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2017年5月

ザーサイも野菜なんだ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

緑色ザーサイ


 「川名」のホワイトボードに並ぶメニュー(=日替わりメニュー)の2番めに、「緑色ザーサイ」(173円)というのが書き出されている。

 こんな位置に並んでいるからには、きっとおすすめの品に違いない。

 そう考えて、その「緑色ザーサイ」を注文すると、まさに、あっという間に手元にやってきたザーサイは、ほとんどの部分が白くて、周辺にあたる部分のみが淡い緑色。

 さっそくいただいてみる。

 おぉ。ものすごくフレッシュ。

 すごく当たり前のことなんだけど、「ザーサイも野菜なんだ!」ということを、改めて感じさせてくれる食感がいいねえ。

 ザーサイ(搾菜)は、青菜頭チンサイトウという野菜の、茎の根元のコブ状に膨らんだ部分を漬けたもの。

 天日に干して塩漬けし、さらに調味料(塩、唐辛子、花椒、酒など)と共に甕に押しこんで本漬けするという、2段階の漬け方をするのが、本来のザーサイの作り方なんだそうな。

 今回いただいた「緑色ザーサイ」は、この第1段階である「最初の塩漬け」だけをしたもの。言ってみれば、「ザーサイの浅漬け」なんですね。

 今日はホッピー(411円)と、ホワイトボードの筆頭の位置に書き出されている「いなだ・ほたて」(519円)からスタートした。

 イナダは、成長途上にあるブリの呼び方で、体長35~60センチぐらいのものを言う。

 モジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサと育ってきて、体長が80センチ以上になったらブリになる。

 関西方面だとモジャコ→ワカナ→ツバスまたはヤズ→ハマチ→メジロ→ブリと成長するそうで、イナダ(関東)とハマチ(関西)が、ほぼ同じ大きさだ。

 イナダはもちろん、予想どおりに美味しいが、一緒に盛られているホタテもいいね。

 刺身をゆっくりといただきつつ、ホッピーを飲んでいると、マスターが「なまり節入りの大吟醸酒」と「わかめ」を出してくれた。

 ワカメの表面についている白っぽいのはなんだろう?

 食べてみてもわからなかったので、改めてマスターに確認してみると、これは甘酒なんだって! おもしろいねえ。

 しかるのちにナカ(ホッピーの焼酎おかわり、368円)をもらって、冒頭でご紹介した「緑色ザーサイ」をいただいたのでした。

 ちなみにこの店では、ナカは「つぎ足し方式」ではなくて、よく冷えた新しいジョッキに氷入りで出してくれます。(「氷なし」も指定可能。)

 1時間45分ほどの酒場浴。今宵のお勘定は1,579円でした。

 どうもごちそうさま。

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サービスのオレンジとホッピー / ホワイトボードメニュー / いなだ・ほたて

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なまり節入り大吟醸酒 / わかめの甘酒和え / ナカ

店情報前回

《平成29(2017)年5月24日(水)の記録》

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久しぶりのイカトンビ … 立呑み「やきや」(荻窪)

イカトンビ


 久しぶりにいただく「イカトンビ」(200円)である。

 イカトンビというのは、イカの口(カラストンビ)まわりの肉を、串に刺して焼いたもの。

 1串に5個ずつ刺さったものが、2本で1人前だ。

 カラストンビは、イカ1匹に1個しかないから、1人前2本でイカ10匹分ということだ。ぜいたくなつまみだねえ!

 なにしろ口の周りの肉なので、しっかりと弾力感が強いのがいいね。

 「イカトンビ」の入荷があるときは、通常のメニューの横に「イカトンビ」の短冊が張り出される。めったに出ないので、あれば迷わず注文すべき逸品である。

 「イカトンビ」をつまみに、1杯めのホッピー(320円)をいただいて、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、160円)をもらうとともに注文した2品めのつまみは、この店の料理の中で最高値を誇る「しめさば」(270円)だ。

 サバもまた、イカと並び立つ八戸の名産品のひとつ。「八戸前沖さば」というブランド名を持っており、全国で生産されている〆サバの約8割は、八戸市で生産されているのだ。

 ここ「やきや」では、そんな〆サバ半身分を、注文を受けてからススッと引いて出してくれる。これで270円というのは、むしろ激安と言っていいだろう。

 さらにナカをもらって、今日は「珍味わたあえ」(200円)がすでに売り切れているので、「げそ揚げ」(200円)に、「珍味わたあえ」の鉢に残っているワタをちょっとかけてもらう。これがうまいんだ。

 残ったワタは、刺身にも合うし、焼きものにも合う。それゆえ、あえて「珍味わたあえ」が売り切れるのを待ってから、刺身や焼きものを「タレかけで」と注文する常連さんもいるほど。みんな、よく知ってるねえ。

 最後にもう1杯、ナカをもらって、つまみにはさっぱりと「漬物」(170円)をもらうと、今日の「漬物」は白菜漬けだった。

 ホッピーは全体としてソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ×3)。1時間半ほど立ち飲んで、今宵のお勘定は1,540円なり。どうもごちそうさま。

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立呑み「やきや」 / ホッピー / イカトンビ

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しめさば / げそ揚げ(タレかけ) / 漬物(白菜漬け)

店情報前回

《平成29(2017)年5月23日(火)の記録》

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たっぷりと鯛カブト煮 … 大衆割烹「和田屋(わだや)」(阿佐ヶ谷)

鯛のカブト煮


 会社帰りに、阿佐ヶ谷駅近くの「和田屋」である。

 うなぎの寝床のように奥に深い店内は、左手がL字のカウンター席で、右手の壁際にはテーブルが数卓ならんでいる。

 そして2階には、前回入った座敷席がある。

 月曜午後6時半というこの時間帯、1階は半分ほどの入り。いかにも近所の人たちらしき、年配の男性客が多いのが、なんだか安心できる。

 私は入口を入ってすぐの、L字カウンターの短辺に座った。

「いらっしゃいませ。お飲みものは?」

 とおしぼりを出してくれる女将さんに、サッポロとアサヒが選べる大瓶ビール(600円)を、サッポロで注文すると、あっという間にサッポロ黒ラベルがやってきた。

 さて、つまみは何にしようかな。

 看板メニューの「やきとん」は1本120円で、注文は2本から。そして名物は、前回もいただいた「当店自慢の牛煮こみ」(500円)。

 壁の黒板には、「本日のおすすめ品」として、カンパチ刺身(600円)、マグロ刺身(600円)、しめさば(600円)、ホタルイカ(500円)、焼穴子(600円)、豚角煮(500円)、小アジ南蛮漬(480円)、肉えのきバター(480円)、ニラオシタシ(380円)の9品が書き出されている。

 さらに、L字カウンターの長辺の上段には、何品かの大皿料理が並んでる。

 ここからは見えないので、立ち上がって大皿料理の近くまでいくと、カウンター内の厨房にいる大将が、

「こちらが鯛のカブト煮で、こってゃアユの塩焼き、……」

 と並んでいる料理を順番に説明してくれる。

「じゃ、鯛のカブト煮をお願いします」

 そう注文して、自分の席に戻る。

 大皿料理の値段はわからない(書かれていない)んだけど、メニューに並ぶ数多くの料理のなかで、もっとも高いのが刺身盛り合せの1,000円であることから勘案しても、びっくりするほど高いということは、まずないだろう。

 ちなみに店は店主夫妻と、その息子さんの3人で切り盛りしている。

 そして出てきた鯛のカブト煮は、鯛の中骨の上に、肉たっぷりのカマがのり、てっぺんに大きい鯛カブトがのせられていて、「これが1人前?」とびっくりするほどのボリュームである。

 ビールに続いては、成田(千葉県)の日本酒「仁勇」(400円)を、燗酒でいただく。

 鯛のカブト煮が残り少なくなったところで、燗酒をおかわりし、2品めのつまみを選択する。

 ボリュームたっぷりのカブト煮で、お腹はもう十分なので、さっぱりと軽めのものにしよう。

 「お新香」(350円)か、「ニラオシタシ」(380円)か。「わらびオシタシ」(400円)も季節ものでいいねえ。それにしても「オシタシ」という表記がおもしろい。

 お。「自家製塩らっきょう」(350円)がある。

『焼酎だと塩らっきょうが合うんだけど、燗酒にはどうだろう?』

 と思いつつも、その「自家製塩らっきょう」をいただいた。

 出てきた塩らっきょうは、塩っけがそれほど強くなくて、ちょっときつめのエシャロットのような感じ。

 う~む。この強烈さには、やっぱり焼酎だなあ。日本酒じゃ負けるね。

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今宵のお勘定は2,530円なり。

 ということは「鯛のカブト煮」は780円だったんですね。(ちなみに「アユの塩焼き」は750円のようでした。)

 どうもごちそうさま。

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大衆割烹「和田屋」 / 瓶ビール(大) / 鯛のカブト煮

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仁勇(燗酒) / カブト煮、完食! / 塩らっきょうで燗酒もう1本

店情報前回

《平成29(2017)年5月22日(月)の記録》

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初めてのソブリメーザ … ブラジル料理「カフェ・ド・セントロ」(日比谷)

アッフォガード


 ソブリメーザ(Sobremesa)というのは、ポルトガル語でデザートのこと。

 ブラジルにいるときは、レストランに行くと必ずのようにソブリメーザをいただいたものだった。

 頭がツーンとなるほどの甘さが、ブラジルのソブリメーザの大きな特徴だったなあ。

 日本に帰ってきてからは、ソブリメーザをたのむことはなかったんだけれど、今夜はソブリメーザで〆とした。

 メニューに並ぶ5種類のソブリメーザから選んだのはアッフォガード(380円、以下すべて税別表記)。バニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーをかけていただくデザートだ。

 さすがに日本のソブリメーザは、頭がツーンとくるほどの甘さはなくて、普通のアイスクリームの甘さと冷たさが、エスプレッソの苦みと熱さとの対比で際立つ。

 ここ「セントロ」にやってきたのは2ヶ月ぶり。

 例によって生ビール(プレミアムモルツ、500円)で乾杯し、料理はヤシの新芽(パウミット)や赤カブ(ベテハーバ)が入った「ブラジルMIXサラダ」(680円)、「タピオカ芋(マンジョッカ)のカリカリフライ」(580円)、「干し鱈のコロッケ(ボリーニョ・ジ・バカリャウ)」(6個500円)でスタートする。

 そして満を持して、「ピッカーニャ・グリル」(500グラムで3,200円)である。これは牛イチボ肉のステーキ。

 できたて熱々のところを切り分けて、ブラジルでは定番の、ビナグレッチ(野菜のマリネ)とファロッファ(タピオカ芋の粉)をかけていただく。これがうまい。

 飲みものも、キープしているカシャーサのボトルを出してもらって、カイピリーニャ(カシャーサのカクテル)に切り替える。

 さらにもう1品、「ムケッカ」(大、2,480円)をもらう。

 「ムケッカ」は、ブラジル風魚介鍋。魚介類を、パーム油とココナッツミルクで煮込んだものである。これをごはんにかけていただく。

 で、最後にソブリメーザのアッフォガードだ。

 午後6時20分から、「もう閉店しますよぉ~」と声がかかる、10時過ぎまで、3時間半以上も楽しんで、今夜のお勘定は3人で14,579円(13,500円+税、ひとりあたり4,860円)でした。どうもごちそうさま。

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「カフェ・ド・セントロ」 / 生ビールで乾杯 / ブラジルMIXサラダ

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タピオカ芋のカリカリフライ / 干し鱈のコロッケ / 生ビールをもう1杯

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ピッカーニャグリル500g / ビナグレッチ&ファロッファ / カシャーサ

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カイピリーニャ / ムケッカは / ごはんにかけていただく

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ソブリメーザのメニュー / アッフォガード / 今宵のメンバー

店情報前回

《平成29(2017)年5月19日(金)の記録》

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組み合わせも美味しい … 立呑み「やきや」(荻窪)

めかぶ豆腐


「『めかぶ』(170円)と『冷奴』(170円)をお願いします。『冷奴』は豆腐だけで」

 と注文すると、女将さんが小鉢に『めかぶ』をついで、ポン酢醤油をかけてくれ、店を手伝うおにいさんが、パックの豆腐を別の小鉢に、つるりと入れてくれた。

 通常の『冷奴』は、ここから刻みネギや、かつお節、おろし生姜がトッピングされるのだが、今回はそれは省略。シンプルに豆腐だけである。

 出された『めかぶ』を、グリグリとかき混ぜて、粘りっ気を出したところで、そのすべてを豆腐の上にトロリとかける。

 こうして、オリジナルの『めかぶ豆腐』ができあがる。

 これがまた、すばらしくいい酒の肴になるんですねえ。

 同じように、豆腐の上に『自家製塩辛』(200円)を載せるものもいける。

 やったことはないが、豆腐の上に『珍味わたあえ』(200円)というのも、きっといけると思う。

 豆腐+『もつ煮込』(170円)も、まあ鉄板と言えるでしょうね。

 木曜日の今日は、ホッピー(セットで320円)と『げそ揚げ』(200円)からスタートした。

 『げそ揚げ』は、カウンター上のバットに置かれているものを、チャチャッとお皿に盛ってくれるだけなので、出が早い。1品めのつまみとして、ちょうどいいのだ。

 その『げぞ揚げ』をつまみ、ホッピーを飲みつつ、改めて「さて今日は何を食べようかな」と考える。

 ふと見ると、カウンター上に置かれている『珍味わたあえ』の大鉢が、まだ残っている。午後7時というこの時間帯に『珍味わたあえ』が残っているのは珍しい。大急ぎでその『珍味わたあえ』を注文した。

 こうなると『げそ揚げ』は後回しだ。先に『珍味わたあえ』からいただく。

 さっきも書いたとおり、『げそ揚げ』は揚げたてて出されるわけではなくて、あらかじめバットに置かれているものをお皿に盛ってくれるだけなので、もともとが常温。だから、しばらく放っておいても味わいは変わらないのである。

 なぜ『げそ揚げ』を後回しにするかというと、『珍味わたあえ』を食べ終えた後に残ったワタを、『げそ揚げ』にまぶしながら食べるのが、これまた抜群にうまいから。これもまた組み合わせの妙なんですねえ。

 ゆっくりと1時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4で、今日のお勘定は1,540円なり。どうもごちそうさま。

 ホッピーはセットが320円、ナカ(おかわり焼酎)が160円なので、ソト1・ナカ4で合計800円(セット+ナカ×3)。1杯あたり200円になるのでした。

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「やきや」 / ホッピー / げそ揚げ

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珍味わたあえ / 冷奴(豆腐だけ) / めかぶ

店情報前回

《平成29(2017)年5月11日(木)の記録》

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今夜は煮込みタンシタ … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)

煮込みタンシタ


 ホッピーセット白(380円)をもらって、最初のつまみとして「煮込みタンシタ」(250円)を注文した。

 「煮込みタンシタ」は、その名のとおり、タンシタを煮込んだものなんだけど、そのタンシタが、大きなかたまり(ブロック)のまま煮込まれているのが大きな特徴だ。

 注文を受けて、煮込み鍋でクツクツと煮込まれているタンシタ・ブロックが取り出され、炭火の焼き台で炙って最終仕上げが行われる。

 そしてそのブロックのまま皿に載せられ、刻みネギをたっぷりとトッピングしたらできあがりだ。皿のフチには練りカラシも添えられる。

 熱々のところへ箸を入れると、まるでコンビーフのようにホロホロと崩れて食べやすい。

 ん~~~。この「煮込みタンシタ」もいいねえ。

 ここ「弐ノ十」には、通常の「もつ煮」(豆腐入りで350円)のほか、同じ煮込み鍋から豆腐だけを取り出した「煮豆腐」(200円)や、同じ煮込み鍋の中でゆで卵を煮込んだ「煮玉子」(100円)、冬場だけの「煮大根」(200円)。

 さらには煮込んだ豚足が、丸ごと1足分出される「煮込みとんそく」(350円)に、この「煮込みタンシタ」と同じように、ホホ肉をブロックのまま煮込んで、仕上げに炙って出してくれる「煮込みホホ肉」(250円)など、バリエーションが豊かで、例外なくうまい。

「毎日のように来てくださる常連さんが多いので、なんとか飽きないようにと、いろいろ考えてみてるんです」

 と話してくれる店主のアキさん。

「それでもいつも、必ず同じものしか注文しない常連さんも多いんですけどね(笑)」

 定番のメニューも、けっして飽きられることなく、しっかりと愛されているのである。

 「紅だんご」(180円)も、アキさんが考えた新作メニューのひとつで、細かく刻んだ紅ショウガを練り込んだツクネをタレ焼きにして、マヨネーズを添えたもの。

 だいぶ前に始めた「紅しょうが肉巻き」(150円)の人気が高くて、紅しょうがの仕入れが多くなったので、他にも使えないかと考えだしたものなんだって。

 このところ、暑い日が続いているので、そろそろシーズンを終えそうな「はくさい漬」(200円)をもらって一息ついて、満を持して焼きものへと進む。

 今日は「レバ塩ねぎ」(100円)と「とろしろ」(100円)を1本ずつ注文。「とろしろ」は醤油焼きで出してくれた。

 かたまりのタンシタがボリュームたっぷりだったので、今日は焼きものはこの2本だけ。

 ホッピーがソト1・ナカ4で、外税で消費税(10円未満切り捨て)が付き、今夜のお勘定は2,110円なり。

 「ごちそうさま」と席を立つと、「どうもありがとうございました。またあした」と見送ってくれた。

 「またあした」というのが、いいね!!

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「弐ノ十」 / ホッピーセット白 / 煮込みタンシタ

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はくさい漬け / ナカ / 紅だんご

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紅だんごの中身 / レバ塩ねぎ / とろしろ

店情報前回

《平成29(2017)年5月9日(火)の記録》

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豚軟骨もつ煮込み登場 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

豚軟骨もつ煮込み


 いよいよ始まりました、豚煮込み(=豚軟骨もつ煮込み、324円)。

 豚軟骨たっぷり、根菜たっぷりの「川名」独自の豚もつ煮込みながら、豚軟骨の下処理が大変なので、煮込みがよく出る冬場はとてもやっていられない。

 そこで冬場は、こちらも美味しい牛すじ煮込みを出すようにして、夏場だけ、豚軟骨もつ煮込みが出るようになったのでした。

 その豚軟骨もつ煮込みが、今年も始まったってことですね。

 今日は最初から、豚軟骨もつ煮込みが目当てだったので、飲みものもホッピー(411円)を選択した。

 もつ煮込みには、やっぱりホッピーが合うと思うんだなあ。

「赤、黒、どっちにしましょう?」

 と聞いてくれる女将さんに、「赤」をお願いした。

 ここのホッピーは昔から、白・黒じゃなくて、赤・黒なのである。

 白・黒というのは、ホッピー(ソト)そのものの色合いのこと。じゃ、赤・黒は何かというと、ホッピー瓶の王冠の色なのである。白ホッピーには赤い、黒ホッピーには黒い王冠が付けられている。その王冠の色で区別してるんですね。

 でも、「白をお願いします」と返事しても通じるのでご心配なく。

 期待の豚煮込みはちょっとお預けしておいて、1品めのつまみには「昆布しめさば」(519円)をお願いした。

 この昆布しめさばで、ある程度空腹を満たしておいて、その後、じっくりと豚軟骨もつ煮込みを味わおうという狙いなのだ。

 すると、その昆布しめさばに合わせて、マスター(店主)が冷酒を1杯出してくれた。

「中に刻んだなまり節を入れてます。時間と共に味が変わってきますよ。〆サバのお皿にも、同じなまり節を添えてますから、そのままつまみでも食べてみてください」

 とのこと。これは嬉しい1杯ですね。

 なまり節入りの日本酒&ホッピーで、「昆布しめさば」をいただいたあと、ナカ(368円)をもらって、いよいよ満を持して「豚煮込み」(324円)である。

 煮込みは店頭の焼き台の横に置かれた煮込み鍋で、コトコトと煮込まれていて、注文するとあっという間にやってくる。

 ど~れどれ。

 おぉぉぉぉぉ~~~~~っ。豚軟骨もつ煮込みだ!

 やっぱり旨いなあ。

 他の具材もさることながら、皮付きの牛蒡が、いい味を出してるなあ。

 これから冬までの間に、なるべく何度もいただかなきゃね。

 そこへ、またまたサービスで出してくれたのは静岡産のワカメ。常連さんが持ってきてくれたんだそうな。

 ちょっと醤油をつけていただいてももちろん美味しいんだけれど、豚軟骨もつ煮込みの汁に、新鮮ワカメをちょいとつけて食べると、これがまたいい!

 2時間ほどの酒場浴。席料108円が加わって、今夜のお勘定は1,730円でした。どうもごちそうさま。

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「川名」 / ホッピー&お通しのみかん / 鰹節入りの冷酒

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昆布しめさば / ナカおかわり / 静岡の新鮮ワカメ

店情報前回

《平成29(2017)年5月7日(日)の記録》

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〔コラム〕八戸のあれやこれや

せんべい汁


 3泊4日の出張で行った、はじめての八戸、はじめての青森県。

 自分自身の国内での北限は、これまでずっと、30年近く前に課内旅行で行った会津・喜多方地方(福島県)のままだったので、今回、ぐんと更新である。

はやぶさ

 東北新幹線「はやぶさ」にも初めて乗った。

「『はやぶさ』はすぐに満席になるから、早く指定席を予約しておいたほうがいいよ」

 今回の出張が決まった瞬間に、職場の先輩からそう教えられて、その場ですぐにインターネット予約をした。

 たしかに「はやぶさ」の車内は、行も帰りもギッシリと満席状態。東海道・山陽新幹線よりも混んでいる。

 なんでこんなにお客が多いのかと思ったら、東京から八戸(最終的には函館)まで行く新幹線は、1時間に1本程度しか走ってないんですね。

 そんな八戸で、すっかりツボにはまったのが「せんべい汁」だった。

 冒頭でご紹介している写真は、宿泊先のホテルの「朝食バイキング」に必ず並んでいた「せんべい汁」。

 大ぶりのお椀に、少量の鶏肉などの具材(調理済み)と、パリッと割った南部せんべいが、あらかじめ入った状態で積み重ねられていて、その横の大鍋に保温されている汁(つゆ)を自分でついだらできあがり。

 しばらく待って、せんべいがアルデンテ状態までふやけてきたら食べごろだ。

 夜の酒場で出してくれる「せんべい汁」は具だくさんで、これはこれでとても美味しいものなのだが、朝食の「せんべい汁」は汁が主体で、とってもシンプル。

 まるであっさりとした「素うどん(かけうどん)」をいただいているようで、うどん好きの私には、とてもうれしかった。

ホテルの朝食 バラ焼き

 ホテルの朝食バイキングの中には、郷土料理が並ぶ一角があって、「せんべい汁」の他にも、「バラ焼き」、「イカごろ煮」、「長芋のしそ漬け」などが並んでいる。

 「バラ焼き」は、タマネギと牛バラ肉を醤油ベースの甘辛いタレで炒めたもの。米軍三沢基地近くの食堂『赤のれん』で60年ほど前に始まり、南部地方に広まって、ご当地グルメとなった。これも美味しくて、毎朝いただきましたねえ。

 「イカごろ煮」は、コクのある新鮮なイカのゴロ(ワタ・腑)と身を絡めて煮たもの。東京の酒場でもときどき見かけるポピュラーなものだ。八戸港はイカの水揚げ日本一なので、まさにご当地の味なのである。

とんでん兵 お品書き

 夜は同行の方々との飲み会が予定されているので、その前にちょっと界隈を散策する。

 ホテルの筋向かいのビルの地下1階にある「こだわり酒房 とんでん兵」。北海道出身の店主が、2002年に開業した酒場だ。

 地元・八戸テレビ放送の「はちのへ酒場百選」でも紹介されていたのを、事前に見ていたのでした。

ばんや 店頭の張り紙

 八戸に来たら、ぜひ行ってみたかったのが太田和彦さんや、吉田類さんも訪れた創業50年の老舗酒場、「ばんや」なんだけど、残念ながら店頭には臨時休業の張り紙が出ていて、お休みだった。

サバの駅 看板とメニュー

 その「ばんや」のすぐ近くのビルの1階にあるのが、八戸沖で獲れるブランド鯖、「八戸沖前さば」が自慢の、寿司と地魚料理の店、「サバの駅」(公式サイトはちのへ酒場百選)だ。その八戸前沖銀サバの切り身を串に刺して焼いた「サバの塩焼き」(1本470円)が、見るからに美味しそうだ。

みろく横丁 おんで市
やぁんせ市 店舗一覧

 「サバの駅」の横の細い通り(ビルの中)を抜けると、そこが「八戸屋台村 みろく横丁」。

 ここは平成14(2002)年末に、それまで盛岡駅が終点だった東北新幹線が、八戸駅、新青森駅まで延伸されたのに合わせて、オープンした屋台村で、いまや八戸の観光名所の一つとなっているそうだ。

 表通りの三日町と、裏通りの六日町を屋台街で繋いでいるので、両町の頭文字「三」と「六」から「みろく横丁」と名付けられた。横丁は三日町側の「おんで市」と、六日町側「やぁんせ市」に分かれていて、両方合わせると、八戸観光キャンペーン「おんでやぁんせ八戸」の「おんでやぁんせ(=いらっしゃいませ)」という言葉になる。

らぷらざ亭 品書き

 「みろく横丁」をちょっと見学して、ビルとビルのすき間をもう一度「ばんや」の方向へ戻ると、そこが旬菜料理「らぷらざ亭」(公式サイト)の裏側の入口。「はちのへ酒場百選」の中でも、「いま少なくなった八戸らしい居酒屋です」と紹介されているお店で、三陸名物の浜焼きが食べられる。

桃川の酒蔵 本日おすすめ品

 その先、味ビル合衆国というビルの中に入ると、「桃川の酒蔵」(はちのへ酒場百選)が現れる。店頭に「本日おすすめ品」として書き出されているマグロブツ、天然アジ刺、ホタテ刺、ホタテ焼、ばくらい、こまい丸干し焼などが、それぞれ400円! これは安いなあ。

 Facebookでは、「南部もぐり」、「おが咲(おがしょう)」、「浅坂(あさざか)」なども、おすすめいただいたが、残念ながら今回は足を延ばすことができなかった。

 今回、同行者たちと一緒に楽しませてもらったのは次の3軒でした。

 初日の夜は、串と季節料理の店「おはな」。五戸の「菊駒」を燗酒でいただきながら、八戸料理のコース料理。なかでもヒラメの薄造りと、魚介類のブイヤベース風鍋が美味しかったなあ。八戸では毎年2~3月に「八戸ブイヤベースフェスタ」というイベントを開催しているんだそうな。

 二日めは、すでにブログでもご紹介した南部民芸料理「蔵」。「ねぶた」の燗酒とともにいただいた、「いちご煮」や「いかそうめん」、〆の「せんべい汁」が良かったなあ。

〆の手打ちラーメン

 最終、三日めは、お料理「七草」。「亀吉(特別純米 辛口)」の燗酒、「桃川(寒造り 吟醸純米生原酒)」の燗酒、さらに「陸奥八仙(季節限定酒)」を冷酒でいただいて、〆の1品は、手打ち中太平麺のラーメン。

 八戸はラーメンもうまいと聞いていたので、ぜひ1度、ラーメンは食べてみたかった。

 そして〆にいただいたこのラーメンがうまかったなあ。せんべい汁や、ひっつみが美味いのも、結局はこの汁(つゆ)が決め手なんだな。日本酒が進むラーメンスープであった。

 あっという間の3泊4日。ぜひまた行きたい街だなあ、八戸。

 いろいろとありがとうございました。>お世話になったみなさま

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八戸料理を地酒と共に … 南部民芸料理「蔵(くら)」(本八戸)

いかそうめん


 本八戸駅から徒歩10分ほどの街なかにある、南部民芸料理の店、「蔵」にやってきた。

『350年前の蔵を使った店内は、南部地方の民家を訪れたような落ち着いた空間。「せんべい汁」や「そばかっけ」、「いちご煮」といった八戸の郷土料理や、ホヤやイカなどの新鮮な魚介がいただける』

 というのが、ぐるなびでの謳い文句だ。

 今日は3人で、「料理4,000円+飲み放題2,000円」という、合計6,000円のコースを予約すると、2階にある、まさに『古い蔵の屋根裏』といった風情の、板張りの広間に案内された。

 席にはすでに「とんぶり」や「うるい」、食用菊「阿房宮あぼうきゅう」が入った酢の物など、5種の郷土料理の小鉢が並べられており、まずは生ビールをもらって、八戸での宴会スタートである。

 カチッと固形燃料に火がつけられたのは、「ホタテの貝焼き」。そして出てきた「刺身三種盛り」は、キチジ、メバル、スズキだそうな。

 ここで飲みものを燗酒に切り替える。

 日本酒は、青森の地酒3種の中から選ぶようになっていて、辛口が「ねぶた」、中辛が「如空じょくう」、甘口が「桃川」。

「お燗にするなら辛口がいいんじゃないかしら」

 という女将さんのすすめに従って、「ねぶた」をいただいた。

 その燗酒と一緒に出てきたのが、八戸をはじめとする三陸海岸の伝統料理、「いちご煮」だ。

 これはウニと、薄切りにしたアワビの吸物。お汁のなかのウニが、野イチゴのように見えることから「いちご煮」と呼ばれるようになった。

 とってもシンプルな吸物なのに、なにしろその具材がうまい。

 とろりと軟らかいウニと、コリッと弾力感があるアワビの対比もいいね。

 続いては「いかそうめん」。八戸はイカの水揚げ日本一。イカ料理が自慢の立ち飲み店、「やきや」(荻窪)のスルメイカも、ここ八戸から直送されたものである。

 添えられた麺つゆに、ワサビ、刻みネギ、そしてウズラの卵(生)を入れてかき混ぜ、細く切られたイカを絡ませるように、ズズッとすすり込む。

 う~ん。いいね。燗酒が進むね。飲み放題で良かったよ。

 次に出てきたのは、2枚の「そばかっけ」でチーズをはさみ、海苔のりを巻いて揚げたもの。

「冷めると硬くなるので、熱いうちにお召し上がりください」とのこと。

 「そばかっけ」というのは、そばを切った後に残る「かけら」が語源なんだそうだが、今は「そばかっけ」の形になるように、そばの生地を三角(店によっては四角)に切って、それ用に作ったものだ。

 最後の〆は、女将さん自らが鍋からつぎ分けてくれる「せんべい汁」だ。

 鶏だし(店によってはサバだし)の中に、「南部せんべい」を入れて作る、八戸で古くから食べられてきた郷土料理だ。

 実は今日の昼食のときに、八戸市内の和食店「やま文」で、「寿司+すいとん」のランチセット(1,080円)をいただいた。

「この辺では『すいとん』のことを『ひっつみ』とか『とってなげ』と言って、昔からよく食べてたんですよ。今ももちろんよく食べるんですがね」

 同行していた地元の方が、そう教えてくれた。そのときに、

「八戸名物の『せんべい汁』も、もともとは同じようなものなんじゃないかと思うんですよ。小麦粉を練って『すいとん』の具を作る代わりに、『南部せんべい』を割って放り込んだ。そのほうが準備が楽ですもんね」

 という話も聞かせてくれたのだった。ここ「蔵」の「せんべい汁」をいただいて、

『なるほど! 「せんべい汁」と「ひっつみ」とは、同じような料理なんだなあ!』

 と改めて認識した。

 この「せんべい汁」。〆の料理なんだけど、汁がうまいので、ついついこの汁で、また燗酒をグイグイと飲んでしまった。すばらしい料理だ(笑)。

 魚介類も野菜類も美味しいのが八戸の料理の大きな特徴なんだなあ。

 今夜はそんな八戸料理をたっぷりと堪能することができた。どうもごちそうさま。

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南部民芸料理「蔵」の2階席 / 前菜5種盛り / ほたて貝焼き

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刺身三種盛り / いちご煮(奥は燗酒) / いかそうめん

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そばかっけチーズ揚げ / 女将さんについでもらって / 八戸せんべい汁

店情報

《平成29(2017)年5月16日(火)の記録》

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店情報: 南部民芸料理「蔵(くら)」(本八戸)

    南部民芸料理 蔵
  • 店名: 南部民芸料理 蔵
  • 電話: 0066-9712-892415(予約専用・通話料無料)、0178-22-1027
  • 住所: 031-0000 青森県八戸市十三日町28
  • 営業: 17:00-22:30、無休
  • 場所: JR八戸線・本八戸駅から徒歩10分
  • メモ: 食べログホットペッパーぐるなび(2017年5月調べ)

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焼きもの、いいですよ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

焼き台の店主


 夕方になるのを待ちかねて自宅を出発すると、「すっぴん酒場」に到着したのは、まだ外も明るい午後5時。

 それでも店内には4人ほどの先客が立ち飲んでいるのがすばらしいなあ。

 今日もそうだけど、早い時間帯には、まだ開店準備が整っていないことも多い。

 いつものようにホッピー(黒のみ450円)をもらい、お通し(100円)として出されたポテマカサラをつまみながら、炭火がるのをゆっくりと待つ。

 これもこれで、早めの夕方ならではの楽しみなのだ。

 それにしてもこのところ、ポテマカサラを出してくれる店が増えたような気がする。

 ポテマカサラというのは、ポテトサラダとマカロニサラダをごっちゃ混ぜにしたよなサラダのこと。

 このメニューがあると、「ポテトサラダにしようか、それともマカロニサラダにしようか」と迷う必要がない。一度に両方を食べることができるのだ。

 このポテマカサラ・ブームは、西武新宿線沿線だけのことなんだろうか、それとも都内全域? あるいは日本中の大衆酒場でそうなのかな?

 そうこうしているうちに炭火も熾り、店主から「焼きもの、いいですよ」と声がかかる。

 私の後にも、二人ぐらいのお客さんがやって来たので、店内のお客は7人ほど。

 でも誰も、われ先にと焼きものを大量注文したりすることはしない。各自2~4本ずつ、つつましやかに注文する。

 焼き台の上には、最大でも十数本の串しか乗らないので、誰かが大量に注文すると、それより後で注文した人は、ずっと待っていないといけないからだ。

 今日のお客は、ベテランぞろいだな。

 そう感心しながら、私もレバ、シロ、チレを、それぞれ1本ずつ(各100円)注文した。

 いつだったか、同じように開店直後にこの店にやってきたら、なにかの会合帰りらしきおばさんの5人連れがやって来た。その内のひとりが、この店に来たことがあるようなのだ。

 その日も、開店準備がやや遅れていて、店主はまだ火を熾していた。

 しかし、そんなことにはおかまいなく、おばさんたちは、「タンを5本、ハツも5本、カシラも5本。レバ、いる人? ……。じゃ、レバは3本」と次々に注文を入れていく。

 「ショウガミョウガってなに? おもしろそうねえ。じゃそれも2本」、「ピータンピーマンっていうのもあるわよ。これも2本くださいな」などなどと、まだ炭火が熾る前なのに、すでに大量の焼きものの注文が入ってしまった。

 おばさんたちよりも先に店に入って、炭の熾りを待っていたのは、私も含めて5人ほど。

『今日は焼きものは、しばらく無理だな……』

 だれも声には出さないが、店内にはそんな空気が流れた。

 そしてある人は冷奴を注文し、ある人は味噌キュウリを注文し、ある人はセロリ漬けを注文しと、常連さんたちは焼きもの以外のつまみを注文する。私もこのときは煮込みをもらったものだった。

 まあでも、厨房の見えないチェーン居酒屋やファミレスなどが標準であれば、このおばさんたちのような注文の仕方のほうが普通なのかもね。

 その点、今日のお客は、みんなベテランだ。焼き台の空き具合も見ながら、空いたところでスパッと注文が入る。

 私も2巡めはコブクロ(100円)をもらい、3巡めにアブラニンニクとハラミナンコツ(各100円)、そして4巡めにタン、ハツ、カシラ(各100円)を焼いてもらって締めくくった。

 黒ホッピーはソト1・ナカ4。2時間ほど立ち飲んで、今日は1,950円なり。どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピー / お通しのポテマカサラ

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れば / ちれ / しろ

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こぶくろ / あぶらにんにく / ハラミナンコツ

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はつ / たん / かしら

店情報前回

《平成29(2017)年5月6日(土)の記録》

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〔お知らせ〕「中野晴啓のはるラジ」に出演

vol.26 ブログ「居酒屋礼賛」主宰 浜田 信郎 氏(前編)

 クレディセゾングループセゾン投信社長・中野晴啓氏が、毎回魅力あるゲストと対談するラジオ風番組『はるラジ』の第26回公開分に、不肖、私も出演させていただきました。

 以下は番組紹介ページでのご紹介文です。

大手造船会社のエンジニアとしてキャリアを積み今も現役のサラリーマンとして仕事をする傍ら、20年間書き続けた「居酒屋礼賛」は大人気ブログとしてメディアでもお馴染みです。森林浴ならぬ「酒場浴」の効用を語る浜田さんの言葉の中に、社長の中野がセゾン投信の経営で一番大切にしている共通の価値観を発見しました。


 2017年5月15日公開分(前編)と、5月31日公開分(後編)に分けて公開されますので、ぜひお聞きいただけるとありがたいです。

 『はるラジ』のURLは以下のとおりです。
 http://www.saison-am.co.jp/guide/contents/

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麻布起点でのれん分け … 大衆割烹「和田屋(わだや)」(阿佐ヶ谷)ほか

煮込み


 焼鳥「川名」を出たところで、すでに午後9時前。

 ここでいったん解散となり、寄り道さん宇ち中さんここちき&みやさんご夫婦と私の5人は、二次会として阿佐ヶ谷駅近くの大衆割烹「和田屋」へと入る。

「5人です」と声をかけると、

「お2階へどうぞ」

 と2階の座敷席に通してくれた。

 すでに「川名」でたっぷりと飲んだあとなので、みんな思い思いのサワーを注文。私はシークワサーサワー(400円)をもらった。

 料理は若竹煮(お通し?)、ホタルイカ(500円)、イカフライ(500円)、クサヤ(500円)、煮込み(500円)、そしてカキフライ(600円)だ。

 クサヤがあるのは珍しいなあ。

 食べログの情報によると、「和田屋」は、のれん分けで各地に出店してきた大衆割烹。

 その原点は、大正9(1920)年に麻布十番に創業した「食堂和田屋」にあるそうだ。(「食堂和田屋」は2005年に閉店。)

 そこからのれん分けした店が、浜田山高円寺江古田大山阿佐ヶ谷新橋十条西荻窪五反田の9店。そのうち大山店と五反田店は閉店したそうなので、現在営業しているのは7店舗らしい。

 「三州屋」とか、「加賀屋」などと同じような広がりかたなんだろうか。

 今度また、じっくりと来てみることにしよう。

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若竹煮 / ホタルイカ / イカフライ

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クサヤ / カキフライ / 二次会メンバー

・大衆割烹「和田屋」の店情報

◇   ◇   ◇

アードベッグ


 さらにもう1軒、阿佐ヶ谷駅前のバー「アルフォンソ(Alfonso)」で、アードベッグのストレートを1杯いただいて、本日の〆とした。

・バー「アルフォンソ」の店情報前回

《平成29(2017)年4月29日(土)の記録》

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店情報: 大衆割烹「和田屋(わだや)」(阿佐ヶ谷)

    和田屋
  • 店名: 大衆割烹 和田屋
  • 電話: 03-3336-2580
  • 住所: 166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-12-22
  • 営業: 17:00-01:00(00:30LO)、日祝休
  • 場所: JR中央線・阿佐ヶ谷駅北口を出て、駅前のバスロータリーの左手にある「松屋」や、横浜家系ラーメン「壱角家」などの先にある、左手の路地「スターロード」に入る。約50m先の小さな四つ角を右に折れた少し先、左手が「和田屋」。(そのとなりが人気焼鳥店「鳥久」)
  • メモ: 昭和54(1979)年創業。新潟出身の高橋敏則さん・洋子さんご夫妻に、息子の清太さんも加わって、親子3人で切り盛り。一品料理はもちろん、故郷新潟の銘酒、八海山や久保田、景虎をはじめ日本酒や焼酎も豊富に揃う。1Fはカウンターとテーブルで約25席、2Fは25名までの宴会ができる座敷席。
    〔料理〕《やきとん(注文は2串から)》レバ120、タン120、ハツ120、カシラ120、ナンコツ120、コブクロ120、つくね120。
    《お刺身》刺身盛合せ800、マグロ刺身600、イカ刺身500、しめさば600、馬刺700、ホタルイカ500。
    《とりあえず》煮込み(牛)500、ジャンボさつま揚450、イカ一夜干し400、ポテトサラダ450、いわしぬか漬け480、いわし丸干450、めひかり一夜干し450、長芋千切400、すじこおろし400、しらすおろし350、塩辛350、冷奴350、おしんこ350、塩らっきょ300、らっきょ300。
    《炒め・揚げ・焼き》肉ナス炒め480、ウィンナー炒め480、ネギソーセージ450、野菜炒め450、豚キムチ炒め500、ニラ玉子400、焼きそば500、カキフライ600、アジフライ500、イカフライ500、各種フライ盛合せ800、ミートコロッケ450、クサヤ500、目ざし350、とろろ納豆焼き500、にんにく焼450。
    《その他・ご飯物》おろし納豆350、玉子納豆350、まぐろ納豆400、スタミナ納豆500、ライス200、のり茶漬け400、梅茶漬け450、鮭茶漬け450。
    〔飲みもの〕《ビール》生ビール(大)700/(中)580/(小)450、瓶ビール(大)600、黒ビール(小)450、ノンアルコールビール450。 《サワー》ライム/レモン/グレ-プフルーツ/梅/すだち各380、シークワーサーサワー400、ウーロンハイ380、ウコン割り400、玉露割り400。 《日本酒》久保田千寿700、越乃景虎700、八海山600、酔鯨600、浦霞500、吉の杉タル酒400、仁勇400、たんれい辛口(300ml)600。 《ソフトドリンク》ウーロン茶300。 《ハイボール》角ハイボール400。 《ボトルメニュー》かのか(麦)2,500、知心剣(麦)2,500、邑(芋)2,500、黒甕(芋)2,500。(2017年4月調べ)

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今季最後の牛スジ煮込 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

牛すじ煮込み


「牛すじ煮込みは、今期は今日で最後です」

 という、店を手伝っているおにいさんのひと声で、さっそくその牛すじ煮込み(324円)をいただいた。

 前にも書いたとおり、「川名」には「牛すじ煮込み」と「豚軟骨もつ煮込み」という、2種類のもつ煮込みがある。

 「川名」固有の煮込みは、実は「豚軟骨もつ煮込み」のほう。

 しかしながら、その「豚軟骨もつ煮込み」は仕込みにものすごく手間ひまがかかるんだそうな。

 そこで「もつ煮込み」が飛ぶように売れる冬場は、仕込みがより簡単な「牛すじ煮込み」を出すようになったのでした。

 そんなことから始まった「牛すじ煮込み」なんだけど、この流れが何年か続くうちに、「牛すじ煮込み」も人気となって、今や冬場は「牛すじ煮込み」、夏場は「豚軟骨もつ煮込み」と、2種類の煮込み、それぞれが楽しみなメニューになったのです。

 今シーズン最後の「牛すじ煮込み」。美味しかったなあ。

 さて今日は、ゴールデンウィークの恒例行事、13年めとなった「呑んだフルさんの征西」で、飲み仲間たちと「川名」に集まった。

 もちろん「よじかわ」(=午後4時の開店と同時に「川名」で飲むこと)である。

 幹事として準備してくれたのは宇ち中さん

 ワイタベさんここちき&みやさんご夫婦、ふぢもとさん、直ちゃん、そしてにっきーさんも北海道から駆けつけてくれた。


 久しぶりに顔を出してくれたのは寄り道さん。「よじかわ」という言葉を、2005年1月ごろに使い始めたのも寄り道さんなのだ。

 改めてその「寄り道Blog」を読み返してみると、その「よじかわ」について、とてもおもしろい記述があった。

『「よじかわ」というのは、かつて、合い言葉のように使われていた言葉だ。これは本来、単に4時に川名に入店するという意味ではない。例えば、こういう風に使う。・・・土曜日にみんなで集まって、わいわい飲んでいるうちに夜も12時を過ぎてしまう。みんな、かなりの量を飲んでいるので酔っぱらい気味。ただ、明日は休みだから、朝はゆっくりだ。それにしてもよく飲んだなあ・・・「じゃあ、また近いうちに飲みましょう!」と誰かが言う。そこで間髪を入れずに「じゃあ、明日よじかわで!」「え!明日、しかも4時に川名に集合・・・きついなあ。」「ではみなさん、明日よじかわってことで決定!」「ちょ、ちょっと待ってよ~。」・・・連日の厳しい飲み会を表す言葉なのだ。』(2010年1月22日の記事より)

 そうだったなあ。金曜日に思いっきり飲んで、土曜日にも地元の仲間たちと飲んで、さらにその上での「日曜日の『よじかわ』」だったのだ。

 それに加えると、今日は「土曜日の4時から」という、もっとも飲みやすい時間帯での「よじかわ」だ。

 すばらしいメンバーが集まって、今夜もたっぷりと「よじかわ」を堪能した。

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焼鳥「川名 / ゆずもずく酢(270円) / 牛すじ煮込み(324円)

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ゆず大根漬(173円) / 皮にんにく串(173円)×4本 / 山芋ねぎチーズ(346円)

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ぶり大根煮(367円) / トマト玉子焼(411円) / 野沢菜納豆(324円)、白菜キムチ(173円)

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ニラ玉子焼(411円) / 枝豆豆腐&フルーツ盛り / なすみそ(346円)

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ガーリックウィンナー串(195円)、豚にんにく串(120円) / チキンセット(5本600円)

店情報前回

《平成29(2017)年4月29日(土)の記録》

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牛煮込みのもつカレー … もつ焼「丸松(まるまつ)」(東中野)

ちょっとカレー


 野方「秋元屋」で、8年半の長きにわたり(しかもそのほとんどの期間を本店の店長として)修業を積んだ、松ちゃんこと、松浦辰也(まつうら・たつや)さんが満を持して独立し、さる平成29(2017)年3月24日に、JR中央線・東中野駅のすぐ近くに「もつ焼 丸松」を開店した。

 店内はカウンター10席ほどと小さいが、「秋元屋」同様に、入口の外に4人掛け×2卓のテーブル席と、入ってすぐ左手の、ちょっとデッドスペース的になっているすき間にも、角をはさむ2人掛けのテーブル席を用意して、全体としては20人ぐらいが入れる空間を作り出した。

 が、しかし!

 多くのみなさんが予想されていたとおり、開店するやいなや満席状態が続く大人気店となり、20席ではまったく足りない感じになってきた。さすがですねえ。

 今日は職場での飲み会を終えたあと、一人でふらりと立ち寄ってみた。

 店に着いたのは午後9時。この時間なら大丈夫かと思いきや、やっぱり満席である。

 ちょうど先客が帰るところだったようで、その席が片づけられるのを待って、ラッキーにも、入れ代わりで座ることができた。

 さっそく「ホッピーセット白」(400円)をもらうと、1巡めのつまみは「秋元屋」と同じく、小さな紙に書いて渡す仕組み。

 「れば」、「しろ」、「はらみ」(各120円)と、ホワイトボードに書き出されている「上みの」(220円)を、味付けは「おまかせ」と記入し、焼きものを待つ間用のつまみとして、「自家製ぬか漬」(300円)ももらうことにした。

 ねらい通り、あっという間に出てきた「自家製ぬか漬」は、にんじん、きゅうり、だいこんの3種盛り。これが古漬けのちょっと手前で、ちょうどいい具合に酸味も出ていて、とてもいい。

「この漬物はうまいねえ」と感想を伝えると、

「今日は、うまくいったんですよ」

 と謙遜気味に笑うのは、松ちゃんを手伝っているノリスくん。松ちゃんの同級生なんだそうな。店は松ちゃんとノリスくんの二人で切り盛りしている。

 基本的には松ちゃんが焼き台およびその周辺を担当し、それ以外をノリスくんがやる。仕込みのときには、松ちゃんの奥さんも加わっているらしい。

 そして出てきた焼きものは、なにしろ松ちゃんが焼いたんだから、間違いなくうまい。

 なかでも特筆ものが上みの! みの特有の強烈な弾力感が抑えられていて、ふんわりと軟らかい。

 ホワイトボードメニューなので、いつもはないかもしれないが、あれば必ず注文すべき逸品である。

 ソト1・ナカ3の、3杯めとなる「ナカ」(270円)をもらって、追加注文したつまみは、「ちょっとカレー」(100円)だ。

 松ちゃんの奥さんは、沼袋「たつや」の仕込みを7年ほど手伝っていたので、ここ「丸松」にも「もつカレー(パン付き)」(350円)がある。「ちょっとカレー」は、その少量版である。

 ど~れどれ。

 その「ちょっとカレー」の具のモツを一口いただいて驚いた。

「松ちゃん、このもつカレーって、牛シロを使ってるんだ?!」

「そうなんですよ。うちの奥さんのこだわりなんです。『やっぱり牛シロがうまい』って」

 わあ。でも高いよねえ、牛シロ。大ふんぱつだ。

 言ってみれば、「たつや」の「もつカレー」と、「鳥勝」の「煮込み(牛)」との融合体のようなものだ。すばらしい。

 2時間近くの酒場浴。席料100円に、消費税(外税)が加わって、今宵のお勘定は2,180円でした。どうもごちそうさま。

 次は絶対に普通サイズの「もつカレー(パン付き)」を食べなくっちゃ!

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ホッピーセット白 / 自家製ぬか漬 / はらみ

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れば / 上みの / しろ

店情報

《平成29(2017)年4月28日(金)の記録》

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店情報: もつ焼「丸松(まるまつ)」(東中野)

    もつ焼 丸松
  • 店名: もつ焼 丸松
  • 電話: 03-5338-4039
  • 住所: 164-0003 東京都中野区東中野1-56-4 第一ビル1-D
  • 営業: 16:00-23:00(焼き物22:00LO)、月休
  • 場所: JR東中野駅西口2番出口から徒歩10秒 都営大江戸線東中野駅 A1出口 徒歩2分。
  • メモ: 平成29(2017)年3月24日創業。カウンター10席ほどと、テーブル席が4人2卓+2人1卓。席料100円(税別)、混雑時は2時間まで。以下すべて税抜き価格。
    〔お食事〕《串焼き》(120円)かしら、かしらあぶら、はらみ、なんこつ、たん、たんした、はつ、はつもと、れば、ちれ、がつ、しろ、ひら、てっぽう、あぶら、こぶくろ、ウインナー。 (130円)ばら、しろころ、うずら。 (150円)ねぎま、せせり、鳥はつ、かわ、すなぎも、ぼんじり。 (200円)白れば、自家製つくね、月見つくね(卵黄付は+50円)。 (220円)手羽先。
    《肉巻き串》(180円)肉巻きトマト、えのき肉巻き、しょうが肉巻き。
    《野菜焼き》(150円)長ねぎ、玉ねぎ、おくら、ししとう、しいたけ、ピーマン、アスパラ、にんにくの芽。
    《煮込み》もつ煮込み380、煮豆腐200、煮玉子100、もつカレー(パン付)350、おかわりパン100、ライス100、ちょこっとカレー100。
    《サイドメニュー》(120円)キャベツみそ、甘らっきょう。 (200円)冷奴、青のり、もずく酢、セロリ漬け、塩らっきょう。 (250円)がつ酢、なんこつスライス、豚耳、ほうれん草おひたし、ほうれん草胡麻あえ、みそきゅうり、にらおひたし。 (280円)チーズ、冷しトマト、オニオンスライス、じゃこおろし、なめたけおろし、たたき梅きゅうり。 (300円)豚足、ポテトサラダ、マカロニサラダ、ぬか漬け。 (350円)子袋ポン酢、はらみポン酢、ゆでたん。 (400円)せんまい刺し。
    〔お飲み物〕《ビール》生ビール(大)700・(中)530、サッポロラガー大瓶580。 《焼酎》金宮(キンミヤ)320(ストレート、梅、ぶどう、にごり梅、ロック、水割り、お湯割り)。 《ホッピー》ホッピーセット(白・黒)400、ナカ(焼酎)270、ソト(ホッピー)270、シャリキンホッピー400。 《サワー》酎ハイ400、梅干しサワー450、生レモンサワー450、生グレープフルーツサワー500、シャリキンレモン400、バイスサワー400、ライムサワー400。 《茶割》緑茶割り400、ウーロン割り400、ジャスミン割り400、トマト割り400、豆乳割り400。 《本格焼酎》(麦)ちんぐ500、(芋)鶴見500、(栗)ダバダ火振500、(カストリ)七田500。 《梅酒・果実酒》梅酒400、にごり梅酒530、ゆず酒530。 《ワイン(赤)》グラス400、デキャンタ1,400、カチワリ400。 《日本酒》宮の雪(小)320・(大)610、宮の雪 純米480、宮の雪 にごり酒480、その他ホワイトボードに純米酒あり。 《ハイボール》特製焼酎ハイボール320、角ハイ(大)650・(中)350、IWハーパー450。 《ソフトドリンク》緑茶300、ウーロン茶300、ジャスミン茶300、ジンジャーエール300、コカコーラ300、トマトジュース300。
    〔ホワイトボードメニュー(日替りの一例)〕せんまい刺400、ゆでたん350、ポテマカサラダ350、自家製ぬか漬300、あぶり焼いわし280、栃尾あげ300、ハムステーキ200、上みの220、ラム180、せぎも(じんぞう)180、とりにんにく150、純米酒「いずみ橋 恵」(神奈川)550、「流輝(るか)」(群馬)550。(2017年4月調べ)

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美人ママの酒場で〆る … 酒房「たちばな」(赤羽)

「初孫」燗酒とお通し


 「まるます家」の前で解散したのは午後9時過ぎ。

 せっかくの赤羽なので、酒房「たちばな」にも顔を出して帰ることにした。

 店頭で呼び込みをしている、アルバイトのかわいいおねえさん(中国の方)に「こんばんは」と声をかけながら、店内へと入る。

「あら、いらっしゃい。そちらへどうぞ」

 と美人ママが、入口すぐ右手のテーブル席を指し示してくれる。

 ひとりなので、入口左手のカウンター席に座ろうと思っていたのだが、残念ながらカウンター席は満席。テーブル席も、私が座った卓以外はすべてお客が入っているというにぎわいようだ。

 さっそく「初孫」の2合(1,100円)を燗酒で注文すると、すぐにお通しの「ほうれん草のおひたし」を出してくれた。

 ここは今年2月25日に放送された、TBS「有吉ジャポン」の「北区おでんタウン」で紹介させていただいたお店。

 カキやホタテで出汁をとった「おでんおまかせお得セット」(1,200円)や、そのおでんの出汁を使った「おでん雑炊」(650円)がおすすめなのだが、今日はもう満腹。

 どうしようかなあと思っていたら、ママが「三角定義油揚」(480円)を出してくれた。

 これは、仙台の「定義とうふ店」で作られた、名物の「三角あぶらあげ」を、カリッと炙って、刻み白ネギと木の芽をトッピングしたもの。

 さっと醤油をかけていただく。いいね、これ。

 さらにメニューの中で気になった「鯛ワタ」(500円)を注文すると、これが酒盗ほどのクセもなく、抜群に旨い。燗酒にピッタリだ。

「これは美味しいですねえ」とママに声をかけると、

「実は好き嫌いが、はっきりと分かれるおつまみなんですよ」

 という返事が返ってきた。年配客のみならず、若いお客さんも多い店だからかなぁ。

 帰りにクッキーのお土産をいただいた。どうもごちそうさま。

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「たちばな」 / 三角定義油揚 / 鯛わた

《2月25日の「有吉ジャポン」より》
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美人ママ / 滝沢カレンさんと / おでん おまかせお得セット

店情報

《平成29(2017)年4月22日(土)の記録》

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店情報: 酒房「たちばな」(赤羽)

    酒房たちばな
  • 店名: 酒房たちばな
  • 電話: 03-3902-5536
  • 住所: 115-0045 東京都北区赤羽1-18-6
  • 営業: 17:00-24:00、月曜日と雨天休
  • 場所: JR赤羽駅東口を出て左へ。横断歩道を渡って「1番街」の商店街に入り、すぐ次の十字路(左向こうが「松乃家」)を左折して「OK横丁」に入り、道成りに進むこと約70m。「OK横丁」を抜ける手前の左手。「まるます家」や「トロ函」の裏手にあたる場所。
  • メモ: 1階のカウンター席とテーブル席、さらに2階を合わせて合計32席。(2017年4月調べ)

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呑兵衛が集って大宴会 … 鯉とうなぎの「まるます家(まるますや)」(赤羽)

「まるます家」にて


 今年2月に開催された神保町「酔の助」でのNMBE新年会に続いて、今回は赤羽「まるます家」の2階に35名のNMBE(呑兵衛)たちが集まっての大宴会である。

 土曜日の夕方とあって、「まるます家」の前には長い待ち行列ができているが、予約の我われは、店の横にある2階席用の入口から、すっと2階に上がった。

 席に着くと、まるで当然のようにジャン酎(チューハイ1リットル瓶、1,100円)と、モヒートセット(生ライム+ミント、100円)が、各テーブルにずらりと並んでいる。

 さっそくその酎ハイをジョッキに注ぎ、近くに座る人たちと軽く乾杯して飲み始めると、すぐにみんな集まって、正式な開会となった。

 つまみもまた幹事のみなさんが、「まるます家」の名物料理を、ずらりと注文してくださっていて、こちらはひたすら飲み、かつ楽しむばかり。いつもありがとうございます。


(1)うなぎの「かぶと焼」(2本300円)。店の看板に「鯉とうなぎのまるます家」とあるとおり、鯉とうなぎは、この店の二大看板メニュー。「かぶと焼」は、5尾分のうなぎの頭を1串に刺して焼き上げたもの。数量限定の貴重品だ。

(2)人気の「自家製ジャンボメンチカツ」(650円)は、注文してからできあがるまでに、20分ほどの時間がかかる一品。そのメンチカツが、2品めの料理としてスッと出てくるということは、幹事のみなさんは、かなり前もって注文する品を調整してくれていたに違いない。

(3)「たぬき豆腐」(500円)は、丼の底に豆腐を置き、天かす(←自家製のエビ入り揚げ玉!)、スライスしたキュウリ、ワカメ、カニカマなどをトッピングした上で、冷たいそばつゆを回しかけ、丼のフチに練りワサビを添えた料理。豆腐を崩して、全体をかき混ぜていただくのがうまい。

(4)「なまず唐揚」(600円)。鯉とうなぎのみならず、同じ川魚の「なまず」もうまい。クセがない白身魚の唐揚げである。

(5)「すっぽん鍋」(3~5人用、雑炊付、4,000円)。すっぽんも川魚系なのかなあ。高級料理のはずなんだけど、「まるます家」では割りと安い。この3~5人用の大鍋は、2階の座敷席だけで注文できる。そのかわり、1階には一人用の「すっぽん鍋」(750円)があって、一人で来ても「すっぽん鍋」が楽しめる。ちなみに一人用の「すっぽん鍋」も、鍋を食べ終わったあとにプラス200円で、「すっぽん雑炊」にしてもらうことができる。

(6)「うなぎ肝焼」(2本300円?)。これは「かぶと焼」よりもっとレアもの。めったにお目にかかったことがない。タレ焼きにしたものに、山椒の粉をかけていただくと、そのほろ苦さが爆発的にうまいのだ。

(7)「里芋の唐揚」(5個350円)。なんでもない里芋の唐揚げなんだけど、みんなで来るときには、いつも必ず注文する一品だ。できたての熱々のところに、「雪塩ゆきしお」という、宮古島で作られた塩をかけて食べるのがいい。

(8)「鯉のあらい」(400円)。うなぎと並び立つ、もう1本の看板メニューがこいである。信州・佐久で養殖された鯉は、あらいにせずに「鯉生刺」(600円)でいただいてもいっさいクセがない。私は「鯉うま煮」(800円)も好きなんだ。他に「鯉こく(みそ汁)」(350円)もあり。

(9)「どじょうとじ(丸煮)」(650円)。これも東京で昔から愛されてる味だよねえ。誤解のないように書いておくと、この店には「川の幸」(淡水魚)のみならず、「海の幸」(海水魚)もちゃんとしている。「まぐろ中とろ」(900円)、「まぐろ赤身」(700円)、「まぐろぶつ切り」(500円)は定番メニュー。今日は「ひらめ刺」(900円)や「初かつを刺」(800円)、「とび魚刺」(750円)、「ホタルイカ」(650円)などもメニューに並んでいる。「刺身三点盛」も800円とリーズナブルだ。

(10)さあそして、この店のつまみの雄、「うなぎ蒲焼」である。サイズによって、大ぶりなのが2,300円。小ぶりが1,800円。これを「うな重」にしてもらうと、ごはんと肝吸いも付いて、大ぶり(特上重)が2,500円、小ぶり(亀重)が2,000円と、それぞれプラス200円となる。さらに「うな丼」(肝吸い付き、1,500円)もある。

(11)うなぎは「白焼」にもできて、値段は蒲焼きと同じ(大2,300円/小1,800円)。熱々の間に、ワサビをのせて、塩をつけていただくのがうまい。すばらしいうなぎである。

(12)「白菜おしんこ」(400円)。季節によって、いろんなお新香を出してくれるのだが、今日のは白菜。

(13)最後の〆は、(5)の「すっぽん鍋」の残り汁に、ごはんと玉子、そして刻みネギを投入して作ってくれる「すっぽん雑炊」である。〆のはずなのに、この雑炊そのものがまた、いい酒のさかなになるのである。


 思いっきり飲んで、食べて、そして大笑いして、今夜のお勘定は、ひとり4,200円なり。

 これぞ「まるます家」価格、これぞ赤羽価格だなあ。

 どうもごちそうさま。そして今回もまた、大いに楽しませていただき、ありがとうございました。>幹事のみなさん、参加されたみなさん

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「まるます家」 / ジャン酎+モヒートセット / かぶと焼

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自家製ジャンボメンチカツ / たぬき豆腐 / なまず唐揚

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すっぽん鍋 / うなぎ肝焼 / 里芋の唐揚

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鯉のあらい / どじょうとじ(丸煮) / うなぎ蒲焼

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うなぎ白焼 / 白菜おしんこ / すっぽん雑炊

店情報前回

《平成29(2017)年4月22日(土)の記録》

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さすが元祖の混み具合 … 立ち飲み「いこい本店」(赤羽)

「いこい」にて


 土曜日、午後5時過ぎの「いこい本店」は、びっしりと満員。

 5分ほど先行で入店した宇ち中さんが、かろうじて空いていた壁ぎわの2人用立ち飲みテーブルを押さえてくれていて、なんとか無事に入店。

 サッポロ赤星大瓶(410円)をもらって乾杯し、つまみを注文しようとするが、これが簡単にはいかない。とにかくお客さんが多すぎて、注文が通せないのだ。

 ごくたまに、人ひとり通れないぐらいの狭い通路を、飲み物や料理を持った店のおねえさんが行き来する。その瞬間をつかまえて、「料理の注文、いいですか?」と声をかけると、「ちょっと待ってね」と言いながら行き過ぎていった。

 ビールを飲みながら待つことしばし。さっきのおねえさんが、「はい、何にしましょう」とやってきてくれた。

「もやしナムル(110円)と、まぐろ刺身(130円)をください」

 と注文すると、あっという間に出てきたのは、もやしナムル。

 ところが、まぐろ刺身がなかなか出てこない。やっと出てきたのは、ちょうど大瓶のビールがなくなる頃合い。

「焼酎ハイボール(190円)を2杯、お願いします」

 飲みものも追加注文した。この値段、書き間違いじゃありません。焼酎ハイボールは本当にジョッキ1杯が190円なのだ。

 ここ「いこい」は、いま大流行中の、安い立ち飲み酒場の元祖のような店。

 ここで修業をした人が、新橋の「こひなた」を開いたり、各所にチェーン展開中の「晩杯屋」グループをおこしたり、さらにそこから「きど藤」グループも出てきた。これらを総称して「いこい」系というらしい。

 「いこい」の原点は、戦後すぐ(昭和24~5年ごろ)に、この地に創業した「アサヌマ酒店」。昭和44(1969)年に酒屋の一部が移転したのをきっかけに、店内の3分の1ほどを区切って、立ち飲みコーナーとして独立。さらに平成に入ってから、残っていた酒屋も全部移転して、完全に現在のスタイルの立ち飲み屋に転身。その後、改築して、平成24(2012)年に現在の新店舗になりました。

 元の酒店から数えると67~8年、立ち飲みコーナーになってからでも48年の歴史を持つ老舗立ち飲み店である。

 いっぽう、新橋「こひなた」の創業は平成13(2001)年、「晩杯屋」1号店(武蔵小山)は平成21(2009)年、「きど藤」1号店(高円寺)は平成24(2012)年と、これらの中では古い「こひなた」でも、今世紀に入ってからの創業。それでこれだけのブームを作り上げたんだからすごいよなあ。

 実は私自身はまだ「晩杯屋」に行ったことがない。これからの課題店のひとつなのだ。

 さっくりと40分ほど立ち飲んで、今日のお勘定は二人で1,030円(ひとり当たり515円)でした。

 どうもごちそうさま。

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もやしナムル、サッポロ赤星大瓶 / まぐろ刺身 / 焼酎ハイボール

店情報前回

《平成29(2017)年4月22日(土)の記録》

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今も名前はちょい焼き … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

レバとコブクロのちょい焼き


 今宵は沼袋の「ホルモン」で、もつ焼きである。

 まずは大瓶のビール(520円)を、ラガー(赤星)でもらって、つまみにはレバとコブクロの「ちょい焼き」(各130円)を1本ずつに、それを待つ間用の1品としてお新香(120円)を注文した。

 ほとんどの客が注文するお新香は、注文するとすぐにサッと出されるので、最初の1品としてちょうどいいのである。

 そして「ちょい焼き」。

 かつては本当に炙る程度の「ちょい焼き」で出されていたのだが、平成27(2015)年6月に、豚の肉やレバなどの内臓を生食用として販売・提供することが禁止されてからは、「よく焼き」になってしまった。

 ただ、他のもつ焼きが塩焼きかタレ焼きであるのに対して、「ちょい焼き」だけは、かつて本当に「ちょい焼き」だったころと同じように、刻みネギをたっぷりと添えて、しょうが醤油で出してくれるのである。

 つまり「ちょい焼き」というのは、「レバとコブクロをしっかり焼いたものを、かつての『ちょい焼き』のときと同じ味付けで出してください」という注文をしているのと同じなんですね。

 だから、一見さんらしいお客さんから「ちょい焼き」の注文が入ると、そのたびに店主が、「『ちょい焼き』といっても、今はしっかり焼きますけど、いいですか?」と確認している。なんだか面白いやり取りになるのである。

 昨今、「焼き鳥は串から抜かずに食べよ」という話をよく聞くが、この「ちょい焼き」は割り箸を添えて出してくれる。串から抜いたレバやコブクロに、しょうが醤油をたっぷりと絡めた刻みネギをのせて、一緒にいただくのがうまいんだ。

 続いてタン、ハツ、カシラ(各120円)を塩焼きにしてもらうと、希少部位の「卵付きコブクロ」と「ハツもと」も一緒に焼いてくれた。

 焼きあがったところで、ちょうどビールも飲みほして、焼酎(250円)をもらう。

 ここの焼酎は、一升瓶に大きな金星が付いた「サッポロ焼酎」(甲類)。一升瓶ごと冷蔵庫で冷やしているものを、受け皿までこぼれるくらいに注いでくれる。それを少しだけ飲んでから、一緒に出してくれる梅割りの素を、ちょろっと垂らす。

 さらにアブラ、テッポウ、オッパイ(各120円)をタレ焼きでいくべきか、「やっこ」(冷奴、270円)にすべきか、ちょっと悩んで「やっこ」にした。

 「もつ焼き」も美味いけど、「やっこ」も美味いからねえ、ここのは。

 ここの豆腐や生揚げは、すぐ近所にある「尾張屋豆腐店」(明治30年創業)で手造りされた逸品なのだ。

 「やっこ」が出てきたところで、焼酎ももう1杯、おかわりした。

 常連さんたちとの話も弾んで、2時間ちょっとの酒場浴。今夜のお勘定は1,780円でした。

 どうもごちそうさま。

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もつ焼き「ホルモン」 / ビール大(サッポロラガー) / おしんこ

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はつもと、こぶくろ(卵付き)、かしら、はつ、たん / 焼酎 / やっこ

店情報前回

《平成29(2017)年4月21日(金)の記録》

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たっぷりとマーボ豆腐 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

マーボ豆腐


 なんだか無性に「川名」のマーボ豆腐(519円)が食べたくなって、帰宅途中に寄り道した。

 カウンター席の一角に腰を下ろしながら、生グレープフルーツサワー(411円)を注文し、お通し(サービス)のオレンジ2切れと共に飲みものを出してくれたところで、マーボ豆腐と、そのできあがりを待つ間のつまみとして、ほうれん草(173円)を注文した。

 予想どおり、ほうれん草はあっという間にやってきた。

 カツオ節がトッピングされ、ほうれん草の根っこに近い、赤くなった部分まで入っているのがいいんだな。醤油をサッと回しかけていただく。

 ほうれん草をつまみに、サワーを飲みながら待つこと約10分。一人用の土鍋にたっぷりと盛られた、熱々のマーボ豆腐がやってきた。

 一般的な麻婆豆腐と、ここ「川名」のマーボ豆腐はちょっと、いや、だいぶ違う。

 普通の麻婆豆腐は、花椒かしょう(カホクザンショウ)というスパイスの痺れるような辛さである「麻(マー)」味と、唐辛子のホットな辛さである「辣(ラー)」味の、相乗的な辛さが決め手の料理である。

 ところが「川名」のマーボ豆腐は辛くない。

 よーく見ると、唐辛子も少し入ってるんだけれど、「辛い」と感じるほどではない。

 見た目も、一般的な麻婆豆腐が「赤黒い」感じなのに対して、「川名」のマーボ豆腐は「黄褐色」というか「薄茶色」といった感じで、色合いが淡い。

 だから、最初はこれが麻婆豆腐だとは気がつかなかった。

 「川名」の常連さんの中にひとり、ものすごくマーボ豆腐が好きな人がいて、来るたびにいつもこれを食べていた。でも、私はそれがマーボ豆腐だとは分からなくて、

「いつも食べてる、その鍋は、なんていう料理なんですか?」と質問したら、

「これはマーボ豆腐です。けっこうボリュームがあるのに、帰るころには腹にたまっていない。カロリーも低くていいんだよ、これは」

 という答えが返ってきた。それがもう13年も前のこと。それ以来、ときどきこのマーボ豆腐を食べているのでした。

 当時380円だったマーボ豆腐が、今は519円と、37%ほど値上がりしているが、ボリュームもまた当時より多くなったように感じる。(あるいは私の胃袋のキャパシティが小さくなったのかも……。)

 マーボ豆腐1品で、生グレープフルーツサワーを2杯ほどいただくと、すっかり満腹になって、しかもちょうどいい酔い心地になるのである。

 それでいて、お腹にもたれないのも、ここのマーボ豆腐の大きな特長なのだ。

 マーボ豆腐をいただいたあと、店主がサービスで枝豆豆腐と日本酒(尾張 男山 大吟醸)を出してくれた。

 この枝豆豆腐。さっとオリーブオイルをかけただけなんだけれど、そのオリーブオイルの香りと味わいが素晴らしい。塩もいらんね。

 枝豆の青臭い感じと、オリーブのやわらかくフルーツっぽい香りの相性がいいんだなあ。

 ゆっくりと2時間弱の酒場浴。今宵のお勘定は1,622円なり。どうもごちそうさま!

(補足事項)4月から、焼き鳥・もつ焼きの値段が基本的に1本120円に統一(値上げ)されました。豚バラ、豚トロ、鳥中おち、鳥なんこつなどの、ちょっとスペシャルなものは130円に。皮にんにく、鳥軟骨つくねなど、もともと173円だったものは変わらず。手羽中は230円になりました。それに合わせてチキンセットも5本で600円、ニュートンセットも6本で720円になりました。詳しくは店情報をご確認ください。

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「川名」 / 生グレープフルーツサワー / ほうれん草

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マーボ豆腐 / 枝豆豆腐 / 尾張 男山 大吟醸

店情報前回

《平成29(2017)年4月19日(水)の記録》

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馬刺を食べに餃子屋へ … 肉汁餃子製作所「ダンダダン酒場」(渋谷)

ふたえご(馬刺)


 渋谷での2軒め。ここちきさんが、「馬刺しを食べたいお店がある」ということで向かったのは、マークシティのすぐ近くにある「ダンダダン酒場 渋谷店」である。

 「ダンダダン酒場」は、平成23(2011)年1月に調布で開店した、比較的新しいお店。あれよあれよという間に店舗数を増やし、今年の3月10日に、ここ渋谷店もオープンしたそうだ。野方駅の北側でも見かけたことがある。

 店員さんに案内されるまま空いているテーブル席のひとつに座り、ここちきさんは芋焼酎「三岳」(519円)をロックで、私は「黒ホッピー」(519円)をもらって乾杯である。

 さっそく馬刺しを注文しようとすると、店員さんから「まずは餃子からお願いします」と、半ば強制的に(笑)餃子注文への要求が飛んできた。

 この店の看板には、『肉汁餃子製作所』と大書されている。まわりのテーブルを見ても、ほぼ全卓で餃子が注文されている様子である。

 おそらく、この店にやってきて餃子を注文しない人はあまりいないのであろう。

 だから「まずは餃子から」となるわけなんだろうな。

「じゃ、『焼き餃子』(486円)と『ふたえご』(746円)をください」と餃子も混ぜて注文した。

 すぐに出てきた「焼き餃子」は、1人前が6個。

「まずは何もつけずにお召し上がりください」

 という店員さんの声に従って、何もつけずにいただいてみると、『肉汁餃子製作所』という看板どおり、餃子の中にはアッツアツの肉汁がたっぷりと入っていた。

 続いて出てきた「ふたえご」というのは、馬刺しの部位の名称だ。馬の肩からアバラにかけて広がる三層肉で、赤身(肉)と白身(脂)が、いいバランスで層になっている。コリコリとした食感がいいね。

 焼酎もホッピーもぐいぐいと進んで、ここちきさんは「三岳」ロックをおかわり、私は「ナカ」(ホッピーの焼酎おかわり、292円)を注文すると、店員さんが赤字で「ナカ」と大書された大きなヤカンを持ってきて、グラスに氷を足してくれた上で、

「もういいというところで、『ストップ』と声をかけてくださいね」と言いながら、ヤカンの「ナカ」をトクトクと注いでくれる。

 マジですか?! かなり満杯になるまでストップなんて言わないよ!

「ストォ~~ップっ!」

 焼酎の液面が、グラスのフチから2センチぐらいになったところで、やっとストップをかけた。

 これはいいサービスだねえ。でも、ホッピー(ソト)を入れるすき間がほとんどないや。

 そこへ、今日は仕事関係の飲み会だった、みやさん(ここちきさんのご主人)も到着した。

 みやさんは、「レモンサワー」(411円)を注文し、馬刺し「ふたえご」も、もう1人前おかわりする。

 ここちきさんと、みやさんが結婚されたのは、平成19(2007)年6月のこと。

 その披露宴の席で、私は生まれて初めて「新の友人代表スピーチ」というのをやった。新郎側のスピーチはしたことがあるが、新婦側というのは、後にも先にもこの1回きりである。

 あれからもう10年か。早いもんですねえ。

 お二人のブログのタイトルにあるとおり、まさに「つづくもんです・・・」である。

 あれだけ飲み歩いていた、ここちきさんが、専業主婦として毎日きちんと家事をこなし、食事を作り続けていることも素晴らしい。

 ここちきさんのお母様もそうだったので、『彼女もいずれはお母さんのようになるのかもなあ』と思ってはいたが、予想以上のみごとな主婦っぷりである。盛大な拍手を送りたい。

 みやさんはレモンサワーを、ここちきさんは3杯めとなる「三岳」ロックをおかわりし(私はたっぷりと入れてもらったナカがまだ十分にある)、最後の〆に「DTKG」(389円)を注文する。

 「DTKG」というのは、「ダンダダン卵かけご飯」の略称である。

 ご飯の上に、温玉、自家製の食べるラー油、刻みネギをのせて、サッとめんつゆ。これをしっかりとかき混ぜていただきます。

 たっぷりと3時間近く楽しんで、今夜のお勘定は3人で5,557円(ひとり当たり1,852円)なり。どうもごちそうさま。

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「ダンダダン酒場」 / 黒ホッピー / 焼き餃子

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餃子は皮も手造り / ナカたっぷり! / みやさんも到着

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ふたえご、おかわり / DTKG / しっかりとかき混ぜて

店情報

《平成29(2017)年4月17日(月)の記録》

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店情報: 肉汁餃子製作所「ダンダダン酒場」(渋谷)

    ダンダダン酒場
  • 店名: 肉汁餃子製作所ダンダダン酒場 渋谷店
  • 電話: 03-5784-0696
  • 住所: 150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-6-8 楠本第2ビル1F
  • 営業: 11:30-24:00、無休
  • 場所: 渋谷マークシティのすぐ南側。「多古菊」の裏手。
  • メモ: 2011年1月に東京・調布で1号店をオープン。渋谷店は2017年3月10日オープン。店内58席。(2017年4月調べ)

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