昼間の偵察!? … 大衆食堂「乃がた食堂(のがたしょくどう)」(野方)
先日、西武新宿線・野方駅近くの居酒屋「乃がた」に出かけましたが、実は野方駅の近くには、もう1件古くから続く「乃がた」というお店があるらしいのです。こちらのお店は、正確には「乃がた食堂」という大衆食堂。しかしながら、店内でお酒を飲んだりすることもできるとのことなのです。
これはさっそく偵察(!?)に出かけてみなければということで、私以外の家族たちが出かけている土曜日の今日、まずは昼食に行ってみたのでした。
店の表には、メニューがずらりと並んでいて、その真ん中に入口引き戸があります。店内に入ると、目の前のフロアにはテーブル席がずらりとならび、左手にはカウンター席があります。右奥、上部のテレビではバラエティ番組が流れており、ちょうど昼時の店内には、5~6人の先客が食事中です。
「いらっしゃいませ。おひとり様ですか。こちらのテーブルか、カウンターにどうぞ」と、店の女性が席を指し示してくれます。
テーブルでゆったりとというのもいいんだけど、夜ひとりで飲みに来るときのために、カウンターの雰囲気を味わっておこうかな。カウンターにも2人ばかりの先客。それぞれひとり客らしく、飛び飛びに座っています。私もカウンターの一番奥のところに腰をおろします。
なにしろ大衆食堂だけに、定食メニューはもりだくさん。その中から「豚しょうが焼定食」(650円、外税(以下、金額はすべて税別))を注文しておいて、おもむろに店内の観察です。
テーブル席には、小鉢をつつきながらビールを飲んで、くつろいでいる年配のお客さんも何人か。こうやって、ゆったりと昼間酒というのもいいんですよねぇ。そば屋のみならず、大衆食堂にもこういう楽しみがあるんですね。
その小鉢もの。昼間も夜と同じようにやっているようで、冷奴、しらすおろしなどが150円。玉子焼き、塩辛などが200円。そして300円ものが何品かあって、煮込み豆腐、鳥もつ炒め、シメサバ、焼きタラコなどが400円。さらに、500円もの、600円ものと、種類も豊富です。こりゃ居酒屋としても十分な品ぞろえ、価格帯ですね。
ちなみに、東京の居酒屋の華、マグロは、ブツが500円、刺しが750円、トロ刺しが950円と、こちらも品ぞろえ十分です。
飲み物は、ビール中ビン(サッポロ黒ラベル)が480円、生・中ジョッキが600円のほか、日本酒は1合350円、2合700円。さらに焼酎はサワー類が400円でならんでいます。
店の奥が厨房で、白衣の男性が調理している姿が見えます。「金田」(自由が丘)などと同じように、壁の真ん中が抜けた造りになっていて、厨房の様子もうかがえるようになっているのです。逆に言えば、厨房からも客席の様子がうかがえるということですね。
その厨房から「豚しょうが焼定食」が届けられます。うん。おいしいです。
よ~し。今度は夜、じっくりと飲みに来ましょうね。夜は9時までしか営業していないようなので、気をつけなきゃ。
・店情報
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コメント
乃がた食堂いいですね。最初、秋元屋に行こうと思ったのですが、カウンターがほぼ満員で、何となく入りづらくて、こっちに行きました。
投稿: はくめい | 2004.05.02 20:40