大瓶ビールが440円 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)
3年ぶりの川崎、3年ぶりの立ち飲み「天下」である。
店に着いたのは午後3時半。
平日の、こんな早めの時間帯でも、そこそこお客さんが入ってるのが、さすが「天下」ですねぇ。
店に入ってすぐ左側の、L字カウンターの短辺のところに立ち、まずはアサヒとサントリーの大瓶が選べる「ビール(大)」(440円)を、ちょっと珍しいサントリーのほうでもらって、最初のつまみはもちろん「湯豆腐」(250円)である。
大瓶ビールが440円というのが、まずすごいですよね。
633mlの大瓶ビールの値段は、その酒場の大衆度を測るうえで大きな指標。税込みで600円より安ければ、かなり大衆度が高いと見ていいのですが、440円というのは、他ではあまりお目にかかったことがないほどの安さです。
そして「湯豆腐」。何度も書きますが、ここ「天下」と、呉「森田食堂」、新開地「赤ひげ 姉妹店」の湯豆腐が、私の中での『三大湯豆腐』。行けば必ず食べたい一品なのだ。
支払いは、品物と引き換え払いのキャッシュ・オン・デリバリー。「瓶ビールと湯豆腐で690円です」と、今回の注文での支払額を教えてくれる大将に、その場で現金払いである。
奥に向かって細長い造りの店内は、左手の厨房を囲んでL字の立ち飲みカウンターがあり、反対側の右手の壁際にも、立ち飲みカウンターが造りつけられている。
メニューは、店の両側の壁に貼り出されていて、その品数はあまり多くない。
しかしながら、メニュー上の「刺身」(500円)や「焼魚」(250円)は1種類ではなくて、それぞれ何種類かずつが用意されているので、実際の品数はこれよりも多い。
今日の料理が、カウンターの上段にずらりと並べられている他、刺身類は、厨房内の冷蔵陳列ケースに並んでいるので、それらを見て選ぶことができるのだ。
「湯豆腐」に続く、2品めのつまみとして注文したのは、これまたこの店の名物料理のひとつ、「鳥もつ煮」(360円)。
「鳥もつ煮」は、生の状態の鶏モツが、1人前ずつに分けて冷蔵庫に準備されていて、注文を受けてからフライパンで調理してくれるのだ。
ちょうど大瓶ビールも飲み切って、次は「角ハイボール」(260円)をもらう。
大瓶ビールも安かったけど、この「角ハイボール」も安いよねぇ。
「チューハイ」が310円なので、それよりも「角ハイボール」のほうが安いってことだ。
もっとも、「チューハイ」がジョッキで供されるのに対して、「角ハイボール」はちょっと大きめのグラスで出されるので、量は「チューハイ」のほうが多いのだが…。
ついでに言うと、「生ビール(中)」が390円、「清酒一合」が270円と、飲み物全般が安いのだ。本当にありがたいことです。
「鳥もつ煮」の中には、必ず「キンカン」(卵として産む前の卵黄)が入っていて、これがちょっとだけ半熟気味に仕上がっているのが美味しいんだなぁ。
久しぶりの「天下」で、もうちょっと飲みたいところではあるが、午後5時から別の飲み会が予定されているので、入店から1時間後の、午後4時半には飲み終えた。
品物と引き換え払いでの支払い合計は1,310円でした。どうもごちそうさま。
最近のコメント