自由軒かつとニラレバ … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

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 福山で迎えた3夜め。時刻は午後6時半である。

 1夜めが「自由軒」、2夜めが「鳥好」。当初の予定では3夜めの今日は、もつの煮込み(関東煮)で知られる「稲田屋」に行ってみようと思っていたのだが、仕事が終わるのがちょっと遅くなってしまった。

 「稲田屋」は、午後7時40分までの営業なので、あと1時間ほどしかない。

 それではあまりに短時間過ぎるので、「稲田屋」はあきらめ、改めて今夜も「自由軒」にやって来たのだった。

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 今夜もまずは「大ビール」(630円)と、おでんの「スジ」(330円)からスタートする。

 「大ビール」とは大瓶ビールのこと。アサヒ(スーパードライ)とキリン(今の時季は秋味とラガー)が選べるところを、今夜はアサヒをいただいた。

 ビールは他に「生ビール」(630円)と「小ビール」(480円、小瓶のビール)がある。

 「スジ」は牛すじ。ここのおでんは味が付いておらず、器に盛ってから、自家製の『みそダレ』か『生姜醤油しょうがじょうゆ』をかけてもらって味を付ける。

 このちょっと甘みのある『みそダレ』が旨いんだ。

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 2品めも、おでんの「豆腐」(150円)。

 ここまではもう、毎回のルーティンになっている感がある。

 大瓶ビールを飲んで、おでんの「すじ」と「豆腐」を食べて、やっと福山「自由軒」にやって来た気がするんだなぁ。

 この自家製の『みそダレ』には、七味唐辛子がよく合う。

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 おでん2品で大瓶ビールを飲み干して、続いては「Aセット」(630円)をもらう。

 これは「ちろり」に入れられた焼酎と、烏龍ウーロン茶の350ml缶、そして氷入りのグラスのセットである。

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 おそらく焼酎が380円、烏龍茶が250円で、合わせて630円のセットになっているものと思われる。

 このセットで2.5杯ぐらいのウーロン割りを作ることができる。

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 そしてつまみは前々から気になっていた「自由軒かつ」(550円)である。

 この店のメニューで、店名が冠されているものは、この「自由軒かつ」だけ。

 「どんな料理なんだろうなぁ」ということが気になっていたのだった。

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 前に昼過ぎに来たときに、店のおねえさんたちが、大量のエビとイカを次々に串に刺して準備していたのを見て、「それはなに?」と聞いてみたら、実はこれが「自由軒かつ」の仕込みだったのでした。

 その時から、「なるほど美味しそうだ。今度、食べてみよう」と思っていたのだが、やっと今日、それが実現した。

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 さらにもう1品。今度は「ニラレバ」(580円)だ。

 一昨日、ここで食べてたときに、となりに座った常連さんカップルが、このニラレバを注文していて、気になっていたのだった。

 「自由軒」と言えば、その名物のひとつが「キモテキ」なので、「ニラレバ」はその陰に隠れてしまっていて、そんなメニューがあることにも気がついてなかったのだ。

 今日も「ニラレバをお願いします」と注文したとたんに、店の中にいた何人かが、サッと壁のメニューに目を走らせていた。

 彼らもこの店に「ニラレバ」があることを知らなかったに違いない。

 一昨日のカップルは、この店で「ニラレバ」を食べるのを楽しみにしていて、毎回、必ず注文しているようだった。

 それにつられて注文したのだが、この「ニラレバ」もまた美味しいですねぇ! いいものを知った。

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 午後8時過ぎまで、1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,870円でした。

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 そんなわけで、「稲田屋」をあきらめて夜となったのですが、なんとその後、9月5日になって、「稲田屋」が9月23日昼の営業をもって閉店するという情報が流れてきた。(中国新聞の記事

 『稲田正憲社長(66)の体調不良(膝の関節痛)が理由で、新型コロナウイルスの影響による客の減少が追い打ちとなった』とのこと。

 「稲田屋」の創業は1919年ごろというから、創業100年の老舗大衆食堂で、現在の社長は5代目。

 店名とメニューは、「味を引き継ぎたい」と希望する知人が引き継いで、別の場所で再開するそうです。

 最後にもう1度、「稲田屋」に立ち寄ることができなかったことが残念でした。

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《令和2(2020)年9月2日(水)の記録》

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ビール&鳥皮の味噌煮 … やき鳥「鳥好(とりよし)」(福山)

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 福山での2夜めは「鳥好」にやってきた。

 ここは昭和26(1951)年に創業した、呉の「本家鳥好」を起点とする「鳥好」系、呉の「鳥屋(とりや)」系のお店なんだけど、「本家鳥好」からの直接の『のれん分け』ではないらしい。

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 ここ福山「鳥好」の創業者(現在の店主のご両親で呉(鹿島)出身)は、松江で親戚の方が営業していた「鳥好」で修業したあと、昭和41(1966)年に、ここ福山で「鳥好」を創業したそうだ。

 今年で創業54年である。

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 店頭に食品サンプルのある「鳥好」は、ここ以外には見たことがない。

 そしてこれらが、昔から続く、「鳥好」の名物メニューでもある。

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 今夜はカウンター席のやや奥気味のところに座らせてもらい、まずはやっぱり「キリンクラシックラガー大瓶」(630円、以下すべて税別表記)と、鳥好名物の「どて煮(鳥皮の味噌煮)」(500円)からスタートである。

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 「本家鳥好」が創業した昭和26年は、戦後の復興期。

 鶏だって、今のようにブロイラーがあったりするわけではなく、卵を産まなくなった親鶏などが主役だったんだそうだ。

 その親鶏の硬い皮を、なんとか捨てずに食べられる方法はないかと試行錯誤して生まれたのが、この味噌炊きだった。

 今は鶏も部位ごとに仕入れていて、皮はむしろ高い部位なんだそうな。

 新入社員の頃、呉の「鳥屋」で飲んでたときも、店に入っての第一声は、決まって「生と味噌炊き!」だったなぁ。あっという間に生ビールと、鶏皮の味噌炊きが出てきたものだった。

 そんな懐かしさを感じる一品でもある。

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 「どて煮(鳥皮の味噌煮)」に続いては、目の前にあるメニューでおすすめされている「串物セット(4本)」(670円)を注文した。

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 まずやって来た4本中の2本は「串(串ねぎま)」(写真手前)と「つくね」(写真奥)。

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 そして「ずり天」(写真手前)と「ささ天」(写真奥)。

 これらは、串刺しにした「砂ずり(砂肝)」と「ささみ」を天ぷらにしたものだ。

 こうやって、焼き鳥にするのと同じような串物を、天ぷらにしたり、揚げたりして(串カツのようになる)出してくれるのも、呉の鳥屋系の店のおもしろいところだ。

 ここ福山「鳥好」には、串カツのように揚げたものはないのがちょっと残念。

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 大瓶ビールをおかわりして、次なるつまみを探す。

 これまた鳥屋系全般の名物である「スープ鍋」や、ここ福山「鳥好」ならではの名物「特製オムレツ」にも引かれるなぁ。

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 おっ。「たこの天ぷら」がある!

 他の瀬戸内エリアや、西日本エリアにもあるのかもしれませんが、広島や愛媛あたりでは、タコを天ぷらで食べることも多いのだ。

 ところが東京の酒場ではタコの天ぷらは、ほとんど見かけない。

 よし。これにしよう。

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 「たこの天ぷら」(550円)。これはやっぱり旨いねぇ!

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 店に入って来たカップルが、店頭の看板(上の写真)にも勧めている「串物セット」と「晩酌セット」を注文したところ、「串とつくねが重なりますから、他の2本に変えていいですよ」と店のおねえさん。

 そうそう! そこが気になってたんですよねぇ。

 さらに、他のお客さんの注文を聞いていると、串は一品2本ずつとなっているが、1本ずつでも注文できるようだった。もっともこのお客さんは「○○を2本と、△△と××を1本ずつ。あと……」といった感じで、合わせて10本ぐらいを注文したので、そのうち何種類かは1本ずつでも大丈夫だったのかもしれません。

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 ゆっくりと2時間近く楽しんで、今夜のお勘定は3,280円。PayPayで支払って店を後にした。どうもごちそうさま。

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《令和2(2020)年9月1日(火)の記録》

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天玉そばを食べて福山 … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

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 7月中旬の長崎への出張を終えた後、8月末までの間は新幹線や飛行機を使った首都圏外への出張はなし。

 今日は1ヶ月半ぶりに福山(広島県)への出張である。

 東京から福山へは、新幹線で3時間半ほど。

 飛行機なら、飛んでる時間は1時間半ほどだけど、羽田空港への移動時間、広島空港から福山への移動時間を加算すると、こちらも結局3時間半以上かかることになる。

 基本的に飛行機(細切れ時間が積み重なる)よりは新幹線(多少時間がかかっても1ヶ所にじっくりと居ることができる)のほうが好きなので、本州の中での移動は新幹線中心である。

 新幹線にした場合には、新幹線18-19番線ホームにある立ち食いそば屋、「東京グル麺」で、そばを食べていくこともできるしね。

 今日も「東京グル麺」で、「季節のかき揚げそば 生玉子付」(560円)をいただいてから新幹線に乗り込んだ。

 ちなみに「季節のかき揚げ」は、あさり、桜エビ、三つ葉、玉ねぎのかき揚げである。

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 そして福山での夕食は、楽しみにしていた「自由軒」である。

 この店に最初にやって来たのは、今から7年前。平成25(2013)年11月のことだった。

 それ以来、訪れること18回。

 直近の3年間(2017、18、19年)は、年5回ほどのペースで通っていて、今年もこれで3回め。

 新型ウイルスの影響で出張が少なくなっている中では、わりとよく来れているのかな。

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 「自由軒」の店内は、コの字(Jの形に近い)カウンターのみ15席ほど。

 以前は2階に座敷席もあったが、何年か前から1階カウンター席だけでの営業になっている。

 午後5時過ぎの店内は、半分ぐらいの入り。

 いつも満席状態が普通の「自由軒」なので、これはとっても少ない客数と言えるだろう。

 アサヒとキリンが選べる「大ビール」(大瓶ビール、630円)をキリンでもらうと、季節の「秋味」を出してくれた。

 そしてつまみは、定番の「スジ」(330円)と「豆腐」(150円)からスタートである。

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 「スジ」も「豆腐」も、この店の名物の一つである「おでん」の具材だ。

 この店の「おでん」の最大の特徴は、その煮汁にじる出汁だしだけだということ。

 つまり煮汁には味は付いていないのである。

 この「おでん」を皿に盛ったあと、好みに応じて自家製の「みそだれ」か「生姜醤油しょうがじょうゆ」をかけてもらう。

 私はこの店の「みそだれ」が好きなので、いつも「みそだれ」をかけてもらっている。

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 おでん2品で大瓶ビールを飲み切って、続いては「日本酒」(380円)をかんで注文しておいて、つまみには「たこ煮付」(450円)をもらう。

 「この葉っぱ、食べられるの?」と聞いてみると、

 「これは南天の葉なので食べれんのよ。目で食べてね」と店のおねえさん。

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 ほとんど待つこともなく燗酒もやってきた。

 この店では、おでん鍋の横にある燗付け用の穴にチロリを入れて、燗をつけてくれる。

 そしてそのチロリのまま出してくれるのだ。

 瀬戸内のタコに、地元・福山の「天寶一てんぽういち」の燗酒。これは旨いねぇ。

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 「たこ煮付」で燗酒も飲み切ったんだけど、まだちょっと飲み足りない。

 時間も午後6時過ぎと、まだ入店から1時間ほどしかたっていない。

 飲みものも、食べものも、一品一品をじっくりと味わいながら、ゆっくりと時間をかけて楽しむのが『酒場浴』の醍醐味なんだけど、ちょっとリズムが乱れている。

 外出自粛で家呑みが続いているので、飲食スピードが速くなってしまったのかも。

 そんなわけで、さらに「Aセット」(630円)を追加注文した。

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 「Aセット」というのは、小ぶりのチロリ1杯(1合?)の焼酎に、350mlの缶入りウーロン茶、そして氷入りのグラスのセットのこと。

 この3点セットで、自分でウーロン割りを作るのだ。

 このセット一式で、2.5杯分ぐらいのウーロン割りが作れるので、1杯あたり250円ほどということになる。

 かなりお得なセットなのだ。

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 合わせるつまみは、大好物の「ねぶと」(400円)である。

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 (写真↑は「福山オリエンタルホテル」のブログより)

 「ねぶと」というのは、主に瀬戸内海周辺で食べられている体長数センチほどの小魚で、標準和名はテンジクダイだけど、ネブトの他、メンパチ、イシカベリなどとも呼ばれている。

 耳石のある頭部を取って、カリッと揚げてくれたに、藻塩をちょっとつけていただく。

 これを食べると瀬戸内に帰って来た気がするんだなぁ。

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 さらにもう1品、壁の短冊メニューから、〆となる料理を選ぶ。

 となりの常連さんらしきカップルが食べていた「ニラレバ」(580円)も美味しそうだったし、向かいの女性が注文した「自由軒かつ(エビとイカのロールカツ)」(550円)にも引かれたのだが、今夜はこれまた名物の一つである「キモテキ」(580円)にした。

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 「キモテキ」は、肝のステーキのこと。豚レバのケチャップ炒めといったところか。

 これがウーロン割りによく合うのだ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,550円でした。どうもごちそうさま。

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《令和2(2020)年8月31日(月)の記録》

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地元の魚で地元の焼酎 … 「雑魚屋(ざこや)」(長崎)

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 長崎での仕事を終えて、やってきたのは思案橋の「雑魚屋」。

 ここも、昼の「吉宗」同様、昨年に続いて2度めの訪問である。

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 「ふたりです」と入ると、入口からもほど近い、個室っぽい掘りごたつ席に通された。

 テーブル上には、今日のオススメの魚介類を手書きしたメニューも置かれているが、基本的には各席に設置されているモニター(タブレット)でメニューを確認し、そこから注文するスタイル。

 仕入れた魚介類が売り切れていくと、リアルタイムにその情報がタブレットに反映される。

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 店名は「雑魚屋」だけれど、扱っている魚介類は決して雑魚ではない。

 値段的にもピンからキリまで、いろんなものがそろっているのだ。

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 まずは「キリン一番搾り生ビール(中)」(550円、以下すべて価格は税別表記)をもらって乾杯すると、一緒に出される「お通し」(250円)は魚の身を巻き込んだ玉子焼きである。

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 「イカの活き造り」。まる1パイのケンサキイカが出される。

 「イカの活き造り」と言えば、なんといっても佐賀の呼子が有名だが、その近くの、ここ長崎や福岡などでも活き造りを出してくれる店があるのでした。

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 こちらは「本日食べて頂きたい魚介」のトップに書かれていた、長崎県産「バリ(1~2人前)」(780円)である。

 バリというのは、標準和名ではアイゴのこと。夏の魚なんだって。

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 「しまあじ刺身」(580円)もプリプリと美味しい。

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 昨夜の博多に続いて、今夜も「ごまさば」(730円)は外せない。

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 「自家製すくい豆腐」(480円)というのも、この店の名物料理の一つなんだそうな。

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 ひとりで呑みに行くことが多い私は、つまみも1品、また1品と、順番に注文していくことが多いが、同行のFさんは大勢で飲みに行くことが大好きなタイプ。つまみも一気に注文し、テーブルの上にはたくさんの料理がドッと並ぶのだ。

 そうやって料理が並ぶと、あとは料理のことは考えずに、ひたすら話しながら飲む、飲む、飲む。

 これも一つの『呑みスタイル』だなぁ。

 生ビールの後は、地元の麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」をボトル(3,000円)でもらって、濃いめの水割りでいただく。

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 「イカの活き造り」を食べきると、残ったゲソを天ぷらにして出してくれる。

 そして、「壱岐スーパーゴールド」のボトルは、キープすることなく飲み切った。

 長崎の魚介類、さすがに美味しいですねぇ。どうもごちそうさまでした。

店情報前回

《令和2(2020)年7月17日(金)の記録》

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店情報: 「雑魚屋(ざこや)」(長崎)

  • 雑魚屋店名: 雑魚屋 長崎思案橋店
  • 電話: 095-818-3838
  • 住所: 850-0901 長崎県長崎市本石灰町5-10
  • 営業: 11:30-1500 & 17:30-23:30、無休
  • 場所: 長崎電気軌道 思案橋電停 徒歩1分 (思案橋入ってすぐ)
  • メモ: 総席数246席(4フロア、個室、座敷、掘りごたつ、カウンター)。全席禁煙。予約可。カード可。公式サイトあり。福岡と佐世保に姉妹店あり。以下、価格はすべて税別表記。
    〔料理〕お通し250。飲み放題が選択できるコースあり。
    《雑魚屋に来たらこれを注文していただきたい》雑魚屋盛り2,340、ごまさば730、本日のあら炊き980、串焼き盛り合わせ1,080。
    《前菜・軽いおつまみ》枝付き枝豆380、枝付き枝豆とごぼうの唐揚げ430、浅漬け盛り合わせ380、エイヒレの炙り480、牛スジ大根680、ガーリックトースト380、だし巻きたまご430、バーニャ・フライドポテト430、きびなの味くらべ480、鶏軟骨の唐揚げ380、芝海老の唐揚げ580、ヤリイカのサクサク揚げ580。
    《自家製豆腐》自家製すくい豆腐480、自家製豆腐の田楽焼き430。
    《サラダ》豆腐と三陸産わかめのサラダ680、やみつきキャベツサラダ480、大人のポテトサラダ480、にぎわいサラダ780、バッファローのカプレーゼ780。
    《肉料理》串焼き盛り合わせ1,080、有田鶏の唐揚げ580、有田鶏のゴマ手羽680、知覧鶏のたたき580、やわらかダブルステーキ980、牛タンステーキ980。
    《アラカルト》
    天使の海老の天ぷら盛り合わせ780、茹でたて花海老780、海老とアボカドのチーズ焼き680、ぷりぷりエビマヨのレタス添え680、サザエの香草バター焼き980、山芋のふっくらオーブン焼き630、ハマグリの酒蒸し680、すり身揚げ530、黒豚入りぎょうざ680。
    《飯・麺》鯛茶漬け730、ざるそば480、地魚づけ丼680、おにぎりセット580、アラ味噌汁280。
    《甘味》黒ごまプリンとアイス430、濃厚黒ごまプリン380、バニラアイス300、ゆずシャーベット380、抹茶アイス300。
    《本日のお魚情報》いけすの活魚についての情報は、店内のモニター画面をご覧下さい。モニターのお魚は、お造りのほか、煮魚、焼き魚、天ぷらなど、ご希望の調理方法をお申し付けください。また、後造りもお気軽にお申し付けください。(大勢様でお楽しみいただける特大魚の煮姿も承ります。※調理には少しお時間をいただきます。)
    〔ドリンク〕
    《ビール》キリン一番搾り生ビール(中)550・(小)430、キリン一番搾り(中瓶)580、アサヒスーパードライ(中瓶)580、サントリープレミアムモルツ(中瓶)600、サッポロエビス(中瓶)600、キリン・ゼロイチ(小瓶)430。
    《ウィスキー》ホワイトホース(ボトル/グラス)3,300/400、角瓶(ボトル/グラス)3,500/430。
    《ハイボール》ホワイトホースハイボール400、角ハイボール430、コーラハイボール450、ジンジャーハイボール450、レモンハイボール450、柚子ハイボール450。
    《清酒》白鶴(徳利大/徳利小)780/430。
    《厳選日本酒(キープなし)》杵の川 特別純米酒(長崎)(1杯)680・(徳利大)1,600・(4合瓶)3,600円
    六十餘洲 純米酒山田錦 (長崎)(1杯)700・(徳利大)1,750・(4合瓶)3,800、萬勝 はねぎ搾り 純米吟醸酒 (長崎)(1杯)750・(徳利大)1,800・(4合瓶)4,000、八海山<新潟/特別本醸造・+4>(1杯)650・(徳利大)1,600・(4合瓶)3,500、日高見<宮城/超辛口純米酒・+11>(1杯)680・(徳利大)1,700・(4合瓶)3,700、田酒<青森/特別純米酒・+4>(1杯)750・(徳利大)1,800円 4合瓶 4,000、出羽桜 桜花<山形/吟醸酒・+5>(1杯)750・(徳利大)1,800・(4合瓶)4,000、鍋島<佐賀/特別純米酒・+5>(1杯)800・(徳利大)1,950・(4合瓶)4,400、獺祭 <山口/純米大吟醸45・+5>(1杯)850・(徳利大)2,100・(4合瓶)4,600、長崎ちょい飲みセット(杵の川/六十餘洲/萬勝)930、東北ちょい飲みセット(田酒/出羽桜/日高見)980。
    《焼酎(キープ3ヶ月)》思案橋 麦 【長崎】(ボトル/グラス)2,800/430、壱岐スーパーゴールド 麦【長崎】(ボトル/グラス)3,000/480、磨き大島 芋【長崎】(ボトル/グラス)3,800/580、白水 麦【熊本】(ボトル/グラス)2,800/430、白岳しろ 米【熊本】(ボトル/グラス)3,000/480、黒霧島 芋【宮崎】(ボトル/グラス)2,800/430、さつま島美人 芋【鹿児島】(ボトル/グラス)2,800/430、雑魚屋 芋【熊本】(ボトル/グラス)2,800/450、三岳 芋【鹿児島】(ボトル/グラス)3,500/530、伊佐美 芋【鹿児島】(グラス)580。
    《ワイン》〈スパークリング〉コドーニュ クラシコ・セコ フルボトル/ハーフボトル2,900/1,500、〈赤〉ボルゴ・サンレオ(ロッソ)(ボトル/グラス)1,700/300、カッシェロ・デル・ディアブロ ボトル2,600、〈白〉ボルゴ・サンレオ(ビアンコ) (ボトル/グラス/デキャンタ375ml)1,700/300/900、アンリ・ド・ブルソー シャブリ(ボトル)3600。
    《カクテル》カシスソーダ450、カシスオレンジ450、モスコミュール450、スクリュードライバー450、柚子オレンジ450、柚子ジンジャー450、シャンディーガフ450。
    《果実酒》梅酒450、にごり柚子酒450。
    《チューハイ》いつものレモンサワー450、塩レモンサワー450、はちみつレモンサワー450、モヒートレモンサワー450、ライムサワー430、柚子サワー430、青りんごサワー430、パインサワー430。
    《ノンアルコールドリンク・ソフトドリンク》梅酒な気分400、はつ恋400、トロピカル400、コカ・コーラ300、ジンジャーエール300、オレンジジュース300、ウーロン茶300・(ピッチャー)780、ブレンドコーヒー300。
    (2020年7月調べ)

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長崎に着いて御一人前 … 元祖茶碗むし「吉宗(よっそう)本店」(長崎)

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 博多に一泊した後、JR九州の特急かもめで、長崎までやって来た。

 久しぶりにやって来た長崎駅は、2022年度の九州新幹線西九州(長崎)ルートの暫定開業に向けての大規模開発工事が行われていて、昔の面影がまるでない。

 長崎駅に到着してから、駅を出るまでが遠いこと遠いこと。

 このせいで電車通勤の人たちは、これまでより1本早い電車で来ないといけなくなったんだそうな。

 長崎市内のホテルに荷物を預け、昼食に出かけたのは『元祖茶碗むし』で知られる「吉宗よっそう」だ。

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 慶応2(1866)年創業というこの店の広い玄関には、いかにもベテランの下足番げそくばんの方がいて、次々とやって来るお客さんたちを、うまくコントロールしてくれる。

 2階建ての店内は、1階が和風レストラン風の20席。2階には座敷に椅子席(テーブル席)が並ぶ中広間(40席)、座敷に座卓の大広間(50席)があり、全体では110席。

 我われ(二人)が店に着いたのは、午前11時50分ごろと、ちょっとだけ昼前だったので、まだどのタイプの席もまだ選べる状態だったが、去年と同じく、座卓の大広間にした。

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 すぐに出されるおしぼりとお茶、そしてメニュー。

 メニューには、名物の茶碗むしや幕の内、さらには天婦羅定食(1,980円)、角煮定食(1,705円)、刺身定食(1,980円)などの定食類がずらりと並んでいる。

 しかしながら、ランチタイムには「御一人前おひとりまえ」(1,375円)が大人気。

 これは名物の「茶碗むし」(770円)と「蒸寿しむしずし」(605円)をセットにしたもの。これで十分に満腹になる。

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 もともと茶碗むし、蒸寿し専門の店として開業したということもあって、これら2品は創業当時からの味でもあるのだ。

 店の公式サイトの「料理のご紹介」ページにも、『吉宗の茶碗むしは、茶碗むしと蒸寿しが一対となった夫婦蒸しで他にはない、吉宗伝統の名物料理です』と書かれているので、この「御一人前」のセットをいただいて初めて「吉宗の茶碗むしを食べたよ」と言えるのかもしれません。

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 こちらが熱々の「茶碗むし」。

 穴子、海老、鶏肉、しいたけ、きくらげ、銀杏、たけのこ、蒲鉾、麩などが入った茶碗むしの味付けは「一子相伝」なんだそうな。

 この茶碗むしだけでも、りっぱな酒のさかなになること間違いなし!

 我われは昼から仕事なので呑めないが、まわりを見ると、昼から「御一人前」と一緒に「ビール(中瓶)」(677円)を注文したり、お銚子(菊水の辛口、495円)を傾けたりしているお客さんも多い。うらやましいのぉ!

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 そして「蒸寿し」。

 これは酢飯にゴボウの笹がき、はんぺんを刻み入れ、錦糸卵、白身魚のでんぶ、穴子の蒲焼のそぼろをのせて、蒸し上げたもの。

 ほっこりと温かいお寿司なのだ。

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 いやぁ、満足、満腹。お勘定は予定どおり、ひとり1,375円。

 昼からの仕事もがんばりますか!

店情報前回

《令和2(2020)年7月17日(金)の記録》

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店情報: 元祖茶碗むし「吉宗(よっそう)本店」(長崎)

  • 店名: 吉宗(よっそう)浜町本店
  • 電話: 095-821-0001
  • 住所: 850-0853 長崎県長崎市浜町8-9
  • 営業: 11:00-21:00(20:00LO)、火休(1/1、8/14-15、12/31も休み)
  • 場所: JR長崎駅から路面電車1号系統で約12分、「観光通り」で下車し、アーケードに入って徒歩3分。JR長崎駅から車だと約5分(店には駐車場なし)
  • メモ: 慶応2(1866)年創業。和風レストラン(1F)20席、椅子席中広間(2F)40席、大広間(2F)50席の合計110席。公式サイトあり。以下、表示価格はすべて税込表記。
    〔茶碗むし〕御一人前おひとりまえ(茶碗むし・蒸寿しむしずし揃)1,375、茶碗むし(単品)770、蒸寿し(単品)605、吉宗定食2,420、茶碗むし定食1,980。
    〔幕の内〕特製幕の内2,585、伝承幕の内1,375。
    卓袱しっぽく料理〕ミニ卓袱(小茶碗むし・小蒸寿しセット)3,520、ミニ卓袱3,960、卓袱料理(13品)6,463。
    慶弔けいちょう料理〕和定食(11品)5,610、会席箱膳あじさい2,970、会席箱膳つばき4,070、会席箱膳さざんか5,170。
    〔定食〕天婦羅定食1,980、角煮定食1,705、刺身定食1,980、串かつ定食1,760、天婦羅単品1,430、角煮単品990、刺身単品1,430、串かつ単品1,045。
    〔寿司〕吉宗特製 ばってら1,265、鉄火巻935、特製にぎり(吸物付)1,980、かっぱ巻660、にぎり1,155、巻ずし(のり巻・玉子巻)770、ちらし寿し1,155、のり巻770、箱ずし1,155、玉子巻770、五色ずし1,100、助六715、伊達巻1,045、いなり605。
    〔丼物〕天丼(吸物付)1,155、かつ丼(吸物付)990、親子丼(吸物付)880。
    〔一品料理〕天ぷら1,430、揚げ出し豆腐550、刺身1,430、もろ胡瓜385、海老フライ1,375、串かつ1,045、角煮990、お子様ランチ660、若鶏の唐揚げ880、赤出し330、酢の物(海老・タコ)770、吸物275、〆サバ770、御飯220。
    〔飲み物〕日本酒(菊水の辛口)495、焼酎(麦・芋)330、日本酒(六十餘洲)440、黒糖梅酒495、冷酒(菊水辛口)715、冷酒(六十餘洲)715、コーラ275、冷酒(輝)935、キリンレモン275、ビール(中瓶)677、オレンジジュース275、ノンアルコールビール(キリンフリー)353、ウーロン茶275。(2020年7月調べ)

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博多に来たらゴマサバ … 博多三昧「まるとく食堂」(博多)

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 福山から新幹線に乗り込んで、東に向かって帰るかと思いきや、さらに西、博多にやってきた。

 博多での仕事を終えた上司と、九州地区の支部長が、すでに飲み始めているということで、私も大急ぎでチェックインして荷物を置き、その飲み会に合流である。

 お二人が飲んでいる場所は、博多駅ビル内の商業施設「博多デイトス」の地下1階、「博多のごはん処」の最奥部にある食堂・居酒屋、博多三昧「まるとく食堂」だ。

 後から聞いた話では、この店を知ってて来たわけではなくて、私が宿泊するホテルが「博多のごはん処」に近い場所だったので、この場所を選び、その中にあった「まるとく食堂」に、たまたま入ったそうである。

 まずはお二人が飲んでるのと同じ「無限ハイボール」を私ももらって乾杯である。

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 店の入口にもデカデカと出されている「無限ハイボール」というのは、『30分飲み放題』のウイスキーハイボールのことで、これがなんと250円(税込)!

 店内のメニューでは、「ゴールデンハイボール」が330円、「ハイボール」が350円なので、どっちだとしても、30分で1杯だけしか飲めなくても、十分に元が取れる値段なのだ。

 結果的には、3杯めのおかわりをもらったところで、「30分を過ぎました」となったので、3杯で250円。1杯あたり83円のウイスキーハイボールとなりました。(他のお二人も、3杯ずつ飲めたそうです。)

 呑兵衛はまず、この「無限ハイボール」からスタートするべき、おすすめの逸品ですね。

 テーブルの上にはある程度のつまみも並んでいたが、「好きなものを追加注文してくださいね」という言葉に甘えて、私にとって『博多に来たらこれ!』という一品のひとつ、「名物ごまさば」(690円)をいただいた。(記事の冒頭の写真がそれ。)

 この「まるとく食堂」。店名の前に『博多三昧(はかたざんまい)』と書かれているとおり、昔ながらの博多の名物料理が並んでいる。

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 今夜は久しぶりの会食ということもあって、3人で飲みながら話をするのがメインだったので、これ以上の料理の注文はしなかったが、『博多に来たらこれ!』と思える、「ごまさば」以外のメニューは、たとえば「酢もつ」(340円)。

 上の写真は天神の屋台「しんきろう」のものだが、柚子胡椒がちょいと添えられてるのがいいんだな。

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 さらには「焼きとんそく」(390円)。

 豚足というと、首都圏などでは、ゆで冷ましたものを酢味噌でいただくというスタイルが多いが、博多ではそれを焼いて出してくれる。

 上の写真は戦国焼鳥「家康」の「トン足」だ。焼酎の湯割りをお願いすると、黒じょかで温めて出してくれるのもいいところだ。

 今夜はさっくりと1軒だけだったが、コロナが落ち着いたら、またゆっくりと来たいですね、博多。

店情報

《令和2(2020)年7月16日(木)の記録》

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店情報: 博多三昧「まるとく食堂」(博多)

  • まるとく食堂 店名: 博多三昧 まるとく食堂
  • 電話: 092-471-0109
  • 住所: 812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多デイトスB1
  • 営業: 11:00-23:00(22:00LO)、無休
  • 場所: 博多駅ビル内の商業施設「博多デイトス」の地下1階、「博多のごはん処」の最奥部にある食堂・居酒屋。
  • メモ: 魚を中心とした定食と、夜は酒のあてにぴったりな一品料理。カウンター席とテーブル席で合計47席。
    〔料理〕刺身(1人前5種)890・(2~3人前6種)1,990、活車えび刺し1本350、活さざえ刺し1個420、名物ごまさば690、ぶり刺身580、生サーモン刺身580、本マグロ刺身580、やりいか刺し580、野菜サラダ320、冷奴330、山芋短冊330、枝豆330、イカの塩辛330、酢もつ340、冷しトマト360、本ししゃも2本390、博多明太子490、板わさ340、もろきゅう340、たこわさ350、唐津名物ぎょろっけ1枚350、揚げ出し豆腐390、焼きとんそく390、焼きあつあげ390、あさりバター460、サバみりん450、塩サバ450、ホッケ塩焼き490、いかしゅうまい2個360、サザエの壺焼き1個420、砂ずりの直火焼き490、マグロの山掛け580、牛スジの旨煮590、真鯛のあら炊き620、ホルモン炒め620、カレイの煮付け620、呼子イカ天婦羅590、天婦羅盛り合わせ820(単品追加:海老1本200、帆立200、白身魚200、野菜天盛合せ420)、カニクリームコロッケ1個250、きびなごの天婦羅390、豚足の唐揚げ390、甘エビのから揚げ450、ごぼうの唐揚げ490、もつの唐揚げ490、鶏軟骨唐揚げ490、タコの唐揚げ590、明太子の天ぷら690、明太出汁巻き卵690、おにぎり180、ご飯200、味噌汁100、明太茶漬け480、のり茶漬け390。他に定食や丼物などもあり。
    〔飲物〕キリン一番搾り生ビール(中)390・(小)290、キリンラガー瓶ビール500、ノンアルコールビール・ゼロイチ(零ICHI)350、ゴールデンハイボール330、ハイボール350、ウイスキー(ロック・水割り)350、梅酒(ロック・水割り・ソーダ割り)400、サワー(酎ハイ)(巨峰・レモン・ライム・グレープフルーツ・カルピス・ウーロン)350、日本酒「松竹梅 豪快辛口」(冷・燗)(1合)350・(2合)650、焼酎(芋・麦・米)グラス(ロック・水割り・お湯割り)290・グラス(ソーダ割り・ウーロン割り)350・ボトル(飲み切り)1,980~、ホッピー(セット)400・(焼酎追加)200・(ホッピーのみ)200、ソフトドリンク(オレンジ・ウーロン茶・カルピス)250。
    〔九州の地酒(グラス)〕繁枡500、喜多屋550、博多じまん550、寒北斗550、大賀550。
    〔九州の地焼酎(グラス)〕佐藤 黒(芋)550、佐藤(麦)450、富乃宝山(芋)500、喜六(芋)500、赤霧島(芋)500。(2020年7月調べ)

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半時間ほど客席を独占 … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

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 尾道市内(島しょ部)での仕事を終えて、福山駅前まで戻ってきた。

 ここまで来ると新幹線に乗るまでの間に、駅の近くの「自由軒」でちょっと呑んでいくというのが定番のコースになっている。

 店に着いたのは午後2時前。

 のれんの所に人が立っているので、『もしかすると満席で入店待ちなのか?』と心配したのだが、さにあらず。

 4月から店内が禁煙になったため、外でタバコを吸ってる人でした。

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 ランチタイムも終えた店内は、お客さんが減りつつあるところのようで、私が入った時点で先客は7人ほど。

 入口近くの、おでん鍋の角のあたりに腰を下ろし、まずはアサヒとキリンが選べる「大ビール(大瓶ビールのこと)」(630円)をアサヒでもらい、つまみは「スジ」(330円)からスタートである。

 「スジ」というのは、おでんの牛すじのこと。

 この店の名物でもある「おでん」は、出汁だしだけで煮込んであって味は付いていない。

 これをお皿や小鉢に盛ってから、独自の味噌ダレや、生姜醤油しょうがじょうゆで味付けするのである。

 私は味噌ダレ派。これが旨い!

 味噌ダレに飽きたら生姜醤油も食べてみよう、と思っているのだが、飽きるほどこの店に通うことができないのが残念だ。

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 お客さんがひとり立ち、またひとり立ちと、順次お会計をして店を出ていき、なんと、ついには私ひとりだけになってしまった。

 この大人気店で、客が一人というのは、これが初めてだ。こんなこともあるんですねぇ。

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 いつもはお客さんたちの顔が写り込んでしまうため遠慮している壁のメニュー写真も、せっかくのチャンスなので、しっかりと撮らせていただいた。

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 「スジ」に続く2品めのつまみは、冷蔵陳列ケースから「ちいちい酢味噌」(450円)を取ってきた。

 と言っても、実際に冷蔵ケースから取ってくるのは「ちいちい」の部分だけ。

 カウンター内のおねえさんに、「これ取ってきたよ」と申告すると、おねえさんが小鉢にかけられたラップフィルムを取り、カウンター上に置かれた伝票に記帳してから、酢味噌が入った小皿を出してくれるのだ。

 ちなみに「ちいちい」というのは、瀬戸内海でとれる小さいイカ、「チイチイイカ」のこと。標準和名では「ベイカ」というらしい。

 イカの身よりも、その内臓の味わいが素晴らしいんだな。

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 その「ちいちい酢味噌」に合わせて、飲みものも「日本酒」(380円)の熱燗に移行する。

 日本酒は地元・福山の「天宝一」。おでん鍋の横についている燗付け器で温めて、そのチロリのまま出してくれる。

 地元の魚(チイチイイカ)に地元の酒(天宝一)。これが合わないはずがない!

 とそこで店の電話が鳴って、厨房の女将さんが電話に出た。

 「はい」、「はい」と2~3度相槌を打ちながら聞いていた女将さん、「うちは冷凍食品、使ってないんですよ。ごめんなさい」と電話を切った。

 なるほど冷凍食品会社の売り込みだったのか。

 この店では冷凍食品は使ってないんですねぇ。

 お客が私だけなので、普段は聞こえないような会話も聞こえるのが面白い。

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 「チイチイイカ」も食べ終えて、次なるつまみを選ぶ。

 手書きのホワイトボードには、残念ながら小イワシも、大好物のネブト(メンパチ)も書かれていない。

「今日はネブトはできますか?」

 と念のためカウンターのおねえさんに尋ねてみると、おねえさんが厨房に、

「ネブトはおるんかいねぇ?」

 と確認してくれた。

 そして厨房からは「おるよぉ~!」という嬉しい返事。

 さっそくその「ねぶと」(400円)をいただいた。

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 この「ねぶと」。ネブトそのものはもちろんのこと、添えられてる塩が、これまた旨いのだ。

 ネブトを食べ終えた後、コップにちょっと残っていた燗酒は、このお塩をつまみにいただいた。

 私だけですべての客席を独占できた時間は、ほんの30分ほどで、その後は新しいお客さんたちが入ってきたが、それでも全部で5人ほどしかいない。

 こんな「自由軒」は初めて見た。

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 予約している新幹線の時刻も近くなってきたので、ここらでそろそろお勘定をお願いした。

 1時間半ほど、ゆっくりとさせてもらって、今日のお勘定は2,190円なり。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年7月16日(木)の記録》

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