こちらもいい店 … やきとり「川名(かわな)」(中村橋)
天ぷらを食べ終わって、自宅に向かう家族と別れ、私は自転車で野方駅裏へ。前回と同じく、「秋元屋」に向かっているのです。
ありゃぁ。店の前のテーブルにお客さんがいるのは前回同様ですが、表から見える店内にもビッシリとお客さんです。すっごいなぁ。う~む。残念ながら、今回はあきらめますか。
さぁ。じゃ、どこにしよ。「竹よし」は第3日曜なので夕食会だしなぁ。せっかくだから、気になってるけど行けていないお店に行ってみることにしますか。
ここから自転車でも行けそうな範囲で、気になってるけど行けてないのは、「鳥梅葡酒(とりうめぶしゅ)」(03-3926-6638、練馬区中村北4-3-9)か、中村橋の「川名」か。今日はすでに天ぷらもいただいてるので、「川名」のほうにしてみましょうか。
中杉通り(中野区と杉並区を結ぶ通りなので、この名が付いているが、実は練馬区までつながっている)と平行する住宅街の中の道を北上し、西武池袋線の中村橋駅も通り過ぎて、「やっと着いた」って感じで店の前に到着します。
入口右手には、焼き台があって、お土産用のやきとりも販売しているところは阿佐ヶ谷の「川名」と同様です。こっちのほうが、店のつくりがちょっと新しいかな。
ガラリと引き戸を開けて店内へ。店内は左手がテーブル席と小上がり、右手には6席程度のカウンターがあります。入口のすぐ左手には2階に上がる階段があって、2階席もあるようです。左手のテーブル席には何組かの先客がいますが、右手のカウンターは全部空いている状態。つまり、この時間帯(日曜午後7時半)、ひとり客がいない状態だったんですね。
そのカウンター席の一番手前に陣取り、まずはホッピーセット(400円)をお願いします。ホッピーセットというのは、ナカ(焼酎部分、210円)・ソト(割るための瓶入りホッピーの部分、260円)のセットのことです。
すぐにホッピーと、お通し(200円)の小鉢入り冷製煮込みが出てきます。「おつまみが決まったらお呼びください」。阿佐ヶ谷の「川名」は、女性のアルバイト店員さんが手伝っているのですが、こちら中村橋の「川名」は、男性アルバイトです。
なににするかなぁ。ここも定番メニューのほかに、カウンターのまん中付近上部に、今日のおすすめのメニューが出されています。刺身や焼き物などがあるのも阿佐ヶ谷同様ですが、メニューの種類の方向がちょっと違うなぁ。全体的には阿佐ヶ谷のほうが安くて、品物が絞り込まれている。こちら中村橋は、どっちかというと普通の居酒屋さん風の品ぞろえで、普通の居酒屋さんよりやや安いかなといった価格設定です。
じゃ、そのおすすめメニューから「鯨竜田揚げ」(420円)をお願いしましょうか。
店の奥、上部にテレビがあるのは阿佐ヶ谷同様ですね。しかし、グループ客が多いので、テレビに集中しているお客さんはそれほどいないようです。
ひとり、またひとりと、やや年配の男性ひとり客が入ってきて、カウンターの奥のほう、そしてまん中あたりに次々に陣取ります。なるほど、さっきはたまたまカウンターがすっかり空いてたんですね。
鯨がきました。ん~。やわらかいですねぇ。最近、どこで鯨をいただいても、肉質がスッゴク良くて、やわらかい。こんな肉なら、いつでも食べたいですね。
ナカ(210円)おかわりください。それと、やきとりは1本ずつでいいの? あ、そう。じゃ、1本ずつで鳥ハツ(130円)と、地鶏レバー(140円)、スナギモ(100円)をお願いします。鳥ハツと地鶏レバーは、阿佐ヶ谷にはない品物ですね。
今日は、約1時間の滞在で1,600円でした。
同名の店ながら、こちら中村橋のほうは、普通にいい居酒屋さんというイメージのお店ですね。阿佐ヶ谷のほうがどっちかというと特徴的(ほかのお店にはないような部分を持っている)と思います。しかし、これはあくまでもくらべた場合の話。こちら中村橋の「川名」も、近所に1軒あればうれしい居酒屋であることは間違いありません。
・店情報
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント