土用の丑に鰻の肝焼き … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 タイムシフト勤務での帰り道。荻窪「やきや」に到着したのは午後4時半。

 L字の立ち飲みカウンター席は、手前側はお客さんが多いが、奥のほうは数人分が空いているようなので、入口でアルコール消毒をして店の奥へと進んだ。

 一番奥の、2~3人座れて、3~4人が立ち飲めるテーブル席には、ほぼ毎日やってくる常連さんたち4人が陣取っていて、安定感がある状態。

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 その常連さんたちにあいさつしながら、L字の立ち飲みカウンターの一番奥に立つと、女将(ママ)がすっと「ホッピー」(セット360円)を出してくれた。

 1杯目のホッピーを作りながら、まずは「いか刺身」(240円)を生姜で注文した。

 「いか刺身」は、通常はワサビが添えられるのだが、『生姜で』とお願いすると、ワサビの代わりに「おろし生姜」を添えてくれるのだ。

 どちらも美味しいので、その日の気分によって、ワサビのまま食べたり、『生姜で』とお願いしたりしている。

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 スルメイカが不漁になってから、「やきや」のイカ料理の値段も上がり、刺身類は240円に、それ以外のイカ料理は230円になった。

 値上がりしたとはいえ、この値段でイカ料理の数々が食べられるのは、とてもありがたいことだ。

 その「いか刺身」をつまみながら、カウンター中央部の料理置き場を見ると、「枝豆」(200円)が置かれているではありませんか。

 「やきや」では、「枝豆」は季節料理のひとつ。

 冷凍していない枝豆を、この値段(200円)で出すことができる最盛期にだけ、メニューに登場するのである。

 冬場だけの「いか大根」(350円)と逆に、夏場だけの「枝豆」なのだ。

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 いつもは、つまみは1品ずつ、順番に注文するようにしているのだが、「枝豆」もまた、この店の人気料理のひとつ。売り切れてしまわないうちに、早めに注文した。

 今の時期、どの店でも出される枝豆ながら、「やきや」の枝豆は特に美味しくて好きなんだなぁ。

 「いか刺身」と「枝豆」をつまみに、ホッピーを2杯飲んで、3杯目となる「おかわり焼酎(ナカ)」(170円)と一緒に注文したのは「うなぎきも焼」(230円)だ。

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 今日はこの夏二度目の『土用の丑の日』なので、うなぎも食べておかなきゃね。

 そんな話を、女将や常連さんたちとしていたら、「そうか、今日は『土用の丑の日』か!」と、カウンターの常連さんたち数人から、「うなぎきも焼」の注文が飛んだ。

 おぉ。もうすぐ「うなぎきも焼」が売り切れそうだ。

 「1回目の『土用の丑の日』(2022年7月23日)のとき、ちょっと多めに『うなぎきも焼』を仕入れたら、普段と同じぐらいしか出なかったんですよ。だから今日は、いつもと同じぐらいしか仕入れなかったんです」と海都かいとくん(女将のお孫さん)。

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 名物のイカ料理の陰に隠れがちになっているけど、「うなぎきも焼」もまた、この店の定番料理のひとつ。

 今は「うなぎ」も値上がりしていて、都内の「うなぎ串」のお店でも、きも焼きは1本250~400円ほどする。

 そんな「うなぎきも焼」を230円で食べることができるのは、とってもありがたいことなのだ。

 山椒粉をたっぷりと振りかけて、美味しくいただいた。

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 ソト1・ナカ3で、1ラウンド目のホッピーを飲み終えたが、時刻はまだ5時半過ぎ。入店して1時間ちょっとしかたっていない。

 2ラウンド目となる「ホッピー」(セット360円)をもらって、これまた大好物の「げそ揚げ」(230円)を注文した。

 「げそ揚げ」は、その名のとおり、スルメイカの足を唐揚げにしたもの。

 開店前に揚げ終えたものが、大きなお皿にずらりとのせられて、室温でスタンバイされている。注文を受けてから、これを1人前ずつ取り分けてくれるのだ。

 だから、出てくるのもとても早い。

 出来立ての熱々を食べたことがないので、比較のしようはないが、「げそ揚げ」は冷めているからこそ、食べやすくて、衣の下味もしっかりと感じることができるんだろうと思っている。

 しかしながら、調理を担当している海都くんによると、出来立て熱々の「げそ揚げ」も、実はとても美味しいらしい。チャンスがあれば、ぜひ食べてみたいものだ。

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 5杯目のナカをもらって、「やきや」に来たら必ず食べたい逸品、「自家製塩辛」(230円)をもらう。

 小鉢にたっぷりと盛られた「自家製塩辛」は、ホッピーでも、日本酒でも、必ず2杯は飲めてしまう、素晴らしいつまみなのだ。

 ここの塩辛は、塩辛と言いつつも、それほど塩辛くないのが大きなポイント。

 塩辛さよりも、イカの旨みがグワァ~~ンと前面に押し出されてくるのだ。

 「冷奴」(200円)と一緒にもらって、塩辛奴にして食べても美味しいし、塩辛を食べ終わった後の漬け汁でいただく「いか刺身」も旨い。

 ちなみに、「いか刺身」と「いかみみ刺身」(240円)は、どちらかひとつを、ひとり1回しか注文することができないので、『後で塩辛の漬け汁で刺身を食べよう』と思っている場合には、刺身の注文はその時まで控えておきましょう。

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 当初の想定どおり、5杯目だけでは「自家製塩辛」は食べきれず、6杯目(ソト2・ナカ6)のナカをもらって、漬け汁まで、すべてを完食した。

 午後7時まで、じっくりと2時間半も立ち飲んで、ホッピーが2ラウンド6杯、つまみが5品でのお勘定は2,530円でした。

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 やぁ、美味しかった。今夜も大満足じゃ! どうもごちそうさま。

 あ、そうそう。荻窪「やきや」の夏休みは8月12日から16日までの5日間。休み明けの営業は8月17日(水)からです。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年8月4日(木)の記録》

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うまし!豆あじ唐揚酢 … 居酒屋「亀千(かめせん)」(蘇我)

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 「うわっ。これは美味しいねぇ!」

 「うん。これはうまいっ!」と同行のAさん。

 揚げたて熱々の豆アジに、サッと甘酢をかけた「豆あじ唐揚酢」(580円)が出され、その1尾をいただいた瞬間に思わず飛び出した言葉だ。

 小魚ならではの旨味がすばらしく、甘酢とのバランスもいい。

 注文した時には、豆アジの南蛮漬けのようなのが出てくるかと思っていたのだが、まさかこうして揚げたての熱々で出てこようとは。カリッとした食感もいいよね!

「これは美味しいですねぇ!」

 料理を担当している店のおにいさんに声をかけると、ポイントは豆アジのハラワタの部分を1尾1尾、ていねいに取り去ることにあるんだそうな。これが残っていると苦くなるんだって。

 そんなていねいな仕事がされた豆アジが、お皿にたっぷりと盛られているのもありがたいではありませんか。お酒も進むねぇ!

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 ここはJR蘇我駅から徒歩7分ほどのところにある居酒屋「亀千」。

 店内はカウンター5席ほどと、小上がりのテーブル席が5卓。

 二人でやってきた我われは、一番手前のテーブル席に通された。

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 Aさんは「生ビール(中)」(610円)を、私は「生ビール(大)」(770円)をもらってスタートすると、お通しは「タコとキュウリの酢の物」の小鉢と「枝豆」だ。

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 お通しに続く料理として「特選亀千お刺身三点盛」(1,210円)を注文した。

 三点の内容は「天然インドまぐろ中とろ」(単品880円)、「活〆縞あじ」(単品740円)、「水たこ」(単品660円)だ。

 見た目も美しい刺し盛りですねぇ!

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 生中だったAさんは、「キリンサワー(ジョッキ)」(500円)に移行し、続いての料理は「川海老唐揚」(660円)。

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 肉も魚も野菜もと、とにかく幅が広いこの店のつまみながら、今日は手書きの黒板メニューが、すぐ近くにあることもあって、ついついこの黒板の中から注文してしまう。

 この黒板メニューだけでも30品近くありますもんねぇ!

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 飲み物を地元・千葉の「酒 梅一輪 二合」(690円)の燗酒に移行して注文したのが、冒頭でご紹介した「豆あじ唐揚酢」(580円)だったのでした。

 この時点では、豆アジのハラワタを、コツコツと取り去らないといけないなんて知らなかったから、気軽に注文したのですが、少し待っても出てこない。

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 そこで、待つ間のつまみとして「エイヒレ」(550円)を注文すると、これはほとんど待つこともなくやってきました。

 エイヒレはもう、呑兵衛の定番ですよね。お酒が進むことこの上ない。

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 そしてそこへ、我われの予想を大きく上回る、ものすごい「豆あじ唐揚酢」が出来上がってきたのでした。

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 豆アジというのは、アジの種類ではなくて、小さなアジのこと。生後1年未満の、体長10センチ以下のアジの幼魚が、豆アジと呼ばれるんだそうな。

 初夏から夏本番頃が豆アジの旬らしいので、今がちょうど出始めといったところでしょうか。

 呉をはじめ、広く広島県内で食べることができる小イワシも美味しいけれど、この豆アジも負けてませんねぇ。これはとってもいいつまみだ。

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 3時間ほど、ゆっくりと過ごさせてもらって、「酒 梅一輪 二合」の燗酒は、Aさんと二人で3本。お勘定は二人で7,750円(ひとり当たり3,875円)でした。

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 お支払いを済ませると、店のおねえさんがドーンと大きい、チュッパチャプス・ホイール・ディスプレイを持ってきてくれて、「ひとり1個ずつ、お好きなのをどうぞ」って。

 今まで知らなかったけど、チュッパチャプスって、8種類(コーラ、ラムネ、グレープ、ストロベリークリーム、ストロベリー、プリン、チェリー、ピーチ)もの味わいがあるんですね。

 私はストロベリーのチュッパチャプスをもらって店を後にした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年6月7日(火)の記録》

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昼から飲める激安酒場 … 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)野方店」(野方)

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 朝から猛暑の日曜日。「エアコンの取り換え工事があるから、しばらく家を出てて」と言われて、仕方なく(心の中では大喜びしながら)出かけたのは、野方の立呑み「晩杯屋」である。

 その営業時間は午後1時から10時半までの9時間半。年中無休なのもうれしいところだ。

 家の近くには、午前中から飲める酒場は見当たらないので、こうして午後の早い時間から飲める店が貴重なんですね。

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 店に着いたのは午後1時40分。

 奥に向かって細長い店内は、2列平行の立ち飲みカウンターが伸びていて、左手壁際には立ち飲みテーブル4卓(その内1卓は簡易的なもの)が、店の奥に向かって並んでいる。

 平行カウンターの一番手前がお勘定用のレジで、店の最奥部が厨房スペースになっている。

 開店から40分ほどたったこの時間、平行カウンターの両側に、それぞれ3人ほどの先客がいて、立ち飲みテーブル席は、ご夫婦らしい一組のみで、ゆったりとした状態。

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 まずは「ホッピーセット(白)」(370円)を注文すると、店のおねえさんが、「今日のお魚は、奥のホワイトボードに書いています」と教えてくれた。

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 そのホワイトボードに並んでいるのは、「ウマヅラハギ刺し」(250円)、「黒ダイ刺し」(250円)、「イワシ刺し」(250円)、「チコダイ塩焼き」(310円)、「生ウニ」(490円)の5品。

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 その中から、先頭に書き出されている「ウマヅラハギ刺し」を選ぶと、醤油皿に肝もたっぷりと盛られてやってきた。

 なんとねぇ! 250円という値段からして、ほんの数切れの刺身を想像していたのだが、こんもりと、ひとかたまりになるぐらいの量だ。7~8切れはあるだろうか。

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 さっそく肝入りの醤油皿に、醤油を入れて、刺身に肝をたっぷりと絡めながら、最初の一切れをいただく。

 っくぅ~~~っ。うまいのぉ!

 ハギにはやっぱり肝醤油だね!

 そしてグビッと濃いめのホッピーだ。濃いめを指定したわけではないんだけれど、けっこうたっぷりと焼酎が入っているのがうれしいね。

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 最初のホッピー1杯を飲み終えて、「中」(230円)をもらうと同時に、「チコダイ塩焼き」(310円)を注文した。

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 「晩杯屋」では、「チュウハイ」が250円のところ、「ホッピーセット」は370円、「中」が230円と、他の店と比べてホッピーのお得感が少ない。

 「チュウハイ」を4杯飲むと1,000円で、ホッピーを外1・中4(最初のセット+中3杯)で4杯飲むと1,060円と、なんとホッピーのほうが高くつくのだ。その分、「中」の焼酎の量が多いのかもね。(未確認です。)

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 「ウマヅラハギ刺し」も食べ終えて、『チコダイ塩焼きがなかなか出てこないなぁ』と思い始めたころ合いで、やっと「チコダイ塩焼き」がやってきた。

 なんと! 小さいとは言え、尾頭付き、丸々一尾の塩焼きではありませんか!

 えぇ~~~っ! と驚きながら、その身に箸を入れ、最初の一口をいただく。

 おぉ。焼きたて、できたてで熱々のチコダイは、その身も厚くてとても美味しい。

 これが310円でいただけるなんて、さすが「晩杯屋」じゃのぉ!

 店のおねえさんに、「これが310円って、すごいですね!」と声をかけると、「310円は、晩杯屋ではリッチ価格なんですよ(笑)」という回答。

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 たしかになぁ。100円台のつまみが多いもんなぁ。

 印刷された「本日のオススメ」に並ぶ料理は、全部で52品。最も安いのが「揚げにんにく」の90円で、最も高いのが「くじらベーコン」と「うなぎ串(2本)」の490円だ。

 品数でいうと、100円未満が1品で、100円台が39品、200円台が8品、300円台が2品、そして400円台が先ほどの2品。

 圧倒的に100円台が多いので、52品全体の平均価格も179円と、100円台におさまっている。これぞ「晩杯屋」、これこそ「晩杯屋」というつまみの値段ですね。

 それでいて、この「チコダイ塩焼き」のように、注文を受けてから調理して、できたて熱々で出してくれるのが素晴らしい。

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 その「チコダイ塩焼き」の上側の半身を食べ終えたところで、3杯目となる「中」(230円)をもらう。

 今日の店内は女性ばかり3人で切り盛りされていて、奥の厨房にひとり、カウンター内にひとり、そしてカウンターの外にひとりが常駐している状態。常連さんたちとも、親しげに言葉を交わしながら、ニコニコと働いている。

 チェーン店と言えども、酒場は結局、人同士のつながり。常連さんとお店の人たちとの、いい関係性が構築されているから、店内の空気がやわらかいんだろうな。

 お店の人は曜日によって違うそうなので、曜日ごとの特徴もあるのかもしれませんね。

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 「チコダイ塩焼き」も食べ終えて、3品目のつまみとして「納豆オムレツ」(180円)を注文すると、「オムレツひとつぅ~っ!」と厨房に通された。なるほど、これ以外にはオムレツ系の料理はないようだ。

 出てきた「納豆オムレツ」は、やっぱりできたての熱々。スプーンも添えられている。

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 そのスプーンで、「納豆オムレツ」のど真ん中を、フワッとすくい上げると、トロリとやわらかい玉子の中には、納豆がたっぷりだ。

 いやいや。これまたいいつまみですねぇ。

 なんだか今日は感心してばっかりだ。

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 「納豆オムレツ」が残り半分ぐらいになったところで、4杯目となる「中」(230円)をもらって、「外」(瓶のホッピー)を注ぐと、ちょっとだけ「外」が残った。なるほどなぁ。頑張れば外1・中5でいける分量なのか。

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 最後は汁ものが欲しくて、「アラ汁」(110円)をもらって締めくくる。

 西日本エリアでの、旨みたっぷり、具たっぷりのアラ汁に慣れているからか、ここのアラ汁は旨いんだけどちょっと出汁が薄く感じてしまう。具もちょっと少なく感じるなぁ。

 あくまでも西日本と比較しての問題で、これはこれで十分に美味しいんだけどね。しかも、110円と安価なのもうれしいではありませんか。

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 久しぶりの「晩杯屋」、初めての野方店で、2時間ちょっと立ち飲んで、今日のお勘定は1,910円。

 ホッピー4杯(外1・中4)に、つまみが4品で2千円に届かないというのが素晴らしい。さすが「晩杯屋」である。

 しかも、店のおねえさんたちが明るくて、常連さんたちもとても楽しそうに過ごしているのがいいなぁ。

 初めて来たけど、すごくいい酒場でした。どうもごちそうさま。

 エアコンの工事も、そろそろ終わっているころかな。

店情報前回の「晩杯屋」) 《YouTube動画

《令和4(2022)年7月31日(日)の記録》

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店情報: 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)野方店」(野方)

  • Dsc00764z 店名: 立呑み 晩杯屋 野方店
  • 電話: 03-6383-0051
  • 住所: 165-0027 東京都中野区野方5-24-6 小島ビル1階
  • 営業: 13:00-22:30、無休
  • 場所: 西武新宿線野方駅徒歩2分
  • メモ: 2018年1月オープン。支払いは現金のみ。公式サイト公式Twitter
    〔本日のオススメ(2022年7月31日の例)〕煮込み130、煮込み(玉子入り)150、煮込み(豆腐のみ)110、マカロニ皿だ150、小松菜ナムル150、塩チーズ180、岩下のらっきょう150、わかめ酢110、板わさ130、ピリ辛きゅうり130、ふきの土佐煮130、みょうが唐辛子150、黒コショウメンマ150、冷やっこ150、豚ザーサイ180、冷やしトマト180、納豆オムレツ180、なすしょうが130、厚揚げ納豆150、(新)あさり辛味醤油150、釜揚げ桜エビ150、揚げ塩ぎんなん150、なすと餅の揚げ出し180、ガツ刺し180、アジフライorコロッケ130、イカ麻婆豆腐250、マグロ刺し310、ばくだん200、炙りしめさば200、貝ヒモ刺し200、煮こごり150、沖縄もずく180、(新)サーモン青唐和え250、くじら刺し310、くじらベーコン490、ぬた150、(新)いわし丸干し200、アジ丸干し200、(新)うなぎ串2本490、ちくわ磯辺上げ130、レバフライ130、揚げにんにく90、野菜天130、かにかまちゃん130、まいたけ天150、極厚ハムカツ250、イカリング180、桜えびかき揚げ180、チキンカツ180、アラ汁110、フライドポテト180、チーズカリカリ180。

    〔本日の鮮魚(2022年7月31日の例〕ウマヅラハギ刺し250、黒ダイ刺し250、イワシ刺し250、チコダイ塩焼き310、生ウニ490。

    〔お飲み物(ジョッキは500ml)〕生ビール440、馬ハイ290、緑茶割り290、トマト割り290、レモンサワー290、男梅チューハイ290、生ゆずハイ330、生すだちハイ330、生青みかんハイ330、チュウハイ250、ゴールデンチュウハイ290、まっくろチューハイ290、ストロングレモンサワー330、マカハイ330、ピングレサワー290、赤シソサワー290、ウーロン割り290、紅茶割り(無糖)290、(新)コーン茶割り290、甲類水割り・お湯割り250、本格麦 知心剣370、本格芋 一刻者370、本格芋 一刻者[赤]370、琉球コーヒー割り370、お酒(菊源氏)270、冷酒(生貯1合)410、冷酒(富久娘300ml)780、にごり酒(いろりび)290、冷酒(生貯菊源氏)1,450、純米吟醸(伊勢屋嘉右衛門)410、ワンカップ(鬼の一撃)440、ハイッピー(セット)370、ハイサワー青りんご(セット)370、ハイサワースンチー(セット)370、バイス(セット)370、ホッピーセット(白・黒)370、中230、外170、おろしジンジャーハイ330、スペシャルにごりレモンサワー330、ハスカップサワー290、りんご酢サワー290、巨峰サワー290、すももサワー290、アップル酢ュラブ330、にごり杏露酒330、天羽の梅ハイボール290、SLハイ330、馬ハイ290、(新)陸ハイ330、薔薇ハイ330、カミナリハイボール290、生搾りパイン割り490、出雲シャインマスカット370、静岡 恋する白いちご370、静岡 香る三ヶ日みかん370、コーヒー牛乳ハイ370、ロマネコンティ(完全前金予約制、イカフライサービス)4,500,000~、梅酒290、梅干し60、カットレモン150、ノンアルコールビール330、ソフトドリンク220。
    (2022年7月調べ)

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うなぎ中丼が千八百円 … 「大観亭支店(だいかんていしてん)津駅西口店」(津)

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 津での4日間の仕事を午前中に終えて、津駅に到着したのは正午過ぎ。

 すぐに駅西口の目の前にある炭焼うなぎの店、「大観亭支店 津駅西口店」に入った。

 津に来た時から、帰りは絶対ここで「うな丼」を食べて帰ろうと決めていたのだ。

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 店内には4人掛けと2人掛けのテーブルがずらりと並び、全体では30人ほど入ることができる。

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 「うな丼」というと、「うなぎ」の大小で松竹梅などに分かれているお店が多いのだが、この店の「うな丼」は、「うなぎ」の大小ではなくて、蒲焼にした「うなぎ」の身が何切れのっているかで、「並丼」(二切れ1,350円)、「中丼」(三切れ1,800円)、「上丼」(四切れ2,150円)、「うな重 特上」(五切れ2,900円)、「うな重 特註」(六切れ3,400円)と5段階に分かれているのが面白いところ。

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 名古屋が近いだけあって、「ひつまぶし」(2,900円)や、それをちょっと少量にした「ひめまぶし」(2,050円)もある他、蒲焼3切れと温玉がのった「温玉丼」(2,100円)などもある。

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 うなぎの「骨せんべい」(300円)や、うなぎの「肝焼き」(800円)、「うまき」(900円)、うなぎの「辛し和え」(600円)、「うざく」(600円)、「自家製ぬか漬け」(300円)などのつまみ類も充実していて、ビール、日本酒、焼酎などもそろっているのが、呑兵衛にとってうれしい点だ。

 しかも午前11時から、午後9時まで、中休みなしの10時間営業で、ほぼ無休(不定休)。思い立ったらいつでも、「うなぎ」をつまみに飲めるんだからすごいよね。

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 本来であれば、ここでじっくりと腰を据えて飲んでいきたいところだが、今日は所用のため、午後6時までには東京に帰らないといけない。

 グッとがまんして、今日は「中丼」(三切れ1,800円)のみの注文としたのでした。

 注文すると、ほとんど待つこともなく、サッと料理が出されるのもこの店の良いところ。

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 「中丼」でも量はたっぷり。肝吸いと漬物(たくあん)も添えられています。

 ここの蒲焼は関西風。「うなぎ」を腹開きにして、蒸さずにじっくりと炭火焼きにしたものだ。

 「うなぎ」の表面がサクッと香ばしくなり、内部はふんわりとジューシーな仕上がりになるのが関西風のいいところ。これは美味しいよねぇ!

 実はここ、津あたりが、関西風と関東風の境目らしく、市内にも両方のタイプのうなぎ屋さんがあるそうだ。

 津は、「うなぎ」の消費量が多いことでも知られている。

 海に面していて、河口の大きい河川がいくつもあることから、戦前から戦後にかけて養鰻業が盛んに行われ、「うなぎ」が市民の日常食として身近なものになっていった。

 戦後、養鰻業の中心地は九州などに移っていったが、今でも津市内には、うなぎ専門店が20軒ほどあって、にぎわっているそうだ。

 「うなぎ」が安いからにぎわっているのか、にぎわっているから安いのか、どっちが先かはわかりませんが、好循環スパイラルになっているようですね。

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 うなぎの「中丼」ですっかり満腹になって、お勘定は1,800円。Apple WatchのSuicaでピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 次の機会には、ぜひここで飲んでいきたいなぁ。

 しかしながら、じっくりと飲める場合には、この店で飲むか、名古屋まで戻って「大甚本店」などで飲むか、これまた迷うことになりそうだなぁ。

 もっと頻繁に、津、名古屋方面に来ることができるといいのだが……。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年6月17日(金)の記録》

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店情報: 「大観亭支店(だいかんていしてん)津駅西口店」(津)

  • 大観亭支店 津駅西口店 店名: 炭焼うなぎ 大観亭支店 津駅西口店
  • 電話: 059-228-2598
  • 住所: 514-0007 三重県津市大谷町261
  • 営業: 11:00-21:00(20:30LO)、不定休(ほぼ無休)
  • 場所: 近鉄名古屋線津駅(西口)より徒歩1分
  • メモ: テーブル30席。禁煙。クレジットカード、電子マネー、PayPay可。公式サイトあり。
    〔料理〕
    《丼物》並丼(二切れ)1,350、中丼(三切れ)1,800、上丼(四切れ)2,150、温玉丼2,100。
    《蒲焼きご飯》並(二切れ)1,350、中(三切れ)1,800、上(四切れ)2,150、特上(五切れ)2,900。
    《白焼き(わさび、しょうが、和辛子、醤油でお召し上がり下さい)》白焼き(四切れ)2,000、白焼きご飯(四切れ)2,200。
    《うな重》特上2,900、特註3,400。
    《ひつまぶし》ひつまぶし2,900、ひめまぶし2,050。
    《一品料理》湯引き(1匹)3,200・(半身)1,600、鰻の燻製(100g)1,600、肝焼き800、うまき900、辛し和え600、うざく600、蒲焼き(三切れ~)1,500~、骨せんべい300、自家製ぬか漬け300。
    〔飲み物〕
    《日本酒》義左衛門(伊賀産)550、寒紅梅(栗真産)550。
    《焼酎》【芋】鉄幹(鹿児島産)550、【麦】いいちこ(大分産)400。
    《ビール》生中500、瓶ビール550、ノンアルコールビール400。
    〔お持ち帰り(パック代50円が含まれます)〕
    《鰻弁当》並(二切れ)1,350、中(三切れ)1,800、上(四切れ)2,150。
    《うな重》特上2,900、特註3,400。
    《ひつまぶし》ひつまぶし2,900、ひめまぶし2,050。
    《蒲焼き》三切れ1,500~(三切れ以上で注文)、一本3,000、タレ(中)100・(大)150。
    《一品料理》肝焼き800、鰻の燻製(100g)1,600。
    (2022年6月調べ)

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自家製・今夜の酒泥棒 … やきとん「たつや」(沼袋)

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 久しぶり。沼袋「たつや」である。

 来るたびに新しい料理やお酒に出会うことができて、とってもワクワクするもつ焼き屋なんだけど、いかんせん、新型コロナウイルスが出てきて以来、店の営業時間と、私の勤務時間がズレてしまって、なかなか来ることができずにいたのでした。

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 店の営業時間が変わったわけではない。私の勤務時間が、一時間半ほど早めにタイムシフトした勤務になったので、仕事が終わって、沼袋~野方あたりに戻ってくるのは午後4時過ぎ。午後5時開店の沼袋「たつや」は、まだ開いていない時間帯なのだ。

 今日は所用で遅くなり、沼袋駅に到着したのは午後5時半。

 ここぞとばかりに「たつや」にやって来たのでした。

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 カウンター席の一角に座り、「ホッピーセット」(460円)からスタートする。

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 最初のつまみは決まっている。「冷製の盛り合わせ」(550円)である。

 これは昔風に言うと「もつ刺身」なんだけど、2015年(平成27年)から、豚肉や内臓を生食用として販売・提供することが禁止されたため、この「冷製」という低温調理法が前面に出てきたのでした。

 変わった直後こそ、「これはなんちゃってレバ刺だ!」なんて悪態をついてたんだけど、食べ慣れてくると、冷製は冷製で、これまた美味しい。生とは違うものの、冷製ならではの良さがあるのだ。

 しかも、今日の「冷製盛り合わせ」は、「れば刺」「たん刺」「がつ刺」という、自分好みの部位の三点盛り。実に嬉しいですねぇ!

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 ホッピーの「おかわりナカ」(300円)をもらって、続いては『焼きもの』の注文だ。

 さっき、私の近くに入ってきた、いかにも常連さんらしきお客さんが、「焼きもの、おまかせで6本お願いします」と注文していたのを聞いて、私もそれに倣って、「こっちは4本。おまかせでお願いします」と注文。何が出てくるか楽しみだなぁ。

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 「たつや」の店主・藤井龍成(ふじい・たつなり)さんは、野方「秋元屋」で店長を務めた後、2010年(平成22年)3月に、ご自身の店「たつや」を開店した。

 それから12年。今や東京を代表する大人気もつ焼き店の1軒だ。

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 そんな、いわゆる『秋元系』のもつ焼き屋なので、真っ先に出てくるのは味噌焼きかと思いきや、なんと「あぶら」(130円)のタレ焼きだった。

 う~ん。久しぶりに食べた「あぶら」。これは旨いねぇ!!

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 2本目は「ちれ」(130円)のタレ焼き。これも間違いない。

 このブログにも何度か書いたが、昔は「ちれ」はそれほど得意じゃなかった。プニプニ、クニュクニュとなんとも頼りなげな噛み心地が、あまり好きじゃなかったのだ。

 ところが、野方の「すっぴん酒場」で、ちょっと良く焼き系の「ちれ」に出会って、「ちれ」そのものが持つ美味しさに、改めて気が付いて、すっかり好物に変わっていったのでした。

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 一皿で同時に出された3本目と4本目は、「ねぎま」(160円、写真手前)と「みと」(180円、写真奥)の味噌焼きだ。いやぁ、満を持しての味噌焼きですねぇ!

 「ねぎま」は、『やきとん』ではなくて、『焼き鳥』。鶏もも肉と玉ねぎを交互に刺して焼き上げたものだ。ここ「たつや」には、『やきとん』も『焼き鳥』もあるのだ。

 「たつや」の味噌ダレ、『焼き鳥』にも合いますねぇ!

 初めて食べたのが「みと」。どこの部位か教えてもらったのに忘れてしまった(爆)。アブラっぽい食感から、筋肉っぽい食感まで、複雑に混じり合っていて、これは面白い! 今回は味噌焼きで出してくれたけど、醤油や塩も合うそうだ。

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 さらに「おかわりナカ」をもらって、「たつや」に来たら、忘れてはならない逸品、「もつカレー」をもらう。

 ただし、普通の「もつカレー(パン付き)」(440円)にすると、それだけでお腹がいっぱいになってしまいそうなので、今日は「たつやのポテサラもつカレーがけ」(310円)を注文した。

 「ポテトサラダ」も「もつカレー」も、どっちも食べることができて、量的にもちょうどいい。

 他にも「うずらの玉子もつカレーがけ」(270円)というメニューがあったり、お好みの串にプラス110円で「もつカレー」をトッピングしてもらうこともできる。

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 ソト1・ナカ4の4杯目となる「おかわりナカ」に合わせるつまみは、「けいらさんちのしいたけ串」(220円)。

 もともと鉄っちゃんだった店主は、今も日本の各地に出かけていっては、その地の美味しいものを発見し、仕入れてくる。

 このしいたけは、北海道の計良(けいら)さんという方が育てているものなんだそうな。しっかりと肉厚で、旨みも強くて美味しいねぇ。

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 ここで飲み物も食べ物もちょうどなくなって、普通であればお勘定をするタイミングなのだが、久しぶりの「たつや」なので、もうちょっと飲み食いしていきたい。

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 燗酒二合「玉風味」(770円)と「いくらと塩辛おろし」(380円)を注文すると、合わせて『やわらぎ水』も出してくれた。

 新潟・魚沼の「玉風味」は、ここ「たつや」では定番の日本酒といっていい。

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 「いくらと塩辛おろし」は、手書きの『本日のもつやすめ』メニューの中に、『今夜の酒泥棒』として紹介されていて、お店の自家製なんだそうな。

 こりゃ本当に、日本酒にはぴったりのつまみだなぁ。

 チマチマとつまみながら、ゆっくりと熱燗を楽しむ。

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 最後に、〆のつまみとして注文したのは「はらみポン酢」(380円)だ。

 スライスした豚ハラミに、玉ねぎスライスがたっぷりとのっている。

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 これまたいいですねぇ。「たつや」のつまみにハズレなしだ。

 たっぷりと3時間近く楽しんで、席料110円が加わって、今夜のお勘定は4,680円。

 Suicaでピッと支払って、店を後にした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年1月12日(水)の記録》

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震災を乗り越え四十年 … 居酒屋「わこう」(釜石)

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 初めての釜石。

 駅近くのホテルから、トコトコと20分ほど歩いてやってきたのは、居酒屋「わこう」だ。

 店に着いたのは開店時刻から20分過ぎた、午後5時20分。

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 金曜日ながら、まだ先客はなく、入口を入ってすぐ目の前にあるL字カウンターの一角に案内された。

 この店もまた、カウンター席は2席ごとぐらいに、可動式のパーティションで区切られている。

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 まずは、アサヒ、キリン、サッポロが選べる「瓶ビール」(中瓶660円)をサッポロ(黒ラベル)でもらって、のどを潤すと、すぐに出されるお通しは、小鉢の煮物(昆布、油揚げ、野菜)と枝豆だ。

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 実は釜石駅のすぐ近くには、ほとんど酒場らしい酒場はない。

 釜石での初日だった昨日は、同行のKさん、地元在住のMさんと3人で、駅の東側に広がる、釜石の中心街にある寿司屋「一助」から、『釜石漁火酒場かまりば』という小さな飲食店街の中にある「」へと、ハシゴ酒を楽しんだ。

 毎年、釜石に来られているKさんによると、この「一助」から「萩」へのハシゴ酒が、Kさんの釜石出張での定番コースなんだそうな。

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 日本の近代製鉄発祥の地として知られる釜石だが、世界三大漁場のひとつ、北西太平洋漁場の一角をなす三陸沖の重要な漁業基地としても栄えてきた。だから魚もうまいよねぇ!

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 昨日も1軒めの「一助」では、鯛白子、マンボウ酢物、穴子、カツオなめろう、ギンダラの味醂焼きなどをいただき、2軒めの「萩」では、いかふ焼き、ウニ玉子などをつまみに、釜石の地酒「浜千鳥」をたっぷりといただいたのでした。

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 二晩めの今日は、それとは逆に、駅の西のほうにある住宅街の酒場に行ってみようと、その付近をGoogle Mapで検索して、ここ居酒屋「わこう」を見つけたのでした。

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 2品のお通しで、最初の中瓶ビールを飲み切って、日替りの手書きボードに書き出されている品書きの中から、唯一『釜石産』という表記がある、「釜石産さんまみりん焼」(484円)を注文し、飲み物には『40年前の開店当初からこのお酒』という、岩手・盛岡の地酒「あさ開(あさびらき)三貫島」(二合1,100円)を燗でもらった。

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 ちなみに、日本酒の中では、この二合1,100円というのが一番安い。中瓶ビールが660円、チューハイが484円というあたりから見ても、飲み物の値段はちょっと高めかな。

 店内には、焼酎のキープボトルもたくさん並んでいるので、常連さんたちの多くは、焼酎をボトルキープして楽しんでいるのかもしれませんね。

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 地元出身の店主・藤井和幸さんは、30歳でこの店を開いて、ちょうど40年になるという。

 お父さんが地元の製鉄会社に勤めていたこともあって、本人も同じ会社に入社したが、配属されたのは地元・釜石ではない、よその土地だった。それが嫌で会社を辞め、タクシー運転手をしばらくやった後、地元に戻ってきて、この店を開いたんだそうな。

 昨日行った釜石の中心街は、港からも近く海抜も低いため、東北大震災のときに大きな津波の被害が出て、古くから続いていた『呑ん兵衛横丁』なども流されてしまったが、駅西側のこの地区は、幸いなことに津波の被害がなかった。だから、ここ「わこう」をはじめとする古くからの飲食店も、そのまま残っているとのこと。

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 「釜石産さんまみりん焼」に続いて、ネットでこの店のことを調べていた時に気になった「どんこの唐揚げ」(715円)を注文すると、予想のとおり、この料理が店の一番人気だと教えてくれた。

 この地でドンコと呼ぶのは、東北以北に生息する深海魚で、正式名称は「エゾイソアイナメ」。タラの仲間なんだそうな。

 ちょっと濃いめにつけられた下味と、唐揚げのこってりとした油感のある衣の中に、旨みたっぷりのドンコ。こりゃたまらんねぇ!

 思わず熱燗二合もおかわりだ。

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 ちなみに、大将や店員さんたちが着ている、お店のTシャツの背中に描かれてるのもエゾイソアイナメだ。この辺では、ほんとによくとれる魚なんだって。

 店は店主ご夫妻と、その娘さん、そして女性従業員1名の、合計4人で切り盛りされていて、このTシャツは、娘さんがデザインされたそうだ。

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 とそこへ、「良かったら食べない」と大将が出してくれた串焼きは、「ねぎま」(121円)、「レバー」(121円)、「つくね」(187円)のタレ焼きだ。

 他のお客さんから大量注文があった串焼きを焼くついでに、この3本も焼いてくれたようだ。これはありがとうございます。

 タレがちょっとスパイス風味で、これまた美味しいね。

 ふと気がつくと、金曜日の店内はすっかり満員状態。会社帰りのグループも、家族連れもと、とにかく客層が幅広いのが、名店の証(あかし)だね。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は4,350円(そのうち飲物代が2,860円と、全体の66%を占めてました)。PayPayで支払って、にぎわう店を後にした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年6月24日(金)の記録》

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店情報: 居酒屋「わこう」(釜石)

  • 居酒屋 わこう 店名: 居酒屋 わこう
  • 電話: 0193-23-1203
  • 住所: 026-0034 岩手県釜石市中妻町2-18
  • 営業: 17:00-23:00(22:15FLO、22:30DLO)、日休
  • 場所: 釜石駅から1.3km(徒歩17分)ほど。
  • メモ: 注文は卓上の紙に書いて店員に渡す仕組み。木曜日はレディースデイ、女性(個人か女性のみのグループ)に限り、おつまみが半額(食事、飲み物はそのままの値段)。
    〔飲物〕《ノンアルコール》アサヒドライゼロ484、カクテル(シャルドネ、ハイボール、カシスオレンジ)484。
    《ソフトドリンク》オレンジ363、アップル363、コーラ363、グレープ363、カルピス363、ウーロン茶363、梅ジュース440、青汁440、Hotカルピス363、Hotウーロン茶363、Hot青汁440。
    《ウイスキー》角(ボトル)4,400、ホワイト(ボトル)4,070、オールド(ボトル)5,500、ジムビーム(ボトル)3,630、ハイボール550、コークハイ550。
    《梅酒》浜千鳥 梅酒(ボトル)3,080、國華の薫 にごり梅酒(300ml)1,320・(720ml)3,300、梅酒ロック550、梅酒サワー484、うめカラ935。
    《サワー・酎ハイ》レモン484、ライム484、巨峰484、ライチ484、カルピス484、グレープフルーツ484、生レモンサワー605、ウーロンハイ484、緑茶ハイ550。
    《カクテル》ジントニック484、ピーチフィズ484、スクリュードライバー484、レゲエパンチ484、モスコミュール484、ファジーネーブル605。
    《日本酒》浜千鳥 仙人郷(300ml)1,210・(720ml)2,750、浜千鳥 旬の酒(二合)1,100、浜千鳥 純米酒(700ml)2,750、あさ開 辛口本醸造(300ml)1,100、あさ開 三貫島(二合/ひや・燗)1,100、万山にごり酒(300ml)1,265。
    《焼酎》〈麦〉いいちこ(ハーフ)2,420・(一升)4,070・(水割り・お湯割り)484、ジンロ(ハーフ)2,420・(一升)4,070、知心剣(ボトル)3,190。〈芋〉黒霧島(ボトル)2,970、黒かめ(ボトル)2,970、からり芋(ボトル)3,190、一刻者/紅一刻/赤一刻(ボトル)3,575、芋焼酎(水割り・お湯割り)605。〈甲類〉ジャパン(ボトル)2,750。〈ごま〉紅乙女(一升)5,170。
    《ビール》アサヒスーパードライ(中ジョッキ)583・(ピッチャー)2,145、瓶ビール(アサヒ・キリン・サッポロ)660、瓶ビール(エビス)715、ビアリー528、シャンディガフ550、レッドアイ605。
    《ワイン》赤・白(ボトル)3,080、山のきぶどう(ボトル)2,640・(ロック・ソーダ割り)550。
    〔料理〕《食事》おにぎり1個(梅・おかか・昆布・ピリカ)220・(鮭・めんたいこ・すじこ・みそ焼き)242・(うに)297、カレーライス(サラダ付き)726、のり茶漬け484、梅茶漬け484、めんたいこ茶漬け605、鮭茶漬け605、ミックス茶漬け726、ラーメン550、めかぶラーメン660、辛いラーメン880、そば・うどん(かけ)495・(卵とじ・山かけ・めかぶ・月見)660、焼きそば605、焼うどん605、味噌汁(なめこ・とうふ・わかめ)187。
    《串(塩・たれ)》串焼き盛合わせ5本660、野菜焼き盛合わせ4本550、ねぎま121、かしら187、すなぎも121、つくね187、ぼんじり187、手羽先187、レバー121、なんこつ187、辛いウインナー187、ねぎ121、しいたけ187、ししとう187、ピーマン187、ミニトマト121。《炒め物》ホルモン炒め726、野菜炒め605、レバニラ炒め726。
    《揚げ物》とり唐揚げ605、コロッケ605、イカフライ605、串カツ715、チーズあげ605、どんこの唐揚げ715。
    《魚料理 焼物》ほっけ880、さんま484、さんまみりん干し484、めざし484、ししゃも484、ぼうたら484、あじ484、あたりめ726。
    《一品料理》肉じゃが484、なすの揚げ出し484、なす炒め484、なめこおろし440、もろきゅう440、たこわさ440、塩辛440、めんたいこ440、冷やしトマト440、なす焼き440、ところ天363、チーズ盛合わせ605、いかぽっぽ880、ニラ玉484、枝豆440、たまご焼き605、もつ煮込み484、牛すじ煮込み660、にんにく天ぷら484、コーンバター440、しらす奴484、揚げ納豆484、漬け物盛合わせ484、キムチ漬け484、冷奴363、もっきり奴363、揚げだし豆腐484、湯豆腐550、なっとう奴440。
    《酢の物》わかめ330、めかぶ363、もずく363。
    《お刺身》お刺身盛合わせ(1~2人前)1,650・(2~3人前)2,640、まぐろ935、メカジキ880、ほたて825、たこ770、しめさば770、サーモン770。
    《サラダ》わこうサラダ(ポテトサラダ付き)550、トマトサラダ484、チョレギとうふサラダ550、旬の野菜の冷製バーニャカウダ(2~3人前)1,100(小さめも対応可能)。
    (2022年6月調べ)

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岡山で人気の大衆酒場 … 「成田家(なりたや)西口店」(岡山)

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 昼間に、新幹線から四国内の特急への乗換駅として利用することが多い岡山だが、もしゆっくりと飲める機会があれば、ぜひ行ってみたい酒場がある。

 岡山の呑兵衛たちに大人気で、この地では「サラリーマンの聖地」とも呼ばれているらしき大衆酒場、「成田家」である。

 今日は初めて岡山で宿泊できるチャンスが得られたので、満を持してその「成田家」に行ってみることにした。楽しみじゃのぉ!

 「成田家」は、岡山市内を中心に、岡山県内に20店舗ほどある。

 1953年(昭和28年)に第1号店がオープンし、そこから暖簾分けする形で、県内各地に「成田家」が広がっていったようだ。

 そんな中から、今日は岡山駅に最も近い、「成田家 西口店」を目指すことにした。

 もしここに入れなかったら次に近いところへ、それでもダメならその次に近いところへと回っていけば、そのうちどこかに入れるだろう、という心づもりなのだ。

 店に着いたのは、開店時刻から10分しか経っていない、午後5時10分。

 入口引戸をガラリと開けて、「ひとりです」と店内へ。

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 奥に向かって細長い店内には、左手にL字(形は左右逆)カウンター12席と、奥の右手壁際に4人用のテーブル席が2卓。(2階に座敷席もあるようだが、今日は使われていないようだった。)

 カウンター席は、2席ごとに透明なパーティションで、6つぐらいの空間に区切られていて、開店直後にもかかわらず、空いている空間は1つのみ。当然のようにその空間に案内された。

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 奥のテーブル席にも、すでにグループ客が1組入っていて、私のすぐ後から入ってきたサラリーマン4人組が、残る1卓に入って、これで店内はなんとなく満員になった。(パーティションの数ではなくて、椅子の数で見ると、カウンター席には、あと5人ぐらいは入れそうな状況ではある。)

 危なかったなぁ。岡山の呑兵衛さんたち、みんな、出足がいいなぁ。

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 まずはやっぱりビールからスタートだ。

 メニューには「ビール大」(600円)と「生ビール中」(600円)が並んでいるので、「ビール大」のほうを注文すると、すぐにアサヒスーパードライの大瓶が出された。

 生ビールは飲みやす過ぎて、すぐにキューッと飲み干してしまうので、ひとりの時はなるべく瓶ビールを選んで、ペースダウンを図っているのでした。

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 そしてつまみ。

 岡山「成田家」の名物料理と言えば、「とり酢」(230円)と「湯豆腐」(250円)。この2品は必ず食べて帰らないと。

 しかしながら、一品一品の量がどれくらいかわからないので、最初の注文は「とり酢」だけにしておいた。

 小鉢に、ひとつかみの春雨(マロニー)を入れて、その上に細かく切った蒸し鶏(カシワ)をのせ、刻みネギをたっぷりとトッピングする。ポン酢醤油を回しかけ、小鉢の縁に練りガラシを添えたらできあがりという、わりとシンプルな料理だ。

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 「はいどうぞ」と、カウンター越しに出してくれる「とり酢」を、グルグルっとかき混ぜていただく。

 なるほど! 見た目どおり、さっぱりとした味わいで、飲み始めの最初の一品として、ぴったりだ。

 ここ「成田家」には、お通しはないが、この「とり酢」がまさにお通しの役割も果たすわけですね!

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 「とり酢」に続いて、もうひとつの名物、「湯豆腐」も注文しようと思っていたのだが、その前に、メニューを眺めていて気になった「刺身盛合せ」(680円)をもらうことにした。

 メニューには、「マグロ刺」(550円)、「イカ刺」(550円)、「あじ刺」(550円)、「ハマチ刺」(600円)、「たこぶつ切り」(630円)、「カツオタタキ」(550円)と、各種刺身が単品価格550円から630円で並んでいるなか、「刺身盛合せ」は680円と、単品の値段とほとんど変わらないのだ。こりゃ気になるよねぇ。

 そして出てきた「刺身盛合せ」は、タイ、タコ、マグロ、イカの4点盛り。1種あたり2切れずつぐらいの少量だけど、ひとりで食べるにはちょうどいい。

 ひとりで飲むときは、こういう刺し盛りがうれしいなぁ。

 イカの身が、ねっとりと分厚いのもいいですねぇ。立派な紋甲イカだ。

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 大瓶ビールを飲み切ったところで、「日本酒」(300円)を熱燗で注文すると、カウンター上に置かれているポットから、受け皿付きの大きな一合猪口に、たっぷりと注いでくれた。

 銘柄は地元・岡山の「御前酒(ごぜんしゅ)」だ。

 初めて飲んだお酒だけれど、これまたとっても飲みやすい。魚とも合うねぇ!

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 刺身の後は、いよいよもうひとつの名物、「湯豆腐」をもらう。

 味のついた出汁と一緒に出してくれる「湯豆腐」には、カツオ節や刻みネギもたっぷりとトッピングされている。

 うぅ~っ。これもいいねぇ。

 呉の「森田食堂」や、新開地(神戸)の「赤ひげ姉妹店」の湯豆腐と共通する、出汁が旨い系の湯豆腐だ。

 こうして「成田家」二大名物の、「とり酢」と「湯豆腐」をいただいたけれど、『名物にうまいものあり』ですねぇ!

 実は県内に何軒もある「成田家」では、「とり酢」と「湯豆腐」は定番だが、それ以外の料理は店舗ごとに違うそうだ。

 それどころか、その「とり酢」と「湯豆腐」にしても、名前は同じだが、その内容は店舗ごとに違うらしい。

 そういえば都内に暖簾分けで広がった「三州屋」にも、「鳥豆腐」という、各店舗に共通する名物料理があるんだけど、その内容は店舗ごとに違う。それと似た感じなのだろう。

 そこが、暖簾分けで広がった店ならではの、チェーン店とは異なる面白いところですね。

 こうして同じ「成田家」でも、店舗ごとに個性が異なり、メニューも異なるのだが、『うまく、早く、感じよく、なおかつ安く』という、「成田家」の家訓は各店舗で共有されているそうだ。

 この『なおかつ安く』を実現すべく、ここ西口店のつまみも、200円から始まって、一番高いのが、さっきいただいた「刺身盛合せ」の680円だ。

 最安値である200円のつまみにしても、とりきも、あらだき、ねぎみそ、もろきゅう、トマト、納豆、冷ヤッコ、ワカメ酢、もずく酢、白菜キムチ、枝豆と充実しているのが嬉しいところだ。(カウンターの常連さんたちにはワカメ酢が人気のようだ。)

 そんな中から「あらだき」(200円)を注文すると、「今日は『あらだき』はないんです」とのこと。残念!

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 それじゃあ、と代わりに注文した「とりきも」(200円)が、これまた美味しいこと!

 熱燗も2杯目に突入した。

 「小エビ唐揚げ」(390円)か「小エビかき揚げ」(550円)も食べたかったのだが、もうお腹がいっぱいになってきた。

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 そこで最後に、つまみ 兼 〆の一品として、「穴子巻」(390円)を注文すると、注文を受けてから焼いた穴子を巻物にしてくれる。これもいいねぇ。

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 もう1杯、熱燗をもらって2時間ちょっとの酒場浴。

 お勘定は3,250円でした。どうもごちそうさま。

 やぁ、来れて良かった!

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年7月1日(金)の記録》

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