はじめて紀州の酒場訪 … 居酒屋「はるちゃん」(御坊)

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 和歌山県に足を踏み入れたのは、今日が初めて。やって来たのは御坊ごぼうだ。

 この地でどんな酒場に出会えるのか――それを考えるだけで、もう楽しくて仕方がない。

 ワクワクしながらあれこれと調べ、せっかくだから地元の人たちが普段使いしていそうな酒場に行ってみようと、目星をつけたのが居酒屋「はるちゃん」だった。

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 御坊駅からトコトコと歩くこと、20分ほど。店に着いたのは午後5時過ぎだった。

 まだ早い時間帯とあって、店内の先客は数人程度。(これがこの1時間後には、地元のご常連さんたちで、ほぼ満席になるのでした。)

 店内右手のカウンター席の奥に先客がいたので、私はその手前の席に座らせてもらうことにした。

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 この日はとにかく寒かったので、ここまで歩いてくる間に、身体がすっかり冷え切ってしまった。

 そこでまずは「日本酒(大)」(750円)を熱燗でお願いした。

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 その熱燗を一口含み、ゆっくりと日替りメニューのボードを眺める。

 枝豆、アオリイカつくり、マグロつくり、カキフライ、ブリカマ、金目の開き……。

 紀伊水道に面した町らしく、魚介がごく自然に並んでいるのがいい。

 名物だと声高に主張するでもなく、ただ「今日はこれがあるよ」と、優しく提示してくれている感じだ。

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 そんな中から、特に気になった「はるちゃん鍋」(1,000円)を注文すると、すぐに固形燃料コンロと、鍋用の小鉢やレンゲを出してくれた。

 なにしろ小鍋メニューの中で、唯一、この店の名前を冠した一品なので、これは食べてみたいよねぇ。

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 この店では、「お通し」は出されないようなので、「はるちゃん鍋」を待つ間用のつまみとして「枝豆」(300円)も注文すると、小鉢にたっぷりの、しかも温かい枝豆を出してくれた。

 この寒さの中で、この心配りは素直に嬉しいよねぇ。

 さっそくその温かい枝豆をつまみながらの熱燗である。あぁ~っ、生き返る。

 身体の芯から、ゆっくりとほぐれていく感じがするよねぇ。

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 店は店主ご夫妻がお二人で切り盛りされているらしく、ご主人が厨房を担当し、奥様が酒や配膳を受け持たれているようだ。

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 さぁ来た、「はるちゃん鍋」だ。

 店主が奥の厨房で仕上げたものを、固形燃料コンロの上において着火してくれるので、すぐに食べることができるし、熱々の状態も保たれる。

 それにしても、見るからに具沢山ですねぇ!

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 最初に小鉢に取ったのは、豚肉、椎茸、エノキタケ。

 おおっ。メニューにも『ピリ辛』という添え書きがあるとおり、味はほどよくピリ辛で、お酒が進むこと進むこと。

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 やったぁ~っ、牡蠣も入ってた。これは嬉しいなぁ。

 冬場の鍋は、やっぱり牡蠣が旨いよねぇ。

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 さらには鶏肉、豆腐、カンパチ、海老などなど、食べても食べても飽きることがないのが素晴らしい!

 この内容で1,000円という値段も、今どき本当にありがたい話である。

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 「はるちゃん鍋」と熱燗で、身体もすっかり温まったところで、次なる飲み物として「麦焼酎」(450円)の水割りをもらった。

 見渡す店内は、地元のご常連さんたちで、ほぼ満席状態。

 観光地の酒場にありがちなうわついた雰囲気はなくて、長年この場所で積み重ねられてきたであろう、やわらかくて居心地のいい空気が店内に流れている。

 昼前の11時半に開店し、中休みなしで夜の10時までの、10時間半の営業というのもいいよねぇ。

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 「はるちゃん鍋」を注文したときには、『鍋の具材を食べ終えたら、〆にご飯を入れて、雑炊にしてもらおうかな』なんて思っていたのだが、そんな余裕はない状態。

 たっぷりの具材を食べ進めるうちに、もうすっかり満腹になってしまったのだ。

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 気がつけば、ゆっくりと2時間ほどの『酒場浴』。

 御坊という町も、紀中きちゅうという土地も、今回がはじめてなんだけれど、地元のお客さんたちの会話をBGMに、ただただ酒を飲み、料理をつまみ、身体を休めることができた時間のなんと嬉しいことよ。

 こういう時間こそが、出張先の夜の醍醐味だと思う。

 お勘定は2,500円で、支払いは現金のみ。

 値段以上の満足感を抱えて、店を後にしたのでした。

 どうもごちそうさま。

 次の機会にはもっといろんな料理を食べてみたいな。

店情報YouTube動画

《令和7(2025)年2月7日(金)の記録》

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店情報: 居酒屋「はるちゃん」(御坊)

  • はるちゃん 店名: はるちゃん
  • 電話: 0738-22-3735
  • 住所: 644-0011 和歌山県御坊市湯川町財部598-4 中露ビル
  • 営業: 11:30-22:00、火休
  • 場所: JR御坊駅から徒歩19分(1.4km)、紀州鉄道・学門駅から徒歩9分(600m)。店の目の前が日高振興局東口バス停。
  • メモ: 駐車場有り、全席喫煙可能。支払いは現金のみ。
    〔お飲み物〕
    《ビール》キリン一番搾り生ビール(大)550・(中)450、キリンラガービール中瓶550、キリンゼロイチ(ノンアルコールビール)450。
    《日本酒》日本酒450・(大)750。
    《焼酎》焼酎(水割り・お湯割り)各450。〈ボトルキープ〉いいちこ(900ml)2,500、神の河(900ml)3,000、黒霧島(900ml)3,000。
    《梅酒》まっこい梅酒(ソーダ割り・ロック)各550。
    《ハイボール》赤ハイ(ワインのソーダ割り)450、ホワイトホースハイボール450。
    《チューハイ》キリンサワー(ライム、レモン、ウメ、ピーチ、青りんご、紅茶、カルピス、グレープフルーツ)各400。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶300、コーラ300、カルピス300。
    〔お食事〕
    《一品料理》冷やっこ300、らっきょ350、山芋タンザク400、山芋バイ肉400、コーンバター400、じゃがバター400、野菜炒め550、豆腐ステーキ550、ホルモン炒め550、皿うどん650、タコとイカの山芋ステーキ650、焼きそば600。
    《酢の物》タコ酢550、うなぎ酢600。
    《サラダ》ハムサラダ550、トマトサラダ550、豆腐サラダ550。
    《揚げ物》ポテトフライ350、串カツ2本450、鳥皮の唐揚げ350、なんこつ唐揚げ400、揚げ出し豆腐450、鳥の唐揚げ550、タコ唐揚げ550、ゲソ唐揚げ550
    《天ぷら》天ぷら盛り合わせ1000、野菜天ぷら450。
    《焼き物》焼き鳥(タレ・塩)2本350、砂ずり2本350、豚バラ串焼き2本350、手羽塩焼2本450、ギョウザ6個400、エビ串焼3本550、ゲソ塩焼550、鳥のチーズ焼き600、鳥のカレーマヨネーズ焼き600。
    《にぎり》エビ2貫400、イカ2貫400、タコ2貫400、カンパチ2貫400、マグロ2貫450、ウナギ2貫450、イクラ2貫550、にぎり盛合せ1,000。
    《細巻き寿司》しんこ巻き300、しそ巻き300、きゅうり巻き300、納豆巻き3個400、エビサラダ巻き400、ウナギきゅうり巻き400、イカきゅうり巻き400、明太子巻き400、ネギトロ巻き500、鉄火巻き450。
    《ご飯物》ライス200、さけ茶漬550、うめ茶漬500、しらす明太子茶漬550、鳥ぞうすい600。
    〔手書きのホワイトボードメニュー〕
    《小鍋》ちゃんこ鍋900、寄せ鍋1,000、はるちゃん鍋1,000、湯豆腐700、ホルモン鍋1,000。チーズ350。
    《本日おすすめ》枝豆300、カンパチつくり900、アオリイカつくり800、マグロつくり1,000、あさり中華焼500、あさり酒蒸し500、カキフライ800、キムチ300、サバ塩焼350、カンパチ照焼600、ブリカマ塩焼750、金目開き750、小エビ天ぷら600。マグロシグレ煮500、串フライ盛合せ500、イカ明太子あえ600、アラビキウインナー450、もろきゅう400、鳥キモタレ焼400、うるめ丸干し350。
    《おでん》大根150、平天150、コンニャク150、厚あげ150、ちくわ150、ごぼ天150、玉子150、すじ250。
    《ご飯・麺類》オムライス650、焼めし550、しょうゆラーメン600、天ぷらうどん800、きつねうどん500、肉うどん700、ざるそば500。
    《飲物》冷酒800円、梅酒(ロック・水割)、赤ワイン、ウイスキー。トマトジュース300、オレンジジュース300、梅ジュース300。〈ノンアルコール〉カシスオレンジ400、レモン400、ジンジャーエール400。
    《定食》さしみ1,300、天ぷら1,100、焼肉1,000、エビフライ1,000、豚しょうが焼750、トンカツ750、から揚げ750、魚フライ750。
    《丼物・飯類》天丼750、他人丼750、カツ丼700、親子丼550、玉子丼450、オムライス650、焼めし550。
    (2025年2月調べ)

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新年の新開地で酒場浴 … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 神戸での仕事を終えて、新開地のアーケード街をテクテクと歩いてやって来たのは、地下鉄・新開地駅からほど近い、「赤ひげ 姉妹店」である。

 私にとって、すでに『神戸での行きつけの酒場』となっている感がある、

 午後6時過ぎの店内は、仕事帰りの呑兵衛たちで活気にあふれている。運よくカウンター席の奥のほうに空きを見つけ、滑り込むことができた。

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 席に着くなり、まずは「瓶ビール(大)」(560円)を注文すると、ホールを担当する店員さんの「ワンビアグラ!」と告げる小気味よい掛け声。これをを聞くと、「あぁ、新開地にきてるなぁ」と実感が湧いてくる。

 『ワンビアグラ!』というのは、「瓶ビール(大)1本にグラスが1つ」という、この店ならではの注文の符丁なのだ。

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 冷えたビールをグラスにぎ、グイッ。

 ッカァ~~ッ! 毎度のことながら、仕事終わりのこの最初の一杯がたまらない。

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 つまみの1品めも、迷うことなくこれに決めている。この店名物の「湯豆腐」(250円)だ。

 ここの「湯豆腐」は、私の中での「三大湯豆腐」のひとつ。丼の中に鎮座する豆腐、そして何よりこの絶品の出汁ツユが旨いんだよなぁ。

 豆腐をレンゲで切り分けて、出汁と一緒にすくって口に運ぶ。

 じわぁ~っと身体の中に染み渡る旨味。冷たいビールと熱い湯豆腐のコントラスト、これがまた最高なんだ。

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 「湯豆腐」を綺麗きれいに食べ終えて、続いて注文したのは、冬場の神戸に来たからには外せない名物料理、「かす汁」(280円)である。

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 壁にびっしりと並んだ短冊メニューの中にこれを見つけると、冬の訪れを感じずにはいられない。

 運ばれてきた「かす汁」は、細切りのニンジン、大根、コンニャクがたっぷりと入り、仕上げの刻みネギが彩りを添えている。

 酒粕の芳醇な香りが鼻をくすぐり、一口すすれば、身体の芯からポカポカと温まっていくのがわかる。まさに「飲む暖房」といったおもむきで、これまた立派なつまみになるんだなぁ。

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 大瓶のビールを飲み切ったところで、次なる飲物へ。この温かい「かす汁」に合わせるなら、やはり日本酒だよねぇ。

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 「酒」(410円)を熱燗でもらう。銘柄は、地元・なだの「白鶴」。

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 酒粕の旨味をたたえた「かす汁」と、灘の辛口の酒。合わないわけがないよねぇ!

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 さぁそして! 「赤ひげ 姉妹店」に来たからには、これを食べずに帰るわけにはいかないのが、『天ぷらの出汁かけ』だ。

 どの天ぷらでも『出汁かけ』にしてくれるのだが、今日は「海鮮かきあげ」(300円)を『出汁かけ』でお願いした。

 天ぷらをお椀に入れ、その上からたっぷりと湯豆腐の出汁ツユをかけてもらうスタイル。

 サクサクだった衣が出汁を吸って、徐々にトロトロになっていくのを楽しみながらいただくのがたまらないんだよねぇ。

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 ちょうど燗酒もなくなったので、この『出汁かけ』に合わせるべく、「麦焼酎」(350円)の水割りを追加注文した。

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 麦焼酎の銘柄は、これまた白鶴酒造の「世話女房」。

 熱々の「海鮮かきあげ」の出汁かけと、冷たい麦焼酎水割りの対比も嬉しいよねぇ。

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 ゆっくりと2時間近くの「酒場浴」。今宵のお勘定は2,150円。

 この充実した内容で、このお値段なんだから、本当に恐れ入るよねぇ。

 なお、支払いは現金のみなので、訪問される方はご注意を。

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 あぁ、今夜も美味しかった。どうもごちそうさま。神戸に来たら、また必ず寄らせていただきます!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年1月8日(木)の記録》

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とり酢と湯豆腐は必須 … 「成田家(なりたや)西口店」(岡山)

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 金曜日の午後5時少し前、開店時刻を目前に「成田家 西口店」へ到着すると、店頭にはすでに10人ほど、開店待ちの人がいる。さすが金曜日だなぁ。

 店が開き、その行列に続いて店内に入ると、並んでいたお客さんたちのうち、8人ぐらいはグループ客で、右奥のテーブル席を囲むように座り、それ以外のひとり客はカウンター席に飛び飛びに座っていく。

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 ほぼ入店順に注文を聞いてくれるので、私は、アサヒ、キリン、サッポロが選べる「びんビール大」(680円)をサッポロで注文すると、すぐに「サッポロラガービール(赤星)」がやってきた。

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 つまみの1品めは、これしかない! 「とり酢」(300円)である。

 「とり酢」というのは、鶏肉と春雨を酢醤油で和えたもので、もともとは大衆酒場「成田家」グループの名物メニューだったのだが、今や岡山を代表するような人気メニューになっている。

 「成田家」は、岡山市内を中心に複数店舗を展開する老舗の大衆酒場グループ。瀬戸内の魚と手頃な酒肴を武器に、長年、地元の呑兵衛たちに親しまれてきた存在だ。

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 小鉢のふちに練りガラシも添えられているので、全体をグルグルッとかき混ぜていただく。

 「成田家」に来たら必ず食べたい、シンプルながら中毒性の高いご当地おつまみなのでした。

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 「とり酢」に続いて注文したのは、「刺身盛合せ」(800円)。

 これは、マグロ、ハマチ、地ダコぶつ切りの三点盛り。

 10品ぐらいから選べる刺身は、単品だと650円か750円。三点の「刺身盛合せ」でも800円という価格も嬉しいよね。

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 その刺身に合わせて、「お酒」(420円)の熱燗を注文すると、燗酒が入っているポットから、受け皿付きの一合猪口に、トトトトトォ~~ッと、表面張力いっぱいまでついでくれた。

 日本酒は、岡山県真庭市の地酒「御前酒ごぜんしゅ」。熱々が美味しいねぇ!

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 「刺身盛合せ」で、1杯めの「お酒」を飲み切って、「ぎんなんからあげ」(300円)を追加注文するとともに、2杯めとなる燗酒もおかわりだ。

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 「成田家 西口店」には、席に置かれた紙のメニューに加えて、カウンター内に短冊で張り出される日替わりメニューもあるのが嬉しいところ。この「ぎんなんからあげ」も、そんな短冊メニューに書き出されていた一品である。

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 続いて注文したのは「魚あらだき」(270円)。

 これがまた美味しいこと。しかも、これが270円って、どうよ!

 さすが瀬戸内。おかわりしたくなる逸品だ!

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 「魚あらだき」の美味しさに魅せられて、「ゲソ塩焼」(300円)も追加注文。

 実はこれも気になってたんだよなぁ。

 出てきた「ゲソ塩焼」は、ドォ~ンと大きい足1本分が5つに切り分けられて焼き上げられたもの。

 これまた美味しくて美味しくて、あっという間にいただいてしまった。

 イカは本当にいいつまみになるよねぇ。

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 さぁそして! 3杯めとなる燗酒と一緒に注文したのが、「湯豆腐」(320円)だ。

 「とり酢」と「湯豆腐」は「成田家」の二大看板メニュー。これを食べずに帰ることはできないからなぁ。

 ここの「湯豆腐」は、旨みの強い特製出汁の中に崩れた豆腐が入り、かつお節とネギがトッピングされたもの。これを添えられたスプーンで、ツユごといただくのだ。

 これはもう完全に「飲み干せるスープ豆腐」。あぁ~っ、旨い!

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 ゆっくりと3時間近く楽しませてもらって、今宵のお勘定は4,230円でした。どうもごちそうさま。

【次回への備忘録】今回はお腹いっぱいで断念したが、メニューにあった「皮バター」(460円)、「なまこ」(500円)、「大根つけもの」(270円)、「煮付盛合せ」(500円)も気になった。季節によってはないかもしれないが、次の訪問が今から楽しみだ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年12月19日(金)の記録》

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ただいま呉、百年の味 … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

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 年明け早々の神戸への出張に続いて、新年2度めの出張先は呉(広島県呉市)である。

 呉は新入社員時代の5年間(1983/04/01~1988/01/31)と、50代前半の3年ほど(2010/04/01~2012/12/31)を過ごした懐かしい土地。

 呉駅に着くと、「帰ってきたぁ~っ!」という感じがするんだなぁ。

 そして、まずまっ先にやって来るのが呉駅のすぐ横にある、創業大正2年(1913年)の歴史を誇る老舗、「森田食堂」だ。

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 朝8時半から夜9時までの営業(日曜定休)。思い立ったらいつでも食べて飲める食堂なのである。

 今年に入って、ちょっと値上げしたそうだけれど、大きくは変わっていないようですね。

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 女将の鈴子すずこさんや、義妹いもうと範子のりこさんに、新年のご挨拶をさせていただいてから席に着き、まずは絶対に「ビール大」(600円)である。アサヒとキリンが選べるところを、今日はキリンにした。

 「森田食堂」ならではの、ちょっと先が曲がった栓抜きで、「シュポンッ!」と軽快な音を立てて栓を抜いてくれる。

 この音この音! これを聞かなきゃ「森田食堂」は始まらないのだ。

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 つまみの1品めも決まっている。自分の中での三大湯豆腐の一角となっている、「森田食堂」の「湯豆腐」(350円)だ。

 これはもう、ほとんどのお客さんが注文する、この店の一大名物料理でもあるのだ。

 丼に、絶品のお出汁で煮込まれた豆腐が鎮座し、さらにその絶品のお出汁もなみなみとつがれる。その上にカツオ節と刻みネギ、とろろ昆布がたっぷりと盛られ、仕上げに一片の柚子。

 このお出汁が旨いんだよなぁ。

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 基本はイリコ出汁なんだけれど、鈴子さんによると、イリコの量がポイントなんだそうな。

 イリコがたくさんとれる瀬戸内では、ついつい多めのイリコを使って出汁をとる家庭が多いのだが、このイリコの適量を見定めて使うのが、「森田食堂」のお出汁の旨さの大きな秘密。実はけっこう少なめなんだって!

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 毎回必ずお出汁まで完食である。

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 「湯豆腐」の後は、席を立って入口横の冷蔵陳列ケースのところに行き、次なるつまみを選ぶ。

 私は最初から「ビールと湯豆腐」と決めてたから、すぐに席に着いたが、「森田食堂」の基本の流れは、店に入るとまず目の前にある消毒スプレーで手を消毒し、それから入口左手の冷蔵陳列ケースのところに行って、自分の好きなおかずを自由に選ぶ。

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 冷蔵陳列ケースには、刺身、煮付け、卵焼き、お浸しなど、家庭的で丁寧な料理がずらりと並んでいて、選ぶ楽しさも味わえるのだ。

 そうして選んだおかずを手にもって、空いている席に着き、食事の場合は、ごはんや味噌汁を、飲む場合にはビールやお酒を注文するのである。

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 私が選んできたのは「小いわし煮付」(350円)。

 「小いわし煮付」のように、電子レンジでの温め直しが必要な料理は、席まで持ってきたところで、お店の人が温め直してくれるのだ。

 セルフサービスでおかずを取ってくるお店では、電子レンジで温めるのもセルフサービスになっていることが多いのだが、ここ「森田食堂」は、『温め直して美味しい料理として提供するまでがお店の責任』という考え方が貫かれていて、お客は電子レンジには触ってはいけないという『聖域』のようなルールがある。郷に入れば郷に従う、これもまた老舗の流儀なのである。

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 その「小いわし煮付」に合わせて、「清酒二級」(350円)を熱燗で注文すると、チロリで燗をつけた後、目の前に置かれたコップについでくれる。

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 ビシッと、ちょうどコップいっぱいになるように、こぼさずついでくれるのも技のひとつだよなぁ。

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 「清酒二級」の銘柄は西条(広島県東広島市)の「白牡丹」。

 広島のお酒の中でも群を抜いて甘いお酒なんだけれど、これを熱々の燗にして、ズズッとお茶をすするようにして呑むと、まずはお酒のアルコール感がドンと飛び込んできて、その後にお酒の甘みが舌の上に広がっていく。

 「あぁ~、甘い日本酒も旨いんだ」ということを初めて知ったのも、ここ「森田食堂」だったのでした。

 そして「小いわし煮付」は間違いなく骨まで旨い。

 広島の地酒に広島の小魚。合わないわけがないよねぇ!

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 昼のお客さんが少なくなった午後2時から3時までの1時間、お店は休憩タイムに入る。

 この時間帯を利用してお店の人たちも昼食をとるのだ。

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 お客さんがほぼいなくなったところで、店内の様子を撮影。

 写真の右奥が入口で、入るとすぐに、映画「この世界の片隅に」関連の展示コーナーがあり、その先がカウンター席。

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 入口から見て左側に冷蔵陳列ケースがあって、その奥側に8人座れる長いテーブル席が2列、平行に置かれているのだ。

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 まだ「小いわし煮付」もあるけれど、お店の人たちが食事をしている間は働いてもらわなくてもいいように、先に冷蔵陳列ケースから「たまご焼」(150円)を取ってきて温め直してもらった。

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 お酒のほうも、『冬季限定』と書かれた「千福」の「冬にほっこり にごり酒」(700円)を注文。「千福」は呉の地酒ですね。

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 冷蔵庫からサッと出してくれた「にごり酒」。この状態では透き通っているんだけれど…

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 瓶ごと振ると、中が白く濁ってくる。

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 これをグラスについでいただくんですねぇ。

 あぁ、飲みやすい。お酒っぽさがなくて、クイクイと飲めてしまうのが危ないかもなぁ(笑)

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 せっかく「小いわし煮付」と「たまご焼」の両方があるので、「たまご焼」をちょいと切り分けて、「小いわし煮付」のツユにつけていただくと、これがまた美味しいこと!

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 ゆっくりと2時間ほど楽しませていただいて、今日もしっかりと完食完飲!

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 NHKの『100年食堂』でも取り上げられた70年モノの算盤そろばんでパチパチと計算してくれてのお勘定は2,150円でした。

 どうもごちそうさま。今年もよろしくお願いいたします。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和8(2026)年1月14日(水)の記録》

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長崎郷土料理の奥深さ … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

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 長崎での二夜めもやっぱり「居酒屋 おう」である。

 長崎には他にも良い酒場がたくさんあるんだけれど、このところすっかり「居酒屋 桜」にハマってしまっているのでした。

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 今日もまた開店時刻の午後6時に、同行のAさんと二人で入店して、昨日と同じ席につき、「生ビール中」(528円)をもらって乾杯である。

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 今日の「お通し」(275円)は、チヌとツバメウオの『づけ』に、ほぐした明太子をトッピングしたもの。「お通し」からしてすごいよねぇ!

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 大将から「今日はハトシがあるよ」と教えていただき、さっそくその「ハトシ」(638円)を注文した。

 「ハトシ」は、長崎ならではの卓袱しっぽく料理の一品で、一言で言えば『エビのすり身をパンで挟んで揚げたもの』。

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 ここ「居酒屋 桜」では、冷凍の『エビのすり身』は使わない。だから、新鮮な芝海老が入った時だけ、「ハトシ」がメニューに登場するのだ。

 長崎のいろんなお店で出されるハトシなんだけど、私はここのが一番好きなんだなぁ。

 サクッとしたパンの中から溢れるエビの旨み。今日もやっぱり美味しいや。

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 そして今日も、最初の生ビールの後は、「壱岐ゴールド」の濃いめの水割りに移行である。

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 「ハトシ」を食べ終えて、次は、これまたこの店の名物料理の一つ、「鯨盛り合せ」(1,408円)をいただく。

 鯨料理は、ほぼいつもあるこの店の定番メニューなんだけど、注文したのは今回が初めて。どんな料理が出てくるか楽しみに待っていると、ベーコン、さえずり、赤肉あかにくの3種盛りがやって来た。

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 お皿の横には『おろし生姜』と『もみじおろし』も添えられていて、醤油とポン酢醤油が、それぞれ小皿で出される。

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 「ベーコン」(単品だと1,078円)は、クジラの下アゴからお腹にかけての縞模様の部位(うね)を塩漬け・燻製加工したもの。

 縁の赤い色が鮮やかで、白身(脂肪)と赤身の層が美しいのが特徴だ。

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 「サエズリ」(単品だと1,078円)は、クジラの舌(タン)の部分。プルプルとした独特の弾力感があり、噛むほどに濃厚な旨味が出てくる。

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 「赤肉」(単品だと638円)は、クジラの背中の部分などの筋肉にあたる部位。馬刺しや牛刺しに似た濃い赤色をしていて、食べた感じも肉刺しに近い。

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 実は長崎の食を語る上で欠かせないのがこのクジラなのだ。

 長崎には江戸時代から続く捕鯨の拠点(大村湾など)があったため、現在もクジラを食べる文化が色濃く残る地域の一つなのである。

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 鮮やかな朱色が美しいベーコン、プルプル食感の舌サエズリ、そして濃厚な赤肉。それぞれの部位に個性があって面白いよね。

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 昨日追加した「壱岐ゴールド」のボトルも飲み切って、今日も新たなボトル(2,200円)を追加した。

 濃いめの水割りを、生ビールのジョッキでグイグイと飲んでいるもんだから、すぐになくなってしまうよねぇ。

 それでも「壱岐ゴールド」が美味しいので止まらない。困ったもんだ。

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 次なるつまみは、これまた以前から存在は知っていたけど、注文するのは初めての「薩摩芋フライ」(418円)。

 皮が付いたまま、ゴロッと大きくカットした薩摩芋を素揚げして、塩をパラリ。

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 このまま食べてももちろん美味しいんだけれど、一緒に出されるメープルシロップをからめていただくと、なんと! これが爆発的にうまいのだ!

 甘いのに、こんなにもいいつまみになるなんて、なんとも不思議な体験だ。

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 江戸時代、唯一の貿易窓口だった長崎は、輸入された砂糖を京都や江戸へと運ぶ「シュガーロード」の起点でもあった。そのため、料理に砂糖をたっぷり使う文化があるんだそうな。

 揚げた薩摩芋に、まず塩が振られているというのも、『つまみりょく』が強くなっている大きな要因だと思う。

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 さらに「これも必ずいただいて帰らねば!」と注文したのが「いわし桜干し」(418円)。

 本来は3尾で1人前なんだけど、「二人で分けにくいだろうから」ということで、4尾分を焼いてくれた。ありがとうございます。

 『桜干し』というのは、いわゆる『みりん干し』のこと。開いたイワシの形が、桜の花びらに似ているから『桜干し』と呼ばれるようになったという説もある。

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 ここの「いわし桜干し」や「あじ桜干し」(418円)は、店主自らが魚を干して作っているのが大きな特長で、これがまたうまいんだ。

 身の側に、白ゴマがたっぷりと付いているのも、旨みアップに貢献してるよね。

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 最後は「おにぎり こんぶ」(165円)で締めくくる。

 実は「ニンニクチャーハン(748円)かエビチャーハン(748円)も食べたいよね」と話していたんだけれど、残念ながらすでに満腹。とてもチャーハンまではたどりつけず、「おにぎり こんぶ」におちついたのだ。

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 なお「おにぎり」は、こんぶの他にも具材が選べ、梅、明太子は165円、サバ、シャケは220円だ。具材がたっぷりなのもいいよね。

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 今日も9時過ぎまで3時間を超える長丁場。お勘定は二人で6,800円(ひとり当たり3,400円)でした。

 やぁ、今日もおいしかったなぁ。どうもごちそうさま。

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《令和7(2025)年11月12日(水)の記録》

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究極の刺身とハコフグ … 居酒屋「桜(おう)」(浦上)

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 長崎に来たら絶対にここ、浦上の「居酒屋 おう」である。

 今日も開店時刻の午後6時を目指してやってきた。

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 同行のAさんとともにカウンターの1番奥の席に座り、まずは「生ビール中」(528円)をもらって乾杯である。

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 すぐに出される「お通し」(275円)は、豚肉と大根の煮物。来るたび毎回お通しが違うのがうれしいよね。

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 久しぶりに来たので、最初の注文は決まっている。この店を代表する人気メニュー、「お刺身一人盛り」(638円)である。

 イワシ、アジ、スマガツオ、ヤズ、ツバメウオ、タチウオ、赤エビ、アラカブ、チヌ、茹でダコ、サバ。これだけたっぷりのお刺身が638円なんだから恐れ入るよねぇ。

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 店のご常連さんたちが、「スーパーで買うより安い」と笑うのも納得の、圧倒的なコスパとクオリティなのだ。

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 生ビールを飲み切ったところで、ボトルキープしている麦焼酎「壱岐ゴールド」の濃いめの水割りに移行する。

 多くのご常連さんたちが、最初の生ビールのジョッキをそのまま使って焼酎を飲んでいるのを見て、私もその真似をするようになった。

 こうすることで、一度にたくさんの水割りを作ることができるので、水割りを作る回数を減らすことができるのだ。

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 ボトルキープの残量はごくわずかだったので、すぐに新しいボトル(2,200円)も追加した。

 実は壱岐(長崎県壱岐市)は、麦焼酎発祥の地。しかも、米麹を使うという独特の製法のおかげで、麦の香ばしさの中にお米由来の柔らかな甘みがあるのが特徴。この麦焼酎がうまいんだ。

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 たっぷりの「お刺身一人盛り」も残りわずかになってきて、次なるつまみとして「白海老塩天」(528円)を注文した。

 「白海老」というと、富山湾で獲れるものが全国的に有名だが、実は長崎近海(東シナ海)でも、種類は異なるが「シロエビ」と呼ばれる小型のエビが獲れるのだ。

 小さい体に強い甘みが凝縮されているのが最大の特徴で、殻が非常に薄くて柔らかいため、丸ごと揚げて食べるのに最適。これまた美味しいんだよなぁ。

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 一品一品の料理の量が多いのも「居酒屋 桜」の大きな特長。食べたい料理はたくさんあるのに、ひとりで来ると、2品もいただいたらもう満腹になってしまうのだ。

 でも今日は二人で来てるので、まだ大丈夫。ぜひもう一品いただきましょう!

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 ということで、おかみさんから「今日は箱ふぐもありますよ!」とオススメいただいていた「箱ふぐ味噌焼き」(1,738円)を注文した。

 長崎県、特に五島列島で愛されているハコフグの味噌焼きは、地元では『かっとっぽ』という愛称でも親しまれている郷土料理。

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 ハコフグの独特な「箱型」の体をそのまま『天然の器』として利用するのが最大の特徴で、ハコフグのお腹の部分を切り抜いて、中身を取り出したあと、味噌、ネギ、ショウガ、お酒、みりんなどを混ぜ合わせ、再びお腹の中に詰め戻して焼き上げる。

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 食べる時は、ハコフグの殻の内側にこびりついた身をスプーンでこそげ落としながら、味噌と混ぜていただくのだ。

 これまた麦焼酎が進むこと間違いなしの最高のつまみだよねぇ。

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 ゆっくりと3時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は二人で6,600円(ひとり当たり3,300円)。

 美味しい魚を低価格で、そして長崎ならではの壱岐焼酎で楽しむ。これこそが、「居酒屋 桜」で過ごす夜の醍醐味なのでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年11月11日(火)の記録》

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もつ鍋1人前390円 … 「うどんウエスト」(祗園)

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 福岡で過ごした学生時代。下宿のすぐ近くに、福岡発祥のうどんチェーンの「ウエスト」があり、24時間営業だったこともあって、よく利用させてもらったものだった。

 その「ウエスト」が今や居酒屋もやっているという話を聞いて、午後5時からの居酒屋タイムを目指して、「うどんウエスト 祇園店」にやって来た。

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 店頭の看板はもとより、提灯にも、でかでかと『うどん居酒屋』と書かれている。いいですねぇ!

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 さっそく店内に入ると、「お一人様、お好きな席へどうぞ」と案内され、念のため「テーブル席でもいいんですか?」と確認してみると、「どうぞどうぞ」と快諾をいただき、ひとりだけれど、ゆったりと4人掛けのテーブル席に座らせてもらった。

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 注文する料理は、事前のネットの調査で決めている。

 「うどんウエスト」の大人気メニューだという「もつ鍋」だ。

 この「もつ鍋」、なんと1人前が390円という激安価格なのだ!

 注文は2人前からなんだけど、それでも合計780円なんだから恐れ入るよねぇ。

 今どき、この値段で「もつ鍋」が食べられる店は、そうはないぞ。

 ちなみに、うどんの中では最も安い「かけうどん」が400円なので、それよりも1人前の「もつ鍋」のほうが安いのだ。

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 まずはその「もつ鍋」2人前と合わせて、「サッポロサワー氷彩」(300円)を注文すると、すぐに卓上コンロのセットが出された。

 私の後からも、続々とお客さんが入って来て、ほぼ全員が飲み物(酒類)と「もつ鍋」を注文している。

 だから卓上コンロのセットがすぐに出せるようにスタンバイされてるんですね。

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 追いかけるように「サッポロサワー氷彩」も到着だ。

 飲み物のほうも、この「サッポロサワー氷彩」を始めとするサワー類の他、ビール、焼酎、日本酒、ハイボール、カクテルなど、ソフトドリンクも含めると33種類がメニュー上に並んでいる。

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 そして2人前の「もつ鍋」もやってきた。

 うどん出汁を使ったもつ鍋なので、出汁は熱いんだけど、野菜などの具材はまだ生のまま。

 卓上コンロに着火すると、なにしろ汁があったかいから、あまり待つこともなくグツグツと沸き始めた。

 さっきも書いたとおり、入ってくるお客さんのほとんどが「もつ鍋」を注文しているので、店内の雰囲気は“うどん屋”というよりは、完全に“もつ鍋屋”と化している。

 「もつ鍋」を注文しないお客さんは、食事だけの方。うどんや定食などの、営業時間中はいつでも食べることができる、“通常メニュー”に載っている料理を注文されている。

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 まずは生でも食べることができるキャベツなどを、ちょこちょことつまみながら、ゆっくりとサワーを飲んでいるうちに、全体に火が通ってきた。

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 久しぶりの「もつ鍋」じゃのぉ! ど~れどれ。

 んんーーっ! 旨いっ!

 うどん専門店ならではの、あごだしや昆布などが効いた、こだわりの出汁がいい。

 あっさりしながらもコクのある出汁に、もつの甘みがしっかり溶け込んでいる。

 これはもう酒が進まないわけがない!

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 「サッポロサワー氷彩」も残りわずかになってきて、改めて店内の掲示物を眺めていると、一押しの「もつ鍋」の隣に、デカデカと「超炭酸ハイボール(デュワーズ)」(350円)が並んでいる。

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 そこで、2杯めはその「超炭酸ハイボール(デュワーズ)」の倍の量が入っていると書かれている、「メガハイボール」(500円)を注文した。

 おぉ~っ、これはデカいぞ!

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 入店から1時間が過ぎ、午後6時を回ったところで、4人以下のテーブル席はすべて使われている状態になった。

 ただし、私と同じように、4人卓を一人で使っている方も多いので、満員の状態ではなくて、卓がすべて使われているという満卓状態だ。

 新たに入ってきた、一人のお客さんは、入口の待ちノートに記名して待っている状態になった。

 それでも相席させることはせず、ゆったりとテーブルを使わせてくれるのがありがたいよね。

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 たっぷりと2人前あった「もつ鍋」の具材もなくなってきたので、最後に麺を入れて〆るまでの間用のつまみとして、「ピーマン塩昆布」(290円)を注文すると、ほとんど待つこともなく出てきた。

 初めて食べるつまみながら、これもいいねぇ!

 ピーマンのシャキシャキ感と、塩昆布の旨みが融合していて、実にいいつまみだ。

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 なお、「もつ鍋」をもっと食べたい場合には、『追加具材』として「もつ」(400円)、「野菜セット」(380円)も用意されています。

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 さらにつまみのほうも、290円メニューが、さっき頼んだ「ピーマン塩昆布」も含んで14品、390円メニューが15品、490円メニューが12品と充実しているのもありがたい。

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 「メガハイボール」(500円)のおかわりを注文すると、今度はデュワーズのジョッキで出してくれた。

 この時点で入店から2時間。6人用のテーブル席までふくめて、すべての卓にお客がいる状態(完全に満卓)となり、入店待ちの人たちも増えてきた。ものすごい人気店ですねぇ!

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 それじゃ、いよいよ〆の麺を注文しようかな。

 「もつ鍋」用の『〆の一品』としてメニューに並んでいるのは、「ちゃんぽん麺」(250円)、「うどん麺」(250円)、「うどん細麺」(250円)、「おじやセット」(280円)の4種類。

 居酒屋などで「もつ鍋」をいただく場合には、〆の定番は「ちゃんぽん麺」なんだけど、なにしろここは「うどんウエスト」だからなぁ。

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 ということで、今日は「うどん細麺」(250円)をもらって〆ることにした。

 その「うどん細麺」は、ツユもたっぷりと入っていて、まるで普通のうどんのような姿で登場だ。

 そのままちょっと食べてみると、これはこれで、本当に普通のうどんだった(笑)

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 麺もツユも、そのまますべてを鍋の中に投入し、点火!

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 店のおねえさんに、「ネギももらえますか?」とお願いすると、なんと、ネギ箱を丸ごと持ってきてくれた。

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 「うどんウエスト」も含む、福岡の多くのうどん店では、ネギを好きなだけ入れることができるところも嬉しいんだよなぁ。

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 そんなわけで、再びクツクツと沸いたところで、細うどんをちょっとずつ小鉢に取り分けて、ネギをたっぷりとのせて、唐辛子もふりかけていただきます。

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 一玉分の細麺は、思っていた以上にボリュームたっぷりで、しっかりと満腹。

 午後7時を過ぎた頃からは待ち行列もなくなり、ほぼ来店と同時に座れる状態になっていたので、私も8時前まで、ゆっくりと3時間近く楽しませてもらって、今宵のお勘定は2,620円なり。

 PayPayで支払って店を後にした。

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 いやぁ、「うどんウエスト」、いいですねぇ!

 「うどん屋」であり、「居酒屋」でもあり、そして立派な“もつ鍋酒場”でもあることを、改めて再認識いたしました。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和7(2025)年11月13日(木)の記録》

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店情報: 「うどんウエスト」(祗園)

  • うどんウエスト 店名: うどんウエスト 祗園店
  • 電話: 092-461-7007
  • 住所: 812-0011 福岡市博多区博多駅前2-20-15 第七岡部ビル1F
  • 営業: 11:00-23:30(23:00LO)、無休
  • 場所: 福岡市営地下鉄空港線・祇園駅・5番出口から徒歩2分(160m)。JR博多駅・西8番出口から徒歩7分(500m)。地下鉄博多駅から祇園駅間の連絡通路(博多口地下駐輪場)P2出口から徒歩2分(140m)。
  • メモ: 70席。公式サイトあり。メニュー17時からの居酒屋メニュー。(2025年11月調べ)

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牡蠣鍋&雑炊で超満腹 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)」(今治)

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 冬の「養老乃瀧 今治店」といえば、やはり鍋物だ。

 「牡蠣鍋」(1,580円)、「牛鍋」(1,580円)、「湯豆腐」(680円)の3種が並ぶが、今日は迷わず冬ならではの「牡蠣鍋」を選択。

 牡蠣はすべて広島産。深刻な不漁の影響で仕入れは大変だそうだが、長年の付き合いで今年も変わらず提供できているという。

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 鍋の底には白味噌。火にかけ、頃合いを見て全体を混ぜると、透き通っていただしがゆっくりと白濁していく。

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 さぁ、どうかな。火が通ったばかりの牡蠣を1個、小鉢にとっていただいてみる。

 おぉ~っ。牡蠣の旨みがすばらしい。

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 さらにグツグツと煮えたところで、豆腐や野菜、蒲鉾などの具材と一緒に牡蠣をいただく。

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 白味噌のほんのり甘く、柔らかな味わいが実にいい。

 しっかり火の入った牡蠣の旨みもまた格別だ。

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 今日も今日とて開店時刻の午後5時ちょうどに「養老乃瀧 今治店」にやって来た。

 「養老乃瀧」と言えば、全国に約180店舗を展開している居酒屋チェーン店なのだが、昭和46年(1971年)にオープンして以来、55年の歴史を持つ「養老乃瀧 今治店」は、店のメニューも店内の雰囲気も、もうすっかり老舗の個人店。

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 表裏1枚もののシンプルなメニューの中に「養老ビール中瓶」(590円)があるところだけが、かろうじて養老乃瀧グループの1店であることを感じさせる程度だ。

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 カウンター席の真ん中あたりに座り、まずは「生ビール中」(590円)をもらってスタートすると、すぐにキープしている麦焼酎「黒よかいち」のボトルも出してくれた。

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 最初のつまみは決まっている。必ずいつも、今治ならではの「鳥かわ焼」(一皿450円)だ。

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 その「鳥かわ焼」は注文を受けてから焼いてくれるので、その焼き上がりを待つ間用としてトマトを出してくれた。

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 さぁ来た、「鳥かわ焼」だ。

 今治のいろんな酒場で出される「鳥かわ焼」なんだけれど、私はここの「鳥かわ焼」が一番好きなんだよなぁ。

 「鳥かわ焼」は、ニンニクの有り無しが選べるのだが、いつもニンニク有りでお願いしている。

 あぁ、やっぱり美味しいなぁ。本当にいいつまみだ。

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 「生ビール中」を飲み切って、麦焼酎の水割りに移行する。

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 そして注文したのが冒頭でご紹介した「牡蠣鍋」だったのだ。

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 牡蠣ももちろんだけれど、一緒に煮込まれている他の具材も美味しいよねぇ。

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 40分ほどですべての具材を食べ終えた。そしてここからもう一つの楽しみが始まる。

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 「雑炊セット」(400円)を追加注文して、牡蛎の旨みが凝縮しただしで、牡蛎雑炊を作ってもらうのだ。

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 この「雑炊セット」にはキュウリの漬物も付いている。

 ワサビが添えられてるのも、ちょっと嬉しいポイントだ。

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 グツグツとし始めたところで卵を崩し、最後に刻みネギをトッピングしたらできあがりだ。

 これはもう間違いなく旨いよねぇ!

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 ゆっくりとたっぷりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,020円。

 「牡蠣鍋」のあまりの旨さに、雑炊まで含めてすっかり完食したものの、気がつけば「超」が付くほど満腹だ。

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 いやぁ、今夜も本当に美味しかった。ごちそうさまでした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和7(2025)年12月17日(水)の記録》

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