新年の新開地で酒場浴 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸での仕事を終えて、新開地のアーケード街をテクテクと歩いてやって来たのは、地下鉄・新開地駅からほど近い、「赤ひげ 姉妹店」である。

 私にとって、すでに『神戸での行きつけの酒場』となっている感がある、

 午後6時過ぎの店内は、仕事帰りの呑兵衛たちで活気にあふれている。運よくカウンター席の奥のほうに空きを見つけ、滑り込むことができた。

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 席に着くなり、まずは「瓶ビール(大)」(560円)を注文すると、ホールを担当する店員さんの「ワンビアグラ!」と告げる小気味よい掛け声。これをを聞くと、「あぁ、新開地にきてるなぁ」と実感が湧いてくる。

 『ワンビアグラ!』というのは、「瓶ビール(大)1本にグラスが1つ」という、この店ならではの注文の符丁なのだ。

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 冷えたビールをグラスにぎ、グイッ。

 ッカァ~~ッ! 毎度のことながら、仕事終わりのこの最初の一杯がたまらない。

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 つまみの1品めも、迷うことなくこれに決めている。この店名物の「湯豆腐」(250円)だ。

 ここの「湯豆腐」は、私の中での「三大湯豆腐」のひとつ。丼の中に鎮座する豆腐、そして何よりこの絶品の出汁ツユが旨いんだよなぁ。

 豆腐をレンゲで切り分けて、出汁と一緒にすくって口に運ぶ。

 じわぁ~っと身体の中に染み渡る旨味。冷たいビールと熱い湯豆腐のコントラスト、これがまた最高なんだ。

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 「湯豆腐」を綺麗きれいに食べ終えて、続いて注文したのは、冬場の神戸に来たからには外せない名物料理、「かす汁」(280円)である。

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 壁にびっしりと並んだ短冊メニューの中にこれを見つけると、冬の訪れを感じずにはいられない。

 運ばれてきた「かす汁」は、細切りのニンジン、大根、コンニャクがたっぷりと入り、仕上げの刻みネギが彩りを添えている。

 酒粕の芳醇な香りが鼻をくすぐり、一口すすれば、身体の芯からポカポカと温まっていくのがわかる。まさに「飲む暖房」といったおもむきで、これまた立派なつまみになるんだなぁ。

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 大瓶のビールを飲み切ったところで、次なる飲物へ。この温かい「かす汁」に合わせるなら、やはり日本酒だよねぇ。

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 「酒」(410円)を熱燗でもらう。銘柄は、地元・なだの「白鶴」。

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 酒粕の旨味をたたえた「かす汁」と、灘の辛口の酒。合わないわけがないよねぇ!

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 さぁそして! 「赤ひげ 姉妹店」に来たからには、これを食べずに帰るわけにはいかないのが、『天ぷらの出汁かけ』だ。

 どの天ぷらでも『出汁かけ』にしてくれるのだが、今日は「海鮮かきあげ」(300円)を『出汁かけ』でお願いした。

 天ぷらをお椀に入れ、その上からたっぷりと湯豆腐の出汁ツユをかけてもらうスタイル。

 サクサクだった衣が出汁を吸って、徐々にトロトロになっていくのを楽しみながらいただくのがたまらないんだよねぇ。

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 ちょうど燗酒もなくなったので、この『出汁かけ』に合わせるべく、「麦焼酎」(350円)の水割りを追加注文した。

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 麦焼酎の銘柄は、これまた白鶴酒造の「世話女房」。

 熱々の「海鮮かきあげ」の出汁かけと、冷たい麦焼酎水割りの対比も嬉しいよねぇ。

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 ゆっくりと2時間近くの「酒場浴」。今宵のお勘定は2,150円。

 この充実した内容で、このお値段なんだから、本当に恐れ入るよねぇ。

 なお、支払いは現金のみなので、訪問される方はご注意を。

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 あぁ、今夜も美味しかった。どうもごちそうさま。神戸に来たら、また必ず寄らせていただきます!

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《令和8(2026)年1月8日(木)の記録》

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とり酢と湯豆腐は必須 … 「成田家(なりたや)西口店」(岡山)

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 金曜日の午後5時少し前、開店時刻を目前に「成田家 西口店」へ到着すると、店頭にはすでに10人ほど、開店待ちの人がいる。さすが金曜日だなぁ。

 店が開き、その行列に続いて店内に入ると、並んでいたお客さんたちのうち、8人ぐらいはグループ客で、右奥のテーブル席を囲むように座り、それ以外のひとり客はカウンター席に飛び飛びに座っていく。

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 ほぼ入店順に注文を聞いてくれるので、私は、アサヒ、キリン、サッポロが選べる「びんビール大」(680円)をサッポロで注文すると、すぐに「サッポロラガービール(赤星)」がやってきた。

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 つまみの1品めは、これしかない! 「とり酢」(300円)である。

 「とり酢」というのは、鶏肉と春雨を酢醤油で和えたもので、もともとは大衆酒場「成田家」グループの名物メニューだったのだが、今や岡山を代表するような人気メニューになっている。

 「成田家」は、岡山市内を中心に複数店舗を展開する老舗の大衆酒場グループ。瀬戸内の魚と手頃な酒肴を武器に、長年、地元の呑兵衛たちに親しまれてきた存在だ。

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 小鉢のふちに練りガラシも添えられているので、全体をグルグルッとかき混ぜていただく。

 「成田家」に来たら必ず食べたい、シンプルながら中毒性の高いご当地おつまみなのでした。

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 「とり酢」に続いて注文したのは、「刺身盛合せ」(800円)。

 これは、マグロ、ハマチ、地ダコぶつ切りの三点盛り。

 10品ぐらいから選べる刺身は、単品だと650円か750円。三点の「刺身盛合せ」でも800円という価格も嬉しいよね。

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 その刺身に合わせて、「お酒」(420円)の熱燗を注文すると、燗酒が入っているポットから、受け皿付きの一合猪口に、トトトトトォ~~ッと、表面張力いっぱいまでついでくれた。

 日本酒は、岡山県真庭市の地酒「御前酒ごぜんしゅ」。熱々が美味しいねぇ!

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 「刺身盛合せ」で、1杯めの「お酒」を飲み切って、「ぎんなんからあげ」(300円)を追加注文するとともに、2杯めとなる燗酒もおかわりだ。

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 「成田家 西口店」には、席に置かれた紙のメニューに加えて、カウンター内に短冊で張り出される日替わりメニューもあるのが嬉しいところ。この「ぎんなんからあげ」も、そんな短冊メニューに書き出されていた一品である。

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 続いて注文したのは「魚あらだき」(270円)。

 これがまた美味しいこと。しかも、これが270円って、どうよ!

 さすが瀬戸内。おかわりしたくなる逸品だ!

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 「魚あらだき」の美味しさに魅せられて、「ゲソ塩焼」(300円)も追加注文。

 実はこれも気になってたんだよなぁ。

 出てきた「ゲソ塩焼」は、ドォ~ンと大きい足1本分が5つに切り分けられて焼き上げられたもの。

 これまた美味しくて美味しくて、あっという間にいただいてしまった。

 イカは本当にいいつまみになるよねぇ。

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 さぁそして! 3杯めとなる燗酒と一緒に注文したのが、「湯豆腐」(320円)だ。

 「とり酢」と「湯豆腐」は「成田家」の二大看板メニュー。これを食べずに帰ることはできないからなぁ。

 ここの「湯豆腐」は、旨みの強い特製出汁の中に崩れた豆腐が入り、かつお節とネギがトッピングされたもの。これを添えられたスプーンで、ツユごといただくのだ。

 これはもう完全に「飲み干せるスープ豆腐」。あぁ~っ、旨い!

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 ゆっくりと3時間近く楽しませてもらって、今宵のお勘定は4,230円でした。どうもごちそうさま。

【次回への備忘録】今回はお腹いっぱいで断念したが、メニューにあった「皮バター」(460円)、「なまこ」(500円)、「大根つけもの」(270円)、「煮付盛合せ」(500円)も気になった。季節によってはないかもしれないが、次の訪問が今から楽しみだ。

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《令和7(2025)年12月19日(金)の記録》

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ただいま呉、百年の味 … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

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 年明け早々の神戸への出張に続いて、新年2度めの出張先は呉(広島県呉市)である。

 呉は新入社員時代の5年間(1983/04/01~1988/01/31)と、50代前半の3年ほど(2010/04/01~2012/12/31)を過ごした懐かしい土地。

 呉駅に着くと、「帰ってきたぁ~っ!」という感じがするんだなぁ。

 そして、まずまっ先にやって来るのが呉駅のすぐ横にある、創業大正2年(1913年)の歴史を誇る老舗、「森田食堂」だ。

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 朝8時半から夜9時までの営業(日曜定休)。思い立ったらいつでも食べて飲める食堂なのである。

 今年に入って、ちょっと値上げしたそうだけれど、大きくは変わっていないようですね。

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 女将の鈴子すずこさんや、義妹いもうと範子のりこさんに、新年のご挨拶をさせていただいてから席に着き、まずは絶対に「ビール大」(600円)である。アサヒとキリンが選べるところを、今日はキリンにした。

 「森田食堂」ならではの、ちょっと先が曲がった栓抜きで、「シュポンッ!」と軽快な音を立てて栓を抜いてくれる。

 この音この音! これを聞かなきゃ「森田食堂」は始まらないのだ。

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 つまみの1品めも決まっている。自分の中での三大湯豆腐の一角となっている、「森田食堂」の「湯豆腐」(350円)だ。

 これはもう、ほとんどのお客さんが注文する、この店の一大名物料理でもあるのだ。

 丼に、絶品のお出汁で煮込まれた豆腐が鎮座し、さらにその絶品のお出汁もなみなみとつがれる。その上にカツオ節と刻みネギ、とろろ昆布がたっぷりと盛られ、仕上げに一片の柚子。

 このお出汁が旨いんだよなぁ。

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 基本はイリコ出汁なんだけれど、鈴子さんによると、イリコの量がポイントなんだそうな。

 イリコがたくさんとれる瀬戸内では、ついつい多めのイリコを使って出汁をとる家庭が多いのだが、このイリコの適量を見定めて使うのが、「森田食堂」のお出汁の旨さの大きな秘密。実はけっこう少なめなんだって!

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 毎回必ずお出汁まで完食である。

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 「湯豆腐」の後は、席を立って入口横の冷蔵陳列ケースのところに行き、次なるつまみを選ぶ。

 私は最初から「ビールと湯豆腐」と決めてたから、すぐに席に着いたが、「森田食堂」の基本の流れは、店に入るとまず目の前にある消毒スプレーで手を消毒し、それから入口左手の冷蔵陳列ケースのところに行って、自分の好きなおかずを自由に選ぶ。

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 冷蔵陳列ケースには、刺身、煮付け、卵焼き、お浸しなど、家庭的で丁寧な料理がずらりと並んでいて、選ぶ楽しさも味わえるのだ。

 そうして選んだおかずを手にもって、空いている席に着き、食事の場合は、ごはんや味噌汁を、飲む場合にはビールやお酒を注文するのである。

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 私が選んできたのは「小いわし煮付」(350円)。

 「小いわし煮付」のように、電子レンジでの温め直しが必要な料理は、席まで持ってきたところで、お店の人が温め直してくれるのだ。

 セルフサービスでおかずを取ってくるお店では、電子レンジで温めるのもセルフサービスになっていることが多いのだが、ここ「森田食堂」は、『温め直して美味しい料理として提供するまでがお店の責任』という考え方が貫かれていて、お客は電子レンジには触ってはいけないという『聖域』のようなルールがある。郷に入れば郷に従う、これもまた老舗の流儀なのである。

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 その「小いわし煮付」に合わせて、「清酒二級」(350円)を熱燗で注文すると、チロリで燗をつけた後、目の前に置かれたコップについでくれる。

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 ビシッと、ちょうどコップいっぱいになるように、こぼさずついでくれるのも技のひとつだよなぁ。

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 「清酒二級」の銘柄は西条(広島県東広島市)の「白牡丹」。

 広島のお酒の中でも群を抜いて甘いお酒なんだけれど、これを熱々の燗にして、ズズッとお茶をすするようにして呑むと、まずはお酒のアルコール感がドンと飛び込んできて、その後にお酒の甘みが舌の上に広がっていく。

 「あぁ~、甘い日本酒も旨いんだ」ということを初めて知ったのも、ここ「森田食堂」だったのでした。

 そして「小いわし煮付」は間違いなく骨まで旨い。

 広島の地酒に広島の小魚。合わないわけがないよねぇ!

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 昼のお客さんが少なくなった午後2時から3時までの1時間、お店は休憩タイムに入る。

 この時間帯を利用してお店の人たちも昼食をとるのだ。

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 お客さんがほぼいなくなったところで、店内の様子を撮影。

 写真の右奥が入口で、入るとすぐに、映画「この世界の片隅に」関連の展示コーナーがあり、その先がカウンター席。

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 入口から見て左側に冷蔵陳列ケースがあって、その奥側に8人座れる長いテーブル席が2列、平行に置かれているのだ。

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 まだ「小いわし煮付」もあるけれど、お店の人たちが食事をしている間は働いてもらわなくてもいいように、先に冷蔵陳列ケースから「たまご焼」(150円)を取ってきて温め直してもらった。

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 お酒のほうも、『冬季限定』と書かれた「千福」の「冬にほっこり にごり酒」(700円)を注文。「千福」は呉の地酒ですね。

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 冷蔵庫からサッと出してくれた「にごり酒」。この状態では透き通っているんだけれど…

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 瓶ごと振ると、中が白く濁ってくる。

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 これをグラスについでいただくんですねぇ。

 あぁ、飲みやすい。お酒っぽさがなくて、クイクイと飲めてしまうのが危ないかもなぁ(笑)

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 せっかく「小いわし煮付」と「たまご焼」の両方があるので、「たまご焼」をちょいと切り分けて、「小いわし煮付」のツユにつけていただくと、これがまた美味しいこと!

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 ゆっくりと2時間ほど楽しませていただいて、今日もしっかりと完食完飲!

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 NHKの『100年食堂』でも取り上げられた70年モノの算盤そろばんでパチパチと計算してくれてのお勘定は2,150円でした。

 どうもごちそうさま。今年もよろしくお願いいたします。

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《令和8(2026)年1月14日(水)の記録》

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長崎郷土料理の奥深さ … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

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 長崎での二夜めもやっぱり「居酒屋 おう」である。

 長崎には他にも良い酒場がたくさんあるんだけれど、このところすっかり「居酒屋 桜」にハマってしまっているのでした。

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 今日もまた開店時刻の午後6時に、同行のAさんと二人で入店して、昨日と同じ席につき、「生ビール中」(528円)をもらって乾杯である。

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 今日の「お通し」(275円)は、チヌとツバメウオの『づけ』に、ほぐした明太子をトッピングしたもの。「お通し」からしてすごいよねぇ!

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 大将から「今日はハトシがあるよ」と教えていただき、さっそくその「ハトシ」(638円)を注文した。

 「ハトシ」は、長崎ならではの卓袱しっぽく料理の一品で、一言で言えば『エビのすり身をパンで挟んで揚げたもの』。

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 ここ「居酒屋 桜」では、冷凍の『エビのすり身』は使わない。だから、新鮮な芝海老が入った時だけ、「ハトシ」がメニューに登場するのだ。

 長崎のいろんなお店で出されるハトシなんだけど、私はここのが一番好きなんだなぁ。

 サクッとしたパンの中から溢れるエビの旨み。今日もやっぱり美味しいや。

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 そして今日も、最初の生ビールの後は、「壱岐ゴールド」の濃いめの水割りに移行である。

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 「ハトシ」を食べ終えて、次は、これまたこの店の名物料理の一つ、「鯨盛り合せ」(1,408円)をいただく。

 鯨料理は、ほぼいつもあるこの店の定番メニューなんだけど、注文したのは今回が初めて。どんな料理が出てくるか楽しみに待っていると、ベーコン、さえずり、赤肉あかにくの3種盛りがやって来た。

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 お皿の横には『おろし生姜』と『もみじおろし』も添えられていて、醤油とポン酢醤油が、それぞれ小皿で出される。

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 「ベーコン」(単品だと1,078円)は、クジラの下アゴからお腹にかけての縞模様の部位(うね)を塩漬け・燻製加工したもの。

 縁の赤い色が鮮やかで、白身(脂肪)と赤身の層が美しいのが特徴だ。

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 「サエズリ」(単品だと1,078円)は、クジラの舌(タン)の部分。プルプルとした独特の弾力感があり、噛むほどに濃厚な旨味が出てくる。

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 「赤肉」(単品だと638円)は、クジラの背中の部分などの筋肉にあたる部位。馬刺しや牛刺しに似た濃い赤色をしていて、食べた感じも肉刺しに近い。

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 実は長崎の食を語る上で欠かせないのがこのクジラなのだ。

 長崎には江戸時代から続く捕鯨の拠点(大村湾など)があったため、現在もクジラを食べる文化が色濃く残る地域の一つなのである。

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 鮮やかな朱色が美しいベーコン、プルプル食感の舌サエズリ、そして濃厚な赤肉。それぞれの部位に個性があって面白いよね。

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 昨日追加した「壱岐ゴールド」のボトルも飲み切って、今日も新たなボトル(2,200円)を追加した。

 濃いめの水割りを、生ビールのジョッキでグイグイと飲んでいるもんだから、すぐになくなってしまうよねぇ。

 それでも「壱岐ゴールド」が美味しいので止まらない。困ったもんだ。

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 次なるつまみは、これまた以前から存在は知っていたけど、注文するのは初めての「薩摩芋フライ」(418円)。

 皮が付いたまま、ゴロッと大きくカットした薩摩芋を素揚げして、塩をパラリ。

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 このまま食べてももちろん美味しいんだけれど、一緒に出されるメープルシロップをからめていただくと、なんと! これが爆発的にうまいのだ!

 甘いのに、こんなにもいいつまみになるなんて、なんとも不思議な体験だ。

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 江戸時代、唯一の貿易窓口だった長崎は、輸入された砂糖を京都や江戸へと運ぶ「シュガーロード」の起点でもあった。そのため、料理に砂糖をたっぷり使う文化があるんだそうな。

 揚げた薩摩芋に、まず塩が振られているというのも、『つまみりょく』が強くなっている大きな要因だと思う。

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 さらに「これも必ずいただいて帰らねば!」と注文したのが「いわし桜干し」(418円)。

 本来は3尾で1人前なんだけど、「二人で分けにくいだろうから」ということで、4尾分を焼いてくれた。ありがとうございます。

 『桜干し』というのは、いわゆる『みりん干し』のこと。開いたイワシの形が、桜の花びらに似ているから『桜干し』と呼ばれるようになったという説もある。

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 ここの「いわし桜干し」や「あじ桜干し」(418円)は、店主自らが魚を干して作っているのが大きな特長で、これがまたうまいんだ。

 身の側に、白ゴマがたっぷりと付いているのも、旨みアップに貢献してるよね。

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 最後は「おにぎり こんぶ」(165円)で締めくくる。

 実は「ニンニクチャーハン(748円)かエビチャーハン(748円)も食べたいよね」と話していたんだけれど、残念ながらすでに満腹。とてもチャーハンまではたどりつけず、「おにぎり こんぶ」におちついたのだ。

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 なお「おにぎり」は、こんぶの他にも具材が選べ、梅、明太子は165円、サバ、シャケは220円だ。具材がたっぷりなのもいいよね。

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 今日も9時過ぎまで3時間を超える長丁場。お勘定は二人で6,800円(ひとり当たり3,400円)でした。

 やぁ、今日もおいしかったなぁ。どうもごちそうさま。

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《令和7(2025)年11月12日(水)の記録》

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究極の刺身とハコフグ … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

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 長崎に来たら絶対にここ、浦上の「居酒屋 おう」である。

 今日も開店時刻の午後6時を目指してやってきた。

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 同行のAさんとともにカウンターの1番奥の席に座り、まずは「生ビール中」(528円)をもらって乾杯である。

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 すぐに出される「お通し」(275円)は、豚肉と大根の煮物。来るたび毎回お通しが違うのがうれしいよね。

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 久しぶりに来たので、最初の注文は決まっている。この店を代表する人気メニュー、「お刺身一人盛り」(638円)である。

 イワシ、アジ、スマガツオ、ヤズ、ツバメウオ、タチウオ、赤エビ、アラカブ、チヌ、茹でダコ、サバ。これだけたっぷりのお刺身が638円なんだから恐れ入るよねぇ。

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 店のご常連さんたちが、「スーパーで買うより安い」と笑うのも納得の、圧倒的なコスパとクオリティなのだ。

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 生ビールを飲み切ったところで、ボトルキープしている麦焼酎「壱岐ゴールド」の濃いめの水割りに移行する。

 多くのご常連さんたちが、最初の生ビールのジョッキをそのまま使って焼酎を飲んでいるのを見て、私もその真似をするようになった。

 こうすることで、一度にたくさんの水割りを作ることができるので、水割りを作る回数を減らすことができるのだ。

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 ボトルキープの残量はごくわずかだったので、すぐに新しいボトル(2,200円)も追加した。

 実は壱岐(長崎県壱岐市)は、麦焼酎発祥の地。しかも、米麹を使うという独特の製法のおかげで、麦の香ばしさの中にお米由来の柔らかな甘みがあるのが特徴。この麦焼酎がうまいんだ。

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 たっぷりの「お刺身一人盛り」も残りわずかになってきて、次なるつまみとして「白海老塩天」(528円)を注文した。

 「白海老」というと、富山湾で獲れるものが全国的に有名だが、実は長崎近海(東シナ海)でも、種類は異なるが「シロエビ」と呼ばれる小型のエビが獲れるのだ。

 小さい体に強い甘みが凝縮されているのが最大の特徴で、殻が非常に薄くて柔らかいため、丸ごと揚げて食べるのに最適。これまた美味しいんだよなぁ。

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 一品一品の料理の量が多いのも「居酒屋 桜」の大きな特長。食べたい料理はたくさんあるのに、ひとりで来ると、2品もいただいたらもう満腹になってしまうのだ。

 でも今日は二人で来てるので、まだ大丈夫。ぜひもう一品いただきましょう!

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 ということで、おかみさんから「今日は箱ふぐもありますよ!」とオススメいただいていた「箱ふぐ味噌焼き」(1,738円)を注文した。

 長崎県、特に五島列島で愛されているハコフグの味噌焼きは、地元では『かっとっぽ』という愛称でも親しまれている郷土料理。

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 ハコフグの独特な「箱型」の体をそのまま『天然の器』として利用するのが最大の特徴で、ハコフグのお腹の部分を切り抜いて、中身を取り出したあと、味噌、ネギ、ショウガ、お酒、みりんなどを混ぜ合わせ、再びお腹の中に詰め戻して焼き上げる。

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 食べる時は、ハコフグの殻の内側にこびりついた身をスプーンでこそげ落としながら、味噌と混ぜていただくのだ。

 これまた麦焼酎が進むこと間違いなしの最高のつまみだよねぇ。

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 ゆっくりと3時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は二人で6,600円(ひとり当たり3,300円)。

 美味しい魚を低価格で、そして長崎ならではの壱岐焼酎で楽しむ。これこそが、「居酒屋 桜」で過ごす夜の醍醐味なのでした。

 どうもごちそうさま。

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《令和7(2025)年11月11日(火)の記録》

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もつ鍋1人前390円 … 「うどんウエスト」(祗園)

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 福岡で過ごした学生時代。下宿のすぐ近くに、福岡発祥のうどんチェーンの「ウエスト」があり、24時間営業だったこともあって、よく利用させてもらったものだった。

 その「ウエスト」が今や居酒屋もやっているという話を聞いて、午後5時からの居酒屋タイムを目指して、「うどんウエスト 祇園店」にやって来た。

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 店頭の看板はもとより、提灯にも、でかでかと『うどん居酒屋』と書かれている。いいですねぇ!

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 さっそく店内に入ると、「お一人様、お好きな席へどうぞ」と案内され、念のため「テーブル席でもいいんですか?」と確認してみると、「どうぞどうぞ」と快諾をいただき、ひとりだけれど、ゆったりと4人掛けのテーブル席に座らせてもらった。

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 注文する料理は、事前のネットの調査で決めている。

 「うどんウエスト」の大人気メニューだという「もつ鍋」だ。

 この「もつ鍋」、なんと1人前が390円という激安価格なのだ!

 注文は2人前からなんだけど、それでも合計780円なんだから恐れ入るよねぇ。

 今どき、この値段で「もつ鍋」が食べられる店は、そうはないぞ。

 ちなみに、うどんの中では最も安い「かけうどん」が400円なので、それよりも1人前の「もつ鍋」のほうが安いのだ。

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 まずはその「もつ鍋」2人前と合わせて、「サッポロサワー氷彩」(300円)を注文すると、すぐに卓上コンロのセットが出された。

 私の後からも、続々とお客さんが入って来て、ほぼ全員が飲み物(酒類)と「もつ鍋」を注文している。

 だから卓上コンロのセットがすぐに出せるようにスタンバイされてるんですね。

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 追いかけるように「サッポロサワー氷彩」も到着だ。

 飲み物のほうも、この「サッポロサワー氷彩」を始めとするサワー類の他、ビール、焼酎、日本酒、ハイボール、カクテルなど、ソフトドリンクも含めると33種類がメニュー上に並んでいる。

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 そして2人前の「もつ鍋」もやってきた。

 うどん出汁を使ったもつ鍋なので、出汁は熱いんだけど、野菜などの具材はまだ生のまま。

 卓上コンロに着火すると、なにしろ汁があったかいから、あまり待つこともなくグツグツと沸き始めた。

 さっきも書いたとおり、入ってくるお客さんのほとんどが「もつ鍋」を注文しているので、店内の雰囲気は“うどん屋”というよりは、完全に“もつ鍋屋”と化している。

 「もつ鍋」を注文しないお客さんは、食事だけの方。うどんや定食などの、営業時間中はいつでも食べることができる、“通常メニュー”に載っている料理を注文されている。

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 まずは生でも食べることができるキャベツなどを、ちょこちょことつまみながら、ゆっくりとサワーを飲んでいるうちに、全体に火が通ってきた。

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 久しぶりの「もつ鍋」じゃのぉ! ど~れどれ。

 んんーーっ! 旨いっ!

 うどん専門店ならではの、あごだしや昆布などが効いた、こだわりの出汁がいい。

 あっさりしながらもコクのある出汁に、もつの甘みがしっかり溶け込んでいる。

 これはもう酒が進まないわけがない!

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 「サッポロサワー氷彩」も残りわずかになってきて、改めて店内の掲示物を眺めていると、一押しの「もつ鍋」の隣に、デカデカと「超炭酸ハイボール(デュワーズ)」(350円)が並んでいる。

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 そこで、2杯めはその「超炭酸ハイボール(デュワーズ)」の倍の量が入っていると書かれている、「メガハイボール」(500円)を注文した。

 おぉ~っ、これはデカいぞ!

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 入店から1時間が過ぎ、午後6時を回ったところで、4人以下のテーブル席はすべて使われている状態になった。

 ただし、私と同じように、4人卓を一人で使っている方も多いので、満員の状態ではなくて、卓がすべて使われているという満卓状態だ。

 新たに入ってきた、一人のお客さんは、入口の待ちノートに記名して待っている状態になった。

 それでも相席させることはせず、ゆったりとテーブルを使わせてくれるのがありがたいよね。

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 たっぷりと2人前あった「もつ鍋」の具材もなくなってきたので、最後に麺を入れて〆るまでの間用のつまみとして、「ピーマン塩昆布」(290円)を注文すると、ほとんど待つこともなく出てきた。

 初めて食べるつまみながら、これもいいねぇ!

 ピーマンのシャキシャキ感と、塩昆布の旨みが融合していて、実にいいつまみだ。

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 なお、「もつ鍋」をもっと食べたい場合には、『追加具材』として「もつ」(400円)、「野菜セット」(380円)も用意されています。

居酒屋メニュー

 さらにつまみのほうも、290円メニューが、さっき頼んだ「ピーマン塩昆布」も含んで14品、390円メニューが15品、490円メニューが12品と充実しているのもありがたい。

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 「メガハイボール」(500円)のおかわりを注文すると、今度はデュワーズのジョッキで出してくれた。

 この時点で入店から2時間。6人用のテーブル席までふくめて、すべての卓にお客がいる状態(完全に満卓)となり、入店待ちの人たちも増えてきた。ものすごい人気店ですねぇ!

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 それじゃ、いよいよ〆の麺を注文しようかな。

 「もつ鍋」用の『〆の一品』としてメニューに並んでいるのは、「ちゃんぽん麺」(250円)、「うどん麺」(250円)、「うどん細麺」(250円)、「おじやセット」(280円)の4種類。

 居酒屋などで「もつ鍋」をいただく場合には、〆の定番は「ちゃんぽん麺」なんだけど、なにしろここは「うどんウエスト」だからなぁ。

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 ということで、今日は「うどん細麺」(250円)をもらって〆ることにした。

 その「うどん細麺」は、ツユもたっぷりと入っていて、まるで普通のうどんのような姿で登場だ。

 そのままちょっと食べてみると、これはこれで、本当に普通のうどんだった(笑)

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 麺もツユも、そのまますべてを鍋の中に投入し、点火!

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 店のおねえさんに、「ネギももらえますか?」とお願いすると、なんと、ネギ箱を丸ごと持ってきてくれた。

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 「うどんウエスト」も含む、福岡の多くのうどん店では、ネギを好きなだけ入れることができるところも嬉しいんだよなぁ。

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 そんなわけで、再びクツクツと沸いたところで、細うどんをちょっとずつ小鉢に取り分けて、ネギをたっぷりとのせて、唐辛子もふりかけていただきます。

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 一玉分の細麺は、思っていた以上にボリュームたっぷりで、しっかりと満腹。

 午後7時を過ぎた頃からは待ち行列もなくなり、ほぼ来店と同時に座れる状態になっていたので、私も8時前まで、ゆっくりと3時間近く楽しませてもらって、今宵のお勘定は2,620円なり。

 PayPayで支払って店を後にした。

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 いやぁ、「うどんウエスト」、いいですねぇ!

 「うどん屋」であり、「居酒屋」でもあり、そして立派な“もつ鍋酒場”でもあることを、改めて再認識いたしました。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和7(2025)年11月13日(木)の記録》

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店情報: 「うどんウエスト」(祗園)

  • うどんウエスト 店名: うどんウエスト 祗園店
  • 電話: 092-461-7007
  • 住所: 812-0011 福岡市博多区博多駅前2-20-15 第七岡部ビル1F
  • 営業: 11:00-23:30(23:00LO)、無休
  • 場所: 福岡市営地下鉄空港線・祇園駅・5番出口から徒歩2分(160m)。JR博多駅・西8番出口から徒歩7分(500m)。地下鉄博多駅から祇園駅間の連絡通路(博多口地下駐輪場)P2出口から徒歩2分(140m)。
  • メモ: 70席。公式サイトあり。メニュー17時からの居酒屋メニュー。(2025年11月調べ)

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牡蠣鍋&雑炊で超満腹 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)

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 冬の「養老乃瀧 今治店」といえば、やはり鍋物だ。

 「牡蠣鍋」(1,580円)、「牛鍋」(1,580円)、「湯豆腐」(680円)の3種が並ぶが、今日は迷わず冬ならではの「牡蠣鍋」を選択。

 牡蠣はすべて広島産。深刻な不漁の影響で仕入れは大変だそうだが、長年の付き合いで今年も変わらず提供できているという。

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 鍋の底には白味噌。火にかけ、頃合いを見て全体を混ぜると、透き通っていただしがゆっくりと白濁していく。

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 さぁ、どうかな。火が通ったばかりの牡蠣を1個、小鉢にとっていただいてみる。

 おぉ~っ。牡蠣の旨みがすばらしい。

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 さらにグツグツと煮えたところで、豆腐や野菜、蒲鉾などの具材と一緒に牡蠣をいただく。

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 白味噌のほんのり甘く、柔らかな味わいが実にいい。

 しっかり火の入った牡蠣の旨みもまた格別だ。

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 今日も今日とて開店時刻の午後5時ちょうどに「養老乃瀧 今治店」にやって来た。

 「養老乃瀧」と言えば、全国に約180店舗を展開している居酒屋チェーン店なのだが、昭和46年(1971年)にオープンして以来、55年の歴史を持つ「養老乃瀧 今治店」は、店のメニューも店内の雰囲気も、もうすっかり老舗の個人店。

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 表裏1枚もののシンプルなメニューの中に「養老ビール中瓶」(590円)があるところだけが、かろうじて養老乃瀧グループの1店であることを感じさせる程度だ。

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 カウンター席の真ん中あたりに座り、まずは「生ビール中」(590円)をもらってスタートすると、すぐにキープしている麦焼酎「黒よかいち」のボトルも出してくれた。

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 最初のつまみは決まっている。必ずいつも、今治ならではの「鳥かわ焼」(一皿450円)だ。

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 その「鳥かわ焼」は注文を受けてから焼いてくれるので、その焼き上がりを待つ間用としてトマトを出してくれた。

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 さぁ来た、「鳥かわ焼」だ。

 今治のいろんな酒場で出される「鳥かわ焼」なんだけれど、私はここの「鳥かわ焼」が一番好きなんだよなぁ。

 「鳥かわ焼」は、ニンニクの有り無しが選べるのだが、いつもニンニク有りでお願いしている。

 あぁ、やっぱり美味しいなぁ。本当にいいつまみだ。

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 「生ビール中」を飲み切って、麦焼酎の水割りに移行する。

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 そして注文したのが冒頭でご紹介した「牡蠣鍋」だったのだ。

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 牡蠣ももちろんだけれど、一緒に煮込まれている他の具材も美味しいよねぇ。

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 40分ほどですべての具材を食べ終えた。そしてここからもう一つの楽しみが始まる。

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 「雑炊セット」(400円)を追加注文して、牡蛎の旨みが凝縮しただしで、牡蛎雑炊を作ってもらうのだ。

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 この「雑炊セット」にはキュウリの漬物も付いている。

 ワサビが添えられてるのも、ちょっと嬉しいポイントだ。

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 グツグツとし始めたところで卵を崩し、最後に刻みネギをトッピングしたらできあがりだ。

 これはもう間違いなく旨いよねぇ!

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 ゆっくりとたっぷりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,020円。

 「牡蠣鍋」のあまりの旨さに、雑炊まで含めてすっかり完食したものの、気がつけば「超」が付くほど満腹だ。

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 いやぁ、今夜も本当に美味しかった。ごちそうさまでした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年12月17日(水)の記録》

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2026年の酒場初め … 立呑み処「いちよし」(湊川公園)

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 新しい年、2026年を迎えて初めての出張先は神戸。

 東京駅を昼過ぎに出発する新幹線で、早めの夕方には神戸に到着し、今年の“酒場初め”に選んだのは、湊川公園駅からすぐの場所にある立ち飲み酒場、「立呑み処 いちよし」だ。

 神戸に来るたび、つい足が向いてしまう、私にとってはすっかりおなじみの一軒なのである。

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 店に着いたのは午後5時過ぎ。

 立ち飲みカウンターの中央あたりに立ち、まずは店主の大ちゃんに新年のご挨拶だ。

 こうした何気ないやり取りができるのも、この店の居心地の良さゆえだろう。

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 最初の注文は、飲み物1杯におまかせ3品のつまみが付く「500円セット」(500円)。

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 飲み物は、生ビール、チューハイ、ブラックニッカハイボール、焼酎から選べるところを、ここは迷わず生ビール(単品だと450円)を選択した。

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 ほどなくして出てきたつまみは、マグロぶつ、ゆず大根、冷奴の3品。酒場のスタートとしては申し分のない布陣だ。

 ッカァ~~ッ、生ビールが美味しいこと。身体の芯までほぐれていくようだ。

 この最初の1杯のために、新幹線では飲まないようにしているのだ。

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 その生ビールを飲み終えたところで、カウンター背後の冷蔵庫から「タコハイつぶれ梅」(500ml缶450円)を取ってくる。

 ここ「いちよし」では、缶を自分で取ってきて自己申告するのが流儀。

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 申告すると、大ちゃんがすっと氷入りのタンブラーを出してくれる。この無駄のない流れが心地いい。

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 前回初めて飲んで気に入った「タコハイつぶれ梅」は、今回も期待を裏切らない爽やかさで、梅の酸味が実にいい。

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 「500円セット」のつまみ3品を食べ終えて、次に注文したのは「シカ肉の佃煮」(350円)だ。

 ジビエ特有の臭みがまったくないのは、大ちゃんの丁寧な下処理と味付けがあってこそだろう。

 肉質はかなり硬めだが、お皿に盛りつける前に切り分けてくれているので食べやすく、噛むほどに旨みがにじむ。

 これは完全に“酒が進むつまみ”である。いいねぇ!

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 とここで、新たに入ってきたご常連さんが頼んだ「きゅうりの中華春雨サラダ」(350円)に、「じゃ私も」と隣のご常連さんが続き、さらにその流れで私も便乗注文。

 こうした自然な空気が生まれるのも、ご常連さんが多い立ち飲み屋ならではの楽しさだ。

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 この店は定番メニューも多いが、来るたびに新しい料理が登場するのも魅力のひとつ。

 この春雨サラダもその一品で、さっぱりしつつも中華風のコクがあり、箸が止まらない。

 毎日のように通ってくるご常連さんが多いのも、こうした“変化”があるからなのだろう。

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 「タコハイつぶれ梅」を飲み切り、次は飲み慣れた「宝缶酎ハイ〈ドライ〉」(500ml缶450円)を取ってきた。

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 大ちゃんに「もう1本、もらったよ」と自己申告すると、タンブラーに氷を足してくれた。

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 その「宝缶酎ハイ〈ドライ〉」に合わせるつまみは、これまたメニューボードを見ていて気になっていた「牛メンブレの白みそ煮」(300円)だ。

 牛メンブレ(メンブレン)というのは、牛のハラミ(横隔膜)についている膜状のすじ肉(ハラミすじ)のこと。

 本来は白い板状でコリコリした独特の食感なんだけど、よーく煮込まれてトロットロになっている。

 白みそのやさしい甘みが脂とよく合っていて、これまた思わず唸ってしまう一皿だ。

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 そろそろ〆を、ということで、「焼きビーフン」(400円)を頼もうとしたが、残念ながら今日は売り切れ。

 それじゃと頼んだ「ハムエッグ」(350円)も、今日はハムが品切れ。

 「目玉焼きならできますよ」という大ちゃんの一言に従って、その「目玉焼き」をお願いすると、これがまた絶妙な焼き加減で美味しいこと。

 シンプルだからこそ、腕の差が出るよねぇ。さすが大ちゃんだ。

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 ゆっくりと2時間ちょっとの立ち飲みタイム。お勘定の2,400円をPayPayで支払って、店を後にした。

 気取らず、安くて、旨くて、何より居心地がいい。今年も神戸に来るたびに必ず立ち寄りたい酒場です。

 ごちそうさまでした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年1月7日(水)の記録》

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安くて美味しい酒と肴 … 「一軒め酒場 横浜西口店」(横浜)

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 金曜日。横浜での仕事も無事に終わり、横浜駅きた西口のすぐ近くにある「一軒め酒場 横浜西口店」にやって来た。

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 午後5時半過ぎの店内は、すでに大にぎわいの状態。

 入口左手の8人分の席がパーティションで区切られている長テーブルの中の、かろうじて空いていた1席に座り、まずはいつものとおり「酎ハイ」(209円)からスタートである。

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 それに合わせる最初のつまみは「枝豆」(209円)。

 「一軒め酒場」のコンセプトは、「安い酒と旨い肴」を提供する「中高年のオアシス」。

 看板や暖簾に「おやじが喜ぶこだわりの酒と肴だけの店」ということを掲げている店舗も多いのだ。(ここ横浜西口店は女性客も多いからか、このキャッチフレーズは出されていないようだ。)

 仕事を終えて一人でふらりと、毎日のように立ち寄ることができる、「大衆酒場の原点回帰」をねらって、養老乃瀧グループが2008年(平成20年)から展開を始めた酒場なのである。(ここ横浜西口店は2010年11月1日にオープンした。)

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 2杯めの「酎ハイ」(209円)をもらって、つまみは「名物煮込み」(374円)。

 この煮込みには野菜類は入っておらず、豚モツ100%。

 量がちょっと少なめに見えるかもしれないが、じつはチビチビといただける一品なので、このくらいの量がちょうどいいのだ。

 おろろ、フワ(肺)も入っていたよ! うれしいねぇ。

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 店内に掲示されている『一軒め酒場 肴ベスト10』で、第1位に輝く人気商品が、この「名物煮込み」のようだ。

 横浜西口店も含む「一軒め酒場」の多くの店舗では、店内での喫煙が可能。

 この8人用の長テーブルでも、その内の数人がタバコを吸ってるということはあったんだけど、なぜか今日は、私のまわりに座っている5人全員が喫煙者!

 自分も昔はタバコを吸っていたので、タバコの香りは決して嫌いではないんだけれど、こうも囲まれてしまうとなぁ。煙にむせてしまいそうだ。

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 3杯めの「酎ハイ」(209円)と共に注文したのは「冷奴」(209円)。

 刻みネギとカツオ節がたっぷりとトッピングされているのも良いではありませんか。

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 この「冷奴」をちょっとずつ切り分けながら、「名物煮込み」の残り汁の中に投入していただく。

 「名物煮込み」の汁が無くなったあとは、醤油をかけて、普通の「冷奴」として楽しむことができた。

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 とここで、新たに入ってきたお客さんに、「満席ですのでお待ちいただけますでしょうか」というコール。

 いつもは割りと静かに過ごせる「一軒め酒場」なんだけれど、今日は酔っ払いが多くて、店内はうるさいほど賑やか。

 まだ6時過ぎなのに、さすが金曜日だ。

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 「酎ハイ」(209円)の4杯めに合わせるのは「はもの天ぷら」(352円)。

 揚げたて熱々のハモ3切れに天つゆ。おろし生姜も添えられている。

 旨いねぇ。こりゃいいや。やっぱり季節ものはいい!

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 早い時間から飲んでいた、8人用長テーブルのご常連さんたちは、午後7時ごろになると、ひとり、またひとりと席を立つ。

 こうして、そんなに深酒にならないように飲み終えることができるというのが、さすがベテラン呑兵衛さんたちですねぇ。

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 私もこれで最後にしようと5杯めの「酎ハイ」(209円)と、〆とつまみを兼ねた「〆の旨塩焼そば」(385円)をもらった。

 この「〆の旨塩焼そば」が、その名のとおり『旨塩』で旨いんだよなぁ。

 旨味たっぷりの特製鯛塩が使われているそうだ。

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 今日もゆっくりと2時間ほどの酒場浴。5杯と5品でのお勘定は2,574円なり。

 1杯と1品あたりの平均価格が515円。飲み物はすべて「酎ハイ」(209円)だったので、その分を差し引くと料理は1品平均306円という、今宵も「一軒め酒場」ならではの、すばらしいコストパフォーマンスでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年8月1日(金)の記録》

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