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りっぱな鰆を生で焼で … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

さわら照焼


 平成5(1993)年3月11日に開店した「竹よし」は、間もなく創業25年を迎える。

 その節目を前にして、店主は店の改修を行った。

 店の入口上部には「魚料理 竹よし」という店名が明示され、のれんは縄のれんに変わった。

 なによりも変わったのは店内で、壁紙や天井がすばらしくきれいになった。

 そして、わかる人には分かると思うが、トイレの引き戸が、スッと開け閉めできるようになった。これはとっても画期的な、ありがたい変化である。

 これまで何人の常連さんたちが、力にまかせて引き戸を外してきたことか……。

 今日は日曜日。「竹よし」の『まぐろの日』である。

 ホワイトボードには、「ほほ肉」(600円)、「脳の身さしみ」(800円)、「ねぎま串焼」(500円)、「ねぎま鍋」(800円)、「角煮」(300円)、「尾の身(ステーキ or さしみ)」(600円)、「目玉やさい煮」(500円)といった、まぐろメニューが並んでいる。

 しかし!

 それにも増してすごいのが、目の前のカウンター上段にデ~ンと置かれている、丸ごと1尾のさわらだ。これはすごいっ。

 このところ、中四国方面への出張が多いんだけど、各地でよく出てくるのが、このサワラなのだ。

 魚へんに、春って書くぐらいだから、今がちょうど旬なのかなぁ。

「このサワラは、どんな料理になりますか?」

 と店主に聞いてみると、

「そうねぇ。照焼てりやきか、鮮度がいいから刺身もいいねぇ」

 という返事。

「照焼も刺身も食べたいなぁ。両方をちょっとずつなんてこともできますか?」

 とわがままな注文をお願いした。

 そして、ちくちゃん手作りの「南房総の菜の花おひたし」(200円)をつまみに、サッポロラガー中瓶ビール(500円)をいただきながらサワラのできあがりを待つ。

 改めてホワイトボードを確認すると、サワラが書き出されていない。

「サワラは書いてないから時価ですね(笑)」

 と、ちくちゃん。

「あれ? サワラ、書いてなかった?」

 と言いながら店主が手書きメニューに、サワラ2品を追加する。刺身、照焼、ともに700円だ。

 まず出てきたのはサワラの刺身。脂がのってるのに、すっきりしてるという、サワラならではの味わいがいいですね。

 飲みものを「菊正宗」(350円)の燗酒に切りかえる。

 そしてサワラの照焼。やっぱりこれだ。刺身も良かったけど、焼いたサワラはもっとうまい。

 っくぅ~っ。燗酒が進むのぉ。

 改めてメニューを確認すると「しおから」(350円)も復活している。

「一時はスルメイカが入手できなかったんですが、なんとか、また塩辛もやれるようになりました」

 と店主。味見用にちょっと出してくれた。

 カウンターの奥に座っている、かんちゃんは「うどんすき」(900円)を注文。

 店主は若いころ、大阪で魚料理の修業をした。そのころ「うどんすき」にも出会ったんだそうで、以前からこの店のメニューにも、ときどき「うどんすき」が並んでいるのです。

「うどんの麺は、讃岐と稲庭が選べます」

 と、ちくちゃん。かんちゃんは稲庭を選択した。

 私も初めて知ったんだけど、「うどんすき」を注文すると、ちくちゃんが付きっきりで作ってくれるんですね。大ぜいたくだ。

「だから、お店が忙しいときには、うどんすきはできないんですよ」

 とのこと。お店がゆったりしているときに、ぜひお試しあれ。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,100円なり。ごちそうさまでした。

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「竹よし」 / 今日のメニュー / カウンター上の鰆(さわら)

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サッポロラガービール中瓶 / 南房総の菜の花おひたし / さわらの調理開始

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さわら刺身 / 「菊正宗」燗酒 / さわら照焼

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イカ塩辛も復活 / ちくちゃんが付きっきりで作ってくれる / うどんすき

店情報前回

《平成30(2018)年2月25日(日)の記録》

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コメント

鰆のお造りが美味そうですね。
「さごし」から「さわら」になったばかりな感じ♡
旬!

投稿: でじょん | 2018.03.11 23:30

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 野方の「すっぴん酒場」をあとに、トコトコと歩くこと12~3分(1キロほど)。  やってきたのは野方のとなり駅、都立家政にある魚料理の店、「竹よし」である。  入口引戸をガラリと開けて、「こんばんは」と店内に入ると、いきなり「来るのが遅いっ!(笑)」という声がかかった。  見ると、「すっぴん酒場」でも一緒だったS藤さん、隊長のお二人が、すでにこちらで飲んでいる。  「すっぴん酒場」の『やきとん』で... [続きを読む]

受信: 2018.04.05 21:20

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