タラコフォッカチオ旨 … 「サイゼリヤ」(阿佐ヶ谷)

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 金曜日の午後3時過ぎ。JR阿佐ヶ谷駅近くのビル2階にある「サイゼリヤ」にやって来た。

 おぉ~っ、平日のこんな中途半端な時間帯でも、お客さんが多いなぁ。

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 「こちらへどうぞ」と、二人用テーブルに案内され、まずは白ワインを「デカンタ小」(200円)で注文。

 調味料コーナーからオリーブオイルとホットソースを取って戻ると、すぐに白ワインも到着だ。

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 「デカンタ小」は250ml。赤ワインも同額。

 ちなみに「デカンタ大」なら500mlで400円。通常のボトル(750ml)換算だと600円という計算になる。

 「サイゼリヤ」のワインは、本当に安いよねぇ。

 さらに1,500mlのマグナムボトルは1,100円(750mlあたり550円)と、ぐっとお得になるのだが、さすがに一人で1.5リットルは厳しいなぁ。

 もちろん、グラスワイン(120ml・100円)もある。

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 つまみの1品目は「柔らか青豆の温サラダ」(200円)。

 早採りのグリーンピース「ベビーピー」を使った人気メニューで、青豆の自然な甘みと皮のやわらかさが特徴。

 半熟卵と粉チーズのトッピングが決め手である。

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 この半熟卵をプチュンと崩して……

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 オリーブオイルを追いがけしていただくのが私流。

 このエクストラ・バージン・オリーブオイルが美味しくて、つい何にでもかけたくなる。

 ちなみにこのオリーブオイルは店内でも販売されていて、500mlボトルが1,200円だ。

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 「柔らか青豆の温サラダ」が残りわずかになったところで、「田舎風ミネストローネ」(300円)を追加注文。

 人参、玉ねぎ、じゃがいも、白いんげん豆などがたっぷり入った、具だくさんのスープだ。

 トマトのほどよい酸味とコクに、野菜の旨味がぎゅっと詰まっている。

 ここにホットソースをかけて、ピリ辛にするのも私流。

 汁好きの呑兵衛にはたまらない一品である。

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 白ワインが空いたところで、今度は赤ワインを「デカンタ小」(200円)で。

 デカンタの目盛りより、ほんの少し上まで注いでくれているのが、なんともありがたい。

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 「サイゼリヤ」のワインは、イタリアで日常的に飲まれている熟成期間の短い“フレッシュワイン”。

 現地ワイナリーと協働開発しているそうで、白も赤も実に飲みやすい。

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 続いては、メニューに『人気!』マークが付いているのに、これまで頼んだことがなかった「辛味チキン」(4個300円)。

 表面はカリッと、中はやわらかくジューシー。店内オーブンで焼き上げることで、旨味がしっかり閉じ込められている。

 しかも、火傷しそうなほど熱々で出てくるのが、またいい。

 これは確かに人気があるのも納得だ。

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 あまりの美味しさに手が止まらず、あっという間に完食。

 骨ぎわの身までしっかり旨い。

 食べやすいようにと割箸も用意していたのに、結局は手づかみで食べてしまった(笑)

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 〆に選んだのは、2025年10月のグランドメニュー改定で新たに登場したという「タラコフォッカチオ」(250円)。

 焼きたてのふっくらフォッカチオに、タラコソースとたっぷりのチーズをのせて焼き上げたもの。

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 タラコもチーズも存在感抜群。

 タラコのプチプチとした食感と香りに、チーズのコクが重なり、まさに“完全なるつまみ”としても楽しめる一品だ。

 今回は最後までそのままでいただいたが、次回はオリーブオイルやホットソースでの味変も試してみたい。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、セルフレジでのお勘定は1,450円でした。

 店内では配膳ロボットも稼働していたが、まだ1台のみ。

 店員さんたちも配膳しているので、どうやら試験導入のようだ。

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 店を出たところで午後5時過ぎ。外はまだ明るいぞ!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年4月24日(金)の記録》

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つまみは全品220円 … そば処「大吉田(おおよしだ)」(虎ノ門)

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 高校・大学の同窓生で、横浜の「豚の味珍まいちん」の大常連さんでもあるHさん。

 そのHさんがつい先日SNSへ投稿していたのが、『新橋でサイコーな酒場見つけた。秋田の蕎麦が売り物。つまみはどれも税込220円。おでん出汁割うめ~』という一文。

 これはもう行くしかない。

 ちょうど新橋での飲み会が予定されている今日、その前の“ひとりゼロ次会”として、その酒場、そば処「大吉田」に伺った。

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 店に着いたのは午後4時前。

 「ひとりです」と入ると、「食事ですか? 飲みですか?」と聞かれ「飲みです」と答えると、「15番の席にどうぞ」と席を指定してくれた。

 店内はコの字カウンター21席に、入口脇の二人卓が1つの合計23席。

 腰を下ろすやいなや、カウンター内のおねえさんから「瓶ビールでいいですか?」と声がかかる。

 「はい、お願いします!」と即答。

 この店では一組1本限りで「サントリー生ビール大瓶」が250円で提供されるのだが、本数限定。

 まだ残っているときだけ、この“お声がけ”があるらしいので、これはもう、迷わず即答が正解なのである。

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 すぐに出された大瓶ビールの写真を撮ろうとカメラを構えたところへ、「突出し」(550円)の3品盛もやってきた。

 つまみはすべて220円均一、飲み物も385円均一というありがたい価格設定の中で、この大瓶ビールと突出しだけが例外だ。

 とはいえ、この内容ならむしろ安いと感じてしまう。

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 突出し3品の、きんぴらごぼう、卵焼き、キャベツの漬物をつまみにビールを飲みながら、おもむろにコの字カウンター内の奥の壁に掲げられている今日の黒板メニューを確認する。

 そこに並んでいるのは、「宮城県 生ガキ刺」「長崎県 天然ヒラマサ」「佐島産 天然マダコ」「千葉県 天然カンパチ」「三陸産 天然アワビ」「観音崎沖 釣アジ」「宮城県 天然本マグロ」「福島県 メヒカリの唐揚げ」「愛媛県 マダイの白子ポン酢」「神奈川県 天然石鯛」といった鮮魚類。

 さらには秋田名物の「ひら茸の天ぷら」「土崎港つちざきみなと名物カスベ」「きりたんぽ鍋」。

 大阪名物の「牛すじの土手焼き」や、「航空自衛隊公認レシピ 空上げ」などのユニークな一品も並んでいる。

 刺身類はもちろん、「きりたんぽ鍋」まで、すべてが220円均一なんだから恐れ入るよねぇ。

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 食べてみたいものが多過ぎて、悩みに悩みながら、まずは我が故郷、愛媛県産の「マダイの白子ポン酢」(220円)を選択。

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 もう1品は、メニューの先頭にある「宮城県 生ガキ刺」(220円)だ。

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 少量ずつ、いろんな料理を食べることができるのも、実に呑兵衛向けだよねぇ。

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 この2品に合わせるなら、やはり日本酒。

 看板メニューの「秋田印 千歳盛ちとせざかり」(385円)を熱燗で注文すると、受け皿まで表面張力で注いでくれた。

 たははぁ~っ、これはもう、いったん立ち上がって口から迎えにいくしかないなぁ。

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 コの字カウンターの先端部には、おでん鍋と並んで、燗付け器も置かれていて、一升瓶3本が、ドンと丸ごと燗付けされている。

 燗酒を注文すると、この一升瓶からトクトクと注いでくれるのだ。

 店の公式サイトには、文政元年(1818年)創業「弥助やすけ蕎麦」直営、明治五年(1872年)創業「千歳盛酒造」直営と書かれている。どちらも秋田の会社だ。

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 つまみとして「神奈川県 天然石鯛」(220円)も追加注文。

 一品一品が少量で美味しいので、ついいろいろと食べたくなってしまうよねぇ。

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 燗酒のあとは、これまた当店名物の「おでん出汁割」(385円)。

 店内のあちこちに、「大吉田名物! おでん出汁割」という短冊メニューがずらりと並んでいるほどの看板商品。

 「おでん出汁割」の日本酒も「秋田印 千歳盛」なのだが、普通酒(385円)、上撰(495円)、特選(550円)を選ぶことができる。

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 その「おでん出汁割」に合わせて、「三陸産 天然アワビ」(220円)を注文。

 本当は「きりたんぽ鍋」や、大きな「車麩」のおでんも食べてみたいところだが、この後、本番(一次会)が控えているからなぁ。今回はガマン、ガマン。

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 最後は蕎麦焼酎「雲海」(385円)を蕎麦湯割りで注文。

 なにしろここは『そば処』。蕎麦湯も旨いに決まってる。

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 それに合わせる〆のつまみは「生そば刺し」(220円)。これもまたこの店の名物料理のひとつだ。

 添えられている小皿は、醤油ではなくて、そばつゆだ。

 これもいいねぇ!

 ただし、「生そば刺し」は注文を受けてから作ってくれるようで、できあがるのにちょっと時間を要するので、注文はお早めに。

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 ゆっくりと2時間近く楽しんで、お勘定をお願いすると、〆の「秋田味噌 御御御付おみおつけ」をサービスで出してくれた。

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 お勘定の3,055円をPayPayで支払って立ち上がると、店主が出口のところまで来てくれて、「秋田名物 のこぎり煎餅」をお土産にくれると共に、出かける人の背中に向かって火打ち石をカチカチと鳴らす「切り火」で送り出してくれた。これも嬉しいなぁ。

 改めて、いい店を教えてくれたHさんに感謝である。

 どうもごちそうさま!

店情報YouTube動画

《令和8(2026)年4月27日(火)の記録》

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店情報: そば処「大吉田(おおよしだ)」(虎ノ門)

  • 蕎麦処 大吉田 店名: 蕎麦処 大吉田
  • 電話: 03-6206-1660(予約不可)
  • 住所: 105-0003 東京都港区西新橋1-9-8 南佐久間ビル1F
  • 営業: (月-金)07:00-24:00、(土日祝)13:00-23:00、年中無休
  • 場所: 虎ノ門駅から徒歩3分、内幸町駅から徒歩4分、新橋駅から徒歩5分、霞が関駅から徒歩7分。
  • メモ: 2011年9月19日オープン。カウンター21席とテーブル1席の全23席、予約不可。15時以降全席喫煙可。カード可/電子マネー可/QRコード決済可。公式サイトあり。秋田の老舗「弥助そば」と「千歳盛酒造」が手がける店舗で、昼(15時まで)は『弥助そばの刻』ということで「酒も飲める蕎麦屋」として営業し、夜(15時から)は『千歳盛酒造の刻』となり、秋田名物を取り入れた「料理220円均一、飲物385円均一」の激安そば居酒屋へと変貌する。(2026年4月調べ)

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陸ハイボールに開眼す … 「日高屋(ひだかや)」(日ノ出町)

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 京急・日ノ出町駅前、日ノ出サクアスビル1階の「日高屋 日ノ出町駅前店」にやって来た。

 時刻は午後6時過ぎ。酒場にとって最初のピークタイムである。

 そんな時間帯だからこそ、あえて通常の酒場は外し、「日高屋」を選んだというわけだ。

 呉に単身赴任していた頃(2010~2012年)、「森田食堂」や「くわだ食堂」、「寿食堂」に出会い、大衆食堂で飲む楽しさに目覚めた。

 それ以来、こちらに戻ってきてからも“食堂飲み”の機会が増えているのだ。

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 店内はほどよく賑わっていたが、入口すぐ右手のカウンター席に無事着席。

 まずは「ウォッカ ソーダ割り」(300円)と、「三品盛合わせ」(370円)を注文した。

 「ウォッカ ソーダ割り」は、キリンのウォッカを炭酸水で割ったもので、「日高屋」におけるプレーンチューハイ的な立ち位置のドリンク。

 アルコールの強さも普通のチューハイと同じぐらいで、クセがなくて飲みやすい。

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 「三品盛合わせ」は、おつまみメニューの中の「やきとり(ネギ和え)」(220円)、「白菜キムチ」(220円)、「中華風味付けメンマ」(190円)を一皿に盛り合わせたもの。

 お通しがない「日高屋」では、サッと出される「三品盛合わせ」は、最初のつまみとしてもちょうどいいのだ。

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 すぐに1杯めの「ウォッカ ソーダ割り」を飲み切って、2杯めはちょっと気になっていた「ドラゴンハイボール」(330円)をもらってみた。

 これは永昌源えいしょうげんの紹興酒「古越龍山こえつりゅうざん 善醸仕込み」のソーダ割り。

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 日本酒のソーダ割りが出たときも驚いたが、ついに紹興酒まで、である。

 なるほど……。嫌いではない。

 ただ、私にはちょっと甘過ぎるかなぁ。

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 「ドラゴンハイボール」で「三品盛合わせ」も平らげ、続いてはもうひとつのハイボール、「陸ハイボール」(340円)を、これまた初注文。

 ウイスキー「陸」は、キリンが製造販売している、グレーン原酒が主体の国産ブレンデッドウイスキーだ。

 おろっ。いい香り!

 ジョッキを鼻に近づけた瞬間、ウイスキーらしい香りが立ち上がる。

 口当たりも軽やかで、クセがなく飲みやすい。

 いわゆる“強い酒を割っただけ”のハイボールではなくて、最初からこういう飲み物として完成している感じ。

 これは、いいねぇ!

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 つまみに「明太子ポテトサラダ」(180円)を追加。

 店内を見渡すと、酒を飲んでる人もいれば食事だけの人もいる。

 ひとり客が多いが、グループ客もいて、客層は老若男女、実に幅広い。

 駅前立地ゆえ、移動の合間や仕事帰りにふらりと立ち寄れるのがいいんだろうな。

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 明太ポテサラを食べ終え、1杯めの「陸ハイボール」も空いたところで、「ニラレバ炒め単品」(580円)を注文。

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 さらに! トッピングメニューから「秘伝の辛みそ」(30円)ももらうことにした。

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 先日、この「秘伝の辛みそ」で餃子を食べたところ、抜群に美味しかった。

 ならば「ニラレバ炒め」にも合わないはずがないと思ったのだ。

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 そして当然、「陸ハイボール」(340円)もおかわりである。

 実は昨日、このすぐ近くの「第一亭」で、台湾料理をつまみに角ハイボールを飲み、「ウイスキーハイボールは中華にも合うんだなぁ」と実感したばかり。

 それが今日の「陸ハイボール」につながっているのだ。

 予想どおり、これがまた、しっくりくるよねぇ。

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 「ニラレバ炒め」はそのままでも旨いが、「秘伝の辛みそ」を絡めると一段といい。

 ピリッとした辛味が加わり、酒を呼ぶ味になる。

 そして、その後ろを「陸ハイボール」がすっと流していく。

 この軽やかさ。

 なるほど、これは食中酒としてよくできている。

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 あまりの相性の良さに、気がつけば3杯目。

 空いたジョッキには水を注ぎ、チェイサー代わりに。

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 締めの一品として注文したのは「スープ」(20円)。

 これがまた、いい落としどころなのだ。

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 今宵もゆっくりと2時間ほど楽しんで、飲み物5杯に、料理はトッピングやスープを含めて5品。

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 お勘定の2,830円をPayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

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 ちなみにこの後、2026年3月27日から日高屋「Wハイボール祭」がスタート。

 「陸ハイボール」は340円→320円、「ドラゴンハイボール」は330円→310円で提供されている。

 この「Wハイボール祭」、当初は4月末までの予定だったが、好評につき5月14日(木)まで延長されたとのこと。

 この機会にぜひお試しあれ。私のオススメは「陸ハイボール」です。

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 「日高屋」を出て、トコトコと都橋商店街へ。

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 一昨日、昨日と二夜連続で「ホッピー仙人」だったので、今日は「野毛ハイボール」を目指したのだが……

 なんと「ホッピー仙人」と同じく「野毛ハイボール」も木曜は定休日。これはうっかりしていたなぁ。残念!

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 帰り道にある「クライスラー」にも惹かれたが、「日高屋」で5杯飲んだ後なので、今日はやめておいた。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年3月5日(木)の記録》

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店情報: 「日高屋(ひだかや)」(日ノ出町)

  • 日高屋 店名: 日高屋 日ノ出町駅前店
  • 電話: 045-242-7455(予約不可)
  • 住所: 231-0066 横浜市中区日ノ出町1-51
  • 営業: (月-土)10:00-23:00(22:30LO)、(日祝)10:00-22:15(21:45LO)、無休
  • 場所: 京浜急行線・日ノ出町駅から徒歩2分(110m)すぐ。駅前の大きな横断歩道を渡った先の日ノ出サクアス(Hinode Saquas)ビル1F。
  • メモ: 2016年12月13日オープン。全席禁煙。カウンター席とテーブル席で34席。カード可、電子マネー可、QRコード決済可。公式サイトあり。(2026年3月調べ)

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創業55年を迎えた老舗 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 JR阿佐ヶ谷駅からトコトコと歩いて8分(600m)ほど。焼鳥「川名」にやって来た。

 創業は1971年(昭和46年)。今年で55年を迎える老舗の大衆酒場である。

 私が初めてここを訪れたのは、21世紀最初の年である2001年(平成13年)

 それから通い続けて25年。あっという間に感じている。

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 店に着いたのは午後5時前。

 カウンター席の一番手前(1番)に先客、中央(4番)には予約席の札。

 私は一番奥(6番)に腰を下ろし、まずは「ホッピー赤」(440円)を注文した。

 ほどなくして、お通し(サービス)のミカンとお手拭きとともにホッピーがやって来る。

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 この店のホッピーは、瓶の王冠の色で識別されている。

 通常のホッピーは赤い王冠なので「ホッピー赤」、黒ホッピーは黒い王冠だから「ホッピー黒」。

 しかも生ビール用の大きなジョッキで提供されるので、焼酎の量もたっぷりだ。

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 さて、つまみは何から始めようか。

 ホワイトボードに手書きされた日替りメニューを眺める。

 店名は焼鳥「川名」だが、魚介や野菜のメニューも豊富で、しかもどれもハズレなし。何を頼んでも美味しいのだ。

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 最初は刺身にしようと、「マグロタタキ」(440円)にするか、「メバチマグロブツ」(440円)にするかでしばし悩む。

 なんとか踏ん切りをつけて「メバチマグロブツ」を注文すると、なんと両方を盛り合わせて出してくれた。

 いやぁ、これはありがたい。両方味わえるのが嬉しい限り。

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 おっ、醤油がヒガシマルの「牡蠣だし醤油」に変わっている。

 瀬戸内産真牡蠣のエキスに、鰹と昆布のだしを合わせた醤油だという。

 どれどれと、やや多めにつけていただくと、これが実に旨い。

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 ところが店主によると、この「牡蠣だし醤油」は常連さんにはあまり評判が良くないらしい。

 「みんな前の普通の醤油(ヤマサ)のほうがいいって言うんですよ」とのこと。

 なるほど。愛媛出身の私は、旨味や甘味が強く、とろみのある刺身醤油で育ったので、この味わいはむしろ好みだが、関東育ちの人には少し違和感があるのかもしれないなぁ。

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 1杯目のホッピーを飲み切り、「焼酎のみ(なか)」(396円)を注文。

 すると、よく冷えた新しいジョッキで提供される。

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 1杯目のジョッキに残った氷を捨てるのも惜しいので、新しい「なか」のジョッキへ移し替えてから、空のジョッキを返すようにしている。

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 そこにソトを注いで、2杯目のホッピーが完成。

 氷を移さなければソト1・ナカ2のペースだが、この方法ならソト1・ナカ3くらいまで引っ張れるのもいいところなのだ。

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 マグロに続く次のつまみ。

 ネタケースにこれが並んでいるのを見たら、頼まずにはいられない。「鯛カブト焼」(330円)だ。

 「鮭カマ焼」(330円)や「さば西京焼」(396円)も十分に魅力的なのだが、どうしても鯛カブトに惹かれてしまう。

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 しばらくして、店頭の炭火でカリッと焼き上げられた鯛カブトがやって来た。

 あっちをほじくり、こっちをほじくり、少しずついただく。

 部位ごとに食感や味わいが違い、実に楽しい。まさに酒が進むつまみなのである。

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 ほれほれ、今回も無事に取り出せたぞ、『鯛の鯛』。

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 途中で上下をひっくり返すと、皮の部分は黒く焦げるほどしっかり焼けている。

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 しかしその焦げを取り除くと、中からまた旨そうな身が顔を出す。

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 長持ちするつまみに、「焼酎のみ(なか)」(396円)を追加して3杯目。

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 ソト1・ナカ3で、予定どおりソトもきれいに終了。

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 徹底的にいただいてきた鯛カブト焼も、今日はこの辺で終わりとするか!

 本当に魚好きな人なら、目玉周りの硬い骨以外はすべて食べ尽くしてしまうんだろうなぁ。

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 次は「ごまごぼうサラダ」(275円)でも、と思っていると、店主が「これもどうぞ」と一皿出してくれた。

 ごまごぼうサラダに、イチゴ、ミニトマト、貝などを少しずつ盛り合わせたものだ。

 あららぁ、これは嬉しいサービスですねぇ。

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 ということで、3杯のホッピーに続いて、4杯目となる「酎ハイ(生レモン)」(440円)を追加注文。

 ドライな酎ハイにレモン半分が添えられ、搾れば爽やかな酸味が加わる。

 クイクイ飲めてしまう、実に危険なドリンクに仕上がるのだ。

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 『せっかくなので、もう一品』と「あごだし海苔」(165円)を注文すると、ちょうどこれで売り切れ。

 しかも出てきた一皿には、ホタルイカの沖漬けまで添えられている。

 この価格でホタルイカが付くはずはないので、おそらく“売り切れ御礼”の特別サービスなんだろうな。ありがとうございます。

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 そのホタルイカを海苔でくるりと巻いていただく。

 おぉ、これはすごい“つまみりょく”。

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 あまりの“つまみ力”に、食べる手も飲む手も止まらず、あっという間に完食完飲。

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 今日もまたゆっくりと2時間半ほど楽しませてもらって、席料110円が加わってのお勘定は2,717円。PayPayで支払って店を出た。

 今日もありがとうございました。ごちそうさま!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年4月3日(金)の記録》

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懐かしい話に花が咲く … 「一軒め酒場」(桜木町)

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 同期入社のTさんが、定年退職後の雇用延長も終えて、いよいよ完全リタイア。故郷の関西へ戻られるという。

 それならば「その前にぜひ」と、二人でささやかな壮行会を開くことにした。

 やって来たのは、「一軒め酒場 桜木町店」。

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 これまでここには一人でしか来たことがなく、いつもはカウンター席の一角で飲んでいた。

 「二人です」と入ったこの日は、店の奥にあるテーブル席へ。

 初めて座るテーブル席に、「こんな空間もあったんだなぁ」と、ちょっと新鮮な気分になる。

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 Tさんは「中生ビール」(539円)、私は「得生ビール」(616円)で乾杯。

 「一軒め酒場は初めて」というTさんのために、まずは私のオススメを何品か注文した。

 真っ先に運ばれてきたのは「カリッと揚げめん」(109円)。

 素麺そうめんを干す際にできる曲がり部分、いわゆる“節麺ふしめん”をカリッと揚げたもので、スナック感覚でつまめる一品だ。

 待たずに出てくるのもうれしく、ビールの相棒として申し分ない。

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 続いて「〆さばのりゅうきゅう」(385円)。

 大分の郷土料理『りゅうきゅう』をアレンジしたもので、酢で締めたサバを醤油や生姜、ごまの効いたタレで和えている。

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 こちらは「おやじ好みの玉子サラダ」(385円)。

 千切りキャベツの上にブロッコリーやベーコン、さらにスライスしたゆで卵が左右に1個ずつ。

 ドレッシングにマヨネーズも添えられ、食べる組み合わせによって味も食感も変わっていく。

 最初から最後まで味が均一な普通の玉子サラダとは違って、異なる味わいが“あれこれ少しずつ”楽しめる一皿。なるほど「おやじ好み」である。

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 そして、この価格でいただけることがありがたい「縞ほっけ」(429円)。

 暖簾のれんに掲げられた『おやじが喜ぶこだわりの酒と肴だけの店』の言葉どおり、安さと旨さへのこだわりが感じられる。

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 ビールのあとは、Tさんは麦焼酎「黒よかいち」(319円)のお湯割り、私はいつもの「酎ハイ」(209円)へ。

 ここはもともと同じ養老乃瀧グループの「だんまや水産」だった場所で、2016年11月に「一軒め酒場」として生まれ変わった。あれからもう10年近くになる。

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 「おやじ好みの玉子サラダ」が好評だったので、「実はここのポテトサラダも美味うまいんだよ」と「一軒めのポテトサラダ」(352円)を追加。

 これがまたユニークで、揚げたてのコロッケとゆで卵を丸ごとほぐして混ぜ合わせ、特製ソースと、ちょっぴり辛子の入ったマヨネーズで和えたもの。

 他ではなかなか出会えない一品だ。

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 「肉料理も食べてみたい」というTさんのリクエストに応えて注文したのは「せせり炒め」(385円)。

 鶏の首肉を、にんにくの芽と一緒に香ばしく炒めた料理だ。

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 さらには「豚トロ塩焼 葉わさび味噌」(429円)。

 こちらは豚の首肉で、脂ののった豚トロに、葉わさび味噌のアクセントがよく合う。

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 飲み物はTさんが芋焼酎「黒白波」(319円)のお湯割りへ、私は酎ハイをおかわり。

 “立ち飲み価格で座って飲める”というコンセプトに惹かれて通い始めたこの店だが、通ううちに、ご紹介してきたような、この酒場ならではのオリジナル料理の魅力にもすっかり引き込まれてしまったのだ。

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 その代表格が「一軒めボール」(319円)。

 豆腐をつなぎにしたカレー風味の揚げ団子で、添えられたケチャップをつけていただく。

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 そして名物の「煮込み」(385円)。

 野菜は入れず、豚モツとコンニャクだけ。シンプルながら濃厚で、しみじみとした旨さだ。

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 「一軒め酒場」は現在、北は宮城県仙台市から、南は愛媛県松山市まで、11都府県に53店舗を展開。

 東京都が21軒と最も多く、次いで神奈川県の11軒、3番目が大阪府の7軒と、都市部中心の展開となっている。

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 最後は自分にとって、この酒場での〆の定番、「〆の旨塩焼そば」(385円)をもらって締めくくる。

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 気がつけば、ゆっくりと2時間半。

 懐かしい話に花が咲いた、あたたかい時間だった。

 ふたり合わせて飲み物は13杯、料理は10品で、お勘定は7,676円(ひとり当たり3,838円)。どうもごちそうさま。

 今度は関西でご一緒させていただくことを楽しみにしています。どうぞお元気で。>Tさん

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年3月3日(火)の記録》

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かつてはここが終着点 … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)

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 金曜日。1週間の仕事を終えて「満月」に着いたのは、開店から10分後の午後5時10分。

 提灯を中心に左右に引戸が並ぶが、お客さん用の入口は一番左と一番右の2カ所だ。

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 店頭には「ホッピー500円、サワー各種450円、一品料理300円~600円」と書かれたボードが出されている。

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 向かって左端の入口から店内へ。開店直後にもかかわらず、先客はすでにお二人。

 奥の厨房で料理を作っている二代目店主・アキラくんにご挨拶しつつ、カウンター席の奥のほうに腰を下ろす。

 店内は、漢字の「四」の字のような独特の造り。左右の上部が入口になっているのだ。

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 まずは「ホッピー」(500円)でスタート。

 ここではホッピージョッキではなく、生ビール用の大ぶりのジョッキで出される。

 それゆえ、ナカ(焼酎)の量がやや控えめに見えてしまうが、実は見た目以上にしっかりした量なのである。

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 そこへソト(ホッピー)を注ぐと、瓶の半分ほどが一気に入る。

 ソト1・ナカ2くらいで飲み切るのがちょうどいい案配かな。

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 サワー類は、店頭のボードのとおり各450円。

 「トマトジュース割り」や「コーヒー割り」も、この店でよく飲んだものだ。

 ホッピーのナカはおそらく400円。最初にセットを頼み、ナカを1回おかわりしてソト1・ナカ2で飲み切ると、合計900円。1杯あたり450円となり、他のサワー類と同じ料金になる。

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 つまみは、カウンター上の大皿料理から選ぶのが基本。

 まずは「ブロッコリー」のサラダをもらった。

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 続いて「砂肝」もいただく。こちらは小皿に取り分けたあと、電子レンジで温め直して出してくれた。

 値段は明記されていないが、これまた店頭のボードにもあったとおり、いずれも300~600円の範囲だ。

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 この2品があれば、しばらくは安泰だ。

 先客のお二人は、以前から何度もお見かけしている常連さん。しかし名前がどうしても思い出せない。

 ここ「満月」は、私を含めた地元の呑兵衛にとって“終着点”のような存在だった。

 西武線沿線のもつ焼き屋で飲み、鷺ノ宮に戻り、「ペルル」あたりでさらに一杯。そして日付が変わる頃、ようやくここにたどり着く。

 すると終電間際で帰ってきた常連たちも続々と集まり、1日の締めくくりとして店内はにぎやかになる――そんな光景が当たり前だった。

 残念ながら今の私は、そこまで飲み続ける体力がもうないけれど。

 そこへ女将さん(アキラくんのお母さん)も登場。

 開店前から午後6時頃までの間にアキラくんが今日の料理を作り上げ、5時半頃から9時半頃までは女将さんが店を切り盛り。さらに9時前になると再びアキラくんが戻ってきて、深夜0時の閉店までを担当する――そんな流れらしい。

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 ちょうど揚げたてのエビが大皿に加わった。

 「それもお願いします!」と、さっそく小皿に取り分けてもらう。

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 ホッピーも1杯めを飲み終えて、2杯めとなる「ナカ(おかわり焼酎)」(おそらく400円)をもらうと、予想どおり、ソト1・ナカ2でソト(ホッピー)もなくなった。

 ッカァ~~ッ! このエビの串揚げも美味しいねぇ!

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 以前は、壁にずらりと料理のメニューが張り出されていたのだが、今はほんの数枚といったところ。

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 入口に近い側に「チーズ」(300円)、「ベーコンエッグ」(500円)、「タマゴ焼」(300円)の3品。

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 奥側には「玉子とじ」(300円)、「ところてん」(300円)、「ラッキョ」(300円)、「冷しヤッコ」(300円)の4品だ。

 これらは、大皿ではなくて、注文を受けてから用意して出してくれるようだ。

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 入店から1時間後の午後6時過ぎ。「ホッピー」(500円)は2ラウンド目に突入だ。

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 ビールに近い味わいのホッピーは、どんな料理にも合っていいよねぇ。

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 アキラくん手作りの「ハンバーグ」もできあがってきたので、さっそくそれも注文。

 早い時間帯に来ると、出来たてをすぐに味わえるのも嬉しいところだ。

 このハンバーグで料理の仕込みは一段落したらしく、アキラくんはいったんご帰宅である。

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 カウンター内側の壁には、値段札がぶら下がっている。

 300円、350円、400円、500円、600円と並び、350円の札が最も多い。次いで500円。

 大皿料理の数が多いときに、間違えないようにこれらの札が使われるんだろうか。

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 さらにナカをもらって、ホッピーは通算4杯めへ。

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 ハンバーグもまだ半分ほど残っていて、ちょうどいいペースだ。

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 入店から2時間後の午後7時過ぎには、ホッピーも飲み切り、ハンバーグも完食。

 4杯と4品での今宵のお勘定は3,150円なり。

 ホッピーの分を差っ引くと、つまみ4品が1,350円。ブロッコリーが300円、ほか3品がそれぞれ350円といったところだろうか。

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 それにしても久しぶりに「満月」に来ることができて、本当に良かった。

 どうもごちそうさま。

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《令和8(2026)年4月17日(金)の記録》

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ホッピーファンの聖地 … やきとり「たつや南店」(恵比寿)

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 ホッピーを語るうえで、「ホッピー仙人」の他にももう一軒、どうしても外せないホッピーファンの聖地がある。

 『黒ホッピー発祥の店』として、ホッピービバレッジの「黒ホッピー生誕秘話」にも登場する、恵比寿の「たつや」だ。

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 創業店主の佐藤正光さんは、無類のホッピー好きであると同時に、ギネスビールの愛飲家でもあった。

 「ホッピーとギネスを合わせたら、もっと旨くなるのではないか」。

 そんな発想から実際に試してみたのが始まりで、一時はこのギネスを使った黒ホッピーが店の人気メニューにもなったという。

 しかし、ギネスの原価が高いこともあって、やむなく提供は断念。

 ところがこの話を耳にしたホッピービバレッジが、なんとか再現できないかと研究開発に着手し、約10年の歳月を経て1992年に誕生したのが「黒ホッピー」なのである。

 ホッピー自体の発売が1948年。そこから実に44年後に生まれた新しい味わいというわけだ。

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 そんな背景に思いを馳せながら、今日もいつもの同級生たちと3人で、恵比寿駅近くに3店舗ある「たつや」の中から、午後4時開店で予約可能な「たつや南店」へ。

 まずは「ホッピー」(500円)と「がつ刺し」(440円)からスタートだ。

 ここのホッピーも「ホッピー仙人」と同様に、樽詰めされたものから生ビールサーバーで注ぐ、『3冷』(ホッピー・焼酎・ジョッキすべてを冷やす)スタイルなのだ。

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 「たつや」に来るたび、毎回、必ず注文している名物の「がつ刺し」は、ゆで冷ましたガツ(豚の胃)の細切りに酢醤油をかけ、刻みネギをたっぷりとトッピングしたあと、皿のふちに練りガラシを添えたもの。

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 このガツを1本ずつつまんで食べてももちろんいいが、私のオススメは、ネギやカラシも含めて、全体をぐるぐるとかき混ぜてからいただく食べ方。

 酸味と辛味、そしてガツの歯ごたえが一体となり、ホッピーの進み具合が一気に加速する。

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 最初に供される「お通し」(300円)も含めれば、最初の一杯はこれだけで十分に満ち足りる。

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 定番の「らっきょう」(360円)と「枝豆」(400円)も、いつものように注文する。こういう“いつもの流れ”があるのも、この店の居心地の良さゆえだ。

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 『やきとり』(豚のもつ焼き)は、「シロ」(1本200円)、「レバ」(1本190円)、「カシラ」(1本200円)を3本ずつ、タレ焼きで注文。

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 そして、2杯の白ホッピーのあと、3杯めとして注文したのが、冒頭でご紹介した「黒ホッピー」(500円)だったのだ。

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 Hさんの注文は「梅酒ソーダ」(500円)。これも美味しそうだったなぁ。

 日本酒好きのKさんは、「サッポロラガービール(赤星)大瓶」(680円)のあと、「清酒 大」(900円)の熱燗へ。

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 「川エビ揚げ」(470円)も、この店に来るとつい頼んでしまう定番の一品だ。

 カラリと揚がった小ぶりの川エビは、殻ごとポリポリといただけて、噛むほどに香ばしさとほのかな苦味が広がる。

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 続いて「うるめいわし」(440円)。

 軽く炙られた表面は香ばしく、中はしっとりとやわらかい。

 同級生ならではの懐かしい話に盛り上がりながら、“つまんでは飲み、飲んではつまむ”という、酒場ならではの心地よいリズムに身をゆだねる。実にありがたい時間だ。

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 「ギンナン」(1本200円)と「シイタケ」(1本200円)も3本ずつ注文。

 まずは2本ずつが供され、「ごめんね、もう1本もすぐ焼けるから」と店のおねえさん。

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 ほどなくして残りの1本ずつも到着。

 ギンナンはほくほくとした食感で、ほんのりとした苦味が秋の気配を感じさせる。一方のシイタケは、噛むとじゅわっと旨味が広がり、思わず顔がほころぶ。

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 気がつけば、あっという間に3時間半。

 外はすっかり夜のとばりが下りているが、店内は相変わらずの賑わいだ。まだまだ飲み続けられそうな気もするが、このあたりでお開きに。

 お勘定は3人で12,440円(ひとり当たり4,147円)。

 これだけしっかり飲んで食べて、この価格というのは、やはりありがたい。

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 いやぁ、今回も美味しかったし、実に楽しかった。どうもごちそうさまでした。

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《令和7(2025)年10月25日(土)の記録》

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これぞ究極のホッピー … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)

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 横浜・野毛に来たら、ここに寄らずには帰れない。

 野毛のシンボルとも言える『都橋みやこばし商店街』の2階中央部にある、日本で唯一ともいわれるホッピー専門バー、「ホッピー仙人」だ。

 店主・熊切憲司さん(通称『仙人』)が提供する一杯は、徹底した温度管理と独自の注ぎ方による『究極のホッピー』。全国のホッピーファンから聖地と仰がれているのだ。

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 仙人がホッピーと出会ったのは大学2年の頃。その時のホッピーは冷えてもおらず、「不味い!」という印象しか残らなかったという。

 転機が訪れたのは39歳の時。勤務先の横須賀で美味しいホッピーに出会ったのだ。

 それをきっかけにホッピー酒場巡りが始まり、どんどんホッピーにはまっていき、ついには自ら「ホッピー友の会」を立ち上げるほどに、のめり込んでいったそうだ。

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 そんな中、都橋商店街に空き店舗を見つけ、2001年(平成13年)9月15日、ホッピー専門バーを開店。

 それが「ホッピー仙人」の誕生だったのだ。

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 仙人のホッピーは、ジョッキ・焼酎・ホッピーのすべてをキンキンに冷やし、氷を使わない“3キン”スタイル。

 しかもそのホッピーは樽詰めで、生ビールサーバーで注がれるのが大きな特徴だ。

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 サーバーで生まれる泡はきめ細やかで、その中身はもちろんホッピー100%。

 ビールの泡とはまったく異なる、軽やかで独特の口当たりが楽しめる。

過去記事にリンク

 この軽快なるホッピーの泡をより楽しむために、「ホピコ」という専用カクテルまで用意されているのが、「ホッピー仙人」のすごいところだよねぇ!

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 ホッピー専門バーだけあって、メニューも実に多彩。

 定番の「サーバーホッピー(白・黒)」(700円)のほか、青りんご、レモン、しそ、白黒(ハーフ&ハーフ)が選べる「ホッピーカクテル」(1,000円)。

 さらに、仙人自身が長年ホッピーを飲み歩いた経験を元に、それぞれの蒸留酒に最適な配合を追求したという「ジン黒」「ラム黒」「テキーラ白」(各1,000円)。

 先ほどご紹介した泡のカクテル「ホピコ」(500円)は、ジンフレーバーかラムフレーバーが選べるようだ。

 冬季限定の「ぬくっピー」(1,000円)まで登場するというから驚きだ。

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 色鮮やかな「ホッピーカクテル」を注文すると、その色が映えるように白いスタンドを添えてくれる。

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 「下からスマホの灯りを当てると、もっときれいですよ」と仙人。

 おぉ~っ。確かにこれはすごいね!

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 さっき入ってきた男性4人組は、4種類の「ホッピーカクテル」をすべて注文して、それらをずらりと並べて撮影会だ。

 他のお店では絶対にお目にかかることができないカクテルたちだよねぇ。

 ちなみに、つまみはカウンター上に置かれている袋菓子などを自分で取って、横の料金箱にお金を入れるセルフ方式だ。

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 そんなわけで、横浜に来た初日の昨日は、野毛での送別会のあとに立ち寄って、「サーバーホッピー」の白を1杯で700円。

 二日目の今日は、すぐ近くの「第一亭」での『ひとり呑み』のあとに立ち寄って、「サーバーホッピー」の黒を2杯で1,400円でした。

 『これぞ究極のホッピー』と感じさせてくれる、本当にありがたい1軒であることを再認識した二日間。

 今回も、どうもごちそうさまでした!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年3月3日(火)~4日(水)の記録》

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