一連の注文を終了する。

 すぐに「宝焼酎360ml瓶」(600円)と「ホッピー(ソト)」(200円)が出され、追いかけるように、この店の名物「ハムキャ別」(350円)もやってきた。

 氷は途中で追加してくれるので、この焼酎1本とソト1本で、ソト1・ナカ4ぐらい、いけることになる。そうすると、1杯あたり200円という素晴らしいコストパフォーマンスになのである。

 そしてハムキャベツ。メニュー表記がなぜ「ハムキャ別」と、「別」だけ漢字表記になっているのかはわからないが、たっぷりの千切りキャベツの上にマヨネーズをかけ、その上に薄くスライスしたハムをのせた料理である。

 ハムを1枚ずつ取って、マヨネーズごとキャベツを巻いて、口いっぱいに食べるのがうまいんだ!

 そこへ、酒友・ここちきさんも到着した。

 グラスと氷をもらって、ホッピーをシェアし、つまみには「ポテトサラダ」(300円)と「小あじの唐揚」(300円)を追加する。

 「ホッピー(ソト)」ももう1本追加して、キャッシュ・オン・デリバリーでの総支払額は、二人で1,950円(ひとり当たり975円)なり。

 どうもごちそうさま。

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ハムキャ別 / ポテトサラダ / 小あじの唐揚

店情報前回

《平成29(2017)年4月17日(月)の記録》

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1週間の研修を終えて … やきとん「すっぴん酒場」(野方)ほか

がつ刺


 川崎での1週間の研修を終えて、「すっぴん酒場」の「がつ刺」(400円)をつまみに黒ホッピー(450円)である。

 この1週間研修では、毎日、夜8時過ぎまで研修がある上に、最終日(金曜日)の午後には筆記試験もあって合否が判定される。

 しかもいかなる理由でも遅刻は許されない(=定められた研修時間をもれなくクリアすることが筆記試験を受ける条件となる)ので、交通の影響を受けぬよう、日曜日の夜から、連続5日間、研修所近くのホテルに泊まり込んで研修に臨んだ。


【0日め:日曜】(研修前夜)

レバニラ炒め定食

 川崎のホテルにチェックインして、荷物を置いたあと、夕食をとりに出かけたのは、川崎駅近くの中華食堂「海月」である。

 この店名は「くらげ」と読むのかなあ。

 事前にねらっていたというお店ではなくて、店頭に出ていた500円の日替り定食が「レバニラ炒め定食」だったことに引かれて入ったもの。

 久しぶりに「丸大ホール」あたりで、一杯飲みながらの夕食としたところだが、なにしろ明日から厳しい研修なので、今夜からお酒は抜きにした。

 「海月」の店内はカウンター9席のみ。中国人らしき男女二人で切り盛りしていて、ごはんは大盛り無料、おかわり自由!

 出てきたレバニラ炒めもボリュームたっぷりだ。

 力をつけて、明日からがんばろう。


【1日め:月曜】

朝そば

 宿泊先のホテルは食堂やレストランは付いておらず、素泊まり。

 すぐ近くに、チェーンのそば屋「ゆで太郎」があったので、今日の朝食は「朝そば」(330円)にした。

 「朝そば」は、そばの温・冷が選べ、トッピングは「かきあげ」or「わかめ」に、「玉子(生・ゆで・温玉)」or「おろし」が選べる。暖かいそばで、かきあげ+生卵を選択した。

 ラッキーなことに、ちょうど「春の無料クーポン券」を配っている時期だった。

 昼食は研修所で一括して取ってくれるお弁当。昼休みが短いので、このあと最終日まで、昼休みも含めて、研修中に研修所から外に出ることはなかった。

牛肉ごはん&かけうどん(小)

 初日の研修は午後8時前に終わり、夕食は研修所の近くの「はなまるうどん」で、「かけうどん(小)」(180円)+「牛肉ごはん」(380円)。宿題も多いので、パッと食べて、サッとホテルに戻る。長い1日になるなあ。


【2日め:火曜】

ソーセージエッグ定食

 ホテルから研修所までが、すごく近くて、しかもほぼ1日中座っているので、運動不足を防止するために、朝食、夕食は少し離れたところまで歩いて行って食べることにした。

 そんなわけで2日目の朝食は、「松屋」の「ソーセージエッグ定食」(400円)である。選べる小鉢は「プレミアムミニ牛皿」を選択した。

野菜たっぷり皿うどん

 午後8時過ぎに研修を終えて、ちょっと遅めの夕食は「リンガーハット」の「野菜たっぷり皿うどん」(780円)。野菜をたっぷりとって、ヘルシーにいこうと思っていたら、出てきた皿うどんは、超デカ盛り!

 ふだん自宅で食べてる皿うどんの、軽く倍以上もある。なんとか完食し、「超」満腹になって宿に戻った。


【3日め:水曜】

朝そば

 5日間の研修も折り返しの3日め。朝食は、「箱根そば」の「朝そば」(310円)。ミニかき揚げ天ぷらに、わかめ、生卵、そして刻みネギがトッピングされる。

 「ゆで太郎」と同様に、ここでもトッピングなどが無料になる「無料クーポン券」を配付中だった。4月から新たにこの近くで働き始めたりした人たちに、なんとか常連さんになってほしいんだろうな。

ニラレバ炒め定食

 3日間、ずっと研修室に缶詰めの状態なので、けっこう疲れがたまってきた。

 そんな3日めの夕食は熱烈中華食堂「日高屋」の「ニラレバ炒め定食」(650円)。このところデカ盛り系が多かったので、普通の量の定食にひと安心だ。

 横浜・杉田に単身赴任しているとき、休肝日にはよく「日高屋」の「ニラレバ炒め定食」を食べたものだった。(休肝日以外の日は、今はなき「はまや食堂」に行くことが多かった。)

 う~む。酒は飲まずとも、レバーはうまいのぉっ!


【4日め:木曜】

まぜのっけごはん朝食

 5日間の研修も、今日で4日め。いよいよ胸突き八丁にさしかかった。

 改めて気合を注入するために、今朝はマイ・フェイバリット、「すき家」の「まぜのっけごはん朝食」(320円)にした。

 さあ、残すところ今日と明日の2日間だ!

麻婆豆腐定食

 明日の筆記試験に向けて、復習の時間をとりたい今夜は、初日の夜にも行った、研修所からもホテルからも近い中華食堂「海月」で、今日の500円定食である「麻婆豆腐定食」をいただいた。

 豆腐が丸ごと1丁入っていて、これまたボリュームたっぷり。

 麻婆豆腐は、しびれるような「麻(マー)」の味と、ピリリと辛い「辣(ラー)」の味が決め手なんだけど、ここのは舌がビリビリするほど「麻」が強い本格派。これは、ごはんが進むのぉ!

 今夜もがっつりと満腹になってホテルに戻った。


【5日め:金曜】

朝そば

 研修最終日の朝食は、ホテルから近い「ゆで太郎」での「朝そば」(330円)にした。

 今日も温かいそばに、かき揚げ天ぷら+生卵を選び、さらに前回来たときにもらった無料クーポン券で、「わかめ」も追加した。朝から豪勢な気分である。

 そして今日もまた無料クーポンが付いてきた。

 さあ、最終日もがんばろう!


 というわけで、なんとか5日間のハードな研修を終えた。

 当初の予定では、立会川の「鳥勝」か、少なくとも川崎駅近くの「丸大ホール」では飲んで帰ろうと思ってたんだけど、もうエネルギーが残っていない。

 “ほうほうのてい”で、なんとか自宅まで戻って荷物を置いて、一息ついてから「すっぴん酒場」へと向かったのだった。

 黒ホッピーをソト1・ナカ3に、がつ刺、煮込み(400円)、いつものレバ・シロ・チレ(各100円)などをいただいて、お勘定は2,150円。

 さらに都立家政の「竹よし」にハシゴして、赤星(サッポロラガー)中ビン(500円)に、「わかさぎから揚」(600円)をもらって、日曜日の夜から、木曜日の夜まで、5日間続いた断酒に終止符を打ったのでした。

 あぁ~、酒が美味いっ!

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピーとお通し / 煮込み

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れば / ちれ / しろ

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「竹よし」 / サッポロ赤星 / わかさぎから揚げ

・「すっぴん酒場」の店情報前回) / 「竹よし」の店情報前回

《平成29(2017)年4月14日(金)の記録》

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宮城のホヤに宮城の酒 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

ホヤ刺身とホヤ水


 「竹よし」の冷蔵ショーケースにホヤが並んでいる。

 丸ごと1個が600円。これを酢の物ではなくて、刺身でいただくのが「竹よし」の定番である。

 さっそくそのホヤを注文すると、店を手伝っているリエさんから、「それじゃ、お酒はやっぱり『浦霞うらかすみ』ですか?」と声がかかる。

 そうだった、そうだった。

 前にホヤをいただいたときに、リエさんから、宮城産のホヤにぴしゃりと合うのが、同じ宮城の「浦霞」であることをうかがったのでした。

 郷土の料理には同郷の酒。これが一番おいしい組み合わせである。

 さっそくその「浦霞」(1合500円)を冷酒でもらって、ちびりちびりとりながら、ホヤの出を待つ。

 海底の岩などに固着しているホヤは、「海のパイナップル」とも呼ばれるような外観をしていて、まるで植物のように見える。しかしその実体は、プランクトンなどを餌にして生きている動物なんだそうな。

 ホヤの特徴は、その独特のにおいにある。鮮度が落ちるのがものすごく早くて、鮮度が落ちるにつれて、その独特のにおいもきつくなる。

 愛好家にとっては、そのにおいも含めてホヤが好きなんだろうが、そうでない人にとっては「ただ臭いだけ」といった感じになり、好みがはっきりと分かれるところだ。

 その「鮮度よく美味しく食べることができる時間がきわめて短い」ということが影響しているのか、私自身、これまで東京以西ではホヤを食べたことがない。東京に来てから初めて知った味のひとつである。

 昔は、食べた瞬間に「わっ。やられた」みたいなホヤを出す店もあったが、最近はあまりハズレはない。特に「竹よし」のホヤは、ハズレたことがない。

 さあ、いよいよ出て来ましたよ。

 丸皿の上に置かれたホヤの殻の上に、オレンジ色のホヤの身がプルルンと並び、添えられる小さなグラスには、ホヤの殻の中に閉じ込められていた水(=ホヤ水)が入っている。

 このオレンジ色の身の裏に、黒っぽい内臓が付いていて、それがホヤ独特のにおいの発生源であるとともに、愛好者にとってはたまらぬ味わいの源になる部分なんだけれど、そこはていねいに取り去られているから、あまりクセはない状態である。

 醤油皿も添えられてるんだけど、醤油は使わない。

 ホヤ水に、ちょいとワサビを溶きいれて、そこにホヤの身をつけていただくのが美味いんだ。

 このホヤ水。基本的には海水なんだけど、ホヤの殻の中で、ホヤの身と一緒に過ごすうちに、なんとはなしにホヤっぽい旨さが溶けだしてきているようなのだ。

 1本めの「浦霞」はあっという間になくなって、すぐに2本めをおかわりである。

 ホヤの身がなくなった後も、ホヤ水そのものがつまみになる。いいねえ、ホヤ。

 ほかの常連さんが注文した「マグロの目玉と野菜煮」(500円)なども、ちょっとつつかせてもらったりしながら、2時間ちょっとの酒場浴。

 今夜のお勘定は1,600円でした。どうもごちそうさま。

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「竹よし」 / 調理前のホヤ / 「浦霞」(冷酒)

店情報前回

《平成29(2017)年4月8日(土)の記録》

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玉ネギも美味いPトロ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

玉ネギも美味いPトロ


 通勤経路がJR中央線に変わったので、これまで途中下車して立ち寄っていた西武新宿線沿線の酒場が、ちょっと遠くなった。

 そこで土曜日の今日は、散歩もかねて、野方の「すっぴん酒場」にやってきた。

 うちの故郷いなかのほうだと、電車の一駅というと、何キロもの距離があったりするが、東京二十三区内の一駅は最長でも2キロほどと、わりと近い。わが家からだと、中央線の高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪、西武新宿線の野方・都立家政・鷺ノ宮・下井草あたりが、すべて徒歩圏内なのである。

 店に着いたのは午後6時。

 立ち飲みカウンターの奥のほうでは、すでにS藤さんやK藤さんといった常連さんが、いつものように大笑いしながら立ち飲んでいて、その姿を見ただけで、なんだかホッと気持ちが落ち着くなあ。

 私もいつものように黒ホッピー(450円)をもらって、レバ、シロ、チレ(各100円)を注文すると、すぐに出されるお通し(100円)は、今日はポテトサラダだった。

 売り切れていない限り、1巡めは必ずレバ、シロ、チレから入り、その3本を食べる途中で2杯めとなるナカ(250円)をもらうのが定番の流れだ。ここまではほぼ無意識に、なにも考えることなく注文している。

 そしてその最初の3本を食べ終えるころに、初めて「今日は何を食べようかなあ」と考え始める。

 ちょうどそのとき、焼き台近くで立ち飲んでいるお客さんから「中島メンチ」(250円)の注文が飛んだので、ここぞとばかりに私も「中島メンチ」を便乗注文した。

 「中島メンチ」は、地元で人気の「中島屋精肉店」の自家製手造りメンチカツを炭火で炙って出してくれるもの。熱々のところへ、中濃ソースをちょいとかけて、練りカラシをつけていただくのがうまいんだ。

 この「中島メンチ」で3杯めをいただいて、4杯めをもらうのと一緒に注文したのが、急に思いついた『豚肉トリオ』。「あぶらにんにく」(100円)、「Pトロ」(150円)、そして「豚バラ味噌だれ」(200円)の3種3本だ。

 ところが!

「ごめんなさい。豚バラ味噌だれ、売り切れです」

 アイタタタ。ここの品書きは、カウンターの上にぶら下げられている木製の短冊で表示されている。売り切れるとその札が裏返って、赤字での表示になるのだが、時として、売り切れたのに札を裏返すのを忘れていることがあるのでした。

 代わりに「しょうがみょうが」(200円)をもらうことにした。

 「あぶらにんにく」は、焼いても縮みにくいカシラ脂とニンニクを交互に刺して焼いたもの。

 「Pトロ」は、豚トロと玉ネギを交互に刺して焼いたもの。玉ネギが1切れ、2切れじゃなくて、小さなブロックで刺されているのがいいんだね。(冒頭の写真がそれです。)

 そして「しょうがみょうが」は、生姜(しょうが)と茗荷(みょうが)を豚バラ肉で巻いて焼いたものである。

 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、ホッピーがソト1・ナカ4での総支払額は2,300円なり。どうもごちそうさま。

 店を出ると、満開の夜桜。いい季節だね!

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / お通しのポテトサラダ

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れば / しろ / ちれ

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中島メンチ / あぶらにんにく / しょうがみょうが

店情報前回

《平成29(2017)年4月8日(土)の記録》

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テーブル席で座り飲み … 立呑み「やきや」(荻窪)

塩辛で燗酒


 仕事を終えたあと、職場の会議室で軽く飲む予定が、けっこうヘビーに飲んでしまい、荻窪駅に降りたったのは午後9時。

 せっかくなので、もうちょっと飲んで帰りますかね。

 南口側に出て、「やきや」へと向かうと、目の前を歩いていたおにいさんも、吸い込まれるように「やきや」に入っていった。

 私もすぐそのあとに続いて店内へ。

 満席に見える店内を、ずんずんと進んでいくと、立ち飲みカウンターの一番奥のほうに、ひとり分の空席があって、先行するおにいさんがそこに立つ。

 ほかに空きはないのかと見ると、なんと一番奥のテーブル席に1席分の空きがあったので、そこに入らせてもらった。

 ここ「やきや」は基本的に立ち飲みなのだが、一番奥のテーブル席の壁側にだけ、2人~つめて3人ぐらいの座れる席があるのである。

 いやあ「やきや」で座ったのは久しぶりだなあ。

 会議室ではウイスキーをグイグイといただいたので、ここ「やきや」では「北の誉」(250円)を燗でいただくことにする。合わせるつまみは「自家製塩辛」(200円)を選択。

 イカの塩辛には、すっきりと浅めに漬けたフレッシュタイプと、旨みたっぷりにしっかり漬け込んだ熟成タイプがあるが、八戸産の新鮮なスルメイカが自慢の「やきや」の塩辛は、スカッとあと味も爽やかなフレッシュタイプである。

 2本目の燗酒には「いか納豆」(200円)を合わせた。

 イカ納豆は、イカ刺+納豆+刻み白ネギの小鉢である。

 これに醤油をサッと回しかけて、グリグリ、グリグリとたっぷりとかき混ぜてからすすり込む。

 ックゥ~~ッ。納豆の旨みと、イカ刺の弾力感。

 さっきのフレッシュタイプの塩辛が、「イカ刺のワタ和え」だとすると、こっちは「イカ刺の納豆和え」だ。

 これまた燗酒によく合うのぉ。

 燗酒2本(2合)と、イカ料理2品で1時間ちょっと楽しんで、今宵のお勘定は900円なり。

 この安さも「やきや」ならではだね。どうもごちそうさま!

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「やきや」 / 自家製塩辛 / いか納豆

店情報前回

《平成29(2017)年4月7日(金)の記録》

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おからで櫻正宗の燗酒 … スタンディングルーム「鈴傳(すずでん)」(四ツ谷)

おからで櫻正宗


 4月から職場が四ツ谷界隈になったので、通勤経路もこれまでの西武新宿線+JR山手線から、JR中央線1本に変更した。

 四ツ谷といえば、まずパッと思い浮かぶ酒場が、スタンディングルーム「鈴傳」だ。

 その母体となっている地酒専門店「鈴傳」の創業は江戸時代後期。ペリーがやってくる3年前の嘉永3(1850)年のこと。今年で創業167年という老舗である。

 そんな老舗酒店の一角で立ち飲みができるようになったのは昭和24(1949)年のこと。だから立ち飲みの歴史だって68年という老舗である。戦後間もないその当時は、大蔵省や東京陸運局などが四ツ谷にあって、ちょっとお酒を飲むことができる場がにぎわっていたんだそうな。

 私自身はというと、ずいぶんごぶさたしてしまっていて、実に5年ぶりの「鈴傳」である。

 火曜日、午後6時の店内は、予想どおり混みあっていて、ほぼ満席の状態である。

 ただし今は、スタンディングルーム側だけではなくて、店内(酒屋さんの側)でも立ち飲みができるようになっているらしく、数人で来たグループは、立ち飲みカウンターの一番手前側のお酒の注文をする場所で人数を聞かれ、そちらに案内されている。

 そのお酒を注文する場所のすぐ奥側に、ちょうどひとり分の空間があったので、私はそこに陣取って、「手取川」(450円)と「刺身」(430円)を注文した。

 料金は品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)である。

 カウンターの目の前にあるケースの中には、マグロ、〆サバ、タコという3種類の刺身が並んでいるが、単品では出していなくて、この3種が盛り合わされて430円となる。ひとりで食べるのに、ちょうどいい量だ。

 つまみは他にも煮物やら、揚げ物やら、お新香やらが10種類ほど並んでいて、それぞれ380~430円という価格帯。というか、注文カウンターのすぐ横で聞いていると、380円か430円のいずれかの価格のようだった。

 そんなつまみの中に、「おから」(380円)があるのを発見。

 さっそくその「おから」をもらって、お酒は「櫻正宗(純米・山田錦)」(600円)にお燗をつけてもらうことにする。

 「おから」をつまみに、「櫻正宗」の燗酒。気分はすっかり、今はなき野毛の「武蔵屋」である。

 酒屋さん側で飲んでるお客さんも、スタンディングルーム側に空きができると、順次、こちら側に案内されてきている。酒屋さんの側は、満員時の緊急避難場所的な使われ方をしてるんだろうな。

 この記事を書くのにあたって、改めて公式サイトを確認してみたところ、なんと今は予約もできるようだ。

 1時間ほどの酒場浴。本日の支払総額は1,860円なり。どうもごちそうさま。

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「鈴傳」 / 刺身と「手取川」 / マグロ、タコ、〆サバの3点盛り

店情報前回

《平成29(2017)年4月4日(火)の記録》

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横綱一味が気になって … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

横綱一味


 居酒屋「ペルル」のつまみに、「横綱一味よこづないちみ」(300円)というのがある。

 前からとても気になっていたんだけれど、なぜかずっと注文しないままだった。

 今日、他のお客さんから横綱一味の注文が入ったので、ここぞとばかりに私も便乗注文してみた。

 「あさぶろ」「パラスパ」「ねぎ兵衛」「ショーパン」など、昔から面白い名前のつまみが多いのが、ここ「ペルル」の大きな特徴。

 今回注文した「横綱一味」も、そんな面白ネームのつまみのひとつだ。

 ど~れどれと見ていると、驚くほど簡単。お皿の上に紙ナプキンを1枚敷いて、その上に「あられ」を、袋からカラカラカラっと入れる。もう1つの小皿にマヨネーズをチュルチュルチュルっと出して、その上に一味唐辛子をパラパラっと振りかけたらできあがりだ。

 この「あられ」が、京都・伏見の天狗製菓の「横綱あられ」だというところがポイントなんだろうな。

 「横綱あられ」+「一味唐辛子を振りかけたマヨネーズ」だから、「横綱一味」というわけだ。

 がしかし!

 このとってもシンプルなつまみが、やけに美味しいんだからおもしろい。

 決め手は「一味唐辛子を振りかけたマヨネーズ」にある。

 「横綱あられ」そのものは、言ってみれば極めて普通のあられなのに、これに「一味唐辛子を振りかけたマヨネーズ」をつけると、なんだか「ちゃんとしたつまみ」になるのだ。

 よくこの食べ方を見つけたよねえ。

 キープしているウイスキーボトルに、氷セット(500円)、炭酸水(300円)×2本、温豆富(400円)に「横綱一味」(300円)で、今夜のお勘定は1,800円なり。

 開店直後(午後7時過ぎ)にやってきた今日も、けっきょく閉店間際近く(午後11時20分ごろ)まで居座ってしまった。

 どうもごちそうさま。

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「ペルル」 / ウイスキー・ハイボール / 温豆富

店情報前回

《平成29(2017)年4月1日(土)の記録》

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カマンベールチーズ焼 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

カマンベール


 西武新宿線・野方のがた駅に到着したのは午後11時前。

 「すっぴん酒場」の閉店まで、あと1時間。

 よーし。寄っていこう!

 「すっぴん酒場」までは、駅から徒歩2~3分。

 店内は、いつもいる常連さんたちもすでに帰っていて、そろそろ閉店に向かうモードに入っている。

 いつものようにホッピー(黒のみ、450円)をもらって、お通し(100円)のお新香で飲み始める。

 そして注文した焼きものもまた、いつもと同じくレバ、シロ、チレ(各100円)である。

 なにしろ1時間しかないので、ホッピーを少し飲んだところへ、ソトをつぎ足しながら、ソト1・ナカ2のペースを目指していく。

 いつもはソト1・ナカ4で、2~3時間程度のペースだから、その半分ぐらいだ。

 2杯めとなるナカ(250円)をもらったところで、今日はカマンベール(250円)を注文してみた。

 カマンベールは、小さな円形のものを8等分したものを2個(つまり全体の4分の1の量)、炭火で炙り、同じく薄くスライスしたフランスパン2枚も炭火で炙って添えて出してくれる。

 これをチビチビとかじりながら、2杯めのホッピーをゆるゆるといただく。

 閉店まで1時間の酒場浴。今夜のお勘定(キャッシュ・オン・デリバリーの総支払額)は1,350円なり。

 どうもごちそうさま。

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黒ホッピーセット / お通しのお新香 / れば

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ちれ、しろ / カマンベール / 提灯の消えた「すっぴん酒場」

店情報前回

《平成29(2017)年3月31日(金)の記録》

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老舗で飲む燗酒がいい … 酒寮「さいき」(恵比寿)

燗酒


 久しぶりに「さいき」にやって来た。

 前に来たのが平成20(2008)年のことだから、実に9年ぶりである。

 相変わらず、「お帰りなさ~いっ」と迎え入れられるのがいいね。

 店内の様子は変わっていないが、カウンターの中や外で働いているおねえさんたちは、アジア系の外国の方が多いようだ。

 店内のお客さんたちも、ずいぶん若返ったように感じる。

 店主の那(くに)さんの姿が見えないので聞いてみると、今は老人ホームに入っているそうだ。

 でもまあ、前のままの形でお店が続いているんだから、ありがたいと思わないといけないなあ。

 「さいき」の創業は昭和23(1948)年。今年で創業69年である。

 まずはビール(サッポロ黒ラベル)をもらうと、日替りの3品のお通し(1,300円)が出される。

 ビールがなくなったところで凍結酒(600円)に移行する。この凍結酒も、昔から「さいき」の名物のひとつである。

 それなら料理も名物をと、「海老しんじょう」(900円)を注文した。

 揚げたて熱々で出される「海老しんじょう」は、ほっくりと軟らかい。添えられた青海苔塩をつけていただく。これまた懐かしい味だなあ。

 凍結酒の後は、燗酒に移行して、「柳かれい一夜干し」(950円)、「だし巻玉子」(650円)、「おしん香」(450円)、「らっきょう」(650円)を追加注文。

 となりに入ってきた外国人カップルは、なんとブラジルはサンパウロからの出張客。ガイドブックでこの店のことが紹介されていたんだそうな。

 ポルトガル語の歌うようなリズムが、耳に心地よい。

 じっくりと4時間近くも飲みに飲んで、今夜のお勘定は二人で15,300円。

 ひとり当たり7,650円というのは、私のこの店での最高新記録だなあ。そんなにたくさん燗酒をいただいてしまいましたか。

 たしかに自分でも、ものすごく酔っている自覚がある。

 気をつけて帰らないとな。どうもごちそうさま。

 店を出る背中に投げかけられる、おねえさんたちの「行ってらっしゃ~いっ!」の声がうれしいね。

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お通しの3品 / 凍結酒 / 海老しんじょう

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燗酒 / おしん香 / 柳かれい一夜干し

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だし巻玉子 / らっきょう / ブラジルからのカップルと

店情報前回

《平成29(2017)年3月31日(金)の記録》

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とうべいをご存知か? … 「九州酒場(きゅうしゅうさかば)」(田町)

とうべい


「おすすめのつまみは?」

 客席を切り盛りする女店員さんに、そう質問すると、

「珍しいのは『とうべい』(370円)かしら。お酒が進みます」

 という答えが返ってきた。

 熊本の山奥、平家落人の里で作られ、それ以来、800年に渡って伝承された秘伝の保存食。ものとしては「豆腐のみそ漬け」で、その名称は漢字で「豆銘」と書いて、「とうべい」と読む。(公式サイトあり。)

 さっそく注文してみると、まるで羊羹(ようかん)のようにスライスされた一切れが、小皿にのせた大葉の上に鎮座してやってきた。

 ほっほぉ~っ。この感じ、以前にも見たことがありますなあ。

 これはそう、沖縄の「豆腐よう」か、中国の「腐乳(ふにゅう)」の系統のつまみに違いない。

 箸の先っぽに、ちょっとだけつけてなめてみる。

 おぉ。系統的には「豆腐よう」「腐乳」なんだけど、こちら「とうべい」は、なんといっても、みそ味!

 日本のお酒(焼酎や日本酒)には、圧倒的に「とうべい」のほうが合うよねえ。

 これはいいつまみを知ることができた。

 今日は職場での飲み会の二次会として、4人でここ「九州酒場」にやってきた。

 満席でも26人ほどという小さい酒場ながら、店内にずらりと並ぶ各種焼酎(1杯が400~600円)や、九州各地の名物料理が、この店の大きな売りだ。

 我われも、それぞれ好みの焼酎を、好みの飲み方で出してもらう。私は芋焼酎「さつま寿」を湯割りでもらった。

 つまみは熊本の「辛子れんこん」(560円)に、福岡の「炙り明太子」(500円)、「イシダイ刺身」(580円)、かごしま黒豚の「肉味噌きゅうり」(270円)、そして冒頭でご紹介した、熊本の「とうべい」を注文。

 それぞれ九州らしい一品に舌鼓を打ちながら、焼酎を次々におかわりする。ふと気が付けばもう午後11時だ!

 いかんいかん、まだ週半ばなのに、すっかり飲み過ぎてしまった。

 大急ぎでお勘定を済ませ、家路についた。

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「九州酒場」 / 辛子れんこん / 炙り明太子

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イシダイ刺身 / 肉味噌きゅうり / 一次会の写真

店情報

《平成29(2017)年3月29日(水)の記録》

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店情報: 「九州酒場(きゅうしゅうさかば)」(田町)

    九州酒場
  • 店名: 九州酒場 田町店
  • 電話: 03-3457-0218
  • 住所: 108-0014 東京都港区芝5-33-1 森永プラザビルB1F
  • 営業: 11:15-13:30 & 16:30-23:00(土は12:00-20:00の通し営業)、日祝休
  • 場所: JR田町駅三田口を出て右手、森永プラザビルのB1F。駅から徒歩1分。都営地下鉄三田駅A5出口からも徒歩1分。
  • メモ: 平成24(2012)年3月開業。カウンター席とテーブル席で合計26席。
    〔当店一押し〕炙り馬刺し(熊本)650、赤身馬刺し(熊本)750、馬刺し2種盛り(熊本)1,180、辛子れんこん(熊本)560、黒豚味噌焼(鹿児島)650、チキン南蛮(宮崎)650、いわし明太子焼(福岡)460。
    〔焼き物〕地鶏もも焼(宮崎)650、きびなご一夜干(鹿児島)460、ぶ厚い油揚げ460、ソーセージ網焼460、地鶏せせり肉網焼き(宮崎)460。
    〔一品うまかもん〕明太オムレツ(博多)460、長崎サラダ(長崎)560、肉味噌きゅうり(黒豚)270、高菜もやし炒め(福岡)370、ホルモンポン酢460、冷やしトマト370、ポテトサラダ270、生野菜サラダ370、おしんこ340、冷奴270。
    〔揚げ物〕さつまあげ(鹿児島)370、地鶏の唐揚げ(大分)460、とり天(大分)560、ポテサラちくわ天(熊本)460、きびなご天ぷら(鹿児島)460、明太子天ぷら(博多)650、串カツ(2本)460、ハムカツ(2枚)370。
    〔珍味〕とうべい(熊本)370、塩辛370、酒盗460、えいひれ460。
    〔めしもの〕ミニちゃんぽん560、レギュラーちゃんぽん750、焼おにぎり(1個)200、皿うどん700。
    〔焼酎〕各種焼酎の一升瓶が店内にずらりと並んでいて、それぞれ1杯が400~600円ほど。
    〔焼酎以外のドリンクメニュー〕生ビール450、レモンサワー380、グレープフルーツサワー380、ウーロンハイ380、緑茶ハイ380、酎ハイ380、梅干サワー430、角玉梅酒500、ハイボール390、レモンハイボール430、グレープフルーツハイボール430、竹鶴ハイボール550、日本酒(西の関)1合580・2合1,150、コーラ300、緑茶300、ウーロン茶300。
    〔本日のうまかもん(日替りの一例)〕ふきのとう・山うど・ホタルイカの天ぷら盛り合わせ620、厚切りベーコン黒コショウ焼680、酢もつ480、長芋のわさび正油450、菜の花のおひたし450、薬味たっぷり厚揚480、炙り明太子500、ホヤの塩辛480、ちゃんポン麺ソース焼そば or 塩焼そば720、刺身4点1,580・3点1,280、イシダイ刺580、タコ刺580、炙り〆サバ刺580、マグロ刺580。(2017年3月調べ)

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3月末日をもって閉店 … 呑み処「細雪(ささめゆき)」(渋谷)

ホッピーセット


 2年ぶりに「細雪」にやってきたら、火曜日の夜9時半にもかかわらず、店内は「超」が付くほどの満席状態。

 入口すぐのテーブル席に相席させてもらって、私はホッピーセット(350円)を、同行者は燗酒(300円)をもらって乾杯し、つまみは自慢の刺身をおまかせで盛り合わせてもらう。

 ホッピーセットには、自動的にコップ1杯(=180ml)分のナカ(焼酎、300円)が付いてくるので、合計は650円となる。しかし、この組み合わせで、ホッピーがソト1に対して、ナカが3~4杯分は楽しめるんだから、1杯あたりに換算すると160~220円ほど。実に安いのだ。

 それにしても、なんでこんなにお客さんが多いんだろう?

 不思議に思って、近くの常連さんらしき人たちに話を聞いてみると、なんと「細雪」は今月末で閉店するという。それを惜しんで、常連さんたちが連日やって来ているんだそうな。

 今月末と言っても、今日が28日の火曜日。明日、水曜日は定休日なので、あとは30日(木)と31日(金)の2営業日しかないではないか!

 改めてお話を伺ってみると、今までこの店はご夫婦で切り盛りさていると思っていたのだが、実は姉・弟。木場「河本」の真寿美さん(女将)と、あんちゃん(料理を担当する弟さん)と同じような関係だということがわかった。

 お二人とも70歳を過ぎる年齢になったので、「そろそろゆっくりしようか」ということで、お店を閉めることにされたんだそうな。

 『後継者がおらず、店主ご高齢のために、やむなく閉店』

 野毛の「武蔵屋」や、杉田の「はまや食堂」、古いところでは鷺ノ宮の「鳥芳」、阿佐ヶ谷の「ホルモン」など、同じ理由での閉店は枚挙にいとまがない。

 こうしてまた1軒、地域で愛された大衆酒場がなくなっていくことが、まことに残念なり。

 今日、この店に来る前に、JRガード下の「さつまや」に向かったんだけど、こちらも閉店していた。こっちは山手線の耐震工事のための閉店とのこと。今から1年半ほど前、平成27(2015)年9月5日(土)をもって、昭和45(1970)年の開店以来、45年続いた店の歴史に終止符を打った。

 さらに現在、渋谷駅周辺の再開発事業も行われているから、数年後にはこのあたりも大きく変わってしまうのかもなあ。

 再開発されたところは、たしかに近代的で効率的な街にはなっているんだけれど、街ごとの個性はなくなっていくような気がしてならない。

 そんなことを改めて思った夜になった。

 1時間ちょっとの酒場浴。お勘定は二人で3,050円(ひとりあたり1,525円)。ごちそうさま。これまでありがとうございました。

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「細雪」 / 燗酒 / 刺身おまかせ盛り(食べかけ)

店情報前回(Muito Brasil)前回(居酒屋礼賛)

《平成29(2017)年3月28日(火)の記録》

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炭火炙り親子丼で〆る … 「ふもと赤鶏(あかどり)」(田町)

炭火炙り親子丼


 「ふもと赤鶏」での飲み会の〆にもらったのは「炭火炙り親子丼」(853円)だ。

 たっぷりと入っている鶏肉の、まさに炭火炙りならではの香りがすばらしい。

 「これだけ食べた〆に、5人で親子丼2杯なんて、食べ切れないんじゃない?」なんて言いながら注文したのに、あまりの美味しさにペロリといただいてしまった。

 この親子丼、ランチタイムの人気の品でもあるそうだ。

 「ふもと赤鶏」の正式名称は、「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 田町本店」という。

 三瀬村(みつせむら)は、佐賀県と福岡県の県境にあった山奥の村。平成17(2005)年に、佐賀市と合併して、今は佐賀市の一部分になっている。

 店名にもなっている「ふもと赤鶏」は、その佐賀県三瀬村で誕生した、佐賀県の銘柄鶏で、「やわらかくきめ細かな肉質」と、植物主体の配合飼料から生まれる「独自の風味」が大きな特徴なんだって。

 お店の売りは、その「ふもと赤鶏」の焼き鳥と、「佐賀野菜」である。

 今日も「おまかせふもと赤鶏串焼7本」(1,080円)や、「レバテキ」(529円)、「ハツテキ」(529円)などをつまみに、「みつせ村ジャージー牛乳ハイ」(637円)や「佐賀生トマトハイ」(637円)をグイグイと飲み進める。

 この牛乳ハイ、生トマトハイがまた美味いんだ。

 サービスで「脂(あぶら)めし」を出してくれるのも定番のようだ。トッピングされている生卵の黄身をグリグリとかき混ぜて、一緒に出してくれる「佐賀海苔とろとろしょうゆ」をトロリとかけていただく。

 これがまた、いいつまみなる。

 この「脂めし」の後で注文したのが、〆の「炭火炙り親子丼」だった。だから「5人で2杯も食べられるかな?」と、ちょっと心配したんだけれど、まったくいらぬ心配だった。

 たっぷりと3時間近く楽しんで店を後にした。

 そういえば、店内は今日も女性客が多かった。この女性客の多さが、この店の味の良さと、コストパフォーマンスの良さの証(あかし)なんだろな。

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おまかせふもと赤鶏串焼7本 / ハツテキ / レバテキ

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みつせ村ジャージー牛乳ハイ、佐賀生トマトハイ / 脂めし / 佐賀海苔とろとろ醤油を絡めて

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炭火炙り親子丼 / かき混ぜて分ける / 本日のメンバー

店情報前回

《平成29(2017)年3月28日(火)の記録》

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じゃのめ名物ねぎま鍋 … 「銀座じゃのめ」(銀座)

マグロねぎま鍋


 じゃのめ名物「マグロねぎま鍋」は1人前734円(以下すべて8%税込み価格)。2人前以上から注文することができる。

 私自身も、この鍋は大好きで、ひとりで来たとき以外は、たいてい注文している。

 ねぎま鍋は、漢字で書くと「葱鮪鍋」。

 その文字のとおり、葱(ネギ)と鮪(マグロ)を、だし汁・醤油・日本酒・みりんなどで煮た、江戸時代に、江戸の町で生まれた庶民料理である。

 ここ「銀座じゃのめ」のマグロねぎま鍋は、築地のマグロ専門仲卸から仕入れた新鮮なマグロに、ネギだけでなく、キノコ類や青菜なども入っていて具だくさん。

「マグロは生でも食べられるものですから、お野菜に火が通ったらお召し上がりください」と出してくれる。

 この「ねぎま鍋」の後に作ってもらう「〆の雑炊」も楽しみな一品だ。ごはん1膳分が518円なので、みんなのお腹の状況を見ながら、1膳分のごはんで作ってもらうか、2膳分で作ってもらうかを決めればいい。

 雑炊を注文すると、鍋はいったん厨房に戻り、しばらくして、板さんの手でベストな状態に仕上げられた雑炊がやって来る。

 〆の雑炊なのに、これがまたいいつまみになって、日本酒が進むんだなあ。

 ねぎま鍋以外に、ほぼいつも注文しているのが、「刺身舟盛り(小)」(2~3人前、1,382円)と「北海生うに」(518円)、あとサービス価格194円の「もつ煮込み」かなあ。

 刺身舟盛りには必ずクジラ刺と〆サバが入ってるのがいいんだなあ。

 今日は会社の後輩たちと4人で3時間ほどの酒場浴。お勘定は4人で19,678円(ひとりあたり4,920円)でした。どうもごちそうさま。

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階段下に暖簾が出ている / お通しと生ビール / 刺身舟盛り(小)

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豚もつ煮込み / 利酒セット(ふたり分) / いかわたルイベ

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北海生うに / ホタルイカとウドの酢味噌和え / 小アジの唐揚げ

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マグロねぎま鍋 / 竹の子と鶏肉の煮物 / 鍋の後の〆の雑炊

店情報前回

《平成29(2017)年3月27日(月)の記録》

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日本版のピッカーニャ … 焼肉「スタミナ苑(すたみなえん)」(阿佐ヶ谷)

イチボ


 ブラジルで焼肉(シュラスコ)をするときに、最高の部位と言われているピッカーニャは、日本の焼肉屋でいうとイチボのこと。

 今日は阿佐ヶ谷の「スナミナ苑」で、イチボ(1,188円)をいただいた。

 イチボは、ランプと呼ばれるお尻の上部の肉の先端部にある希少部位。

 お尻の骨はH型をしているので、H-bone(エイチボーン)と呼ばれていて、その先端にある肉だから、エイチボーンがなまって、イチボと呼ばれるようになったんだそうな。

 牛肉をたくさん食べるブラジル人は、赤身の肉が好き。脂身の部分はあまり好まれない。

 だから牛肉も、その内部に脂肪のサシが入ったりしないように、赤身重視で育てられる。

 イチボ(ピッカーニャ)も、肉の片側にうっすらと脂肪の層が付いている程度で、それ以外の部分はきっちりと赤身なのである。

 それに比べると、日本のイチボは、サシがたくさん入っていて、見るからに脂身が多い。

 食べるともっと顕著で、日本のは、噛み心地がほとんどないぐらいにやわらかくて、脂肪ならではの旨みが口の中いっぱいに広がってくる。

 少量で美味しくいただこうとしたら日本型がいいだろうなあ。大量に食べようとすると、脂分がしつこく感じてしまいそうだ。

 だからサーロインやロース、カルビなどの脂分が多い肉はあまり好まれず、イチボ(ピッカーニャ)よりも、むしろランプ(アルカトラ)のほうが良く食べられるぐらいだ。

 他にも「大判焼き(リブロース)」(2,052円)、「上タン塩」(1,404円)、「テッチャン」(1,188円)、「上ハラミ」(1,620円)や、「大根キムチ」(378円)、「豆モヤシ」(432円)などをいただきつつ、ホッピーをソト2・ナカ4。

 3人でのお勘定は12,474円(ひとりあたり4,158円)でした。どうもごちそうさま。

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大判焼き(リブロース) / テッチャン / 上ハラミ

店情報前回

《平成29(2017)年3月26日(日)の記録》

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初代ミスフェアレディ … やきとり「さくらい」(逸見)

みっちゃんと中女将


 横須賀での5軒めは、京急・逸見へみ駅のすぐ近くにある、やきとり「さくらい」である。

 何年も前から仙人(=「ホッピー仙人」店主)に、「逸見に『さくらい』あり」という話は聞いていたのだが、実際にやって来たのは今日が初めて。

 横須賀在住の堀越さんや、みっちゃんにとっては、行きつけのお店の1軒である。

 いつもは大女将と若いおねえさんで切り盛りされているそうなのだが、この時間帯(土曜日の午後4時半ごろ)は、大女将の娘さん(中女将?)と若いおねえさんの二人で切り盛りされていた。

 この中女将は、なんと初代ミスフェアレディなんだそうな!

 「ミス・フェアレディ」は、昭和38(1963)年に銀座に日産ギャラリーができたときに募集された。初代として選ばれたのは5人だったそうだ。

 それから54年たっているので、それなりに年齢は重ねられているものの、今もやっぱりおきれいである。

 ここ「さくらい」。昔のプレハブ小屋っぽい建物で、看板もなければ暖簾のれんもない。

 入口の横に掲げられた、「やきとり」と書かれた小さな赤ちょうちんと、入口引戸の模様ガラスに貼られている「やきとり さくらい」という張り紙で、ここが焼き鳥屋であることが、かろうじてわかる。

 店内には、店の形に合わせたコの字型の立ち飲みカウンターがあり、料理のメニューは、レバ、ハツ、モモ、ガツ、皮、フワ、アブラ、シロ、ダンゴという9種類の焼き鳥と漬物(110円)のみ。これに日替りの手書きメニューが数品加わる程度だ。

 今日はムネ肉、ササミ、砂ギモが手書きメニューに加わっていた。

 焼き鳥はレバからガツまでの4品が1本110円。皮からダンゴまでの5品は、なんと1本55円である。

 飲みものはビール(大500円・中440円)、日本酒(250円)、そして烏龍ハイ(250円)があるんだけれど、オススメは烏龍ハイなんだそうな。

 その烏龍ハイは、あらかじめ焼酎をウーロン茶で割ったものが、ウーロン茶の2リットルペットボトルに入って置かれていて、それを自分で注いで申告する。

 我われ3人も、さっそくその烏龍ハイで乾杯である。

 ックゥ~ッ。焼酎が濃いのぉ! さすが横須賀!

 午後5時半前に、交代のために中女将が店を出た。中女将と一緒の写真は、このときに店の外で撮らせていただいたもの。

 もう少し待ってれば、大女将もやって来られたのかもしれないが、我われもこの後ちょっとしてから店を出た。大女将とお会いするのは、次回以降の宿題だな。

 それにしても横須賀。まだまだ名酒場が多いのぉ。

 全体的に値段が安いのもいいよね! 街全体が呑兵衛の強い味方である。

 今回もたっぷりとありがとうございました!>堀越さん、みっちゃん

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「さくらい」 / 立ち飲みの店内 / お品書き

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烏龍ハイはペットボトルから注ぐ / 烏龍ハイ / ササミ(味噌)

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レバ(味噌) / ハツ(味噌) / 砂ギモ

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ムネ肉 / 皮 / 焼きネタは、焼き台の前に並んでいる

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今日の手書きメニュー / 店の前で中女将と / 初代のミス・フェアレディたち

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巾着をもらうと / 中は玉子 / フワ(味噌)

店情報

《平成29(2017)年3月25日(土)の記録》

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店情報: やきとり「さくらい」(逸見)

    さくらい
  • 店名: さくらい
  • 電話: (未調査)
  • 住所: 238-0045 神奈川県横須賀市東逸見町2丁目
  • 営業: (未調査)
  • 場所: 京急・逸見(へみ)駅の出口を降りて、右にUターンし、突き当りを左折した左手。駅出口から1分もかからない。
  • メモ: レバ110、ハツ110、モモ110、ガツ110、皮55、フワ55、アブラ55、シロ55、ダンゴ55、漬物110、ビール大500・中440、お酒250、烏龍ハイ250、にごり酒。(2017年3月調べ)

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炒めうどんナポリタン … お食事処「一福(いちふく)」(汐入)

炒めうどん(ケチャップ味)


 「一福」の「炒めうどん」には「醤油味」、「ソース味」、そして「ケチャップ味」の3種類があって、それぞれ470円。

 その中から「ケチャップ味」を選ぶと、出てきた「炒めうどん」は、『うどんで作るナポリタン』である。いいねえ。

 大衆食堂「一福」の創業は昭和24(1949)年。かつては米軍基地の組合食堂だったそうで、今もなお、和・洋・中のさまざまなメニューがそろっている。

 この「炒めうどん(ケチャップ味)」もまさにそんな、和と洋がうまく融合した料理だなあ。

 ここもまた、横須賀市民に大人気の食堂の一軒。酒友・みっちゃんも、子供のころから、家族でこの店に来ていたんだそうな。

 そんなみっちゃんの昔話をきっかけに、横須賀中央から、トコトコとドブ板通りを抜けて、汐入(しおいり)の「一福」にやってきたのだった。

 もちろん堀越さんも、「一福」の大常連さんである。

 午後4時前の店内は、7割りほどの入り。さすがである。我われ3人も、空いていた奥のテーブル席を囲み、トマトハイ(390円)で乾杯する。

 もちろんこの店にも、ホッピー(480円)やピッチサワー(370円)もありますよぉ!

 そしてつまみには、冒頭でご紹介した「炒めうどん(ケチャップ味)」と、「カキの天ぷら」(530円)を注文。

 呉の「本家鳥好」の名物料理のひとつが「カキの天ぷら」。まさか他の土地で、「カキの天ぷら」が食べられるとは思わなかった。

 横須賀と呉とは、「海軍さんの町」同士だったからか、なんだか類似点が多いのだ。

 横須賀のシコイワシと呉の小イワシ。横須賀のシッタカと呉のツブ。どちらもタコが美味しくて、カレーも名物。洋食の店も多い。

 これまた1時間ほど楽しんで、さらに次へと向かいます。

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「一福」 / トマトハイで乾杯 / お通し(白滝の炒め煮)

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古~いレジスター / カキの天ぷら / 堀越さんとみっちゃん

店情報前回

《平成29(2017)年3月25日(土)の記録》

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ここも横須賀の人気店 … やきとり「相模屋(さがみや)」(横須賀中央)

相模屋


 「ヒトモト」でのゼロ次会「中央酒場」での一次会に続いてやって来たのは、昭和37(1962)年創業の老舗やきとり店、「相模屋」である。(精肉店としての創業は昭和34年。)

 ここは昼の12時半から、夜の9時まで、8時間半の営業。

 特に店頭の立ち食いコーナーで、老いも若きも、男性も女性も、そして日本人も外国人も、みんながむらがって焼き鳥をほおばっている様子は、横須賀の一大名物。『横須賀市民のソウルフード』と呼ばれるほどの焼き鳥なのである。

 なにしろ、焼き鳥、焼きとんが、1本80円だからねえ。買いもの途中のお母さんでも、子供でも、気軽に食べることができるのである。

 ただし、外の立ち飲みコーナーで飲むのは禁止。自分で酒類を持ってくるのもNGです。

 なので我われ3人(堀越さん、みっちゃん、私)は店内のカウンター席へ。

 これまた横須賀ならでは(なのかな?)のピッチサワー(420円)をもらって乾杯である。味わい的にはレモンサワーのような味である。

 焼きものは、ネギ串(1本80円)、ぼんぽち(1本80円)、豚バラ(1本80円)、ギンナン串(1本150円)、ひなどり(1本80円)、シロモツ(1本80円)を、それぞれ3本ずつ注文。

 ここの串焼きは、「焼き鳥」は専用のマシーンで自動的に焼かれ、「焼きとん」は店員さんが手焼きする。

 一見、なんでもない焼き鳥、焼きとんなんだけど、この店で食べるとうまいんだな、これが。

 1時間ほどさっくりと飲んで、ひとり当たり千円未満(970円)という値段もうれしいではありませんか。どうもごちそうさま。

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ピッチサワー / ネギ串 / ぼんぽち、豚バラ

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ギンナン串 / ひなどり、シロモツ / 店頭の焼き台と、奥は焼き鳥マシーン

店情報前回

《平成29(2017)年3月25日(土)の記録》

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横須賀といえばここ! … 「中央酒場(ちゅうおうさかば)」(横須賀中央)

堀越さん、みっちゃんと


 横須賀といえばここ、「チューサカ」こと、「中う央酒場」だ。

 昭和28(1953)年創業。朝10時から、中休みなしで夜10時半まで、12時間半という長時間の営業で、朝から多くの呑兵衛たちがやってくる。

 今日も、午前11時にやって来ると、すでに店内はほぼ満席ながら、大常連の堀越(ほりこし)さんが、一番奥のテーブル席を確保して待っていてくれた。

 さらには横須賀在住の酒友・みっちゃんも出てきてくれて、前回と同じメンバーで卓を囲むことができた。

 お忙しいなか、ありがとうございます。>堀越さん、みっちゃん

 堀越さんは、ホッピービバレッジ株式会社の元社員。横須賀をはじめとする神奈川県内にホッピーを広げた立役者なのだ。

 「ホッピー仙人」で出される「堀越さん」というカクテル(ホッピー+青リンゴサワー)も、堀越さんが始めたもの。

「ホッピーはもう一生分飲んだからねえ」

 とおっしゃる堀越さんが、遊び心で飲み始めたカクテルだ。これがまたうまいのだ。(残念ながら「中央酒場」には「堀越さん」はありません。)

 私はまだ一生分のホッピーを飲んでいないので、今日もホッピー(500円)からスタートする。

 「中央酒場」では、専用の冷蔵庫に、すでに焼酎(25度)も入ったジョッキがずらりと並んでいて、注文を受けてそれと、瓶のホッピー(ソト)とが出される。

 ホッピーのおかわりを注文すると、必ず冷蔵庫に並んでいる新しいジョッキが出されるのもうれしいね。

 そしてこのジョッキの中の焼酎の量がなんと140ml。

 ホッピービバレッジが推奨しているホッピーの黄金比率は焼酎(25度)1に対して、ホッピーが5。商用の瓶入りホッピーは350mlなので、焼酎は70ml。

 ホッピージョッキに描かれている下側の★のマークまで焼酎を入れると、ちょうど70mlだ。

 濃い目がいい人は、上の★まで入れる。ここが110ml。

 「中央酒場」の140mlという焼酎の量は、それよりもさらに上。標準の倍の2対5という比率で割ることになる。

 泡を立てないように、ソォ~ッとホッピーを注ぐと、かろうじて瓶入りホッピーがすべて入る。

 このホッピーの濃さは、横須賀の標準のようなものかもしれない。焼酎が170~180mlぐらい入っている店もあるほどだ。

 料理のほうは、ずらりと並ぶ短冊メニューの中から、まず「かつおぶつ」(550円)、「まぐろなべ」(650円)、「あかにし」(600円)、「地だこぶつぎり」(700円)をいただく。このあたりは、とにかく海の幸が豊富なのだ。

 白ホッピーを2杯いただいたあと、3杯めには黒ホッピー(500円)をもらって、つまみは「レバーパテ」(450円)、「ぬた」(450円)、「あなごなべ」(700円)を追加する。

 最初に「まぐろなべ」、最後に「あなごなべ」を注文したとおり、陶板鍋で出される小さな鍋ものもまた、この店の名物料理なのだ。他にも「どじょうなべ」(700円)、「とんなべ」(600円)、「カルビなべ」(600円)、「キムチナベ」(600円)などがある。

 「かつ煮」(650円)や「親子煮」(650円)も、陶板鍋で出される小さな鍋ものに加えてていいかもしれない。

 陶板鍋じゃないかもしれないけれど、「かきなべ」(900円)や「たらちり」(600円)、「水炊き」(600円)などもメニューに並んでいる。

 横須賀在住の古い友人は、この店の来ると必ず「げそ天ぷら」(450円)を注文する。これもうまい。

 午後2時前まで、3時間近くの酒場浴。さあ、次に行きますか!

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「中央酒場」 / 焼酎がこんなに多い / ホッピー

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店内のメニュー / かつおぶつ / まぐろなべ

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あかにし / 地だこぶつぎり / レバーパテ

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ぬた / 黒ホッピー / あなごなべ

店情報前回

《平成29(2017)年3月25日(土)の記録》

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横須賀湯豆腐でビール … 酒のデパート「ヒトモト」(横須賀中央)

横須賀湯豆腐でビール


 久しぶりに横浜まで行ったので、野毛の近くで一泊して、今日は横須賀まで足を延ばした。

 横須賀にやって来たのは、一昨年の12月以来、実に1年3ヶ月ぶりである。

 京急本線・横須賀中央駅に到着したのは、朝10時半。

 でも大丈夫。この街には朝から開いてる酒場がある!

 最初に向かったのは、酒のデパート「ヒトモト」だ。

 ここは明治22(1889)年創業の老舗酒販店。

 しかも、店頭で販売しているお酒を、気軽に試せることをねらって、創業以来、店舗のとなりに「立ち呑みカウンター」を設けているのだ。

 もちろん簡単なつまみもある。

 うなぎの寝床のように細長~い店内へと進むと、ひとりで「立ち呑みカウンター」を切り盛りしているおねえさんが、「おはよう!」と元気に声をかけてくれる。

 私自身、この店に来たのは2回めだけれど、こうやって声をかけてくれると、まるで常連さんのような気分になって、うれしいな。

 昨夜もたっぷりと飲んだので、まずはウォーミングアップとしてビール中瓶(キリン一番搾り、350円)をもらう。ちなみに大瓶は410円、小瓶は245円だ。

 せっかくの横須賀なので、つまみには湯豆腐(180円)をもらう。

 湯豆腐はパックのまま湯煎で温められていて、注文を受けるとすぐにそれを皿に移して、刻みネギと、たっぷりのカツオ節をトッピングし、皿のフチに練りガラシを添えて出してくれる。

 この練りガラシが横須賀よのぉ。

 「中央酒場」や「銀次」では、湯豆腐の上面に練りガラシを塗って出してくれるものだ。

 お勘定はキャッシュ・オン・デリバリー。530円である。

 ポカポカ温かい湯豆腐に、キンと冷えた瓶ビール。これが今日の朝食だ。

 さっくりと30分ほど立ち飲んで、「ヒトモト」を後にした。

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「ヒトモト」 / 缶詰や乾きもの / 飲みものメニューの一部

店情報

《平成29(2017)年3月25日(土)の記録》

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店情報: 酒のデパート「ヒトモト」(横須賀中央)

    ヒトモト
  • 店名: 酒のデパート「ヒトモト」立ち呑みカウンター
  • 電話: 046-823-0455
  • 住所: 238-0007 神奈川県横須賀市若松町1-2
  • 営業: 10:15-20:30(水日祝は -20:00)、無休
  • 場所: 横須賀中央駅からYデッキの左向こう側に降りて、2ブロック先の「若松町」信号交差点を右折した少し先、右手。駅からは300m(徒歩5分)ほど。
  • メモ: 明治22(1889)年創業。公式サイトあり。(2017年3月調べ)

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横浜に来たらここにも … バー「野毛ハイボール」(日ノ出町)

氷なしハイボール


 横浜に来たら、ここにも行くよねえ。「野毛ハイボール」である。

 ただしこの店は、立ち飲み客は入れない。8席程度のカウンター席が満席になったら、それ以上は入ることができないのだ。

(席が空いてるかなあ?)

 恐る恐る扉を開けると、なんと入口のすぐ目の前、カウンターの一番手前の1席がポツンと空いていた。ラッキー!

 さっそくハイボール(800円)をもらう。

 店名にもなっているとおり、この店の名物はウイスキー・ハイボール。

 「銀座ロックフィッシュ」と同じく、氷なしの神戸スタイル・ハイボールだ。

 ウイスキーは「サントリー角瓶」、「マッキンレー」、「ブラックニッカ」から選べるが、特に銘柄を指定しなければ「マッキンレー」で作ってくれる。

 サービスのお通しは、いつも「かっぱえびせんカレー味」だ。(注:「お通しサービス」はひとり客の場合のみ。二人以上で来たときはチャージ料が必要です。)

 この店の創業は平成23(2011)年12月2日。ついこのまえ開店したような気がするのに、あっという間に創業5年を過ぎた。

 今や野毛を代表する人気店の1軒だ。

 野毛方面にやって来る機会が少ないうえに、来ると必ず「ホッピー仙人」と「野毛ハイボール」に立ち寄りたいので、他に行けるのは1~2軒。これが「第一亭」だったり、「栄屋酒場」だったりするもんだから、すっかりごぶさたになってしまっている店も多いのだ。

 「福田フライ」や「あさひや」、「若竹」なんかも、3年以上、行くことができてないなあ。

 氷なしハイボールに続く2杯めは、これまたこの店の人気メニューのひとつ、「自家製モスコミュール」(900円)をもらう。

 日付けが変わる頃まで楽しんで、今日のお勘定は1,700円なり。どうもごちそうさま。

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「野毛ハイボール」 / 自家製モスコミュール / 店内のメニュー

店情報前回

《平成29(2017)年3月24日(金)の記録》

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後片づけ中に1杯だけ … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)

後片づけ中の仙人


 「第一亭」を出たのが午後10時。ちょうど「ホッピー仙人」の閉店時刻である。

 しかし、せっかく横浜にやってきながら、仙人の顔を見ないで帰るわけにはいかない。

 もしまだ後片付けをしているようならば、せめてごあいさつだけでもさせていただこうと、ちょっと速足で都橋商店街に向かう。

 さすがに店頭の灯りは消えているものの、店内からはざわついた声が聞こえてくる。

 入口扉を開けて、「こんばんは」と店内をのぞき込んでみると、なんとカウンター席は満席なうえに、その後ろで7人ぐらいが立ち飲んでいる。

 すごいっ。さすが金曜日の夜だなあ。

 閉店時刻は過ぎてるけれど、ホッピー(500円)を1杯だけいただくことにした。

 「ホッピー仙人」が開店したのは、平成13(2001)年9月15日のこと。

 同じ年の10月1日から、私の横浜への単身赴任が始まりました。

 そのころは、横浜の酒場に関する情報は、ほとんどなくて、私自身も「武蔵屋」(2015年に閉店)を知っていた程度。けっこう長いこと、横浜での酒場難民時代が続いたのでした。

 「ホッピー仙人」に始めてやってきたのは、それから4年後の2005年6月のこと

 当時から「ホッピー仙人」のホッピーは、1杯500円でした。まったく値上がりしてないなあ。

 そしてそのころから、横浜での飲み友達もどんどんできてきて、そのみなさんからのご紹介で、横浜のいい酒場もたくさん知ることができるようになってきたのでした。

 今夜はホッピー1杯だけ。さっくりと30分ほどで、「ホッピー仙人」を後にしたのでした。

 どうもごちそうさま!

店情報前回

《平成29(2017)年3月24日(金)の記録》

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パターンで締めくくる … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

パターン


 横浜時代にお世話になった職場の仲間たちとの飲み会で横浜へ。

 1軒めはJR桜木町駅の海側、いわゆる「みなとみらい地区」にある居酒屋チェーン店で、飲み放題付きのコース料理。10人ほどのメンバーで飲むときには、こういうスタイルが定番ですね。

 ひとしきり飲み食いしたところで一次会が終わり、二次会は、今度は桜木町駅の山側へ。

 この桜木町駅界隈はとてもおもしろくて、JR根岸線を挟んで海側は、なんだかオシャレな未来シティ。そして山側は、夜な夜な呑兵衛たちが集う野毛のげの町なのだ。

 「どこかオススメの酒場に連れて行ってください」というリクエストに応えて、ダメ元で「第一亭」に電話してみると、ちょうど座敷席が空いているとのこと。なんたる幸運!

 「すぐに行きますから!」と席の確保をお願いして、大急ぎで「第一亭」へと向かった。

 店に着いたのは午後9時。「第一亭」は10時閉店なので、残された時間はあと1時間のみ。

 まずは「紹興酒」を瓶のまま燗づけてもらって、料理は定番の「青菜炒め」(500円)、「レバニラ炒め」(600円)、「チート(豚胃)のしょうが炒め」(600円)、そして「ホルモン炒め」(600円)を、それぞれ2人前ずつ注文。

 すべての料理は、ひとりの料理人(人はときどき交代する)によって、1つの中華鍋で作られていく。この調理スピードが、ものすごく速いのだ。

 他のお客さんたちからの注文もこなしながら、我われが注文した4品も、ほとんど待つことなく、次々に登場した。この速さにはいつも感心している。

 4品のうち3品までが豚もつ料理なので、「みんな食べられるかな?」とちょっと心配したんだけど、まったくいらぬ心配だった。

 一次会でたくさん食べたあとにも関わらず、みんな、「美味しい、美味しい」と言いながら、もりもりと食べてくれた。

 「第一亭」の豚もつ料理は、仕入れ(鮮度)がよくて、仕込み(もつの下処理など)も素晴らしいので、豚もつのクセを感じることはほとんどなく、豚もつのうまさを思いっきり堪能することができるのだ。

 午後9時半にラストオーダーの時間を迎えたところで、「紹興酒」をもう1本と、「パターン」(600円)を2人前、注文した。

 「パターン」というのは、この店オリジナルのニンニク醤油冷麺。

 ゆで冷ました中華麺を、ニンニク醤油で和えて、刻みネギとゴマをトッピングするだけという、とてもシンプルな冷麺だ。しかしそのニンニクの量が半端じゃない。

 まな板の上に皮をむいたニンニクをずらりと並べて、中華包丁の広い側面のところで、パターン、パターンとニンニクを叩き潰して作っていたことから、料理の名前が「パターン」になった。

 もともとは、まかない料理だったそうなのだが、今やほとんどの客が注文する人気の一品でもある。

 「あまりにシンプル過ぎて申しわけないから」という理由で、7年ぐらい前から、モヤシが入った中華スープも付けてくれるようになった。

 このスープ。直接いただいても、もちろん美味しいんだけれど、このスープを使って、「パターン」をつけ麺風に食べるのもいいんだよなあ。

 みんなの料理を作り終えたところで、若旦那・中山政彦(なかやま・まさひこ)さんが、ギターを抱えて新曲を披露してくれた。『遅れて来たフォークシンガー・masa中山さん』を名乗る若旦那の歌もまた、この店の名物になっている。

 午後10時の閉店まで、ちょうど1時間楽しんで、お勘定は9人で11,600円(ひとりあたり1,290円ほど)でした。どうもごちそうさま。

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みなとみらい地区で一次会 / 青菜炒め / レバニラ炒め

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チートのしょうが炒め / ホルモン炒め / パターン(スープ付き)

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サービスのキュウリ / 若旦那の新曲披露 / 二次会も楽しく終了

店情報前回

《平成29(2017)年3月24日(金)の記録》

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久しぶり珍味わたあえ … 立呑み「やきや」(荻窪)

珍味わたあえ


 今日の「やきや」には、まだ「珍味わたあえ」(200円)が残っていた。

 「珍味わたあえ」は、ゆでたイカゲソを、イカワタを、味噌と砂糖で味つけしたタレで和えたもの。

 大人気のつまみのひとつで、開店から30分ほどで売り切れてしまうことが多いのだ。

 このところ来るといつも売り切れてたので、私自身も「珍味わたあえ」を食べるのは久しぶり。

 さっそく「ホッピー」(320円)と「珍味わたあえ」を注文した。

 この「珍味わたあえ」。食べ終えたあとに、もうひとつの楽しみがある。

 「いかみみ刺身」(200円)または「いか刺身」(200円)をもらって、残った「珍味わたあえ」のイカワタのタレにからめていただくのだ。

 このとき、刺身に添えられているワサビを、イカワタのタレの中に練り込むのがポイント。タレの甘みに、ワサビの刺激が加わって、なんとも言われぬ絶妙な味わいになるのである。

 3杯めとなるナカ(焼酎おかわり、160円)をもらって、つまみには「いかなんこつ焼」(200円)を注文する。

 イカ軟骨というのは、ゲソのてっぺん。イカの胴の中に入っているコリコリとした部分。これを3切れずつ串に刺したものを2本、タレ焼きにしてくれる。

 この店は、八戸から直送されてくるスルメイカを、丸ごと仕入れているので、身、ミミ(エンペラ)、ナンコツ、ゲソ、イカワタと、スルメイカのすべての部位を、安価に楽しむことができるのだ。

 4杯めのナカには、「げそ揚げ」(200円)を合わせる。

 「げそ揚げ」は、調理を終えて、カウンター上のバットに盛られているものを、小皿に取り分けてくれるので、とにかく出が早い。

 最初に注文した「珍味わたあえ」もそう。これもカウンター上の大鉢にスタンバイされているものを小鉢についでくれるから出が早い。

 お通し代わりの1品めとして注文するのに、ちょうどいいのである。

 1時間ちょっとの立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4に、イカ料理4品で、お勘定は1,600円でした。どうもごちそうさま。

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いかみみ刺身 / 珍味わたあえの残りダレに / まぶしていただく

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ホッピー / いかなんこつ焼 / げそ揚げ

店情報前回

《平成29(2017)年3月23日(木)の記録》

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