水割りと野蒜 … バー「ペルル」(鷺ノ宮)
「ピュアー」を出て、連休中に開いてるお店はどこなのかなぁと、界隈を散策しながら鷺ノ宮方面に向かいます。連休中とはいえ、今日はカレンダー上では普通の金曜日なので、開いてるお店は多いみたいです。
鷺ノ宮駅近くのそば屋「豊年屋」の前をとおり、鷺宮図書館方向に右折。すると、右手に広島風お好み焼きの「春よこい」。郵便局の先を左折すると、すぐ左手が元「鳥芳」の跡にできた居酒屋「ぜん」です。ここも何人かのお客さんが入ってます。と、そこへ前方から男性が。ありゃ! 「ペルル」の店主(マスター)ではありませんか。
店主は、店のフロア側に用があったらしく、店裏側の勝手口から出て、ちょうど店の表側に回ってきたところだったようです。「こんばんは」とあいさつをして、店主にくっついて店内に入ります。
わぁ。連休中にもかかわらず、「ペルル」の店内はほぼ満席。奥から2番目あたりに、かろうじて1席空いているといったところです。すごい人気ですねぇ。
「こんばんは、こんばんは」と常連さんたちにあいさつしながら、その場所に向かいます。店主も「入口のところでバッタリと会って、むりやり引っぱり込んじゃいましたよ」と、笑いながらみんなに話します。
ほんじゃ、例によって水割り(ブラックニッカ、350円)をもらいましょうか。カウンターの中の女性がすぐに水割りの用意をしてくれます。手伝いの女性は3人ぐらいいて、曜日ごとにひとりずつ、どなたが来るかが決まっているらしいのですが、私が来るときにはこの人のことが多いですねぇ。
水割りといっしょに、小皿が出てきます。「野蒜(のびる)です。こちらのお客さんから差し入れです」。すみません、いただきます、とそのお客さんを見ると、なんと「鳥芳」でもよくお会いしたことのある男性です。「荒川の土手で採ってきたんですよ」。へぇ。荒川の土手でノビルが採れたりするんだ。でもこうやって調理されて出されたらわかるけど、野生ではえてる状態だったら、どれがノビルなのか、さっぱりわかんないかもしれないですねぇ。
今回も、入口近くはSzさんが陣取っており、店のBGMがわりにギターをかき鳴らしています。さりげなく弾いてるのにうまいんですよねぇ。なんだか、ギターが身体の一部になってるみたいです。
水割り(350円)もおかわりして、常連さんたちの会話に引き込まれていきます。
この店、店内はバー風なのですが、店の看板は「居酒屋ペルル」となっているのです。実際に、ちょっと料理したおつまみも何種類かあって、まさに居酒屋風に飲んでいる人もよく見かけます。「居酒屋風に飲んでる」というのは、席についてまずビールを注文し、料理をもらって、そのあとワインなどに切りかえていくような飲みかたを言っています。
そうかと思うと、カクテルを注文する人もいたりするのですが、それらが店全体としては違和感なく溶け込んでいる感じです。
お。そろそろ11時ですか。今日は午後6時前から飲みはじめて、よく飲みましたねぇ。店内はまだ盛り上がりが続いていますが、私のほうはボチボチと失礼しますか。お勘定は700円。ここも約1時間の滞在でした。みなさんお先に。おやすみなさぁ~い。
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