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房のままの干しぶどう … バー「ハイランダー」(虎ノ門)

いつもであれば、「久兵衛」のあとは「グレース」でウイスキーなんぞをいただくところですが、今日は日曜日なので定休日なのです。「それじゃあ」と向かったのは、同じホテルの中のバー「ハイランダー」です。

このホテルの中には、本館側にメインバーである「オーキッドバー」、そして別館側にスコティッシュバーと銘打った「ハイランダー」の2つのバーがあるのです。

特に「オーキッドバー」は、寿司の「久兵衛」があるのと同じフロア(本館5階)にあるので、本当は「オーキッドバー」のほうが近いのですが、以前来たときに、たまたま「ハイランダー」側にボトルキープを入れたのが縁で、それ以来「ハイランダー」に行っているのでした。

今日も、本館と別館とをつなぐ長い渡り廊下(まわりはホテル内の商店街になっている)をトコトコと渡って、別館に向かいます。

店内は、比較的お客さんが多くて、入って左手側のカウンター席は手前のほうしか空いていない状態です。三連休の中日なので、みなさんくつろいでるんでしょうか。ホールのテーブル席のほうも6~7割がたのテーブルは使われている状態です。

われわれは、カウンターの一番手前側に陣取り、キープしている「グレン・グラント 31年」のカードを渡して、それを持ってきてもらう間に、まずたのんだのが「ザ・マッカラン 25年」です。「ザ・マッカラン」は10年、12年、18年とあって、現在、普通に市販されているのものでは25年が一番酒齢(しゅれい)が高いようです。

お店の人から「ザ・マッカラン・ミレニアム」という、ホテル・オークラのオリジナルのマッカランもあるという話があり、それもいただきます。こちらは酒齢20年です。

どちらもおいしいのですが、25年ものから、20年ものへと飲みすすむと、どうしても20年のほうがちょっと味の深みが浅くなったように感じてしまいますねぇ。逆の順番で飲んだほうが、両方の味に感動できたかもしれません。

ここで、やっとキープの「グレン・グラント 31年」ですが、こうして飲んでみると、このグレン・グラントも、まろやかで深い味であることに気がつきます。このお酒もホテル・オークラのオリジナルで、本当は2001年に30年ものの状態で売り出そうとしていたのに、1年遅れてしまい、31年ものになってしまったのだと聞きました。

「マッカランがお好きならば、レッドリボンのものもありますよ」と、珍しいボトルを見せてくれます。説明も聞いたのですが、詳細は忘れちゃいました。(^^;

左から「ザ・マッカラン 25年」「ザ・マッカラン・ミレニアム」「グレンリヴェット 35年」「グレン・グラント 31年」「ザ・マッカラン レッドリボン」。手前は「枝つき干しブドウ」お通しのミックスナッツがなくなったところで出てきたのが、枝つき干しブドウです。この干しブドウは、ブドウの丸々ひとふさ分を、そのまま干しブドウにしたもののようです。見た目にもおもしろいですねぇ。味も、すっごく甘くてフルーティ。いい品物です。

「グレンリヴェットの35年というのもあります。普通はグレンリヴェットもシェリー樽で熟成させるのですが、これはオーク樽なんです」ということで、それも飲んでみます。

最後にちょいとカクテルでも…とたのんだのが、まずは「ブルショット」。私は、はじめてですねぇ、このカクテル。よ~く冷やしたコンソメを、ウォッカと合わせて、塩・胡椒でピリッと味付けしたものです。こういうカクテルは、コンソメがふんだんに用意されているホテルのバーならではかなぁ。このカクテルは1杯が1,700円(税・サ別)だそうです。

そして「エッグノッグ」。このカクテルはブランデーやラムがベースなのですが、今日のはブランデー・ベース。それに玉子、牛乳、砂糖が入ります。これはまさに洋風玉子酒ですね!

本当は、もっと飲んでいたいところなのですが、「ハイランダー」は、日曜・祝日は夜12時までの営業。残念ながら、タイムアウトとなってしまったのでした。

それにしても、「川名」からはじまり、自宅、「久兵衛」、「ハイランダー」と、よく飲んだ1日でした。あぁ~おいしかった。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年1月11日(日)の記録》

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受信: 2004.06.27 18:09

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