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朝から飲める駅近老舗 … 大衆食堂「ことぶき」(岡山)

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 四国への移動の途中、岡山駅で途中下車して昼食である。

 というか、あえて午前11時ごろに岡山駅に着く新幹線を選んで、岡山での昼飲みを目的としてやってきたのだ。

 これまでも岡山駅で新幹線と在来線特急との乗り換えをしたことは何度もあるが、岡山駅で途中下車して、岡山市内で食事をするのは今回が初めてだ。

 岡山駅近辺の飲食店に関する事前知識はなかったので、今回も事前にネット情報を検索して店を選んだ。

 夕方以降であれば、酒場もいろいろとあるんだろうが、昼めし時となると、検索のポイントは大衆食堂だ。

 メニューや店内の写真などをネットで確認しながら、第一候補として選んだのは岡山駅からもほど近いところにある、大衆食堂「ことぶき」である。

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 岡山駅の東口(正面口)のエスカレーターを降りて左に進み、桃太郎の像を回り込むように広い車道方面に進むと、信号交差点の左前方に見えるアーケード商店街が、岡山駅前商店街だ。

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 目指す大衆食堂「ことぶき」は、この商店街の中を80メートルほど進んだ先、右手にあるはず。

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 平日の昼前ということもあってか、アーケード商店街の中は人もまばら。

 「自転車に乗らんでな~」という看板があるが、普通に自転車も走れるぐらいいている(爆)。

 岡山一の繁華街は、駅から1キロほど離れたところにある表町おもてちょうらしいので、駅近くのこのあたりは、商店街と言えども、わりと静かなのかもしれないですね。

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 おぉ~、あった。ここだ。「ことぶき」

 ここだけがポツンと取り残されたような昭和感がいいではありませんか。

 この店の営業時間は朝9時から、夕方6時までの9時間。朝から飲めるけど、閉店時刻が早いなぁ。

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 店頭の食品サンプルもいいですねぇ。

 もっとも高い「オムライス」や「かつ丼」などが600円と値段も昭和だ。

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 あとは席がいてるかどうかだけが問題だ。

 入口扉を押して「こんにちは」と店内に入った。

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 ありゃま。午前11時過ぎのこの時間帯、先客は無し。

 奥に向かって長い店内は、入口の左手壁際に2人用のテーブルが3卓、右手壁際には4人用のテーブルが4卓並んでいて、すべての席に客が座れば22人が入れる。

 「いらっしゃい」と迎えてくれたおばちゃんが、「お好きなところへどうぞ」と言ってくれたので、入ってすぐ右手の4人用テーブルに座った。

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 なぜこの席かというと、すぐ横(入口を入るとすぐ左手)に、おかずの陳列ケースがあるから。

 ネットで検索していたときに、この陳列ケースに並ぶ料理の存在が、この店を選ぶ決め手となったのでした。

 呉の「森田食堂」、「くわだ食堂」、「寿食堂」にしても、福山の「自由軒」にしても、私が好きな西日本の大衆酒場には、好きなものを自由に取っていける陳列ケースが存在しているのである。

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 お茶を持ってきてくれたおばちゃんに、まずは「ビール大」(650円)を注文すると、すぐにキリンラガービール大瓶を出してくれた。

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 飲みもののメニューは、「ビール大」(650円)、「ビール小」(450円)、「酒」(350円)の3種だけとシンプルだが、呑兵衛にとってはこれで十分だ。

 「焼酎」もあるといいんだけど、ぜいたくは言うまい。

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 つまみには、陳列ケースに並んでいた「おでん」を取ってくると、おばちゃんが電子レンジで温め直してくれて、練り辛子を添えて出してくれた。

 陳列ケースに並ぶ料理には値段表記はないが、まぁ、ビックリするほど高いことはないだろう。

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 卓上に置かれている料理のメニューは、店頭にあった食品サンプルとほぼ同じ内容だ。

 丼ものや、うどん、そば、カレーライス、チキンライス、オムライスなどの丼ひとつ、皿1枚で完結するような料理ばかりで、定食類はない。

 また、つまみになるような一品料理も、メニューには並んでいない。

 おかず(つまみ)は陳列ケースから取ってきて、それとはべつに主食としてごはんや丼ものなどを選ぶということのようだ。

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 おでんで大瓶ビールを飲んだあと、2品めの料理を選びに行く。

 煮魚が2種類あるので、おばちゃんに魚の種類をたずねると、「赤魚とカレイです」と教えてくれた。

 「カレイ」のほうを選び、おばちゃんに温めてもらった。

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 そして飲みものは「酒」(350円)。かんをつけてもらった。

 日本酒の銘柄は、岡山は藤田酒造の「金光賀眞こんこうかしん」のようだ。

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 3品めのつまみは「アサリ煮」。結果的に、これが爆発的にうまかった。

 アサリがむき身になってるのも食べやすいし、アサリのみならず、汁の味がこれまたすばらしい!

 お酒のつまみとしてはもちろん、ごはんにのせたり、「焼飯」(550円)にのせたりして食べてもうまいだろうなぁ。

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 当然のように燗酒もおかわりである。

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 正午を回ったぐらいからお客さんが入り始め、12時20分ごろには、各テーブルにお客さんがいる状態になった。

 それでも相席の人はいないので、ゆったりとした感じ。

 予想どおり、常連のお客さんたちは入口の陳列ケースから何品かの料理を取って席に着き、ごはんとみそ汁をもらって、定食のようにして食べてました。

 スーツのおじさんが注文した「オムライス」(600円)も美味しそうだったなぁ。

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 午後1時前まで、2時間近く楽しんで、お勘定は2,200円なり。

 飲みものは値段がわかってるので、それを差し引いてみると、「おでん(盛り合わせ)」、「カレイ煮付け」、「アサリ煮付け」の3品で850円だ。

 平均すると1品283円。

 ザクっと予想してみると、「おでん(盛り合わせ)」が450円、「カレイ煮付け」と「アサリ煮付け」が共に200円といったところかなぁ。

 『ビックリするほど高いことはないだろう』と思いながら食べてましたが、逆に安いことに驚きました。

 いやいや大満足。どうもごちそうさま。

 さぁ、四国に向かうぞ!

店情報

《令和2(2020)年3月9日(月)の記録》

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