大衆酒場の良さが凝縮 … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

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 久しぶりにやってきたのは日曜日の野方「秋元屋」である。

 いつ来ても満席のことが多い「秋元屋」。

 今日もお客さんは多かったが、本店側(壁を隔てて2軒並んでいるうち、向かって左側)のコの字カウンター中央部(焼き台の前)が、ポツンと1席だけ空いていて、そこに座ることができた。

 おそらく、この席で飲んでたお客さんが帰られた直後なんだろうな。ラッキーだ。

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 まずは「ホッピーセット(白)」(430円、以下すべて税別表記)をもらい、それを飲みながらメニューを選ぶ。

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 メニューに並ぶ料理は、串焼きも種類ごとに1品ずつに数えると、なんと98品。

 もっとも安いのは「煮玉子」の100円で、もっとも高くても「もつ煮込み」や「煮込みライス」の400円。

 他の90種以上の料理は、すべてこの間の価格(100~400円)である。

 『料理が美味しいのに、値段が安い!』というのは「秋元屋」の大きな特長なのだ。

 店主・秋元宏之さんがこの店を開いたのは平成16(2004)年1月のこと。

 店主自身が無類のもつ焼き好き、大衆酒場好きで、自分の理想の店を追求した結果が、ここ「秋元屋」に結実している。

 いろんな大衆酒場のいいところが、すべてこの店1軒に集約されているといっても過言ではない。

 これが「秋元屋」の人気の理由なんでしょうね。

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 メニューを選んでいると、店長が他のお客さんが注文した「もつ煮込み」(400円)をつぎ始めたので、

 「すみません、こっちも『もつ煮込み』をお願いします」

 と大急ぎで便乗注文した。

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 そして、もつ焼きの注文を紙に書いて、店員さんに手渡した。

 最初の注文は、メモ用紙のような小さな紙に書いて渡すのが、この店の流儀。

 私は5種5本しか注文していないが、最初にドカンと大量に注文するお客さんが多いようなのだ。

 この注文用紙に書かれた内容に合わせて、ネタケースから取り出されたネタが小さな金属製バットに準備され、焼き台の横にずらりと順番に並べられる。

 この順番に従って、もつ焼きを焼き上げて、順次、出してくれるのだ。

 2巡目からは、普通に口頭で注文することができる。

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 「もつ煮込み」をつまみに、「ナカ(焼酎)」(270円)をおかわりしたころ合いで、注文した5種5本のうち、「ばら」(150円)、「すなぎも(塩)」(150円)、「とりはつ(塩)」(150円)という3種3本が出された。

 ここ「秋元屋」には、もつ焼き(やきとん)も、鶏焼き(焼き鳥)も、どっちもあるのだ。

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 追いかけるように「しろ(たれ)」(130円)、「てっぽう(ミソ)」(130円)もやって来た。

 もつ焼きの味付けに、一般的なタレ、塩の他に、ミソ(味噌)もあるのが、これまた「秋元屋」の特徴的なところ。

 店主・秋元さんは、わらび(埼玉県)の「喜よし」で出されていた『もつの味噌焼き』に惚れこんで、その「喜よし」で修業をしてから、ここ「秋元屋」を開いたのだ。

 「秋元屋」が開店した2004年当時、『もつの味噌焼き』は都内ではまったく一般的ではなかった。

 しかし味噌焼きの美味しさは、「秋元屋」の人気と共にあっという間に広まって、「秋元屋」出身の方たちが、都内のあちこちに『秋元系』と呼ばれる“やきとん屋”を次々にオープンしたことで、少なくとも東京の西側エリアでは、一般的なもつ焼きの味付けのひとつになった感がある。

 ちなみに、立石の「宇ち多゛」のように『もつ焼き』と呼ぶか、東十条の「埼玉屋」のように『やきとん』と呼ぶか。

 「秋元屋」を開店するのにあたって、店主・秋元さんもちょっと検討した結果、『やきとん』の方を採用したそうである。

 秋元屋出身の秋元系の店も、『やきとん』を使っているお店が多いようだ。

 なお、秋元さんの師匠の店、「喜よし」は『やきとり』を使っている。

 漢字の「焼き鳥」は鶏だけど、ひらがなの「やきとり」は鶏も豚も含まれるという説もある。

 辞書(goo辞書)で引いてみると「やき-とり【焼(き)鳥】」は、『鶏の肉や砂肝などを串 (くし) に刺し、たれか塩をつけてあぶり焼いた料理。もとはツグミ・スズメなどを丸のまま焼いたものをいった。今では牛・豚の肉や臓物を用いたものをもいう』と書かれている。

 新橋などにも、ひらがなの『やきとり』を使っている店は多い。恵比寿の「たつや」も『やきとり』ですね。

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 さらに「ナカ」をおかわりしながら、「キャベツみそ」(120円)を追加注文した。

 この「キャベツみそ」も、昔からの「秋元屋」の人気料理のひとつだなぁ。

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 卓上の通常メニューに加えて、壁には今日のオススメメニューが書き出されたホワイトボードや、日替りの純米酒メニューもかかっている。

 さっきの『もつの味噌焼き』もそうだが、他の店で食べてみて、“美味しいなぁ”と思う料理があると、すぐに取り入れるのが店主・秋元さんの素晴らしいところだ。

 だからこそ、『すべてこの店1軒に集約されている』という状態になるんですね。

 それにしても、「赤いきつね納豆」、「緑のきつね納豆」はどんな料理なんだろうなぁ。気になる気になる。

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 そんな2品が気になりつつも、実際に注文したのは「ベーコンチーズ串」(2本300円)。

 この「ベーコンチーズ串」、予想したとおりの、とてもいい酒の肴ですねぇ。

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 久しぶりの「秋元屋」。たっぷりと2時間半ほど楽しませてもらって、席料100円と消費税が加わってのお勘定は3,450円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回)《このブログ記事の動画も配信しています。》

《令和2(2020)年11月15日(日)の記録》

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呑兵衛も楽しい定食屋 … ごはんカフェ「百菜(ひゃくさい)」(長崎)

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 長崎での仕事を終えて、長崎駅前のホテルまで戻ってきた。

 そして夕食は今夜も、ホテルの5階から直結している「アミュプラザ長崎」のレストラン街である。

 このフロアには、昨夜の「雑魚屋」の他、居酒屋「朝次郎」や回転寿司の「すし活」、ちゃんぽん・皿うどんの「皇上皇」、もつ鍋「おおやま」など、15軒ほどの飲食店が軒を連ねている。

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 ひとりの今夜は、昨夜の「雑魚屋」の向かい側にある、いかにも今どきの食堂っぽいお店、ごはんカフェ「百菜」に入ってみた。

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 まずは飲みもの。

 あれっ?

 この「生ビール今だけ半額」のメニューは昨日も見たなぁ。

 お向かいの「雑魚屋」に負けじと、ここ「百菜」も半額にしてるのだろうか。

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 いずれにしても、呑兵衛にとってはありがたいことなので、この「キリン一番搾り生ビール(中)」(265円、以下すべて税別表記)からスタートすることとした。

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 そしてつまみ。

 いかにも今どきの食堂というお店ながら、予想どおり定食メニューの他に「おつまみ」のメニューもあって、そこに「生卵」や「お漬物一品盛り」の60円から始まって、もっとも高い「牛タン」の1,250円まで、33種類の一品料理が並んでいる。

 おりょっ? ここにも、おつまみ9品盛りの「百菜プレート」(730円)というのがある。

 長崎では、このスタイルが流行りなのかなぁ?

 少量ずつ多品種というのが呑兵衛の好み。

 こういうプレートがあると、ひとり呑みでも少量ずつ多品種を楽しむことができるのがいいですね。

 今夜もこれから始めよう。

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 出てきた「百菜プレート」に盛り合されているのは、根菜サラダ、塩さば、揚げしんじょ、だしまき卵、海老マヨ、ロールキャベツ、湯葉の刺身、お漬物、ごま豆腐の9品である。

 「湯葉のお刺身には、このお醤油をかけてお召し上がりください」

 と減塩醤油の小さなボトルも添えてくれた。

 この「百菜プレート」だけで、生ビールをもう1杯、いただいた。

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 3杯めとなる生ビールと同時に、「親子鍋」(500円)も注文した。

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 その名称からして、親子丼の頭のようなものを想像していたんだけれど、ひとり用の土鍋にたっぷりの「親子鍋」には、大きな鶏肉がゴロゴロと入っている他、豆腐なども入っていて、これはもう小さな鍋ものである!

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 あっと言う間に3杯めの生ビールも飲み終えて、長崎の麦焼酎「壱岐ゴールド」(360円)をロックでもらった。

 この「壱岐ゴールド」は、長崎に来たら絶対に飲みたい焼酎なんだなぁ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,622円(税込)でした。どうもごちそうさま。

 生ビールが今だけ半額だったり、9品盛りのプレートがあったりと、何かと共通点が多かった「雑魚屋」と「百菜」。

 後で調べてみたところ、長崎県佐世保市に本社を置く株式会社フードプラス・ホールディングス傘下のグループ店でした。

店情報

《令和2(2020)年11月13日(金)の記録》

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店情報: ごはんカフェ「百菜(ひゃくさい)」(長崎)

  • 百菜 旬 店名: ごはんカフェ百菜 旬 アミュプラザ長崎店
  • 電話: 095-808-1504
  • 住所: 850-0058 長崎県長崎市尾上町1番1号 アミュプラザ長崎5F
  • 営業: 10:00-22:30(21:45LO)、無休
  • 場所: JR長崎駅の駅ビルであるアミュプラザ長崎の5階レストラン街の中の1軒。
  • メモ: 公式サイトあり。以下、価格は税表記。
    《からだにやさしいお料理》さばしらす丼880、しらすおろしごはんセット680・単品470、さばほぐしごはんセット650・単品440、百菜膳980・百菜プレート単品730、まぐろタタキごはんセット750・単品540、おじや定食880・単品740。
    《定食》白身魚の黒酢炒め定食1,030・単品650、焼き魚定食880・さばの塩焼き単品500、いわしの梅煮定食880・単品500、牛タンアジフライ定食1,480・単品1,030、銀ひらすの西京焼きと貝汁定食1,130・銀ひらすの西京焼き単品550・貝汁単品300、ハンバーグとエビフライ定食1,330・単品1,080、しょうが焼き定食960・単品580、かつ鍋定食980・単品600、一汁三菜いちじゅうさんさい定食980、野菜たっぷりおろしかつ定食980・単品600、豚肉と野菜の味噌炒め定食960・単品580、親子鍋定食880・単品500、若鶏の黒酢炒め定食980・単品600、チキン南蛮定食930・単品550、和風ステーキ定食1,280・単品930、牛タンとろろ定食1,580・単品1,250。
    《どんぶり》ステーキ丼定食(おみそ汁・お漬物付)1,030・単品(お漬物付)930、かつ丼定食(おみそ汁・お漬物付)880・単品(お漬物付)780、シシリアンライス定食(おみそ汁・お漬物付)960・単品(お漬物付)860、とろとろヘルシー丼(おみそ汁・お漬物付)930・単品(お漬物付)830。
    《うどん・そば》すき焼きうどん定食(小ごはん・お漬物付)980・単品800、ペペたまうどん680、ざるそば・ざるうどん460、ミニざるそば・ミニざるうどん260、百菜うどん・百菜そば460、ミニうどん・ミニそば260。
    《サラダ》ちょっとサラダ160、わかめたっぷりサラダ380。
    《わらべ》おこさまランチ580、おこさまざるうどんセット480、おこさまカレー480。
    《お酒》キリン一番搾り生ビール(中)530・(グラス)380、キリン一番搾り(中瓶)530、清酒(白鶴1合)400、冷酒(菊水の辛口300ml)780、焼酎芋・麦(グラス)360・(ボトル)1,800、レモンサワー380、角ハイボール380、キリン「ゼロイチ」(ノンアルコール)360。
    《おつまみ》お漬物一品盛り60、生卵60、温泉卵100、根菜サラダ100、ごま豆腐100、だしまき卵120、お漬物三品盛り130、塩さば160、しらすおろし180、とろろ180、筑前煮230、海老マヨ280、大盛りポテトフライ380、ポテト&チキン430、エビフライ480、親子鍋500、鰯の梅煮500、さばの塩焼き500、銀ひらすの西京焼き550、チキン南蛮550、しょうが焼き580、豚肉と野菜の味噌炒め580、若鶏の黒酢炒め600、野菜たっぷりおろしかつ600、かつ鍋600、白身魚の黒酢炒め650、和風ステーキ930、牛タンアジフライ1,030、ハンバーグとアジフライ1,080、牛タン1,250、百菜プレート730。《令和2(2020)年11月8日(日)の記録》

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センターグリルからの … バー「野毛ハイボール(のげはいぼおる)」(日ノ出町)

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 明日の横浜での仕事に向けて、朝の混雑した電車を避けるため、日曜日のうちに横浜に移動して前泊。

 桜木町駅近くのホテルに荷物を置いて、夕食に出かけたのは昭和21(1946)年創業の米国風洋食の老舗、「センターグリル」である。

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 案内されたテーブル席に座り、まずはビール(サッポロラガービール中瓶、600円)をもらって、のどを潤しながらメニューを選ぶ。

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 この店の三大名物料理は、横浜発祥の「スパゲッティーナポリタン」(770円)に、ふわふわとろとろの「特製オムライス」(880円)、そしてそのオムライスにチキンカツとサラダが盛り合された「浜ランチ」(1,050円)だ。

 なかでも極太麺(2.2㎜)をゆでて、一晩寝かせてもっちり感を出したナポリタンは、つとに有名である。

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 営業時間中はいつでもランチを食べることができるのも、この店の特徴のひとつ。

 そんなランチメニューの中から、今日は「スパランチ」(850円)を注文した。

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 高い天井には木製のはりと、そこからぶら下げられた裸電球がいい雰囲気をかもし出していて、ゆったりと落ち着くことができる。

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 あまり待つこともなく「スパランチ」がやって来た。

 銀色のワンプレートに、ライス、イタリアンスパ、チキンカツ、そしてサラダが盛り合されている。

 これをフォークとナイフで、カチャカチャといただくのだ。

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 20分ほどで完食。プレートの上に何も残らないというのは、食べる側としても気持ちがいい。

 余分なソースとか、余分なドレッシングなどがなくて、食べ終わるとピッタリとなくなる分量になってるんだろうなぁ。

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 これまで、あまりしげしげと観察してみたことはなかったけど、この銀色のプレートにも「米国風洋食センターグリル」のロゴマークが刻まれてるんですね。

 ビールとスパランチとで、「センターグリル」のお勘定は1,450円。どうもごちそうさま。

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 「センターグリル」を出て、ちょっと歩くと、すぐに大岡川沿いに弧を描いて建つ都橋みやこばし商店街が見えてくる。

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 日曜日なので、「ホッピー仙人」など、何軒かの店は定休日だが、「野毛ハイボール」は営業中だ。

 今日はプー子ちゃんが担当の日だが、開店直後に店主・ハルさんもちょっとだけ顔を出してくれて、久しぶりにお会いすることができた。

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 そしていただくのはもちろん、この店の名物・「氷なしハイボール」(800円)ですよねぇ!

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 すぐに出されるお通し(サービス)は、定番の「カレー味のえびせん」だ。

 自分が横浜に単身赴任していたのは、2001年10月から2010年3月までの9年半と、2013年1月から2014年6月までの1年半の、合わせて11年間だった。

 そのころ、ハルさんもプー子ちゃんも普通の飲み友達だったのだ。

 ハルさんがサラリーマンから転身して「野毛ハイボール」を開店したのが2011年12月のこと。そのとき私は呉(広島県)に単身赴任中で、初めて「野毛ハイボール」に来れたのは、開業半年後の2012年4月だった。

 それから9年。今やすっかり野毛の人気酒場の1軒になっていて、プー子ちゃんまで中の人となり、飲み仲間としては嬉しい限りである。

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 2杯めには、これまたこの店の人気の一杯、「自家製モスコミュール」(900円)をもらった。

 「氷なしハイボール」から、「自家製モスコミュール」という流れは、自分の中ではすっかり定番になってしまったなぁ。

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 1時間半ほど楽しんで、今夜の「野毛ハイボール」のお勘定は1,700円でした。どうもごちそうさま。また来ます!

・「センターグリル」の店情報前回) / 「野毛ハイボール」の店情報前回

《令和2(2020)年11月8日(日)の記録》

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酒肴9品盛りの晩酌膳 … おさかな家族「雑魚屋(ざこや)」(長崎)

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 下関での仕事は昼前に終わり、小倉駅前から高速バスに乗って長崎にやって来た。

 この高速バス、初めて乗ったけど、バスの中は3列シート(左窓側・中央・右窓側)でゆったりと乗り心地もいい。

 小倉から3時間ちょっとで長崎に着くんだなぁ。

 長崎に来ると、新地中華街あたりのホテルに宿泊することが多いのだが、今回は繁華街は避けて、長崎駅近くのホテルにした。

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 ホテルの部屋に荷物を置いた後、夕食に出かけたのはホテルの5階から直結している「アミュプラザ長崎」のレストラン街だ。

 ここには15軒の各種飲食店があって、自分の好みに合う店を選ぶことができる。

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 「アミュプラザ長崎」が開業したのは平成12(2000)年9月21日。開業以来20年が経っている。

 その5階にあるレストラン街は、まるでどこかの横丁のように、通路の両側に飲食店が並んでいる。

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 そんな中から、今日やって来たのは「おさかな家族 雑魚屋ざこや アミュプラザ長崎店」である。

 「雑魚屋」には、去年今年と、すでに2回やって来ているのだが、その「雑魚屋」は、思案橋にある店だった。

 「雑魚屋」を運営する庄屋フードシステム(本社:長崎県佐世保市)は、2種類の「雑魚屋」を展開している。

 ひとつは活きた雑魚ざこを提供する個室中心の居酒屋「地魚と創作料理 雑魚屋」で、もうひとつはお魚の御膳と丼、茶漬けの海鮮飯屋「おさかな家族 雑魚屋」である。

 ざっくりと言うと居酒屋系と食堂系といった違いだろうか。

 思案橋の「雑魚屋」は前者の居酒屋系、そしてここ長崎駅の「雑魚屋」は後者の食堂系なんですね。

 ちなみに庄屋フードシステムでは、「なごみ」がテーマの和風レストラン「庄屋」も展開しているが、これは大庄グループ(本社:東京都大田区)が運営する、板前がいる町の酒場「庄や」とは関係ないようである。

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 そんなわけで、長崎の「雑魚屋」自体は3回めだが、食堂系の「おさかな家族 雑魚屋」に入ったのは、今回が初めて。

 長崎には、たまたま同じ職場のAさんも駅前の別のホテルに宿泊していて、ここで合流し、「生ビール(中)」(265円、以下すべて税表記)をもらって乾杯である。

 Aさんは今日の夕方、長崎での仕事を終えて、明日の朝、帰途につく予定とのこと。

 私はついさっき下関からやって来たばかりで、明日が長崎での仕事である。

 ちょうどここで、お互いの予定がうまく交差したわけですね。

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 つまみは「さかな」と書かれた写真付きメニューの冒頭に大きく書き出されている9品盛りの「晩酌膳」(1,030円)を2人前注文した。

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 「生ビール(中)」が1杯265円と爆発的に安いのは、今だけの特別価格のようである。

 呑兵衛にとっては、生ビールがこの値段で飲めるのはとても嬉しいこと。すぐに2杯めをおかわりした。

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 待つことしばし。「晩酌膳」もやって来た。

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 ずらりと盛り込まれている9品の内容は、上段が鯛(タイ)刺身、マグロ刺身、ひらす(ヒラマサ)刺身。

 中段がタラ南蛮、エビマヨ、サバ塩焼き。

 そして下段が切干大根、自家製豆腐、小松菜おひたしである。

 こうやって、少量ずつ多品種というのが、実に呑兵衛好みするんだよなぁ。

 この「晩酌膳」に、ごはん、おみそ汁、茶碗蒸しが付いた「九彩膳」(1,330円)というのもあるので、お酒を飲まない人でも、この9品セットを楽しむことができる。

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 この「晩酌膳」をチビチビとつまみながら、それぞれ3杯めとなる「生ビール(中)」を飲み干したあと、Aさんは地元・長崎の日本酒「六十餘洲ろくじゅうよしゅう」(300ml瓶、780円)を注文。

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 私のほうは、その「六十餘洲」の冷酒を1杯だけいただいた後、燗酒を注文。

 燗酒は1種類、「純米酒ボトル」(180ml、400円)だけで、銘柄は灘(神戸)の「白鶴 淡麗純米」でした。

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 つまみは「鶏軟骨唐揚げ」(390円)を追加。

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 さらには「きびなごサクサク揚げ」(300円)。

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 そして「ごぼうの唐揚げ」(300円)。

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 その3種類を、ちょっとずつ小皿に取り分けていただく。

 自分ひとりで呑むときは、揚げものはあまり注文しないので、こうして揚げものがずらりと並ぶのはなんだか新鮮な感覚だ。

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 燗酒をもう1本いただいた後、長崎に来たら絶対に飲みたい1杯、麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」(400円)をロックでいただく。

 ックゥ~~~ッ。これよ、これ!

 やっぱり「壱岐スーパーゴールド」だなぁ。

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 その焼酎ロックに合わせるつまみは、これまた揚げものの「フライドポテト」(280円)である。

 今夜はすっかり揚げもの祭りだ!(笑)

 たっぷりと3時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で税込8,089円(ひとり当たり4,045円)でした。どうもごちそうさま。

 Aさんとは職場の席もすぐ近くなので、いつも仕事の話はよくしているし、コロナ前には仕事の帰りにもよく一緒に飲んだものだが、こうやって酒場で飲みながらゆっくりと話すのは本当に久しぶりだった。

 やっぱり素面しらふで話しをするのとは、まったく違うよなぁ。

 酒場での会話の大切さを、改めて思い知らされている昨今なのでした。

店情報前回

《令和2(2020)年11月12日(木)の記録》

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店情報: おさかな家族「雑魚屋(ざこや)」(長崎)

  • 雑魚屋 店名: おさかな家族 雑魚屋 アミュプラザ長崎店
  • 電話: 095-832-2020
  • 住所: 850-0058 長崎県長崎市尾上町1番1号 アミュプラザ長崎5F
  • 営業: 10:00-22:30(21:45LO)
  • 場所: JR長崎駅の駅ビルであるアミュプラザ長崎の5階レストラン街の中の1軒。
  • メモ: 公式サイトあり。以下、価格は税別表記。
    〔肴〕晩酌膳1,030、鯛の刺身単品580、ひらすの刺身単品580、マグロの刺身単品580、サーモンの刺身単品580、いかの刺身単品480、刺身盛り合わせ(竹)580・(松)980、刺身特盛1,980、活きあじ姿造り980、サーモンのカルパッチョ530、鯛のカルパッチョ580、海鮮サラダ(サーモン、海老、小柱、イカ入り)530、ちょっとサラダ150、茶碗蒸し190、枝豆190、カニクリームコロッケ280、フライドポテト280、きびなごサクサク揚げ300、ごぼうの唐揚げ300、さばの塩焼300、チーズの天ぷら330、手作り豆腐330、鶏皮串360、おつまみあじフライ380、手羽先唐揚げ380、もちもち水餃子380、黒豚ぎょうざ380、ちょっと天ぷら380、天ぷら盛り合わせ580、鶏軟骨唐揚げ390、野菜たっぷりチキン南蛮530、ソーセージ盛り合わせ580、白身魚の黒酢炒め580、お箸ステーキ730、あら煮780、三元豚のロースカツ930、金目鯛の炙り焼き980。
    〔季節のおすすめ〕大海老天重定食1,280、もつ鍋定食1,180、おつまみもつ鍋1人前980。
    〔食事〕豪海丼定食(漬物、おみそ汁付)1,480、海老海鮮丼定食(漬物、おみそ汁付)1,280、いろいろづけ丼定食(漬物、おみそ汁付)1,130、海鮮丼定食(漬物、おみそ汁付)930、カツ丼定食(漬物、おみそ汁付)880、鯛茶漬け980、鯛茶漬けと天ぷら膳1,280、雑魚屋膳1,080・(上)1,380、活きあじ刺身膳1,280、刺身御膳1,280、ステーキとお刺身御膳1,380、あじフライとカニクリームコロッケ膳950、天ぷら御膳980、白身魚の黒酢炒め膳930、野菜たっぷりチキン南蛮膳880、三元豚のロースカツ膳1,280、あら煮膳1,080、金目鯛のあぶり焼き膳1,280、九彩膳1,330、ミニ丼膳1,080、ミニ海鮮丼530、ミニ天丼430、ミニ鯛茶漬け530、ミニイクラ丼580、おじや定食980、よくばり膳1,180、天ざるそば・うどん780、ざるそば・うどん450、ミニざるそば・うどん260、ミニそば・うどん260、おこさまごぜん580、おこさまコロッケカレー480。
    〔甘味〕黒ごまプリン280、しっとりふわふわ大福330、ぜんざい(干し梅付)480、ティラミスチョコパフェ480、ミニミックスベリーパフェ290、バニラアイスクリーム280、いちごのケーキアイス280、りんごのシャーベット280。
    〔飲物〕《ビール》キリン一番搾り生(中)530・(グラス)400、キリン一番搾り(中ビン)530、アサヒスーパードライ(中ビン)530、キリンゼロイチ(ノンアルコール334ml)360。
    《焼酎》〈芋〉黒霧島(グラス)400・(5合ボトル)2,200、薩摩木挽こびき「黒麹仕込み」(グラス)400・(5合ボトル)2,200、さつま島美人(グラス)400・(5合ボトル)2,200、雑魚屋(グラス)450・(4合ボトル)2,800、〈米〉白岳しろ(グラス)400・(5合ボトル)2,200、〈麦〉壱岐スーパーゴールド(グラス)400・(5合ボトル)2,500。
    《冷酒(300ml瓶)》六十餘洲ろくじゅうよしゅう(長崎)780、じょっぱり(青森)780、菊水の辛口(新潟)880、八海山(新潟)1,000。
    《清酒》純米酒ボトル(180ml)400。
    《ウィスキー》ホワイトホース(グラス)400・(ボトルキープ6ヶ月)2,600。
    《ハイボール》ウーロンハイ380、柚子ゆずハイ380、はちみつレモンハイ400、たっぷりレモンハイ450、柚子ゆず酒(ロックまたはソーダ割り)400、かろやか梅酒(ロックまたはソーダ割り)400、はちみつ梅酒(ロックまたはソーダ割り)400。
    《カクテル》カシスオレンジ400、カシスグレープフルーツ400、カシスウーロン400、柚子ゆずジンジャー400、柚子ゆずオレンジ400、シャンディーガフ400。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶300、コカコーラ300、オレンジジュース300、グレープフルーツジュース300、ジンジャーエール300、カルピス300、アイスコーヒー300、ブレンドコーヒー300。
    (2020年11月調べ)

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関門海峡を眺めながら … AKAMA「布久亭(ふくてい)」(下関)

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 下関出張の楽しみがフグ(河豚)料理。

 こちら下関ではフグとは呼ばず、「福」につながるようにと「ふく」と呼ぶ。

 一昨年昨年と、2年連続で「旬楽館」で、ふく料理をいただいた。

 今年はその「旬楽館」の2号店として、2018年10月にオープンしたAKAMA「布久亭」にやってきた。

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 まずは「生ビール(中)」(600円)をもらって乾杯すると、すぐに出される「源氏コース」(8,500円)の1品めは、見た目も鮮やかな「ふく煮こごり」である。

 「旬楽館」が唐戸市場の近くの、古びた路地の中にあるのに対して、こちら「布久亭」は、関門海峡に面して建っており、海峡を行き交う船や関門橋を眺めながら食事をすることができるのだ。

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 2品めは「とらふく菊盛」(上の写真が一人前)。

 中心に向かって少し肉厚にカットすることで、甘みと弾力を一段と味わえるようになっているそうだ。

 添えられている細い細い「安岡ねぎ」が、下関の「ふく料理」の決め手。

 このネギを、薄い刺身でくるりと巻いていただくのです。

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 こうなると、やっぱり日本酒だね。

 地元の魚には地元のお酒。

 山口には、萩の「東洋美人とうようびじん」、岩国の「獺祭だっさい」「五橋ごきょう」「雁木がんぎ」、宇部の「たか」など、全国的にも有名なお酒がそろっている。

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 なかなか1種に絞り込めないので、「東洋美人」「獺祭」「貴」の3種類を1杯ずつ盛り合わせた「山口銘酒 利き酒セット」(1,300円)をいただいた。

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 コースの3品めは「ふくみぞれ煮」。

 店名「AKAMA布久亭」の頭に、「AKAMA(あかま)」とついているのは、この店のすぐ山側に「赤間神宮」という安徳天皇ゆかりの神社があるからのようです。(未確認)

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 4品めは「ふく唐揚げ」。

 身の弾力感が強いからか、この唐揚げがまた旨いんだなぁ。

 それにしても、目の前で見る関門海峡は、まるで大きな川のよう。

 潮流は最大で10ノット(時速20キロ弱)に達することもあるそうだ。

 潮が流れている方向に進んでいる船は速いけど、反対向きの船の遅いこと遅いこと。

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 5品めの「ふくちり鍋」の準備が始まったところで、「ふくひれ酒」(850円)をもらった。

 「ふくひれ酒」は、熱々燗のお酒の中に、焼き上げた「ふくひれ」を入れて、香ばしさと旨みを移したもの。

 ふたをして蒸らした後、ふたを取る瞬間にマッチの火を近づけて、アルコール分をポッと飛ばします。

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 こうやってアルコールを飛ばすことで、熱々燗のお酒にもかかわらず、むせることなく飲めるようになるんですね。

 あぁ~、とっても贅沢な美味しさです。

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 「ふくちり鍋」は、まずは「ふく」の身の部分をつぎ分けてくれた。

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 「ふくちり鍋」は、好みでポン酢、紅葉おろし、安岡ねぎを加えていただきます。

 安岡ねぎは、ここでもいい役割を果たしてるなぁ。

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 「ふく」の出汁で、しっかりと煮た豆腐や野菜類もできあがった。

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 「ふくひれ酒」もおかわりだ。

 と言っても、「ふくひれ酒」そのものをおかわりするわけではなくて、中に入れる熱燗のお酒だけをおかわりしてくれる。

 「ふくひれ」は、2杯めでもいい味が出るのだ。

 味にこだわる人は、1杯めで「ふくひれ」の味と旨みがお酒に移ったら、「ふくひれ」はふたの上に引き上げておいて、これを2杯め以降に使うんだそうな。

 こうすることで、1杯めの旨みが強くなり過ぎず、2杯めも美味しくなるんだって。次の機会にはそうしてみよう。

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 6品めは、5品めの続きでもある「ふく雑炊」。

 一緒にお漬物も出してくれて、雑炊も漬物も、これまたいいつまみになり、さらにお酒が進むのでした。

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 最後(7品め)は甘~いデザートで〆。

 今年も美味しい「ふく」のコースをいただけて幸せでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回(旬楽館)

《令和2(2020)年11月11日(水)の記録》

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店情報: AKAMA「布久亭(ふくてい)」(下関)

  • 布久亭 店名: AKAMA布久亭
  • 電話: 083-242-0772 / FAX 083-242-0773
  • 住所: 750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町7-8
  • 営業: 11:00-15:00 & 17:00-22:00(21:30LO)(日祝の夜は21:00(20:30LO)まで)、月休
  • 場所: 下関駅(山陽本線)より車で10分、新下関駅(山陽新幹線)より車で15分。下関の観光名所「唐戸市場」「カモンワーフ」「海響館」から徒歩圏内。
  • メモ: 公式サイトあり、予約可、全60席(1Fは4人テーブル×6、2Fは12人個室(5人から利用可)、3F は2人テーブル×3+4人テーブル×6)、「旬楽館」の2号店として、2018年10月17日にオープンした。
    〔単品料理〕ふく刺し3,600、ふく唐揚げ1,980、めはり寿司1,350、とらふくにぎり1,100、焼ふく2,800、ふく雑炊1,100、白子グラタン3,400、白子茶碗蒸し3,400、野菜サラダ700、刺身盛り合わせ3,100、ふく皮酢850、白子焼き(冬季限定)3,400、あん肝みそ漬440。
    〔ふくコース〕平家コース(前菜、ふく煮こごり、刺身、とらふく菊盛、煮物、ふくみぞれ煮、替鉢、とらふく白子グラタン、揚物、ふく唐揚げ、鍋物、ふくちり鍋、食事、雑炊、フルーツ)11,500、源氏コース(ふく煮こごり、とらふく菊盛、ふくみぞれ煮、ふく唐揚げ、ふくちり鍋、雑炊、フルーツ)8,500、ふくミニコース(前菜(ふく煮こごり、真ふくのたたき、ふく皮雲丹和え)、刺身、とらふく菊盛、煮物、ふくみぞれ煮、替鉢、とらふく白子グラタン、揚物、ふく唐揚げ、食事、ふくめはり寿司、デザート)6,600(昼は菊盛の枚数が減って5,500)、天然とらふくコース(とらふく煮こごり、天然とらふく菊盛、とらふく焼物、とらふく唐揚げ、とらふくちり鍋(白子付き)、雑炊、フルーツ)21,000。
    (2020年11月調べ)

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ほろ酔い銘々膳セット … 酒肴旬菜「味庵(あじあん)しものせき」(下関)

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 下関への出張。ひとりで夕食にやって来たのは下関駅構内(改札口の外側)にある食堂、酒肴旬菜「味庵あじあんしものせき」だ。

 かつて、呉駅1階に「味庵くれ」という店があったけど、姉妹店なのかなぁ?

 ネット情報によると、ここ「味庵しものせき」は、かつて「日本食堂」(国鉄系の食堂)だったそうなので、「味庵くれ」もそうだったのかもね。(未確認です。)

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 なぜこの店を選んだかというと、さっきホテルにチェックインしたときにもらった「GOTOトラベル地域共通クーポン券」が使える店だったことと、店頭にも大きく書き出されていた「ほろ酔い銘々膳セット」(上の写真は店内メニューのもの)に引かれたから。

 「ほろ酔い銘々膳セット」は、生ビール+料理3品のAセット(1,500円)から始まって、料理5品のBセット(2,000円)、料理7品のCセット(2,500円)まで3種類のラインナップ。

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 今日の内容はAセットでの「煮物」「一品」「刺身」をベースに、Bセットでは「天ぷら」と「冷物」が加わり、Cセットではさらに「焼物」と「揚げ物」が加わるという。

 飲むときは、そんなにたくさんは食べないほうなので、真ん中のBセットを注文した。

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 すぐに生ビールを持ってきてくれた。

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 店内は中央部が向かい合わせのカウンター席になっていて、入口側から見て、そのカウンター席の左側がテーブル席、右側が小上がりの座敷席(掘りごたつ式)になっている。

 ひとりの私はカウンター席に通されたが、向かい合わせの側には、もともと半透明の仕切り壁があり、となりの席との間も、コロナ対策用の衝立が設けられている。

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 すぐに出される「一品」「刺身」「煮物」の3点盛り。

 なるほど、Aセットを選んでいたら、この3品だったわけですね。

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 今日の「一品」は「おでん」。

 大根、すじ、糸こんにゃくという3種3品が盛られている。

 自分で、おでんを注文するとき、これまで糸こんにゃくを注文することはなかったのだが、いただいてみると、これもいいですねぇ。

 こんにゃくには味が染みこみにくいが、糸こんにゃくだと表面積が広いので、そこに煮汁がからんで美味しい。

 おまかせのセットで注文すると、こんな発見があるのも嬉しいところだ。

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 「刺身」は、「ひらそ」と「たい」だって。

 「ひらそ」というのは、「ひらまさ(平政)」の山口県での呼び方。

 九州での呼び名「ひらす」と、似てるんだけど、ちょっとだけ違うのがおもしろい。

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 「煮物」は、大好物の「あら炊き」である。

 骨ぎわの身を、チマチマとつまみながらいただくには、絶対に燗酒だね!

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 燗酒は4種のお酒から選べるということで、まずいただいたのは岩国の「五橋」(440円)である。

 っくぅ~~~っ。これよ、これ!

 地元の魚には、やっぱり地元の燗酒だ。

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 4品めのつまみは「天ぷら」。

 えび2本に、かぼちゃ、なすという3種4品盛りである。

 店内にはテレビやラジオはなく、店のおねえさんが話し相手になってくれるわけでもない。

 衝立に囲まれた一人の空間で静かに飲み進める。

 自分は好きなんだなぁ、こういう空間。

 いつまでも静かにチビチビと飲んでいたい。

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 燗酒の2本めには「金冠黒松」(450円)をチョイス。

 同じ岩国だけど、これはコクのあるお酒だ。

 ちなみに上の写真の左が「五橋」、右が「金冠黒松」。

 「五橋」の方が透明度が高いのがわかる。

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 Bセットの最後のつまみ。5品めの「冷物」は「冷やっこ」だ。

 ちなみにCセットだと、さらにキスフライ(揚げ物)と焼き物が加わるそうだ。

 自分が入店した午後5時半頃は、店内はガラガラだったのだが、7時前には席もけっこう埋まってきた。

 サラリーマンのグループ客も多いようだ。

 なにしろ、ここから改札口まで1分もかからないので、仕事が終わってからの『電車に乗る前のちょいと一杯』には最適な場所なのだ。

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 最後にもう1本、「五橋」の燗酒をおかわりし、つまみ兼しめの一品として「かしわおむすび」(180円)をもらった。

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 つらつらとメニューを眺めながら飲んでて気づいたことだが、今回いただいた「ほろ酔い銘々膳セット」ももちろん良かったのだが、この店の人気料理である「味庵定食」(1,220円)を、「ごはんと味噌汁は後で」というオプション付きで注文して飲むのもいいかもなぁ。

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 さあて、午後8時になったし、お勘定としますか。

 この店では料理が出てくるたびに、そこまでの合計金額が書かれたレシートを置いていってくれるので、飲んでいる段階で、現在のお勘定がいくらなのかがわかるのである。

 今夜のお勘定は3,510円。

 お勘定の内、2千円分を「GOTOトラベル地域共通クーポン券」で支払い、残り1,510円をSuica(交通系ICカード)で支払って、店を後にした。

 どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年11月10日(火)の記録》

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店情報: 酒肴旬菜「味庵(あじあん)しものせき」(下関)

  • 味庵しものせき 店名: 酒肴旬菜 味庵しものせき
  • 電話: 083-228-1877
  • 住所: 750-0025 山口県下関市竹崎町4-3-1 JR下関駅構内(改札外)
  • 営業: 11:00-22:00(21:30LO)、無休
  • 場所: 下関駅の改札口(2階1ヶ所のみ)を出て、正面のエスカレーター又は階段で1階に降り、左(西口方向)へ。西口出口の手前、右側。改札を出て1分もかからない。
  • メモ: 店内は衝立付きの向かい合わせカウンター席の他、テーブル席、小上がりに掘りごたつ式の座卓。
    〔ほろ酔い銘々膳セット(17時より)〕Aセット(サッポロ生ビール中+3品)1,500、Bセット(サッポロ生ビール中+5品)2,000、Cセット(サッポロ生ビール中+7品)2,500。
    〔ビール〕生ビール(中)510、グラスビール390、サッポロ黒ラベル(中瓶)530、アサヒスーパードライ(中瓶)530、キリンクラシックラガー(中瓶)530、サッポロプレミアムアルコールフリー(小瓶)380。
    〔焼酎〕《麦》二階堂420・(ボトル)2,800、大河の一滴460・(ボトル)3,500。《芋》さつま白波420・(ボトル)2,900、黒霧島420・(ボトル)2,900。《米》白岳しろ440・(ボトル)3,100。《そば》雲海420・(ボトル)2,900。
    〔日本酒〕安芸の国(冷・燗)1合420、五橋1合440、金冠黒松1合550、剣菱1合550、山頭火(冷180ml)600、五橋(冷300ml)930、金冠黒松純米(冷180ml)730、獺祭(純米大吟醸3割9分)1合1,220、東洋美人(地帆紅大吟醸)1合920。
    〔カクテル〕バカルディモヒート440、キューバリブレ440、カシスソーダ440、カシスオレンジ440。
    〔サワー〕青りんごサワー440、カルピスサワー440、レモンサワー440、ライムサワー440。
    〔梅酒〕黒梅酒420、黒梅酒ソーダ割り470、黒梅酒ジンジャー470。
    〔ウイスキー〕デュワーズ(シングル)440・(ダブル)680・(ボトル700ml)3,600、ハイボール550。
    〔ソフトドリンク〕コーラ360、ジンジャーエール360、オレンジジュース360、カルピス360、ウーロン茶310、アイスコーヒー390、ホットコーヒー360。
    〔一品料理〕枝豆390、キムチ(白菜)390、たこわさ390、やっこ390、刺身盛合せ1,080、ふく刺身1,120、あら炊き820、板わさ390、鯨ベーコン1,120、鯨赤身920、鯨おばいけ920、鯨三種盛り2,300、やみつきキャベツ390、ミニサラダ260、ネギもやしチャーシュー490、豚バラ串盛り460、一口餃子の鉄板焼き490、茶そば鉄板690、あさりバター460、豚キムチ610、焼肉680、豚しょうが焼き510、野菜炒め510、揚げ出し豆腐510、特製ソースハンバーグ610、鯨カツ650、小ふくから揚げ460、天ぷら盛合せ980、鯨竜田揚げ620、イカ下足唐揚げ500、ヤゲン軟骨から揚げ410、カマンベールフライ460、ごぼうスティック430、鶏のから揚げ510、チキン南蛮610、ヒレカツ510、カレイから揚げ510、ポテトフライ390、ミックス(鶏の唐揚げ、ヒレカツ、カニクリームコロッケ、白身魚)510、寄せ鍋820、湯豆腐560、カキフライ720。
    〔ご飯・麺類〕ご飯セット(ご飯、味噌汁、漬物)260、ごはん150、味噌汁150、おむすび1個140、かしわおむすび1個180、ちゃんぽん770、皿うどん770、肉うどん610、天ぷらうどん670、らーめん720、焼き飯620、焼きそば720、カツ丼770、親子丼720、天丼920。
    〔定食〕味庵定食(刺身〈ひらそ、鯛、サーモン〉、天ぷら〈海老2尾、茄子、南瓜、ししとう〉、小鉢、茶碗蒸し、白ごはん、味噌汁、漬物、デザート)1,220、
    ふくふく御膳(ふく刺し、ふくから揚げ、ふく天ぷら、小鉢、茶碗蒸し、白ごはん、味噌汁、漬物)2,350、
    くじら御膳(くじら3種盛り〈赤身、ベーコン、おばいけ〉、くじら竜田揚げ、赤身カツ、小鉢、茶碗蒸し、白ごはん、味噌汁、漬物)2,550、
    茶そば定食(茶そば、かしわ飯(または白ごはん)、茶碗蒸し、小鉢、味噌汁、漬物)1,020、
    天ぷら定食(天ぷら〈大海老2尾、ふく、南瓜、茄子、ししとう〉、茶碗蒸し、小鉢、白ごはん、味噌汁、漬物)1,220、
    日替わり定食730、かれいのから揚げ定食820、お刺身定食1,220、焼肉定食980、ヒレカツ定食820、ミックス定食820、鶏のから揚げ定食820、豚しょうが焼き定食820、野菜炒め定食770、特製ソースハンバーグ定食920、だんご汁定食880、豚汁定食830。(2020年11月調べ)

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