日記・コラム・つぶやき

〔コラム〕ここも書いておきたい … 「そばの神田 東一屋」(仙台)

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 先に書いておきますが、ここ「そばの神田 東一屋」には酒類はいっさいありません。

 純粋な立ち食いそば屋さんです。

 しかしながら、「食べログ」などでの評価がとても高い。

 立ち食いそば好きとしては、ぜひ行ってみなければ、ということで、今回は仙台のホテルもあえて素泊まりで予約して、朝食は「そばの神田 東一屋」で食べることにしたのでした。

 「そばの神田」の創業は昭和40(1965)年というから、今年で創業54年となる老舗である。

 今は、立ち食いスタイルの「そばの神田 東一屋」が仙台市内に5店舗、椅子いす席のみの「そばの神田 町前屋」が多賀城(仙台市に隣接する市)に1店舗の、合計6店舗を構えている。

 立ち食いの5店舗は、すべてJR仙台駅の西側1キロ圏内にあって、朝7時から深夜まで営業している。

 今日はその中で、ホテルからもっとも近い、「駅前南町通り店」にやってきた。

 ここは仙台駅からも350mほどと、駅にも近い。

 ちなみに仙台駅にもっとも近いのは「名掛丁なかけちょう店」で、その距離は230mほど。「食べログ」での評価も、「そばの神田 東一屋」5店舗の中で、この店がもっとも高い。

 メニューはどの店舗も同じで、基本の「かけそば」が290円。冷たいほうは「ざるそば」と「冷やしかけそば」が320円。

 同じトッピングの温かいそばと、冷たいそばとを比べると、いずれも冷たいほうが30円高い。

 かき揚げ天ぷらの種類が多くて、「野菜かき揚」(+80円)、「ごぼうかき揚」(+90円)、「春菊天」(+90円)、「ゲソかき揚」(+120円)、「えびかき揚」(+130円)、「小柱かき揚」(+130円)と6種類もある。

 仙台ならではというトッピングは、特には見当たらないようだ。

 「小柱かき揚そば」(420円)、「ゲソかき揚そば」(410円)にもちょっと引かれたが、あえて朝食の時間帯にやってきたので、午前11時までのモーニングサービス「朝そば」(300円)をもらうことにした。

 店頭の自動券売機で「朝そば」の券を買い、奥の厨房に渡すと、できあがったら呼んでくれる仕組み。この流れは都内の立ち食いそば屋などと変わることはない。

 店内中央部には立ち食いテーブルが、壁際には立ち食いカウンターがある。

 立ち食いカウンターの一角に立つと、カウンター上には「割り箸」、「爪楊枝」の他に、「一味唐辛子」、「七味唐辛子」と「たぬき(あげ玉)」が置かれている。

 「朝そば」の具材はホウレン草と温玉。ホウレン草の上には、ゴマも振られている。

 枕崎産鰹節・鯖節からとるダシに、さらに追いかつおをしたというツユが旨い。

 特筆すべきは麺(そば)。しっかりとした食感で、のど越しがとてもいい。人気があるのがわかるなぁ。

 途中から「たぬき(あげ玉)」を足して、コクを増加させての完食。

 大満足の朝食となりました。どうもごちそうさま。

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「そばの神田 東一屋」 / 朝そばの看板 / 朝そば

店情報

《平成31(2019)年3月30日(土)の記録》

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〔コラム〕チェーン店ならではの安心感を求めて

もつ煮込みとんこつラーメン


 出張に行くのが仕事のような職場にいると、チェーン店の良さもわかるようになってきた。

 たとえばホテル。日本の各地に展開している東横インなどの場合、日本全国、どこの東横インに泊まっても、部屋の造りも、無料朝食も、さらにはエレベーターが1基しかないところまで共通だ。

 だからホテルに入ってしまうと、どの土地にいるのかすら気にならなくなってしまう。

 それが好きで、どこに出張に行っても東横インにしか泊まらない人も、うちの職場には何人かいる。

 今日は今日とて、職場の大先輩、Nさん、Oさんと横浜で仕事をしたあと、そのまま3人で、新幹線で神戸へと向かった。

 新幹線の3人掛けの席(A~C席)を取って、酒盛りをしながらの移動である。

 NさんやOさんは、こうして新幹線の中で飲みながら移動するのを常としているそうで、車内販売でのつまみの選び方も堂にっている。

 そして神戸に到着。宿泊先は東横インじゃなかったけれど、ホテルにチェックインしたあと、「〆にもう1軒」とくり出した。

 ここ数年、毎年、同じ時期にこの地に来て、このホテルに宿泊されているNさんとOさん。きっと行きつけの酒場があるに違いない。

 そう思いながらお二人についていくと、向かった先はなんと「餃子の王将」だ!

『え? 居酒屋でもないし、なぜここに?』

 クエスチョンマークいっぱいになりながらも、お二人について店内へと進む。

 4人掛けテーブルを3人で囲み、まずは「びんビール(アサヒスーパードライ大瓶)」(480円+税)を2本もらって乾杯し、つまみには「餃子」(6個220円+税)を2人前注文した。

「『餃子の王将』はうちの近所にもあって、ときどき行くんですよ。日本中、どこの『餃子の王将』に行っても、同じ値段で、同じ味のものが食べられるのがいいんです」(注:公式サイトによると、実は「北海道・東北・関東・信越」、「北陸・東海・関西・四国・東部中国」、「西部中国・九州」というエリアごとにメニューを変えてるみたいです。)

 とOさん。そういう理由でOさんが、日本中どこに行っても「餃子の王将」に通うようになり、Oさんと同行することが多いNさんも、一緒に「餃子の王将」に通うようになったんだそうな。

 なるほどなぁ。

 出張先で、知らない店に行って失敗するよりも、状況をよく知ったチェーン店のほうがいい(≒安心できる)ってことなんですね。

 たしかにそれも一理ある。

 面白みは少ないかもしれないけど、失敗はない。

 だから日本中のあちこちに、同じようなチェーン店が展開していくのかなぁ。

 ひとしきり飲み食いしたところで、今夜の〆として『創業50周年感謝メニュー』と書かれた、「野菜たっぷり もつ煮込みとんこつラーメン」(686円+税)を、みんなで注文した。

 出てきたラーメンは、メニューの写真とはかなり異なるビジュアルながら、その内部を探ると、もつ(牛腸)がたくさん出てきて、けっこうなボリュームだ。

 四苦八苦しながら食べすすんでいる私を横目に、Nさん、Oさんのお二人は、「野菜たっぷり もつ煮込みとんこつラーメン」をスルッと食べきった。

 NさんもOさんも、かなりスリムな体系なのに、よく召し上がりますねぇ!!

 そして私も何とか完食し、1時間ほどのラーメンタイム。お勘定は3人で3,734円(ひとり当たり1,245円)なり。ごちそうさま。

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新幹線で飲む / 「餃子の王将」 / ビールで乾杯

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餃子2人前 / もつ煮込みとんこつラーメンのメニュー / 実物

《平成30(2018)年10月18日(木)の記録》

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〔コラム〕下関駅の「ふく天うどん」、小倉駅の「かしわうどん」

ふく天うどん


 下関での仕事を終えて、朝から東京に向かって移動である。

 でもその前に、お待ちかねの朝食だ。

 こちらの会社の人たちから「下関駅の『ふく天うどん』がうまい!」という話を聞いて、帰りにぜひ食べなきゃと思っていたのだ。

 店の名は「味一」。JR下関駅のコンコースにあるうどん店だ。

 朝7時の開店時刻と同時に店内へと入り、食券の販売機で、「ふく天うどん」(580円)の券を買い、カウンターで「ふく天うどん」を受け取った。

 店内は入口側の立ち食いの間と、奥側のテーブルの間に分かれているが、両者の間に仕切りなどはない。奥に向かって進んでいくとテーブル席がある。

 「ふく天うどん」にのっているのは、小さいながらも丸1尾分のフクの天ぷらと、フクの形をしたカマボコ。そして刻みネギである。

 うどんは、呉の細うどんにも似た細い麺。ゆで時間(温め時間)が短くて済むのと、ダシがよく絡むのが細うどんのいいところだ。

 ここのうどんも、ダシも美味しいねぇ。

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「味一」 / 店頭のサンプルケース

◇ ◇ ◇

かしわうどん


 下関から電車で13分。小倉に到着する。

 ここから新幹線で東京に向かうのだ。

 せっかく本州にいるのに、ちょっと遠ざかって九州まで行くわけだけど、小倉にはすべての新幹線が停車するので、結果的には早く東京に着くことができることが多い。

 しかしながら、せっかくの小倉。そのままスッと新幹線に乗ってしまってはもったいない。

 さっきの下関「味一」での「ふく天うどん」に続く、第2弾の朝食は、小倉駅在来線ホーム上にある立ち食いうどん屋でいただく、小倉名物「かしわうどん」だ。

 在来線ホーム上の立ち食いコーナーは、各ホームごとにあるんだけど、うどんの店と、ラーメンの店があるので注意が必要だ。

 今日は3・4番ホームの「小倉ホームうどん」の「かしわうどん」(360円)をいただいだ。

 他のホームの立ち食いうどん店がオープンエアなのに対して、「小倉ホームうどん」はしっかりと閉空間になっていて、エアコンが効いているからだ。

 下関で「ふく天うどん」を食べてから、まだそんなに時間がたってないけれど、2杯めのうどんも、なんの問題もなくスルスルッとお腹におさまった。

 これまたうまいのぉ!

 さぁ、いよいよ新幹線に乗り込みますか。

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「小倉ホームうどん」 / 店内のメニューの一部

《平成30(2018)年7月26日(木)の記録》

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〔お知らせ〕 「神田・神保町・御茶ノ水本」発売中

神田・神保町・御茶ノ水本


 2018年4月10日に、エイ出版社から「神田・神保町・御茶ノ水本」(ムック999円、Kindle版700円)が出版され、現在、書店にも並んでいます。

 不肖・私も、『働くオトナの酒場サンクチュアリ』というコーナーで、神田・神保町・御茶ノ水あたりの酒場6軒をご紹介させていただいています。

 ムック全体の目次は次のとおりです。

  • 神田・神保町・御茶ノ水TOPICS10
  • 神田・神保町・御茶ノ水LOVERS 家城啓之さん(脚本家・ラジオパーソナリティ)
  • ベストオブ神田・神保町・御茶ノ水
  • Chapter1 神田・神保町・御茶ノ水屈指の名店
  • Chapter2 神田・神保町・御茶ノ水のルーツに迫る!
  • Chapter3 食のワンダーランド回遊録!
    • Part1 働くオトナの酒場サンクチュアリ
    • Part2 至福のご褒美ランチ
    • Part3 カルチェラタンにまつわる 中華紀行
    • Part4 旬のラーメン 三ツ星店を追う
    • 番外編 歴史に名を残す食の伝説を探求せよ!
  • Chapter4 神田・神保町・御茶ノ水でお宝探し!
    • Part1 毎日を豊かにする文房具
    • Part2 アナログの良品を探しに行こう
  • COLUMN 神保町の文化発信地に行こう!
  • Chapter5 次世代のシティーカルチャーに注目!
  • Chapter6 マニアック道を究める!
  • 神田・神保町・御茶ノ水印の美食案内
  • 神田・神保町・御茶ノ水イベントカレンダー
  • 神田・神保町・御茶ノ水エリアマップ

 ムック全体のコンセプト(by エイ出版社)もご紹介しておきます。

 “神田・神保町・御茶ノ水好き”に読んでほしい、街の魅力を深く紹介するガイドブック!

 観光を目的としたガイド本や人気タウンのガイド本は数多く存在しますが、本書はそうしたガイドブックとは一線を画した、住人またはそこにいる人に向けた情報誌。これまでに関東地方の都市を中心に全国で三十数冊展開している、人気シリーズムックです。

 古くから書店や出版社、大学が多く集まり、歴史と文化が息づく神田・神保町・御茶ノ水エリア。昔ながらの喫茶店や老舗中華店、カレー屋、古書店はもちろん、近年新しいカルチャーを生み出す街として注目されています。今回、この近辺に住んでいる人や通学・通勤している人なら絶対に知っておきたい名店から、次世代のシティーカルチャー、現代に蘇るアナログ良品、マニアックスポットなどをご紹介。初めて街に訪れる人はもちろん、長く住んでいる地元民も新しい発見があること間違いなしの一冊です!

 今度の週末は、本書を片手に改めてこの街の魅力を再発見してみませんか?

 ご笑覧いただけるとありがたいです。

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〔コラム〕駿河湾の幸に舌づつみ … 網元「武田丸(たけだまる)」(沼津港)

生しらす桜えび丼


 学生時代の仲間たちと、箱根の保養所で同窓会をした翌日、ちょっと足を延ばして、昼食は沼津港の「武田丸」にやって来た。

 沼津港は、北に富士山、南に駿河湾が広がる伊豆半島の入口の町。

 駿河湾の魚介類をぞんぶんに堪能することができるのだ。

 そんな駿河湾を代表する海の幸は、「桜エビ」、「生シラス」、そして「アジのひらき(干物)」である。

 特に、日本中で駿河湾でしかとれない「桜エビ」は、ここに来たら必食の逸品だ。

 ずらりと並んだ海鮮類の中から、「生しらす桜えび丼」(1,500円+税)を選んだ。

 待つことしばし、出された「生しらす桜えび丼」は、温かい酢めしの上に、たっぷりの「桜エビ」がのり、さらにその上に「生シラス」がのって、てっぺんにおろし生姜が、丼の端っこに刻みネギが添えられている。

 一緒に出された醤油用の小皿に、おろし生姜を入れ、醤油を入れてかき混ぜて、回しかける。

 そして、たっぷりの「桜エビ」、たっぷりの「生シラス」とともに、ワッシワッシとかき込む。

 ん~~~~っ。うまいっ!

 これはまた大ぜいたくじゃのぉ。

 本来であれば、お酒も一緒にいただきたいところなんだが、今日は車を運転してくれているメンバーもいるので遠慮しておいた。

 あぁ、満足。ごちそうさまでした。


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宴席のお献立 / 前菜盛合せ / 造り盛合せ

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冷酒「八海山」 / さわら利休焼き / 新じゃが揚げ出汁

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相州牛鉄板焼き / 野菜も鉄板で焼く / 冷酒「相模灘」純米吟醸

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ごはん、漬物、みそ汁 / 苺のムース / 今回のメンバー

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大涌谷 / 富士山世界遺産センター / 館内の展示

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沼津港 / 周辺地図 / 店の案内看板

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「武田丸」 / 店頭のメニュー / 駿河湾の三大名物

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生しらす桜えび丼 / 桜海老はお土産もあり / ごちそうさまでした

食べログのページ

《平成30(2018)年3月18日(日)の記録》

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〔コラム〕これぞ呑兵衛向け弁当 … みよしの「下津井旅情」(岡山)

下津井旅情


シウマイ弁当 首都圏から各地に向かう下りの新幹線での、呑兵衛のお供は、なんといっても崎陽軒の「シウマイ弁当」(写真右)だが、今回、職場の先輩に、上り新幹線での呑兵衛のお供とも言える弁当を教えていただいた。

 岡山は三好野本店の「下津井旅情」(1,080円)がそれ。

 弁当の名前にもなっている下津井しもついというのは、岡山県倉敷市の中でも、もっとも四国側に突き出した場所にある港町のこと。

 その東部には名峰・鷲羽山わしゅうざんを擁しており、瀬戸大橋もその鷲羽山のふもとからスタートしている。

 弁当のふたを開けると、その内部は、大小5つの区画に分かれている。

 左上部は煮物。下津井名物の「いいだこ醤油煮」と「煮物の炊き合わせ(枝豆がんも、こんにゃく、いんげん、たけのこ、人参)」が詰められている。

 そこから時計回りに、上部中央には「漬け物(大根さくら漬け)」と「抹茶わらび餅」。

 右上部には「天ぷら盛り合わせ(海老、椎茸、青唐)」と「肉団子串」。

 下段に移って右下には「さわらの白醤油焼き」、「はじかみ生姜」、「ごぼうのうま煮」、「厚焼き玉子」、「枝豆とひじき煮」が詰められている。

 そして最後の左下部、この弁当で最大のポーションのところに盛られているのは、岡山名物の「祭ずし」である。

 酢飯の上に、錦糸玉子、海老酢漬け、ままかり酢漬け、たこ酢漬け、あさり煮、煮あなご、酢蓮根、紅生姜がトッピングされていて、見た目にも華やか。つまみにもなるお寿司なのです。

 まずはビールのロング缶をプシュンと開けて、ググゥ~ッと多めのひと口を飲んだ後、まっ先に「いいだこ醤油煮」に箸をのばす。やっぱり地元の名物からいかなきゃね。

 そして、弁当上段の左右(煮物と天ぷら)を行ったり来たりしながら、グイグイとビールを飲み進む。

 上段の左右を食べ終えるころに、ロング缶も飲み終えて、今度は日本酒のワンカップに移行する。

 日本酒のつまみは、お弁当下段の「サワラの白醤油焼き」や「祭ずし」である。

 最後に「抹茶わらび餅」をいただいて、ごちそうさま。

 そのあとは、デザート代わりに季節限定の「春の日本 いよかんチューハイ 愛媛県産果汁」をちびりちびり。

 それでもちょっと飲み足らず、ワゴン販売のウイスキー「山崎12年」(50ml、水かソーダ水が付く)を購入したら、これがなんと1,150円! 「下津井旅情」よりも高かった(涙)。

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「下津井旅情」 / 弁当の内容表示 / まずはビールのロング缶

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ワンカップに移行/ いよかんチューハイ / ワゴン販売のウイスキー

《平成30(2018)年2月15日(木)の記録》

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〔コラム〕アパートのようなホテルの定食で一杯

ホテルの夕食

 石巻市への出張での宿泊先は、まるでアパートのよう。

 入口横の、フロントと食堂もある管理棟でチェックインしたら、鍵をもらって、そんなアパートの一室へと入る。

 荷物を置いて落ち着いたら夕食だ。

 夕食は、管理棟内の食堂でいただく。

 このホテルは、素泊まりだと1泊5,720円なんだけど、プラス540円で朝食を、さらにプラス1,080円で夕食を付けることができる。

 東京も最高気温5℃、最低気温-1℃ぐらいと寒かったが、こちら石巻市は最高気温1℃、最低気温-5℃ぐらいと、さらに4℃ぐらい寒い。しんしんと寒い。

 こう寒いと、宿泊しているホテルの中で食事ができるというのはありがたいよねえ。

私たちのお料理は、ちっとも豪華じゃないし、本当に「ふつう」です。
でも、毎日おばちゃんたちが仕込んで、一生懸命作る、家庭料理・おふくろの味です。
夕食の献立は日替わり。長期滞在の方にも、毎日「今日はなにかなー」と楽しみにしてもらいたいから。
朝は「いってらっしゃい」と見送り、夜は「おかえりなさい」で出迎える、あっとほーむなビジネスホテルです。
晩御飯は、食堂から厨房が見えて、おばちゃんたちがご飯をてんこ盛りにしてご提供しています。
一日の仕事のことや家族のことなんか話しながら、まずはビールを一杯。
ほっとするひとときですね。
お母さんが家族のために作るのとおんなじ。
まごころこめて手作りしています。

 ホテルのサイトにも、そう紹介されている。

 酒類は、食堂で直接購入する仕組み。

 生ビールが450円、焼酎(麦焼酎「いいちこ」の水割り、お湯割り、ロック)は300円、日本酒は1合が400円。

 まずは生ビールからスタートする。

 今日の夕食のおかずは、ホウレン草のおひたしと、春巻、酢豚の3品。

 これにごはん、みそ汁、漬物(タクアン)が付いている。

 こうやって定食のおかずをつまみにお酒を飲んでいると、横浜に単身赴任しているときに、いまは無き「はまや食堂」で、『大衆食堂のフルコース』を楽しんでたことを思い出すなあ。

 生ビールに続いては、麦焼酎「いいちこ」をロックでもらうと、普通のグラスになみなみと焼酎が注がれてきた。

 水割りやお湯割りも同じグラスに注がれてくるので、ロックにすると、焼酎の量がグンと多いってことだ。こいつは嬉しい。

 食事が終わっても、まだ少し飲み足りないので、もう1杯、焼酎のロックをいただくことにした。

 追加のつまみとして、フロントに1個100円の袋菓子が置いている。

 その中から、「バタピー」と「あじの醤油焼」をもらった。

 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、お酒代、つまみ代は1,250円。

 夕食代の1,080円を加えると、合計2,330円の晩酌タイムとなった。

 翌日の朝食も、おいしくいただきました。

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「こまち」で東北へ / アパートのようなホテル / 生ビール

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フロントの袋菓子 / バタピー、あじの醤油焼 / お皿に盛って

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焼酎ロック / 飲みものメニュー / 翌日のホテルの朝食

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〔コラム〕やっぱり麺が好き!(九州出張編)

天玉そば@あずさ


 九州への出張で2~3日、東京を離れるので、羽田空港での昼食は、立ち食いの天玉そばにした。

 国内線第1ターミナル1階にある「あずさ」は、やや高級な座って食べるそば屋と、自動販売機で食券を買う立ち食いのそば屋の2軒が並んでいる。

 その立ち食いのほうも、かけそばが360円、天玉そばは600円と、普通の路麺店と比べると、かなり高め。

 そして出てきた天玉そばは、なんと黄金色に透き通った関西風の汁(つゆ)である。麺の量も上品(=少なめ)だなあ。


ちゃんぽん@ひふみ


 九州での二日目。長崎での昼食は、出前でとってくれた「ちゃんぽん」である。

 今や日本中、どこでも食べることができる味だけど、やっぱり長崎で食べると嬉しいなぁ。


白丸元味@一風堂


 夜は長崎から福岡に移動して、美味しい魚をつまみに一杯飲んだあと、〆はラーメン。

 本当は長浜ラーメンに行こうと思ってたんだけれど、雨のため遠出できず、ホテルのすぐ近くの「一風堂」で、原点の白丸元味(720円)をカタメンで。

 昭和61(1986)年に、福岡・大名で創業して以来、今や国内のみならず、世界12ヶ国に展開中の大型ラーメンチェーン店である。

 それでもやっぱり、博多で食べる、本場の豚骨ラーメンはうまいなあ。


ラーメン@しんきろう


 三日目には雨も上がり、今回の出張での仕事をすべて終えた後、屋台「しんきろう」へ。酢モツや豚足で焼酎を飲んだあと、〆はもちろんラーメン(600円)である。

 さすがG.Aさんご紹介されているだけあって、美味しいラーメンがいただけた。


得うどん@ウエスト


 さらに近くのバーで飲んだあと、ホテルの近くの「ウエスト」で、水曜日だけの「得うどん」(390円)だ。これは、ごぼう天と、わかめとがトッピングされたもの。(ちなみにごぼう天うどんも、わかめうどんも、それぞれ390円である。)

 ほとんど噛まなくていい、このやわらかさが、福岡のうどんの大きな特徴だね。

 「しんきろう」のラーメン、「ウエスト」のうどんという、まさかの二段〆(にだんじめ)。そしてしっかり完食いたしました。


かけそば@蓼科


 そして東京に戻ったら、赤坂見附の「蓼科」で、かけそば(290円)である。

 本当は、天玉そば(450円)にしようと思ってたんだけれど、九州での3日間で、とにかくよく食べたので、東京に戻っての1食めは、軽めのかけそばにした次第。


博多ラーメン(ハーフ)@ばりこて


 九州でのラーメンの味と香りが、舌と鼻の奥のほうに残っていて、夜は夜とて「ばりこて」でちょっと飲んだあと、博多ラーメン(650円)を、ハーフ(麺だけ半分)でもらう。


替玉半分@ばりこて


 でもやっぱり半分では足りなくて、けっきょく替玉半分(60円)を追加した。

 ずいぶん長い時間をかけて、やっと「飲んだあとの〆のラーメン」を止めることができていたんだけれど、今回の九州出張で、また「麺で〆る」というクセが戻ってしまったかも……。

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〔コラム〕日曜日に飲める東京の酒場(2017年版)

まるます家@赤羽


 このブログ記事の中で、中長期的に見て人気が高いのが「日曜日に飲める東京の酒場」というコラム記事。

 2009年9月に書いた古い記事にも関わらず、検索エンジンで引っ掛かりやすいのか、いまだにとてもよく読んでいただける記事になっています。

 しかしながら、いかんせん情報が古い。

 そこで、このお盆休みを利用して、2017年8月時点での「日曜日に飲める東京の酒場」を作成してみました。

 他にも日曜日にやってるいい酒場はたくさんあると思いますが、基本的に私が知っているお店を中心に構成しています。

 情報は、CSV形式で、「店名」、「最寄駅」、「営業時間」、「定休日」となっていて、大ざっぱに場所ごとに分けています。

 なお「営業時間」は、「日曜日の営業時間」です。平日とは異なる営業時間になっている店も多いので、平日や土祝に行かれる場合にはご注意ください。

 また「魚金」各店、「晩杯屋」各店、「四文屋」各店も、日曜営業の店が多いのですが、なにしろ件数が多いので、以下のリストには入れてません。

    【葛飾・柴又界隈】
  • 蘭州,京成立石,18:00-23:30,月(8月末に10日間ほどの夏休みあり)
  • 鳥房,京成立石,15:00-20:30,火
  • 栄寿司,京成立石,12:00-20:00,木
  • おでん丸忠,京成立石,13:00-21:00,木
  • 四ツ木製麺所,京成立石,11:00AM-19:00,月夜と火
  • 土日庵,京成立石,11:30AM-14:00 & 17:00-20:00,月火
  • おでんや,京成立石,19:00-23:00,月
  • ゑびすや食堂,京成立石,08:30AM-21:00,月
  • ,京成立石,17:00-22:30,木
  • 串揚100円ショップ,京成立石,15:00-22:00,火・カレンダーの2・4列目の月
  • ゑびす,四ツ木,16:00-23:00,火
  • 丸好酒場,八広,12:00-20:00,月火
  • 日の丸酒場,八広,17:00-23:30,不定
  • のんき,堀切菖蒲園,17:00-21:00,水
  • 富吉,堀切菖蒲園,17:00-24:00,水
  • きよし,堀切菖蒲園,15:00-22:00,水木

  • 【千住界隈】
  • ささや,北千住,14:00-21:00(月祝の場合は -23:00),無
  • 丸千葉,南千住,14:00-21:00,水
  • 大林,南千住,15:00-20:30,火
  • 弁慶,三ノ輪橋,14:00-22:00,水

  • 【赤羽・十条界隈】
  • まるます家,赤羽,09:00AM-21:30,月
  • 丸健水産,赤羽,10:30-20:30,第3水
  • 立飲みいこい本店,赤羽,11:00AM-2200,月
  • 立飲みいこい支店,赤羽,07:00AM-13:00,無
  • 八起,赤羽,16:00-22:00,木
  • 田や,十条,16:00-24:00,月
  • 天将,十条,10:00AM-14:30 & 16:00-19:00,火
  • 三忠食堂,十条,11:00-22:00,第2・4火
  • 平澤かまぼこ,王子,10:00-22:00,祝

  • 【池袋~高田馬場界隈】
  • 千登利,池袋,16:00-22:30,月
  • うな鐵,池袋,11:00-23:00,無
  • ふくろ,池袋,08:00AM-14:30 & 15:00-24:00,無
  • 三福,池袋,15:00-23:00,年末年始
  • 鳥やす本店,高田馬場,17:00-24:00,年末年始

  • 【板橋・東部沿線】
  • 庚申酒場,庚申塚,20:00頃-22:00頃、不定
  • やきとんひなた大山店,大山,16:00-23:00,無
  • ひなた,上板橋,16:00-23:00,月

  • 【新宿界隈】
  • もつ焼き ウッチャン,新宿,16:00-23:00,無
  • つるかめ食堂,新宿,16:00-23:00,不定
  • きくや,新宿,15:00-24:00,無
  • 浪曼房,新宿,16:30-02:00,月
  • 番番,新宿,11:30AM-22:00,無
  • もつ煮込み専門店 沼田,新宿三丁目,16:00-24:00,無
  • もつやき処 沼田,新宿三丁目,17:00-24:00,三連休以上時の連休最終日

  • 【西武線沿線】
  • 秋元屋 桜台店,桜台,16:00-23:00,月
  • くりから東長崎店,東長崎,17:00-23:00,火
  • くりから,中井,17:00-22:00,水
  • やきとん たつや,沼袋,17:00-23:00,不定
  • GOMA,沼袋,18:00-02:00,毎月3日・13日・23日
  • 秋元屋,野方,16:00-23:00,月
  • 第三秋元屋,野方,16:00-23:00,木
  • 弐ノ十,都立家政,16:30-22:00,月
  • 竹よし,都立家政,17:00-23:00,月
  • 魚がし寿司,都立家政,12:00-14:30 & 17:00-22:30,水
  • ばりこて,都立家政,11:30-15:00 & 18:00-23:00,水

  • 【中央線沿線(山手線外)】
  • 丸松,東中野,16:00-23:00,月
  • おかやん,中野,16:00-23:00,火水
  • 昭和酒場ALWAYS,高円寺,16:00-24:00,月
  • バクダン,高円寺,16:00-21:00,火
  • 抱瓶,高円寺,17:00-05:00,無
  • きど藤,高円寺,17:00-2300,不定
  • 一徳,高円寺,16:00-23:00,火
  • 阿佐立ち,阿佐ヶ谷,17:00-03:00,無
  • ふみ屋,阿佐ヶ谷,17:00-23:00,木
  • 立呑風太くん,阿佐ヶ谷,15:00-24:00,無
  • 川名,阿佐ヶ谷,16:00-23:00,月火
  • 鳥もと2号店,荻窪,12:00-23:00,無
  • 鳥もと本店,荻窪,12:00-23:00,無
  • 焼とり よね田,西荻窪,16:00-22:30,火
  • やきとり 戎 西荻南口店,西荻窪,13:00-24:00,無
  • にぎにぎ一 西荻本館,西荻窪,14:00-23:00,無
  • 酒房高井,西荻窪,18:00-01:00,月木
  • やきとり 戎 西荻北口店,西荻窪,16:00-24:00,月
  • ささよし,三鷹,17:30-21:00,月

  • 【渋谷~五反田界隈】
  • 鳥竹,渋谷,14:00-00:30,無
  • 酒蔵やまがた,渋谷,15:00-24:00,無
  • 山家 支店,渋谷,24時間,無
  • 麗郷,渋谷,12:00-24:00,無
  • 駒形どぜう渋谷店,渋谷,11:30AM-22:00,無
  • たつや駅前店,恵比寿,08:00AM-22:00,年末年始
  • ばん,五反田,16:30-23:00,正月のみ
  • かね将,五反田,16:30-23:30,無
  • ばん,祐天寺,15:00-22:00,祝日の月

  • 【南部方面】
  • 山忠,麻布十番,17:00-23:00,不定
  • やまとや,田町,14:00-20:30,祝
  • しげ,大井町,17:00-23:30,祝
  • 煮込 蔦八,大森,17:00-22:00,年末年始
  • 富士川,大森,14:00-22:00,無
  • 鳥万本店,蒲田,15:00-22:00,無
  • 豚番長,蒲田,14:00-24:00,無
  • レバーランド,蒲田,17:00-01:00,不定

  • 【都心部・銀座・新橋・有楽町】
  • 酔の助,神保町,16:00-23:00,無
  • もつ焼 でん,水道橋,13:30-(売切れ),無
  • 登運とん,有楽町,11:00-23:00,無
  • ロックフィッシュ,銀座,14:00-17:30,不定
  • ささもと銀座店,銀座,16:00-21:30,祝日の月
  • ビヤホールライオン銀座七丁目店,銀座,11:30-22:30,無
  • 鳥ぎん本店,銀座,11:30AM-21:00,年末年始
  • まこちゃん本店,新橋,16:00-23:00,年末年始・お盆

  • 【東部方面】
  • 魚仁,月島,17:00-23:30,無
  • だるま,門前仲町,16:30-22:00,不定
  • ゑびす,大島,17:00-24:00,火水
  • 一力,小岩,16:00-23:00,火
  • やきとり おばこ,新小岩,17:00-23:00,木
  • 松ちゃん,平井,17:00-24:00,水・第三火
  • 大衆酒場カネス,一之江,14:00-22:00,水・第3木

  • 【上野界隈】
  • いづみや,日暮里,11:30AM-21:00,不定
  • 立飲みカドクラ,上野,10:00AM-23:30,無
  • もつ焼き 大統領 支店,上野,10:00AM-24:00,無
  • やきとり 文楽,上野,11:00-2000,無
  • 信濃路,鶯谷,24時間,無
  • やきとん ま~ちゃん,御徒町,16:00-23:00,無
  • 立ち飲みたきおか2号店,御徒町,10:00-23:00,無

  • 【浅草界隈】
  • 正ちゃん,浅草,09:00AM-20:00,月火
  • 酒の大桝 雷門店,浅草,12:00-23:30,火
  • 赤垣,浅草,15:00-23:00,水
  • 鈴芳,浅草,09:00AM-22:00,火
  • ぬる燗,浅草,18:00-00:30,不定
  • 駒形どぜう,浅草,11:00AM-21:00,無
  • 西口やきとん広場,浅草橋,15:00-20:00,土祝

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〔コラム〕「武蔵屋」のおばちゃん、95歳のお誕生日会

おばちゃんと一緒に


 野毛「武蔵屋」の「おばちゃん」こと、木村喜久代(きむら・きくよ)さんが、95歳のお誕生日を迎えられました。

 今日は、「武蔵屋」の常連客でもあり、舞台で「野毛武蔵屋~三杯屋の奇跡~」も演じられた、女優・五大路子(ごだい・みちこ)さんが音頭を取ってくださって、かつての常連客のみなさんが集まり、横浜中華街でお祝いの会が開かれました。

 当然のことながら、居酒屋探訪家・太田和彦さんも出席されています。

 私自身、「武蔵屋」のことを初めて知ったのは、太田さんの著書「居酒屋の流儀」(1998年、講談社。2003年に「超・居酒屋入門」と改題して、新潮社で文庫本化)でした。

『横浜野毛、山手やまのての住宅地にぽつりと立つ古い一軒の仕舞屋しもたやは看板もなくおよそ居酒屋とはわからないが、5時から9時までの短い営業時間に、中高年の常連客がやってくる。その「武蔵屋」を通称「三杯屋」と言うのはここは酒はコップ3杯までと決まっているからだ。ビールは何本でもよいけれど、酒を終えてからの注文は御法度だ。ここには肴の品書きはなく、客の飲む様子をみて、おから、玉葱酢のもの、納豆、御新香、たら豆腐がぽつりぽつりと出てくる。』

 太田さんのこの文章に引かれて、平成12(2000)年10月に、初めて「武蔵屋」を訪れたのでした。

 そして、このときの「武蔵屋」訪問が、その後の私の大衆酒場めぐりの大きな分岐点となったことは、「古典酒場 VOL.12 FINAL号」(2013年、三栄書房)の大特集『古典酒場、ボクの原点。』でも大いに語らせていただきました。

 この特集は「酒とつまみ」創刊編集長の大竹聡さんが、酒場の先達7名(太田和彦さん、吉田類さん、大川渉さん、外波山文明さん、マイク・モラスキーさん、藤木TDCさん、そして不肖・私)に『酒場の魅力に開眼した原点となる酒場、酒場半生記をロングインタビューする』というもの。

 そのときに、「私の原点酒場」として、「武蔵屋」を挙げさせていただき、取材も「武蔵屋」でしていただいたのでした。この記事は、今も私の宝物です。

 「武蔵屋」が立ち飲み屋として創業したのは大正8(1919)年のこと。創業者は喜久代さんの父・木村銀蔵(ぎんぞう)さんです。場所は関内(中区太田町)でした。

 終戦の翌年(1946年)、野毛に移り、1983年に銀蔵さんが他界(享年88)されてからは、おばちゃんと小さいおばちゃん(妹の富久子さん)の姉妹二人が、アルバイトの人たちと一緒に店を切り盛り。

 その後、2015年7月末に閉店するまで、ずっと野毛の地で、我われ呑兵衛を迎え入れてくれたのでした。

 創業からは96年、野毛に移ってからでも69年の長きにわたる「武蔵屋」の営業でした。

 私自身は2014年7月から、2015年末まで、ブラジルに赴任していたので、とても残念なことに、「武蔵屋」の閉店には立ち会えなかったのです。(→そのときにブラジルで書いたブログ記事

 今日は、「武蔵屋」でアルバイトをしていた面々も出席されていて、しかも、「武蔵屋」の“あの土瓶”で「櫻正宗」を注いでくれています!

 会の中盤には、五代さんが率いる『横浜夢座』による、「野毛武蔵屋~三杯屋の奇跡~」の寸劇も披露されて、誕生会は大いに盛り上がりました。

「おばちゃんのいるところが『武蔵屋』ですから」

 という出席者のおひとりの言葉に、参加者全員が大いにうなずきます。

 私のとなりで飲んでいるのは、「野毛ハイボール」の店主・佐野晴彦(さの・はるひこ)さん。

 佐野さん自身、「武蔵屋」の大常連さんで、「野毛ハイボール」の定休日を火曜日と決めたのも、ひとえに佐野さん自身も、週に1度は「武蔵屋」に通いたかったから。

 だから、火曜日に「武蔵屋」に行くと、必ず佐野さんに会ったものでした。

 そんな佐野さんからは、レモンスライスをたっぷりと使った「玉ねぎ酢漬け」や、水は一切使わず、「櫻正宗」だけをドバドバと入れて作る「おから」の作り方の秘密を伺うことができました。

 いつもいつも、当たり前のように出してくれていた、「武蔵屋」定番のつまみ。実はそんなにも贅沢な作り方だったんですね。簡単な料理のように見えて、他の店がけっしてマネすることができない理由がよくわかりました。

 会の最後には、おばちゃんからのスピーチも。

「今日は本当にありがとうございます。こんな幸せ者はいないと思います。みなさんもお体に気をつけて頑張ってください。なにしろ『食べる』『働く』『動く』。その三つは必ず守ってください。そうすればみんなが元気でいられます。またお会いしましょう。改めまして、今日は本当にありがとうございました」

 というのがその骨子。おばちゃんは、参加者一人一人のことも、とてもよく覚えてて、みんなそのことにもびっくりしてました。

 ご本人は「頭がボケてきてダメなんですよ(笑)」とおっしゃるものの、そんな気配は微塵みじんも感じられませんでした。

 小さいおばちゃんも、足腰が弱ってはいるもののお元気で過ごされているとのこと。

 おばちゃんからは参加者のみなさんへという「櫻正宗」を、そして五大さんからは、この日のために編集した記念DVDをお土産にいただいて、帰路についたのでした。

 今日は本当にうれしかったなあ。おばちゃん、いつまでもお元気でいてくださいね!

Img_2643a Img_2651a Img_2655a
会場の「中国飯店」 / 太田さんのごあいさつ / おばちゃんに語りかける太田さん

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アルバイトの方たちも来てくれた / 五大さんも土瓶をもって / 横浜夢座による寸劇

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太田さん、おばちゃん、五大さん / おばちゃん、太田さんと / おばちゃん、佐野さんと

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加瀬さんと佐野さん / お土産の「櫻正宗」 / 横浜夢座のスペシャルDVD

・「武蔵屋」の店情報前回) / (ブラジルブログの記事

《平成29(2017)年7月9日(日)の記録》

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