ご近所仲間での忘年会 … 鉄なべ餃子「なかよし」(南阿佐ヶ谷)

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 阿佐ヶ谷近辺に住む職場の人たちと3人で、博多鉄なべ餃子の店、「なかよし」にやって来た。

 今年2月に、同じメンバーでここに来て以来、10ヶ月ぶり、3度めの訪問である。

 「一緒に行きたい」という希望者も何人かいたのだが、コロナ禍のこういうご時勢でもあるので、多人数での会食は避けて、前々回、前回と同じメンバーだけの、『ご近所仲間での忘年会』となったのでした。

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 まずは「生ビール(中)」(550円)をもらって乾杯し、つまみには1人前10個で550円の「鉄なべ餃子」を3人前注文した。

 「餃子が焼き上がるまでの間に、他の料理ももらう?」という話も出たのだが、3人とも、それほどたくさんは食べないので、他の料理はたのまず、この店ならではの博多鉄なべ餃子に集中することになった。

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 生ビールを飲みながら待つこと約10分。「鉄なべ餃子(3人前)」がやって来た。

 熱々のできたてを、柚子胡椒を溶かし混ぜた酢醤油でいただく。

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 この熱々の餃子が、当然のようにビールによく合う!

 すぐに生ビールもおかわりだ。

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 最初の「鉄なべ餃子(3人前)」はあっという間に食べ終えて、さらに3人前を追加注文した。

 1つの鉄なべに、3人前の餃子(30個)をびっしりと敷き詰めて焼いてくれるのが「鉄なべ餃子」なんですね。

 ちなみに博多で過ごした学生時代(40年ほど前)には、「鉄なべ餃子」の存在は知りませんでした。

 博多の名物料理で、当時も知ってたものと言えば、「もつ鍋」、「辛子明太子」、「長浜ラーメン(博多ラーメン)」、「うどん」、「焼鳥」、「ごまさば」ぐらいかなぁ。

 ただし「もつ鍋」は、今のように豪華なものではなくて、学生でも食べられる、もっとも安いつまみのひとつという感じでした。

 5~6百円ぐらいの「もつ鍋」に、何回も何回も2~3百円ぐらいの「もつ」を追加投入して、最後にチャンポン麺で締めくくる。

 そして飲みものは一升瓶でキープしている芋焼酎「白波」。この一升瓶が1,500円ぐらいだった。

 「もつ鍋」と「白波」の組み合わせで、思いっきり飲み食いしても、すっごく安くついたのでした。

 「焼鳥」もまた安いつまみだった。いま人気がある、カリッカリの「とり皮」は、当時は見かけなかったと思う。

 博多名物の「水炊き」は、その存在は知ってたけど、学生には高過ぎて、食べたことは一度もなかった。

 「鉄なべ餃子」や「平尾の天ぷら」などは、その存在すら知らなかったなぁ。

 そんなわけで、「鉄なべ餃子」自体には『懐かしいなぁ』という感覚はまったくなくて、ここ「なかよし」で初めて知った新しい食べ物として、とても美味しくいただいているのでした。

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 2杯めの生ビールも飲み干して、芋焼酎「白霧島」(440円)をロックでもらう。

 学生時代には、焼酎は独特の臭みがある飲みもので、飲み慣れるにしたがって、そのにおいもまた好きになったものでした。

 そんな焼酎のイメージをガラッと変えたのは20世紀末、1997年ごろに登場した「富乃宝山」でした。

 「富乃宝山」は、それまでの芋焼酎のクセがまったくないどころか、その真逆で、すごくいい香りだった。

 こうして一度ブレークスルーが行われると、それはあっという間に業界に広まって、今や昔ながらの臭い焼酎に出会うことはなくなってしまった。

 美味しいよねぇ、今の焼酎。

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 平均してひとり20個ずつの餃子をいただいた後、さらにもう少し餃子をもらうか、それとも他のものをもらうかについて、ちょっとだけ協議した結果、口直しも兼ねて「漬物盛り合わせ」(495円)をいただくことにした。

 焼酎ロックもおかわりをもらった。

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 3人で2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は7,860円(ひとり当たり2,620円)でした。どうもごちそうさま。

 次回はもっと大勢で来たいなぁ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年12月21日(月)の記録》

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大衆食堂で呑むように … ホテル「フォーシーズン矢本」(矢本)

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 3年連続3度目の矢本への出張で、宿泊先は今回も「フォーシーズン矢本」。

 アパートのようなビジネスホテルである。

 このホテルは、まるで大衆食堂のような夕食を出してくれるのが、私としては大好きなところで、この地への出張となると、迷うことなくこのホテルを予約してしまうのです。

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 矢本のある宮城県東松島市は、宮城県の中部、石巻湾沿いにあり、西が松島町、東が石巻市という位置関係。

 ここ矢本は、ブルーインパルスの本拠地である航空自衛隊松島基地の町としても知られています。

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 そんな矢本での仕事を終えて、「フォーシーズン矢本」に戻ってきたのは午後6時過ぎ。

 部屋に荷物を置いて、夕食開始の6時半に食堂へとやって来た。

 すると! なんということでしょう!

 これまではフロントで、生ビール(450円)や、焼酎(水割り・お湯割り・ロック、各300円)、日本酒(1合400円)の食券が買えるようになっていたのに、それを中止したというではありませんか!

「食堂の裏口の外に、自動販売機がありますので、お飲みものはそこで買ってください。よそで買ってきて、持ち込みされてもかまいませんので」

 とのこと。これもまた新型コロナの感染防止対策の一環なのかなぁ。

 まぁ、飲めればいいか。

 さっそく食堂裏口の自販機で、ビールのロング缶(300円)を買ってきた。

 他のお客さんたちはと見ると、このホテルに多い長逗留ながとうりゅうの人たちは、みんなパック入りの日本酒や焼酎を持ち込んでいて、それをグイグイと呑んでいる。

 なるほどなぁ。1杯あたり300円、400円の食券で飲むよりも、持ち込みで呑んだ方が、はるかに安いのか!

 これは呑兵衛にとっては、とても大きな改善になってるのかもしれない!

 私も今度からは、外で買って、パックを持ち込むようにしよう。

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 1本めの缶ビールはすぐに飲み干して、濃いめのレモンハイ(ロング缶、200円)を買ってきた。

 食堂裏の自販機には、他にも何種類かのアルコール飲料が売ってるので、持ち込んでなくてもお酒に困ることは、まったくない。

 ひとりで酒場で呑むときは、つまみも1品ずつ順々に注文することが多い。

 そうすると、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにいただくことができるからだ。

 一方、ここや大衆食堂の定食で呑む場合は、お盆の上にすべてのおかずが、最初からドンッと並べられている。

 この場合のメリットは、あっちをチョコチョコ、こっちをチョコチョコと、いろんなおかずをちょっとずついただくことができることである。

 どちらもそれぞれに、いいところがあるのだ。

 長逗留で、ここの飲み方に慣れてる人たちは、最初はおかずだけもらって、ごはんやみそ汁は後で出してもらっているようだ。

 これまた見習うべき点ですね。

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 この食堂での夕食時間は、午後6時半から午後8時半までの2時間。

 今夜は8時過ぎまで、1時間半ちょっとくつろがせてもらった。

 夕食が850円で、飲みものが300円と200円だったので、合計1,350円。大満足の晩酌だ。

 食堂を出て、30秒もかからず部屋に帰ることができるのがいいですね。

 うぅ~~っ。雪がチラチラと舞っていて、今夜は寒くなりそうだ。

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《令和2(2020)年12月14日(月)の記録》

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日曜4時から2時間半 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 日曜日の今日は、開店時刻の午後4時ちょうどに「川名」にやって来た。

 これぞまさに『よじかわ』である。

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 さっそく7人座れるカウンター席の、いちばん入口側の席に着き、いつものように「ホッピー赤」(380円+税)と「刺身盛合せ」(480円+税)を注文すると、すぐに出されるホッピーと、お通しのオレンジ。

 毎回、書いてることですが、「ホッピー赤」というのは、他の店で言う「ホッピー白」のこと。

 この店ではホッピーそのものの色ではなくて、ホッピー瓶の王冠の色で、「ホッピー赤」、「ホッピー黒」と呼んでいるのでした。

 その後も続々とお客さんがやってきて、4時10分にはカウンター席は満員になった。

 3卓あるテーブル席も、2卓にはお客が入り、残るは1卓のみ。

 みなさん、出足がいいですねぇ。

 奥の小上がり座敷は、今のところは、まだすべて空いている状態だけど、奥は予約が入ってることも多いので、なんとも言えない状況です。

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 それだけのお客さんたちから一気に注文が入ったので、店を切り盛りする店主とエミさんのお二人は、開店直後からてんてこ舞いの大忙し。

 こりゃ料理の準備もしばらく時間がかかるだろうなぁ、と思っているところへ、店主から「よかったら、これ食べて」と「ブリ串」(1本120円+税)が出された。

 焼いていたら、先端の部分がポロッと外れて、炭の上に落ちてしまったんだそうな。

 それで、改めて新しい「ブリ串」を焼き直すとともに、ポロッと落ちてしまったほうを、サービスで出してくれたのでした。

 カウンター席に並んでいるのは、常連さんばかりだけど、私が焼き台にもっとも近い場所に座っていたので、ラッキー「ブリ串」をいただくことができました。ありがとうございます。

 初めていただく「ブリ串」。これは美味しいではありませんか!

 値段が焼鳥並みに安いのもいいなぁ。

 いつもあるメニューではないようなので、今後、見かけたときは注文しよう!

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 そして「刺身盛合せ」もやってきた。

 ひと切れずつの6種盛りが嬉しいね。

 栗やイチゴ、玉子焼きなども盛り込まれているのが「川名」流ですねぇ。

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 480円という安さの「刺身盛合せ」の中に、マグロの赤身、中トロ、大トロが入ってるのが、東京の酒場だよねぇ。

 中トロっぽい部位は、もしかすると脳天かも。うまし!

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 「焼酎のみ(なか)」(340円+税)をもらって、豚皮串(1本130円+税)は、これまたいつものように、タレ焼き1本と塩焼き1本の合計2本。

 いまだにどっちか1本を選ぶことができず、タレ・塩の両方をいただいているのでした。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、ホッピーはソト1・ナカ3(最初のセット+なか2回)。

 席料100円と消費税が加わってのお勘定は2,090円でした。

 どうもごちそうさま。

 長年の行きつけの酒場は、やっぱりくつろぎますねぇ!

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《令和2(2020)年12月13日(日)の記録》

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心からくつろげる名店 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 川崎での2日目の仕事を終えて、今夜も当然のように立ち飲み「天下」にやって来た。

 お店を切り盛りしている店主ご家族(店主ご夫妻とその息子さんの3人)が、いつもニコニコと人当たりのいい接客をしてくれるおかげで、店の空気がとってもなごやか。

 心からくつろぐことができるのが、この店の最大の特長なのだ。

 さらに安くて美味しい名物料理の数々。

 一晩、二晩ではこの店の良さは堪能しきれないのである。

 近くに住んでて、毎日のように通うことができる人たちがうらやましい限りです。

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 今夜も飲み物は「ホッピーセット(白)」(400円)でスタートする。

 ホップの苦みと炭酸で、ビールと同じように喉ごしがいいのに、チューハイと同等以上の濃いアルコール度数なのがホッピーのいいところ。

 酒場での飲み始めから、飲み終わりまで、これだけで対応できるのです。

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 そしてつまみの1品めは「刺身」(500円)をもらう。

 「刺身」は、その日の仕入れによって「まぐろ」や「〆さば」など、何種類かがカウンター内の冷蔵陳列ケースに並んでいる。

 今日は「〆さば」をいただいた。

 ちなみに、この刺身の500円という価格が、この店の料理の最高価格である。

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 「ナカ(焼酎おかわり)」(210円)をもらって、2品めのつまみは、これまたこの店の名物料理のひとつ、「けんちん汁」(310円)を注文した。

 具だくさんの「けんちん汁」は、おでんや煮物に匹敵する、素晴らしいつまみなのだ。

 この「けんちん汁」をついでくれるときに、お玉でドンッと適当につぐのではなくて、すべての具材がバランスよく入るように、具の一品一品を菜箸さいばしで、ていねいに取り分けてくれるのも、「天下」ならではの、とってもありがたいところなのでした。

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 続いては「もつ煮込み」(400円)をもらった。

 「もつ煮込み」もまた、昨日いただいた「鳥もつ煮」(360円)と並び立つ、この店の『二大もつ煮』だ。

 「湯豆腐」(250円)、「けんちん汁」、「鳥もつ煮」、「もつ煮込み」。

 いつも食べたい4品ながら、私の胃袋では2品ぐらいがマックスなので、毎回、悩みに悩んで注文する品を決めているのでした。

 というか、毎回、断腸の思いで、あきらめる品を決めている、といったほうが正しいでしょうか。

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 ホッピー1ラウンド(ソト1・ナカ4)を飲み終えて、まだちょっと飲み足りないので、「チューハイ」(310円)ももらった。

 ゆっくりとたっぷりと、3時間近くも立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払い合計は2,550円でした。どうもごちそうさま。

 やっぱり居心地がいいねぇ、立ち飲み「天下」。大好きだ。今夜も大満足でした。

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《令和2(2020)年12月9日(水)の記録》

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待ちに待った川崎出張 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 待ちに待った川崎出張の日がやってきた。

 仕事そのものは、どこへ出張してもほぼ同じなのだが、『仕事の後、立ち飲み「天下」で呑める』というワクワク感こそが、この地への出張が待ち遠しくなる最大の理由なのでした。

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 さっそく立ち飲みカウンターの一角に立ち、まずは飲みもの。今日も「ホッピー」(400円)をもらう。

 お勘定は品物と引き換え払い、キャッシュ・オン・デリバリーなので、自分の所持金以上に飲み過ぎる心配はない。

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 そしてつまみ。

 5ヶ月ぶりの「天下」なので、1品目はやっぱり、毎回注文しているこの店の名物料理、「湯豆腐」(250円)である。

 カウンターの中の大鍋からつがれる「湯豆腐」は、ほんわりと薄味がついたスープ豆腐。

 ここの「湯豆腐」と、呉「森田食堂」の湯豆腐、そして今はなき野毛「武蔵屋」の湯豆腐(たら豆腐)の3つが、自分の三大湯豆腐だなぁ。

 3つとも、味付きで出されるのが大きな特長ですね。

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 ホッピーの「なか(焼酎おかわり)」(210円)をもらって、2品目のつまみは、これまたほぼ毎回注文している「鳥もつ煮」(360円)。

 「鳥もつ煮」は、注文を受けてから調理して出してくれるのだ。

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 壁のメニューに並ぶ料理のほとんど(全29品中の24品)が250円。

 250円より高いのは、「けんちん汁」(310円)、「ソフトサラミ」(350円)、「鳥もつ煮」(360円)、「もつ煮込み」(400円)、「刺身」(500円)の5品だけである。

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 作り置きができる料理は、カウンターの上段にずらりと置かれているので、それを見てつまみを選ぶこともできる。

 冷蔵ケースに並んでいる「刺身」の内容は日替りで数種類。自分で見て選んでもいいし、見えにくい場所の場合は、聞けば教えてくれる。

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 続いていただいた「衣かつぎ」(250円)は、古典酒場部の友紀さんオススメの一品。

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 里芋の赤道にあたる一周に切れ目が入っているので、皮がツルッととれるのだ。

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 こういうひと手間が、うれしいですよねぇ。

 あぁ、美味しい!

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 ホッピーをソト1・ナカ4(最初のセット+ナカおかわり3回)で飲み終えた後は、芋焼酎「黒霧島」(310円)をお湯割りでいただく。

 グラスが大きいので、写真で見ると少なく感じますが、けっこう入ってますよ!

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 ゆっくりと2時間ほど立ち呑んで、キャッシュオンでの支払い総額は2,200円なり。

 ごちそうさまでした。

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《令和2(2020)年12月8日(火)の記録》

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香り鮮烈、柚子サワー … 小料理「燗酒屋(かんざけや)」(阿佐ヶ谷)

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 「燗酒屋」という店名のとおり、この店は日本酒、特に燗酒がものすごく美味しくいただける。

 がしかし!

 美味しいのは日本酒だけには留まらないのである。

 チューハイもまた素晴らしく美味しいし、見た目もまた美しいのだ。

 燗酒を真剣に温めてくれるところも、チューハイを手の甲でちょっと味見してから出してくれるところも、これはもう小料理屋というよりも、バーの所作そのものなのだ。

 そうやって一所懸命に作ってくれた飲みものは美味しいに決まってる!

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 水曜日の今日は、仕事の帰りに「燗酒屋」にやって来た。

 時差出勤で、早めに行って、早めに帰るようにしているので、「燗酒屋」に着いたのは午後4時半。

 店はすでに開いていて、カウンターだけの店内には先客がひとり。

 カウンターは1席飛ばしに使い、5席のみで営業中だ。

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 私もそのカウンターの1席に腰を下ろし、まずまっ先にチューハイを注文したのだった。

 女将によると、昨日までは「かぼすサワー」(600円+税)を出していたそうなのだが、ご実家から柚子ゆずが送られてきたので、今日から「柚子サワー」(600円+税)を出し始めたとのこと。

 今日もまた、ていねいに作り上げてくれた「柚子サワー」の香りが鮮烈なこと!

 この店のチューハイには、キンミヤ焼酎が90ml入るのが標準。けっこうな濃さなのである。

 ところが、その焼酎の濃さをまったく感じないんだなぁ!

 ものすごく飲みやすくて、すいすいと喉に入ってくる。

 そして柚子の香りが鼻腔いっぱいに広がるのである。

 あぁ~っ、うまいっ!

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 追いかけるように出されるお通し(お勘定額からの逆算では570円+税)は「自家製切干大根煮」。

 刺身のツマで使う大根の、皮の部分を乾かして作ったものなんだそうな。

 『大根の皮もゴミにはしない』という、すっごくサステナブルな取組みだと思うし、なにしろ美味しい!

 これはいいつまみですねぇ。

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 毎日の料理メニューは、壁の黒板に書き出されている。

 女将の一所懸命さ、一品一品にきっちりと手間をかけるていねいさは、料理にももちろん、いかんなく発揮されているので、どれを選んでも間違いはない。

 まず気になったのは、「活」と朱書きされた「ホッキ貝刺」(800円+税)。

 横に「貝焼も出来〼できます」と注記されていたので、「焼き」のほうで注文した。

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 飲みものも燗酒に移行する。

 今日は灘の「青松白鷹」(520円+税)と、山形の「鯉川(純米)」(580円+税)があるとのことで、まずは「青松白鷹」を熱燗でいただいた。

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 ホッキ貝も焼き上がってきた。

 予想どおり、熱燗との相性は抜群ですねぇ。

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 続いては「鯉川(純米)」を、これまた熱燗でもらって、つまみには「タラなどの南蛮漬」(380円+税)を注文した。

「『鱈など』っていうのはどういうこと?」

 と女将に聞いてみると、お刺身で出そうとしていたものが残ると、こうして南蛮漬けなどにするんだそうな。

 なので、何が入っているかは前日の刺身の残り具合で決まる、ってことですね。

 これまたサステナブルな取組みだし、これまた美味しくて嬉しい。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,790円でした。

 どうもごちそうさま。

(この記事は2020年12月の記録です。現在の営業時刻や営業内容は女将の公式ブログでご確認ください。)

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年12月2日(水)の記録》

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長崎の締めは鯛茶漬け … おさかな家族「雑魚屋(ざこや)」(長崎)

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 立飲み処「紫羊」を出て、長崎駅に隣接している「アミュプラザ長崎」の5階食堂街へ。

 おさかな家族「雑魚屋」にやって来た。

 ここに、ぜひとも食べておきたい〆の料理があるのだ。

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 それは、店の外にも掲示されている「ミニ鯛茶漬け」(530円+税)だ。

 この店には、飲んだ後の〆にもピッタリの「ミニ丼」が何種類かあって、「ミニ鯛茶漬け」もその内の1品なのである。

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 「ひとりです」と店に入ると、おねえさんが「あと5分ほどでラストオーダーですが、よろしいですか?」と確認しながら、お茶を出してくれた。

 現在の時刻は午後8時過ぎ。コロナ対応で、閉店時刻を早めているようだ。

 〆だけなので問題ない。

 「はい、大丈夫です。『ミニ鯛茶漬け』と、『壱岐スーパーゴールド』(400円+税)をロックでお願いします」とその場で注文した。

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 すぐに出される麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」のロック。

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 そして「ミニ鯛茶漬け」もやって来た。

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 どうですか! この鯛の美味しそうなこと!

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 先日の記事でも書いたとおり、真鯛の都道府県別漁獲量で見ると、長崎県は全国一位。

 だからこそ最後の〆として、この「ミニ鯛茶漬け」を、ぜひとも食べておきたかったのだ。

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 「鯛茶漬け」のメニューのところに、おすすめの食べ方が書かれているので、それに従って食べ進める。

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 最初はお茶漬けにはせず、そのままづけ丼としていただいた。

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 そして第2ステップへ。いよいよだしをかけて、お茶漬けにしていただくのである。

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 いやぁ、これはまた見るからに旨そうですねぇ!

 ど~れどれ。

 うんっ。これは間違いない。つまみにもなるいい味だ。

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 この店には、たっぷりの鯛+おひつごはんの「鯛茶漬け」(980円+税)や、さらにそれに天ぷらが付いた「鯛茶漬けと天ぷら膳」(1,280円+税)といったメニューもあるので、次の機会には最初からそれを注文するのもいいだろうなぁ。

 これだけで、お酒や焼酎が3~4杯はいけそうだ。

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 さっくりと30分ほどで食べ終えて、飲み終えて、お勘定は1,023円でした。

 どうもごちそうさま。

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《令和2(2020)年11月27日(金)の記録》

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1週間の出張も最終夜 … 立飲み処「紫羊(しよう)」(長崎)

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 長崎での仕事もすべて終了し、駅前のホテルに戻って来た。

 明日の朝には長崎を離れ、東京へと戻る予定だ。

 さて、今回の長崎出張の最終夜はどこで呑もうかな。

 新しいお店にするか、気になるお店を再訪するか。

 ちょっとだけ考えて、もう1度、「紫羊」に行ってみることにした。

 ふんわりと自分の世界に没入することができる小さな酒場が大好きなんだなぁ。

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 立飲み処「紫羊」は、長崎駅前の飲食店が並ぶ通りの、ビルの1階にある。

 このビルの中には、他にもバーやワイン酒場など、4軒の飲食店が入っている。

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 1階の「紫羊」の入口には、のれんが掛かっていて、その手前にメニューが掲示されている。

 店に入る前にメニューが確認できるので、初めての人でも安心できますね。

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 ほほぉ。今日は「ひらす刺身」(350円)もありますか。

 「かれいの煮付け」が250円というのも、ありがたいなぁ。

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 のれんをくぐると、そこは短い通路になっていて、その先に店の入口扉がある。

 入口手前、右側の小物置き場に消毒液が置かれているので、手を消毒してから店内に入りましょう。

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 店内はU字の立ち飲みカウンターのみ。

 ゆったりと10人、詰めれば15人は立てるだろうか。

 先客はU字の左奥側に2人。

 私はU字の先端の部分に立って、アサヒとキリンが選べる「瓶ビール」(中瓶510円)を、今夜はアサヒでもらい、つまみは「ひらす刺身」(350円)からスタートした。

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 「ひらす」というのは「ヒラマサ(平政)」のこと。

 九州出身の友人が、「晩ごはんのとき、親父んとこにだけヒラスの刺身が出されとって、それをつまみに酒ばチビチビと飲みよったったい。そいがうまそうで、うまそうで、はよ大人になりたかったなぁ」と話してくれたことを思い出した。

 九州では、それくらいよく食べる魚なのである。

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 瓶ビールに続いては、長崎県諫早市の地酒、「杵の川」(450円)を燗酒でいただいた。

 熊本以北の九州各県では、日本酒も焼酎も造られていて、しかもそれらがみな美味しいのがうらやましい。

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 合わせるつまみは「かれいの煮付け」(250円)。

 支払いは、品物と引き換え払いのキャッシュ・オン・デリバリー。

 カウンター上に置かれた専用のプラスチック容器にお金を入れておくと、そこから料金を取っていってくれるのだ。

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 「地だこ刺身」(350円)。たこも旨いなぁ。しかも安いし!

 日本の最西端に位置し、三方が海で囲まれている長崎県で獲れる魚は、250種類以上と日本一。

 漁獲量で見ても、くろまぐろ、いさき、さざえ、あじ類、ぶり類、たい類は全国1位。

 さらに、そうだがつお類、いわし類、さば類、あなご類、あまだい類も全国2位という、ものすごさなのだ。

 だから鮮度のいい魚介類を安い値段でいただくことができるんですね。

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 明日は帰るだけだから、今夜は思いっきり飲むぞ!

 「杵の川」の燗酒に続いては、長崎県壱岐市の麦焼酎「壱岐ゴールド」(330円)をロックでもらった。

 長崎にやって来てから五夜連続での「壱岐ゴールド」。これがうまいんだ。

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 つまみとして、カウンター内の「おでん鍋」から、「いわしバーグ」(140円)と「げそ天」(140円)を取ってもらった。

 練りものがたくさん入っているからか、出汁の旨みが強くていいね。

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 「壱岐ゴールド」のロックをおかわりし、つまみはカウンター上に置かれている乾きものの中から選ぶことにする。

 ここのつまみは、1個が20円とか、50円といった値段で選べるのが面白い。

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 迷いに迷って選んだのは「焼きあご」(50円)。

 ほわんと感じる甘みが、麦ロックにもよく合うねぇ!

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 たっぷりと2時間以上立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払い合計は2,900円でした。どうもごちそうさま。

 長崎に来たら、ぜひまた来たい酒場です。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年11月27日(金)の記録》

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長崎駅前の酒場に潜入 … 立飲み処「紫羊(しよう)」(長崎)

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 長崎での4夜め。

 これまで3夜連続で、ホテルから直結の「アミュプラザ長崎」での夕食だったが、今夜は駅前の酒場街にでかけてみよう。

 この近くで人気の酒場と言えば、おでんの「桃若」や、「魚店亜紗」「凛々丸」「ほおずき」などもあるのだが、周辺を見て歩いていて気になったのがここ、立飲み処「紫羊」だった。

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 店頭にメニューが掲示されているのだが、つまみは1個60円の「ゆで卵」から始まって、「枝豆」や「やっこ」の130円、「おでん」各種が140円、「塩さば」「玉子焼き」などが290円と続き、もっとも高い「刺身」だって350円だ。

 よしっ。店名も「紫羊」だし、ここに『しよう』!

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 店内は、U字の立ち飲みカウンターのみ、15人程度分。

 その空間を、女将ひとりが切り盛りしている。

 先客は3人。U字の右奥に2人、左奥に1人だ。

 私はU字カウンターの手前のほうに立ち、まずは「瓶ビール」(510円)を注文すると、アサヒとキリンが選べるという。キリンを選ぶと、一番搾りの中瓶が出された。

 支払いは、品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)で、カウンター上に置かれたプラスチック容器にお金を入れておくと、そこからお金を取って、お釣りをのせてくれる。

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 印刷された定番のメニューの他に、ホワイトボードの手書きメニューもあって、そこに「本日のおすすめ」が書き出されている。

 「くじら刺身」や「地だこ刺身」が350円というのも嬉しいが、「焼きビーフン」が250円ってどうよ! 安すぎない?

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 そんな中から、まずは「くじら刺身」(350円)を注文すると、カウンター内の調理場で、女将が刺身を盛り付けて出してくれた。

 「くじら刺身」と言いつつも、ちょっと「おばいけ(さらし鯨)」っぽい感じかな。これはこれで良いですねぇ。

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 カウンター上には袋菓子なども置かれている。

 「あたりめ」「カルパス」「豆各種」が170円、「チップス」が120円、「チーズ」が100円といったラインナップ。

 何種類かの缶詰もあるようで、こちらは300円。

 駅の近くに、こうやって安く飲める酒場があるのは、ありがたいことですね。

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 続いては「おでん」(各140円)をもらう。

 おでん鍋は、カウンターの一番奥のほうにあって、こっちからはよく見えないのだが、おでんを注文しようとすると、おでん専用のメニューを持ってきてくれた。

 ほほぉ。丸天、野菜天、ごぼう天、いか天、……のように「なんとか天」という具材が多いのが面白い。

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 そんな中から「あじ天」と「厚揚げ」をいただいた。

 『多くの「なんとか天」の中から、よく間違えずに「あじ天」を取り出すことができるなぁ』と思いながら、女将がおでんを取り分けるのを見ていると、それぞれの「なんとか天」は、四角かったり、丸かったり、棒状だったりと、形状が違っているようだ。

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 ビールを飲み干して、次なるお酒を選ぶ。

 おっ! ここにもあるある、麦焼酎「壱岐ゴールド」(330円)。

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 さっそくその「壱岐ゴールド」をロックで注文すると、ボンキュボンとくびれた独特な形状のグラスで焼酎が出され、それとは別に、たっぷりと氷が入ったグラスが出された。

 水はカウンター上に置かれているので、このセットでロックでも飲めるし、水割りでも飲める。

 お湯のポットもあるので、氷なしのグラスをもらえば、お湯割りでもいける。

 焼酎をボトルでキープしている常連さんが多いようだ。

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 おでん2個で焼酎を飲みきって、「壱岐ゴールド」をお代わりするとともに、満を持して「焼きビーフン」(250円)を注文した。

 この「焼きビーフン」が具沢山で、とってもいい「つまみ」兼「しめ」の一品となった。

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 1時間半ほど立ち呑んで、キャッシュオンでの支払い合計は2,050円。

 いい酒場を知ることができて、とても嬉しい一夜となりました。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和2(2020)年11月26日(木)の記録》

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店情報: 立飲み処「紫羊(しよう)」(長崎)

  • 紫羊 店名: 立飲み処 紫羊
  • 電話: 095-827-8337
  • 住所: 850-0057 長崎県長崎市大黒町9−7 HSビル102
  • 営業: 16:00-22:30、日祝・第2土休
  • 場所: JR長崎駅出口から徒歩3分、長崎駅前の電停から徒歩2分(160m)ほど。「吉野家」と「ファミリーマート」の間の道を入った先、右手。
  • メモ: 2006年9月オープン。U字の立ち飲みカウンターのみの店内を女将ひとりが切り盛り。ゆっくりと10名、詰めれば15名ぐらい入れそう。すいてる時は2脚ほどある椅子を出して座って飲むこともできる。お勘定は品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)。
    〔本日のおすすめ(日替りホワイトボード)の例〕ひらす刺身350、くじら刺身350、地だこ刺身350、あじみりん200、焼きビーフン250、かれいの煮付け250、かぼちゃの煮物250、玉ねぎの酢の物250、あじフライ190、メンチカツ190。
    〔料理〕ゆで卵1個60、おでん(だいこん、玉子、厚揚げ、丸天、野菜天、ごぼう天、いか天、あじ天、えそ天、コーン天、いわし天、いわしバーグ、ぎょうざ巻、こんにゃく、ちくわ、すじ、きんちゃく、しらたき、うずら卵天、じゃがいも)各140、漬け物130、キムチ130、枝豆130、やっこ130、自家製らっきょ130、もろきゅう220、トマトスライス220、ポテトサラダ290、野菜サラダ290、塩さば290、玉子焼き290、豚バラ串焼き2本290、そうめん300、うどん350、刺身350。
    《乾きもの》あたりめ170、カルパス170、豆各種170、チップス120、チーズ100、かんづめ300、コンビーフ350、焼きそば200、など。
    〔飲物〕生ビール370、瓶ビール510、白波320、黒霧島320、二階堂320、壱岐ゴールド330、久米仙(古酒)330、賀茂鶴純米470、越乃寒梅470、立山470、杵の川450、梅酒300、サワー(カシス・巨峰・梅・ライム・レモン)320、V.S.O.P.350、サントリー角330、ハイボール450、バーボン350。
    《ボトルキープ(料理を300円以上注文すること。それ未満の場合は氷・お湯代として300円)》白波5合瓶2,200、黒霧島5合瓶2,200、赤霧島5合瓶2,600、二階堂5合瓶2,200、壱岐ゴールド5合瓶2,500。(2020年11月調べ)

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