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福山で小かれいの唐揚 … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

小かれいの唐揚


 土曜日の今日は、朝から新幹線で西へと向かう。

 しかも、エクスプレス予約のポイントを利用して、グリーン車である。

 グリーンポイントは、毎年6月末に有効期限が切れるので、毎年5~6月ごろがポイントを使わないといけない季節なのである。

 もうちょっと長く、少なくとも3年ぐらいは有効にしてくれるといいのになぁ。

 朝10時過ぎに東京駅を出発した「のぞみ」は、午後2時前には最初の目的地・福山駅に到着した。

 そして、ここで昼食を兼ねて「自由軒」である。

 ランチタイムからは少しずれてるので、もう大丈夫かと思いきや、さすが人気の「自由軒」。この時間帯でもほぼ満席(9割ほどの入り)だ!

 かろうじて空いている席のひとつに座り、まずは麦焼酎(350円)を水割りでもらう。ビールは新幹線の中で飲んできたからね。

 つまみは、やっぱり「すじ」(300円)からである。

 「すじ」というのは、おでん鍋でじっくりと煮込まれた牛スジのこと。

 おでんの牛スジというと、串に刺した形態で供されることが多いのだが、ここ「自由軒」の「すじ」は、串に刺さずに、バラの状態で煮込んでいる牛スジを、小鉢についでくれるのだ。

 これに味噌ダレをかけてもらうのが「自由軒」流。

 この味噌ダレは、府中味噌をベースに、七味唐辛子の具材としても使われている胡麻ごま陳皮ちんぴ(ミカンの皮)、芥子けし(ケシの実)、麻の実おのみ(アサの実)、山椒さんしょうなどを加えて作った、この店独自のもの。

 「すじ」のみならず、すべてのおでんに、この自家製味噌ダレをかけてくれるのだ。

 この味噌ダレがうまいっ!

 カウンター上に置かれている七味唐辛子を加えると、またうまい。

 なにしろ味噌ダレの材料が、ほぼ七味唐辛子の材料だからねぇ。相性がいいのだ。

 「すじ」を食べたあとは、ホワイトボードに手書きされている、今日のメニュー(≒季節メニュー)を確認する。

 おっ。「ねぶと」(400円)がある。

 ネブトの標準名はテンジクダイ(天竺鯛)。もともと小さい魚なのに、頭部に硬い耳石があるため、頭部を切り取って唐揚げにするので、さらに小さくなる。

 でもその小魚の旨みが強くて旨いんだな。

 このネブト、呉ではメンパチと呼んでいた。

「ネブトをお願いします!」

 勢い込んで注文すると、

「あら? ネブトはあったかねえ?」

 カウンターの中のおねえさんが、奥の厨房に確認してくれる。

「今日はネブトがおらんのじゃ。小ガレイはおるけど、どうかねえ?」

 という返事が、奥の厨房から返ってきた。

「じゃ、その小ガレイにしてください。豆腐もください」

 改めてメニューを見ると「小かれいの唐揚」(450円)というのがある。食べたことはないけど、厨房からオススメされるということは、きっとうまいに違いない。

 「豆腐」(150円)は、おでんの豆腐のこと。

「豆腐も味噌にしますか?」というおねえさんの問いかけに、

「ええ。味噌をかけてください」と答える。

 好みで、味噌ダレの代わりに、生姜醤油しょうがじょうゆをかけてもらうこともできるのだ。

 麦焼酎の水割りもおかわりする。

 そして出てきた「小かれいの唐揚」(冒頭の写真)。

 なんと小さいカレイであることよ! くし型切りにしたレモンと同じぐらいの長さしかない。

 ど~れ、と口に入れた小ガレイ。

 おぉ~っ。旨みが強いっ!

 ネブト(メンパチ)や小イワシ(カタクチイワシ)の唐揚げの旨みに負けてないなぁ。

 瀬戸内海の小さな魚って、どうしてこんなに旨いんだろう。思わず笑顔になってしまう。

「この小ガレイ。おいしいですねぇ!」

 カウンターの中のおねえさんに、そう伝えると、

「良かった。オススメした甲斐があったわ」

 と、おねえさんも喜んでくれた。

 さっくりと1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1,600円なり。どうもごちそうさま。

 近くの席の常連さんたちが食べていた「ニラみそ」(300円)や「キムチ納豆」(300円)も美味しそうだったなぁ。次回の宿題だ。

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今日はグリーン車 / ビールは「横浜づくり」 / つまみは「チーかま」

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福山「自由軒」に到着 / すじ、麦焼酎水割り / 豆腐(味噌ダレ+七味唐辛子)

店情報前回

《平成30(2018)年5月26日(土)の記録》

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