金曜夜は営業してた! … せんべろ酒場「やまじゅう」(本八戸)

よーし! 今日は開いてるぞ! せんべろ酒場「やまじゅう」だ!

日曜日に八戸に着いて、まず真っ先にここ「やまじゅう」にやって来たんだけれど、今日と同じく『本日ワンオペの為……』という張り紙が出ていたものの、残念ながら営業はしていなかったのだ。

翌、月曜日にも店の前まで来てみると、張り紙が『本日ランチ営業のみの為……』となっていて、我われが到着した午後5時過ぎには、すでに閉店していた。
しかしながら、張り紙が変わっていたことで、休業はしていないということが確認できたので、それからも、火、水、木と、毎日毎日、店の前まで確認しに来ていたんだけれど、張り紙が変わることはなくて、午後5時以降に店が開いている日はなかったのでした。

そうやって店の前までやって来ては、ふられて他の店に行くということを繰り返して六日目。
今回の八戸出張の最終夜となった今日になってやっと、提灯の明かりが煌々と灯っている「やまじゅう」に出会うことができたのでした。
店頭の立て看板に掲示されているメニューを見てみると、料理も飲物も、去年来たときよりも少しずつ値上がりしているようだが、それでもまだ安いよねぇ。

入口横には、午後7時までの「せんべろセット」(1,100円)の掲示もあって、こちらは値段は変わっていないようだ。
『もしかすると選べる内容が変わっているのかもしれないなぁ』なんて思いながら、同行のYさんと二人で店内へ。

ワンオペで頑張っている店員さんに、「こちらにどうぞ」と案内される席に着いて、まずはいつもの「せんべろセット」を注文すると…

「今は新しい用紙がないのですが、内容はこれと同じですので、この中から選んで口頭で注文してください」と、使用済み(誰かが記入済み)の用紙を渡してくれた。
ということは! 「せんべろセット」は値段はもちろん内容も、前とちっとも変わっていないということですね! やったね!

Yさんも私も、その「せんべろセット」の中から、ドリンク3杯と、おつまみ2品が選べる「超せんべろコース」を選び、最初のドリンクとして、私は麦焼酎「白水(はくすい)」のソーダ割り(単品418円)を、Yさんはウイスキーの「超炭酸ハイボール」(単品363円)を注文した。

なるほど。よーく見てみると、去年までは「超高級レモンサワー」(当時も今も473円)を除く、すべての飲物(当時は363円均一)の中からドリンクが選べたのだが、今は『生ビール(418円)・日本酒(473円)・超高級レモンサワーを除く』となっていて、「超せんべろコース」から除外される飲物が増えたんですね。

「超せんべろコース」の料理は、単品198円のものを中心としたAグループ6品の中から1品、単品242円のものを中心としたBグループ15品の中から1品の、合わせて2品を選ぶようになっている。

私は「うずくん串」(単品198円)と「明太ポテサラ」(単品264円)を、Yさんは「オニオンスライス」(単品198円)と「枝豆」(単品242円)を選んだ。
ワンオペで切り盛りされているおにいさんに状況を聞いてみると、月~木の夜は来れないので昼営業だけにしているとのこと。
その上で、金・土だけ夜も営業して、日はお休みされてるんですね。

すぐに1杯めのドリンクは飲み終わり、2杯めは二人とも麦焼酎「白水」のソーダ割り(単品418円)をもらった。

『ひとり1本限り』という制限付きの「こんにゃく田楽」(33円)と「とうふ田楽」(33円)の2品は、圧倒的に安いその価格も据え置きのまま。
もちろん2人分、注文するよねぇ。
これにかけられている、青森ならではの、おでん用の『生姜みそ』が、これまた旨いんだ。

「超せんべろコース」のラスト1杯、3杯めのドリンクも、二人とも麦焼酎「白水」のソーダ割り(単品418円)にした。
このところ本格焼酎(麦焼酎や芋焼酎)のソーダ割りにすっかりはまってしまっている。
炭酸の刺激と爽快感によって、焼酎本来の風味や甘みが引き立って、軽快で飲みやすい味わいになるのである。

「超せんべろコース」の3杯のドリンクに続いて、Yさんが追加注文したのは八戸のすぐ北側、おいらせ町の地酒、「桃川 辛口ねぶた」(473円)の冷酒。

その「桃川」に合わせるつまみは「ハムカツ」(286円)だ。

「ハムカツ」は、厚切りのハムに衣をつけて揚げたタイプと、薄切りのハムをミルフィーユ状に重ねて揚げたタイプとがあるが、ここのは後者のようだ。

私のほうは八戸の地酒、「八鶴 夢物語」(473円)の燗酒をもらって、合わせるつまみは「いか塩辛」(198円)だ。
イカもまた八戸だもんねぇ。
行きつけの荻窪「やきや」のイカもまた八戸産なのである。

Yさんはさらに五戸町の地酒、「如空」(473円)の燗酒。

つまみに注文した「大盛りもやし炒め」(198円)の、あまりの『大盛り』度合いにもびっくりだ。

私の燗酒2本めは「桃川 辛口ねぶた」(473円)。
つまみはさっきの「いか塩辛」がまだ残っている。
「いか塩辛」は長持ちするもんねぇ。

気がつくと入店から3時間。
そろそろ終わりに向かおうかと、最後の1杯として、私は改めて麦焼酎「白水」のソーダ割り(418円)を、Yさんは八戸の「八鶴」(473円)の燗酒を注文。

それに合わせる〆を兼ねたつまみは、店に入る前から決まってる。
おでんの「うどん」(132円)と、おでんの「さつま揚げ」(88円)だ。
おでんの薬味には『からし』か『生姜みそ』が選べるところを、当然のように『生姜みそ』である。

この『生姜みそ』でいただくおでんの「うどん」が最高に旨いのだ。
これはもう、ここでしか食べられないよねぇ。

ゆっくりと、たっぷりと、3時間半ほど楽しませてもらって、今宵のお勘定は二人で6,237円(ひとり当たり3,119円)でした。どうもごちそうさま。
八戸出張の最終夜に、なんとか「やまじゅう」で飲むことができて本当に良かった。














































































































































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