気がつけば4時間も! … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 久しぶりの野方、久しぶりの「すっぴん酒場」である。

 出張で全国各地の酒場に行く機会は多いんだけれど、『もつ焼き』・『やきとん』はやっぱり東京なんだなぁ。

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 店に着いたのは午後4時40分。

 立ち飲みカウンターの中央部に立つと、すぐにママが「黒ホッピー」(セット450円)を出してくれた。

 合わせて出してくれた「お通し」(200円)は山芋スライス。

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 その山芋スライスで、最初のホッピーを飲みきって、「中身」(焼酎おかわり250円)をもらってところで、定番のお通しである「お新香」(200円)も準備が整ったようなので、それもいただくことにした。

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 2006年(平成18年)11月15日創業の「すっぴん酒場」は、昨日が創業18年の記念日。

 立ち飲みカウンターの背後の壁には、過去の創業記念日の絵手紙も飾られている他、今年はご常連さんが記念のライターを作ってくれたそうで、私も1個いただきました。

 すぐ近くの「秋元屋」は2004年(平成16年)1月30日創業なので、こちらはもうすぐ創業21年だ。

 わが家の近くにこの2軒(「第三秋元屋」も含めると3軒)があるのが、『もつマニア』としてはたまらなく嬉しいところです。

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 もつ焼きの1巡めはいつものとおり、「れば」、「ちれ」、「しろ」の3種(各150円)を1本ずつ注文。タレ、塩などの味付けは、いつも大将に一任しております。

 最初に焼きあがってくるのは「れば」(肝臓)。

 これはタレ焼きなんだけど、その中にフッとスパイシーな香りがするのが、「すっぴん酒場」のタレの特徴かな。このタレの風味がいいんだなぁ。

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 2本めとして出てきたのは「ちれ」(脾臓)の塩焼き。

 ちょっとよく焼き気味に仕上げてくれるのが、「すっぴん酒場」のもつ焼きの大きな特徴で、この焼き加減が自分の好みにベストマッチなのでした。

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 3本めは「しろ」(小腸)。こちらはタレ焼きで。

 「しろ」は、「すっぴん酒場」のもつ焼きの中でも、ほとんどのお客が注文する、人気が高い逸品。

 仕込んでいる数も多いようで、なかなか売り切れないのもありがたい。

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 3杯めとなる「中身」をもらって、もつ焼きの2巡めには「かしら」、「さがり」、「ハラミナンコツ」の3種(各150円)を、これまた1本ずつ注文すると、なんと「ハラミナンコツ」はすでに売り切れ。これも人気があるんだよなぁ。残念!

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 注文が通った2種のうち、先に焼きあがってきたのは「かしら」(こめかみ)。

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 すぐに「さがり」(横隔膜)もできてきた。

 「かしら」も「さがり」も、もつ焼きの中ではかなり肉っぽい部分。

 しかしながら、それぞれに食感も味わいも異なるのが面白いのだ。

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 最初の黒ホッピーをソト1・ナカ3(最初のセット+中身2杯)で飲みきって、2ラウンドめとなる「黒ホッピー」(セット450円)をもらう。

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 合わせるつまみは「ねぎおやじ」(200円)。

 白ネギを切り開いて、その中にツクネを詰め込んで焼いたもの。

 ツクネ系の焼き物が多いのも「すっぴん酒場」の特徴で、この「ねぎおやじ」の他に、「おやじつくね」(200円)、「おっかあつくね」(200円)、「チーズつくね」(200円)、「たたきつくね」(200円)、「れんこん」(200円)、「ピーマン肉詰」(250円)などがそろっているのだ。

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 6種6本の焼き物をいただいたところで、箸休めの一品としていただいたのは「なす」(350円)。

 丸ごと1個のナスを縦に二つに切り分けた後、横方向に1.5センチ幅位にスライスする。

 それをナス半分の形を保ったまま、2本の串を打って、焼き上げる。

 焼き上がったら皿に盛り、おろし生姜、刻みネギ、そしてカツオ節がトッピングし、醤油をかけたらできあがり。

 普通の焼きナスともまた違っていて、「すっぴん酒場」ならではの「なす」の美味しさなのだ。

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 通算5杯めとなる「中身」をもらって、箸休め後のつまみとして、「チーズつくね」(200円)と「煮込み」(450円)を注文した。

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 先にできあがってきたのは「チーズつくね」。チーズをツクネでくるむように巻いて、焼き上げた一品だ。

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 「煮込み」もやって来た。この店の「煮込み」は、注文を受けてから煮込み終えて冷やしてある煮込みを人数分を小鍋に取り分け、豆腐など、最後の具材を投入してから、改めて煮込んで仕上げてくれるのだ。

 だから開店直後でも、閉店前の遅い時間でも、均質な味わいの「煮込み」が楽しめるのだ。

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 黒ホッピー2ラウンド(ソト2・ナカ6)の最後の1杯となる、6杯めの「中身」をもらって、それに合わせる〆の一品を検討する。

 ずらりとぶら下がっているメニュー短冊の中に、ひときわ新しい、白い短冊が1つだけあり、そこには「クリタマ」(300円)とある。

 「クリタマ」? どんな料理が出てくるんだろうねぇ?

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 さっそくその「クリタマ」を注文してみると、肉巻きを二つに切り分けた焼き物がやって来た。

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 肉巻きの中身は……。

 なるほど! クリームチーズと玉ネギ。それで「クリタマ」か!

 しかも美味しいよねぇ。

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 カウンター上に置かれている「阿蘇マグマのしずく」という、タバスコ風の辛味調味料をかけていただくと、さらに旨みもアップする。

 いいね! クリタマ!

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 ゆっくりと、たっぷりと。気がつけばもう4時間。

 通勤電車だと10分ほど立っててもつらいのに、立ち飲みだといくらでも立てるよねぇ。

 品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払い合計は、4,650円でした。

 どうもごちそうさま。

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《令和6(2024)年11月16日(土)の記録》

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肴になる鶏皮どんぶり … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)

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 居食屋「声聞」を出て、今宵の2軒めは、この地で創業して53年となる老舗酒場、「養老乃瀧」にやって来た。

 昨夜に続いて、二晩連続での訪問である。

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 午後8時の店内は、カウンター席も、奥のテーブル席も、大勢のお客さんでにぎわっている。

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 しかしながら、カウンター席のもっとも入口側の、カウンターの幅がキュッと狭くなっているところに、なんとか座らせてもらうことができて一安心。

 ここは、店内が満席のときでも、最後の砦として入れてもらえる席のようだ。常連さん用なんだろうか。

 まだ何度かしか来ていないのに、この席に座らせてもらうことができて、本当にありがたいなぁ。

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 すぐに、おかみさんが、「今日も大生だいなま?」と声をかけてくれたので、「今日は最初から麦ソーダでお願いします」と、麦焼酎「黒よかいち」(490円)の炭酸割りを注文した。

 それにしても昨日、「生ビール(大)」(890円)からスタートしたことまで覚えていて下さったんですねぇ。

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 その麦ソーダを追いかけるように、すぐに出してくれたのは、この店の定番の「お通し」(サービス)である、生キャベツだ。

 この生キャベツにかけられている焼き鳥のタレが、これまた旨いんだなぁ。

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 さて、これがこの店の通常メニューである。

 この他に、黒板やホワイトボードに、今日の日替りメニューが書き出されている。

 「養老乃瀧」という店名からもわかるとおり、この店は全国各地にチェーン展開している養老乃瀧グループの1軒なんだけれど、「養老乃瀧」のグランドメニューは置かれていない。

 店の雰囲気もメニューも、すっかり地元に根付いた個人店のようになっているのだ。

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 そして、今回の今治滞在の最終夜となる今日、どうしてもこの店で食べておきたかった料理が、「鶏皮どんぶり」(680円)だったのだ。

 これをいただくために、今日の2軒め酒場として、ここにやって来たと言ってもいい。

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 今治名物の鶏皮の焼き鳥。

 「鶏皮どんぶり」は、ごはんの上にその鶏皮の焼き鳥をのせ、さらにキュウリ塩もみ、昆布佃煮、紅生姜、刻みネギ、そして極めつきとなる半熟の目玉焼きがトッピングされている。

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 さらにさらに別皿で、キュウリの漬物(ワサビ添え)も出してくれるので、〆の一品でありながらも、圧倒的につまみになる料理なのだ。

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 トッピングされている具材を、ウリウリっと掘っていくと、中からたくさんの鶏皮が出てくるのが嬉しいよねぇ!

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 ワシワシと食べ進めると、ごはんにもタレがたっぷり。

 だから、ごはんそのものまでもが、いいつまみになるのである。

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 当然のように麦ソーダもおかわりだ。

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 これで〆ても十分なんだけれど、昨日、となりのお客さんが食べていて、とても美味しそうに見えた「たまねぎ焼」(300円)もいただくことにした。

 いやぁ、これまた、間違いなく美味しいですねぇ。

 秘密はやっぱり、この店のタレだ! タレが旨いから、キャベツにかけても、ごはんにかけても、玉ネギにかけても、どれもがいいつまみになるんだよなぁ。

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 さっくりと1時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は1,970円でした。

 今治の夜を、「鶏皮どんぶり」と「たまねぎ焼」で締め括ることができて、本当に良かった。

 どうもごちそうさま。今治に来たら、絶対にまた来ます!

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《令和6(2024)年7月27日(土)の記録》

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ブリモツにガリ〆サバ … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

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 今宵も予約して、午後6時の開店と同時に、居酒屋「桜(おう)」に入店。

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 カウンター席の一角に腰を下ろし、いつものように「生ビール中」(528円)を注文すると、これまで見たことがないような「お通し」(275円)が出された。

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 『なんだこれは?』と思いながら、まず一口。

 う、うまいっ! これは魚の内臓だ!

 「ブリモツです」と大将。

 天然もののブリの胃と肝臓を下茹でして、ポン酢醤油で味付けしたものなんだそうな。

 「天然ものじゃないと、この料理は出せないんですよ」とのこと。

 いやいや。これは「お通し」として275円で出すような料理じゃないでしょう!

 ものすごく希少部位だと思いますねぇ。ありがたや、ありがたや。

 気仙沼の居酒屋「ぴんぽん」でいただいたマグロのモツも美味しかったけど、このブリモツも負けてないですねぇ。

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 そんな「お通し」のブリモツに舌づつみを打ちながら、注文した1品めのつまみは「しめさば」(418円)だ。

 どーんと大きく切られたシメサバが、お皿の上に14切れ。すごいボリュームだ。

 さっそく添えられたワサビをつけて、長崎ならではのちょっと甘めの醤油でまず一切れ。

 ん~~っ。刺身の味を際立たせるこの醤油。さすがお魚王国・長崎だ。

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 すっかり感動していたら、大将から、「そのシメサバ、ぜひガリで食べてみてください」と声がかかった。

 言われるとおりに、シメサバにガリをのせて、ど~れどれ ……

 うわぁ~~っ! これは旨い! こっちのほうが旨い!

 ガリでいただくシメサバ。これはたまりませんなぁ。

 残りはすべて、この食べ方でいただきました。

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 生ビールのあとは、ボトルキープしている麦焼酎「壱岐ゴールド」(720mlボトルが2,200円)を水割りでいただきながら、次なるつまみとして「ポテサラチーズ焼き」(528円)を注文した。

 これは言ってみればポテトサラダのグラタン。

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 スプーンで小皿に取り分けながらいただくと、「なるほど! ポテトサラダにはこんな楽しみ方もあったのか!」という、目からウロコの逸品だ。

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 ちなみにこの店には普通の「ポテトサラダ」(418円)や、「白身の中華風」(638円)、「オムサラダ」(638円)、「オニオンサーモンサラダ」(638円)といったサラダメニューも用意されています。

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 今夜は常連さんたちのやり方に倣って、最初にいただいた生ビールのジョッキで、麦焼酎の水割り。

 こうすると、小さいグラスで何度も何度も水割りを作る手間が省けていいんだそうな。

 気分もまるで、常連さんになったかのように感じるなぁ。

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 大きなジョッキで、水割りを作る手間は省けても、焼酎が順調になくなっていくことには変わりはない。今宵も、新しいボトルを追加である。

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 同行のAさんと二人で、「これはどんな料理なんだろうねぇ?」と話題になっていたのが、「つゆだくいなり」(308円)。

 いろんな案が出た中で落ち着いたのは、「『きつねうどん』の『麺抜き』のような、熱い出汁つゆの中に、甘~く味付けされた油揚げが入っているようなものじゃないだろうか?」という案だった。

 そして、それを確認すべく、実際に「つゆだくいなり」を注文した。

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 出てきたのは……! 小皿に2個の、普通に見える『おいなりさん』。

 あぁ~~ん? なんですとぉ~っ? と思いつつも、まず一口 ……

 うわぁ! おいなりさんの油揚げから、ジュワァ~~ッと出汁つゆがあふれ出してくる。

 いや、これは面白いねぇ!

 「でしょう! こうすると『いなりずし』をお茶漬け風に食べることができるんじゃないかと思って、やってみました」と笑う大将。

 たしかに! この店には普通の「お茶漬け」(海苔、梅、サバ、シャケ、たこわさ、塩辛、各528円)もあるけれど、この「つゆだくいなり」は、それより軽めでいいかもしれない。

 さすが大将。面白いことを考えるなぁ。しかも美味しいし。

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 そんな「つゆだくいなり」を楽しんだあと、今宵もやっぱり「ハトシ」(528円)である。

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 あれば必ず食べたい。そんなこの店の逸品が、エビのすり身を食パンで挟んで油で揚げた長崎の郷土料理、「ハトシ」なのだ。

 作り置きしたりせず、新鮮なエビのすり身で作るから美味しいんだろうなぁ。

 これはもう、たまりません。

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 〆も兼ねたつまみとして注文したのは、「大根もち」(528円)。

 「大根もち」は、中華料理の点心の一種で、大根と米粉や片栗粉などを混ぜて蒸してから焼いた料理。ここ長崎では、郷土料理としても親しまれているんだそうな。

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 四角い「大根もち」は何度かいただいたことがあるけれど、ちょっと楕円形になる感じでこねられているのが面白いですね。

 一緒に出されたツユに浸しながらいただきます。

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 今夜もゆっくりと3時間近く楽しんで、お勘定は二人で6,200円(ひとり当たり3,100円)。そして今夜も、ボトルに半分ぐらいの焼酎が残りました。

 やぁ美味しかった。どうもごちそうさま。

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《令和6(2024)年11月6日(水)の記録》

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明太ポテサラもいいね … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

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 八戸で過ごす三夜めも、やっぱり「せんべろ酒場 やまじゅう」。

 この酒場の「超せんべろコース」(1,100円)にすっかりハマっているのだ。

 おつまみ2品とドリンク3杯で1,100円と言うんだからすごいよねぇ。

 最初のドリンクに「生ビール」(単品363円)を選び、つまみには「オニオンスライス」(単品132円)と「明太ポテトサラダ」(単品220円)をもらった。

 さらにグルメメディアのクーポン提示で無料サービスされる「枝豆」(単品198円)もいただいた。(2025年1月現在、このサービスは無くなっているようです。)

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 この店に来るのは通算9回めなんだけれど、「明太ポテトサラダ」をいただくのは、今回が初めて。

 普通の「ポテトサラダ」(198円)は何度かいただいたことがあったので、今日は新しいものにチャレンジしてみたのだが、これが大正解!

 明太子とポテトサラダって合うんですねぇ。しかも、とってもいいつまみになる。

 いやぁ、もっと早くからこれにしておけば良かったなぁ。

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 あっという間に1杯めの生ビールを飲み干して、「超せんべろコース」の3ドリンクの2杯めも、もう1杯、「生ビール」(単品363円)をもらった。

 ここのドリンクは、『超高級レモンサワー』(418円)以外は、ビールも日本酒も焼酎もワインも梅酒もサワー類も、すべて363円。

 「超せんべろコース」の3ドリンクは、この『すべて363円』のドリンクの中から選ぶことができるのだ。

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 2杯めの生ビールを飲み終えても、まだまだつまみは残っていて、3杯めには芋焼酎「幻の露」(単品363円)をソーダ割りでもらった。

 この3ドリンクだけで合計1,089円になるので、「超せんべろコース」で選べるおつまみ2品は、ほぼサービスってことだ。ホントに、ありがたいよねぇ。

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 ただし! 「超せんべろコース」も含む「せんべろセット」は、午後7時までの時間限定サービスであることをお忘れなく。

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 それにしても今日は、週の真ん中の水曜日と言うこともあってか、お客さんが少ない。

 この店は注文がスマホということもあって、お店のおにいさん、おねえさんも、用があるとき以外は、ほぼ厨房あたりにいて、いい意味で『ほっといてくれる』ので、のんびり、ゆったりと過ごしやすいのだ。

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 「超せんべろコース」の3杯のドリンクは飲み終えて、さらに芋焼酎「幻の露」(単品363円)のソーダ割りを追加注文した。

 このところ、乙類焼酎(本格焼酎)のソーダ割りにハマっている。

 昔は『臭い』と言われていた乙類焼酎だが、今の乙類焼酎はむしろ『いい香り』。

 ソーダ割りにすると、この香りや味わいを感じやすいのである。

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 最初の生ビールから、通算4杯めとなる芋焼酎のソーダ割りで、やっと最初に注文した3種のつまみ、「オニオンスライス」、「明太ポテトサラダ」、「枝豆」を食べ終えて、地元・八戸の日本酒「純米 蔵物語」(363円)の燗酒と、「サバ焼き」(418円)を追加注文した。

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 燗酒の到着から5分後ぐらいに、「サバ焼き」もできあがってきた。

 八戸と言えばイカとサバ。八戸港は全国有数の水揚げ量を誇っている。

 「八戸前沖さば」という地域ブランドも設定されているほどなのである。

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 サバ半身のボリュームに、「純米 蔵物語」の燗酒もおかわりだ。

 日本酒は、「桃川」(おいらせ町)、「菊駒」(五戸町)、「八鶴」(八戸市)、「純米 蔵物語」(八戸市)という、青森の地酒4種が冷・燗で選べて、すべて363円。

 この青森地酒も、この酒場に来る楽しみのひとつなのだ。

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 〆の一品は最初から決めている。おでんの「うどん」(132円)である。

 さらに、おでんの「ちくわ」(88円)も併せて注文した。

 こうすると、「うどん」の鍋に、「ちくわ」も入れて出してくれるのだ。

 「からし」か「生姜みそ」が選べる薬味は、もちろん青森ならではの「生姜みそ」を選択した。

 実際に八戸に来るまでは「東北の料理は塩っからい」というイメージをもっていたのだが、7年ほど前に初めてこの地にやってきて味わった汁ものは、塩っからいなんてことはなくて、出汁の旨みが強く出た、本当に美味しい味わいだった。一発でファンになったなぁ。

 このおでんの「うどん」もまったくそのとおり。このつまみはここにしかない、自分が知る限りオンリーワンの逸品なのでした。

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 今日もまた、3時間ちょっとの『酒場浴』。

 ドリンク6杯と料理6品でのお勘定は2,827円でした。

 やぁ、美味しかった。どうもごちそうさま。

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《令和6(2024)年9月4日(水)の記録》

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三連休の呉を締め括る … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

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 ブログ本編に入る前に、ちょっとお知らせ。

 呉の「森田食堂」が、NHKの「100カメ」という番組に登場するそうです。

 放送予定は、2025年1月14日(火) 19:57~20:42(45分) NHK総合にて。

 この番組では、「森田食堂」をはじめ、全国5箇所の100年以上営業を続けている老舗飲食店『100年食堂』が紹介されるとのこと。(青森弘前・津軽そば、東京浅草橋・洋食屋、兵庫尼崎・中華料理、広島呉・大衆食堂、香川高松・讃岐うどん)

 もし見逃しても、NHKプラスNHKオンマインドで見ることができるはず。お楽しみに!

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 呉で過ごした三連休も、今日で終わり。

 東京に戻る前に、ちょっと「森田食堂」によって、呉ならではの料理とお酒を楽しんで帰ろう!

 ということで、「森田食堂」にやって来たのは、月曜祝日の午前9時。

 「森田食堂」は、朝8時半から夜9時まで、中休みなしの12時間半の営業。朝から晩まで、いつでも飲んだり食べたりできるのだ。(日曜定休)

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 まずは毎回、必ず最初に注文している「ビール大」(580円)からスタートである。

 三連休の初日(一昨日)。呉駅に着いてすぐにここに来たときにキリンをもらったので、今日はアサヒ。

 今日もまた突き抜けるほどに心地よい、『シュポッッ!』という軽快な抜栓音を響かせてくれた。

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 冷蔵陳列ケースから取ってきたつまみは、呉の定番、広島の定番、「小いわし煮付」(350円)である。

 呉に来たら、これは食べて帰らにゃいけんよねぇ。

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 「小いわし煮付」で大瓶ビールを飲みきったあとは、「白牡丹」(350円)の熱燗。

 甘みが強い「白牡丹」を、熱いお茶をすするように、コップのフチからズズッといただく。

 こうすると、最初に日本酒のアルコール感がドッと飛び込んできて、その後、舌の上に甘みが広がっていくのだ。

 会社の先輩からこの飲み方を教えてもらって以来、それまでは、どちらかというと苦手だった、甘い「白牡丹」も、自分の好物になった。

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 合わせるつまみは店の名物「湯豆腐」(300円)だ。

 音戸のイリコ出汁の「湯豆腐」に、広島・西条の「白牡丹」。最高の組み合わせである。

 よーく出汁の効いた「湯豆腐」は、豆腐のみならず、汁まですべてがいいつまみになる。

 いつも汁まで完飲しております!

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 最後に呉名物の『細うどん』(トッピングによって350円~)にするか、それとも「中華そば」(450円)にするか。

 ちょっと迷ったけれど、昨夜、屋台「一二三いちにっさん」でいただいた「中華そば」がすごく美味しかったので、今日も「中華そば」で締め括ることにした。

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 「一二三」が鶏ガラ+豚骨スープだったのに対して、「森田食堂」は黄金色こがねいろに透き通ったイリコ出汁のスープ。麺は中細ストレート麺。

 具は豚肉、メンマ、もやし、青ネギ。チャーシューではなくて豚肉なのも特徴かな。

 あぁ~っ、やっぱり「森田食堂」の「中華そば」も美味しいや。

 呉に来ると食べたいものが多くて、困ってしまうなぁ。

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 「小いわし煮付」も「湯豆腐」も、そして最後の「中華そば」も、汁まですっかり完食して、ごちそうさま。お勘定は2,030円でした。

 さぁ、東京に向かうか! また来ますね。

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《令和6(2024)年9月16日(月)の記録》

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2024年を振り返る … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 年末にひとりで伺った「川名」で新メニュー発見!

 「うなぎ肝蒲焼串」(198円)だ。

 10月に来たときに、新メニューの「うなぎ蒲焼はしきれ」を発見して大喜びで注文したのだが、それに続いて、大好物のうなぎ系メニューが増えてきて嬉しい限り。

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 今宵ももちろん、最初の「ホッピー」(440円)と同時に注文したのは、「うなぎ蒲焼はしきれ」(396円)だった。

 「うなぎ蒲焼はしきれ」を知ってから、ここに来るたびに必ず注文しているのでした。

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 その注文で、「うなぎ蒲焼はしきれ」は売り切れて、『次は何をたのもうか』と、改めて手書きメニューを確認していて、その冒頭に「うなぎ肝蒲焼串」があるのを発見。

 『売り切れないうちに注文しなきゃ!』と大急ぎで注文したのでした。

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「川名」のホッピーとお通しのミカン

 さて、年の始めに2024年を振り返ってみると、訪問した酒場は153軒で、訪問回数は合計232回。

 目標としていた300回には大きく届きませんでしたが、その中で、もっとも訪問回数が多かったのが、ここ「川名」の6回だったのでした。

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「養老乃瀧 今治店」の「鳥かわ焼」(420円)

 単独の2位は「養老乃瀧 今治店」の5回。

 「養老乃瀧」というと、全国チェーンの居酒屋というイメージが強いが、1971年(昭和46年)にこの地で開業した今治店は、メニューの内容も雰囲気も、今治を代表する大人気老舗大衆酒場の1軒なのである。

 ここを訪問するたびに絶対に外せないのが、今治名物の「鳥かわ焼」(1皿420円)。大将が「ニンニクは入れますか?」と聞いてくれるので、これを入れてもらうのが大きなポイントだ。

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居酒屋「桜」の「お刺身一人盛り」(638円)

 3位タイは、長崎の居酒屋「おう、呉の「森田食堂」、八戸のせんべろ酒場「やまじゅう」、そして荻窪の「やきや」など7軒の4回だった。

 さらに3回が12軒、2回が25軒と続き、残る107軒が1回。

 ここ3年ほど(2022~24年)は、だいたい同じような傾向で、訪問回数も似たり寄ったりである。

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「川名」で「ごま油たこキムチ」(220円)を追加注文

 新型コロナ前の2019年を見てみると、訪問した酒場は195軒で、訪問回数は合計387回。

 軒数でみると42軒差と2024年の1.3倍ながら、訪問回数は155回差、2024年の1.7倍である。

やきや@荻窪
荻窪「やきや」の「いか大根」(350円)

 改めて見てみると、1軒当たりの訪問回数がまるで違う。

 2019年に1位だった荻窪「やきや」の訪問回数が、なんと56回。週1回以上のペースで通っていたのだ。

すっぴん酒場@野方
野方「すっぴん酒場」の「しろ」(150円)

 2位は野方の「すっぴん酒場」で36回。ここだって、1.5週に1回のペースである。

 3位は、残念ながら新型コロナ発生直後に閉店してしまった高円寺「ほんずなし」の17回。

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「川名」の「焼酎のみ(なか)」(396円)

 そして、いま訪れているここ「川名」が第4位の14回だったのでした。

 コロナ前は、自宅で呑むことはなかったのに、今は自宅で呑むことが大幅に増えたというのが一番の違いなのかなぁ。

 コロナ禍で外呑みを自粛していた2020~21年の間に、自宅呑みが飲酒習慣として、すっかり定着してしまったからなぁ。

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 ホッピーの「焼酎のみ(なか)」(396円)をもらって、つまみには「豚耳串」(165円)、「豚皮串」(165円)、「真たら串」(154円)を1本ずつ焼いてもらう。

 「川名」には、「焼鳥」、「もつ焼き(焼きとん)」、「野菜串」の他に、「魚串」もあるのがいいんだなぁ。

 豚耳や豚皮の串焼きだって、他ではあまり見かけない。

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 ホッピーはソト1・ナカ3(最初のセット+ナカ2杯)で飲みきって、「生グレープフルーツサワー」(440円)をもらうと共に、つまみとして「白才キムチ」(198円)も追加注文した。

 この「川名」のキムチが、旨みたっぷりなのに、ピリリと辛くて、ものすごくいい酒の肴になるのだ。

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 今宵もまた2時間半ほど、ゆっくりと過ごさせてもらって、席料110円が加わってのお勘定は3,278円。

 PayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月26日(木)の記録》

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新たな出会いと喜びと … 「碧空(あおぞら)」(今治)

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 出張が多い仕事をするようになって8年。

 全国各地に出かけていく中で、新たに出会う酒場も多かった。

 今治への出張で、初めてやって来たのが、今治駅前の裏通りにある「碧空」だ。

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 裏通りの入口にある「サントリースナック 碧空」という門型の看板に引かれて、その路地の奥まで入ってみたのだが、現れたお店は、黄色と青のファサードという外観で、まるで喫茶店のよう。

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 店頭に置かれた電灯看板も喫茶店そのものなんだけど、店名の上には「台湾料理・飲茶料理」と書かれている。

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 さらに店の上部の大きな看板には、サントリーマークに加えて、「生ビール・台湾・飲茶・すっぽん料理」とある。いったい何屋さんなんだ?! なぞは深まるばかりである。

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 店に着いたのは、ちょうど開店時刻の午後5時半。勇気を出して店に入ってみることにした。

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 「ひとりです」と入ると、先客はなく、直線カウンターの中央部の席に案内された。

 まずは「瓶ビール」(中瓶650円)と、一品目のつまみとして「中華クラゲ」(400円)を注文した。(お通しや席料などはないようだ。)

 店内はこのカウンター席とテーブル席の全25席。今は空いてるんだけど、予約で確保されている席も多い様子。

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 この「中華クラゲ」は、壁の手書き白板メニューの中の一品。

 この品書きや、卓上のグランドメニューに並ぶ品々を見ると、確かに「台湾料理・飲茶料理」の店である。

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 しかしながらカウンター内のバックバーの棚には、各種ウイスキー類がずらりと並んでおり、オーセンティックバーのようでもある。

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 あっと言う間に中瓶ビールを飲み切って、いただいたのは「角ハイボール」(500円)。

 この「角ハイボール」が、なんとW(約60ml)の濃さ! 美味しいですねぇ。

 2022年9月に、惜しまれながら64年の歴史に幕を下ろした、松山の「バー露口」の不動の名物が、角ハイボール(ジガー、約45ml)だった。

 南宇和(愛媛県)出身の間口一就さんのバー、「銀座ROCK FISHロックフィッシュの名物も、氷無しの「角ハイボール(ダブル)」。

 こうして「角ハイボール」の名店がそろうと、愛媛県人として嬉しいですねぇ。

立呑処「なごみ」(大宮)

 年明け早々の記事なので、昨年(2024年)、新たに出会った名酒場も、何軒かご紹介させていただきます。

 大宮(埼玉県)で出会ったのは、立呑処「なごみ」

 この時の大宮出張では、過去に1度しか伺えていなかった「いづみや」(本店及び第二支店)に、それぞれ何度かずつ伺うことができたので、その出張の最終夜の1軒として、あえて「いづみや」以外の酒場を探して出会ったのが、ここ「なごみ」だったのです。

 おつまみはすべて、120円、160円、260円という三つの価格帯。日本酒、酎ハイ、角ハイボールなどの飲み物のほとんどが270円だ。これには驚きましたねぇ。

 最後に「葱チャーハン」(120円)で締め括ったのでした。

「壱豚」(鶴見)

 鶴見(横浜)で出会ったのは、予約しないと入るのが難しいという大人気店、壱豚いっとんだ。

 東京の調理師専門学校を卒業後、各地のレストランで修業を重ねた店主が「壱豚」を創業したのは2014年、36歳のとき。『毎日1トンの豚肉を使うくらいの店にしたい』ということで、「壱豚」という店名にしたんだそうな。

 豚料理はもちろんのこと、「おつまみ盛り合わせ」(590円)に入っていた、ブリ、タコ、真鯛、マグロすき身の刺身も美味しかったなぁ。

「第三モッキリセンター」(札幌)

 初めての北海道、初めての札幌出張で出かけたのは、長年の課題店、「第三モッキリセンター」でした。

 店の奥に向かって長い長いコの字カウンターの、ど真ん中の席に座らせてもらって、しかもたまたまとなりの席に座ったのが、この酒場に通って35年という大常連さん。

 「第三モッキリセンター」の歴史や料理、お酒などに関するいろいろなお話を伺いながら飲むことができて、最高の初訪問となりました。

 札幌には他にも良い酒場がたくさんありそうだったのですが、一晩だけしか機会がなくて、とても残念でした。

「須坂屋そば」(新潟)

 一夜限りの札幌出張の翌日は、これまた一夜限りの新潟出張。

 新潟も今回が初めて。やって来たのは新潟駅近くの「須坂屋そば」だ。

 事前の調査で、『絶対にこれをいただこう!』と決めていたのが「新潟三昧セット」(700円)。これは「佐渡エゴ」(単品450円)、「のっぺ」(単品650円)、「栃尾油揚げ」(単品560円)を、少しずつ盛り合わせたもの。

 最後はもちろん、『へぎそば』で締め括りました。

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 今日伺っている「碧空」も、年末ギリギリに出会うことができた初訪問酒場の1軒だ。

 そんな「碧空」で、「中華クラゲ」に続く一品としていただいたのが、「飲茶にしき盛り」(600円)。

 これは当店自慢の飲茶である、小籠包、えび餃子、イカシューマイ、肉シューマイ、プチ肉まんの5種類を、それぞれ1個ずつ盛り合せたもの。

 『錦盛り』という料理の名称は、『多種類の材料を取り合わせた中国料理』という意味の、『什錦(シーチン)』から来ているそうだ。

 「須坂屋そば」の「新潟三昧セット」と同様に、いろんな味がちょっとずつ楽しめるというのが嬉しいではありませんか。

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 「角ハイボール」(500円)もおかわりだ。これは本当にうまいっ!

 松山市のとなりの今治市でこれを飲んでいると、つい「露口」のことを思い出してしまうではないか……。

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初代店主の写真など

 ここ「碧空」は1950年(昭和25年)の創業。現店主のお父さんは台湾出身で、戦争末期に徴兵されたが無事に戻って来られ、日本人の奥様と結婚して、この地に「碧空」を開店した。

 この店のことを記した「いけちゃんブログ」によると、そのお父さんが、戦時中に西洋音楽のレコードを聴いていたところ、「有事に敵国の音楽を楽しむとはけしからん!」と、憲兵が怒鳴り込んできた。

 「これはドイツの『Blauer Himmel 碧空』。敵国ではなく、同盟国の曲だ!」と言い返して事なきを得たそうで、それが店名の由来になっているとのこと。

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現在の二代目店主ご夫妻の似顔絵など

 現在は、二代目の店主ご夫妻がお二人で切り盛りされていて、建物は創業当時のまま。

 続々と店にやって来たご常連さんたちの話によると、予約していないと入ることができないほどの大人気店なんだそうな。

 ふらりと入ることができた今日は、すごくラッキーだったんだなぁ。

 1時間半ほど楽しんで、お勘定は2,650円でした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和6(2024)年12月17日(火)の記録》

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店情報: 「碧空(あおぞら)」(今治)

  • 碧空 店名: 台湾飲茶料理・サントリースナック 碧空
  • 電話: 0898-22-1957
  • 住所: 794-0028 愛媛県今治市北宝来町1-1-48
  • 営業: 17:30-21:30、日休
  • 場所: JR今治駅・東口から140m(徒歩2分)ほど
  • メモ: 1950年創業の本格台湾飲茶が食べられるスナック。飲茶は全て手作り。要予約だがスッポン料理も1年中オーダー可能。いろんなお酒があるが、中でもW(約60ml)で出される、角ハイボール(500円)を筆頭としたウイスキー類がオススメ。カウンター席とテーブル席で全25席。
    〔飲物〕
    《ビール》プレミアムエール樽生(中ジョッキ)550・(小ジョッキ)450、サントリー生ビール中瓶650。
    《果実酒》梅酒500、あんず酒500、りんご酒500、ライチ酒500、白桃酒500。
    《ウイスキーW(約60ml)(水割り・ソーダ割り・ジンジャ割り・コーラ割り・ロック)》響2,000、山崎1,900、白州1,500、ローヤル700、角500。
    《焼酎》芋・麦・米(ソーダ割り・水割り・ロック)500、チューハイ500、レモンチューハイ500。
    《中国酒(台湾製)》老酒精醸陳年10年(ボトル)5,000・(グラス)1,200、紹興酒5年(ボトル)2,500・(グラス)600。
    《白ワイン》〈フランス〉シャブリ(750ml)4,500・(375ml)3,000、カンブラス(375ml)1,500。〈ドイツ〉マドンナ(750ml)2,000・(375ml)1,500。〈オーストラリア〉カルロロッシ(250ml)600。
    《赤ワイン》〈フランス〉カンブラス(750ml)2,500。〈オーストラリア〉カルロロッシ(250ml)600。
    《ロゼワイン》〈ポルトガル〉マテウスロゼ(750ml)2,000、〈ドイツ〉マドンナロゼ(750ml)2,500。
    《シャンパン》〈スペイン〉フレシネ エックス(375ml)2,000、フレシネ コルドン ネグロ(375ml)2,000。(イタリア)ラルス(750ml)1,800、チンザノ アスティ(375ml)1,500。
    《ソフトドリンク》ノンアル梅酒(ソーダ・水割り)450、ガラナシャンパン450、ジンジャエール350、コーラ350、カルピス(ソーダ・水割り)350、りんごジュース(100%)350、愛媛みかんジュース350、トマトジュース350、グレープフルーツジュース350、レモンスカッシュ350、ウーロン茶(冷)300、烏龍茶(高山茶)(急須)600、オールフリー(ビールテイスト)450。
    〔料理〕
    《白板メニュー(2024年12月17日の例)》老肉(ロバ)800、春巻700、特製チャーシュー700、スモークタン600、ピリ辛ウィンナ500、揚レンコン500、台湾湯包600、コショー鶏フライ400、ジャガポテト400、焼餃子400、帆立バター焼1,000、エビチリ1,000、エビ天700、イカ団子700、スモークサーモン700、中国野菜炒め700、中華クラゲ400、水餃子400、台湾キュウリ300。
    《前菜》カマンベールチーズ900、スモークタン600、ピータン(12切)600・(6切)350、揚げレンコン500、中華クラゲ400、ジャガポテト400。
    《海鮮料理》帆立貝バター焼1,000、エビチリ1,000、イカ団子700、エビ天700、スモークサーモン700。
    《飲茶料理》春巻700、えび餃子500、小籠包(スープ入り肉まん)500、イカシューマイ500、肉シューマイ500、飲茶錦盛り(小籠包、えび餃子、イカシューマイ、肉シューマイ、プチ肉まん)600、蒸物盛り合わせ(小籠包、えび餃子、イカシューマイ、肉シューマイ)500、焼ぎょうざ400、水ぎょうざ400、プチ肉まん(2個)200。
    《麺・飯》フカヒレラーメン1,800、牛肉ラーメン(牛肉麺)800、ロバラーメン(魯肉麺、Ramen noodles with boilled pork)800、焼豚ラーメン(猪肉麺、Ramen noodles with grilled pork)700、チャーハン800、特製焼ビーフン700、魯肉飯(ルーローファン、Rice with boilled pork)800、中華ちまき600。
    《予約料理》スタミナ料理スッポン(六味甲魚揚)12,000~。
    《肉料理》伊予牛ヒレステーキ(時価)、和牛サーロインステーキ(時価)、ロバ(老肉、Taiwanese braised pork in herbal medicine)800、特製チャーシュー700、スパイシーウインナ(香腸)500、コショー鶏フライ(乾炸鶏)400。
    《スープ料理》フカヒレスープ2,000、スープ餃子600。
    《デザート》ゴマ団子500、杏仁豆腐(Almond jelly)300。
    (2024年12月調べ)

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2024年の旨いもん … 立呑み「やきや」(荻窪)

いか大根

 2024年最後の『ひとり呑み』は、荻窪「やきや」。

 年内に、どうしても冬場だけの名物料理「いか大根」(350円)を食べておきたかったのだ。

ホッピー

 合わせるお酒は「ホッピー」(360円)。

 職場での納会を終えてからやって来たので、「やきや」に着いたのは午後8時。

 予想どおり、店内は大賑わいだったが、奥のテーブル席に空きがあって、そこに座ることができた。

 立ち飲みの「やきや」で座ることができるのは、ここの2席のみである。

いか刺身

 つまみもすでに「珍味わたあえ」(330円)や「自家製塩辛」(330円)、「いかみみ刺身」(330円)などが売り切れている。

 そこで、売り切れないうちに「いか刺身」(330円)も注文した。

 いやぁ、まずは入ることができて良かったし、さらに「いか大根」と「いか刺身」を食べることができて本当に良かった。

 振り返ってみれば、今年も日本の各地で、その地ならではの『旨いもん』をたくさんいただいた。

アワビのトシロ

 釜石の「とんぼ」でいただいたのは「アワビのトシロ」。(→ブログ記事

 ここ「とんぼ」には飲み物のメニューしかなくて、料理はすべて女将さんにおまかせとなる。

 「アワビのトシロ」も、おまかせで出される料理の一品として出されたもので、アワビの肝である。

 特に味を加えず、アワビ自体が持っている塩味で食べるのが、女将さんのおすすめの食べ方で、これがとっても美味しかった。

 思わず釜石の地酒「浜千鳥」を熱燗でいただきましたねぇ。

箱ふぐ味噌焼

 長崎の居酒屋「おう」では、五島列島を代表する郷土料理という「箱ふぐ味噌焼」(1,078円)をいただいた。(→ブログ記事

 ハコフグの身や内臓には、トラフグの肝のような毒はないんだそうで、身と一体になった内臓をくり抜くように取り出した殻が、そのまま“器”となって、味噌で味付けた中身を殻の中に戻して、殻ごと焼き上げたらできあがり。

 添えられたスプーンで、カリカリと殻のフチのほうまでひっかくようにしながら、ハコフグを徹底的にいただき尽くしました。これも美味しかったなぁ。

もつカレー煮込み

 清水の「金の字 支店」でいただいたのは、ご当地名物の「もつカレー煮込み」(1本140円)。(→ブログ記事

 清水に来たのは、今回で5回めなのですが、初めて「金の字」の「もつカレー煮込み」をいただくことができました。

 この「もつカレー煮込み」は、「金の字 本店」の初代・杉本金重きんじゅうさんが、満州にいたときに知ったカレーと、名古屋の土手煮をヒントに、本店創業時(1950年)に独自に考案したオリジナル料理。

 港町に肉料理は珍しかったこともあって、あっという間に人気になり、他の店にも広がって、この地の名物料理になったんだそうです。

黒毛和牛のもも焼

 神戸(湊川公園)の立呑み処「いちよし」でいただいた、「黒毛和牛のもも焼」(350円)も美味しかった。(→ブログ記事

 『よく焼き』気味にギュッと硬めに焼かれた牛肉に、ブラジルに単身赴任していたときに、よく食べていた牛肉を思い出した。こういう牛肉の焼き方、大好きだ。

 それにしてもこの「黒毛和牛のもも焼」が350円というのは安過ぎない? 味にもびっくりしたが、値段にもびっくりした一品でした。

うなぎ蒲焼はしきれ

 行きつけの酒場、阿佐ヶ谷「川名」に新たなメニューとして加わったのが、「うなぎ蒲焼はしきれ」(330円)。(→ブログ記事

 これは、うなぎの蒲焼を作る際に出た切れ端や端材なんだそうで、形は不ぞろいなんだけど、味と食感は普通のうなぎの蒲焼と変わらない。

 これまた非常にリーズナブルな価格設定なのも嬉しいではありませんか。

 この「うなぎ蒲焼はしきれ」に出会ってから、「川名」に行くたびに必ず注文している逸品です。

 とても人気があるので、すぐに売り切れてしまうのが玉に瑕なところかな。

焼酎おかわり(なか)

 ということで話は「やきや」に戻り、「いか刺身」と、ボリュームたっぷりの「いか大根」で、ホッピーを3杯いただいて、4杯めとなる「焼酎おかわり(なか)」(180円)で、ソト(瓶のホッピー)もちょうどなくなった。

ソト1・ナカ4

 ソト1・ナカ4が「やきや」のホッピーの基本的なペースである。

 最初の「ホッピー」(360円)と「焼酎おかわり(なか)」(180円)が3杯で、合計900円。1杯あたり225円ってことですね。

いかなんこつ焼

 その4杯めのホッピー用にもらったつまみは「いかなんこつ焼」(330円)。

 イカ軟骨というのは、イカの頭部。イカの足の上にあって、目や口、漏斗ろうとなどがある部分で、軟骨とは言うものの、骨感ほねかんはなくて、全体にコリコリした食感。

 これまた一度この味と食感を知ってしまうと、必ずクセになる逸品です。

立呑み「やきや」

 2時間近く楽しんで、今宵のお勘定は1,910円でした。どうもごちそうさま。

 なお「やきや」は、2024年12月29日(日)~2025年1月5日(日)の間、年末年始休業です。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月27日(金)の記録》

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目玉はメガチューハイ … 「赤札屋(あかふだや)」(四ツ谷)

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 2024年最後のブログ記事でご紹介するのは、「赤札屋 四ツ谷店」。

 今年は生成AI(ChatGPT)の活用も検討してまいりまして、ブログ記事を基にした「食べログ」への投稿などに使用させていただいておりました。

 今年最後のブログ記事は、お店での取材ネタをChatGPTに与えて作成してみてもらいました。

 以下の記事は、ChatGPTに自動作成してもらった後、ちょっとだけ修正を加えているものです。

 それではご笑覧ください。

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 こんにちは! 今日は四ツ谷の驚きの大衆酒場「赤札屋 四ツ谷店」について紹介します。お財布に優しく、気軽に立ち寄れる魅力満載のこのお店、なんといっても目玉はメガチューハイ100円! 飲んべえにはたまらない価格設定です。それでは、実際の体験をもとにお店の魅力を掘り下げていきましょう。

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まずはメガチューハイで乾杯!

 お店に入ったのは午後3時55分。開店して1時間ほどですが、すでにテーブルには先客がちらほら。さっそく注文したのは噂のメガチューハイ(100円)。氷入りのジョッキにたっぷりと注がれ、気分も上がります。おかわりももちろん100円でOK! さらに、レモンと氷が毎回追加されるという心遣いもうれしいポイント。

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おつまみもコスパ最高!

 「赤札屋 四ツ谷店」はおつまみの種類も豊富。どれもリーズナブルで、味も絶品です。今回は以下の2品を注文してみました:

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  • 「納豆チーズ」(350円):トロッとしたチーズとネバネバの納豆が絶妙に絡み合い、クセになる味わい。「納豆チーズ」にするか、それとも「スタミナ納豆(マグロ、イカ、納豆、卵黄)」(350円)にするか。かなり迷って「納豆チーズ」に決めたのですが、迷った甲斐がありました!
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  • 「タコ酢」(350円):タコの切り身が5切れ入り、ワカメもたっぷり。これで350円はお得すぎる! あっさり系のおつまみとしておすすめです。

 他にも、「もつ煮込み」(350円)や「豚キムチ炒め」(350円)など魅力的なメニューがたくさんあります。すべて300~400円台というのも驚きの価格設定です。

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一人でもグループでも楽しめる空間

 店内はカウンター席とテーブル席がバランスよく配置されており、一人でも気軽に立ち寄れます。ただ、特に夕方以降は仕事帰りのサラリーマンやグループ客が多く訪れるため、回転は速め。

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 タブレット注文システムも導入されており、会計もスムーズ。自分の勘定がリアルタイムで確認できるのはありがたいですね。この日のお会計は、メガチューハイ3杯とおつまみ2品で合計1,330円。お財布にも優しい大満足の一日でした!

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喫煙室完備&便利な立地

 お店には喫煙室もあり、タバコを吸う方にも配慮されています。場所は四ツ谷駅から徒歩3分ほどとアクセスも良好。さらに、外席もあるため天気の良い日は外でのんびり楽しむのもおすすめです。

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まとめ

 「赤札屋 四ツ谷店」は、驚きのコスパと気軽さが魅力の大衆酒場でした。一人でもグループでも楽しめるこのお店は、仕事帰りやちょっとした飲み会にぴったり。特にメガチューハイ100円は一度体験する価値アリ! ぜひ訪れてみてくださいね。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和6(2024)年12月3日(火)の記録》

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«レッツ・モア・ジョイ … 「もぢょい有限会社」(蘇我)