これぞ究極のホッピー … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)

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 横浜・野毛に来たら、ここに寄らずには帰れない。

 野毛のシンボルとも言える『都橋みやこばし商店街』の2階中央部にある、日本で唯一ともいわれるホッピー専門バー、「ホッピー仙人」だ。

 店主・熊切憲司さん(通称『仙人』)が提供する一杯は、徹底した温度管理と独自の注ぎ方による『究極のホッピー』。全国のホッピーファンから聖地と仰がれているのだ。

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 仙人がホッピーと出会ったのは大学2年の頃。その時のホッピーは冷えてもおらず、「不味い!」という印象しか残らなかったという。

 転機が訪れたのは39歳の時。勤務先の横須賀で美味しいホッピーに出会ったのだ。

 それをきっかけにホッピー酒場巡りが始まり、どんどんホッピーにはまっていき、ついには自ら「ホッピー友の会」を立ち上げるほどに、のめり込んでいったそうだ。

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 そんな中、都橋商店街に空き店舗を見つけ、2001年(平成13年)9月15日、ホッピー専門バーを開店。

 それが「ホッピー仙人」の誕生だったのだ。

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 仙人のホッピーは、ジョッキ・焼酎・ホッピーのすべてをキンキンに冷やし、氷を使わない“3キン”スタイル。

 しかもそのホッピーは樽詰めで、生ビールサーバーで注がれるのが大きな特徴だ。

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 サーバーで生まれる泡はきめ細やかで、その中身はもちろんホッピー100%。

 ビールの泡とはまったく異なる、軽やかで独特の口当たりが楽しめる。

過去記事にリンク

 この軽快なるホッピーの泡をより楽しむために、「ホピコ」という専用カクテルまで用意されているのが、「ホッピー仙人」のすごいところだよねぇ!

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 ホッピー専門バーだけあって、メニューも実に多彩。

 定番の「サーバーホッピー(白・黒)」(700円)のほか、青りんご、レモン、しそ、白黒(ハーフ&ハーフ)が選べる「ホッピーカクテル」(1,000円)。

 さらに、仙人自身が長年ホッピーを飲み歩いた経験を元に、それぞれの蒸留酒に最適な配合を追求したという「ジン黒」「ラム黒」「テキーラ白」(各1,000円)。

 先ほどご紹介した泡のカクテル「ホピコ」(500円)は、ジンフレーバーかラムフレーバーが選べるようだ。

 冬季限定の「ぬくっピー」(1,000円)まで登場するというから驚きだ。

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 色鮮やかな「ホッピーカクテル」を注文すると、その色が映えるように白いスタンドを添えてくれる。

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 「下からスマホの灯りを当てると、もっときれいですよ」と仙人。

 おぉ~っ。確かにこれはすごいね!

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 さっき入ってきた男性4人組は、4種類の「ホッピーカクテル」をすべて注文して、それらをずらりと並べて撮影会だ。

 他のお店では絶対にお目にかかることができないカクテルたちだよねぇ。

 ちなみに、つまみはカウンター上に置かれている袋菓子などを自分で取って、横の料金箱にお金を入れるセルフ方式だ。

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 そんなわけで、横浜に来た初日の昨日は、野毛での送別会のあとに立ち寄って、「サーバーホッピー」の白を1杯で700円。

 二日目の今日は、すぐ近くの「第一亭」での『ひとり呑み』のあとに立ち寄って、「サーバーホッピー」の黒を2杯で1,400円でした。

 『これぞ究極のホッピー』と感じさせてくれる、本当にありがたい1軒であることを再認識した二日間。

 今回も、どうもごちそうさまでした!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年3月3日(火)~4日(水)の記録》

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蓮根新香の旨さに感動 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 小雨が降るなか、野方の「すっぴん酒場」に到着したのは午後4時半。

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 立ち飲みカウンターの中ほどに先客がいたので、その奥に立つ。

 財布から品物と引き換え払い用のお金を用意していると、すぐにママが「黒ホッピー」(450円)を出してくれた。

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 追いかけるように出される「お通し」(200円)はお新香。

 いつもの大根、カブ、キュウリに加えて、今日はレンコンも入っている。

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 この初登場のレンコンのお新香が、とにかく美味しくて、黒ホッピーも進む進む。

 すぐに「中身(おかわり焼酎)」(250円)をもらって、2杯めに突入だ。

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 「すっぴん酒場」は午後4時開店だが、そこから2時間ほどは串ものの仕込みや炭の準備が続き、焼き物の注文ができるのは午後6時前後になる。

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 その準備の時間帯でも、お酒は飲むことができるので、串ものの下ごしらえの様子や、テレビのニュースなどを見ながら、黒ホッピーを飲み進めているのでした。

 午後6時を過ぎるとお客さんもどんどん増えてくるので、あえてこの時間帯をねらってやって来る常連さんもいらっしゃるとのこと。

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 レンコンのお新香のあまりの美味しさに、改めて「お新香」(200円)を注文。

 いやぁ、このレンコン、実にいい。ぜひ一度試してほしい。

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 中身をおかわりして、黒ホッピーは3杯めへ。

 ちなみにここは黒ホッピーのみで、白は置いていない。

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 今日も午後6時前には焼き物の注文が可能になり、まずはいつもの「れば」「ちれ」「しろ」(各150円)を注文すると、これまたいつものとおり、最初に「れば」が焼き上がってきた。

 この店では味付けは店主まかせが基本。私も味付けは『おまかせ』だ。

 すると「れば」はタレ焼きで出してくれる。

 「れば」のタレの中に、ほんのりと感じることができるカレー風味が、なんともいいのだ。

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 続いては「ちれ」。こちらは塩焼きで仕上げてくれた。

 さっきこの「ちれ」の仕込みも見ていたのだが、細長~い赤いチレ(脾臓)には、真っ白な網脂あみあぶらもくっついていて、それを分けて細かく刻み、赤、白、赤、白、…と順番に串にさしていく。

 この両者の旨みと食感のバランスがいいんだよなぁ。

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 そして「しろ」のタレ焼き。

 外はカリッと香ばしく、中はチュルンとやわらかい、いわゆるチュルトロ系。今日もやっぱり美味しいや。

 この「れば」「ちれ」「しろ」の3点セットは絶対に外せないよなぁ。

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 2巡目の注文は、「さがり」(150円)、「ねぎおやじ」(200円)、「ハラミナンコツ」(150円)の3種3本だ。

 まずは「さがり」と「ねぎおやじ」が焼き上がってきた。

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 横隔膜のうち、肋骨側が『ハラミ』、背中(腰椎)側が『サガリ』なんだそうな。

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 「ねぎおやじ」は、この店の名物でもあるツクネ系の焼きもののひとつ。

 細かく刻んだニラやニンニクを混ぜ込んだ「おやじつくね」を、切り開いた白ネギの中に詰め込んで焼き上げたのが「ねぎおやじ」なのだ。

 この「ねぎおやじ」の仕込みも、ついさっき見たばかりなので、なんだか嬉しいなぁ。

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 「ハラミナンコツ」も焼きあがった。

 串の先のほうから順に、ハツの弁の部分、ハツの血管部分、細かくたたいたナンコツ、そしてハラミ。

 食べ進むにつれて味わいや食感が変わるという、とても楽しい一本なのだ。

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 4杯めとなる「中身」(250円)をもらうと、これで瓶のホッピー(ソト)もなくなった。

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 ソト1・ナカ4の合計金額が1,200円なので、1杯あたり300円である。

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 とここで、新しく入ってきたお客さんから「れんこん」(200円)の注文が入ったので、思わず私も便乗注文。

 「れんこん」もまた、ツクネ系の焼きもののひとつで、レンコンの穴にツクネを詰め込んでタレ焼きにしたもの。

 これもまた間違いなく旨いよねぇ。

 今日はお新香に焼き物にと、すっかりレンコンのとりこである。

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 「そうそう。『中島メンチ』も復活したんですよ」とママ。

 それは頼まないわけにはいかない。「中島メンチ」(350円)を追加注文だ。

 「中島メンチ」というのは、このすぐそばにある老舗精肉店、「中島屋精肉店」の看板メニュー、「自家製手造りメンチカツ」のこと。

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 脂身の甘みが特徴の入間ポークをふんだんに使用しており、粗めに刻んだ玉ねぎのシャキシャキ感も楽しめる。

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 「すっぴん酒場」ではこのメンチカツを炭火で炙ってカリッと仕上げ、4つに切り分けて、千切りキャベツの上にのせて、中濃ソースと一緒に出してくれるのだ。

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 ここで4杯めの黒ホッピーも飲み切って、続いては「酎ハイ」(450円)を注文すると、これもまた「黒ホッピー」と同様に、氷入りのジョッキに入った中身(焼酎)と、それとは別に「ドリンクニッポン」の炭酸水1本を出してくれる。

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 これを自分で割って、酎ハイを作るのだ。

 炭酸水はまだ瓶に半分ぐらい残っているので、もう1杯は飲めそうだな。

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 いつも「黒ホッピー」ばかり飲んでいるので、他の飲み物をご紹介する機会が少なかったが、壁の飲み物メニューにはサワー類の他、ビール、焼酎、日本酒、ワイン、ソフトドリンクなど、多くの飲み物が並んでいる。

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 最後はやっぱり「煮込み」(450円)をもらって締めくくる。

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 卓上には何種類かの調味料が置かれているのだが、そのほとんどは唐辛子系。

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 いろんな調味料を、ちょっとずつ振りかけながら味の違いを楽しむのもいいよね。

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 「中身」(250円)をもらって、ソト1・ナカ2で酎ハイを飲み切った。

 午後8時まで、たっぷりと3時間半ほど立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払い合計は4,250円でした。

 やぁ、美味しかった。どうもごちそうさま。

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《令和8(2026)年4月10日(金)の記録》

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創業40周年感謝フェア … 「鳥貴族 岡山本町店」(岡山)

鳥貴族ニュース 2025/04/21

 日本一の店舗数を誇る居酒屋チェーン「鳥貴族」の創業は、1985年(昭和60年)5月1日。昨年(2025年)、創業40周年を迎えた。

ありがとうフェア第1弾 2025/07/22

 その感謝を込めて、『うぬぼれ続けて創業40周年ありがとうフェア』が開催され、2025年(令和7年)8月1日~9月30日に第1弾。

ありがとうフェア第2弾 2025/09/17

 2025年(令和7年)10月1日~11月30日に第2弾。

ありがとうフェア第3弾 2025/11/17

 2025年(令和7年)12月1日~2026年(令和8年)1月31日に第3弾と続き、思い出のメニューや、人気メニューを令和版にアレンジした復刻料理が提供されてきた。

 しかしこれまでタイミングが合わず、なかなか訪問できずにいたのだ。

ありがとうフェア第4弾 2026/01/26

 そして今日。第4弾の期間となっている、2026年(令和8年)2月1日~3月31日の間に、ようやく「鳥貴族 岡山本町店」に来ることができた。

 開店の午後5時に合わせて到着すると、ビル2階の入口前には予約客も含めた大行列ができている。

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 やっとやって来た自分の順番に、「ひとりです」と告げると、カウンター席の一角に案内され、まずはいつものとおり「メガ金麦」と「キャベツ盛+ごま油」でスタートだ。(料理もドリンクもすべて税込390円均一)

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 創業40周年の第4弾のなかでねらっていた復刻メニューがある。

 鶏1羽から1個しか取れない「まつば」と呼ばれる鶏の鎖骨部分「骨付きV(ぶい)チキンだし味」だ。

 ところが残念なことに、すでに品切れになっている。

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 さらには、もうひとつ目をつけていた、国産うずら卵と鶏もも肉を焼き上げたという、「いとこ串たれ」、「いとこ串塩」も品切れだ。

 フェア第4弾の期間もまさに終盤。このあたりはやむを得ないところかもなぁ。

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 気を取り直して、第4弾メニューからの最初の一品として、創業当時の人気メニューという、「チキンマリネ」を選択。

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 創業時は、ひね鶏のむね肉を使用していたが、令和の今は「もも肉」を使用している。

 ピリッとした中華風ドレッシングが効いていて、軽快に箸が進む。

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 あっという間に「メガ金麦」を飲み切って、おかわりをお願いすると、ちょうど同じタイミングで店内に「満席でーす」の声が響く。時刻は開店からわずか20分後の午後5時20分。

 さすがの人気ぶりである。

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 続いてのつまみは「赤ウインナーエッグ」。

 初めていただいたけど、ウインナーと目玉焼きという『最強おつまみ』のタッグ。間違いないよねぇ!

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 添えられたマヨネーズも、とてもいい脇役になっている。

 ……とここで、手首のApple Watchから騒音警告が発せられた!

 カウンター席、テーブル席を合わせて全77席の店内は、午後6時前にもかかわらず、すでに圧倒されるほど賑やかな状態(80デシベル以上)になっているのだ。

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 一度注文すれば、その後のおかわりは無料の「キャベツ盛」も、2杯めに突入だ。

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 「メガ金麦」2杯に続く3杯めの飲み物として、麦焼酎「大隈おおすみ」の水割りを注文。

 メガジョッキと普通のジョッキの大きさの違いがわかるよねぇ。

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 合わせるつまみは「ホルモンねぎ盛(ポン酢)」。

 鶏ハツと砂肝を刻んだ酢和えで、博多の「酢もつ」と、ここ岡山の「とり酢」を掛け合わせたような一品。

 これがまた実にいい。

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 その「ホルモンねぎ盛(ポン酢)」を食べ終えたところで、麦焼酎「大隈」の水割りをおかわりして、〆を兼ねたつまみとして、新メニューの「鶏塩玉子ラーメン」を注文した。

 「鳥貴族」のグランドメニューには、時々こういう新しいメニューが登場するんだよなぁ。それがまた嬉しいのだ。

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 出された「鶏塩玉子ラーメン」は、鶏ガラの旨み、塩っけ、そしてしっかりとした麺。

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 半熟の玉子をプツンとくずしていただくと、おぉ~っ、これはいいねぇ!

 まさにお酒に合うラーメンだ。

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 残ったスープにキャベツを投入してみると、これまたよく合う。

 「鶏塩玉子ラーメン」はグランドメニューに追加された一品なので、今後も定番として楽しめそうだ。

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 最後はラーメンのスープもしっかり飲み干して締めくくった。

 今宵のお勘定は3,510円。鳥貴族アプリの1,000円クーポンを利用して、PayPayでの支払額は2,510円なり。

 『創業40周年ありがとうフェア』の期間中に来ることができて、本当に良かった。

ありがとうフェア第5弾 2026/03/26

 なお、フェアの第5弾は2026年(令和8年)4月1日~5月31日、第6弾は2026年6月1日~7月31日まで続く予定だ。またどこかの「鳥貴族」に行かなきゃね。

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年3月25日(水)の記録》

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店情報: 「鳥貴族 岡山本町店」(岡山)

  • 鳥貴族 岡山本町店 店名: 鳥貴族 岡山本町ほんまち
  • 電話: 086-222-0511 (ネット予約)
  • 住所: 700-0901 岡山県岡山市北区本町5-7 本町G-Kobashi-Bldg 2F
  • 営業: (月-金)17:00-00:00、(土日)16:00-00:00、年末年始(12/31,1/1)休
  • 場所: JR岡山駅・東口より徒歩3分
  • メモ: 2023年2月4日オープン。カウンター7席・テーブル70席。全席禁煙(喫煙ブースあり)。カード可・QRコード決済可。公式サイト公式食べログぐるなび。(2026年3月調べ)

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イカ主要3部位を堪能 … 「やきや」(荻窪)

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 仕事帰りの金曜日。一週間の締めくくりに足が向くのは、やはり荻窪の「やきや」だ。

 現在の店舗は、去年(2025年)8月に、これまでの店舗のすぐ近くに移転し、新装開店したもの。

 店に到着したのは午後4時23分と、まだちょっと早めの時間帯だったのだが、さすがは週末の金曜日。店内はすでにほぼ満員状態だ。

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 入口近くの3人めと4人めのお客さんが、少しずつ寄ってくれて、なんとかその間にもぐり込むことができた。

 立ち位置が決まるとすぐに女将さんがスッと出してくれる「ホッピー」(380円)。

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 『注文せずとも出してくれる』という、この阿吽の呼吸こそが、長年通い続ける酒場の醍醐味ですよねぇ。

 店の奥のほうで飲んでいるいつものご常連さんたちにもご挨拶させていただいて飲み始める。

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 ホッピーに合わせる最初のつまみも決まっている。

 これまた私にとっての絶対的な定番、「珍味わたあえ」(360円)だ。

 新鮮なイカワタのコクと、ほんのりとした甘みがホッピーを誘う。

 クゥ~~ッ、これこれ! この味こそが「やきや」だ。

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 早々に1杯めのホッピーを飲み干し、「焼酎おかわり(なか)」(180円)をもらう。

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 続いて注文したのは「いか刺身」(360円)。

 ここからが「やきや」における私の『重要儀式』である。

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 まずは「珍味わたあえ」の残ったタレに、刺身に添えられたワサビの一部を投入してグリグリとかき混ぜる。

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 そこに「いか刺身」を一切れずつ絡めていただくのだ。

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 ワサビの刺激とワタの旨みが一体となり、イカの甘みを最大限に引き出すこの食べ方は、もはや爆発的な旨さと言っても過言ではない。

 5ヶ月ぶりの訪問だったが、「やっぱりこれだね!」という確信をさらに深めることとなった。

 3杯めとなる「なか」もおかわりだ。

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 「珍味わたあえ」の残りダレの量はそれほど多くはないので、タレを食べつくした時点で、まだ数切れの「いか刺身」が残ってしまった。

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 でも大丈夫。ここからはワサビ醤油でいただく通常の「いか刺身」が楽しめるのである。

 まさに『一粒で二度おいしい』を実感することができるよねぇ。

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 4杯めの「なか」をもらうと、これでホッピーのソトもなくなった。

 ソト1・ナカ4の合計金額が920円なので、1杯あたり230円。毎回脱帽するばかりのコストパフォーマンスなのである。

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 その4杯めのホッピーに合わせて注文したのは「いかげそ揚げ」(360円)。

 作り置きを皿に盛って出してくれるのだが、衣の味付けが絶妙で、冷めていても抜群に旨いつまみになるのだ。

 冬の主役「いか大根」もぜひ食べたかったのだが、今シーズンは2月21日で終了したとのことで、残念ながら食べそこなってしまいました。

 イカよりもイカらしいと言われるあの大根の味、来シーズンは絶対にのがさないぞ!

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 1ラウンド、ソト1・ナカ4のホッピーを飲み終えた後は、『熱燗と塩辛かなぁ』なんて考えていたのだが、ふと奥の壁に目をやると、そこに「一刻者いっこもんハイボール」(550円)の張り紙を発見。

 『それもいいかもねぇ!』と、さっそくその「一刻者ハイボール」を注文した。

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 するとカイトくんが、「これ、もうすぐ販売終了になるっていう噂があるんですよ」と教えてくれた。

 芋焼酎「一刻者」そのものは残るようだが、瓶ハイボールのアルコール度数9度という絶妙な濃さ、そして1本で2~3杯分楽しめるというこの適量感がなくなるのは、なんとも寂しい限りである。

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 合わせるつまみは、方針変更することなく「自家製塩辛」(360円)である。

 太田和彦さんが「東京一」と絶賛したこの塩辛は、とにかくフレッシュで旨みが濃厚。

 これまた荻窪「やきや」ならではの味わいなのだ。

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 今日の〆の一品として注文した「自家製塩辛」だったんだけど、あまりの旨さにパクパクと食べてしまい、「一刻者」を飲み切る前になくなってしまいそうな状況になってきた。

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 『どうしよう。もう一品、なにかもらおうかなぁ?』と考えているところに、新しく入ってきたお客さんから「いかみみ焼き」(360円)の注文が入ったので、私も思わず便乗注文。

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 結果として、胴体(刺身)、足(げそ揚げ)、耳(みみ焼き)と、スルメイカの主要3部位をすべて制覇することができた。

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 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今宵のお勘定は3,270円。

 やぁ、美味しかった。どうもごちそうさま。

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《令和8(2026)年3月27日(金)の記録》

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東京駅からも徒歩圏内 … 「焼鳥日高(やきとりひだか)」(神田)

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 東京駅近くでの飲み会。その前に『ひとりゼロ次会』を楽しもうと、やって来たのは神田駅。

 西口改札を出ると、すぐ目の前に中華食堂「日高屋 神田西口店」があるのだが、目指すのはそこではない。

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 その「日高屋」の前を左に折れると、すぐ左手のガード下に見えてくるのが「焼鳥日高 神田西口店」。

 今宵はここで軽く一杯やっていこうという算段だ。

 店に着いたのは午後5時ちょうど。飲み会は午後7時からなので、1時間ちょっとは楽しめそうだ。

 ゼロ次会で飲みすぎてしまうと本番がぼやけてしまう。やはりこのくらいの時間がちょうどいい。

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 店内はカウンター席とテーブル席がバランスよく配置され、全部で48席ほど。

 私はL字カウンターの奥、落ち着けそうな一角に腰を下ろした。

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 まずは定番の一杯、「酎ハイ」(310円)と、「生キャベツ(味噌マヨ)」(190円)から。

 この生キャベツ、前回いただいたのは9月下旬。ほぼ1ヶ月半ぶりの再会である。

 ひと口かじると、やっぱりこの味噌マヨがいい。

 生キャベツには数あれど、私の中ではこれが圧倒的ナンバーワン。

 このひと皿で、しばらく続いていた“日高ロス”が一気に解消された気分だ。

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 それにしても、東京駅近くでの飲み会なのに、なぜわざわざ神田でゼロ次会なのか。

 私にとっての『ひとりゼロ次会』の定番は、まず「一軒め酒場」。東京23区内に18店舗あるが、東京駅周辺にはなく、神田に2軒、新橋に1軒のみ。

 もうひとつの候補である「焼鳥日高」は、綾瀬の「大衆食堂日高」を含めても23区内に11店舗とさらに少なく、東京駅に最も近いのがここ神田西口店だ。

 その次となると、もう日暮里か浅草橋になってしまう。

 そんな事情で、「一軒め酒場」か「焼鳥日高」かでしばし悩んだ末、今回は久しぶりの「生キャベツ(味噌マヨ)」に軍配が上がったというわけ。

 ちなみに一次会が銀座方面なら、有楽町の「ほていちゃん」という手もあるのだが。

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 本当なら皿まで舐めたいほどの味噌マヨだが、さすがにそこは自制しておく。

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 生キャベツで1杯目を飲み干し、2杯目の酎ハイをおかわり。

 日高屋系列では「ウォッカソーダ割り」と表記されることが多いが、この店では「酎ハイ」となっている。

 しかし価格は同じ310円で、味わいもいつもと変わらないと思う。

 神田という土地柄、いちいち説明せずとも通じる呼び名を採用しているのかもしれないなぁ。(あくまで想像だが。)

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 2杯目の相棒に選んだのは「もつ煮込み」(270円)。

 豚シロにコンニャク、薄切りのダイコンとニンジン、ゴボウ。仕上げに刻みネギがのる、実に王道の一品だ。

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 卓上の七味唐辛子をぱらりとかけていただく。

 関東ではおなじみの「もつ煮込み」だが、店ごとに個性が出るのが面白い。

 ここのは旨みがしっかりしていて、つまみとしての力強さがある。

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 冒頭で触れたとおり、この店のすぐ近くには「日高屋 神田西口店」があり、直線距離にして約36m。

 さらに神田南口近くにも「日高屋 神田南口店」があり、こちらも約75m。

 つまり直径80mほどの範囲に、日高屋系店舗が3軒ひしめいていることになる。

 加えて「一軒め酒場 神田南口店」もすぐ近く。反対側のガード下にあって、直線距離なら15mほどだ。

 呑兵衛にとってありがたい、『コスパ最強酒場』の“密集地帯”なのである。

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 入店時はまだ空いていたが、5時半を過ぎると徐々に客が増え始め、6時にはカウンターがほぼ満席に。

 カウンター席に並ぶのは背広姿の一人客ばかり。みんな仕事帰りの一杯を楽しみにしていたのだろう。

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 2品と2杯を終えたところで、時刻は午後6時15分。

 本当はおでんにも惹かれたが、一次会に遅れては元も子もない。今日はここで切り上げることにする。

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 お勘定は1,080円。

 Suicaで支払おうとすると、店のおねえさんが「ポイントのアプリはお持ちですか?」とひと言。

 「あると思うんですけど、アプリを探すのが大変なのでいいです」と答えると、

 「ちょっと見せてください」と私のスマホを横からちょいちょいと操作して、『dポイント』を見つけて付与してくれた。

 なんて優しいんでしょう。惚れてまうやろぉ!

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 店を出て、神田駅西口方面を振り返って一枚。

 写真左奥に「日高屋 神田西口店」も写っているのだが、わかるだろうか。

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 ここから東京駅までは約1キロ、歩いて15分ほど。

 せっかくなので日銀通りをのんびり歩いて向かうことにする。

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 おや、八重洲地下街に「大衆酒場 神田屋 東京駅ヤエチカ店」があるではないか。

 調べてみると2024年4月23日オープンとのこと。これは知らなかった。

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 そして本日の一次会は、大江戸酒場「四季彩 別邸」にて。

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 久しぶりに顔を合わせる面々と、大いに盛り上がった夜となったのでした。

 ぜひまた飲みましょうね!

店情報関連前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年11月5日(水)の記録》

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店情報: 「焼鳥日高(やきとりひだか)」(神田)

  • 焼鳥日高 神田西口店 店名: 焼鳥日高 神田西口店
  • 電話: 03-5256-8556(予約不可)
  • 住所: 101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-14-2
  • 営業: 11:00-23:30(23:00LO)、無休
  • 場所: JR神田駅の西口改札を出て左側のJR高架下。西口改札から67m、徒歩1分。
  • メモ: 2017年(平成29年)7月20日オープン。カウンター席とテーブル席で全48席。全席禁煙。カード可、電子マネー可、QRコード決済可。公式サイトあり。(2025年11月調べ)

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出汁の旨みに酔う一夜 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸初日の立呑み処「いちよし」での「鴨鍋」の余韻も冷めやらぬまま、神戸での二夜目は、やはりここに来ないわけにはいかない。

 新開地のアーケード商店街のなかに佇む「赤ひげ 姉妹店」だ。

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 カウンター席の奥のほうに座り、いつものとおり「瓶ビール大」(560円)と「湯豆腐」(250円)でスタートだ。

 この2品、もう完全にマイ定番になってますねぇ!

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 なにしろこの「湯豆腐」は、私にとっての「三大湯豆腐」のひとつ。

 小鉢の中央に鎮座する豆腐と、その周りを満たす絶品の出汁ツユが抜群に旨いのだ。

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 とそこへ、同じ職場のYさんがやって来た。合流して店の一番奥、右手のテーブル席へと移動させてもらった。

 このテーブル席に座るのは初めてだが、壁際のこの席だけ、壁にもたれて座ることができて、実に居心地がいい。新たな発見だ。

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 Yさんは「瓶ビール大」と「湯豆腐」に加えて、関東煮かんとだき(おでん)の「大根」(150円)、「厚揚げ」(150円)、「ちくわ」(150円)でスタート。

 早々に大瓶を空けた私は、「酒」(410円)を熱燗でお願いした。

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 ここの日本酒は、1743年(寛保3年)に地元・灘で創業した白鶴酒造の「上撰 白鶴 きりっと辛口」だ。

 湯豆腐の出汁ツユとの相性もいいよねぇ。

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 ずらりと並ぶ短冊メニューの中に、「アサリ煮付」(250円)があるのを見つけて注文。

 すぐにアサリの他に、昆布もたっぷりと入った一皿が届いた。

 昆布とアサリ、両方の旨みが凝縮されており、酒が進んで仕方がない。

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 Yさんの追加注文は「海鮮かきあげ」(300円)の『出汁かけ』だ。

 この店の天ぷらは塩添えも選べるが、私のオススメは圧倒的に『出汁かけ』。

 天ぷらの衣が、旨みたっぷりの出汁を吸い込んで、まさに至福の味わいになるのである。

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 燗酒であったまったところで、「麦焼酎」(350円)の水割りをもらう。

 Yさんは同じ「麦焼酎」をお湯割りで注文した。

 麦焼酎の銘柄は、日本酒と同じ白鶴酒造の「世話女房」だ。

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 麦水割りに合わせるつまみは「かれい唐揚」(290円)。

 このボリュームで290円という価格設定には、いつもながら頭が下がる思いだ。

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 今日は注文していないけど、『魚の造り(刺身)』も、ほぼいつも1品あたり400円か450円という価格設定なんだよなぁ。

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 テーブル席の仕切り壁の向こう側に座っていたYさんは、2杯めの麦お湯割りを飲み切ったところで退店。

 Yさんは酒場でさっくりと楽しんだ後、コンビニで酒やつまみを買い込んで、ホテルの部屋でゆっくりと「部屋飲み」をして仕上げるのが習慣なのだ。(というか、むしろYさんの2時間ほどの飲み時間が普通で、私がちょっと『ながっちり』過ぎるんだろうな。)

 ちなみにYさんのここでのお勘定は2,260円だったそうだ。

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 一人残った私は、もう少々この空間に浸りたく、3杯目となる麦水割りを注文。

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 そして、〆も兼ねたつまみとして注文したのが、久しぶりとなる「和そば」(290円)。

 ちょっと大きめのお椀で供される「和そば」は、東京のとは違い、少し甘めの出汁が特徴だ。

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 その甘めの出汁以上に、さらに甘みが際立つ『お揚げ』が実に見事。

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 途中で卓上の一味唐辛子をパラリと振りかければ、甘みの中にピリッとした刺激が加わり、味の輪郭がさらに鮮明になる。

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 ゆっくりと、そしてたっぷりと3時間ほど。

 新開地の活気と出汁の旨みに包まれた今宵の私のお勘定は3,100円。

 期待を裏切らない、素晴らしい「酒場浴」となった。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年1月27日(火)の記録》

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満席厨房てんてこ舞い … 炭火焼鳥「とさか」(清水)

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 清水での定番酒場になりつつある炭火焼鳥「とさか」。

 今日も開店時刻の午後4時を目指してやってきた。

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 入口を入ってすぐ右手、7席の直線カウンター。その一番奥の席に腰を下ろし、まずは「ホッピーセット白」(418円)を注文。

 この店は、客がストップと言うまでナカ(焼酎)を注いでくれるのが流儀だ。

 今日もジョッキの7~8割まで、たっぷりと注いでもらった。

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 残ったわずかな隙間にソト(割材としてのホッピー)を注いで完成した1杯めは、なかなかの濃さ。

 クゥ~~ッ、効くねぇ!

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 すぐに出される「お通し」(319円)は、筑前煮風の野菜の煮物と、おかわり自由の大根おろし。

 この大根おろしが粗めの“鬼おろし”になっているのがいい。シャキッとした食感が心地いいんだよなぁ。

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 カウンター上のグランドメニュー(ドリンク・フード各1枚)に加え、日替りやカウンター限定、日本酒メニューなどを眺めつつ、お通しをつまみにゆっくりと飲み進める。

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 最初のつまみは、『酒のあて』から「かにみそえびせん」(308円)。

 大きな丸いえびせんが2枚に、別添えのカニみそソース。

 パキパキと割ったえびせんに、スプーンですくったカニみそをのせていただく。

 予想どおり、これはとてもいいツマミだ。

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 気がつけば「なか」(220円)はもう3杯め。

 かなり濃いはずなのに、ついグイグイ進んでしまう。

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 もちろん、おかわり自由の大根おろしもおかわりだ。

 卓上の醤油をかけていただくのが基本だが、胡麻油や七味でアレンジする人や、焼鳥にのせる人もいるらしい。

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 続いては、前回いただいて気に入った「錦爽鶏きんそうどりの一夜干し(柚子胡椒ゆずごしょう添え)」(352円)。

 うぅ~~ん。これがまた、やっぱり旨いよねぇ。

 店名の肩書に『炭火焼鳥』とあるとおり、焼鳥・やきとんも充実しているのだが、一品料理の豊富さと手頃さに引っ張られて、なかなかその串焼きにまでたどり着けずにいるのである。

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 その錦爽鶏をつまみながら、「なか」は4杯めへ。

 こんなに多く「なか」を注いでもらっているのに、ジョッキが大きいこともあって、この4杯めのナカで、ソト(割材としてのホッピー)もちょうど飲み切った。

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 〆に選んだのは、『カウンター様限定!! 少なめできます。』と書かれた、カウンター席限定メニューの中の一品、「とりぞうすい(カウンターサイズ)」(308円)。

 ちなみに普通の席でも注文できる普通サイズの「とりぞうすい」は418円だ。

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 現在の時刻は午後6時半過ぎ。

 店内は2階席も含めて全57席が満員で、カウンター内の厨房はまさにてんてこ舞いのフル稼働といった状態。

 カウンター最奥のこの席は、出来上がった料理が次々と並び、配膳されていく様子が見える特等席。

 見るからに美味しそうだったのが、「揚げじゃがバター」(308円)、「みょうがの酢のもの」(308円)、玉子入りの「肉豆腐」(462円)。

 串焼きでは、『かわり串』の「カマンベール」(1本275円)が甘辛いタレをまとって魅力的。「手羽先」(1本154円)も大人気のようで、次々に焼き上がってくる。

 目の前の棚に並ぶ焼酎のラインナップも、なんともいい眺めである。

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 20分ほど待って、ようやくカウンターサイズの「とりぞうすい」ができあがってきた。

 『カウンター限定の少なめ』と言いつつも、なかなかのボリュームだ。

 カウンター用でこのサイズってことは、通常の「とりぞうすい」(418円)は、これより多いってことだよねぇ!? すごっ!

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 ゆっくり3時間半ほど楽しんで、お勘定は2,365円。PayPayで支払い、店を後にした。

 いやぁ、相変わらず、厨房が大渋滞におちいってしまうほどの人気ぶりでしたねぇ。どうもごちそうさま。

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《令和7(2025)年10月30日(木)の記録》

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AIのお告げに従って … 「くわだ食堂」(呉)

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 昼の「森田食堂」に続いて、夜も呉の三大大衆食堂のひとつ、「くわだ食堂」にやって来た。

 呉にいるときはよく通っていた店なので、改めて調べる必要もないのだが、遊び心半分でAIに『「くわだ食堂」で食べるべき逸品』を尋ねてみたところ、「肉うどん」や「丼もの」と並んで、「ポテトサラダ」、「肉じゃが」、「鶏皮の煮込み」、そして「焼めし」が推薦された。

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 せっかくなので、そのお告げに従って、冷蔵陳列ケースのおかずを選ぶことにする。

 あぁ残念。「鶏皮の煮込み」は見当たらない。しかし、「ポテトサラダ」(150円)と「肉じゃが」(200円)はまだ残っていた。

 ここ「くわだ食堂」は、午前10時から中休みなしで午後9時までの通し営業(日祝休)。

 現在は午後6時過ぎ。昼どきまではケースいっぱいに並んでいたおかずも、この時間になると残りわずかだ。

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 「ポテトサラダ」と「肉じゃが」を持って席に着くと、ほどなく「麦焼酎」(500円)の水割りも出してくれた。

 さきほどおかずを選んでいるときに、厨房の二代目店主に注文しておいたのだ。

 生ビール用のジョッキになみなみと注がれた水割り。呑兵衛にはたまらんねぇ!

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 「肉じゃが」は、壁際に置かれている電子レンジで温める。

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 「くわだ食堂」では、陳列ケースのおかずを温め直す場合はセルフが基本。

 その代わり電子レンジには「1皿」「2皿」「塩サバ15秒」と書かれたボタンがあり、「肉じゃが」1皿なら「1皿」ボタンを押すだけでちょうどよく温められる仕組みだ。

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 「ポテトサラダ」と「肉じゃが」で1杯目の麦水を飲み切り、2杯目をお願いする。

 ついでに再びケースへ向かい、今度は「目玉焼き」(200円)を取ってきて温め直す。

 席に戻ると、2杯目の麦水とともにマヨネーズも持ってきてくれた。

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 なるほど、目玉焼きの下には千切りキャベツがたっぷり。これに合わせるマヨネーズというわけだ。

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 目玉焼きをつまみに麦水をやりながら、改めて店内を見渡すと…。

 おっ、前回いただいてとても美味しかった「酒粕入り豚汁」(300円)の短冊メニューを発見。

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 売り切れる前にと、すかさず注文する。

 豚肉、大根、人参、玉ねぎ、そして刻みネギ。具沢山の汁に、広島・西条の名酒「白牡丹」の酒粕が溶け込んでいる。

 ひと口すすれば、酒粕特有の芳醇な旨みと熱が五臓六腑に染み渡る。

 ッカァ~~ッ、やっぱりいいねぇ。

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 さて、いよいよ大本命の「焼めし」(720円)である。

 とはいえ、夕方のこの時間は店主ひとりのワンオペ営業。『手間のかかる炒めものを頼むのは気が引けるなぁ…』と躊躇していたところへ、新たに入ってきたお客さんから「焼めし」の注文が入った。

 「よし、いまだ!」とばかりに便乗注文。二人分まとめて作れば手間も省けるだろう、という私なりの配慮だったのだが……。

 店主は、まず先の一人分を丁寧に仕上げて提供し、そのあと改めて私の一人分を。驚くほどきっちりと、一皿ずつ作り上げてくれたのだ。

 その真摯な仕事ぶりに、「最初から遠慮せず頼めばよかった」と、ただただ脱帽である。

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 そして出された「焼めし」は、期待を遥かに上回る味とボリューム。

 呉の名物『とり屋』の焼めしとはまた違う、「これぞ食堂の焼めし」という佇まい。パラリとしながらも米の旨みがしっかりしていて、これがまた最高のつまみになる。

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 満腹感に襲われながらもスプーンが止まらない。最後の一粒までしっかりと完食。

 麦水2杯に、焼めしを含めて料理5品で、お勘定は2,570円。

 使っていたテーブルで現金で支払って、店を後にする。

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 昼の「森田食堂」に続いて、夜は「くわだ食堂」。

 呉に来た初日から、呉を代表する2軒の大衆食堂で飲むことができて大満足だ。

 AIのお告げも正しくて言うことなしだったなぁ。どうもごちそうさま。

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《令和8(2026)年1月14日(水)の記録》

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